JP6459389B2 - アタッチメント、廃液回収ユニット及び液体噴射装置 - Google Patents

アタッチメント、廃液回収ユニット及び液体噴射装置 Download PDF

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本発明は、例えばインクジェット式のプリンター等の液体噴射装置並びに同液体噴射装置に適用されるアタッチメント及び廃液回収ユニットに関する。
従来から、液体噴射装置の一例として、液体噴射ヘッドから用紙等の媒体にインクを噴射することで、同媒体に印刷を行うインクジェット式のプリンターが知られている。こうしたプリンターでは、液体噴射ヘッドのインクの噴射特性を良好に維持するために、液体噴射ヘッドから印刷とは無関係にインクを排出させるメンテナンス(例えば、吸引クリーニング)を行うことがある。
このため、このようなプリンターには、上記メンテナンスにおいて、印刷とは無関係に排出されたインク(以下、「廃液」ともいう。)を収容する廃液収容カートリッジ(廃液回収体)を備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開2013−216010号公報
ところで、上記のような廃液収容カートリッジは、プリンターに設けられた収容室に収容された状態で、同収容室に設けられた装着部に装着される。そして、廃液収容カートリッジは、装着部に設けられた排出部から排出された廃液を収容する。
このため、廃液収容カートリッジが収容可能な廃液量は、廃液収容カートリッジが収容される収容室の容積(大きさ)に依存することとなる。したがって、収容室の容積が小さいほど、同収容室に収容される廃液収容カートリッジが収容可能な廃液量が少なくなるため、廃液収容カートリッジの交換に依らないで排出部から排出させることができる廃液量が少なくなる。なお、この場合において、排出部から排出される廃液量が多くなると、廃液収容カートリッジの交換頻度が高まることで、プリンターのユーザーにとって利便性が低下することとなる。
なお、上記実情は、インクジェット式のプリンターに限らず、着脱可能な廃液収容カートリッジを備える液体噴射装置においては概ね共通するものとなっている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものである。その目的は、排出部からより多くの廃液を排出させることができるアタッチメント、廃液回収ユニット及び液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するアタッチメントは、廃液収容部に廃液を排出する排出部と基板接続部が設けられた突出部とを有する装着部が設けられた収容室に前記装着部に装着された状態で収容される、前記廃液収容部とは別体のアタッチメントとされる。さらに、同アタッチメントは、前記装着部への装着時に前記突出部の挿入を可能とする態様で、前記装着部に対する装着方向に向けて開口する接続凹部と、前記装着部への装着時に前記基板接続部と電気的に接続される接続端子を有して前記接続凹部に取り付けられた回路基板と、を備える。そして、前記接続凹部には、前記装着部への装着時に前記突出部を案内する一対の案内部が、前記装着方向と交差する幅方向において前記接続端子を挟むように設けられる。
上記構成によれば、アタッチメントを装着方向に移動させて装着部に装着するときに、アタッチメントの接続凹部に突出部が挿入されることで、接続凹部に取り付けられた接続端子と突出部に取り付けられた基板接続部との位置が大まかに合わせられる。続いて、接続凹部内において、突出部が対をなす案内部によって案内されることによって、接続端子の位置が基板接続部に対して正確に合わせられる。したがって、装着部に設けられた基板接続部に対して位置を合わせつつ、アタッチメントを装着部に装着することができる。
その一方で、排出部から排出される廃液を収容する廃液収容部は、アタッチメントとは別体とされるため、アタッチメントが収容される収容室の容積(大きさ)に影響を受けずにその容積を大きくすることができる。したがって、廃液収容部を大型化し、廃液収容部に収容できる廃液量を多くすることで、排出部からより多くの廃液を排出させることができる。
上記アタッチメントは、前記装着部への装着時に前記排出部と接続される廃液導入部をさらに備え、前記一対の案内部のうちの一方の案内部は、前記幅方向において前記接続端子と前記廃液導入部との間に配置されることが望ましい。
上記構成によれば、アタッチメントが装着部に装着される際に、装着部の排出部とアタッチメントの廃液導入部が接続されるため、アタッチメントを介して、排出部から廃液収容部に廃液を排出することができる。ここで、対をなす案内部のうちの一方は、幅方向において接続端子と廃液導入部との間に配置されるので、接続端子の位置を合わせる際に、廃液導入部の位置を合わせることができる。
上記アタッチメントにおいて、前記一方の案内部は、前記廃液導入部及び前記接続凹部を形成する壁部に、前記接続凹部の内側に向けて突出するように突設されることが望ましい。
上記構成によれば、一方の案内部を廃液導入部及び接続凹部を形成する壁部に突設することによって、廃液導入部と案内部の距離が短くなる。これにより、案内部によって廃液導入部の位置を正確に合わせることができる。
上記アタッチメントにおいて、前記一対の案内部は前記装着方向及び前記幅方向に延びる案内面を有し、前記廃液導入部は前記装着方向に向けて開口し、前記廃液導入部の開口中心は、前記案内面を含む平面上に位置することが望ましい。
上記構成によれば、廃液導入部の開口中心は、一対の案内部が有する案内面を含む平面上に位置するので、案内面によって装着部に設けられた突出部を案内することによって、装着方向及び幅方向の双方と交差する方向においても、廃液導入部の位置を合わせることができる。
上記アタッチメントにおいて、前記接続端子の少なくとも一部は、前記一対の案内部を構成する前記一方の案内部と他方の案内部との間の領域と対向するように配置されることが望ましい。
上記構成によれば、この構成によれば、接続端子の少なくとも一部は、一対の案内部を構成する一方の案内部と他方の案内部との間の領域と対向するように配置されるので、同領域と接続端子とが装着方向に離れている場合よりも、接続端子の位置を基板接続部に対して正確に合わせることができる。
上記課題を解決する廃液回収ユニットは、上述したアタッチメントと、廃液を収容可能な廃液収容部と、前記アタッチメントと前記廃液収容部とを接続する接続流路と、を備える。
上記構成によれば、アタッチメントから廃液収容部までを接続流路で接続するため、接続流路の引き回しを自由とすることで、廃液収容部の配置の自由度を高めることができる。
