JP6454170B2 - 部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を保持する部品保持具を有し、基板に対する装着作業を実行するための部品装着装置に関するものである。
部品装着装置には、軸心周りに回転可能に保持された短筒状の本体部と、その本体部の外周面に周方向に1列に並ぶように配設された複数の部品保持具とを備えたものが存在する。つまり、本体部が軸心周りに回転することで、その本体部の外周面に配設された部品保持具によって、順次、装着作業される部品装着装置、所謂、縦型ロータリー装着ヘッドが存在する。下記特許文献には、縦型ロータリー装着ヘッドの一例が記載されている。
特開2005−251783号公報 特開2003−110289号公報
上記特許文献によれば、ある程度、高速で装着作業を行うことが可能となる。しかしながら、装着作業の更なる高速化が望まれている。また、部品保持具により保持可能な電子部品のサイズの大型化も望まれている。このように、部品装着装置には、改良の余地が多分に残されており、種々の改良を施すことで、部品装着装置の実用性は向上すると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い部品装着装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の部品装着装置は、軸心周りに回転可能に保持された短筒状の本体部と、前記本体部の外周面に、周方向において複数列並ぶように配設される複数の部品保持具とを備え、前記本体部が、複数の回転盤と、それら複数の回転盤を同軸的に連結する連結軸とにより構成されており、前記複数の回転盤の各々の外周面に、複数の部品保持具が当該外周面の周方向において1列以上並ぶように配設されることを特徴とする。
本発明の部品装着装置では、部品保持具が、本体部の外周面に、周方向に延びるように、複数列並んで配設されている。これにより、1度に数多くの電子部品を保持することが可能となり、装着作業の高速化を図ることが可能となる。また、例えば、互いに隣り合う部品保持具の間隔を広くすることで、部品保持具により保持可能な電子部品のサイズを大きくすることが可能となる。このように、本発明の部品装着装置によれば、実用性を高くすることが可能となる。
電子部品装着機を示す平面図である。 装着ヘッドを示す斜視図である。 装着ヘッドのロータリーヘッドを示す正面図である。 装着ヘッドのロータリーヘッドを示す斜視図である。 装着ヘッドの昇降機構を示す斜視図である。 電子部品を保持した状態のロータリーヘッドを示す側面図である。 電子部品を保持した状態のロータリーヘッドを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着機の構成>
図1に、電子部品装着機10を示す。電子部品装着機10は、回路基板に電子部品を実装するための作業機である。電子部品装着機10は、搬送装置20、供給装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、装着ヘッド26を備えている。
搬送装置20は、X軸方向に延びる1対のコンベアベルト30と、コンベアベルト30を周回させる電磁モータ(図示省略)とを有している。回路基板32は、それら1対のコンベアベルト30によって支持され、電磁モータの駆動により、X軸方向に搬送される。また、搬送装置20は、基板保持装置(図示省略)を有している。基板保持装置は、コンベアベルト30によって支持された回路基板32を、所定の位置(図1での回路基板32が図示されている位置)において固定的に保持する。
供給装置22は、フィーダ型の供給装置であり、複数のテープフィーダ36を有している。テープフィーダ36は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ36は、送り装置(図示省略)によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置22は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
移動装置24は、X軸方向スライド機構50とY軸方向スライド機構52とによって構成されている。X軸方向スライド機構50は、X軸方向に移動可能にベース54上に設けられたX軸スライダ56を有している。そのX軸スライダ56は、電磁モータ(図示省略)の駆動により、X軸方向の任意の位置に移動する。また、Y軸方向スライド機構52は、Y軸方向に移動可能にX軸スライダ56の側面に設けられたY軸スライダ60を有している。そのY軸スライダ60は、電磁モータ(図示省略)の駆動により、Y軸方向の任意の位置に移動する。そのY軸スライダ60には、装着ヘッド26が取り付けられている。このような構造により、装着ヘッド26は、移動装置24によってベース54上の任意の位置に移動する。
