JP6455909B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、回胴式遊技機、その他のスロットマシン、アーケードゲーム機等の遊技機に関する。特に、液晶表示装置等の演出表示装置上にストップボタンの押し順や狙うべき図柄を表示し、内部抽せんで決定した当せん役に対応した図柄の組合せを表示させることを意図する演出を行うアシストタイム(以下、ATという)の機能を搭載した遊技機に係る。
特許文献1等により、いわゆる二種ビッグすなわち遊技媒体を獲得できる全入賞役の当せんフラグを成立させる第二種特別役物(以下、CBという)を連続して作動させる「第二種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、CBBという)」を用い、一般中の遊技状態からCBB当せんの権利が持ち越されたCBB内部中の遊技状態に移行すると、CBB作動図柄の表示によるCBBの作動を敢えて困難なものとし、一般中のCBB当せんエリアを不当せんエリアと共に再遊技役の当せんエリアにシフトすることで高めた再遊技高確率状態を維持し続け、その間にATの作動を待ち、ATの作動により押し順ベル役等の特定入賞役についての正解の停止操作情報が報知されることにより遊技媒体の獲得数を増やすことができるいわゆるAT機が知られている。
また、特許文献2等により、AT作動下で表示が容易な昇格契機図柄の表示に基づいて再遊技役の当せん確率が低い非リプレイタイム(非RT)から再遊技役の当せん確率が高いリプレイタイム(RT)に昇格させ、AT非作動下で表示の回避が困難な転落契機図柄の表示又は所定遊技数の経過に基づいてRTから非RTに転落させ、AT作動下におけるRTすなわちアシストリプレイタイム(以下、ARTという)により押し順ベル役等の特定入賞役の入賞を促して遊技媒体の獲得数を増やすことができるいわゆるART機が知られている。
特開2013−183907号公報 特開2014−73292号公報
AT機は、常時、再遊技高確率状態のCBB内部中にATの作動を待ち、ATの非作動時も再遊技の出現頻度は高くなるが、既に役物に当せん済みのため新たに別の役物を抽せんすることはできない。このため、毎遊技新たに遊技媒体を投入する頻度は少なくなるが、遊技媒体の所定の純増が見込める役物に係るボーナスを期待することとは全く無縁で、単にATの作動を待ち続けるワンパターン的な遊技に陥り易い。多くの場合、ATの作動を前提として、その作動が継続するAT継続遊技数等について上乗せをしたり、ATの作動中に赤7揃いリプレイ等の表示によりAT継続遊技数等の減算を停止して押し順ベル役等による高配当の享受機会を増やす擬似ボーナス等を併用したりして遊技性を膨らませているが、ほぼ毎遊技遊技媒体を獲得できてトータルで所定の純増が見込める役物に係るボーナスを搭載できないことから出玉スピード感は一定の緩やかな範囲内に止まる。
ART機は、非RTとRTとで再遊技の出現頻度に顕著な差が現れ、非RTの遊技状態では、ほぼ毎遊技新たに遊技媒体を投入する必要があり手持ち遊技媒体がどんどん減ることにはなるが、非RTでも、RTでも、何れの一般中の遊技状態においても、毎遊技、役物に係るボーナスを抽せんすることが可能であり、ATの作動により押し順ベル役等に正解させる期待感や上乗せ或は擬似ボーナスへの期待感の他に、役物に係るボーナスで遊技媒体を増やせる別の期待感も付与できる。
本発明の課題は、一機種においてAT機とART機の異なる2種類の遊技性を巧妙に組合せ、従来のAT機又はART機の各単独機種では奏することのできない出玉スピード感等に多様性を持たせることができる斬新な遊技性を奏し得る遊技機を提供する点にある。
図面の符号を括弧内に付記して例示する。
複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素(左リール1L,中リール1C,右リール1R)を有し、
遊技媒体の投入下における可変表示開始操作に基づいて内部抽せんを行う内部抽せん手段(K)と、
前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて各停止させる可変表示制御手段(リール制御手段S)と、
一般遊技状態において前記内部抽せんにより特別役に当せんしたことに基づいて、当せんした遊技で前記特別役の図柄の組合せが表示できずに当せんの権利が持ち越された内部中の状態へ遊技状態を移行可能であり、前記特別役の図柄の組合せの表示を条件としてボーナス作動中の状態へ遊技状態を移行させることが可能な遊技状態移行手段(J)と、
正解停止操作情報を含むナビ情報を遊技者に報知させるナビ情報報知手段(X)と、を含む遊技機を前提とする。
「可変表示要素」は、リール、ベルト、画像を含む。「遊技媒体」は、遊技メダル、遊技球、貯留装置の電磁的記録を含む。
以上の遊技機において、
前記内部抽せんによって当せんし得る当せん役として、前記特別役である第1特別役及び第2特別役と、対応する図柄組合せが表示されると遊技媒体の払い出しが行われる小役である複数の第1の小役及び前記第1の小役よりも配当が低く設定されている複数の第2の小役と、を有し、
遊技の結果が役の入賞となった場合には、入賞した役に応じた処理を行い、
前記内部抽せん手段(K)は、
前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態(一般中リプ低確等)下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数(例えば3枚)のときは、第1特別役(例えばRBB,RB)を抽せんし、
前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態(一般中リプ低確等)下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数と異なる第2規定数(例えば1枚)のときは、第2特別役(例えばCBB)を抽せんし、
前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは前記第1特別役を抽せんせず、且つ前記第1の小役及び前記第2の小役が同時に当せんする第1当せん態様が複数存在する仕様を有する。
また、前記ナビ情報報知手段(X)は、前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段(K)により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定されたときに、前記正解停止操作情報を報知し、
前記第2特別役の内部中の状態下で、アシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定された状態下、前記正解停止操作情報に従った停止操作のときは、前記第1の小役が入賞するが、前記第2の小役、前記第1特別役、及び前記第2特別役が入賞しない遊技の結果となり、
前記第2特別役のボーナス作動中の状態下、複数の前記第1の小役が重複して当せんする第2当せん態様が存在する仕様を有し、
前記第2特別役のボーナス作動中の状態下における前記第2当せん態様となる確率が前記一般遊技状態及び前記第2特別役の内部中の状態における前記第1当せん態様のいずれかとなる確率よりも低く、且つ前記第2特別役のボーナス作動中の状態下における前記小役についてのトータルの当せん確率が前記一般遊技状態及び前記第2特別役の内部中の状態下よりも高くなることを特徴とする。
これにより、第1規定数において当せんし得る第1特別役を搭載しても、第2特別役の内部中に第1規定数で遊技を行うことで、第1規定数において第1特別役が当せんしなくなり、純粋なアシストタイムの遊技を楽しむことが可能となる。また、第2特別役のボーナス作動中における純増を低く抑えることで、遊技機としての射幸性を高くなり過ぎないようにバランスを取りつつ、アシストタイムにおける純増を高くすることが可能となる。
以上のものにおいて、前記内部抽せん手段は、前記一般遊技状態下、前記一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときに前記第2特別役が当せんする確率が、前記一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときに前記第1特別役が当せんする確率よりも高くなる仕様を有することが好ましい。
また、前記内部抽せん手段は、
前記第1特別役の内部中の状態下及び前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記第2特別役を抽せんせず、
前記一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記第1特別役を抽せんせず、前記第2特別役を抽せんする仕様を有することが好ましい。
さらに、前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、前記アシストタイムの作動に当せん可能であり、