上記課題を解決する液体噴射装置は、上述したアタッチメントと、廃液を収容可能な廃液収容部と、前記アタッチメントと前記廃液収容部とを接続する接続流路と、を有する廃液回収ユニットと、液体を噴射可能な液体噴射部と、前記アタッチメントが装着される装着部が設けられた収容室と、を備え、前記装着部は、前記廃液を排出する排出部と、基板接続部が取り付けられた突出部と、を有する。
上記構成によれば、液体噴射装置において、上述したアタッチメント及び廃液回収ユニットと同様の作用効果を得ることができる。
第1実施形態の液体噴射装置の斜視図。 開閉体が開位置に配置された液体噴射装置の斜視図。 液体噴射装置の液体噴射に係る構成を示す断面図。 液体噴射装置のメンテナンスに係る構成を示す断面図。 液体噴射装置の底面側の構成を示す斜視図。 装着部及びアタッチメントの斜視図。 装着部を装着方向から見た正面図。 アタッチメントの斜視図。 アタッチメントを反装着方向から見た側面図。 装着前における装着部及びアタッチメントの斜視図。 装着後における装着部及びアタッチメントの斜視図。 装着部及びアタッチメントの装着態様を説明する模式図。 アタッチメントを鉛直上方から見た部分上面図。 第2実施形態の液体噴射装置の斜視図。 液体噴射装置の筐体部の部分下面図。 廃液収容部の部分上面図。 第2実施形態のアタッチメントの装着態様を示す斜視図。 変形例のアタッチメントの装着態様を示す斜視図。
(第1実施形態)
以下、液体噴射装置及び同液体噴射装置に装着されるアタッチメントの第1実施形態について、図面を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、矩形箱状の筐体部12と、筐体部12に取り付けられた開閉体13と、筐体部12の側面に配置される廃液収容部100とを備えている。開閉体13は、筐体部12に対して回動可能に取り付けられる矩形板状の本体部13aと、本体部13aに対して基端部が回動可能に取り付けられる矩形板状の延設部13bとを有している。
延設部13bは本体部13aよりも小さい。また、延設部13bの先端側には、手掛け部13cが凹設されている。開閉体13は、手掛け部13cに手を掛けて延設部13b及び本体部13aをそれぞれ所定の角度まで回動させることによって、図1に示す閉位置と図2に示す開位置とに配置される。
図2に示すように開閉体13を開位置に配置すると、筐体部12内に媒体Sを挿入するための挿入口14と、筐体部12内から媒体Sを排出するための排出口15とが露出する。開位置に配置された開閉体13は、挿入口14に挿入される媒体Sを支持する支持台(給紙トレイ)として機能する。
筐体部12において、挿入口14が開口する外壁を上壁16、上壁16の反対側の外壁を底壁17、排出口15が開口する外壁を前壁18、前壁18の反対側の外壁を後壁19という。また、筐体部12において、上壁16、底壁17、前壁18及び後壁19と交差する一対の外壁を外側壁20という。そして、筐体部12において、上壁16側を天面側、底壁17側を底面側ということがある。
上壁16の表面(天面)側には、液体噴射装置11の操作を行うための操作部61と、操作部61の操作結果や液体噴射装置11の動作状況等を表示するための表示部62とが配置されている。また、上壁16の裏面(底面)側には、液体噴射装置11の動作を制御するための制御部63が配置されている。なお、操作部61及び表示部62は制御部63と電気的に接続されている。
閉位置に配置された開閉体13は、本体部13aが挿入口14、操作部61及び表示部62を覆うように上壁16の一部と重なるとともに、延設部13bが排出口15を覆うように前壁18の一部と重なる。また、上壁16及び前壁18には、それぞれ閉位置に配置された本体部13a及び延設部13bを収容する凹部16a,18aが凹設されている。開閉体13が閉位置に配置されると、開閉体13は凹部16a,18aに収容されることによって外面が筐体部12の外面と略面一をなして、筐体部12と一体化する。
図3に示すように、筐体部12内には、挿入口14から挿入された媒体Sを排出口15に向けて搬送する搬送機構21と、搬送される媒体Sを支持する媒体支持部22と、が収容されている。なお、図3では、液体噴射に係る構成の説明理解の容易のために一部構成の図示を省略している。
搬送機構21は、挿入口14から媒体支持部22に向けて媒体Sを搬送する搬送ローラー23と、媒体支持部22から排出口15に向けて媒体Sを搬送する排出ローラー24と、を備えている。また、搬送機構21は、駆動源である搬送モーター25と、搬送モーター25の駆動力を搬送ローラー23及び排出ローラー24に伝達するための歯車列等からなる動力伝達機構26と、を備えている。
液体噴射装置11は、媒体支持部22に支持された媒体Sに向けて液体を噴射する液体噴射部31と、液体噴射部31を保持して、筐体部12内に架設されたガイドレール32に沿って往復移動するキャリッジ33と、を備えている。液体噴射部31は、液体を液滴として噴射する複数のノズル34を有している。
液体噴射部31は、キャリッジ33とともに、媒体Sの搬送方向Fと交差する移動方向Mに沿って往復移動しながら、ノズル34から液滴を噴射する。液体噴射部31が噴射する液体は、例えば、キャリッジ33に着脱可能に装着される不図示の液体収容体(例えば、インクカートリッジ)から供給される。また、本実施形態において、ノズル34が液滴を噴射する噴射方向Jは、搬送方向F及び移動方向Mの双方と交差する重力方向である。
液体噴射部31の移動領域において、移動方向Mの第1端E1(図3では右端)側が液体噴射部31のホーム位置に設定される。そして、液体噴射部31は、移動領域において、第1端E1から第2端E2(図3では左端)に向かう移動方向Mへの往路移動と、第2端E2から第1端E1に向かう復路移動とを交互に行う。なお、本実施形態において、搬送モーター25は、搬送方向Fにおいて媒体支持部22よりも挿入口14に近い位置であって、移動方向Mにおいて第1端E1よりも第2端E2に近い位置に配置される。
媒体支持部22には、媒体Sを支持する複数の支持突部22aが移動方向M及び搬送方向Fに並ぶように設けられている。また、媒体支持部22には、移動方向Mにおける第1端E1側にシート収容凹部22bが設けられている。そして、シート収容凹部22bには、液体を吸収可能な液滴受容シート27が収容されている。
媒体支持部22のシート収容凹部22bと底壁17との間には、液体を吸収可能な吸収材28が配置されている。吸収材28は、液滴受容シート27よりも液体の吸収容量が大きいことが好ましい。また、媒体支持部22には、シート収容凹部22bの内底部にあたる位置に複数の開口が設けられているとともに、液滴受容シート27には、先端が吸収材28に接触するように開口を通じて垂れ下がる延設部27aが複数設けられている。
液滴受容シート27は、例えばL判写真用紙やはがきなど、小さなサイズの媒体Sの縁まで余白無く印刷を行う縁なし印刷を行う場合に、媒体Sの縁からはみ出た液滴を受容する。そして、液滴受容シート27が受容した液体は、延設部27aを伝って吸収材28に移行し、吸収材28に吸収される。
