JP6457490B2 - 軽量シールキャップ - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、そのすべての開示内容が参照によって本願に組み込まれる、2013年4月15日に出願された米国仮出願第61/811988号の優先権を主張するものである。
(発明の分野)
本開示は、シールキャップ及びその使用法を含めて、締結具をシールするのに有用な方法及び物品に関するものであり、特に、絶縁破壊強度がより強く、より軽量であり、かつ/又はより薄い肉厚を有する軽量シールキャップに関するものである。
簡潔に言えば、本開示は、締結具を保護する方法であって、a)締結具を設ける工程と、b)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつシールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有する、工程と、c)未硬化シーラントをシールキャップの内部に若しくは締結具に、又はそれらの両方に塗布する工程と、d)締結具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に存在するように、シールキャップを締結具に被せて配置する工程と、を含む、方法を提供する。この方法は、シーラントを硬化させる工程を更に含んでもよい。いくつかの実施形態において、シールキャップは光学的に半透明であり、シーラントを硬化させる工程は、シールキャップを通して化学線をシーラントに作用させることを含む。
簡潔に言えば、本開示は、締結具を保護する方法であって、f)締結具を設ける工程と、g)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、かつシールキャップの内部は一定量の未硬化シーラントを収容する、工程と、h)締結具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に存在するように、シールキャップを締結具に被せて配置する工程と、を含む、方法を提供する。この方法は、シーラントを硬化させる工程を更に含んでもよい。いくつかの実施形態において、シールキャップは光学的に半透明であり、シーラントを硬化させる工程は、シールキャップを通して化学線をシーラントに作用させることを含む。
別の態様において、本開示は、q)締結具と、r)内部を画定するシールキャップと、s)硬化シーラントと、を備える保護付き締結具構造であって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつシールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、シールキャップは、締結具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に存在するように、締結具に被せて配置され、並びにシールキャップの内部は、シールキャップを締結具に結合する硬化シーラントを更に収容する、保護付き締結具構造を提供する。
別の態様において、本開示は、v)内部を画定するシールキャップと、w)一定量の未硬化シーラントと、を備える、即時取付け式シールキャップであって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、かつシールキャップの内部はその一定量の未硬化シーラントを収容する、即時取付け式シールキャップを提供する。
別の態様において、本開示は、締結具の保護のためのシールキャップであって、1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、1.5mm未満の平均肉厚を有する、シールキャップを提供する。
本発明によるシールキャップの実施形態である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略図である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略図である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略図である。 本発明によるシール付き締結具を作製するプロセスにおける工程の実施形態の概略図である。 本発明によるシール付き締結具の一実施形態の概略図である。
本開示は、シールキャップ、それらの使用法、及びシールキャップを備えた構造を提供する。リベット、ボルト、及び他の種類の締結具を使用する機械構造においては、締結具の露出部分にシーラントを塗布して、締結具を腐食から保護するように、また電気絶縁をもたらすようにすることが有益となり得る。シーラントはまた、特に締結具が流体格納タンクの中へと突出する場合に、具体的にはその流体が燃料である場合に、最も具体的にはそのタンクが航空機に搭載されている場合に、流体の通過に対するバリアとして機能し得る。そのような場合、締結具はまた、落雷などによる、燃料タンクの内部への放電の通過を防止又は低減するように機能し得る。本開示によるシールキャップは、そのような多数の用途で締結具をシールするのに有用となり得る。図1及び2aはそれぞれ、本発明によるシールキャップ10の実施形態を表している。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは半透明である。本明細書で用いられるとき、「半透明」という用語は、可視光のうちのいくらかの部分、典型的には360nm〜750nmの波長範囲にある光の20%超、いくつかの実施形態においては30%超、いくつかの実施形態においては40%超、またいくつかの実施形態においては50%超を透過させることが可能であることを意味する。いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは光学的に透明であり、つまり、視聴者が画像を解像すること、例えば文章を読みことを物品が妨げない程度に透明である。いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは、構造若しくは据付又はそれら両方における欠陥の目視検査を可能にする。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは、1.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては5.0kV/m超、いくつかの実施形態においては10.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては15.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては30.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては40.0kV/mm超、またいくつかの実施形態においては50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料から作製される。いくつかの実施形態において、絶縁破壊強度のより高い材料を使用することにより、より軽量なシールキャップの製造が可能となる。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは薄肉である。いくつかの実施形態において、これらのシールキャップは、1.5mm未満、いくつかの実施形態においては1.2mm未満、いくつかの実施形態においては1.0mm未満、いくつかの実施形態においては0.5mm未満、いくつかの実施形態においてh0.2mm未満、いくつかの実施形態においては0.1mm未満、またいくつかの実施形態においては0.08mm未満の平均肉厚を有する。
