JP6459109B2 - 位置情報システム - Google Patents

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本発明は、位置情報を含むユニークIDを発信するビーコン発信機と、それから発信されたユニークIDを受信する携帯端末を備えた位置情報システムに関する。
従来から、無線端末を有する人や物の位置を管理するための位置情報システムが知られている。この種のものとして、非接触IDカードを識別装置が自動的に読み取り、非接触IDカードに記憶された位置情報を登録又は更新する位置管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。識別装置は、通信媒体として電波を用いたキャリア信号と呼出信号を連続的に発信し、非接触IDカードは、受信した電波からID情報の発信に必要な電力を生成する。識別装置は、非接触IDカードから発信された電波を受信し、データの復調を行う。
また、特定エリア内で携帯機器の送信する識別情報を監視機器が読み取り、別の携帯機器へ警告を通知する無線通信システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。携帯機器は、監視機器の送受信部と通信電波によって短距離無線通信を行い、携帯機器からID情報を発信し、監視機器から所定の情報を受信する。
特開2000−11123号公報 特開2005−277797号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2のシステムにおいて、電波信号を送受信できるエリアが広過ぎると、位置情報を特定できなくなるので、ID情報を送受信できるエリアは一定範囲に限られる。しかしながら、そのエリアは視覚的には把握されないので、非接触IDカードや携帯機器から識別装置や監視機器へ正確にID情報が伝送されないことが起こり得る。
また、非接触IDカードや携帯機器は、ID情報の発信する通信媒体として電波が用いて一つのID情報が発信される。そのため、例えば、非接触IDカードや携帯機器から発信されたID情報がノイズ等により、識別装置や監視機器に誤った情報として受信されても、識別装置や監視機器がそれを誤った情報であるとは認識できない。また、ID情報が偽造されたものであっても、識別装置や監視機器がそれを誤った情報であるとは認識できない。
本発明は、上記課題を解決するものであって、ユニークIDを発信する携帯端末の正確な位置情報を識別することができる位置情報システムを提供することを目的とする。
本発明は、位置情報を含むユニークIDを発信する複数のビーコン発信機と、前記ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する携帯端末と、前記携帯端末と通信媒体として電波を用いて接続されたサーバと、を備えた位置情報システムであって、前記ビーコン発信機は、通信媒体として電波を用いてユニークIDを発信する電波ビーコン発信機と、通信媒体として可視光を用いてユニークIDを発信する可視光ビーコン発信機と、を含み、前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する電波受信部と、前記可視光ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する受光部と、通信媒体として電波を用いて前記ユニークIDを発信する電波発信部と、を有し、前記可視光ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信しないときでも、前記複数のビーコン発信機の電波ビーコン発信機から夫々発信されたユニークIDを前記サーバに発信し、前記サーバは、3種以上のユニークIDが受信されると、3点測位から、前記携帯端末の位置情報を識別することを特徴とする。
上記位置情報システムにおいて、前記ビーコン発信機は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機が同一器具に内蔵されていることが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記ビーコン発信機は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機が照明器具に内蔵されていることが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機の夫々から発信された各ユニークIDが同一の位置情報を含むとき、前記ユニークIDを有効と認識することが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機の夫々から発信されたユニークIDを前記サーバに発信し、前記サーバは、前記ユニークIDが同一の位置情報を含むか否かを識別し、前記ユニークIDが同一の位置情報を含むとき、前記ユニークIDが有効であることを示す有効IDを前記携帯端末に発信することが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記電波発信部は、通信媒体として特定省電力無線を用いて前記ユニークIDを発信することが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記ビーコン発信機は、前記電波発信部から発信されたユニークIDを受信する電波受信部を有することが好ましい。