図4に示すように、液体噴射装置11は、液体噴射部31のメンテナンスを行うためのメンテナンス機構41を備えている。なお、図4では、メンテナンスに係る構成の説明理解の容易のために一部構成の図示を省略し、媒体支持部22、キャリッジ33及び液体噴射部31等の構成を二点鎖線で図示している。
メンテナンス機構41は、移動方向Mにおいてホーム位置と対応する位置に配置されるキャップ42と、キャップ42に吸引チューブ43を介して接続される吸引機構44と、キャップ42に基端側が接続される通気チューブ45と、通気チューブ45の先端側に設けられる大気開放弁46とを備えている。
キャップ42は、噴射方向Jに沿って移動可能であり、ホーム位置に移動した液体噴射部31に接触するキャッピング位置と、同液体噴射部31に接触しない退避位置との間を移動する。
キャップ42が液体噴射部31に接触するキャッピング位置に移動すると、キャップ42はノズル34が開口する閉空間を形成する。このように、キャップ42によってノズル34が開口する閉空間を形成することを「キャッピング」という。なお、キャップ42がキャッピング位置から退避位置に移動すると、キャッピングは解除される。そして、液体を噴射しない電源オフ時などに、液体噴射部31はホーム位置に移動して、キャッピングされた状態で待機する。
大気開放弁46が通気チューブ45の先端を開放する開弁位置に変位すると、キャップ42が形成する閉空間は大気に連通した状態になる。また、大気開放弁46が通気チューブ45の先端を閉塞する閉弁位置に変位すると、閉空間が密閉された状態になり、ノズル34の乾燥が抑制される。
吸引機構44は、例えば、弾性変形可能なチューブを偏心状態にある押圧部材が押し潰しつつ回転移動することで吸引力を発生させるチューブポンプ等からなる吸引ポンプである。大気開放弁46が閉弁位置にあるときに吸引機構44が駆動すると、閉空間が減圧されて負圧になる。これにより、ノズル34を通じて液体噴射部31から液体が排出される吸引クリーニングが実行される。なお、吸引機構44をチューブポンプとした場合には、押圧部材によるチューブの押し潰しを解除することによって閉空間を大気と連通させることができるので、このような場合には、大気開放弁46及び通気チューブ45を備えなくてもよい。
吸引クリーニングは、例えばノズル34が目詰まりするなどして液体の噴射不良が生じた場合などに、こうした噴射不良を解消するためのメンテナンス動作として行われる。そのため、吸引クリーニングによってノズル34から排出される液体は、液体噴射部31内に混入した気泡や増粘した液体の溶質成分などを含む廃液として扱われる。
吸引クリーニングの実行後には、大気開放弁46を開弁位置に変位させて閉空間の負圧を解消した上で、キャップ42を液体噴射部31から離れる方向に相対移動させることでキャッピングを解除する。また、その後に、吸引機構44を駆動することによって、キャップ42に残っている液体を排出する空吸引を行う。
噴射不良を解消するためのメンテナンス動作として、液体噴射部31が退避位置にあるキャップ42に向けて液滴を噴射するフラッシングを行うこともある。なお、フラッシングを行った後には、吸引機構44を駆動することによって、キャップ42が受容した液体を排出する空吸引を行う。
液体噴射装置11は、接続チューブ51を介して吸引機構44に接続された装着部52を備えている。装着部52は、噴射方向Jにおいて媒体支持部22と底壁17とに挟まれる位置であって、吸収材28よりも移動方向Mの第2端E2(図4では左端)に近い位置に配置されている。装着部52には、同装着部52から排出される廃液を廃液収容部100まで導くアタッチメント81が着脱可能に装着される。
本実施形態のアタッチメント81は、装着部52に対して、第2端E2側から第1端E1に向けて移動されることによって液体噴射装置11に装着される。また、液体噴射装置11に装着されたアタッチメント81は、第1端E1側から第2端E2に向けて移動することによって装着部52から取り外される。この点で、第2端E2から第1端E1に向かう方向(移動方向Mの反対方向)をアタッチメント81の「装着方向X」ともいい、第1端E1から第2端E2に向かう方向(移動方向M)をアタッチメント81の「反装着方向」ともいう。さらに、アタッチメント81において、装着方向Xの前側(装着部52に装着される側)となる一端部(図4では右端部)を前端部、一端部の反対側となる他端部(図4では左端部)を後端部ということがある。
また、アタッチメント81の装着方向Xと交差する方向を幅方向Yといい、装着方向X及び幅方向Yの双方と交差する方向を厚さ方向Zという。なお、本実施形態の幅方向Yは、装着方向Xと直交する方向であり、アタッチメント81を装着部52に装着した状態において、搬送方向Fと一致する方向である。また、本実施形態の厚さ方向Zは、装着方向X及び幅方向Yの双方と直交する方向であり、アタッチメント81を装着部52に装着した状態において、噴射方向Jと一致する方向である。
図4に示すように、筐体部12の底壁17には、収容室48が噴射方向J(底面側)に向けて開口する態様で凹設されている。収容室48は、アタッチメント81よりも、装着方向Xにおける長さが長くなっている。
収容室48には、上述した装着部52と、アタッチメント81を収容するための空間とが設けられている。また、収容室48には、装着部52に対して着脱されるアタッチメント81を案内する移動案内部49が装着方向Xに延びるように設けられている。一方、アタッチメント81の幅方向Yにおける両端側には、装着部52への装着時に移動案内部49と係合する案内突部81a,81bが突設されている。
なお、案内突部81a,81bは厚さ方向Zにおける位置が異なり(図6参照)、案内突部81aは移動案内部49に対して底面側から係合する一方で、案内突部81bは移動案内部49に対して天面側から係合する。すなわち、アタッチメント81が装着部52に装着されるために収容室48において装着方向Xに移動される時には、案内突部81a,81bが移動案内部49と係合することによって、アタッチメント81の噴射方向Jへの移動が抑制される。
図5に示すように、筐体部12の底壁17には、複数の支持脚部12aが突出するように設けられている。これにより、液体噴射装置11を任意の載置面(平面)に載置した場合には、その載置面と筐体部12の底壁17との間に隙間が形成されることとなる。
また、図5に示すように、筐体部12の底壁17には、液体噴射装置11の装着部52にアタッチメント81を装着するための装着口17aが収容室48と連通する態様で設けられている。装着口17aには、一対の係止爪47aを有する開閉蓋47が回動により開閉可能な状態で取り付けられる。
開閉蓋47には、装着部52に装着されたアタッチメント81の反装着方向への移動を規制するための係止突部47bが突設されている。また、開閉蓋47には、係止突部47bが設けられている部位に、切欠き部47cが形成されている。切欠き部47cによって、開閉蓋47が閉じている場合でも収容室48と筐体部12の外側とが連通される。一方、アタッチメント81の後端部には、係止突部47bと係合可能な移動規制部82が突設されている。