前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記アシストタイムの作動に当せんしないことが好ましい。
また、前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が前記第1規定数のときは、一遊技の投入遊技媒体数が前記第2規定数のときよりも、前記アシストタイムについて優遇されていることが好ましい。
そして、前記第1規定数は、一遊技における最大の投入遊技媒体数であり、
前記第2規定数は、一遊技における前記最大の投入遊技媒体数よりも少ない投入遊技媒体数であることが好ましい。
また、複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素(左リール1L,中リール1C,右リール1R)を有し、
遊技媒体の投入下における可変表示開始操作に基づいて内部抽せんを行う内部抽せん手段(K)と、
前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて各停止させる可変表示制御手段(リール制御手段S)と、
一般遊技状態において前記内部抽せんにより特別役に当せんしたことに基づいて、当せんした遊技で前記特別役の図柄の組合せが表示できずに当せんの権利が持ち越された内部中の状態へ遊技状態を移行可能であり、前記特別役の図柄の組合せの表示を条件としてボーナス作動中の状態へ遊技状態を移行させることが可能な遊技状態移行手段(J)と、
正解停止操作情報を含むナビ情報を遊技者に報知させるナビ情報報知手段(X)と、を含む遊技機において、
前記内部抽せんによって当せんし得る当せん役として、前記特別役である第1特別役及び第2特別役と、対応する図柄組合せが表示されると遊技媒体の払い出しが行われる小役である複数の第1の小役及び前記第1の小役よりも配当が低く設定されている複数の第2の小役と、を有し、
遊技の結果が役の入賞となった場合には、入賞した役に応じた処理を行い、
前記内部抽せん手段(K)は、
前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態(一般中リプ低確等)下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数(例えば3枚)のときは、第1特別役(例えばRBB,RB)を抽せんし、
前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態(一般中リプ低確等)下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数と異なる第2規定数(例えば1枚)のときは、第2特別役(例えばCBB)を抽せんし、
前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、前記第1特別役を抽せんせず、且つ前記第1の小役及び前記第2の小役が同時に当せんする第1当せん態様が複数存在する仕様を有し、
前記ナビ情報報知手段(X)は、前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段(K)により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定されたときに、前記正解停止操作情報を報知し、
前記第2特別役の内部中の状態下で、アシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定された状態下、前記正解停止操作情報に従った停止操作のときは、前記第1の小役が入賞するが、前記第2の小役、前記第1特別役、及び前記第2特別役が入賞しない遊技の結果となることを特徴とする。
本発明遊技機の斜視図。 可変表示要素を構成するリールの展開図。 図柄の組合せ一覧表その1。 図柄の組合せ一覧表その2。 内部抽せん仕様一覧表その1。 内部抽せん仕様一覧表その2。 遊技状態の遷移図。 遊技機の制御装置のブロック図。 一遊技の制御フローチャート。
図1に、本発明を適用する回胴式遊技機を示す。回胴式遊技機は、一般にパチスロと呼ばれ、遊技機規則すなわち、平成16年1月30日の国家公安委員会規則第1での改正を経た昭和60年2月12日の国家公安委員会規則第4「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」に適合するスロットマシンである。用語及びその技術内容は現行の遊技機規則に準じている。
遊技機筐体8Bは、リアキャビネット8R及びキャビネット枠8W、扉状の上下フロントキャビネット8E,8Fを備える。上フロントキャビネット8Eには、動画やAT作動中の押し順ナビ等の情報をフルカラーで映し出す演出表示装置7を構成する液晶表示装置70、リールパネル8、上装飾ランプ81,左装飾ランプ82,右装飾ランプ83,液晶表示装置70の角に臨む4つのアクセント装飾ランプ84,リールパネル8の上・左・右に臨むパネル装飾ランプ85を備える。下フロントキャビネット8Fには、操作部8S、腰部パネル8P、左下装飾ランプ86、右下装飾ランプ87を備える。81〜87の総称として、装飾ランプ88という。91〜94はBGMや各種効果音等を出音するスピーカ、8Mはメダル払出口、8Gはメダル受皿、8Tは灰皿である。なお、左右は、遊技機に対面した遊技者目線における左右を意味する。以下、同様である。
リールパネル8の透明な表示窓80の内部には、複数の可変表示要素となる左リール1L、中リール1C、右リール1Rを備え、それぞれのリール帯10L,10C,10Rの外周に全部で21コマ配した図柄のうち連続する3コマを窓越しに臨ませている。各リール1L,1C,1Rの定速回転数は約80回転/分(本実施形態のものは約79.6回転/分)であり、約750ms(本実施形態のものは約754ms)で一回転する。通常の正転時、各図柄は上から下にスクロールし、図柄が一コマ移動するのに要する時間は約36msである。よって、通常のステッピングモータ制御下、遊技機規則において通常時のリール停止操作から停止までの時間が「190ms以内」というのは、((190÷36)−1)の整数解=4コマが許容される最大滑りコマ数となり、同じく第二種特別役物の作動時の少なくとも一つのリール停止操作から停止までの時間が「75ms以内」というのは、((75÷36)−1)の整数解=1コマが許容される最大滑りコマ数となる。
表示窓80には、遊技結果を判定する有効ラインを表示する線画や模様、ライン電飾等は意図的に付していない。表示窓80の窓越しに表示される複数列及び複数段の図柄表示位置、すなわち、左・中・右リール1L,1C,1Rの3列とそれぞれの上・中・下の3段との、列と段で特定される3×3=9個の図柄表示位置において、中段ライン(左中−中中−右中)のみを有効ラインとしている。もっとも、上段ライン(左上−中上−右上)、下段ライン(左下−中下−右下)、右下がりライン(左上−中中−右下)、右上がりライン(左下−中中−右上)、上V字ライン(左上−中中−右上)、下V字ライン(左中−中下−右中)等、同一段又は一段違いで隣接する図柄表示位置同士を1本の直線又は折れ線で結んだ他のラインを有効ラインとしてもよいし、任意の2本以上のラインを有効ラインとしてもよい。
操作部8Sには、遊技媒体たる遊技メダルを投入するメダル投入口2、遊技者操作を演出に関与させるプッシュボタンPBとダイヤルDAをもつジョグダイヤルJD、貯留装置の電磁的記録すなわちクレジットから一回の遊技に必要な規定数(通常は3枚(3BET)又は1枚(1BET)、第二種特別役物に係る役物連続作動装置CBBの作動中は2枚(2BET))の掛けメダルを引き落とすベットボタン3、クレジットに残る数のメダルをメダル受皿8Gに落す精算ボタン4、各リール1L,1C,1Rの可変表示(回転)を開始させるスタートスイッチとなるスタートレバー5、各リール1L,1C,1Rに対応して設け、対応するリールの可変表示(回転)を個別に停止させるストップスイッチとなる左ストップボタン6L、中ストップボタン6C、右ストップボタン6R、メダル投入口2下流のメダル詰り時に押すメダル返却ボタン20、ドアキー穴8Kを備える。
ベットボタン3を1回又は奇数回押すと第1規定数の3BETとなり、2回又は偶数回押すと第2規定数の1BETとなるよう、押圧毎に3BETと1BETが切り替わる。また、CBBの作動中の遊技状態のときは1回以上押圧すると回数に関わらず一律2BETとなる。2BETは、CBB作動中のみに用いる規定数となる。もっとも、3BET用、2BET用、1BET用の各専用のベットボタンを個別に設けてもよいし、押圧回数により1BETずつ加算して、1BET、2BET、3BETを実現する一つのベットボタンを設けてもよい。
リールパネル8には、現時のクレジット数を表示させるクレジット表示器DL1、入賞による払出メダル枚数を表示させるペイアウト表示器DL2、充当掛けメダルが1枚、2枚、3枚になる毎に点灯させる1〜3枚ランプEL1〜3、掛けメダルが受付可能なとき点灯させるベットランプELb、スタートレバー5による始動操作が可能なとき点灯させるスタートランプELs、再遊技に係る図柄の組合せが表示されたとき点灯させるリプレイランプELrを含む遊技基本ランプ類30を備える。また、AT中に必要に応じて点灯させるランプであって、左リール1Lを停止させるべきときに点灯させる左停止ランプ71、中リール1Cを停止させるべきときに点灯させる中停止ランプ72、右リール1Rを停止させるべきときに点灯させる右停止ランプ73を含む演出表示装置70を構成する遊技演出ランプ類700を備える。