上記位置情報システムにおいて、前記ビーコン発信機を複数備え、各ビーコン発信機は、他のビーコン発信機が発信したユニークIDを受信する電波ビーコン受信部を有することが好ましい。
本発明によれば、携帯端末は、電波ビーコン発信機からのユニークIDだけでなく、照明器具からのユニークIDを受信するので、双方のユニークIDを用いることにより正確な位置情報を識別することができる。
本発明の第1の実施形態に係る位置情報システムの構成を示す図。 (a),(b)は、上記位置情報システムにおける携帯端末の動作フローを示す図。 (a)は上記位置情報システムにおける携帯端末の動作フローを示す図、(b)は同システムにおけるサーバの動作フローを示す図。 本発明の第2の実施形態に係る位置情報システムの構成を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る位置情報システムについて図1乃至図3を参照して説明する。図1に示すように、位置情報システム1は、照明光の光強度を変調して可視光通信を行う照明器具2と、照明器具2と可視光通信する複数の携帯端末3と、携帯端末3とネットワーク4を介して接続されたサーバ5と、を備える。携帯端末3は、例えば、図示したスマートフォンや、タブレット端末、又はその他の専用機器により構成されている。なお、ここでは、照明器具2としてダウンライトを用いた例に挙げるが、照明器具2は施設等の一定の範囲に照明光を照射できればよく、例えば、ベースライトやブラケット等であってもよい。
照明器具2は、光源ユニット21と、光源ユニット21の点灯を制御する点灯回路22と、光源ユニット21を冷却するダイキャスト部材23と、光源ユニット21から照射された光の配光を制御する反射部材24と、を有する。また、照明器具2は、位置情報を含むユニークIDを発信するビーコン発信機を有する。ビーコン発信機は、通信媒体として電波を用いてユニークID(RW(Radio Wave)ID)を発信する電波ビーコン発信機6と、通信媒体として可視光を用いてユニークID(VL(Visible Light)ID)を発信する可視光ビーコン発信機と、を含む。電波ビーコン発信機6の電波信号到達範囲は、照明器具2(可視光ビーコン発信機)の照明光到達範囲よりも広い。なお、図中の電波信号を実線矢印で、可視光信号を波線矢印で示す。
電波ビーコン発信機6は、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)又はBluetooth(登録商標)−LE等の特定省電力無線を利用した発信機により構成される。可視光ビーコン発信機は、主として、光源ユニット21と、点灯回路22と、照明器具2の位置情報を示すVLIDを記憶したID記憶部25と、点灯回路22の動作を制御してVLIDを照明器具2からの照明光に重畳する重畳部26と、から構成される。
光源ユニット21は、可視光通信可能な照明用光源により構成され、LED、有機EL又は蛍光灯等を光源とし、この光源を保持する基板や光学部材(不図示)により構成される。点灯回路22は、パルス変調又は周波数変調等の方式で、ユーザが照明光の変調を感じることがないように光源ユニット21の光出力を変調する。VLIDは、各々の照明器具2毎に異なる固有番号であって、例えば、MACアドレスやユビキタスIDセンタにより定められたユビキタスIDにより構成される。ID記憶部25は、フラッシュメモリ等の書き込み可能なメモリにより構成される。重畳部26は、マイコン等により構成され、光源ユニット21にVLIDを重畳した可視光として繰り返し出力させる。
携帯端末3は、電波ビーコン発信機6からの電波信号(RWID)を受信する電波受信部31と、照明器具2からの照明光(VLID)を受信する受光部32と、を有する。電波受信部31は、Wi−Fi、Bluetooth又はBluetooth−LE等の特定省電力無線を受信する受信機により構成される。なお、図1では、電波ビーコン発信機6から発信されたVRIDが電波受信部31に受信された例を示すが、電波ビーコン発信機6及び電波受信部31は双方向通信となるように構成される。受光部32は、フォトダイオードやPINフォトダイオード等の受光素子(不図示)と、この受光素子で受光した光からVLIDを含む信号光のみを通過させる光学フィルタ(不図示)と、を有する。