アタッチメント81を装着口17aから収容室48に収容した後、アタッチメント81を装着部52に向けて装着方向Xに移動させると、アタッチメント81が装着部52に装着される。ここで、アタッチメント81が装着部52に装着された状態においては、同アタッチメント81は、収容室48に収容されることとなる。
また、このようにアタッチメント81を装着部52に装着した後、開閉蓋47を回動させて係止爪47aを装着口17aに係止させると、係止突部47bと移動規制部82とが係合して、アタッチメント81の反装着方向への移動が規制される。
アタッチメント81には、アタッチメント81を装着部52から取り外すときに指等を掛けることのできる指掛け部83が凹設されている。そして、アタッチメント81を装着部52から取り外すときには、開閉蓋47を開いて係止突部47bと移動規制部82との係合を解除した後に、指掛け部83に指を掛けるなどしてアタッチメント81を反装着方向に移動させる。こうして、装着口17aを通じてアタッチメント81を収容室48から取り出すことができる。
次に、図6及び図7を参照して、装着部52の構成について詳述する。
図6及び図7に示すように、装着部52には、反装着方向(装着方向Xの反対方向)及び厚さ方向Zに開口する接続用凹部53が凹設されている。また、接続用凹部53には、反装着方向に向けて突出する突出部54と、廃液を排出する円筒状の排出部55とが、幅方向Yに並ぶように突設されている。排出部55には、接続チューブ51に連通する接続孔56が形成されている。
突出部54には、制御部63(図2参照)と電気的に接続された基板接続部57が取り付けられている。基板接続部57は、接触圧に応じて弾性変位可能な可動接触部57aを有している。可動接触部57aは、外力を受けていないときには突出部54から厚さ方向Zに突出した状態となっているとともに、外力を受けることによって突出部54に近づく方向に弾性変位する。
突出部54は、幅方向Yに沿って突出するように設けられた一対の係合突部58を有している。一対の係合突部58は、幅方向Yにおいて基板接続部57を挟む位置に配置されている。基板接続部57は係合突部58よりも反装着方向に突出しているとともに、係合突部58は基板接続部57よりも厚さ方向Zに突出している。
図7に示すように、係合突部58には、装着方向X及び幅方向Yに延びて互いに対向する係合面58a,58cと、装着方向X及び厚さ方向Zに延びて係合面58a,58cと交差する係合面58bと、を有する凹部が凹設されている。なお、係合面58aは厚さ方向Zを向いている一方で、係合面58cは厚さ方向Zの反対方向を向いている。また、係合面58a,58b,58cと交差する係合突部58の先端面58dは、幅方向Y及び厚さ方向Zに延びる。そして、接続孔56の中心は、係合面58cを含む平面(図7において一点鎖線で示す仮想的な面)上に位置する。
次に、図8及び図9を参照して、アタッチメント81の構成について詳述する。
本実施形態において、アタッチメント81の装着方向Xにおける長さをL1、幅方向Yにおける長さをL2、厚さ方向Zにおける長さ(厚さ)をL3とすると、L1>L2>L3である。すなわち、アタッチメント81は装着方向Xが長手方向であるとともに、厚さ方向Zにおける長さが短い薄型の外形を有している。そのため、アタッチメント81は、薄型の液体噴射装置11に対して好適に装着される。
図8に示すように、アタッチメント81は、排出部55から排出された廃液を廃液収容部100まで流動させる排出チューブ85と、排出チューブ85を収容するケース部材86とを有している。
図8に示すように、ケース部材86は、厚さ方向Zと交差する方向に延びる内底面を形成する底壁部86aと、装着方向X及び厚さ方向Zに延びて底壁部86aと交差する一対の側壁部86b,86cと、壁部86a,86b,86cと交差する前壁部86d及び後壁部86eと、を有している。そして、壁部86a,86b,86c,86d,86eによってチューブ収容部87が形成されている。
ケース部材86は、装着方向Xにおける一端部(前端部)に、チューブ収容部87から装着方向Xに突出する凸部91を有している。凸部91の幅方向Yにおける両端部は、チューブ収容部87の幅方向Yにおける両端部を形成する側壁部86b,86cよりも幅方向Yにおける内側に配置されている。また、ケース部材86の装着方向Xにおける他端部(後端部)には、幅方向Yにおける一方の角部を切り欠くようにして、逃げ部81cが形成されている。
図5に示すように、アタッチメント81を装着部52に装着して開閉蓋47を閉じるときに、開閉蓋47に設けられた一対の係止爪47aは、ケース部材86に凸部91と逃げ部81cとを設けることによって形成される隙間に収納される。このため、係止爪47aの収納に対応するために、ケース部材86の前端部は、側壁部86cと凸部91との接続部分となる角部が切り欠かれている。
図8に示すように、ケース部材86の後壁部86eには、チューブ収容部87の内外を連通する挿通孔86fが装着方向Xに沿って貫通形成されている。挿通孔86fには、排出チューブ85が挿通されている。
図8及び図9に示すように、案内突部81a,81bは、幅方向Yの外側に向けて突出するように、ケース部材86の側壁部86b,86cに突設されている。案内突部81bは、厚さ方向Zにおいて、チューブ収容部87の開口付近に配置されている。また、案内突部81aは、装着方向Xにおいて、案内突部81bよりも凸部91に近い位置に配置されている。
図8に示すように、凸部91には、厚さ方向Zの反対方向及び装着方向Xに向けて開口する接続凹部92と、装着方向Xに延びる廃液導入部93とが幅方向Yに並ぶように設けられている。廃液導入部93は、反装着方向における端部がチューブ収容部87に連通しているとともに、装着方向Xにおける端部が凸部91の先端面に開口している。そして、廃液導入部93は装着方向Xに向けて開口する導入口93aを有している。廃液導入部93の導入口93aには、排出チューブ85の端部が嵌挿されている。
凸部91は、底壁部86aから延設される第1壁部91aと、第1壁部91aと交差して廃液導入部93の壁面の一部を形成する第2壁部91bと、第1壁部91aと交差して第2壁部91bと対面する位置に配置される第3壁部91cと、廃液導入部93の壁面の一部を形成する第4壁部91d(図9参照)と、を有している。そして、壁部91a,91b,91c及び前壁部86dは接続凹部92を形成している。
第1壁部91aには、接続端子95を有する回路基板94が接続凹部92内に位置するように着脱可能に取り付けられている。回路基板94は、排出部55から排出された廃液量に関する情報(=廃液収容部100に収容されている廃液量に関する情報)を記憶する記憶素子を備えている。
