JP6038269B1 - プログラム、表示制御方法、及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、表示制御方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】情報コンテンツの視認性の低下を防止する。【解決手段】情報処理装置から、第1の種類のコンテンツと、第2の種類のコンテンツとを受信するステップと、受信した前記第1の種類のコンテンツに含まれる第1コンテンツを表示するステップと、前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知した場合には、受信した前記第2の種類のコンテンツに含まれる第2コンテンツを表示するステップと、前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知しなかった場合には、前記第1の種類のコンテンツに含まれる他の第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知したことに応じて、前記第2コンテンツを表示するステップと、を端末に実行させるプログラム、が提供される。【選択図】図5

Description

本発明は、プログラム、表示制御方法、及び情報処理装置に関する。
近年、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、ウェブページの閲覧、SNSのタイムラインの閲覧、及びメールの閲覧等を行う際に、端末の画面の所定の領域に広告コンテンツを表示することが行われている。
また、ウェブページ等に表示されている広告コンテンツ以外のコンテンツ(以下、情報コンテンツ)に対する操作を検知したことに応じて、端末が広告コンテンツの表示位置や表示サイズといった表示形態を変更して表示させることが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2015−60549
上記の従来技術では、ウェブページ等に広告コンテンツを表示する際に、情報コンテンツと広告コンテンツとが、同一のフレーム内に表示されるため、情報コンテンツを閲覧し難いという課題があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、情報コンテンツの視認性の低下を防止することを目的とする。
一つの案では、情報処理装置から、第1の種類のコンテンツと、第2の種類のコンテンツとを受信するステップと、受信した前記第1の種類のコンテンツに含まれる第1コンテンツを表示するステップと、前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知した場合には、受信した前記第2の種類のコンテンツに含まれる第2コンテンツを表示するステップと、前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知しなかった場合には、前記第1の種類のコンテンツに含まれる他の第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知したことに応じて、前記第2コンテンツを表示するステップと、を端末に実行させるプログラム、が提供される。
一態様によれば、情報コンテンツの視認性の低下を防止することが可能となる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る端末の画面の表示の一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る端末の画面の表示の一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係るメールと広告コンテンツとの対応付けの一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る情報処理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るメール記憶テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る広告コンテンツ記憶テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係る端末のフローチャートの一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係るメールと広告コンテンツとの対応付けの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図(その3)である。
[第1の実施形態]
<全体概要>
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の一例を示す図である。情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、端末(20a、20b、20c)とを有する。情報処理サーバ10と端末20はネットワーク2を介して接続される。ネットワーク2は、有線の部分と無線の部分とから構成されてもよい。端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、及びPC等である。
端末20は、情報処理サーバ10から、コンテンツを受信する。端末20は、受信したコンテンツの閲覧、及び各種操作を行う。端末20は、専用のアプリケーションをインストールし、コンテンツの閲覧等を行ってもよいし、インターネットブラウザを用いてコンテンツの閲覧等を行ってもよい。
端末20は、第1の種類のコンテンツ、及び第2の種類のコンテンツを受信する。第1の種類のコンテンツは、例えば、端末20のユーザのメール、ニュース、及び動画コンテンツ等の情報コンテンツである。また、第2の種類のコンテンツは、例えば、広告コンテンツである。第1の種類のコンテンツは、第2の種類のコンテンツに対応付けられて、端末20の画面に表示される。以下の実施形態では、第1の種類のコンテンツがメール、第2の種類のコンテンツが広告コンテンツの場合を中心に説明するが、他の種類のコンテンツの組み合わせにおいても同様の実施形態が適用できることは勿論である。
図2を用いて、第1の実施形態の動作手順の概要を説明する。図2は、第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。