ベットランプELbの点灯時、掛けメダルが0の状態でメダル投入口2からメダル1枚を入れると、1枚ランプEL1が点灯して1BET遊技時の規定数となり、さらに1枚入れると2枚ランプEL2が点灯してCBB作動中の規定数となり、さらに1枚入れると3枚ランプEL3が点灯して3BET遊技時の規定数となる。規定数の掛けメダルになると、スタートランプELsが点灯し、スタートレバー5による始動操作が可能となる。3BET等のマックスベット状態からメダル投入口2にさらにメダルを入れると、クレジット表示器DL1のカウンタを進め、所定上限数である50枚まで貯留可能となる。入賞により払出されたメダルも50枚まではクレジットに加算され、50枚を超えて払出されたメダルは、メダル払出口8Mからメダル受皿8Gに受止められる。
図2に示すように、各リール1L,1C,1Rのリール帯10L,10C,10Rの外周面には、赤7、白7、黒バー、チェリー、スイカ1、スイカ2、ベル、リプレイ、ブランク1、ブランク2の全10種類の図柄を、図柄番号0,1〜20に対応させ且つ独特の縦の並びに従って印刷等により描いている。リール帯10L,10C,10の上端と下端は輪状に結ばれ、エンドレスに図柄をスクロールさせる。通常、左リール1Lを第一番に止める順押しをし、左リール1Lについてチェリー或はスイカを引き込めるように比較的見易い黒バーを表示窓80の上段に停止させるタイミングで黒バーを目押し、左リール1Lの停止出目に応じて中リール1C及び右リール1Rに黒バーを狙うか否か等を変更する停止操作が推奨される。
図3,4に、内部抽せんでの当せんエリアに応じて作動可能となる条件装置RBB,RB,CBB,REP1〜29,NML1〜12に対応する有効ライン上の図柄の組合せと、後記押し順ベル中1〜3,右1〜3の各当選エリアの当せん時に順押しした場合のベルのこぼし目として有効ライン上に表示させる順押しベルこぼし目BLKを示す。入賞を容易にするための特別の装置である役物に係る特別役として、第一種特別役物RBに係る役物連続作動装置RBBと、第一種特別役物RBと、第二種特別役物CBに係る役物連続作動装置CBBとを定義している。所定数のメダルの純増が見込める第1特別役として、RBBとRBを、メダル純増が第1特別役の場合よりも少なく、むしろ投入メダル数に対する払出メダル数の比率が1以下の所定値すなわちメダルの純増(払出メダル数−投入メダル数)が0かマイナスとなる第2特別役として、CBBを各対応させている。非役物である再遊技役についてはREP1〜29を、同非役物である入賞役すなわち小役についてはNML1〜12を定義している。一つの欄に複数の図柄を列挙しているものがあるが、例えばREP1について言うと、左リール1Lの図柄はリプレイ又はチェリーという意味である。
順押しベルこぼし目BLKは、役物に係る特別役RBB,RB,CBBに非当せんで且つ非作動中(以下、一般中という)の現在の遊技状態から、再遊技役の当せん確率が約1/7.3の一般中リプ低確の第1遊技状態RT1に移行させ、主に再遊技役の当せん確率が高い状態から低い状態に転落させる転落契機図柄の組合せとして機能する。再遊技役REP5は、第1遊技状態RT1から、再遊技役の当せん確率が約1/7.3の同じリプ低確だが再遊技役として通常リプレイのみを抽せんする一般中リプ低確の初期遊技状態RT0に移行させる。小役NML4,5は、現在の一般中の遊技状態から、初期遊技状態RT0に移行させ、主に転落契機図柄の組合せとして機能する。
再遊技役REP6は、現在の一般中の遊技状態から、再遊技役の当せん確率が約1/1.52とリプ低確よりも相当程度高い再遊技高確状態たる一般中リプ高確の第2遊技状態RT2に移行させ、主に再遊技役の当せん確率が低い状態から高い状態に昇格させる昇格契機図柄の組合せとして機能する。REP7,REP8,REP9,REP10〜13,REP14〜16,REP17〜19,REP24〜29は、主に、一般中リプ高確の、第2遊技状態RT2,第3遊技状態RT3,第4遊技状態RT4,第5遊技状態RT5,第6遊技状態RT6,第7遊技状態RT7,第8遊技状態RT8,第9遊技状態RT9のうち、再遊技役の内訳が異なる所定の二遊技状態間での移行をさせる。
図5,6に、不当せんを含め、通常リプレイ以下の、内部抽せんにおける各当せんエリアとその当せん時に表示が許可される図柄の組合せを示す。例えば、当せんエリア番号2のチャンリプ1AがREP2+5+6というのは、再遊技役REP2と再遊技役REP5と再遊技役REP6が重複当せんすることを意味する。また、当せんエリア番号57の押し順ベル中1がNML1+4+6というのは、小役NML1と小役NML4と小役NML6が重複当せんすることを意味する。
内部抽せんは、スタートレバー5の操作時、後記主制御装置MCのRAM上で高速更新する例えば2バイトカウンタから抽出する内部抽せん用の乱数値が、その取り得る0〜65535の範囲内に予め区分した何れの当せんエリアに属するかで当該ゲームでの条件装置の作動の可否すなわち当せんフラグの成否を決定する。
図7に示すように、当せんエリアは、再遊技役の当せん確率が低い一般中リプ低確のRT0,RT1、再遊技役の当せん確率が高い一般中リプ高確のRT2〜9、RBB又はRBに当せんするも当選ゲームで該当する作動図柄を表示できずに当せんの権利が持ち越されたRBB又はRB内部中、RBB又はRBの作動図柄の表示により開始されるRBB又はRB作動中、CBBに当せんするも当選ゲームで該当する作動図柄を表示できずに当せんの権利が持ち越されたCBB内部中、CBBの作動図柄の表示により開始されるCBB作動中等、各遊技状態に応じて異なる。
図5に示すように、初期遊技状態RT0の再遊技役の当せんエリアは通常リプレイ(REP1)のみ、その数値幅は8978で再遊技確率は8978/65536≒1/7.3となる。第1遊技状態RT1の再遊技当せんエリアはチャンリプ1A〜準備移行5、確定セブンラッシュ及びスイカハズレリプであるが、合計の数値幅はRT0と同じ8978、再遊技確率も1/7.3である。ただし、ATの作動決定下での移行ナビに従う押し順適合時に再遊技高確率のリプ高確側に昇格できる。例えば、チャンリプ1Aでは、順押しの場合はREP2のチャンリプ1を表示して再遊技となる次ゲームの以後もRT1を維持させるが、中左右の順番で停止操作をする中押しの場合すなわち押し順適合時にはREP6を表示して再遊技となる次ゲームの以後RT2に昇格させ、中右左の中押しや逆押しの場合はREP5を表示して再遊技となる次ゲームの以後RT0に転落させる。
確定セブンラッシュの当せん数値幅は例えば1と極狭く、1/65536の極低確率でREP24〜29の何れかを表示して再遊技となる次ゲームの以後RT9に昇格させるプレミアムなART昇格契機となる。スイカハズレリプは、再遊技となる次ゲームの以後もRT1を維持させるが、その当せん数値幅は例えば3と狭く、1/21845の低確率でATの作動をほぼ確定させる確定チャンス役として機能する。ただし、第1遊技状態RT1において、第2規定数である1枚掛けを選択した遊技では、再遊技当せんエリアは、初期遊技状態RT0と同じ通常リプレイ(REP1)のみ、その数値幅は8978としており、昇格契機図柄の組合せREP6の表示に基づくRT2の昇格も、転落契機図柄の組合せREP5の表示に基づくRT0への転落もない仕様にしている。
RT2の再遊技当せんエリアは確定セブンラッシュ〜本RT移行4で、合計の数値幅は、RT0又はRT1の場合の8978に同RT0又はRT1の不当せんの数値幅の例えば34231を加えた43209、不当せんはなく、再遊技確率は43209/65536≒1/1.52であり、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT3やRT4等に移行できる。RT2〜9の再遊技高確率状態は、当選エリアの内訳こそ異なるが、何れも、合計の数値幅は43209、再遊技確率は約1/1.52である。もっとも、不当せんのエリアの数値幅を若干確保して調整等することにより、RT2〜9の再遊技確率に多少の差異をつけてもよい。
RT3の再遊技当せんエリアはスイカハズレリプ、ボーナスリプ1〜7で、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT6やRT7等に移行できる。RT4の再遊技当せんエリアは確定セブンラッシュ〜ART中チャンリプ2、ART中移行リプ1〜4で、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT5やRT8等に移行できる。RT5の再遊技当せんエリアは確定セブンラッシュ〜ART中チャンリプ2、本RT移行3,4、ARTラッシュ移行1,2で、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT8やRT9等に移行できる。