シールキャップは、任意の好適な材料から作製され得る。いくつかの実施形態において、その材料はジェット燃料に耐性がある。いくつかの実施形態において、その材料は−20℃未満のTB(脆化温度)を有する。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリウレタンポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリチオエーテルポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリスルフィドポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはTHVポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはPEEKポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、10nm超、いくつかの実施形態においては5nm以下、またいくつかの実施形態においては1nm以下の平均粒度を有する充填剤又は他の粒子を含まない。
いくつかの実施形態において、シールキャップとシーラントは異なる材料を含む。いくつかの実施形態において、シールキャップとシーラントは異なる材料を含まない。
いくつかの実施形態において、シールキャップは、シーラントで少なくとも部分的に充填されている。図2bを参照して、シールキャップ10にシーラント20を充填することができる。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、使用の直前にシーラントで少なくとも部分的に充填される。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、シーラントで少なくとも部分的に充填され、すぐ使用できる形態で保管される。いくつかのそのような実施形態において、充填された又は部分的に充填されたキャップが低温で保管される。いくつかのそのような実施形態において、充填された又は部分的に充填されたキャップは使用前に解凍されなければならない。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、締結具への適用の前にシーラントで少なくとも部分的に充填される。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、締結具への適用の後に、例えば注射器、シーラントポートなどによってシーラントで少なくとも部分的に充填される。いくつかの実施形態において、シールキャップは、締結具へのシーラントの適用の後に締結具に取り付けられる。いくつかの実施形態において、締結具は基材物品に貫入する。いくつかの実施形態において、締結具は基材物品の表面から突出する。いくつかの実施形態において、基材物品は複合材料である。いくつかの実施形態において、基材物品は、エポキシマトリックスとガラス繊維又は炭素繊維の複合材料である。いくつかの実施形態において、締結具のうちの基材物品から突出するすべての部分が、硬化シーラント若しくはシールキャップ又はそれら両方で被覆される。いくつかの実施形態において、締結具のうちの基材物品から突出するすべての部分が、硬化シーラントで被覆される。
図2cを参照すると、一実施形態において、シーラント20で充填されたシールキャップ10が、基材物品40から突出する締結具30を被覆している。いくぶんかの過剰量のシーラント22が、適用の間にシールキャップ10から押し出されてもよい。
シーラントは任意の好適な材料であってよい。いくつかの実施形態において、その材料はジェット燃料に耐性がある。いくつかの実施形態において、その材料は−20℃未満のTB(脆化温度)を有する。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリウレタンポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリチオエーテルポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリスルフィドポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、10nm超、いくつかの実施形態においては5nm以下、またいくつかの実施形態においては1nm以下の平均粒径を有する充填剤又は他の粒子を含まない。
シールキャップ材料とシーラント材料は、強力な結合がシーラントとシールキャップとの間に形成されるように選定され得る。シーラント材料は、強力な結合がシーラントと基材との間に形成されるように選定され得る。任意選択により、シーラント材料は、強力な結合がシーラントと締結具との間に形成されるように選定され得る。
シールキャップとシーラントが締結具に適用された後、シーラントは通常、硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは放射線硬化シーラントである。いくつかの実施形態において、シーラントは、化学線をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは、緑色光をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは、青色光をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは、紫色光をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは、紫外光をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは、半透明のシールキャップを通して放射線をシーラントに作用させることによって硬化される。いくつかの実施形態において、シーラントは60秒未満で、いくつかの実施形態においては30秒未満で、またいくつかの実施形態においては10秒未満で、実質的に完全に硬化される。いくつかの実施形態において、硬化は、硬化剤を使用の直前に添加することによって達成される。いくつかの実施形態において、硬化は、周囲条件における熱硬化によって達成される。いくつかの実施形態において、硬化は、熱源から熱を加えることによる熱硬化によって達成される。