装着ヘッド26は、回路基板32に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26は、図2に示すように、ロータリーヘッド70とハウジング72とによって構成されている。ロータリーヘッド70は、図2及び図3に示すように、2枚の回転盤76,78と連結軸80と複数の吸着ノズル82とによって構成されている。2枚の回転盤76,78は、略同寸法の円盤状をなしている。それら2枚の回転盤76,78は、互いに向かい合うように配設され、軸心において、連結軸80によって固定的に連結されている。2枚の回転盤76,78の各々の外周面には、16個の装着穴88が等間隔で形成されている。つまり、2枚の回転盤76,78の各々の外周面には、22.5°(=360°/16個)ピッチで装着穴88が形成されている。なお、それら回転盤76に形成された16個の装着穴88と、回転盤78に形成された16個の装着穴88とは、周方向において、同じ位置に形成されている。
また、吸着ノズル82は、負圧により電子部品90を吸着保持するものであり、回転盤76,78の装着穴88の任意のものに装着可能とされている。詳しくは、各装着穴88の内部には、装着ロッド(図5参照)100が挿入されている。装着ロッド100の外径は、装着穴88の内径より僅かに小さくされており、装着ロッド100は、装着穴88の内部において進退可能とされ、軸心周りに自転可能とされている。また、装着ロッド100は、チューブ状とされており、装着ロッド100の内部には、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図示省略)に通じている。そして、装着ロッド100の先端部に、吸着ノズル82が着脱可能に装着される。これにより、装着穴88内の装着ロッド100の先端部に装着された吸着ノズル82は、負圧によって電子部品90を吸着保持し、保持した電子部品90を正圧によって離脱する。なお、装着穴88内の装着ロッド100の先端部に装着された吸着ノズル82を、装着穴88に装着された吸着ノズル82と略して記載する場合がある。
ちなみに、図2及び図3に示すロータリーヘッド70では、回転盤76の16個の装着穴88のうちの隣り合わない8個の装着穴88に、8個の吸着ノズル82が装着されている。また、回転盤78の16個の装着穴88のうちの隣り合わない8個の装着穴88に、8個の吸着ノズル82が装着されている。ただし、回転盤76の装着穴88に装着された吸着ノズル82と、回転盤78の装着穴88に装着された吸着ノズル82とは、周方向において、互いにずれている。つまり、回転盤76の装着穴88に装着された吸着ノズル82と、回転盤78の装着穴88に装着された吸着ノズル82とは、周方向に22.5°ズレている。具体的には、回転盤76において、8個の吸着ノズル82が、軸心周りの0°、45°、90°、135°、180°、225°、270°、315°に位置している場合には、回転盤78において、8個の吸着ノズル82は、軸心周りの22.5°、67.5°、112.5°、157.5°、202.5°、247.5°、292.5°、337.5°に位置している。
また、図4に示すロータリーヘッド70では、回転盤76の16個の装着穴88の装着穴88に、16個の吸着ノズル82が装着され、回転盤78の16個の装着穴88の装着穴88に、16個の吸着ノズル82が装着されている。つまり、回転盤76,78の全ての装着穴88に吸着ノズル82が装着されている。このように、ロータリーヘッド70では、回転盤76,78の複数の装着穴88のうちの任意のものに吸着ノズル82を装着することが可能となっている。なお、回転盤76に装着された吸着ノズル82と、回転盤78に装着された吸着ノズル82との、ロータリーヘッド70の幅方向での距離、つまり、ロータリーヘッド70の周方向で同じ位置の回転盤76の装着穴88と、回転盤78の装着穴88との間の距離は、供給装置22の隣り合う2台のテープフィーダ36の部品供給位置の間の距離と同じである。
また、ハウジング72は、概して箱状をなし、内部において、ロータリーヘッド70を回転可能に保持している。詳しくは、図2に示すように、ハウジング72の上面の内面側に、1対の保持部材92がハウジング72の内部に延び出すように吊り下げられている。1対の保持部材92は、概して矩形の板状をなしており、離間した状態で向かい合うように配設されている。そして、1対の保持部材92の間に、ロータリーヘッド70が挿入され、1対の保持部材92の下端部において、ロータリーヘッド70の軸心周りに回転可能に保持されている。なお、ハウジング72の下端面は開口しており、回転盤76,78に装着された複数の吸着ノズル82のうちの最も下方に位置する吸着ノズル82によって、その開口を介して、電子部品90の吸着保持、離脱が行われる。つまり、回転盤76,78に装着された複数の吸着ノズル82のうちの最も下方の位置が、電子部品90の吸着保持・離脱位置となっている。