RT6の再遊技当せんエリアはスイカハズレリプ〜ART中チャンリプ2、7揃い煽り〜赤7揃いで、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT4に移行できる。RT7の再遊技当せんエリアはスイカハズレリプ、択当て左〜REG維持2で、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT4に移行できる。RT8の再遊技当せんエリアは弱チェリプ〜ラッシュ転落、スイカハズレリプで、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT8を維持できる。RT9の再遊技当せんエリアはスイカハズレリプ、ラッシュ中白7揃い〜7ラッシュ中移行3で、AT作動下での移行ナビに従う押し順適合時にRT9を維持等できる。
図7に示すように、RT0又はRT1の遊技状態で、第1規定数すなわち3枚掛け(3BET)の場合、特別役の当せんエリア例えば全体で1005の全部又はほぼ全部に、所定数のメダルの純増が見込める第1特別役として、例えば104の数値幅にRBBを、例えば900の数値幅にRBを各割当て、残り1に第2特別役のCBBを割当てている。よって、RBBの当せん確率は104/65536≒1/630、RBの当せん確率は900/65536≒1/73、CBBの当せん確率は1/65536となる。3枚掛けの場合、CBBの当せんは殆ど期待していない。
RT0又はRT1の遊技状態で、第2規定数すなわち1枚掛け(1BET)の場合、特別役の当せんエリア例えば全体で1005の全部に、投入メダル数に対する払出メダル数の比率が1すなわちメダルの純増(払出メダル数−投入メダル数)が0となる第2特別役として、CBBを割当てている。CBBの当せん確率は1005/65536≒1/65である。なお、3枚掛けの場合と1枚掛けの場合とで、それぞれに確保する特別役の当せんエリア全体の数値幅は同一でなくてもよく、不当せんエリア等の数値幅を調整することにより、3枚掛けの場合は例えば1000、1枚掛けの場合は例えば4000等としてもよい。
一般中の遊技状態RT0〜9の3枚掛け遊技によりRBBに当せんし、有効ラインである中段に「バー」−「バー」−「バー」のRBB作動図柄を表示できるとRBBが作動する。RBB作動中は、規定数を3枚に限定しており、全小役NML1〜12の当せんフラグを成立させる小役ALLの当せんエリアにより3BET下9枚払出しとなるNML6が必ず入賞して毎遊技9枚(9枚/G、Gはゲーム)のメダルを獲得できる。所定獲得枚数例えば200枚を超えるメダルが払出されたゲーム限りでRBBを終了させ、RBBの当せんを得た元の遊技状態に復帰する。なお、RBBの終了時、一律に初期遊技状態RT0に復帰させてもよい。チェリーやスイカをも引き込める黒バーを目押しする推奨停止操作をしている限り、RBB当せんゲームでRBBを作動させることも困難ではないが、当せんゲームでRBB作動図柄を表示できない場合、RBBの当せんフラグを持ち越したRBB内部中の遊技状態となる。RBB内部中は、ATの作動抽せん仕様を3枚掛け時に優遇或は限定することとしており、3枚掛けを維持することになる。RBB内部中は、役物に係る特別役の当せんエリアは不当せんにシフトし、小役の当せんエリアに変更はなく、再遊技役の当せんエリアはRBBに当せんした遊技状態のものを引き継ぐ。ただし、RBB内部中は、小役NML4又は5の表示に基づくRT0への転落も順押しベルこぼし目BLKの表示に基づくRT1への転落もない仕様にしていると共に、再遊技役の内訳が異なる他の遊技状態RT0又はRT2〜9に移行し得る再遊技の作動に係る図柄の組合せが表示されても、遊技状態の移行はない仕様にしている。
一般中の遊技状態RT0〜9の3枚掛け遊技によりRBに当せんし、有効ラインである中段に「バー」−「バー」−「赤7」のRB作動図柄を表示できるとRBが作動する。RB作動中は、規定数を3枚に限定しており、全小役NML1〜12の当せんフラグを成立させる小役ALLの当せんエリアにより3BET下9枚払出しとなるNML6が必ず入賞して毎遊技9枚(9枚/G)のメダルを獲得できる。所定獲得枚数例えば60枚を超えるメダルが払出されたゲーム限りでRBを終了させ、RBの当せんを得た元の遊技状態に復帰する。推奨停止操作をしていると、右リール1Rの赤7は黒バー狙いでは引き込むことができず、殆どの場合、当せんゲームでRB作動図柄を表示することは困難であるが、RBの当せんフラグを持ち越したRB内部中の遊技状態となる。RB内部中は、RBB内部中と同様、3枚掛けを維持し、役物に係る特別役の当せんエリアは不当せんにシフトし、小役の当せんエリアに変更はなく、再遊技役の当せんエリアはRBに当せんした遊技状態のものを引き継ぎ、小役NML4又は5の表示に基づくRT0への転落も順押しベルこぼし目BLKの表示に基づくRT1への転落もなく、再遊技役の内訳が異なる他の遊技状態RT0又はRT2〜9に移行し得る再遊技の作動に係る図柄の組合せが表示されても、遊技状態の移行はない仕様にしている。
主に一般中リプ低確の遊技状態RT0又はRT1での1枚掛け遊技によりCBBに当せんし、有効ラインである中段に「リプレイ」−「赤7」−「ベル」のCBB作動図柄を表示できるとCBBが作動する。この場合、内部抽せんの結果にかかわらず入賞に係る条件装置を作動させることから、全小役の当せんフラグを成立させる実質的に小役ALLと同様な状態にしており、NML11又はNML12の図柄の組合せを有効ラインに優先的に引き込むCBB作動中の専用の停止制御テーブルにより、最大滑りコマ数を1コマとする右リール1Rの中段にNML11又はNML12に係る右図柄を停止可能にしており、毎遊技、2枚投入で、2枚の払出しがされ(2枚/G)、所定獲得枚数例えば2枚を超えるメダルが払出されたゲーム限りでCBBを終了させ、初期遊技状態RT0に復帰する。CBB作動中、第1,第2ゲーム目で、NML11又はNML12による2枚のメダルが払出され、総投入メダル数(2+2=4枚)に対する総払出メダル数(2+2=4枚)の比率が1すなわちメダルの純増が0となる。
中リール1Cの赤7は黒バー狙いでは引き込むことができず、殆どの場合、当せんゲームでCBB作動図柄を表示することは困難であるが、CBBの当せんフラグを持ち越したCBB内部中の遊技状態となる。このCBB内部中の遊技状態では、一般中リプ低確の遊技状態RT0又はRT1においては1枚掛け遊技時も3枚掛け遊技時も同様な仕様によりATの作動抽せんをしているのとは異なり、ATの作動抽せん仕様又はATの作動が継続するゲーム数の上乗せ抽せん仕様を3枚掛け時に優遇或は限定することとしており、液晶表示装置70に表示させる「3枚掛け!」の注意喚起ナビに従って、1枚掛けに変えて、3枚掛け遊技をすることになる。役物に係る特別役の当せんエリアの全部と不当せんエリアのほぼ全部は、再遊技役の当せんエリアにシフトし、再遊技確率は44213/65536≒1/1.48、再遊技役の内訳は遊技状態の移行に関与しない中段チェリプ、弱スイカリプ等とし、小役の当せんエリアに変更はなく、不当せんエリアは極小さい例えば1としている。CBB内部中の遊技状態では、そもそも再遊技役の内訳を遊技状態の移行に関与しないものに限定しており、再遊技役を契機としたリプ低確への転落も他のリプ高確への移行もなく、しかも、小役NML4又は5の表示に基づくRT0への転落も順押しベルこぼし目BLKの表示に基づくRT1への転落もない仕様にしており、CBB作動図柄が表示されてCBB作動中の遊技状態に移行するまで、CBB内部中の遊技状態を維持し続け、この状態でATの作動を待ち、かつ、ATを作動させることになる。なお、CBB内部中の遊技状態は、RBB又はRB内部中の遊技状態と同様に遊技状態の移行を伴う再遊技の作動に係る図柄の組合せが表示されても実際には遊技状態の移行はない仕様にすることにより、再遊技役の内訳に遊技状態の移行を伴うものを含んでいてもよい。また、一般中リプ高確の遊技状態RT2〜RT9において、1枚掛け遊技をすると、CBBに当せんしてCBB内部中等に移行し得るが、ATの作動が継続するゲーム数の上乗せ抽せん仕様を3枚掛け時に優遇或は限定することとしており、一般中リプ高確の遊技状態RT2〜RT9において1枚掛けをすると、液晶表示装置70に「3枚掛け!」の注意喚起ナビを出すようにしている。もっとも、リプ高確の遊技状態RT2〜RT9からCBB内部中への移行は、遊技者の自由意思に委ね、このような注意喚起は出さない仕様にしてもよい。
図6に示すように、押し順ベル中1〜押し順ベル右3の各択役の数値幅は3285、合計で19710、合計当せん確率は19710/65536≒1/3.33である。弱チェリー〜2枚ベルの各通常小役の当せんエリアの数値幅は、例えば、弱チェリーは570、強チェリーは152、最強チェリーは4、中段チェリーは6、スイカは800、2枚ベルは80、合計で1612、合計当せん確率は1612/65536≒1/40.7である。なお、一般中の遊技状態RT0,RT1、RT2〜9、RBB内部中、RB内部中、CBB内部中の各遊技状態において、小役についての当せんエリアの種類及び数値幅は同一である。