ステップS201で、端末20は、情報処理サーバ10にメール一覧の取得要求を送信する。
ステップS202で、端末20は、情報処理サーバ10からメール一覧を受信し、端末20の画面に表示する。
ステップS203で、端末20は、メールの選択を受け付ける。ここでは、端末20は、メール一覧のN番目のメール(以下、メールN)の選択を受け付けたものとする。
ステップS204で、端末20は、情報処理サーバ10にメールNの取得要求を送信する。
ステップS205で、情報処理サーバ10は、取得要求の受信に応じて、メールNを含む所定の数メールを端末20に送信する。メールNが選択された場合、メールN以降のメールも端末20で閲覧される可能性が高いためである。ここでは、メール一覧のN番目〜N+2番目(Nは自然数)のメール(メールN、メールN+1、メールN+2)が、端末20に送信されたものとして説明を進める。
ステップS206で、情報処理サーバ10は、端末20に広告コンテンツを送信する。ここでは、広告コンテンツとして記憶されている広告コンテンツのM番目の広告コンテンツである広告コンテンツM、M+1番目の広告コンテンツである広告コンテンツM+1、及びM+2番目の広告コンテンツである広告コンテンツM+2が送信されたものとして説明を進める(Mは自然数)。端末に送信されるメールの数と、広告コンテンツの数とは、其々設定可能であり、異なる値が設定されてもよい。
なお、メールと広告コンテンツとは同一のメッセージにより情報処理サーバ10から端末20に送信されてもよい。
ステップS207で、端末20は、端末20の画面に選択されたメールNを表示する。表示されているメールNに対する所定の操作を受け付けた場合、端末20は、広告コンテンツMを端末20の画面に表示する。
次に、図3を用いて、表示されているメールに対する所定の操作を受け付けた場合に、広告コンテンツを画面に表示させる方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る端末20の画面の表示の一例を示す図である。
図3の(1)は、端末20の画面にメールNが表示されている様子を示している。端末20の画面には、メールNの一部の領域が表示され、所定の操作(例えば、スクロール操作)を受け付けると、表示されるメールNの領域が変更される。
図3の(2)は、「メールの終わり」を含む領域が端末20の画面に表示された後に、さらに、上方向へのスクロール操作を受け付けた場合の端末20の画面の様子を示している。「メールの終わり」を含む領域が端末20の画面に表示された状態からさらに、端末20が上方向へのスクロール操作を受け付けた場合、メールNに対応付けられた広告コンテンツMが、端末20の画面にメールNとは別のフレームで表示される。
図3の(3)は、広告コンテンツMの全体が、メールNとは別のフレームで表示されている様子を示している。端末20は、広告コンテンツが表示されたか否かを判断する。図3の(3)のように、広告コンテンツの全体が表示された場合に、端末20は、広告コンテンツが表示されたと判断してもよいし、所定の領域以上の広告コンテンツが表示された場合に、広告コンテンツが表示されたと判断してもよい。また、端末20の画面に広告が表示されている時間と表示されている広告コンテンツの大きさとから、端末20は広告コンテンツが表示されたか、否かを判断してもよい。
図4を用いて、端末20の画面に表示されるメールを変更する方法について説明する。図4は、第1の実施形態に係る端末20の画面の表示の一例を示す図である。図4では、端末20の画面にメールN+1が表示されている様子を示している。端末20は、所定の操作(例えば、スワイプ操作)を受け付けると、画面に表示されているメールを変更する。図4の例では、端末20が第1の方向15Aへのスワイプ操作を受け付けると、画面にメールNが表示され、端末20が第2の方向15Bへのスワイプ操作を受け付けると画面にメールN+2が表示される。スワイプ操作を受け付けたときに、端末20が表示すべきメールを情報処理サーバ10から受信していない場合、端末20は、情報処理サーバ10からメールを取得する。この際に、端末20は、表示されていない広告コンテンツを記憶していない場合、メールと共に、広告コンテンツを取得する。
次に、図5を用いて、メールと広告コンテンツとの対応付けについて説明する。図5は、第1の実施形態に係るメールと広告コンテンツとの対応付けの一例を示す図である。
図5の(1)は、端末20が、情報処理サーバ10から取得したメール30(N〜N+2)と、広告コンテンツ40(M〜M+2)とを対応付ける様子を示している。端末20は、受信したメールと広告コンテンツとの対応付けを行い、この対応付けを記憶する。
図5の(2)は、端末20が、メールの表示状態を管理すると共に、メールに対応付ける広告コンテンツを更新する様子を示している。端末20は、メールと広告コンテンツの表示状態を記憶する。表示状態とは、既に表示されたことを示す表示済み、表示中であることを示す表示中、及び表示されていないことを示す未表示のいずれかの状態が記憶される。
図5の(2)では、メールN(30A)の状態は表示済みであるが、対応付けられた広告コンテンツM(40A)の状態は未表示であることを表している。これは、メールN(30A)が端末20の画面に表示され閲覧されたものの、広告コンテンツM(40A)は閲覧されなかったことを示している。
図5の(2)では、メールN+1(30B)の状態、及び対応付けられた広告コンテンツM+1(40B)の状態は、共に表示済みである。これは、メールN+1(30B)と、広告コンテンツM+1(40B)とが共に画面に表示され閲覧されたことを示している。
この場合、端末20は、メールN+1(30B)に対応付ける広告コンテンツを変更する。図5の(2)では、メールN+1(30B)に対応付けられる広告コンテンツが、広告コンテンツM+3(40D)に変更される様子を示している。端末20は、情報処理サーバ10から既に取得している広告コンテンツをメールに対応付けてもよいし、情報処理サーバ10から新たに広告コンテンツを取得し、メールに対応付けてもよい。
図5の(2)では、メールN+2(30C)の状態が表示中であり、対応付けられた広告コンテンツM+2(40C)の状態は未表示であることを示している。これは、メールN+2(30C)が端末20の画面に表示されている状態であることを示している。
