JP6454469B2 - 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター - Google Patents
酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6454469B2 JP6454469B2 JP2014008798A JP2014008798A JP6454469B2 JP 6454469 B2 JP6454469 B2 JP 6454469B2 JP 2014008798 A JP2014008798 A JP 2014008798A JP 2014008798 A JP2014008798 A JP 2014008798A JP 6454469 B2 JP6454469 B2 JP 6454469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enzyme
- cross
- group
- linked
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Micromachines (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
本発明の他の目的は、前記酵素架橋凝集体の製造方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、前記酵素架橋凝集体を中空状マイクロチャンネル内表面に固定化してなるマイクロリアクターを提供することにある。
本発明の酵素架橋凝集体は、酵素分子と架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物が架橋した構造を有する。
前記架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物(以後、「イミドエステル系架橋剤」と称する場合がある)は、1分子中にイミドエステル基を2個以上(例えば2〜20個、好ましくは2〜4個)有することが好ましく、炭素数2以上の直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基、若しくは直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基の2以上が連結基を介して結合した基の末端にイミドエステル基を2個以上(例えば2〜20個、好ましくは2〜4個)有する化合物が好ましい。また、イミドエステル系架橋剤は塩を形成していてもよい。
前記酵素分子としては、特に限定されることがなく周知慣用の酵素分子を挙げることができる。酵素分子は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。前記記イミドエステル系架橋剤を使用すれば、還元反応を経ること無く、温和な条件下で触媒と架橋することができる。そのため、酸化還元酵素[例えば、ピキア・オフナエンシス(Pichia ofunaensis)由来R−アルコール脱水素酵素、マイコバクテリウム・バッカエ(Mycobacterium vaccae)由来ギ酸脱水素酵素、カンジダ・パラプシローシス(Candida parapsilosis)由来S−アルコール脱水素酵素等]も、その触媒能を損なうことなく架橋凝集体を形成することができ、優れた耐久性と触媒能を併せて有する架橋凝集体を形成することができる。
本発明のマイクロリアクターは、中空状マイクロチャンネル内表面に、上記酵素架橋凝集体を固定化してなる。
イミドエステル系架橋剤として、スベルイミド酸ジメチル(和光純薬工業(株)製)を使用した。
酵素として、酸化還元酵素(カンジダ・パラプシローシス由来S−アルコール脱水素酵素)を使用した。
エッペンドルフチューブ内において、10mg/mLの酵素溶液50μL(溶媒;50mMリン酸緩衝液(pH8.0))と10mg/mLの架橋剤溶液50μL(溶媒;DMSO/50mMリン酸緩衝液(pH8.0)=10/90(体積比)、架橋剤にまずDMSOを添加し溶解させた後、リン酸緩衝液で希釈したもの)を混合し、4℃で16時間静置することにより、酵素架橋凝集体(1)を得た。
続いて、得られた酵素架橋凝集体(1)を遠心して沈殿させた後、上清を除き、沈殿に1Mトリス緩衝液(pH8.0)200μLを加え残存するイミドエステル基をクエンチした。更に、遠心して沈殿させた後、上清を除き、沈殿に500mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.5)200μLを加える操作を3度行い、洗浄した。
架橋剤溶液を10mg/mLから20mg/mLに変更した以外は実施例1と同様にして酵素架橋凝集体(2)を得た。
架橋剤溶液を10mg/mLから30mg/mLに変更した以外は実施例1と同様にして酵素架橋凝集体(3)を得た。
イミドエステル系架橋剤としてスクシノニトリルと塩化水素から合成したブタンジイミド酸ジメチルに変更した以外は実施例3と同様にして酵素架橋凝集体(4)を得た。
イミドエステル系架橋剤としてアジピンイミド酸ジメチル(和光純薬工業(株)製)を使用した以外は実施例3と同様にして酵素架橋凝集体(5)を得た。
イミドエステル系架橋剤としてセバシノニトリルと塩化水素から合成したセバシンイミド酸ジメチルに変更した以外は実施例3と同様にして酵素架橋凝集体(6)を得た。
イミドエステル系架橋剤としてドデカンジニトリルと塩化水素から合成した1,12−ドデカンジイミド酸ジメチルに変更した以外は実施例3と同様にして酵素架橋凝集体(7)を得た。
実施例で得られた酵素架橋凝集体(1)〜(7)の酵素活性を下記方法により評価した。
すなわち、実施例で得られた酵素架橋凝集体(1)〜(7)1mgに酵素反応溶液200μLを加え、25℃で24時間振盪後の基質変換率を定量することにより酵素活性を評価した。
また、酵素溶液[酸化還元酵素(カンジダ・パラプシローシス由来S−アルコール脱水素酵素)濃度:10mg/mL]の酵素活性も上記と同様の方法で評価した。
ここで使用した酵素反応溶液は、15mMアセト酢酸エチル、0.2mM補酵素(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド:NADH)、45mMイソプロピルアルコール、及び500mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.5)からなる溶液である。
アセト酢酸エチルは酸化還元酵素の基質であり、還元されて(S)−(+)−3−ヒドロキシ酪酸エチルとなる。反応終了後、反応溶液上清をHPLC分析に供し、残存基質濃度を測定することで基質変換率を定量した。
上記結果を図1に示す。何れの酵素架橋凝集体も、基質変換率はおよそ45〜50%であった。
実施例1で得られた酵素架橋凝集体(1)を熱処理し、その熱安定性を酵素活性の比較により評価した。
熱処理は、酵素架橋凝集体(1)1mgをエッペンドルフチューブ内で500mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.5)200μLに浸漬し、15〜50℃で24時間静置することで行った。