また、携帯端末3は、ユーザからの入力を受け付ける入力部33と、サーバ5から受信したデータを表示する表示部34と、サーバ5とネットワーク4を介して接続するため通信媒体として電波信号を発信する電波発信部35と、を有する。入力部33は、例えば、ある携帯端末3が属するグループを特定するためのグループID、所定の携帯端末3を保持するユーザを特定するためのユーザID、及び該ユーザを認証するためのパスワードのうち少なくとも一つの入力を受け付ける。このようなログイン機構を設けることで、周囲に不特定多数の携帯端末3が存在している場合でも、特定の携帯端末3との間だけでデータの送受信を行うことができる。表示部34は、サーバ5から受信したデータを表示するタッチパネルディスプレイ等を有する。電波発信部35は、電波ビーコン発信機6から発信される電波信号の周波数とは異なる周波数の電波信号を発信する。
更に、携帯端末3は、ユニークIDが重畳された光を出射する光出射部(不図示)と、携帯端末3の各部の動作を制御する制御部36と、を有する。光出射部は、携帯端末3に搭載されたフラッシュ機能用光源から出射される可視光に、上述した照明器具2と同様にして通信信号を重畳する。
サーバ5は、携帯端末3の電波発信部35から伝送されたRWID及びVLIDが、同一の位置情報を含むか否かを識別する位置ID認証サーバ51を有する。また、サーバ5は、RWIDを記録したデータベースを有する電波IDサーバ52と、VLIDを記録したデータベースを有する可視光IDサーバ53と、電波ビーコン発信機6との間で通信媒体として電波を用いて無線通信を行うアクセスポイントAPを有する。なお、位置情報認証サーバ51は、携帯端末3、電波IDサーバ52、可視光IDサーバ53、及びアクセスポイントAPとの間で夫々データ送信するための、無線又は有線のネットワーク(不図示)に接続されている。サーバ5を主に構成する位置ID認証サーバ51、電波IDサーバ52及び可視光IDサーバ53は、照明器具2が設けられた施設の近傍の一箇所にローカルサーバとして設置されてもよいし、それらが別の場所の一箇所に、又は夫々異なる場所にクラウドサーバとして設置されてもよい。
携帯端末3は、図2(a)に示すように、RWIDの未入力状態(=NULL)において(S1)、電波受信部31が電波ビーコン発信機6から発信された電波IDを受信したか否かを検知する(S2)。また、制御部36は、電波受信部31において電波IDが受信されると(S3)、その電波IDを受信した時刻を記録する(S4)。また、携帯端末3は、図2(b)に示すように、VLIDの未入力状態(=NULL)において(S5)、受光部32が照明器具2(可視光ビーコン発信機)から発信された可視光IDを受信したか否かを検知する(S6)。また、制御部36は、受光部32において可視光IDが受信されると(S7)、その可視光IDを受信した時刻を記録する(S8)。RWIDの受信及びVLIDの受信は、バックグラウンドで並列実行される。
また、携帯端末3は、図3(a)に示すように、RWID又はVLIDの未入力状態(=NULL)が解除される(S9)、つまりRWID及びVLIDを受信したとき、RWIDを受信した時刻とVLIDを受信した時刻とがほぼ等しいかを判別する(S10)。そして、それらの時刻がほぼ等しい場合には、RWID及びVLIDから得られる位置情報を位置ID認証サーバ51に問い合わせる(S11)。位置ID認証サーバ51は、図3(b)に示すように、携帯端末3からの問い合わせがあったとき(S12)、RWIDから得られる位置情報を電波IDサーバ52に問い合わせ(S13)、VLIDに得られる位置情報を可視光IDサーバに問い合わせる(S14)。そして、位置ID認証サーバ51は、RWIDから得られた位置情報とVLIDから得られた位置情報とが等しい場合(S15)、RWID及びVLIDが有効であることを示す有効ID情報を携帯端末3に発信する(S16)。携帯端末3は(再び図3(a)参照)、サーバ5(位置ID認証サーバ51)から受信した有効ID情報を用いて所定の処置を行う(S17)。ここで言う、所定処理とは、例えば、IDの有効性を携帯端末3の表示部34に表示する、施設に設けられた位置管理装置(不図示)に管理信号を出力する、又は施設の扉に設けられた電子錠に開錠信号を出力する等が挙げられる。
本実施形態によれば、携帯端末3は、電波ビーコン発信機6からRWIDのみを受信した場合、及び照明器具2からVLIDのみ受信した場合でも、それらのユニークIDが有効IDとは認識しない。従って、RWID及びVLIDのいずれか一方のユニークIDが、仮にノイズ等により誤った情報として受信されたとしても、他方のユニークIDと一致しないので、一方のユニークIDが誤った情報のまま処理されることを抑制することができる。また、RWID及びVLIDのいずれか一方のユニークIDが、偽造されたものであっても、他方のユニークIDと一致しなくなるので、携帯端末3は、一方の偽造IDを有効IDとは認識せず、偽造IDがそのまま処理されることを抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る位置情報システムについて、図4を参照して説明する。図示したように、本実施形態の位置情報システム1は、ビーコン発信機(電波ビーコン発信機6(6a,6b,6c)及び可視光ビーコン発信機)を有する複数の照明器具2(2a,2b,2c)と、ビーコン発信機が発信したユニークIDを受信する携帯端末3と、を備える。また、位置情報システム1は、携帯端末3及び各電波ビーコン発信機6と接続されたサーバ5を有する。サーバ5は、携帯端末3及び各電波ビーコン発信機6と双方向通信可能なアクセスポイントAPと、位置ID認証サーバ51と、を有する。
照明器具2は、上記実施形態と同様に、光源ユニット21、電波を用いてユニークID(RWID)を発信する電波ビーコン発信機6、可視光を用いてユニークID(VLID)を発信する可視光ビーコン発信機、通信信号を照明光に重畳する重畳部26等を有する。また、複数の照明器具2は、照明光の照射範囲(図中、ドットのハッチングで示す)が重複しないように、通路等の天井Cに一定間隔(例えば、3mピッチ)で設置され、夫々床面Fに向けて通信情報を重畳した可視光を照射する。本実施形態においては、電波ビーコン発信機6(図例では6c)は、他の電波ビーコン発信機(図例では6b)が発信したユニークIDを受信する受信部の機能(電波ビーコン受信部)も有する。
携帯端末3は、上記実施形態と同様に、電波ビーコン発信機6からのRWIDを受信する電波受信部31、照明器具2からのVLIDを受信する受光部32、表示部34、サーバ5及び電波ビーコン発信機6と接続するための電波発信部35等を有する。また、本実施形態の携帯端末3は、各ビーコン発信機から夫々発信されたユニークID(RWID及びVLID)を送受信可能なアクティブ型電波発信機であり、リストウォッチ型に構成されており、人に取り付け可能なバンド37を有する。電波発信部35の電波信号到達範囲(図中、波線円で示す)は、照明器具2(可視光ビーコン発信機)の照明光到達範囲よりも広い。
本実施形態の動作を、上記図4を参照して説明する。複数の照明器具2が設置されたエリアに携帯端末3を付けた人が近づいたとき、携帯端末3の電波発信部35の電波信号到達範囲は照明器具2の照明光到達範囲よりも広いので、電波発信部35と電波ビーコン発信機6との間の通信により、RWIDを先に取得する。なお、電波発信部35の電波信号到達範囲が広いと、RWIDにより特定される位置情報の正確性は低くなる。一方、携帯端末3の受光部32が、照明器具2の照明光からVLIDを受信したとき、電波発信部35はサーバ5にRWID及びVLIDを送信する。位置ID認証サーバ51は、RWID及びVLIDにより特定される位置情報を識別する。
一方、携帯端末3の受光部32がVLIDを受信しないときであっても、複数の電波ビーコン発信機6との間で夫々固有のRWIDを受信したときには、電波発信部35はそれらのRWIDをサーバ5に送信する。位置ID認証サーバ51は、3種以上のRWIDが受信されると、3点測位から、携帯端末3のおおよその位置情報を識別する。
本実施形態によれば、携帯端末3が照明器具2からのVLIDを受光できる場合には、RWID及びVLIDの両方から、携帯端末3及びそれを取り付けた人の正確な位置情報を識別することができる。また、携帯端末3が、VLIDを受光できない場合であっても、携帯端末3の電波発信部35が電波ビーコン発信機6との間の通信により、携帯端末3のおおよその位置情報を識別することができる。つまり、可視光を受光できるときは位置情報を正確に識別することができ、可視光が受信できないときであっても、電波により位置情報を補完的に識別することができる。なお、電波ビーコン発信機6a,6b,6cは、相互に通信可能であり、一の電波ビーコン発信機6(例えば6a)、又は携帯端末3から発信されたRWID(VLID)が、他の電波ビーコン発信機(例えば6b,6c)に伝送されてもよい。また、携帯端末3から、ユニークIDが直接的にサーバ5のアクセスポイントAPに伝送されるだけでなく、電波ビーコン発信機6(例えば6c)を介して間接的に伝送されてもよい。これにより、夫々の機器間の通信範囲が狭くても、ユニークIDの伝送を中継することで、実質的な通信範囲を広くすることができる。