また、ハウジング72の上面の内面側には、1対の保持部材92の間に、パーツカメラ98が下方を向いた状態で配設されている。これにより、回転盤76,78に装着された複数の吸着ノズル82のうちの最も上方に位置する吸着ノズル82によって保持された電子部品90が、パーツカメラ98によって撮像される。つまり、回転盤76,78に装着された複数の吸着ノズル82のうちの最も上方の位置が、パーツカメラ98による撮像位置となっている。
また、装着ヘッド26は、ロータリーヘッド70を任意の角度に回転させる回転機構(図示省略)を有している。これにより、電子部品90の吸着保持・離脱位置、および、パーツカメラ98による電子部品90の撮像位置に、吸着ノズル82が順次移動する。さらに、装着ヘッド26は、装着穴88に装着された吸着ノズル82、つまり、装着穴88内の装着ロッド100の先端部に装着された吸着ノズル82を自転させる自転機構(図示省略)を有している。詳しくは、各装着ロッド100には、傘歯車(図示省略)が固定されており、回転盤76の装着穴88内の装着ロッド100に固定された複数の傘歯車は、1個の大きな傘歯車(図示省略)と噛合している。また、回転盤78の装着穴88内の装着ロッド100に固定された複数の傘歯車は、別の1個の大きな傘歯車(図示省略)と噛合している。そして、それら2個の大きな傘歯車は連結されており、電磁モータ(図示省略)の作動により、回転する。このため、自転機構では、電磁モータの作動により、2個の大きな傘歯車が回転し、それら2個の大きな傘歯車に噛合する傘歯車が回転することで、全ての装着ロッド100が自転し、装着ロッド100に装着されている吸着ノズル82も自転する。このように、自転機構では、1つの電磁モータの駆動により、装着ヘッド26の全ての吸着ノズル82を自転させることが可能となっている。また、吸着ノズル82の自転により、吸着ノズル82に吸着保持された電子部品90の保持姿勢を調整することが可能となっている。
さらに、装着ヘッド26は、吸着ノズル82を昇降させる昇降機構(図5参照)110を有している。昇降機構110は、ロータリーヘッド70内部に配設されており、図5に示すように、電磁モータ112と伝達機構114と昇降部材116とによって構成されている。電磁モータ112は、それの回転軸118が上下方向に延びる姿勢で配設されている。伝達機構114は、2個のプーリ120,122とタイミングベルト124とねじロッド126とナット128とを含み、ねじロッド126が、電磁モータ112の回転軸118と並行に配設されている。
また、プーリ120は、電磁モータ112の回転軸118の上端部に固定され、プーリ122は、ねじロッド126の上端部に固定されている。そして、それら2個のプーリ120,122にタイミングベルト124が巻き掛けられている。さらに、ナット128は、ねじロッド126に噛合されており、上下方向に移動可能かつ、回転不能とされている。また、昇降部材116は、ナット128に固定されている。これにより、電磁モータ112の駆動により、ねじロッド126が回転し、ナット128が上下方向に移動することで、昇降部材116が昇降する。
また、昇降部材116は、概して板状をなし、両縁部に溝130が形成されている。一方、装着ロッド100の上端部には、フランジ部132が形成されている。そして、回転盤76,78に装着された複数の吸着ノズル82のうちの最も下方の位置の吸着ノズル82、つまり、吸着保持・離脱位置の吸着ノズル82が装着された装着ロッド100のフランジ部132が、ロータリーヘッド70の回転に伴って、昇降部材116の溝130に嵌合する。これにより、溝130に嵌合した装着ロッド100に装着された吸着ノズル82、つまり、吸着保持・離脱位置の吸着ノズル82が、昇降部材116の昇降に伴って、昇降する。このように、昇降機構110では、1つの電磁モータ112の駆動により、吸着保持・離脱位置の吸着ノズル82を昇降させることが可能となっている。