熱安定性の評価は、酵素架橋凝集体(1)及び比較のための酵素溶液(実施例1で使用した酵素溶液)について、それらの酵素活性(熱処理前)を測定し、続いて熱処理を行った後、再度、酵素活性(熱処理後)を測定することにより行った。
酵素活性は、<評価1:触媒能評価>で使用したものと同じ酵素反応溶液を同様の方法で加えて25℃で3時間振盪後の基質変換率を定量することにより評価した。
以上の結果を図2に示す。架橋凝集体形成により、溶液状態の酵素よりも熱安定性が向上していることがわかった。また、酵素架橋凝集体(2)〜(7)についても同様の結果であった。
マイクロチャンネルとして、内径330μm、長さ15cmのテフロン(登録商標)チューブを用いた。実施例1と同様の酵素溶液および架橋剤溶液をそれぞれシリンジポンプにより送液し、マイクロチャンネル内へ流通させた。酵素溶液と架橋剤溶液はシリカキャピラリーによりT字コネクター内に作製した2重管をそれぞれ通り、テフロン(登録商標)チューブ内へ流入した。この際、架橋剤溶液はチューブ内中央より流入し、酵素溶液はチューブの内壁近傍より流入した(図3参照)。架橋剤と酵素の拡散速度差により、酵素架橋凝集体はチューブ内壁近傍で形成された。各溶液の送液速度は、酵素溶液、架橋剤溶液ともに1μL/min.とした。また、送液は4℃で6時間行った。
続いて、マイクロリアクター内へ1Mトリス緩衝液(pH8.0)を10μL/min.で10分間送液し、残存するイミドエステル基をクエンチした。さらに、500mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.5)を10μL/min.で10分間送液することで洗浄した。
実施例8で得られたマイクロリアクターの酵素活性の評価は、25℃の条件下、マイクロリアクターに酵素反応溶液を0.1μL/min.で送液し、回収した反応溶液中における生成物の生成率を定量する事により行った。ここで使用した酵素反応溶液は、<評価1:触媒能評価>で使用したものと同じである。
その結果、酵素活性が認められ、送液1時間後において回収した反応溶液の基質変換率は83%であった。
2 架橋剤
3 テフロン(登録商標)チューブ
4 シリカキャピラリー
5 T字コネクター
Claims (6)
- S−アルコール脱水素酵素分子と架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物が架橋した構造を有する酵素架橋凝集体。
- 架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物が、1分子中にイミドエステル基を2個以上有する化合物である請求項1に記載の酵素架橋凝集体。
- 架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物が、炭素数2以上の直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基、若しくは直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基の2以上が連結基を介して結合した基の末端にイミドエステル基を有する化合物である請求項1又は2に記載の酵素架橋凝集体。
- 架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物が、ブタンジイミド酸ジメチル、ヘキサンジイミド酸ジメチル、スベルイミド酸ジメチル、1,12−ドデカンジイミド酸ジメチル、及びセバシンイミド酸ジメチルから選択される少なくとも1種の化合物である請求項1に記載の酵素架橋凝集体。
- S−アルコール脱水素酵素分子と、架橋性官能基としてイミドエステル基を有する化合物とを混合し、4〜50℃の温度で0.5〜48時間反応させることにより請求項1〜4の何れか1項に記載の酵素架橋凝集体を得る酵素架橋凝集体の製造方法。
- 中空状マイクロチャンネル内表面に、請求項1〜4の何れか1項に記載の酵素架橋凝集体を固定化してなるマイクロリアクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014008798A JP6454469B2 (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014008798A JP6454469B2 (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015136313A JP2015136313A (ja) | 2015-07-30 |
JP6454469B2 true JP6454469B2 (ja) | 2019-01-16 |
Family
ID=53767773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014008798A Expired - Fee Related JP6454469B2 (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6454469B2 (ja) |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234979A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-17 | Takenaka Komuten Co Ltd | Immobilized glucoamylase |
JPS55148089A (en) * | 1979-05-09 | 1980-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Enzyme-redox compound combination |
JPS5636048A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Enzyme electrode |
US4650758A (en) * | 1984-09-21 | 1987-03-17 | Cetus Corporation | Stabilization of enzymes useful in the production of glucosone and other enzymatic processes |
JPS62215387A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-22 | Fuji Electric Co Ltd | 酵素の固定化方法 |
US5037737A (en) * | 1988-06-29 | 1991-08-06 | Apec, Inc. | Analysis by sensor placement in recprocating flow |
JPH0797454A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Nippi:Kk | 可溶性架橋コラーゲンの製造法 |
JP3143050B2 (ja) * | 1995-08-31 | 2001-03-07 | オリエンタル酵母工業株式会社 | 安定化されたグルコース6リン酸脱水素酵素 |