また、接続凹部92内には、一対の案内部96(96F,96S)が幅方向Yにおいて接続端子95を挟むように設けられている。一対の案内部96F,96Sのうち、一方の案内部96Fは接続凹部92の内側に向けて突出するように第2壁部91bに突設されているとともに、他方の案内部96Sは接続凹部92の内側に向けて突出するように第3壁部91cに突設されている。すなわち、ケース部材86の一端部(前端部)において、案内部96Fは、幅方向Yにおいて接続端子95と廃液導入部93との間に配置されている。
図9に示すように、一対の案内部96(96F,96S)は、装着方向X及び幅方向Yに延びる案内面96aを有している。案内面96aは、接続端子95と反対方向(厚さ方向Z)を向いている。また、廃液導入部93の開口中心(導入口93aの中心)は、2つの案内面96aを含む平面(図9に一点鎖線で示す仮想的な面)上に位置する。
また、図8及び図9に示すように、接続端子95よりも接続凹部92の内奧側には、前壁部86dよりも装着方向Xに突出する一対の規制突部97が設けられている。規制突部97は、装着方向Xにおいて、案内部96と前壁部86dの間に位置している。
図10に示すように、アタッチメント81の接続凹部92は、装着方向Xに向けて開口し、装着部52への装着時に突出部54の挿入を可能とする態様で、アタッチメント81の装着方向Xにおける一端部(前端部)に形成されている。これに対して、装着部52の接続用凹部53は、アタッチメント81の一端部に設けられた凸部91の挿入を可能とする態様で、反装着方向に向けて開口している。
図1に示すように、廃液収容部100は、略矩形箱状をなし、アタッチメント81とは別体として設けられている。また、廃液収容部100は、その内部に廃液を収容する廃液収容室101を有している。図4に示すように、廃液収容部100には、その筐体部12側の側面に廃液収容室101の内外を連通する導入口102が形成されている。導入口102には、アタッチメント81から延びる排出チューブ85が嵌挿されている。こうして、装着部52の排出部55から排出された廃液は、アタッチメント81の排出チューブ85を介して、廃液収容部100内に収容される。こうした点で、本実施形態では、アタッチメント81と、排出チューブ85と、廃液収容部100とを含んで「廃液回収ユニット」の一例が構成されている。
ここで、図5に示すように、排出チューブ85は、筐体部12の底面に沿うように付設されている。また、排出チューブ85は、開閉蓋47の切欠き部47cに対応する位置に付設されており、開閉蓋47に閉位置に配置した場合であっても、アタッチメント81と廃液収容部100とを接続した状態を維持できる。
なお、廃液収容部100に収容された廃液が導入口102から漏出しないように、導入口102にシール部材等の漏洩抑制部材が設けてもよいし、廃液収容部100内に廃液を吸収する廃液吸収体を設けてもよい。
次に、装着部52及びアタッチメント81に着目して、液体噴射装置11の作用について説明する。
図10に示すように、アタッチメント81を装着部52に装着するために、アタッチメント81を装着部52に向けて装着方向Xに移動させると、装着部52の接続用凹部53にアタッチメント81の凸部91が挿入されるとともに、アタッチメント81の接続凹部92に突出部54が挿入される。その結果、図11に示すように、アタッチメント81は装着部52に装着される。
このとき、図10に示すように、接続凹部92内に設けられた一対の案内部96が突出部54を案内することによって、基板接続部57に対して接続端子95の位置が合わせられるとともに、排出部55に対して廃液導入部93(排出チューブ85)の位置が合わせられる。
具体的には、図12に示すように、突出部54に設けられた係合突部58の係合面58a,58b,58cからなる凹部に案内部96が挿入されて、案内部96の案内面96aが係合面58cと対向する態様で、凹状をなす係合面58a,58b,58cに沿って、凸状をなす案内部96が装着方向Xに移動する。すなわち、案内部96は、係合面58aによって厚さ方向Zの反対方向への移動が抑制され、係合面58cによって厚さ方向Zへの移動が抑制され、さらに係合面58bによって幅方向Yに沿う移動が抑制された状態で、装着方向Xに真っ直ぐ移動する。
ここで、一対の案内部96は、幅方向Yにおいて接続端子95を挟むように設けられているために、一対の案内部96で突出部54を案内することによって、基板接続部57に対して接続端子95の位置が合わせられる。また、一方の案内部96Fは、幅方向Yにおいて接続端子95と廃液導入部93(排出チューブ85の端部)との間に配置されているので、案内部96Fで突出部54を案内することによって、排出部55に対して廃液導入部93の位置が合わせられる。このように、一対の案内部96によって、基板接続部57に対する接続端子95の位置合わせと、排出部55に対する廃液導入部93(排出チューブ85の端部)の位置合わせとが行われる。
そして、アタッチメント81の規制突部97が係合突部58の先端面58dに突き当たると、アタッチメント81の装着方向Xへの移動が規制され、アタッチメント81の装着部52への装着が完了する。なお、このときのアタッチメント81の位置を「装着位置」という。
このように、規制突部97及び係合突部58の先端面58dは、装着方向Xに移動するアタッチメント81を装着位置にて停止させる位置決め部として機能する。なお、規制突部97を設けずに、突出部54を前壁部86dに突き当たらせることによってアタッチメント81の装着方向Xへの移動を規制することもできるが、規制突部97及び係合突部58を設けてアタッチメント81と突出部54が接触する面積を小さくした方が、位置決めの精度が高くなる。
なお、図13に示すように、接続端子95は、一対の案内部96を構成する一方の案内部96Fと他方の案内部96Sとの間の領域AR(図13に二点鎖線で示す)と対向するように配置されることが好ましい。このようにすれば、領域ARと接続端子95とが装着方向Xに離れている場合よりも、接続端子95の位置が基板接続部57に対して正確に合わせられる。
また、図12に示すように、アタッチメント81が装着位置にあるとき、基板接続部57の可動接触部57aは接続端子95と所定の接触圧で接触して弾性変位し、接続端子95が基板接続部57と電気的に接続された状態になる。これにより、回路基板94と制御部63とが電気的に接続されて、回路基板94と制御部63との間で、廃液収容部100に収容された廃液量に関する情報の伝送が可能になる。
また、アタッチメント81が装着位置にあるとき、一対の案内部96に設けられた案内面96aは、接続端子95に押圧されて弾性変位した可動接触部57aの弾性復元力によって、突出部54に設けられた係合面58cと係合する。そのため、可動接触部57aの弾性復元力によって接続端子95が基板接続部57から離れる方向に移動しようしても、案内面96aが係合面58cに係止されることによって、接続端子95の移動が抑制される。その結果、接続端子95と可動接触部57aとが所定の接触圧で接触した状態が維持される。