いくつかの実施形態において、組合わせのシールとシールキャップが、シールキャップの鋳型を使用して、締結具に被せて所定位置に成型される。いくつかの実施形態において、シールキャップの鋳型は、現場成形のシールとシールキャップの検査及び放射線硬化が可能となるように、半透明又は透明である。
図5aは、そのようなプロセスの一実施形態を示しており、シーラント60を含んだシールキャップの鋳型50が、基材物品40から突出する締結具30に被せて配置されている。この実施形態において、シーラント60は、放射線70を作用させることによって硬化される。図5bは、シールキャップの鋳型50を取り除いた後の、完成したシール62を示している。
本開示の目的及び利点について以下の実施例によって更に説明するが、これらの実施例において記載した特定の材料及びその量、並びに他の条件及び詳細は、本開示を不当に限定するように解釈されるべきではない。
特に明記しない限り、すべての試薬はミズーリ州セントルイス(St. Louis)のシグマ・アルドリッチ社(Sigma-Aldrich Company)から取得した又は入手可能なものであるか、あるいは既知の方法で合成され得るものである。特に報告のない限り、全ての比は、重量パーセント基準である。
実施例で使用される材料の略称は以下の通りである。
Figure 0006457490
試験方法
複合試験パネル
落雷試験及びシールキャップの取付けのための複合パネルを、以下の材料及び方法を用いて作製した。ワシントン州タコマ(Tacoma)の東レコンポジット(アメリカ)社(Toray Composites (America), Inc.)から入手した一方向プレペグ、タイプ「P2353W−19−30S」の層を、バランスの良い構造が得られるように、45,135,0,90,0,0,90,0,135,45に配向した。ニュージャージー州ウッドランドパーク(Woodland Park)のサイテックインダストリーズ社(Cytec Industries)によるグラファイト織物、タイプ「CYCOM 970/PWC T300 3K NT」の層を、10枚合わせのプレペグの各側に置いた。パネルの大きさは公称で12インチ×12インチ(30.48cm×30.48cm)であった。この積層材を次いで、標準的なオートクレーブバギング法を用いてバギングし、完全真空下の90psi(620.5kPa)で350°F(176.7℃)にて2時間にわたり、オートクレーブ内で硬化させた。パネルを次いで半分に切断し、ニューヨーク州ファーミントン(Farmington)のピアレスエアロスペースファスナ社(Peerless Aerospace Fastener Co.)から入手したHi−Shear締結具のシャンク、部品番号「HL10VAZ6−3」を入れる10個の穴をマッチドリル加工した。オーバーラップ継手の中心にそって均等に離間した締結具と1インチ(2.54cm)の重なりが存在するように、パネルをドリル加工した。2枚のパネル半分を、同様にピアレスエアロスペースファスナ社による上記のシャンクカラー組立体、品番「HL94W6」を使用して互いに継ぎ合わせた。締結具を締め付ける前に、2枚のパネルの間と穴の中に配したAC−240で継手を湿潤させた。最後の試験パネルは、10インチ(25.4cm)の幅全体にわたって均等に離間されたオーバーラップ継手に10個の締結具が中央に配置されたものであった。
落雷試験
本発明のシールキャップで被覆された試験用締結具を有する複合パネルを、オーバーラップ継手の両端部で電気的に接地させた。パネルのキャップ側を暗箱の内側に置き、現象を記録するために高速カメラを配置し、電極をパネルから1.0インチ(2.54cm)離して、標的の締結具の直接、反対側に配置した。点火ワイヤを使用して、標的の締結具に付着するようにアークを導いた。SAE ARP1512に記載されているように、21kA〜103kAのピーク振幅を「D」バンク構成要素として掛けた。「B」及び「C」構成要素はこの試験には使用しなかった。様々な電圧を各試験ごとに印加し、記録した。試験の合否は、暗箱内で締結具の周りに観測された光に基づいたものである。
シールキャップ
比較例A
AC−360シーラント混合物を、10:1の基剤:促進剤の比で、70°(F21.1℃)にて調製し、8インチ×8インチ(20.32cm×20.32cm)の9空洞型アルミニウムシールキャップ鋳型の雌成形型の中に射出した。これらの空洞は、15mmのベース直径、15ミリの高さ、及び2.5mmの肉厚を切頭円錐形状のキャップに与えるように設計されたものである。雄成形型で鋳型を閉鎖し、シーラントを約12時間にわたって75°F(23.9℃)で、続いて1時間にわたって130°F(54.4℃)で硬化させた。結果として得られたシールキャップを次いで、成形型から取り出した。
比較例B
比較例Aに記載した全体的な手順を繰り返したが、AC−360をPR−1776に代えた。
比較例C
次のように、硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。40mlの琥珀色のガラスバイアルに、10グラムのPTE−1及び0.604グラムのTACを21℃で充填した。これに0.106グラムのI−819を加えた。次いでバイアルをシールし、I−819が分解するまで実験室用ローラーミルに50℃で30分間にわたって置いた。次いでこの混合物の一部を、8インチ×8インチ(20.32cm×20.32cm)の9−空洞型アルミニウムシールキャップ鋳型の雌成形型の中に射出した。次いで明澄なエポキシ雄成形型を使用して鋳型を閉鎖し、ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)のクリアストーン・テクノロジーズ社(Clearstone Technologies, Inc.)による455nmのLED、モデル「CF 2000」に、雄成形型を通じて0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間にわたって暴露することによって組成物を硬化させた。結果として得られたシールキャップを次いで、成形型から取り出した。
(実施例1)
重量比50:50のTHV−200とMEKとの混合物を、切頭円錐形状のキャップに10mmのベース直径と10mmの高さを与えるように寸法を定められた一個取り雄成形型にブラシ塗りし、約60分間にわたって70°F(21.1℃)で乾燥させた。フルオロエラストマ溶液の第2の塗布を雄成形型に施し、再び乾燥させて、約0.25mmの肉厚を得た。完成したキャップを成形型から取り出し、バリ取りし、結果として軽量の透明シールキャップを得た。
(実施例2)
97重量パーセントのTHV 500と3重量パーセントのTHV 200Wとを有するペレットの一様な混合物を押出し機の中に送り込むことによって、白色のフッ素化ポリマーのバッキングを調製した。この一様な混合物は、Haake押出し機を使用して平滑な127m厚のポリエチレンキャリアウェブの上に、43mmの一様な厚さへと押し出された。次いで、裏なしフィルムを一個取り雄成形型の上に配置し、締め付け、バキュームテーブルの上に設置した。次いで、放射熱を用いてフィルムを400°F(204.4℃)に加熱した。フィルムが垂れ下がり始めた後、成形型をフィルムの中へと送り込み、減圧を施して、フィルムを成形型の上へと引き寄せた。次いでフィルムを約21℃に冷まし、雄成形型から取り出し、バリ取りし、結果として軽量のシールキャップを得た。
(実施例3)
APTIVブランドのPEEKフィルムのシートを、200℃に予熱された一個取り雄成形型に被せて配置した。次いでこのフィルムを、ホットエアガンによって雄成形型の上で軟化させ変形させた。次いで、予備成形されたキャップを軟化したフィルム及び雄成形型の上に押し付け、その後に組立体を約21℃に冷ました。次いで、予備成形されたキャップを取り外し、軽量の半透明PEEKフィルムキャップを露わにし、次いでこのPEEKフィルムキャップを雄成形型から取り出し、バリ取りした。
(実施例4)
架橋性のフルオロエラストマ溶液を次のように調製した。THV−200とMEKの重量比20:80の混合物3.75グラムを、20℃のIPA中で、γ−アミノプロピルトリメトキシシランの5重量%の溶液1.5グラムと混合した。この溶液を、10mmのベース直径と10mmの高さを有する円錐形状のキャップを有する、円錐形状の一個取り雄成形型の上にブラシ塗りし、21℃で約60分間にわたって乾燥させた。架橋性フルオロエラストマ溶液の第2の塗布を第1のコーティングの上に施し、21℃で約60分間にわたって乾燥させ、結果として約0.25mmの全肉厚を得た。次いで、ポリマーを架橋させるために、コーティングした成形型を60℃に設定されたオーブン中に30分間にわたって置き、その後、成形型をオーブンから取り出し、20℃に冷まし、結果として得られた軽量の半透明シールキャップを成形型から取り出し、バリ取りした。
シーラントコアを備えたシールキャップ
(実施例5)
透明なポリチオエーテル樹脂組成物を次のように調製した。100グラムのPTE−2を、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと21℃で均質に混合した。次いでこの混合物の一部を、実施例1に従って作製したシールキャップに注いだ。
これによって、軽量の充填キャップ組立体を作った。次いで充填シールキャップ組立体を複合パネルの締結具の上に置き、20℃で24時間にわたって硬化させた。この結果、軽量の透明な硬化シールキャップで保護された締結具が得られた。
(実施例6)
実施例2に従って作製したシールキャップに、基剤:促進剤を重量比で10:1として21℃で混合することによって調製したAC−240を充填した。これによって、軽量の充填キャップ組立体を作った。次いでこのキャップ組立体を複合パネルの締結具の上に置き、21℃で24時間にわたって硬化させた。この結果、軽量の硬化シールキャップで保護された締結具が得られた。
(実施例7)
透明なポリチオエーテル樹脂組成物を次のように調製した。40mlの琥珀色のガラスバイアルに、7.000グラムのDMDO、4.439グラムのDVE−2、及び1.812グラムのTACを21℃で充填した。これに0.132グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。次いでこの混合物の一部を、実施例1に従って作製したシールキャップに注いだ。これによって、軽量の充填キャップ組立体を作った。次いで、充填シールキャップ組立体を複合パネルの締結具の上に置き、複合パネルまで2.54センチメートル(1インチ)の距離で30秒間にわたって、455nmのモデル「CF 2000」LEDに暴露することによって硬化させた。この結果、軽量の透明な硬化シールキャップで保護された締結具が得られた。
(実施例8)
概ね実施例5で記載した通りに、充填半透明シールキャップを調製した。ここで、ポリチオエーテルシールキャップを、実施例3に従って作製したPEEKシールキャップに代えた。
(実施例9)
概ね実施例8で記載した通りに、充填半透明シールキャップを調製した。ここで、PEEKシールキャップを、実施例4に従って作製した架橋性フルオロエラストマシールキャップに代えた。
比較例D
比較例Bに従って作製したシールキャップに、基剤:促進剤を重量比で10:1として21℃で混合することによって調製したPRC−1776を充填した。次いでこのキャップ組立体を複合パネルの締結具の上に置き、21℃で24時間にわたって硬化させた。この結果、標準的な重量の硬化シールキャップで保護された締結具が得られた。
比較例E
比較例Aに従って作製したシールキャップに、基剤:促進剤を重量比で10:1として21℃で混合することによって調製したAC−360を充填した。次いでこのキャップ組立体を複合パネルの締結具の上に置き、21℃で24時間にわたって硬化させた。この結果、標準的な重量の硬化シールキャップで保護された締結具が得られた。
比較例F
軽量の硬化シーラントコアを有する、標準的な重量の硬化シールキャップで保護された締結具を、比較例Eに記載した全体的な手順に従って作製した。ここでAC−360シーラントコアをAC−380に代えた。
選択した実施例及び比較例D〜Fの落雷試験について、表1に記録する。選択した実施例及び比較例A〜Cのキャップ重量及びキャップ密度を表2及び3に記す。キャップ材料の絶縁破壊強度を表4に記録する。
Figure 0006457490
Figure 0006457490
Figure 0006457490
Figure 0006457490
本開示は、例示的な実施形態の以下の番号付きリストを含む。
1. 締結具を保護する方法であって、
a)締結具を設ける工程と、
b)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつシールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有する、工程と、
c)未硬化シーラントをシールキャップの内部に若しくは締結具に、又はそれらの両方に塗布する工程と、
d)締結具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に存在するように、シールキャップを締結具の上に配置する工程と、を含む方法。
2. 工程c)は工程d)の前に実施される、実施形態1に記載の方法。
3. 工程d)は工程c)の前に実施される、実施形態1に記載の方法。
4. 前記シールキャップは光学的に半透明である、実施形態1〜3のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記シールキャップは視覚的に透明である、実施形態1〜4のいずれか一項に記載の方法。
6. e)シーラントを硬化させる工程を更に含む、実施形態1〜5のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記シールキャップは光学的に半透明であり、前記シーラントを硬化させる工程は、シールキャップを通して化学線をシーラントに作用させることを含む、実施形態6に記載の方法。
8. 前記締結具は基材物品の第1の表面から突出し、工程c)、d)及びe)に続いて、前記基材物品の前記第1の表面から突出する前記締結具のすべての部分が、硬化シーラント若しくはシールキャップ又はそれらの両方で被覆される、実施形態6又は7のいずれかに記載の方法。
9. 締結具を保護する方法であって、
f)締結具を設ける工程と、
g)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、かつ前記シールキャップの内部は一定量の未硬化シーラントを収容する、工程と、
h)前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記シールキャップを前記締結具に被せて配置する工程と、を含む方法。
10. 工程g)に記載した前記シールキャップ及び未硬化シーラントは5℃未満の温度にあり、かつこの方法は、
i)前記シールキャップ及び未硬化シーラントを少なくとも20℃の温度に暖める工程を更に含む、実施形態9に記載の方法。
11. 前記シールキャップは光学的に半透明である、実施形態9又は10に記載の方法。
12. 前記シールキャップは視覚的に透明である、実施形態9〜11のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
13. j)前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、実施形態9〜12のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記シールキャップは光学的に半透明であり、かつ前記シーラントを硬化させる工程は、シールキャップを通して化学線をシーラントに作用させることを含む、実施形態13に記載の方法。
15. 前記締結具は基材物品の第1の表面から突出し、工程j)に続いて、前記基材物品の前記第1の表面から突出する締結具のすべての部分が、硬化シーラント若しくはシールキャップ又はそれらの両方で被覆される、実施形態13又は14に記載の方法。
16. 前記第1の表面は燃料容器の内部表面である、実施形態8又は15に記載の方法。
17. 前記第1の表面は航空機の燃料容器の内部表面である、実施形態16に記載の方法。
18. 前記シールキャップ及び硬化シーラントは、前記締結具の周りの電気アークを実質的に防止する、実施形態6〜8及び13〜17のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記シールキャップは、5.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態1〜18のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記シールキャップは、10.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態1〜19のいずれか一項に記載の方法。
21. 前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態1〜20のいずれか一項に記載の方法。
22. 前記シールキャップは、30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
23. 前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態1〜22のいずれか一項に記載の方法。
24. 前記シールキャップは1.0mm未満の平均肉厚を有する、実施形態1〜23のいずれか一項に記載の方法。
25. 前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、実施形態1〜24のいずれか一項に記載の方法。
26. 前記シールキャップは0.1mm未満の平均肉厚を有する、実施形態1〜25のいずれか一項に記載の方法。
27. 前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、実施形態1〜26のいずれか一項に記載の方法。
28. 前記シールキャップはTHVポリマーを含む、実施形態1〜26のいずれか一項に記載の方法。
29. 前記シールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、実施形態1〜26のいずれか一項に記載の方法。
30. 前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、実施形態1〜26のいずれか一項に記載の方法。
31. 前記シールキャップはPEEKポリマーを含む、実施形態1〜26のいずれか一項に記載の方法。
32. 前記未硬化シーラントは半透明である、実施形態1〜31のいずれか一項に記載の方法。
33. 前記未硬化シーラントは視覚的に透明である、実施形態1〜32のいずれか一項に記載の方法。
34. 前記未硬化シーラントは硬化して、半透明である材料を形成する、実施形態1〜33のいずれか一項に記載の方法。
35. 前記未硬化シーラントは硬化して、視覚的に透明である材料を形成する、実施形態1〜34のいずれか一項に記載の方法。
36. 前記シーラントはポリウレタンポリマーを含む、実施形態1〜35のいずれか一項に記載の方法。
37. 前記シーラントはポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態1〜35のいずれか一項に記載の方法。
38. 前記シーラントはポリスルフィドポリマーを含む、実施形態1〜35のいずれか一項に記載の方法。
39. 前記シーラントは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態1〜38のいずれか一項に記載の方法。
40. 前記シーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態1〜39のいずれか一項に記載の方法。