JP2000262281A (ja) * | 1999-03-18 | 2000-09-26 | Koji Hayade | 架橋グルコースデヒドロゲナーゼ |
JP4649680B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2011-03-16 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 酵素固定化マイクロリアクター、及びその製造方法 |
JP2008043245A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Institute Of Physical & Chemical Research | 酸素耐性ヒドロゲナーゼ |
JP4963117B2 (ja) * | 2008-08-14 | 2012-06-27 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 酵素−シリカ系ナノ空孔材料複合体担持マイクロリアクター及びその製造方法 |
GB0901966D0 (en) * | 2009-02-05 | 2009-03-11 | Danisco | Composition |
CN104114700A (zh) * | 2011-11-11 | 2014-10-22 | 吉尔德联合有限公司 | 一种可生物降解的固定化酶及其制备方法 |
-
2014
- 2014-01-21 JP JP2014008798A patent/JP6454469B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015136313A (ja) | 2015-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Rincon-Restrepo et al. | Controlled translocation of individual DNA molecules through protein nanopores with engineered molecular brakes | |
Talekar et al. | Preparation of stable cross-linked enzyme aggregates (CLEAs) of NADH-dependent nitrate reductase and its use for silver nanoparticle synthesis from silver nitrate | |
CN107961814B (zh) | 丙烯环氧化制备环氧丙烷用催化剂的还原方法及催化剂和应用 | |
Li et al. | Co-immobilization of enoate reductase with a cofactor-recycling partner enzyme | |
CN108620129B (zh) | 球形Fc-(COOH)2@COFETTA-TPAL纳米复合材料的制备方法 | |
BR112014013481B1 (pt) | Uso de uma oxirredutase do tipo alkb | |
Döbber et al. | Rapid, selective and stable HaloTag-Lb ADH immobilization directly from crude cell extract for the continuous biocatalytic production of chiral alcohols and epoxides | |
CN112888794A (zh) | 用于处理或分析多物种核酸样品的组合物、方法和系统 | |
BR112015004662B1 (pt) | Processo para preparar ácido sebácico | |
Simić et al. | Development of an efficient biocatalytic system based on bacterial laccase for the oxidation of selected 1, 4-dihydropyridines | |
JP6454469B2 (ja) | 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター | |
Mavila et al. | Athermal, chemically triggered release of RNA from thioester nucleic acids | |
Pandarus et al. | Making fine chemicals, nanomaterials and pharmaceutical ingredients over SiliaCat catalysts | |
CN111978537B (zh) | 一种手性催化剂(s)-dtp-cof及其制备、回用方法及应用 | |
Zhang et al. | Constructing a continuous-flow bioreactor with co-immobilized KmAKR and BmGDH for synthesizing tert-butyl 6-cyano-(3R, 5R)-dihydroxyhexanoate | |
JPWO2007026860A1 (ja) | 光学活性α−ヒドロキシカルボン酸の製造方法 | |
JP6096010B2 (ja) | 酵素架橋凝集体、及びこれを備えるマイクロリアクター | |
JP2003277416A (ja) | 糖類を含むアクリルアミド水溶液 | |
CN105112468B (zh) | 一种多酶耦联体系制备手性胺的方法 | |
CN109811019B (zh) | 一种制备屈西多巴的方法 | |
JP6152554B2 (ja) | Dna合成酵素−シリカ系ナノ空孔材料複合体、その製造方法及び用途 | |
WO2017016444A1 (zh) | 一种生物催化制备l-2-氨基丁酸的方法 | |
Whitney et al. | Cross-Linking of Brominated Poly (isobutylene-co-isoprene) by N-Alkylation of the Amidine Bases DBU and DBN | |
CN105062988A (zh) | 一种生物素标记无机焦磷酸酶的制备方法 | |
CN108690836B (zh) | 一种环己酮单加氧酶及其在合成拉唑中的应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180815 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181211 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6454469 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |