JP6454634B2 - アモルファス変圧器及びアモルファス鉄心 - Google Patents
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Description
図1は,本発明のアモルファス変圧器100を斜視図により示す。本発明のアモルファス変圧器100は、鉄心30とコイル40a,40b,40cとから構成され、3相3巻線である。アモルファス鉄心30は、大きい鉄心30aと大きい鉄心より小さく構成される小さい鉄心40b,30cとから構成される。
大きい巻鉄心30aの大きいとは、小さい巻鉄心30b,30cと比較して直径が大きいという意味である。
以下、大きい鉄心30a、小さい鉄心30b,30cをまとめて、幅広の鉄心30を代表して説明する。
図2(a)から(c)においては、最小の構成として2層からなるアモルファス箔体1から4を基本構成部材10として説明する。
また、うねりを考慮した上で、アモルファス箔体1とアモルファス箔体2が重なり合わないようにし、間隙50を0.1mm以上1mm以下とすると占積率を高くすることができ、さらに好ましい。
上下交互に並べられた1組4枚のアモルファス箔体1から4は,端面接合部20a,20bが、レーザ或いは電気抵抗溶接などの接合方法で溶接されることによって構成される。これらの溶接条件は適宜変更可能である。
この場合には、同じ層のアモルファス箔体同士が重なり合った部分を接合した部分が元の厚さより厚くなってしまう。さらには、この重なりあった部分が積層された鉄心には、積層される厚み方向にゆがみが生じる。これにより、ゆがみ周辺には空隙ができるため占積率,磁気特性が低下する。空隙ができなくとも厚みが増すことで、鉄心の小型化は困難である。
まず、長手方向の所定の長さに切断した2種類の幅が異なる4枚の箔を上下左右交互に図2(a)のように配置する。この配置は,人手を介して配置しても良いが繰り返し同じ作業を行うため,搬送ロボットなどで効率良く並べ,配置するのが良い。
また、移動可能な接合装置26により接合される。ここでは、代表してレーザ接合装置である場合を示し、アモルファス箔体1に対してレーザ27が照射されている。切断手段28は、アモルファス箔体2の外側で待機されている。
切断手段28は、ダイシングソーやバンドソーまたはワイヤ放電加工等の切断する手段を用いてもよい。この切断方法は,レーザ或いは電気抵抗溶接等を用いて熱で切断することができる。レーザや電気抵抗溶接等の場合は、接合装置26と同一の装置を利用できるため、別途切断装置を設けなくてよい。
鉄心を製造する際に、この除去されてない部分を結線した場合には、例えば、接合によって結晶化した部分の前後を結線できるため、一の層と他の層の結線部を多く取ることができるメリットがある。
基本構成部材10a等を数千枚積層した後に,左右の巻線したコイル40aとコイル40bとの内側に積層した幅広の鉄心30の端面接合部20bを通し,該端面接合部20bをコイルに巻きつけ,ラッピングしている様子を示している。
本実施例では,2種類の幅のアモルファス箔体を各2枚ずつ(合計4枚)組み合わせた例で述べたが,図4(a)に示すように,2種類の幅のアモルファス箔体を用いて合計6枚で並べた例の断面図を示す。
当該幅広の鉄心と変圧器の特徴は,幅広に形成したアモルファス箔体それぞれが層の異なる他のアモルファス箔体と固定(接合)されているため,効率良く組み立てを行うことができる。
接合ライン21の接合箇所は図5a-a’断面に示すように,2層のアモルファス箔体の上下を接合する。基本構成部材11がバラバラにならず,最小の接合ラインで接合するには3箇所必要となる。図5(c)の接合ライン21が示すように、第1の層と第2の層で重なり合う部分は3箇所有するためである。接合ライン21は幅広に構成してもよいが、少なくとも、重なり合う部分の一部が接合されていればよい。
例えば,接合ライン数は3箇所とし,核接合断面の幅は1mm以下とするなどである。幅が狭いアモルファス箔の幅を100mm,幅が広いアモルファス箔の幅を200mmとすると,幅広にアモルファス箔を広げたときの全幅は約300mmとなる。接合ライン1箇所の接合幅を1mmとすると,接合ライン数は3つあるので,合計3mmとなる。全幅300mmに対し,磁気回路の流れを阻害する幅は3mmであるため,全て非晶質としたときに比べると1%程度の損失変動が生じることになるが,影響は他のバラツキ要因の中に含まれる大きさであり損失を低減することができる。
基本構成部材11で接合した箇所は,接合箇所が小さいため、接合箇所は結晶化しているが,磁気回路の流れへの影響を小さくすることができ,磁気損失の影響はほとんど生じない。