41.
q)締結具と、
r)内部を画定するシールキャップと、
s)硬化シーラントと、を備える保護付き締結具構造であって、
前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
前記シールキャップは、前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記締結具に被せて配置され、
並びに前記シールキャップの前記内部は、前記シールキャップを前記締結具に結合する前記硬化シーラントを更に収容する、保護付き締結具構造。
42. 前記締結具は基材物品の第1の表面から突出し、かつ前記基材物品の前記第1の表面から突出する前記締結具のすべての部分が、硬化シーラント若しくはシールキャップ又はそれらの両方で被覆される、実施形態41に記載の保護付き締結具構造。
43. 前記第1の表面は燃料容器の内部表面である、実施形態42に記載の保護付き締結具構造。
44. 前記第1の表面は航空機の燃料容器の内部表面である、実施形態42に記載の保護付き締結具構造。
45. 前記シールキャップ及び硬化シーラントは、前記締結具の周りの電気アークを実質的に防止する、実施形態41〜44のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
46. 前記シールキャップは半透明である、実施形態41〜45のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
47. 前記シールキャップは視覚的に透明である、実施形態41〜46のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
48. 前記シールキャップは、5.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態41〜47のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
49. 前記シールキャップは、10.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態41〜47のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
50. 前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態41〜47のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
51. 前記シールキャップは、30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態41〜47のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
52. 前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態41〜47のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
53. 前記シールキャップは1.0mm未満の平均肉厚を有する、実施形態41〜52のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
54. 前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、実施形態41〜52のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
55. 前記シールキャップは0.1mm未満の平均肉厚を有する、実施形態41〜52のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
56. 前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、実施形態41〜55のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
57. 前記シールキャップはTHVポリマーを含む、実施形態41〜55のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
58. 前記シールキャップは含フッ素系熱硬化性ポリマーを含む、実施形態41〜55のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
59. 前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、実施形態41〜55のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
60. 前記シールキャップはPEEKポリマーを含む、実施形態41〜55のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
61. 前記硬化シーラントは半透明である、実施形態41〜60のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
62. 前記硬化シーラントは視覚的に透明である、実施形態41〜46のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
63. 前記硬化シーラントはポリウレタンポリマーを含む、実施形態41〜62のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
64. 前記硬化シーラントはポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態41〜62のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
65. 前記硬化シーラントはポリスルフィドポリマーを含む、実施形態41〜62のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
66. 前記硬化シーラントは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態41〜62のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
67. 前記硬化シーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態41〜62のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
68.