なお、フランジ部132は、装着ロッド100に対して回転可能とされており、フランジ部132には、切欠き部136が形成されている。これにより、2本の装着ロッド100を同時に昇降させる状態と、1本の装着ロッド100のみを昇降させる状態とを切り替えることが可能となっている。詳しくは、フランジ部132の回転により、切欠き部136と溝130が対向すると、フランジ部132の溝130への嵌合が外れる。このため、2本の装着ロッド100のフランジ部132が昇降部材116の溝130に嵌合している場合には、昇降機構110により、2本の装着ロッド100が同時に昇降する。一方、2本の装着ロッド100のうちの一方のフランジ部132が昇降部材116の溝130に嵌合し、他方のフランジ部132が、回転により、溝130から外れている場合には、昇降機構110により、2本の装着ロッド100のうちの一方の装着ロッド100のみが昇降する。このため、例えば、吸着ノズル82により電子部品90を吸着保持する際には、2本の装着ロッド100を同時に昇降させ、吸着ノズル82により電子部品90を回路基板32に装着する際には、1本の装着ロッド100のみを昇降させることが可能となる。
<電子部品装着機による装着作業>
電子部品装着機10では、上述した構成によって、回路基板32に対する電子部品の装着作業が行われる。具体的には、搬送装置20により、回路基板32が作業位置まで搬送され、その位置において、基板保持装置によって固定的に保持される。また、テープフィーダ36は、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル82によって電子部品を吸着保持する。この際、上述したように、装着ヘッド26の回転盤76に装着された吸着ノズル82と、回転盤78に装着された吸着ノズル82との、ロータリーヘッド70の幅方向での距離は、隣り合う2台のテープフィーダ36の部品供給位置の間の距離と同じであるため、隣り合う2台のテープフィーダ36から供給される電子部品が、装着ヘッド26の吸着ノズル82により保持される。
具体的には、例えば、図4に示すように、回転盤76,78の全ての装着穴88に吸着ノズル82が装着されている場合には、ロータリーヘッド70が22.5°ピッチで回転されることで、2個の吸着ノズル82が同時に吸着保持・離脱位置に位置する。これにより、2個の吸着ノズル82が、同時に2台のテープフィーダ36の供給位置から電子部品を吸着保持することが可能となり、効率よく電子部品を保持することが可能となる。なお、2個の吸着ノズル82が同時に2台のテープフィーダ36の供給位置から電子部品を吸着保持する際には、吸着保持・離脱位置の2本の装着ロッド100のフランジ部132が、昇降部材116の溝130に嵌合しており、2本の装着ロッド100、つまり、2個の吸着ノズル82が同時に昇降する。
ただし、テープフィーダ36の電子部品を送り出す速度を、高速化させることが困難であるため、テープフィーダ36により電子部品を順次送り出す時間が、回転機構によりロータリーヘッド70を22.5°回転させる時間より長い。このため、吸着保持・離脱位置の吸着ノズル82は、テープフィーダ36による電子部品の送り出しを待って、供給位置に送り出された電子部品を吸着保持する。
また、回転盤76,78の全ての装着穴88に吸着ノズル82が装着されている場合には、隣り合う吸着ノズル82の間隔が狭くなるため、吸着ノズル82により保持可能な電子部品のサイズが所定のサイズに制限される。具体的には、図6に示すように、隣り合う吸着ノズル82によって保持された電子部品90が互いに干渉しないように、吸着ノズル82によって保持可能な電子部品90は、径方向のサイズがXmm以下のものに制限される。
また、例えば、図3に示すように、ロータリーヘッド70の周方向において同じ位置とならないように、各回転盤76,78の装着穴88に45°ピッチで吸着ノズル82が装着されている場合、つまり、1個の装着穴88を飛ばした状態で装着穴88に吸着ノズル82が装着されている場合には、ロータリーヘッド70が22.5°ピッチで回転されることで、回転盤76の吸着ノズル82と、回転盤78の吸着ノズル82とが、交互に吸着保持・離脱位置に位置する。これにより、回転盤76と回転盤78との一方の1個の吸着ノズル82が、2台のテープフィーダ36の一方の供給位置から電子部品を吸着保持し、さらに、ロータリーヘッド70が22.5°で回転されることで、回転盤76と回転盤78との他方の1個の吸着ノズル82が、2台のテープフィーダ36の他方の供給位置から電子部品を吸着保持することが可能となる。
このように、回転盤76の吸着ノズル82と、回転盤78の吸着ノズル82とによって、2台のテープフィーダ36から交互に電子部品を吸着保持することで、テープフィーダ36による電子部品の供給を殆ど待つ必要がなくなる。詳しくは、テープフィーダ36の電子部品を送り出す速度を、高速化させることが困難であるが、テープフィーダ36により電子部品を順次送り出す時間を、回転機構によりロータリーヘッド70を45°回転させる時間と同程度にすることは可能である。つまり、回転盤76の吸着ノズル82を順次、吸着保持・離脱位置に移動させるべく、ロータリーヘッド70を45°回転させる時間と、回転盤76の吸着ノズル82への電子部品供給位置に、電子部品を順次送り出す時間とは、略同じとなり、回転盤78の吸着ノズル82を順次、吸着保持・離脱位置に移動させるべく、ロータリーヘッド70を45°回転させる時間と、回転盤78の吸着ノズル82への電子部品供給位置に、電子部品を順次送り出す時間とは、略同じとなる。これにより、テープフィーダ36による電子部品の供給を殆ど待つことなく、効率よく電子部品を吸着ノズル82により吸着保持することが可能となる。