また、接続端子95は、一対の案内面96aを含む平面(図12に一点鎖線で示す仮想的な面)と平行をなすように平面的に配置されるので、厚さ方向に突出する複数の可動接触部57aとの接触圧が均等になる。
さらに、排出部55の接続孔56の中心は2つの係合面58cを含む平面(図12に一点鎖線で示す仮想的な面)上に位置する一方、廃液導入部93の開口中心は2つの案内面96aを含む平面(図12に一点鎖線で示す仮想的な面)上に位置する。そのため、アタッチメント81が装着位置に移動するときに、互いに対向する係合面58cと案内面96aとが可動接触部57aの弾性復元力によって接触することによって、接続孔56の中心位置と廃液導入部93の中心位置が同じ平面上に配置される。これにより、厚さ方向Zにおいて接続孔56の中心位置と廃液導入部93の中心位置が合わせられるので、廃液導入部93と排出部55の位置をより正確に合わせた上で、排出部55を廃液導入部93(排出チューブ85の端部)に挿入することが可能になる。
そして、アタッチメント81の装着位置への移動に伴って、排出部55が導入口93aを通じて排出チューブ85の端部に挿入されて、排出部55と廃液収容部100とがアタッチメント81を介して接続された状態になる。これにより、排出部55から排出された廃液は、廃液収容部100に導入可能な状態になる。
ここで、排出部55からアタッチメント81に排出される廃液量に関する情報は、吸引クリーニング等のメンテナンスを行う毎に、制御部63から回路基板94に伝送されて、回路基板94が備える記憶素子に記憶される。その一方で、制御部63は、回路基板94の記憶素子に記憶された廃液量に関する情報を所定のタイミングで読み取り、廃液収容部100が収容する廃液量が既定値に達したと判断できる場合に、その旨を表示部62に表示するなどしてユーザーに廃液収容部100の交換を促す。ここで、規定値とは、例えば、廃液収容部100が収容可能な廃液の最大量である。
また、図13に示すように、アタッチメント81は、廃液導入部93と接続端子95とが幅方向Yに並ぶので、厚さ方向Zが重力方向となるようにアタッチメント81を載置した状態で、廃液導入部93から廃液が漏出したとしても、その漏出した廃液が接続端子95に付着しにくい。そのため、アタッチメント81を液体噴射装置11から取り外し、そのアタッチメント81を再び液体噴射装置11に装着する場合などに、接続端子95に廃液が付着することに起因する接続端子95と基板接続部57との接触不良の発生が抑制される。
また、接続端子95と基板接続部57とが接続されることで、制御部63によって排出部55から廃液を排出することが許容され、キャップ42に廃液を排出するメンテナンスが実行可能となる。そして、吸引クリーニングやフラッシングによって液体噴射部31からキャップ42に廃液が排出されると、同廃液は、吸引機構44の駆動に伴って、接続チューブ51、排出部55及び排出チューブ85を介して、廃液収容部100に排出される。こうして、本実施形態では、排出チューブ85を備えたアタッチメント81を装着部52に装着することで、筐体部12及びアタッチメント81とは別体に設けられた大型の廃液収容部100に排出部55から排出された廃液を収容させることが可能となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)アタッチメント81を装着方向Xに移動させて装着部52に装着するときに、アタッチメント81の接続凹部92に突出部54が挿入されることで、接続凹部92に取り付けられた接続端子95と突出部54に取り付けられた基板接続部57との位置が大まかに合わせられる。続いて、接続凹部92内において、突出部54が対をなす案内部96によって案内されることによって、接続端子95の位置が基板接続部57に対して正確に合わせられる。したがって、装着部52に設けられた廃液の排出部55及び基板接続部57に対して位置を合わせつつ、アタッチメント81を装着部52に装着することができる。
そして、アタッチメント81が装着部52に装着された状態においては、接続端子95と基板接続部57が正確に接続されることで、排出部55から廃液を排出することが許容される。その結果、排出部55から排出される廃液は、筐体部12とは別体の廃液収容部100に排出される。したがって、アタッチメント81とは別体にすることにより大型化が可能となった廃液収容部100に対して、排出部55からより多くの廃液を排出させることができる。
(2)対をなす案内部96のうちの一方は、幅方向Yにおいて接続端子95と廃液導入部93との間に配置されるので、接続端子95の位置を合わせる際に、廃液導入部93の位置を合わせることができる。
(3)一方の案内部96Fを廃液導入部93及び接続凹部92を形成する第2壁部91bに突設することによって、廃液導入部93と案内部96の距離が短くなる。これにより、案内部96によって廃液導入部93の位置を正確に合わせることができる。
(4)廃液導入部93の開口中心は、一対の案内部96が有する案内面96aを含む平面上に位置するので、案内面96aによって装着部52に設けられた突出部54を案内することによって、装着方向X及び幅方向Yの双方と交差する厚さ方向Zにおいても、廃液導入部93の位置を合わせることができる。
(5)接続端子95の少なくとも一部は、案内部96Fと案内部96Sとの間の領域ARと対向するように配置されるので、領域ARと接続端子95とが装着方向Xに離れている場合よりも、接続端子95の位置を基板接続部57に対して正確に合わせることができる。
(6)アタッチメント81を装着部52に装着したときに、接続端子95に押圧された可動接触部57aの弾性復元力によって案内部96と突出部54とが係合することによって、可動接触部57aが所定の接触圧で接続端子95に接触した状態を維持することができる。これにより、アタッチメント81が振動等によりわずかに移動した場合などにも、接続端子95と基板接続部57とが電気的に接続した状態を維持することができる。
(7)アタッチメント81から廃液収容部100までを排出チューブ85で接続するため、排出チューブ85の引き回しを自由とすることで、液体噴射装置11に対する廃液収容部100の配置の自由度を高めることができる。
(第2実施形態)
以下、液体噴射装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の液体噴射装置は、第1実施形態の液体噴射装置と比較したときに、アタッチメントの形状と廃液収容部の配置とが主に異なる。したがって、以降の説明では、第1実施形態と共通の部材構成については、同一の符号を付すなどして、その説明を簡略及び省略する。