また、接合箇所が減るため、溶接等による接合部の厚みが生じる可能性を減らすことができる。そのため、この1組のアモルファス箔体の集合を積層した鉄心と、当該鉄心を有する変圧器の小型化に寄与することができる。
Claims (13)
- アモルファス箔体が積層された鉄心を有する変圧器において、
前記鉄心は、1組のアモルファス箔体の集合が積層されており、
前記1組のアモルファス箔体の集合は、2以上のアモルファス箔体が並べられた第1の層と、第2の層と、を有しており、
前記第1の層のアモルファス箔体と、前記第2の層のアモルファス箔体と、の重なり合う部分に接合部を有し、
前記1組のアモルファス箔体の集合は、結晶化した前記接合部同士が重なり合わない位置で結線され、前記1組のアモルファス箔体の集合は、非結晶化部分が重なり合う位置で結線部により結線されていることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項1に記載のアモルファス変圧器であって、
前記第1の層のアモルファス箔体のうち、一のアモルファス箔体と、前記一のアモルファス箔体と隣り合う他のアモルファス箔体とが、間隙を介して配置されていることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項2に記載のアモルファス変圧器であって、
前記間隙は、0.1mm以上100mm以下であることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項1に記載のアモルファス変圧器であって、
前記第1の層のアモルファス箔体と、前記第2の層のアモルファス箔体と、は前記接合部を介して物理的に接続された関係を有することを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項4に記載のアモルファス変圧器であって、
前記1組のアモルファス箔体の集合には、2種類の幅のアモルファス箔体で構成されており、
前記接合部は、前記1組のアモルファス箔体の集合が有するアモルファス箔帯の数より1小さい数であることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項1に記載のアモルファス変圧器であって、
前記接合部は、前記アモルファス箔体の短辺方向に形成されていることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項1に記載のアモルファス変圧器であって、
前記1組のアモルファス箔体の集合の磁気回路の流れに垂直な断面に形成される前記接合部の接合断面の幅が1mm以下で接合していることを特徴とするアモルファス変圧器。 - 請求項1に記載のアモルファス変圧器であって、
前記接合部は、前記アモルファス箔体の長手方向に形成されていることを特徴とするアモルファス変圧器。 - アモルファス箔体が積層された鉄心において、
前記鉄心は、1組のアモルファス箔体の集合が積層されており、
前記1組のアモルファス箔体の集合は、2以上のアモルファス箔体が並べられた第1の層と、第2の層と、を有しており、
前記第1の層のアモルファス箔体と、前記第2の層のアモルファス箔体と、の重なり合う部分に接合部を有し、
前記1組のアモルファス箔体の集合は、結晶化した前記接合部同士が重なり合わない位置で結線され、前記1組のアモルファス箔体の集合は、非結晶化部分が重なり合う位置で結線部により結線されていることを特徴とするアモルファス鉄心。 - 請求項9に記載のアモルファス鉄心であって、
前記第1の層のアモルファス箔体のうち、一のアモルファス箔体と、前記一のアモルファス箔体と隣り合う他のアモルファス箔体とが、間隙を介して配置されていることを特徴とするアモルファス鉄心。 - 請求項10に記載のアモルファス鉄心であって、
前記間隙は、0.1mm以上100mm以下であることを特徴とするアモルファス鉄心。 - 請求項9に記載のアモルファス鉄心であって、
前記第1の層のアモルファス箔体と、前記第2の層のアモルファス箔体と、は前記接合部を介して物理的に接続された関係を有することを特徴とするアモルファス鉄心。 - 請求項12に記載のアモルファス鉄心であって、
前記1組のアモルファス箔体の集合には、2種類の幅のアモルファス箔体で構成されており、
前記接合部は、前記1組のアモルファス箔体の集合が有するアモルファス箔帯の数より1小さい数であることを特徴とするアモルファス鉄心。
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