また、1個の装着穴88を飛ばした状態で装着穴88に吸着ノズル82が装着されている場合には、隣り合う吸着ノズル82の間隔が広くなるため、吸着ノズル82により保持可能な電子部品のサイズは、ある程度大きくなる。具体的には、図7に示すように、径方向のサイズがXmmより大きなYmmの電子部品90を吸着ノズル82が保持した場合であっても、隣り合う吸着ノズル82によって保持された電子部品90は干渉しない。このように、所定の間隔をあけて装着穴88に吸着ノズル82を装着することで、大きなサイズの電子部品90を吸着ノズル82により保持することが可能となる。
吸着ノズル82による電子部品の保持が完了すると、装着ヘッド26は、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。この際、2本の装着ロッド100のうちの一方の装着ロッド100のみが昇降し、その装着ロッド100の吸着ノズル82に保持された電子部品が回路基板に装着される。つまり、吸着保持・離脱位置の2本の装着ロッド100の一方のフランジ部132のみが、昇降部材116の溝130に嵌合しており、他方のフランジ部132は、切欠き部136により溝130から外されている。これにより、2本の装着ロッド100のうちの一方の装着ロッド100のみが昇降し、その一方の装着ロッド100の吸着ノズル82によって装着作業が行われる。このため、移動装置24の作動により、装着ヘッド26をX軸方向,Y軸方向に移動させることで、電子部品の装着位置を微調整することが可能となる。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、吸着ノズル82がロータリーヘッド70の周方向において、2列に並んで配設されているが、3列以上に並んで配設されてもよい。
また、上記実施例では、回転盤76,78の装着穴88に、1個の装着穴88を飛ばした状態で吸着ノズル82が装着されているが、2個以上の装着穴88を飛ばした状態で吸着ノズル82を装着することが可能である。このように、吸着ノズル82を装着穴88に装着することで、より大きなサイズの電子部品を吸着ノズル82により保持することが可能となる。
また、上記実施例では、回転盤76と回転盤78とが連結軸80によって固定的に連結されているが、連結軸80によって、回転盤76と回転盤78とを相対回転可能に連結してもよい。このように回転盤76と回転盤78とを連結することで、回転盤76の吸着ノズル82と、回転盤78の吸着ノズル82との相対的な位置を、ロータリーヘッド70の周方向において、任意に変更することが可能となる。
26:装着ヘッド(部品装着装置) 76:回転盤(本体部) 78:回転盤(本体部) 80:連結軸(本体部) 82:吸着ノズル(部品保持具) 100:装着ロッド(装着部)

Claims (4)

  1. 軸心周りに回転可能に保持された短筒状の本体部と、
    前記本体部の外周面に、周方向において複数列並ぶように配設される複数の部品保持具と
    を備え
    前記本体部が、
    複数の回転盤と、それら複数の回転盤を同軸的に連結する連結軸とにより構成されており、
    前記複数の回転盤の各々の外周面に、複数の部品保持具が当該外周面の周方向において1列以上並ぶように配設されることを特徴とする部品装着装置。
  2. 前記複数の部品保持具が、
    隣り合う列毎に、前記本体部の周方向の異なる位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の部品装着装置。
  3. 当該部品装着装置が、
    前記本体部の外周面に前記部品保持具を装着するための複数の装着部を備え、
    前記部品保持具が、
    前記複数の装着部のうちの任意のものに装着されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品装着装置。
  4. 前記複数の部品保持具の隣り合う列の間隔が、
    2つの部品供給位置の間隔と同じであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の部品装着装置。
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