押し順ベル中1〜3は第一番目に中リール1Cを止める中押しすなわち「中左右」又は「中右左」が正解停止操作となる正解の押し順となり、押し順に正解した場合、中段にNML6を表示してベルを揃え、3枚掛けの場合、メダルの払出しが高配当の9枚となる。一般中の遊技状態RT0〜9のとき、逆押しをした場合は、RT0に転落させるNML4を表示し且つメダルの払出しが1枚となり、順押しをした場合、押し順ベル中1ではNML1、押し順ベル中2ではNML2、押し順ベル中3ではNML3をそれぞれ中段に表示できてメダルの払出しが1枚となることもあれば、順押しベルこぼし目BLKを表示させてRT1に転落することもある。ただし、第1遊技状態RT1において第2規定数である1枚掛けを選択した遊技では、NML4又は5の表示に基づくRT0への転落はなく、CBB内部中の遊技状態では、NML4又は5の表示に基づくRT0への転落も、順押しベルこぼし目BLKの表示に基づくRT1への転落もない仕様にしている。また、CBB内部中の遊技状態に限り、順押しをした場合、押し順ベル中1ではNML1、押し順ベル中2ではNML2、押し順ベル中3ではNML3をそれぞれ中段に表示できてメダルの払出しが1枚となることもあれば、これらの1枚役を取りこぼす択役こぼし時、CBB作動図柄が表示されることもある。
押し順ベル右1〜3は第一番目に右リール1Rを止める逆押しすなわち「右左中」又は「右中左」が正解停止操作となる正解の押し順となり、押し順に正解した場合、中段にNML6を表示してベルを揃え、3枚掛けの場合、メダルの払出しが高配当の9枚となる。一般中の遊技状態RT0〜9のとき、中押しをした場合は、RT0に転落させるNML4又は5を表示し且つメダルの払出しが1枚となり、順押しをした場合、押し順ベル右1ではNML1、押し順ベル右2ではNML2、押し順ベル右3ではNML3をそれぞれ中段に表示できてメダルの払出しが1枚となることもあれば、順押しベルこぼし目BLKを表示させてRT1に転落することもある。ただし、第1遊技状態RT1において第2規定数である1枚掛けを選択した遊技では、NML4又は5の表示に基づくRT0への転落はなく、CBB内部中の遊技状態では、NML4又は5の表示に基づくRT0への転落も、順押しベルこぼし目BLKの表示に基づくRT1への転落もない仕様にしている。また、CBB内部中の遊技状態に限り、順押しをした場合、押し順ベル右1ではNML1、押し順ベル右2ではNML2、押し順ベル右3ではNML3をそれぞれ中段に表示できてメダルの払出しが1枚となることもあれば、これらの1枚役を取りこぼす択役こぼし時、CBB作動図柄が表示されることもある。
なお、再遊技役についての、RP2によるチャンリプ1、RP3によるチャンリプ2、REP4によるスイカハズレリプ、小役についての、弱チェリー、強チェリー、最強チェリー、中段チェリー、スイカは、ATの作動及び上乗せに期待の持てるチャンス役として機能する。例えば、スイカ<チャンリプ1<チャンリプ2<弱チェリー<強チェリー<中段チェリーの順で、ATの作動及びATの継続ゲーム数の上乗せの期待値を高めており、最強チェリー、スイカハズレリプは、ATの作動及びATの継続ゲーム数の上乗せをほぼ確定させる確定チャンス役となる。
図7に示すように、多くの場合、前遊技者が有利な遊技状態で台を明け渡すことは稀なため、不利な遊技状態である一般中リプ低確のRT0又はRT1の通常モードから遊技を開始することになる。もっとも、RT0からRT1へは、順押しベルこぼし目BLKにより容易に移行できるため、多くの場合、RT1から遊技を開始することになる。なお、RT0又はRT1では、3枚掛け遊技と1枚掛け遊技とを選択できるが、1枚掛け遊技は一旦ATの作動が決定された後、液晶表示装置70に表示させる「ATモード選択時は1枚掛け!A−ARTモード選択時は3枚掛け!」等の選択ナビ情報の報知後に選択することを想定している。ATモードは、AT機の仕様、A−ARTモードはRBBを抽せんするART機の仕様という意味である。
一般中リプ低確のRT0又はRT1の遊技状態では、3枚掛け遊技により、RBB又はRBの当せんに期待しながら、ATの作動を待つことになる。ATの作動が決定されると、選択ナビ情報に応じて、3枚掛け遊技と1枚掛け遊技とが選択できる。3枚掛け遊技を維持する場合は、ベットボタン3の1回操作等を維持することによりほぼ通常どおり遊技を進めることになる。ATの作動が決定された後にリプ高確側への昇格を待つ移行準備期間において、RT1からリプ高確側のRT2に昇格させる昇格契機図柄の組合せとなるREP6を表示することができるチャンリプ1A〜準備移行5の適合押し順(例えばチャンリプ1Aの場合は「中左右」というように、REP6が重複当せんする当せんエリアに応じて異なるREP6を表示してRT2に移行できる押し順。図5参照)が液晶表示装置70等に報知され、容易に一般中リプ高確側に昇格できる。
一般中リプ高確の遊技状態は、再遊技役の内訳が異なるRT2〜9の複数種類設けており、演出抽せんに当せん等することより赤7揃いリプレイや白7揃いリプレイ等により開始され、ATの作動が継続する継続ゲーム数等の減算を中断してプラスアルファのメダルを獲得できる擬似ボーナスや、再遊技役の内訳の変更による再遊技に係るチャンス役の出現頻度を高めることによりATの継続ゲーム数を特に優遇的に上乗せする上乗せ特化ゾーン等を体験できる。また、RT2〜9では、押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順報知により9枚配当の入賞を促進でき、この積み重ねが出玉となる。同時に、RT2〜9中、RBB又はRBの当せんにも期待でき、役物に係るボーナスにより出玉増加速度が高まる。これにより、遊技者は、ATとリプ高確とによるARTの遊技性を十分に堪能できる。このRT2〜9は、ATの作動が継続ゲーム数の消化により終了し、押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順が報知されなくなると、順押しベルこぼし目BLK等の転落契機図柄の組合せの表示の回避が困難となり、リプ低確側のRT0又はRT1に転落する。なお、RT2〜9の全部又は一部は、例えば40ゲーム等の所定遊技数の経過に基づいてRT0に転落させる仕様にしてもよい。
一般中リプ低確のRT0又はRT1の遊技状態において、ATの作動が決定され、選択ナビ情報に応じて、1枚掛け遊技を選択する場合は、ベットボタン3を2回押すこと等により1枚掛け遊技が行える。この場合、RBB又はRBの当せんはなく、CBBの当せんを経てCBB内部中の遊技状態に移行させ、当選エリア19のREP2によるチャンリプ1又は当選エリア20のREP3によるチャンスリプ2等によるAT継続ゲーム数の上乗せ等に期待しながらATの作動による9枚配当の入賞を促進でき、非ATとなっても再遊技役の当せん確率の高いしかもRT2〜9よりも高い状態で遊技でき、遊技者は、ATの遊技性を十分に堪能できる。このCBB内部中の遊技状態は、ATの作動が継続ゲーム数の消化により終了して、押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順が報知されず、順押し時の択役こぼしでCBB作動図柄が表示されると、CBBの作動(2枚投入2枚払出しの2回)を経て、初期遊技状態RT0に復帰する。
図8に、遊技機筐体8Bの内部に組込む遊技機の制御装置CNのブロック図を示す。制御装置CNは、遊技機規則でいう主基板に対応する主制御装置MCと、この主制御装置MCから一方向性通信仕様に従って送信する情報を受信する遊技機規則でいう「周辺基板」に対応する周辺制御装置SCとを備える。一方向性通信仕様とは、主基板に関して遊技機規則で規定する「周辺基板が送信する信号を受信することができるものでないこと」を満たす通信仕様をいう。現行の遊技機規則で定義する「副基板」は主基板の概念に含まれ、古くから業界内で区別してきた、遊技の結果に影響を及ぼし又は及ぼすおそれがある機能を有するメイン側とこのような機能のないサブ側との関係は、メイン側が「主基板」すなわち「主制御装置」、サブ側が「周辺基板」すなわち「周辺制御装置」となる。
主制御装置MCは、メインCPU、ROM、RAMを備える。入力ポートI1に、各リール1L,1C,1Rの回転基準位置を検出するインデックスセンサ11L,11C,11R、各ストップボタン6L,6C,6R、ベットボタン3、精算ボタン4、スタートレバー5、メダル投入口2の下流に設ける投入メダルセンサ21、遊技機筐体8Bに内蔵するメダル払出装置HPの出口に設ける払出メダルセンサ23の各信号を入力している。出力ポートO1から、各ストップボタン6L,6C,6Rの内蔵LED61,62,63を、モータドライバ回路Dr1を介して各リール1L,1C,1Rを駆動するステッピングモータ12L,12C,12R(SM)を、LEDドライバ回路Dr2を介して遊技基本ランプ類30を、ソレノイドドライバ回路Dr3を介してリール始動後に追投入されるメダルをメダル受皿8Gに落すメダルブロッカー22を、モータドライバ回路Dr4を介してメダル払出装置HPのメダル払出モータ24を各制御している。インデックスセンサ11L,11C,11Rは、ステッピングモータ12L,12C,12Rに組み込んでもよい。