また、携帯端末3は、電波受信部31が電波ビーコン発信機6から発信された電波信号を受信すると、同電波信号を受信したことを表示部34によりユーザに通知し、受光部32を照明器具2からのVLIDを受信できるオン状態とするように構成されていてもよい。この場合、携帯端末3は、電波受信部31が同電波信号を所定時間受信しないと、受光部32への電力供給を遮断することで受光部32のオン状態を解除してオフ状態とする。これにより、受光部32がオン状態となる時間を少なくし、消費電力を抑制することができる。
なお、本発明に係る位置情報システムは、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態において、電波ビーコン発信機6が照明器具2に組み込まれた構成を示したが、それらが別の器具から構成されていてもよく、電波ビーコン発信機6と可視光ビーコン発信部として機能する装置が、ある同一器具に内蔵されていてもよい。また、携帯端末3の数は2つ以上であってもよく、例えば、各携帯端末3が互いに、照明器具2及び電波ビーコン発信機6を介してサーバ5に接続され、相互の位置情報を確認できるように構成されていてもよい。
1 位置情報システム
2 照明器具(可視光ビーコン発信機)
3,3a,3b,3c 携帯端末
31 電波受信部
35 電波発信部
32 受光部
5 サーバ
6,6a,6b,6c 電波ビーコン発信部(電波受信部、電波ビーコン受信部)
RWID 電波を用いたユニークID
VLID 可視光を用いたユニークID

Claims (8)

  1. 位置情報を含むユニークIDを発信する複数のビーコン発信機と、前記ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する携帯端末と、前記携帯端末と通信媒体として電波を用いて接続されたサーバと、を備えた位置情報システムであって、
    前記ビーコン発信機は、通信媒体として電波を用いてユニークIDを発信する電波ビーコン発信機と、通信媒体として可視光を用いてユニークIDを発信する可視光ビーコン発信機と、を含み、
    前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する電波受信部と、前記可視光ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信する受光部と、通信媒体として電波を用いて前記ユニークIDを発信する電波発信部と、を有し、前記可視光ビーコン発信機から発信されたユニークIDを受信しないときでも、前記複数のビーコン発信機の電波ビーコン発信機から夫々発信されたユニークIDを前記サーバに発信し、
    前記サーバは、3種以上のユニークIDが受信されると、3点測位から、前記携帯端末の位置情報を識別することを特徴とする位置情報システム。
  2. 前記ビーコン発信機は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機が同一器具に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の位置情報システム。
  3. 前記ビーコン発信機は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機が照明器具に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の位置情報システム。
  4. 前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機の夫々から発信された各ユニークIDが同一の位置情報を含むとき、前記ユニークIDを有効と認識することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の位置情報システム。
  5. 前記携帯端末は、前記電波ビーコン発信機及び可視光ビーコン発信機の夫々から発信されたユニークIDを前記サーバに発信し、
    前記サーバは、前記ユニークIDが同一の位置情報を含むか否かを識別し、前記ユニークIDが同一の位置情報を含むとき、前記ユニークIDが有効であることを示す有効IDを前記携帯端末に発信することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の位置情報システム。
  6. 前記電波発信部は、通信媒体として特定省電力無線を用いて前記ユニークIDを発信することを特徴とする請求項1に記載の位置情報システム。
  7. 前記ビーコン発信機は、前記電波発信部から発信されたユニークIDを受信する電波受信部を有することを特徴とする請求項6に記載の位置情報システム。
  8. 各ビーコン発信機は、他のビーコン発信機が発信したユニークIDを受信する電波ビーコン受信部を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の位置情報システム。
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