図5の(2)では、メールN+3(30D)、及び対応付けられた広告コンテンツM(40E)の状態が未表示であることを示している。広告コンテンツMは、メールN(30A)に対応付けられていたが、メールN(30A)の表示後に、広告コンテンツMは表示されなかったため、端末20は、未表示の広告コンテンツMを、別のメールN+3と対応付ける。これにより、新たに対応付けられたメールN+3が表示された後に、広告コンテンツMが表示される可能性が高まる。
端末20は、対応するメールの状態が表示済みにも関わらず広告コンテンツの状態が未表示の場合、この広告コンテンツを別のメールに対応付ける。例えば、状態が未表示のメールに対応付けを行い、広告コンテンツの表示される可能性を高める。
なお、図5の(2)において、メールN+3(30D)と広告コンテンツM(40E)とが対応付けられたときに、メールN(30A)と広告コンテンツM(40A)との対応付けを変更してもよいし、広告コンテンツM(40E)が端末20の画面に表示された場合に、メールN(30A)に別の広告コンテンツを対応付けてもよい。
上述した実施形態によれば、端末20の画面で、メールと、広告コンテンツとを別のフレームで表示させることが可能となるため、端末20のユーザは、メールと、広告コンテンツとを容易に判別することができる。広告コンテンツが別のフレームで表示されるため、メールの一部に表示する場合に比べて、広告コンテンツが端末20の画面に強調して表示され、端末20のユーザに広告コンテンツに対する強い印象を残すことができる。また、広告コンテンツを表示させたくないユーザは、メールに対して広告を表示させるための所定の操作を端末20に行わなければ、広告コンテンツの表示を回避することができる。このため、ユーザの嗜好に応じた広告コンテンツの表示制御を可能とすることができる。
さらに、未表示状態の広告コンテンツは、別のメールと対応付けられるため広告コンテンツの閲覧率が向上し、広告主に対しても有益な広告の表示方法を提供することが可能となる。
上述した実施形態によれば、メールと、広告コンテンツとを情報処理サーバ10から端末20に別々に送信することが可能となり、メール及び広告コンテンツは端末20からそれぞれの取得要求を受信したタイミングで、情報処理サーバ10から端末20に送信される。このため、ネットワーク2のリソースや、端末20のメモリの有効利用を図ることができる。
<ハードウェア構成>
(1)情報処理サーバ
図6は、第1の実施形態に係る情報処理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理サーバ10は、情報処理プログラムを用いて汎用コンピュータ300で実現することができる。汎用コンピュータ300では、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、及び入出力インターフェース305がバスBにより相互接続されている。入出力インターフェース305には、入出力モジュール306、記憶モジュール307、通信モジュール308、及びドライブ309が接続される。ドライブ309を介してリムーバブルメディア310が接続されてもよい。
CPU301は、ROM302またはハードディスクドライブ等の記憶モジュール307に記録されたプログラムに従って、一連の処理手順を実行する。RAM303は、CPU301が実行する処理過程や処理結果のデータを適宜記憶する。処理に用いるプログラムやデータは通信モジュール308を介して外部から取得してもよい。ドライブ309は、各種の記録媒体(光ディスク等)を含むリムーバブルメディア310が挿入されたときにそれらを駆動する。入出力モジュール306は、キーボード、マウス、タッチパネル画面等の入力用のユーザインタフェースと、ディスプレイ、スピーカ等の出力用のユーザインタフェースを含む。通信モジュール308は、ネットワーク接続の制御を含む通信処理を行う。
ROM302または記憶モジュール307に記録されたプログラムに基づいて、CPU301が動作することにより、以下に説明する情報処理サーバ10の各機能を実現することができる。
(2)端末
図7は、第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、入力I/F(Interface)205、通信I/F206、及びディスプレイ207がバスBにより相互接続されている。
CPU201は、ROM202及び記憶装置204等のメモリからプログラム、及びデータをRAM203上に読出し、処理を実行する。これにより端末20の制御、及び各機能が実現される。ROM202は不揮発性メモリであり、CPU201が実行するために必要な各種プログラム、及びデータ等を記憶する。RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、又はSRAM(Static Random Access Memory)等により実現される。RAM203は、各種プログラムがCPUによって実現されるときの作業領域として機能する。記憶装置204は、端末20の各種データを記憶すると共に、情報処理サーバ10から取得したデータを記憶する。
入力I/F205は、端末20に対する各種指示を入力する装置であって、例えば、キーボード、及びマウス等により実現される。入力I/F205は、ディスプレイ207と一体となったタッチ反応型ディスプレイ(タッチパネル)により実現されてもよい。通信I/F207は、Ethernet(登録商標)、WLAN、携帯電話網に接続する機能を有し、ネットワーク2と接続する。
<機能構成>
図8を用いて、第1の実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。図8は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の機能構成の一例を示す図である。
(1)情報処理サーバ
情報処理サーバ10は、通信制御部110、配信制御部130、及びコンテンツ管理部140を有する。
通信制御部110は、端末20からメールの取得要求、及び広告コンテンツの取得要求を受信する。通信制御部110は、端末20にメールの一覧、メール、及び広告コンテンツを送信する。
配信制御部130は、通信制御部110が、メールの取得要求、及び広告コンテンツの取得要求を受信したことに応じて、コンテンツ管理部140から取得要求に係るメール、及び広告コンテンツを取得し、取得したメール、及び広告コンテンツを端末20に送信することを通信制御部110に指示する。