各ステッピングモータSM(12L,12C,12R)は、鉄芯外周に多数のロータ小歯をもつ永久磁石内蔵式のロータRmと、磁極内周に複数のステータ小歯をもつ複数組の磁極にA相、B相、C相(Aバー相(Aの反転相))、D相(Bバー相(Bの反転相))の巻線を巻回したステータSwとを有し、一の巻線に対する1相励磁のステップと、一の巻線及び隣接する他の巻線に対する2相励磁のステップとを交互に繰返す1−2相励磁により、2ステップで1ステップ角変位させる。本実施形態のものでは、1ステップ角が約1.43度、1ステップ更新する割込み時間は1.496ms、504ステップで一回転する仕様のものを用いている。よって、一コマの移動は504/21=24ステップでされる。
主制御装置MCのROM上には、規定数の掛けメダルの投入下、スタートレバー5の操作により上記内部抽せんを実行する内部抽せん手段K、スタートレバー5の操作後で且つ前遊技の開始から最低遊技間隔の4.1秒経過後に各リール1L,1C,1Rを正転させ、内部抽せんの結果とストップボタン6L,6C,6Rの操作とに基づいて、停止操作時点から0コマ滑り(即止め)、1コマ滑り、2コマ滑り、3コマ滑り、4コマ滑りで有効ラインに停止させることができる計5コマのうち、当せん役に係る図柄であって再遊技役>小役>役物の順に従う役別優先順位付けと高配当優先又は図柄の組合せ数優先に従う役内優先順位付けとにより最も引込み優先順位の高い図柄を検索するロジック演算及び又は予めROM上で定義した停止制御テーブルを参照することにより、許容される最大滑りコマ数の範囲内で当せん役に係る優先順位の最も高い図柄を引き込み且つ当せんしていない役に係る図柄の組合せの完成を阻止する蹴飛ばしを行い、対応するリール1L,1C,1Rを各停止させ、内部抽せんで決定した当せん役に整合した図柄の組合せの表示を許容させて一回の遊技の結果を導出させる可変表示制御手段を構成するリール制御手段Sを構築している。
また、主制御装置MCのROM上には、遊技結果が入賞なら所定枚数のメダルを払出すメダル払出手段M、遊技結果が再遊技の作動なら次ゲームの掛けメダルを自動投入するメダル自動投入手段E、内部抽せんの実行に引き続いて実行するフリーズ抽せんに基づいて今回遊技開始時に挿入するスタートフリーズ又は次遊技以降のスタート時に挿入する予約フリーズを含み、本来遊技の進行を一時中断してリール1L,1C,1Rを逆回転等により変則駆動させるフリーズ実行手段Fを構築している。なお、フリーズとは、遊技進行を管理する主制御装置MCから提供可能な遊技者利益に係る遊技結果、すなわち、メダルの払出し、再遊技の作動、役物の作動、遊技状態への移行という何れの遊技結果も生じさせないで、リール1L,1C,1R等を所定態様で作動させることをいう。
さらに、主制御装置MCのROM上には、図7に示したとおりに遊技状態を移行させて、内部抽せんで用いる当せんエリア、すなわち再遊技役の当せん確率及び又は当せんする再遊技役や択役、通常小役、特別役等の内訳を変更させる遊技状態移行手段Jを構築している。この遊技状態移行手段Jは、一般遊技状態で且つ再遊技役の当せん確率が低い再遊技低確状態における第1規定数での遊技、すなわち一般中リプ低確のRT0又はRT1における3枚掛け遊技により、遊技の結果として導出される予め定めた昇格契機図柄の組合せの表示、すなわちATの作動下で表示が容易な昇格契機図柄の組合せRFP6等の表示に基づいて、再遊技役の当せん確率を再遊技低確状態よりも高くした第1再遊技高確状態、すなわちリプ低確の1/7.3に対して1/1.52と高めた一般中リプ高確のRT2〜9で遊技を行わせる第1再遊技高確化手段J1uと、
一般遊技状態で且つ再遊技低確状態における第2規定数での遊技、すなわち一般中リプ低確のRT0又はRT1における1枚掛け遊技により、第2特別役に当せんし且つ該当せんの権利が持ち越された第2特別役内部中の遊技状態への移行、すなわちCBBに当せんし且つ該当せんの権利が持ち越されたCBB内部中の遊技状態への移行に基づいて、再遊技役の当せん確率を再遊技低確状態よりも高くした第2再遊技高確状態、すなわちリプ低確の1/7.3に対して1/1.48と高めたリプ高確のCBB内部中の遊技状態で遊技を行わせる第2再遊技高確化手段J2uとを含む。
また、遊技状態移行手段Jは、一般遊技状態で且つ再遊技役の当せん確率が高い再遊技高確状態における第1規定数での遊技、すなわち一般中リプ高確のRT2〜9における3枚掛け遊技により、遊技の結果として導出される予め定めた転落契機図柄の組合せの表示、すなわちATの非作動下で表示の回避が困難な転落契機図柄の組合せBLK等の表示に基づいて、再遊技役の当せん確率を再遊技低確状態、すなわちリプ低確の1/7.3の一般中リプ低確のRT0又はRT1に復帰させる第1再遊技低確化手段J1dと、
再遊技役の当せん確率を再遊技低確状態よりも高くした第2再遊技高確状態、すなわちリプ低確の1/7.3に対して1/1.48と高めたリプ高確のCBB内部中の遊技状態から、遊技の結果として導出される予め定めた所定図柄の組合せの表示、すなわちATの非作動下での択役の取りこぼし時に表示され得るCBB作動図柄の表示に基づいて、第2特別役作動中すなわちCBB作動中の遊技状態を経て、一般中リプ低確のRT0に復帰させる第2再遊技低確化手段J2dとを含む。
周辺制御装置SCは、サブCPU、ROM、RAMを備える。入力ポートI2に、主制御装置MCからの送信情報、ジョグダイヤルJDの信号を入力している。出力ポートO2から、ランプドライバ回路Dr5を介して表示窓80に臨む9つの図柄をリール帯10L,10C,10Rの背面から照明するリールバックランプBL1〜9を、LEDドライバ回路Dr6を介して装飾ランプ88を、LCDドライバ回路Dr7を介して液晶表示装置70を、ランプドライバ回路Dr8を介して遊技演出ランプ類700を、パワーアンプ回路Dr9を介してスピーカ91〜94を各制御している。主制御装置MCから周辺制御装置SCへの送信情報には、ベットボタン3の操作情報を含むメダル投入情報、スタートレバー5の操作情報を含むリール始動情報、内部抽せんによる当せんフラグ情報、ストップボタン6L,6C,6Rの操作情報、遊技結果情報、遊技状態情報、フリーズ実行又は予約情報、エラー情報等、主制御装置MCで検出し又は実行する各種情報が含まれる。
周辺制御装置SCのROM上には、所定条件下、押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順を含む所定のナビ情報を遊技者に報知させるナビ情報報知手段Xを構築している。このナビ情報報知手段Xは、前回のAT終了からカウントするゲーム数が所定値に達したか又はチャンス役等の当せんを契機に実行するATの作動抽せんに当せんしたか或は所定のフリーズが実行されたか等、予め定めたATの作動許可条件を判定してATの作動を決定するAT作動決定手段Y0と、ATの作動が決定された後、昇格契機図柄の組合せREP6等を表示させるのに適合した押し順をREP6等を重複当せん範囲に含む再遊技役の当せん時に報知させる移行準備期間及び又はATに当せんしたかも?と煽る動画演出等を液晶表示装置70上に展開させる一定又は可変の前兆ゲーム期間を経たとき等、予め定めたATの実作動契機の具備により、例えば5又は10ゲームの初期ゲームにおいて毎ゲームATの継続ゲーム数等を累積的に積み上げる初期上乗せ特化ゾーンから始まるATを実作動させるAT作動実行手段Y1、初期上乗せを含む所定の上乗せ契機によりAT終了までの継続ゲーム数等を上乗せするAT上乗せ手段Y2、ATの実作動中に押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順を液晶表示装置70や遊技演出ランプ類700での表示ナビ及び又はスピーカ91〜94からの音声ナビにより知らせるATナビ情報出力手段Z1、RT0又はRT1の遊技状態においてATの作動決定後の前兆ゲーム期間等に出す「ATモード選択時は1枚掛け!A−ARTモード選択時は3枚掛け!」等の選択ナビ情報や所定の注意喚起ナビ等を含む特定ナビ情報を液晶表示装置70上に表示させる特定ナビ情報出力手段Z2、ゲームの進行に伴いATの作動が継続し得るゲーム数等が0になったことを契機にATの作動を終了させるAT終了手段Wを含む。
こうして、主制御装置MC上に構築した第1再遊技高確化手段J1uにより実現される第1再遊技高確状態たるRT2〜9において周辺制御装置SC上に構築したナビ情報報知手段XのATナビ情報出力手段Z1によって押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3による択役の正解停止操作情報(正解の押し順)が報知されることにより、再遊技役の当せん確率が1/1.52と相対的に高く、かつ、特定入賞役(択役)の入賞が促進された第1遊技たるアシストリプレイタイムARTによる遊技を実行可能に形成していると共に、