図14に示すように、第2実施形態における液体噴射装置11Aは、筐体部12と、同筐体部12の鉛直下方(噴射方向J)に設けられた廃液収容部110とを備えている。すなわち、第2実施形態では、廃液収容部110の鉛直上方に筐体部12が載置されることで、液体噴射装置11Aが構成されている。
図15に示すように、筐体部12の底面では装着口17aが開口している。すなわち、筐体部12の底壁17においては、装着口17aを閉塞する開閉蓋47が設けられていないため、装着部52の一部構成や装着部52に装着されたアタッチメント81Aが露出している。
図14及び図16に示すように、廃液収容部110は、移動方向M及び搬送方向Fにおける長さ寸法が筐体部12と略等しい略矩形箱状をなしている。図16に示すように、廃液収容部110は、廃液を収容可能な廃液収容室111を有している。また、筐体部12の底壁17と向かい合うこととなる廃液収容部110の天面部112には、装着口17aに対応する位置に、装着口17aよりも一回り大きい開口部112aが形成されている。こうして、廃液収容室111は、開口部112aを介して、外部と連通されている。なお、図16では、廃液収容部110の天面部112に筐体部12を載置した場合における装着口17a及び排出部55の配置関係を示すために、これらの部材構成を2点鎖線で図示している。
図17に示すように、第2実施形態におけるアタッチメント81Aは、第1実施形態における排出チューブ85を収容不能なケース部材86Aを有している。ケース部材86Aは、厚さ方向Zと交差する方向に延びる内底面を形成する底壁部86aと、装着方向X及び厚さ方向Zに延びて底壁部86aと交差する一対の側壁部86b,86gと、壁部86a,86b,86gと交差する前壁部86d及び後壁部86eと、を有している。
ここで、ケース部材86Aの側壁部86gは、接続凹部92を形成する第2壁部91bと一体となっている。このため、第2実施形態におけるケース部材86Aは、排出チューブを収容できない。すなわち、図15に示すように装着部52にアタッチメント81Aを装着した状態にあっても、排出部55が露出した状態となっている。
次に、装着部52及びアタッチメント81Aに係る液体噴射装置11Aの作用について説明する。
図17に示すように、アタッチメント81Aを装着部52に装着するために、アタッチメント81Aを装着部52に向けて装着方向Xに移動させると、装着部52の接続用凹部53にアタッチメント81Aの凸部91が挿入されるとともに、アタッチメント81Aの接続凹部92に突出部54が挿入される。このとき、図17に示すように、接続凹部92内に設けられた一対の案内部96が突出部54を案内することによって、基板接続部57に対して接続端子95の位置が合わせられる。
また、接続端子95と基板接続部57とが接続されることで、制御部63によって排出部55から廃液を排出することが許容され、キャップ42に廃液を排出するメンテナンスが実行可能となる。そして、吸引クリーニングやフラッシングによって液体噴射部31からキャップ42に廃液が排出されると、同廃液は、吸引機構44の駆動に伴って、接続チューブ51を介して排出部55から排出される。
ここで、図16に示すように、第2実施形態では、排出部55の鉛直下方に廃液収容部110の開口部112aが開口している。このため、排出部55から排出された廃液は、開口部112aを介して廃液収容部110に滴下(流下)して、廃液収容室111に収容される。こうして、本実施形態では、アタッチメント81Aを装着部52に装着することで、筐体部12(装着部52)とは別体に設けられた大型の廃液収容部110に廃液を収容させることが可能となる。また、こうした点で、第2実施形態では、アタッチメント81Aと廃液収容部110とを含んで「廃液回収ユニット」の一例が構成されている。
第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1),(5),(6)に加え以下に示す効果を得ることができる。
(8)アタッチメント81Aと廃液収容部110とが物理的に接続されることなく別体として設けられているため、廃液収容部110に廃液を収容できなくなる場合には、廃液収容部110のみを交換するだけでよい。このため、アタッチメント81Aを装着部52から取り外す必要がない分、廃液収容部110の交換に係る手間をより低減することができる。
なお、上記実施形態は以下に示す変形例のように変更してもよい。
・図18に示すように、アタッチメント81Aと、排出チューブ120とを個別に装着部52に装着してもよい。この場合、排出チューブ120は、排出部55と廃液収容部100,110とを接続していることが望ましい。
・廃液収容部100,110は、開放系の容器であってもよいし、密閉系の容器であってもよい。また、廃液収容部100,110は、袋状の容器であってもよいし、皿状の容器であってもよい。
・廃液収容部100,110は、筐体部12に対して移動不能に固定される構成を備えていてもよい。例えば、廃液収容部100,110を筐体部12の外側壁20に、ボルト等の締結部材で固定してもよい。
・液体噴射装置11は、装着部52に対して、廃液を収容可能な廃液収容カートリッジを着脱可能に装着する液体噴射装置であってもよい。そして、こうした液体噴射装置11に装着される廃液収容カートリッジに替えて、アタッチメント81,81Aを装着してもよい。これによれば、廃液収容カートリッジに廃液を排出させていた液体噴射装置においても、アタッチメント81,81Aを介して廃液を廃液収容部100,110に排出させることができるようになる。すなわち、そのような液体噴射装置においても、排出部55から、より多くの廃液を排出できるようになる。
・この場合、アタッチメント81,81Aの接続凹部92に取り付ける回路基板94は、廃液収容カートリッジ取り付けられている回路基板を用いてもよいし、他の回路基板を用いてもよい。
・ここで、廃液収容カートリッジに取り付けられている回路基板と同一の回路基板をアタッチメント81,81Aに取り付けて使用した場合には、その液体噴射装置の制御部は、装着部52にアタッチメント81,81Aが装着されているにも関わらず、装着部52に廃液収容カートリッジが装着されていると誤認識する。
すると、この場合においては、アタッチメント81,81Aと接続される廃液収容部100,110が収容できる廃液量に未だ余裕がある状態で、廃液収容カートリッジの交換が促される場合が想定される。したがって、このような場合には、アタッチメント81,81Aを装着部52から取り外し、アタッチメント81,81Aに取り付けられている回路基板を、廃液量についての情報が書き込まれていない回路基板に交換し、再びアタッチメント81,81Aを装着部52に装着すればよい。若しくは、アタッチメント81,81Aの着脱の際に、同アタッチメント81,81Aに取り付けられている回路基板の記憶素子に書き込まれた廃液量に関する情報を書き換えてもよい。