コンテンツ管理部140は、メール記憶テーブル143と、広告コンテンツ記憶テーブル145とを有する。メール記憶テーブル143には、端末20のユーザ毎にメール一覧とメール一覧に含まれるメールとが対応付けて記憶される。広告コンテンツ記憶テーブル145は、端末20に配信する広告コンテンツを記憶する。広告コンテンツはユーザの端末20に配信済みか、否かを示す状態と共に記憶される。
(2)端末
端末20は、操作検知部210、表示情報生成部220、通信制御部230、制御部240、及びコンテンツ管理部250を有する。制御部240は、表示制御部243と、コンテンツ取得部245とを有する。また、コンテンツ管理部250は、メール記憶テーブル253と、広告コンテンツ記憶テーブル255とを有する。
操作検知部210は、端末20に対するユーザの操作を検知し、検知した内容を制御部240に通知する。
表示情報生成部220は、表示制御部243からの指示に基づいて、端末20の画面にメール、及び広告コンテンツ等を表示するための表示情報を生成する。また、表示情報生成部220は、端末20の画面に表示されている情報を表示制御部243に通知する。
制御部240は、端末20の各機能に対する制御を行う。
表示制御部243は、メールと、広告コンテンツとの対応付けを決定し、決定した対応付けをコンテンツ管理部250に記憶させる。
表示制御部243は、操作検知部210が検知した内容の通知を受けて、端末20の画面に表示する内容を決定し、決定した内容を表示するための表示情報を、表示情報生成部220に生成させる。表示する内容を決定する際に、表示制御部243は、コンテンツ管理部250で管理している情報を参照する。また、表示情報生成部220からメール及び広告コンテンツの表示状態に関する通知を受け、表示制御部243は、コンテンツ管理部250に記憶している、メール及び広告コンテンツの表示状態を変更するように指示する。
表示制御部243は、メールNに対応付けられている広告コンテンツMが表示された場合、メールNに別の広告コンテンツを対応付ける。表示制御部243は、メールNが表示されたのにも関わらず、メールNに対応付けられている広告コンテンツMが表示されなかった場合、広告コンテンツMを別のメール、例えば未表示のメールに対応付ける。
コンテンツ取得部245は、操作検知部210が検知した内容の通知を受けて、情報処理サーバ10から、メール一覧、メール、及び広告コンテンツを取得する必要があるか否かを判断する。取得する必要があると判断した場合、コンテンツ取得部245は、通信制御部230に、情報処理サーバ10への取得要求の送信を指示する。通信制御部230が、情報処理サーバ10からメール一覧、メール、及び広告コンテンツを取得すると、コンテンツ取得部245は、取得したメール一覧等を記憶することを、コンテンツ管理部250に指示する。
コンテンツ管理部250は、情報処理サーバ10から取得したメール一覧、メール、及び広告コンテンツをメール記憶テーブル253、及び広告コンテンツ記憶テーブル255を用いて記憶する。図9及び図10を用いて、各テーブルに記憶される情報について説明する。
図9は、第1の実施形態に係るメール記憶テーブル253の一例を示す図である。メール記憶テーブル253には、メール識別子、メール表示状態、メールの内容、対応する広告コンテンツ識別子、及び広告コンテンツ表示状態が記憶される。
メール識別子は、端末20のユーザのメールを一意に特定するための識別子である。メール表示状態には、メールの表示状態が設定される。メールの表示状態は、表示済み、表示中、及び未表示のいずれかが設定される。メールの内容は、メールの本文として表示する内容である。対応する広告コンテンツ識別子は、表示制御部243によりメールに対応付けられた広告コンテンツの識別子が設定される。広告コンテンツの表示状態も、表示済み、表示中、及び未表示のいずれかが設定される。メール表示状態及び広告コンテンツの表示状態は、表示制御部243の指示を受けて更新される。
図9の例では、メールNの状態は、表示済みにも関わらず、対応する広告コンテンツMの状態は、未表示である。このため、表示制御部243は、未表示のメールN+3に広告コンテンツMを対応付けるようにコンテンツ管理部250に指示し、コンテンツ管理部250は、メール記憶テーブル253を更新する。
また、メールN+1と、対応する広告コンテンツM+1の状態は、共に表示済みである。このため、表示制御部243は、対応する広告コンテンツM+1を変更する。図9の例では、広告コンテンツM+1から広告コンテンツM+3に変更される様子を示している。この場合、広告コンテンツM+3の広告コンテンツ表示状態は未表示と設定される。
図10は、第1の実施形態に係る広告コンテンツ記憶テーブル255の一例を示す図である。情報処理サーバ10より取得された広告コンテンツは、広告コンテンツの識別子と対応付けられて、広告コンテンツ記憶テーブル255に記憶される。
<動作手順>
(1)動作シーケンス
図11を用いて、第1の実施形態に係る動作シーケンスについて説明する。図11は、第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。
ステップS1101で、端末20の操作検知部210が、端末20のユーザの操作内容を検知すると、表示制御部243は、メールの一覧の取得要求を受け付けたと判断する。コンテンツ取得部245は、メール一覧の取得要求を送信することを、通信制御部230に指示する。指示を受けて、通信制御部230は、メール一覧の取得要求を情報処理サーバ10に送信する。メール取得要求には端末20のユーザを特定する情報を含む。
ステップS1102で、情報処理サーバ10の配信制御部130は、メール一覧の取得要求を送信した端末20のユーザのメールの一覧をメール記憶テーブル143から取得する。通信制御部110は、取得したメールの一覧を端末20に送信する。この際に、配信制御部130は、広告コンテンツ記憶テーブル145に記憶されているメールの一覧の表示画面用の広告コンテンツを取得し、通信制御部110に、メールの一覧と共に送信させてもよい。端末20の通信制御部230が、情報処理サーバ10からメール一覧を受信したことに応じて、表示制御部243は、表示情報生成部220にメール一覧を表示することを指示する。表示情報生成部220は、メール一覧を表示するための表示情報を生成し、端末20の画面に表示する。メールの一覧の表示画面用の広告コンテンツを取得した場合、表示制御部243は、表示情報生成部220に、この広告コンテンツをメールの一覧と共に表示することを指示してもよい。表示情報生成部220は、広告コンテンツと、メール一覧とを表示するための表示情報を生成し、端末20の画面に表示する。