主制御装置MC上に構築した第2再遊技高確化手段J2uにより実現される第2再遊技高確状態たるCBB内部中の遊技状態において周辺制御装置SC上に構築したナビ情報報知手段XのATナビ情報出力手段Z1によって押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3による択役の正解停止操作情報(正解の押し順)が報知されることにより、再遊技役の当せん確率が1/1.48と相対的に高く、かつ、特定入賞役(択役)の入賞が促進された第2遊技たるアシストタイムATによる遊技を実行可能に形成している。
また、周辺制御装置SCのROM上には、非AT下において左リール1Lを第一番目に停止させる順押し以外で停止操作をした場合、AT下においてナビに従わない停止操作をした場合に、例えばATの作動決定までのゲーム数の減算を所定ゲーム期間ストップしたり、チャンス役等を契機としたATの作動や上乗せについての抽せんを所定ゲーム期間留保したり、押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3の正解の押し順報知を所定ゲーム期間ストップする等の遊技者に不利となる所定ペナルティを課すペナルティ手段Pと、非AT下ではATの作動抽せん仕様を低確、通常、高確、超高確、天国(超々高確)の何れかとし、AT下では上乗せ抽せん仕様をノーマル(通常)、スペシャル(優遇)、プレミアム(特に優遇)の何れかとするモード移行手段Qを構築している。
図9に、一遊技の開始から終了までの主制御装置MCでする制御の流れを示す。先ず、規定数の掛けメダルの投入下(ステップS1)、スタートレバー5の操作(S2)を契機に、遊技状態と規定数とに応じて、次記1]〜9]のとおり、内部抽せん(S3)を実行する。1]〜9]は、図7中の米印の当せんエリア番号に対応している。
1]一般中リプ低確の3枚掛け遊技時は、再遊技確率1/7.3で、択役、通常小役、及び、主に第1特別役であるRBB又はRBを抽せんする。
2]一般中リプ高確の3枚掛け遊技時は、再遊技確率1/1.52で、択役、通常小役、及び、主に第1特別役であるRBB又はRBを抽せんする。
3]一般中リプ低確の1枚掛け遊技時は、再遊技確率1/7.3で、択役、通常小役、及び、第2特別役であるCBBを抽せんする。
4]一般中リプ高確の1枚掛け遊技時は、再遊技確率1/1.52で、択役、通常小役、及び、第2特別役であるCBBを抽せんする。
5]一般中リプ低確の3枚掛け遊技において第1特別役RBB又はRBに内部当せんしたRBB/RB内部中のリプ低確の3枚掛け遊技時は、再遊技確率1/7.3で、択役、通常小役を抽せんする。
6]一般中リプ高確の3枚掛け遊技において第1特別役RBB又はRBに内部当せんしたRBB/RB内部中のリプ高確の3枚掛け遊技時は、再遊技確率1/1.52で、択役及び通常小役を抽せんする。
7]一般中リプ低確の1枚掛け遊技において第2特別役CBBに内部当せんしたCBB内部中のリプ高確の3枚掛け遊技時は、再遊技確率1/1.48で、択役及び通常小役を抽せんする。
8]第1特別役RBB又はRBの作動図柄の表示により開始されるRBB/RB作動中の3枚掛け遊技時は、小役ALLとし、NML6により9枚/Gの払出しが約束されることになる。
9]第2特別役CBBの作動図柄の表示により開始されるCBB作動中の2枚掛け遊技時は、実質的に小役ALLとし、NML11又は12により2枚/Gの払出しが約束されることになる。
内部抽せんに引き続いて、フリーズ抽せんを実行し(S4)、今回ゲームでスタートフリーズ又は前回ゲーム以前に当せんした予約フリーズを実行しないときは該判定後(S5)、スタートフリーズ又は予約フリーズを実行するときは該当する所定のフリーズを実行した後(S6)、前回ゲームの開始から最低遊技間隔の4.1秒経過を条件に全リール1L,1C,1Rを正転側に定常回転させる(S7)。定常回転に達した後、ストップボタン6L,6C,6Rによる停止操作を受付け(S8)、内部抽せんで決定した当せんエリアと各ストップボタン6L,6C,6Rの操作タイミングとに基づいて、回転中のリール1L,1C,1Rを各停止させる(S9)。
全リール1L,1C,1Rの停止後、有効ライン上に表示された図柄の組合せを判定し(S10)、遊技結果に応じた所定の遊技結果を生じさせる(S11)。すなわち、入賞の場合は図4に示した所定枚数のメダルを払出し、再遊技の場合は新たなメダルの投入なしで次ゲームを行う再遊技を作動させ、第1,第2特別役に係る作動図柄が表示された場合は該当する役物を作動させ、上記した昇格契機図柄REP6等の表示や、転落契機図柄BLK等の表示や、第1,第2特別役に係る作動図柄の表示或は所定の払出メダルの超過等に基づいて、図7に示したとおりに遊技状態を移行させる。
図7において、多くの場合、遊技者は一般中リプ低確のRT0又はRT1から第1規定数の3枚掛けで遊技を開始することになる。RBB又はRBに当せんできると、RBB又はRB内部中を経て、RBB又はRB作動中となり、約200枚又は約60枚のメダルを速攻的に獲得できる。RT0又はRT1での3枚掛け遊技時、周辺制御装置SCにおいてATの作動が決定されると、前兆ゲーム期間等に、液晶表示装置70上に「ATモード選択時は1枚掛け!A−ARTモード選択時は3枚掛け!」の選択ナビ情報が出され、3枚掛けを維持する場合は、押し順適合による昇格契機図柄の組合せREP6の表示により、リプ高確のRT2に昇格でき、ATの実作動下、1/1.52のリプ高確のRT2〜RT9において、手持ちのメダルを減らすことなく、RBB又はRBへの当せんにも期待できながら択役(押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3)の正解押し順ナビにより3BET時9枚払出しの入賞を積み重ねることができ、役物付きのART機の遊技性を楽しむことができる。一方、選択ナビ情報により、1枚掛けを選択する場合は、CBBの当せんを得て1/1.48のリプ高確のCBB内部中に移行させ、ATの実作動下、手持ちのメダルを減らすことなく、択役(押し順ベル中1〜3、押し順ベル右1〜3)の正解押し順ナビにより3BET時9枚払出しとなる入賞を積み重ねることができ、AT機の遊技性を楽しむことができる。なお、1枚掛けと3枚掛けの選択ナビ情報は、ATの作動抽せんの非当せん時において出し、1枚掛けによりCBBの当せんを得てCBB内部中に移行させた後に、ATの作動抽せんでの当せん等によるATの作動決定を待つ仕様にしてもよい。また、3枚掛け遊技時も、1枚掛け遊技時も、何れにおいてもATの作動抽せん等のATの作動決定処理を実行していてよい。
以上の実施形態では、第1規定数を3に第2規定数を1にしたが、第1規定数を1に第2規定数を3にしてもよいし、第1規定数を3に第2規定数を2にしてもよいし、第1規定数を2に第2規定数を3にしてもよい。また、リプ低確からリプ高確側への昇格契機図柄の組合せとして、REP6等の再遊技に係る図柄の組合せを適用したが、所定の小役の取りこぼし時に表示される特定のこぼし目を適用してもよい。さらに、第2特別役として、投入遊技媒体数に対する獲得遊技媒体数の比率が1すなわち純増0となる第2種特別役物に係る役物連続作動装置CBBを適用したが、投入遊技媒体数に対する獲得遊技媒体数の比率が1以下の所定値すなわち純増がマイナスとなる第1種特別役物RB又は第1種特別役物に係る役物連続作動装置RBBを適用してもよい。
例えば、正解の押し順で3BET時9枚払出しとなるNML6相当の小役を2種類以上定義し、例えば、3BET時9枚払出しとなる第1高配当役(仮にNML61とおく)と同じく3BET時9枚払出しとなる第2高配当役(仮にNML62とおく)とを定義し、第2特別役RB又はRBBの当せんの権利が持ち越されたRB又はRBB内部中の遊技状態では、第1高配当役(NML61)と第2高配当役(NML62)とを択役毎に何れか一つを当せんさせることとする一方で、RB又はRBB作動中の遊技状態では、第1高配当役(NML61)と第2高配当役(NML62)とを重複当せんさせ、かつ、メダルの払出しを伴う入賞役についてのトータル当せん確率はRB又はRBB内部中の遊技状態よりも高くするが、第1高配当役と第2高配当役とが重複当せんする確率は、RB又はRBB内部中の遊技状態で第1高配当役又は第2高配当役の何れかが当せんする確率よりも低くする。このようにすれば、RB又はRBB作動中の遊技状態では、投入遊技媒体数に対する獲得遊技媒体数の比率が1以下の所定値すなわちマイナスの純増に意図的にでき、かえってメダルが減ることなる。よって、より多くの遊技時間を費やすことが見込まれる第2特別役に係る役物作動中以外の他の遊技状態において獲得できるメダル数を一層十分に確保することができる。
以上の実施形態では、ATの作動抽せん等を周辺制御装置SCで行うようにしたが、主制御装置MCで行うようにしてもよい。
回胴式遊技機は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第7号のぱちんこ屋の営業に供されるのが本来であるが、本発明に係る遊技機はこれに限らず、同法律第2条第1項第8号の店舗等の営業に供されるスロットマシンや、同法律の規制が及ばないアーケードゲーム機や、リールを映像等で表現したシュミレーションゲーム機等にも適用できる。なお、以上の説明中、確率や数字、図柄の組合せ等は一例示に過ぎないのは言うまでも無い。