これによれば、定期的にアタッチメント81,81Aを着脱する必要が生じるが、その着脱の際に、廃液を収容している廃液収容部100,110自体を交換する必要がない分、廃液を収容している廃液収容カートリッジを着脱することに比較して、再び廃液を排出できる状態に復帰するまでの手間を低減することができる。
・第1実施形態において、アタッチメント81から廃液収容部100までを接続する際の排出チューブ85の引き回し態様は自由に変更してもよい。例えば、排出チューブ85を廃液収容部100にその底部から接続するように引き回してもよいし、排出チューブ85を廃液収容部100にその上部から接続するように引き回してもよい。また、筐体部12に穴を開けたり切り欠きを設けたりすることで、排出チューブ85を筐体部12の外側壁20を挿通させて廃液収容部100に接続させてもよい。
・第2実施形態において、排出部55から排出される廃液が反装着方向に飛散しないように、略L字状をなす継手を下流端が廃液収容部110に向くように排出部55に装着してもよい。この場合、廃液収容部110の開口部112aの開口面積を、当該継手の断面積に対応する面積としてもよい。
・装着部52に設けられる係合突部58が凹部を備えず、凸状の係合突部と凸状の案内部とが係合するようにしてもよい。あるいは、アタッチメント81,81Aが有する案内部96を凹状に形成して、凸状の係合突部が凹状の案内部に挿入されるようにしてもよい。
・アタッチメント81,81Aは、凸部91または逃げ部81cを備えなくてもよい。
・アタッチメント81,81Aにおいて、廃液導入部93及び接続凹部92を形成する第2壁部91bとは別の壁部に案内部96Fを設けてもよい。また、一対の案内部96F、96Sは、凸部91から幅方向Yにおける外側に向けて突出するように設けてもよい。例えば、アタッチメント81,81Aにおいて、廃液導入部93を形成する第4壁部91dに、幅方向Yにおける外側に向けて突出するように案内部96Fを設けてもよい。この場合、案内部96Sは、幅方向Yにおける外側に向けて突出するように第3壁部91cに設けてもよい。
・アタッチメント81,81Aにおいて、一対の案内部96F、96Sは、それぞれ廃液導入部93を形成する第2壁部91b及び第4壁部91dに、幅方向Yにおける外側に向けて突出するように設けてもよい。
・液体噴射部31が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
・媒体は用紙に限らず、プラスチックフィルムや薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛であってもよい。
11,11A…液体噴射装置、31…液体噴射部、48…収容室、52…装着部、54…突出部、55…排出部、57…基板接続部、57a…可動接触部、81,81A…アタッチメント、85…排出チューブ(接続流路の一例)、86…ケース部材、91…凸部、91b…第2壁部(壁部の一例)、92…接続凹部、93…廃液導入部、94…回路基板、95…接続端子、96(96F,96S)…案内部、96a…案内面、100,110…廃液収容部、X…装着方向、Y…幅方向、AR…領域。

Claims (7)

  1. 廃液収容部に廃液を排出する排出部と基板接続部が設けられた突出部とを有する装着部が設けられた収容室に、前記装着部に装着された状態で収容され、前記廃液収容部とは別体のアタッチメントであって、
    前記装着部への装着時に前記突出部の挿入を可能とする態様で、前記装着部に対する装着方向に向けて開口する接続凹部と、
    前記装着部への装着時に前記基板接続部と電気的に接続される接続端子を有して前記接続凹部に取り付けられた回路基板と、
    前記装着部への装着時に前記排出部と接続される廃液導入部と、を備え、
    前記接続凹部には、前記装着部への装着時に前記突出部を案内する一対の案内部が、前記装着方向と交差する幅方向において前記接続端子を挟むように設けられ、
    前記一対の案内部のうちの一方の案内部は、前記廃液導入部の壁面の一部及び前記接続凹部を形成する共通の壁部に、前記接続凹部の内側に向けて突出するように突設される
    ことを特徴とするアタッチメント。
  2. 記一対の案内部のうちの一方の案内部は、前記幅方向において前記接続端子と前記廃液導入部との間に配置される
    請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 前記一対の案内部は、前記装着方向及び前記幅方向に延びる案内面を有し、
    前記廃液導入部は前記装着方向に向けて開口し、前記廃液導入部の開口中心は、前記案内面を含む平面上に位置する
    請求項2に記載のアタッチメント。
  4. 廃液収容部に廃液を排出する排出部と基板接続部が設けられた突出部とを有する装着部が設けられた収容室に、前記装着部に装着された状態で収容され、前記廃液収容部とは別体のアタッチメントであって、
    前記装着部への装着時に前記突出部の挿入を可能とする態様で、前記装着部に対する装着方向に向けて開口する接続凹部と、
    前記装着部への装着時に前記基板接続部と電気的に接続される接続端子を有して前記接続凹部に取り付けられた回路基板と、
    前記装着部への装着時に前記排出部と接続される廃液導入部と、を備え、
    前記接続凹部には、前記装着部への装着時に前記突出部を案内する一対の案内部が、前記装着方向と交差する幅方向において前記接続端子を挟むように設けられ、
    前記一対の案内部は前記装着方向及び前記幅方向に延びる案内面を有し、
    前記廃液導入部は前記装着方向に向けて開口し、前記廃液導入部の開口中心は、前記案内面を含む平面上に位置する
    ことを特徴とするアタッチメント。
  5. 前記接続端子の少なくとも一部は、前記一対の案内部を構成する一方の案内部と他方の案内部との間の領域と対向するように配置される
    請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のアタッチメント。
  6. 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のアタッチメントと、
    廃液を収容可能な廃液収容部と、
    前記アタッチメントと前記廃液収容部とを接続する接続流路と、を備える
    廃液回収ユニット。
  7. 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のアタッチメントと、廃液を収容可能な廃液収容部と、前記アタッチメントと前記廃液収容部とを接続する接続流路と、を有する廃液回収ユニットと、
    液体を噴射可能な液体噴射部と、
    前記アタッチメントが装着される装着部が設けられた収容室と、を備え、
    前記装着部は、前記廃液を排出する排出部と、基板接続部が取り付けられた突出部と、を有する
    液体噴射装置。
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