ステップS1103で、端末20の操作検知部210が、メールの選択を検知する。ここでは、操作検知部210は、メール一覧のN番目のメール(以下、メールN)の選択を検知したものとする。
ステップS1104で、端末20のコンテンツ取得部245は、情報処理サーバ10にメールNの取得要求を送信する。ここで、メールの取得要求には、広告コンテンツの取得要求を含んでもよい。また、メールの取得要求で、メールNに続く複数のメールの取得を要求してもよい。
ステップS1105で、情報処理サーバ10の通信制御部110が、メールの取得要求を受信したことに応じて、配信制御部130は、メールNを含む所定の数のメールをメール記憶テーブル143から取得し、通信制御部110に、メールを端末20に送信することを指示する。通信制御部110は、指示を受けてメールNを含む所定の数のメールを端末20に送信する。ここでは、メール一覧のN番目〜N+2番目(Nは自然数)のメール(メールN、メールN+1、メールN+2)が、端末20に送信されたものとして説明を進める。
ステップS1106で、情報処理サーバ10の配信制御部130は、所定の数の広告コンテンツを広告コンテンツ記憶テーブル145から取得し、通信制御部110に広告コンテンツを端末20に送信することを指示する。通信制御部110は、広告コンテンツを端末20に送信する。
ここでは、広告コンテンツM、広告コンテンツM+1、及び広告コンテンツM+2が送信されたものとして説明を進める(Mは自然数)。
なお、ステップS1105とステップS1106は、同一のメッセージにより実現されてもよい。また、情報処理サーバ10から送信されるメールの数と、広告コンテンツの数は異なる数でもよいことは勿論である。
ステップS1107で、端末20の通信制御部230が、メール及び広告コンテンツを受信すると、表示制御部243は、取得したメールと広告コンテンツとを対応付ける。例えば、メールNと広告コンテンツMとを対応付け、メールN+1と広告コンテンツM+1とを対応付け、メールN+2と広告コンテンツM+2とを対応付ける。表示制御部243は、対応付けを行った後、取得したメールをメール記憶テーブル253に記憶する。メールは、メール記憶テーブル253に、メール識別子、メール表示状態、対応する広告コンテンツの識別子、及び広告コンテンツ表示状態と共に記憶される。ステップS1107では、メール表示状態、及び広告コンテンツ表示状態は、「未表示」と設定されて記憶される。
ステップS1108で、表示制御部243は、表示情報生成部220にメールNを表示することを指示する。表示情報生成部220は、メールNを表示するための表示情報を生成し、端末20の画面に表示する。
ステップS1109で、操作検知部210が、メールNに対する所定の操作を検知したことに応じて、表示制御部243は、表示情報生成部220に、メールNに対応する広告コンテンツを表示するように指示する。表示情報生成部220は、メールNに対応する広告コンテンツを表示するための表示情報を生成し、端末20の画面に表示する。所定の操作とは、例えば、メールNの「メールの終わり」が表示されている状態で上方向へのスクロール操作をすることである。操作検知部210が、メールNに対する他の所定の操作を検知したことに応じて、表示制御部243は、表示情報生成部220に別のメールを表示させる。表示情報生成部220は、別のメールを表示するための表示情報を生成し、端末20の画面に表示させる。
表示制御部243は、メールの表示状態と、広告コンテンツの表示状態を変更することをメール記憶テーブル253に指示する。また、表示制御部243は、メールの表示状態、及び広告コンテンツの表示状態から、メールと広告コンテンツの対応付けを変更する。
ステップS1110乃至ステップS1113の手順は必要に応じて実行される。
ステップS1110及びステップS1111は、端末20の操作検知部210がメールの表示要求を検知したときに、メール記憶テーブル253に要求されたメールが記憶されていない場合に実行される。図11の動作シーケンスでは、メールN+2の次のメールであるメールN+3の表示要求を検知した場合に実行される。
ステップS1110で、端末20のコンテンツ取得部245は、情報処理サーバ10にメールN+3の取得要求を送信する。
ステップS1111で、情報処理サーバ10の通信制御部110が、メールの取得要求を受信したことに応じて、配信制御部130は、メールN+3を含む所定の数のメールをメール記憶テーブル143から取得し、通信制御部110に、メールを端末20に送信することを指示する。通信制御部110は、指示を受けてメールN+3を含む所定の数のメールを端末20に送信する。例えば、メールを3通づつ送信することが情報処理サーバ10に設定されている場合、メールN+3、メールN+4、及びメールN+5が送信される。ここで、N+3、N+4、及びN+5はメール一覧上の順番を表している。
ステップS1112、及びステップS1113は、新たな広告コンテンツの取得要求、及び広告コンテンツの取得に関する手順であり、例えば、メール記憶テーブル253で記憶しているメールに対応付ける広告コンテンツが存在しない場合、例えば、端末20が情報処理サーバ10から取得した全ての広告コンテンツが画面に表示された場合に、実行される。ここで、「メールに対応付ける広告コンテンツが存在しない場合」とは、広告コンテンツの表示状態が「未表示」と設定されているコンテンツが存在しない場合である。
ステップS1112で、端末20の表示制御部243がメール記憶テーブル253を参照し、広告コンテンツの表示状態から、広告コンテンツを新たに取得する必要があると判断する。コンテンツ取得部245は、通信制御部230に広告コンテンツの取得要求を送信することを指示する。通信制御部230は、情報処理サーバ10に広告コンテンツの取得要求を送信する。広告コンテンツの取得要求には、取得を要求する広告コンテンツの数を含んでもよい。
ステップS1113で、情報処理サーバ10の通信制御部110が広告コンテンツの取得要求を受信したことに応じて、配信制御部130は、広告コンテンツ記憶テーブル145から端末20に未配信の広告コンテンツを取得する。配信制御部130は、取得した広告コンテンツを端末20に送信することを、通信制御部110に指示する。通信制御部110は、指示を受けて広告コンテンツを端末20に送信する。例えば、広告コンテンツM+3、広告コンテンツM+4、及び広告コンテンツM+5が送信される。
(2)動作フロー
次に、図12を用いて第1の実施形態に係る端末20の動作フローについて説明する。図12は、第1の実施形態に係る端末20のフローチャートの一例を示す図である。
ステップS1201で、通信制御部230は、メール(N、N+1、N+2)、及び広告コンテンツ(M、M+1、M+2)を取得する。
ステップS1202で、表示制御部243は、メールと、広告コンテンツとを対応付ける。表示制御部243はメールと広告コンテンツとの対応付け、メール表示状態、及び広告コンテンツの表示状態等をメール記憶テーブル253に記憶させる。また、表示制御部243は、広告コンテンツを広告コンテンツ記憶テーブル255に記憶させる。
ステップS1203で、表示制御部243は、表示情報生成部220にメールを表示させる。表示情報生成部220は、メールの表示情報を生成し、端末20の画面にメールを表示する。ここではメールNが表示されたものとして説明を進める。
ステップS1204で、表示制御部243は、操作検知部210からメールNに対する所定の操作を検知したか否かを判断する。所定の操作を検知した場合(ステップS1204 Yes)、ステップS1205に進む。所定の操作を検知しなかった場合(ステップS1204 No)、ステップS1209に進む。
ステップS1205で、操作検知部210が所定の操作を検知したことに応じて、表示制御部243は、メールNに対応する広告コンテンツMを表示することを、表示情報生成部220に指示する。表示情報生成部220は、広告コンテンツMの表示情報を生成し、端末20の画面に広告コンテンツMを表示する。
ステップS1206で、表示制御部243は、広告コンテンツ記憶テーブル255と、メール記憶テーブル253を参照し、メールに対応付けられていない広告コンテンツの有無を確認する。
メールに対応付けられていない広告コンテンツが存在する場合(ステップS1206 Yes)、ステップS1208に進む。一方、メールに対応付けられていない広告コンテンツが存在しない場合(ステップS1206 No)、ステップS1207に進む。
ステップS1207で、コンテンツ取得部245は、通信制御部230に広告コンテンツの取得要求を送信させる。通信制御部230は、情報処理サーバ10から広告コンテンツを取得する。
ステップS1208で、表示制御部243は、新たな広告コンテンツをメールNに対応付けて、メール記憶テーブル253に記憶させる。
次に、ステップS1209に進んだ場合、つまり、メールNに対応付けられた広告コンテンツMが表示されなかった場合について説明する。
ステップS1209で、表示制御部243は、メール記憶テーブル253を参照し、広告コンテンツが対応付けられていないメールが存在するか否かを確認する。
広告コンテンツが対応付けられていないメールが存在する場合(ステップS1209 Yes)、ステップS1211に進む。一方、広告コンテンツが対応づけられていないメールが存在しない場合(ステップS1209 No)、ステップS1210に進む。
ステップS1210で、コンテンツ取得部245は、通信制御部230にメールの取得要求を送信させる。通信制御部230は、情報処理サーバ10からメールを取得する。なお、ステップS1210の手順は、操作検知部210が、端末20が取得していないメールの表示の指示を受け付けたことを検知したときに実行されてもよい。
ステップS1211で、表示制御部243は、広告コンテンツが対応付けられていないメールと広告コンテンツMとを対応付ける。
[変形例1]
広告コンテンツの対応付けについては、上述した実施形態における方法以外にも様々な方法で実現可能である。
メールNが表示されたのにもかかわらず、広告コンテンツMが表示されなかった場合、メールと広告コンテンツとの対応関係を変更してもよい。例えば、メールとコンテンツとの対応関係をずらしてもよい。図13に示すように、メールと広告コンテンツとの対応関係をひとつずつずらしてもよい。図13は、第1の実施形態に係るメールと広告コンテンツとの対応付けの一例を示す図である。 図13の(1)は、メール記憶テーブル253において、メールN+1が表示されなかったにも関わらず、対応する広告コンテンツM+1が表示されなかった場合を示している。この場合、図13の(2)に示すように、メールN+2〜メールN+4に対応する広告コンテンツを広告コンテンツM+1〜M+3に変更してもよい。図13の(2)のようにメールと広告コンテンツとの対応を変更する処理は、操作検知部210が、メールの表示の変更の指示、例えばメールN+2の表示の指示を検知したことに合せて実行されてもよい。図13の(2)の対応付けを適用することにより、広告コンテンツの順序性が確保される。このため、例えば順序性のある広告コンテンツを表示させることで、広告の表示効果を高めることが可能となる。なお、メールと広告コンテンツとの対応関係を任意の数(例えば、2、3等)ずらしてもよいことは勿論である。図13に示す対応付けの方法によれば、未表示の広告コンテンツがメールに順番に対応付けられることになる。このため、端末20の表示制御部243における、対応付けの処理を簡易な動作で実現することが可能となる。
[変形例2]
上述した実施形態では、端末20において、メールと広告コンテンツとの対応付けを行い、其々の表示状態を基にメールと広告コンテンツとの対応付けを変更する形態について説明したが、この手順は情報処理サーバ10により実現されてもよい。
変形例2によれば、情報処理サーバ10の配信制御部130が、メール記憶テーブル143及び広告コンテンツ記憶テーブル145を参照することによりメールと広告コンテンツとの対応付けを行う。また、メール及び広告コンテンツ其々の表示状態の報告を端末20から受けたことに応じて、情報処理サーバ10にて、メールと広告コンテンツの対応付けの変更を行う。情報処理サーバ10で端末20と同様の処理をする場合には、情報処理サーバ10のメール記憶テーブル143には、端末20のメール記憶テーブル253と同じ情報要素が記憶される。具体的な動作手順について、図14を用いて説明する。図14は、第1の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。