v)内部を画定するシールキャップと、
w)一定量の未硬化シーラントと、を備える即時取付け式シールキャップであって、
前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
並びに前記シールキャップの内部はその一定量の未硬化シーラントを収容する、即時取付け式シールキャップ。
69. 前記シールキャップは半透明である、実施形態68に記載の即時取付け式シールキャップ。
70. 前記シールキャップは光学的に透明である、実施形態68に記載の即時取付け式シールキャップ。
71. 前記シールキャップは、5.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態68〜70のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
72. 前記シールキャップは、10.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態68〜70のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
73. 前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態68〜70のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
74. 前記シールキャップは、30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態68〜70のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
75. 前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態68〜70のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
76. 前記シールキャップは1.0mm未満の平均肉厚を有する、実施形態68〜75のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
77. 前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、実施形態68〜75のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
78. 前記シールキャップは0.1mm未満の平均肉厚を有する、実施形態68〜75のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
79. 前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、実施形態68〜78のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
80. 前記シールキャップはTHVポリマーを含む、実施形態68〜78のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
81. 前記シールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、実施形態68〜78のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
82. 前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、実施形態68〜78のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
83. 前記シールキャップはPEEKポリマーを含む、実施形態68〜78のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
84. 前記未硬化シーラントは半透明である、実施形態68〜83のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
85. 前記未硬化シーラントは視覚的に透明である、実施形態68〜84のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
86. 前記未硬化シーラントは硬化して、半透明である材料を形成する、実施形態68〜85のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
87. 前記未硬化シーラントは硬化して、視覚的に透明である材料を形成する、実施形態68〜86のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
88. 前記シーラントはポリウレタンポリマーを含む、実施形態68〜87のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
89. 前記シーラントはポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態68〜87のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
90. 前記シーラントはポリスルフィドポリマーを含む、実施形態68〜87のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
91. 前記シーラントは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態68〜90のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
92. 前記シーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態68〜91のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
93. 5℃未満の温度に維持される、実施形態68〜92のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
94. 締結具の保護のためのシールキャップであって、1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、1.5mm未満の平均肉厚を有するシールキャップ。
95. 半透明である、実施形態94に記載のシールキャップ。
96. 光学的に透明である、実施形態94に記載のシールキャップ。
97. 5.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態94〜96のいずれか一項に記載のシールキャップ。
98. 10.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態94〜96のいずれか一項に記載のシールキャップ。
99. 15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態94〜96のいずれか一項に記載のシールキャップ。
100. 30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態94〜96のいずれか一項に記載のシールキャップ。
101. 50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、実施形態94〜96のいずれか一項に記載のシールキャップ。
102. 1.0mm未満の平均肉厚を有する、実施形態94〜101のいずれか一項に記載のシールキャップ。
103. 0.5mm未満の平均肉厚を有する、実施形態94〜101のいずれか一項に記載のシールキャップ。
104. 0.1mm未満の平均肉厚を有する、実施形態94〜101のいずれか一項に記載のシールキャップ。
105. 含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、実施形態94〜104のいずれか一項に記載のシールキャップ。
106. THVポリマーを含む、実施形態94〜104のいずれか一項に記載のシールキャップ。
107. 含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、実施形態94〜104のいずれか一項に記載のシールキャップ。
108. 熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、実施形態94〜104のいずれか一項に記載のシールキャップ。
109. PEEKポリマーを含む、実施形態94〜104のいずれか一項に記載のシールキャップ。
本開示の様々な修正形態及び変更形態が、当業者には、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく明らかとなろう。また、理解されたいこととして、本開示は、本明細書に記載した例示的な実施形態に不当に限定されるものではない。本発明の実施態様の一部を以下の項目[1]−[44]に記載する。
[項目1]
締結具を保護する方法であって、
a)締結具を設ける工程と、
b)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有する、工程と、
c)未硬化シーラントをシールキャップの内部に若しくは締結具に、又はそれらの両方に塗布する工程と、
d)前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記シールキャップを前記締結具に被せて配置する工程と、を含む方法。
[項目2]
締結具を保護する方法であって、
f)締結具を設ける工程と、
g)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、かつ前記シールキャップの前記内部は一定量の未硬化シーラントを収容する、工程と、
h)前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記シールキャップを前記締結具に被せて配置する工程と、を含む方法。
[項目3]
j)前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、項目1又は2に記載の方法。
[項目4]
前記シールキャップは光学的に半透明であり、かつ前記シーラントを硬化させる前記工程は、前記シールキャップを通して化学線を前記シーラントに作用させることを含む、項目3に記載の方法。
[項目5]
前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
[項目6]
前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
[項目9]
前記シールキャップはTHVポリマーを含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
[項目10]
前記シールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