1L;左リール,1C;中リール,1R;右リール(各可変表示要素)
2;メダル投入口、3;ベットボタン、4;精算ボタン
5;スタートレバー(スタートスイッチ)
6L,6C,6R;各ストップスイッチ
6L;左ストップボタン、6C;中ストップボタン、6R;右ストップボタン
7;演出表示装置、70;液晶表示装置
8;リールパネル、80;表示窓
CN;制御装置、MC;主制御装置、SC;周辺制御装置
K;内部抽せん手段、S;リール制御手段(可変表示制御手段)
M;メダル払出手段、E;メダル自動投入手段、F;フリーズ実行手段
J;遊技状態移行手段
J1u;第1再遊技高確化手段、J1d;第1再遊技低確化手段
J2u;第2再遊技高確化手段、J2d;第2再遊技低確化手段
X;ナビ情報報知手段
Y0;AT作動決定手段、Y1;AT作動実行手段、Y2;AT上乗せ手段
Z1;ATナビ情報出力手段、Z2;特定ナビ情報出力手段
W;AT終了手段、P;ペナルティ手段、Q;モード移行手段

Claims (7)

  1. 複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素を有し、
    遊技媒体の投入下における可変表示開始操作に基づいて内部抽せんを行う内部抽せん手段と、
    前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて各停止させる可変表示制御手段と、
    一般遊技状態において前記内部抽せんにより特別役に当せんしたことに基づいて、当せんした遊技で前記特別役の図柄の組合せが表示できずに当せんの権利が持ち越された内部中の状態へ遊技状態を移行可能であり、前記特別役の図柄の組合せの表示を条件としてボーナス作動中の状態へ遊技状態を移行させることが可能な遊技状態移行手段と、
    正解停止操作情報を含むナビ情報を遊技者に報知させるナビ情報報知手段と、を含む遊技機において、
    前記内部抽せんによって当せんし得る当せん役として、前記特別役である第1特別役及び第2特別役と、対応する図柄組合せが表示されると遊技媒体の払い出しが行われる小役である複数の第1の小役及び前記第1の小役よりも配当が低く設定されている複数の第2の小役と、を有し、
    遊技の結果が役の入賞となった場合には、入賞した役に応じた処理を行い、
    前記内部抽せん手段は、
    前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、第1特別役を抽せんし、
    前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数と異なる第2規定数のときは、第2特別役を抽せんし、
    前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、前記第1特別役を抽せんせず、且つ前記第1の小役及び前記第2の小役が同時に当せんする第1当せん態様が複数存在する仕様を有し、
    前記ナビ情報報知手段は、前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定されたときに、前記正解停止操作情報を報知し、
    前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定された状態下、前記正解停止操作情報に従った停止操作のときは、前記第1の小役が入賞するが、前記第2の小役、前記第1特別役、及び前記第2特別役が入賞しない遊技の結果となり、
    前記第2特別役のボーナス作動中の状態下、複数の前記第1の小役が重複して当せんする第2当せん態様が存在する仕様を有し、
    前記第2特別役のボーナス作動中の状態下における前記第2当せん態様となる確率が前記一般遊技状態及び前記第2特別役の内部中の状態における前記第1当せん態様のいずれかとなる確率よりも低く、且つ前記第2特別役のボーナス作動中の状態下における前記小役についてのトータルの当せん確率が前記一般遊技状態及び前記第2特別役の内部中の状態下よりも高くなる、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記内部抽せん手段は、前記一般遊技状態下、前記一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときに前記第2特別役が当せんする確率が、前記一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときに前記第1特別役が当せんする確率よりも高くなる仕様を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記内部抽せん手段は、
    前記第1特別役の内部中の状態下及び前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記第2特別役を抽せんせず、
    前記一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記第1特別役を抽せんせず、前記第2特別役を抽せんする仕様を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、前記アシストタイムの作動に当せん可能であり、
    前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第2規定数のときは、前記アシストタイムの作動に当せんしない、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の遊技機。
  5. 前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が前記第1規定数のときは、一遊技の投入遊技媒体数が前記第2規定数のときよりも、前記アシストタイムについて優遇されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の遊技機。
  6. 前記第1規定数は、一遊技における最大の投入遊技媒体数であり、
    前記第2規定数は、一遊技における前記最大の投入遊技媒体数よりも少ない投入遊技媒体数である、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の遊技機。
  7. 複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素を有し、
    遊技媒体の投入下における可変表示開始操作に基づいて内部抽せんを行う内部抽せん手段と、
    前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて各停止させる可変表示制御手段と、
    一般遊技状態において前記内部抽せんにより特別役に当せんしたことに基づいて、当せんした遊技で前記特別役の図柄の組合せが表示できずに当せんの権利が持ち越された内部中の状態へ遊技状態を移行可能であり、前記特別役の図柄の組合せの表示を条件としてボーナス作動中の状態へ遊技状態を移行させることが可能な遊技状態移行手段と、
    正解停止操作情報を含むナビ情報を遊技者に報知させるナビ情報報知手段と、を含む遊技機において、
    前記内部抽せんによって当せんし得る当せん役として、前記特別役である第1特別役及び第2特別役と、対応する図柄組合せが表示されると遊技媒体の払い出しが行われる小役である複数の第1の小役及び前記第1の小役よりも配当が低く設定されている複数の第2の小役と、を有し、
    遊技の結果が役の入賞となった場合には、入賞した役に応じた処理を行い、
    前記内部抽せん手段は、
    前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、第1特別役を抽せんし、
    前記特別役に非当せんで且つボーナス非作動中の一般遊技状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数と異なる第2規定数のときは、第2特別役を抽せんし、
    前記第2特別役の内部中の状態下、一遊技の投入遊技媒体数が第1規定数のときは、前記第1特別役を抽せんせず、且つ前記第1の小役及び前記第2の小役が同時に当せんする第1当せん態様が複数存在する仕様を有し、
    前記ナビ情報報知手段は、前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定されたときに、前記正解停止操作情報を報知し、
    前記第2特別役の内部中の状態下でアシストタイムが作動し、且つ前記内部抽せん手段により第1当せん態様のいずれかの当せんが決定された状態下、前記正解停止操作情報に従った停止操作のときは、前記第1の小役が入賞するが、前記第2の小役、前記第1特別役、及び前記第2特別役が入賞しない遊技の結果となる、
    ことを特徴とする遊技機。
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