ステップS1401乃至ステップS1404については、ステップS1101乃至ステップS1104と同じであるため説明を省略する。
ステップS1405で、情報処理サーバ10の通信制御部110が、メールの取得要求を受信したことに応じて、配信制御部130は、メールNを含む所定の数のメールをメール記憶テーブル143から取得する。また、配信制御部130は、所定の数の広告コンテンツを広告コンテンツ記憶テーブル145から取得する。配信制御部130は、取得したメールと、取得した広告コンテンツとを対応付けを示す対応付け情報を生成する。ここでは、配信制御部130は、メールNと広告コンテンツMとを対応付け、メールN+1と広告コンテンツM+1とを対応付け、メールN+2と広告コンテンツM+2とを対応付け、これらの対応付けを含む対応付け情報が生成されるものとして説明を進める。
ステップS1406で、配信制御部130は、メール(メールN、メールN+1、メールN+2)と、広告コンテンツ(広告コンテンツM、広告コンテンツM+1、広告コンテンツM+2)と、対応付け情報とを端末20に送信することを、通信制御部110に指示する。通信制御部110は、これらの情報を端末20に送信する。
ステップS1407で、端末20の通信制御部230がメール、広告コンテンツ、及び対応付け情報を受信すると、コンテンツ取得部245は、受信したこれらの情報をコンテンツ管理部250に記憶させる。また、表示制御部243は、メールNを表示することを表示情報生成部220に指示する。表示情報生成部220は、メールNの表示情報を生成し、端末20の画面に表示する。操作検知部210が、メールNに対する所定の操作を検知した場合、表示制御部243は、表示情報生成部220にメールNに対応付けられた広告Mを表示することを指示する。そして、表示情報生成部220は、広告コンテンツMの表示情報を生成し、端末20の画面に広告コンテンツMを表示する。
端末20は、情報処理サーバ10にメールN、及びメールNに対応付けられた広告コンテンツMの表示状態を通知する。広告コンテンツMが表示された場合にはステップS1408乃至ステップS1410の手順が実行され、広告コンテンツMが表示されなかった場合にはステップS1411乃至ステップS1413の手順が実行される。
なお、表示状態の通知は、端末20から所定のタイミングで送信される。例えば、広告コンテンツが表示された後に、表示状態の通知が送信されてもよいし、新たなメールが表示されるタイミングで、表示状態の通知が送信されてもよい。また、表示状態の通知は、広告コンテンツの取得要求、又はメールの取得要求と共に送信されてもよい。
まず、広告コンテンツMが表示された場合について説明する。
ステップS1408で、端末20の表示制御部243は、通信制御部230に、表示状態を通知することを指示する。通信制御部230は、情報処理サーバ10に表示状態を通知する。通知される表示状態には、メールNと広告コンテンツMが端末20で表示された旨を含む。
ステップS1409で、情報処理サーバ10の通信制御部110が、表示状態の通知を受信したことに応じて、配信制御部130は、メール記憶テーブル143の表示状態を更新させる。配信制御部130は、メール記憶テーブル143及び広告コンテンツ記憶テーブル145を参照し、メールNに新たに対応付ける広告コンテンツを決定し、決定された対応付けに関する対応付け情報を生成する。ここでは広告コンテンツM+3がメールNに新たに対応付けられたものとする。
ステップS1410で、配信制御部130は、生成された対応付け情報と、広告コンテンツM+3とを端末20に送信することを、通信制御部110に指示する。指示を受けて通信制御部110は、これらの情報を、端末20に送信する。ここで、端末20が新たに対応付けられた広告コンテンツを記憶している場合、端末20には、対応付け情報のみが送信される。端末20の通信制御部230が、対応付け情報と広告コンテンツM+3を受信すると、表示制御部243は、受信したこれらの情報をコンテンツ管理部250に記憶させる。
次に、広告コンテンツMが表示されなかった場合について説明する。
ステップS1411で、端末20の表示制御部243は、通信制御部230に、表示状態を通知することを指示する。通信制御部230は、情報処理サーバ10に表示状態を通知する。通知される表示状態には、メールNが端末20で表示されたが、広告コンテンツMが端末20で表示されていない旨を含む。
ステップS1412で、情報処理サーバ10の通信制御部110が、表示状態の通知を受信したことに応じて、配信制御部130は、メール記憶テーブル143の表示状態を更新させる。配信制御部130は、メール記憶テーブル143及び広告コンテンツ記憶テーブル145を参照し、広告コンテンツMに新たに対応付けるメールを決定し、決定された対応付けに関する対応付け情報を生成する。ここでは広告コンテンツMはメールN+3に新たに対応付けられたものとする。
ステップS1413で、配信制御部130は、生成された対応付け情報と、メールN+3とを端末20に送信することを、通信制御部110に指示する。指示を受けて通信制御部110は、これらの情報を、端末20に送信する。ここで、端末20が新たに対応付けられたメールを記憶している場合、端末20には、対応付け情報のみが送信される。端末20の通信制御部230が、対応付け情報とメールN+3を受信すると、表示制御部243は、受信したこれらの情報をコンテンツ管理部250に記憶させる。
[変形例3]
端末20において、メールと広告とを対応付ける実施形態と、情報処理サーバ10において、メールと広告とを対応付ける実施形態とについて説明したが、これらは組み合わせて実行されてもよい。
例えば、図14のステップS1405及びステップS1406に示すように、情報処理サーバ10の配信制御部130が、メールと広告コンテンツとを対応付けた後に、通信制御部110は、メール、広告コンテンツ、及び対応付け情報とを、端末20に送信する。
端末20の表示制御部243は、通知された対応付けに従って、メールと広告コンテンツとの表示制御を行う。端末20の操作検知部210が所定の操作を検知すると、表示制御部243は、メールNに対応付けられた広告Mを表示する制御を行う。また、端末20の操作検知部210が、所定の操作を検知せずに別のメール(メールN+1)を表示する指示を受け付けた場合は、メールN+1を表示する制御を行う。