[項目11]
前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
[項目12]
前記シールキャップはPEEKポリマーを含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
前記シーラントはポリチオエーテルポリマーを含む、項目1〜12のいずれか一項に記載の方法。
[項目14]
q)締結具と、
r)内部を画定するシールキャップと、
s)硬化シーラントと、を備える保護付き締結具構造であって、
前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
前記シールキャップは、前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記締結具に被せて配置され、
並びに前記シールキャップの前記内部は、前記シールキャップを前記締結具に結合する前記硬化シーラントを更に収容する、保護付き締結具構造。
[項目15]
前記シールキャップは半透明である、項目14に記載の保護付き締結具構造。
[項目16]
前記シールキャップは視覚的に透明である、項目14に記載の保護付き締結具構造。
[項目17]
前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目14〜16のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目18]
前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目14〜16のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目19]
前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、項目14〜18のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目20]
前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、項目14〜19のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目21]
前記シールキャップはTHVポリマーを含む、項目14〜19のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目22]
前記シールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、項目14〜19のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目23]
前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、項目14〜19のいずれか一項に記載の保護付き締結具構造。
[項目24]
v)内部を画定するシールキャップと、
w)一定量の未硬化シーラントと、を備える即時取り付け式シールキャップであって、
前記シールキャップは1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
並びに前記シールキャップの前記内部は前記一定量の未硬化シーラントを収容する、即時取付け式シールキャップ。
[項目25]
前記シールキャップは半透明である、項目24に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目26]
前記シールキャップは光学的に透明である、項目24に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目27]
前記シールキャップは、15.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目24〜26のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目28]
前記シールキャップは、50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目24〜26のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目29]
前記シールキャップは0.5mm未満の平均肉厚を有する、項目24〜28のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目30]
前記シールキャップは含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、項目24〜29のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目31]
前記シールキャップはTHVポリマーを含む、項目24〜29のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目32]
前記シールキャップは含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、項目24〜29のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目33]
前記シールキャップは熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、項目24〜29のいずれか一項に記載の即時取付け式シールキャップ。
[項目34]
締結具の保護のためのシールキャップであって、1.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、1.5mm未満の平均肉厚を有する、シールキャップ。
[項目35]
半透明である、項目34に記載のシールキャップ。
[項目36]
光学的に透明である、項目34に記載のシールキャップ。
[項目37]
15.0kV/mm超の絶縁破壊強度さを有する材料で構成される、項目34〜36のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目38]
50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成される、項目34〜36のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目39]
0.5mm未満の平均肉厚を有する、項目34〜38のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目40]
含フッ素熱可塑性ポリマーを含む、項目34〜39のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目41]
THVポリマーを含む、項目34〜39のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目42]
含フッ素熱硬化性ポリマーを含む、項目34〜39のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目43]
熱可塑性エンジニアリングプラスチックを含む、項目34〜39のいずれか一項に記載のシールキャップ。
[項目44]
PEEKポリマーを含む、項目34〜39のいずれか一項に記載のシールキャップ。

Claims (9)

  1. 締結具を保護する方法であって、
    a)締結具を設ける工程と、
    b)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、前記シールキャップは30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有する、工程と、
    c)未硬化シーラントをシールキャップの内部に若しくは締結具に、又はそれらの両方に適用する工程と、
    d)前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記シールキャップを前記締結具に被せて配置する工程と、を含む方法。
  2. 締結具を保護する方法であって、
    f)締結具を設ける工程と、
    g)内部を画定するシールキャップを設ける工程であって、前記シールキャップは30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、かつ前記シールキャップの前記内部は一定量の未硬化シーラントを収容する、工程と、
    h)前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記シールキャップを前記締結具に被せて配置する工程と、を含む方法。
  3. q)締結具と、
    r)内部を画定するシールキャップと、
    s)硬化シーラントと、を備える保護付き締結具構造であって、
    前記シールキャップは30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
    前記シールキャップは、前記締結具の少なくとも一部分が前記シールキャップの前記内部に存在するように、前記締結具に被せて配置され、
    並びに前記シールキャップの前記内部は、前記シールキャップを前記締結具に結合する前記硬化シーラントを更に収容する、保護付き締結具構造。
  4. v)内部を画定するシールキャップと、
    w)一定量の未硬化シーラントと、を備える即時取り付け式シールキャップであって、
    前記シールキャップは30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、かつ前記シールキャップは1.5mm未満の平均肉厚を有し、
    並びに前記シールキャップの前記内部は前記一定量の未硬化シーラントを収容する、即時取付け式シールキャップ。
  5. 締結具の保護のためのシールキャップであって、30.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料で構成され、1.5mm未満の平均肉厚を有する、シールキャップ。
  6. 前記シールキャップが、含フッ素熱可塑性ポリマー、熱可塑性エンジニアリングプラスチック、又はTHVポリマーを含む、請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  7. 前記シールキャップが、含フッ素熱可塑性ポリマー、熱可塑性エンジニアリングプラスチック、又はTHVポリマーを含む、請求項3に記載の保護付き締結具構造。
  8. 前記シールキャップが、含フッ素熱可塑性ポリマー、熱可塑性エンジニアリングプラスチック、又はTHVポリマーを含む、請求項4に記載の即時取付け式シールキャップ。
  9. 含フッ素熱可塑性ポリマー、熱可塑性エンジニアリングプラスチック、又はTHVポリマーを含む、請求項5に記載のシールキャップ。
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