JP6453393B2 - 熱音響機関の製造方法 - Google Patents
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かかる製造方法によれば、作動気体の増幅された音響パワー及び音響パワー密度が発電機で電力に変換されるので、熱音響発電機として、より高効率で駆動することができる。
<熱音響機関の構成>
図1を参照し、本願発明の第1実施形態に係る熱音響機関1の構成について、説明する。
図1に示すように、熱音響機関1は、2つの原動機10(101,102)が直列に接続されたストレート型熱音響機関である。
原動機10は、蓄熱器12の両端部間に温度勾配を形成して作動気体の音響パワー及び音響パワー密度を増幅させるものであり、2本の共鳴管11(11a,11b)と、蓄熱器12と、加熱器13と、冷却器14とを備える。つまり、原動機10は、共鳴管11a,11bと、蓄熱器12と、加熱器13と、冷却器14とを1つのユニットとして扱ったものである。ここで、原動機10は、蓄熱器12の両端を挟むように、加熱器13が蓄熱器12の一端側に配置され、冷却器14がその反対側、すなわち蓄熱器12の他端側に配置されている。
図1では、外部から原動機101に入力される音波を音波入力と図示し、熱音響機関1が増幅して出力する音波を音波出力と図示した。
共鳴管11は、作動気体が満たされる直線状の円筒管であり、所定の共鳴管長さL及び断面積を有している。ここで、共鳴管11aが冷却器14に接続され、共鳴管11bが加熱器13に接続されている。また、原動機101の共鳴管11bは、加熱器13に接続されていない側が、原動機102の共鳴管11aで冷却器14に接続されていない側に接続される。また、共鳴管11は、共鳴管長さLが、後記する音響パワー増幅率が加熱器温度と冷却器温度との比に0.7以上1.0以下の値を乗じた値以上となるように設定されている。共鳴管長さLの設定については、詳細を後記する。
作動気体としては、窒素、ヘリウム、アルゴン、ヘリウムとアルゴンとの混合物や空気等がよく用いられる。
ここでは、作動気体として大気圧空気を用いる場合は、原動機101の共鳴管11aの一端を開口していてもよい。また、図2に示すように、共鳴管11aの一端には、作動気体を封入するバッファータンク16を設けてもよい。すなわち、バッファータンク16を設ける場合は、作動気体は共鳴管11内にも封入されて満たされるものであり、共鳴管11aの一端を開口した場合は、大気圧空気で満たされるものである。
なお、図2以降、図面を見易くするため、一部符号を省略した。
蓄熱器12は、共鳴管11の管路に設けられ、作動気体を加熱及び冷却するものである。すなわち、蓄熱器12は、加熱器13及び冷却器14によって蓄熱器12の両端部間に温度勾配を形成して作動気体の音響パワー及び音響パワー密度を増幅させる。蓄熱器12は、その一端部(以下、適宜、高温部12bと称する)と、その他端部(以下、適宜、常温部12aと称する)との間に生じる温度差を保つことによって、主として作動気体の音響パワー及び音響パワー密度を増幅する機能を有している。蓄熱器12は、例えば、共鳴管11の延在方向(管路方向)に多数の平行通路を有するセラミックス製のハニカム構造体や、多数枚のステンレス鋼メッシュ薄板を微小ピッチで積層した構造体とすることができる。あるいは、蓄熱器12として、金属繊維よりなる不織布状物等を用いることも可能である。
加熱器(高温熱交換器)13は、蓄熱器12の一端側に隣接して共鳴管11の管路に設けられ、蓄熱器12の一端部(高温部12b)を加熱するものである。すなわち、加熱器13は、外部熱を用いて蓄熱器12の一端を加熱する熱入力部として機能する。加熱器13は、例えば、加熱用の熱交換器から構成される。具体的には、加熱器13は、例えば、メッシュ板等の多数枚の金属板が微小ピッチで積層された構成とされる。この加熱器13には図示しない加熱装置が接続されており、その外周に設けられた環状部材13a(図3)を介して加熱処理される構成とされている。なお、図面では便宜上、蓄熱器12と加熱器13の間に環状部材13aの左壁が示されているが、加熱器13は、この左壁を通して蓄熱器12の一端側と隣接、すなわち密着している。