この際に、端末20の表示制御部243は、メール記憶テーブル253と、広告コンテンツ記憶テーブル255とを参照し、広告が表示されたメールに新たな広告を対応付ける。また、表示制御部243は、表示されなかった広告を別のメールに対応付ける。端末20のコンテンツ取得部245は、新たなメール、又は新たな広告が必要な場合に、新たなメール、新たな広告、及び対応付け情報とを、情報処理サーバ10から取得する。
これにより、情報処理サーバ10により通知された対応付け情報に従って、メールと広告とを端末20に表示させつつ、端末20が、必要に応じて対応付けの変更をすることができる。
<その他>
情報処理サーバ10は、情報処理装置の一例である。通信制御部110は、送信部、及び受信部の一例である。配信制御部130は、対応制御部の一例である。情報処理サーバ10上の各機能が別のハードウェア上に実装されてもよい。この場合、別のハードウェア上に実装された各機能が連携することにより情報処理サーバ10の機能を実現する。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、情報処理サーバ10に供給してもよい。そして、情報処理サーバ10が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、いずれかの実施の形態を構成することになる。ここで、記憶媒体は、記録媒体または非一時的な記憶媒体である。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 情報処理システム
10 情報処理サーバ
20 端末
110 通信制御部(情報処理サーバ)
130 配信制御部(情報処理サーバ)
140 コンテンツ管理部(情報処理サーバ)
143 メール記憶テーブル(情報処理サーバ)
145 広告コンテンツ記憶テーブル(情報処理サーバ)
210 操作検知部
220 表示情報生成部
230 通信制御部
240 制御部
243 表示制御部
245 コンテンツ取得部
250 コンテンツ管理部(端末)
253 メール記憶テーブル(端末)
255 広告コンテンツ記憶テーブル(端末)

Claims (7)

  1. 情報処理装置から、第1の種類のコンテンツと、第2の種類のコンテンツとを受信するステップと、
    前記第1の種類のコンテンツに含まれる第1コンテンツと、前記第2の種類のコンテンツに含まれる第2コンテンツとを対応付けるステップと、
    記第1の種類のコンテンツを表示するステップと、
    前記第1の種類のコンテンツの中の第1コンテンツに対する所定の操作を検知した場合には、当該第1コンテンツと対応づけられている第2コンテンツを表示するステップと、
    前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知しなかった場合には、当該第1コンテンツと対応づけられている前記第2コンテンツを、前記第1の種類のコンテンツに含まれる他の第1コンテンツと対応付け、前記他の第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知したことに応じて、前記第2コンテンツを表示するステップと、を端末に実行させるプログラム。
  2. 前記第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知し、前記第1コンテンツに対応付けられている前記第2コンテンツを表示した後に、前記他の第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知した場合には、前記第2の種類のコンテンツに含まれる他の第2コンテンツを表示するステップを、端末に実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知し、前記第1コンテンツに対応付けられている前記第2コンテンツを表示した後に、前記第1コンテンツに対する前記所定の操作を再度検知した場合には、前記第2の種類のコンテンツに含まれる他の第2コンテンツを表示するステップを、端末に実行させる請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 受信した前記第2の種類のコンテンツが全て表示された場合、前記情報処理装置から新たな前記第2の種類のコンテンツを取得するステップを、端末に実行させる請求項1乃至のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記所定の操作は、前記第1コンテンツの末尾まで表示する操作であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 端末におけるコンテンツの表示制御方法であって、
    情報処理装置から、第1の種類のコンテンツと、第2の種類のコンテンツとを受信するステップと、
    前記第1の種類のコンテンツに含まれる第1コンテンツと、前記第2の種類のコンテンツに含まれる第2コンテンツとを対応付けるステップと、
    記第1の種類のコンテンツを表示するステップと、
    前記第1の種類のコンテンツの中の第1コンテンツに対する所定の操作を検知した場合には、当該第1コンテンツと対応づけられている第2コンテンツを表示するステップと、
    前記第1コンテンツに対する所定の操作を検知しなかった場合には、当該第1コンテンツと対応づけられている前記第2コンテンツを、前記第1の種類のコンテンツに含まれる他の第1コンテンツと対応付け、前記他の第1コンテンツに対する前記所定の操作を検知したことに応じて、前記第2コンテンツを表示するステップと、
    を有する、表示制御方法。
  7. 第1の種類のコンテンツに含まれる第1コンテンツの各々と、第2の種類のコンテンツに含まれる第2コンテンツの各々とを、対応付けて端末に送信する送信部と、
    前記端末から、前記第1の種類のコンテンツ、及び前記第2の種類のコンテンツの前記端末における表示状態を受信する受信部と、
    前記第1コンテンツが表示されたのにも関わらず、当該第1コンテンツに対応付けられている第2コンテンツが表示されなかった場合、前記第1の種類のコンテンツに含まれる他の第1コンテンツと、前記第2コンテンツとを対応付ける対応制御部と、を有する、情報処理装置。
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