冷却器14は、蓄熱器12の他端側に隣接して共鳴管11の管路に設けられ、蓄熱器12の他端部(常温部12a)の熱を外部に放出するものである。すなわち、冷却器14は、冷却水や空気等を用いて蓄熱器12の他端の熱を外部に放出して冷却する機能を有している。冷却器14は、例えば、冷却用の熱交換器から構成される。冷却器14としては、基本的には加熱器13と同一構成とされており、例えば、メッシュ板等の多数枚の金属板が微小ピッチで積層された構成とされている。この冷却器14は、その周囲に冷却ブラケット14a(図3)が配設されている。この冷却ブラケット14aには図示しない冷却水路が接続されており、冷却水路を流れる冷却水により、冷却器14は冷却ブラケット14aを介して一定の冷却温度を維持しうる構成とされている。なお、図面では便宜上、蓄熱器12と冷却器14の間に冷却ブラケット14aの右壁が示されているが、冷却器14は、この右壁を通して蓄熱器12の他端側と隣接、すなわち密着している。
図3,図4を参照し、共鳴管長さLの設定について、詳細に説明する(適宜図1参照)。
最初に、共鳴管長さL以外の諸元を決定する。具体的には、各原動機10が備える共鳴管11a,11bについて、直径、開口率及び流路径を決定する。また、各原動機10が備える蓄熱器12、加熱器13及び冷却器14について、長さ、直径、開口率及び流路径を決定する。また、各原動機10について、加熱器温度及び冷却器温度を決定する。ここで、加熱器温度とは、各原動機10が備える加熱器13の温度を表す。また、冷却器温度とは、各原動機10が備える冷却器14の温度を表す。また、作動気体について、動作周波数、種類及び平均圧力を決定する。これによって、共鳴管長さL以外の伝達マトリクスの要素が決定する。
図6を参照し、熱音響機関1の製造方法として、共鳴管長さLの設定手順について説明する(適宜図1参照)。
次に、熱音響機関1の製造方法では、式(1)〜式(7)を用いて、熱音響機関1の伝達マトリクスMallを求める(ステップS2:伝達マトリクス算出工程)
次に、熱音響機関1の製造方法では、固有値算出工程S3で求めた固有値λを式(10)に代入して、音響パワー増幅率Gを求める(ステップS4:音響パワー増幅率算出工程)。
以上のように、熱音響機関1は、Rottが導いた熱音響微分方程式を展開した計算モデルを用いて(式(1)〜式(10))、音響パワー増幅率Gが最大になる共鳴管長さLを容易に設定することができる。これによって、熱音響機関1は、蓄熱器12の位置での高いインピーダンスを実現すると共に音響パワー密度を増加させて、大きな音響パワーを進行波又は進行波に近い音波で伝えることができる。さらに、熱音響機関1は、各原動機10が備える全ての共鳴管11が同一長さ及び同一断面積となる同一構成なので、各原動機10の接続点におけるインピーダンスマッチングを容易に行うことができる。
<熱音響発電機の構成>
図7を参照し、本願発明の第2実施形態に係る熱音響機関1Aの構成について、第1実施形態と異なる点を説明する(適宜図1参照)。
図7に示すように、熱音響機関1Aは、図1の熱音響機関1と、原動機ループ(入力部)20と、発電機(出力部)30とを備える熱音響発電機である点が、第1実施形態と異なる。
原動機ループ20は、音響パワー及び音響パワー密度を増幅させるための入力音波を原動機101に入力するものであり、ループ管21と、蓄熱器22と、加熱器23と、冷却器24とを備える。
発電機30は、原動機102の共鳴管11bの他端に接続されており、原動機10で増幅された増幅音波に応動して発電を行なうリニア発電機として機能する。すなわち、発電機30は、音響パワーに基づき内側ヨーク33を往復振動させて、音響パワーを電力に変換するものである。
まず、熱音響機関1Aは、原動機ループ20において、加熱器23によって蓄熱器22の高温部22bを加熱し、かつ、冷却器24によって蓄熱器22の常温部22aを冷却すると、蓄熱器22の両端に、すなわち、高温部22bと常温部22aとの間に温度差が生じる。この温度差により、原動機ループ20(具体的には、蓄熱器22)には、主として作動気体の音響パワーが生じる。そして、原動機ループ20において発生した作動気体の音響パワーは、入力音波としてループ管21の直管部21a,21c,21b,21dを順に通過して、原動機101,102に伝達される。
以上のように、熱音響機関1Aは、第1実施形態と同様の効果に加え、変換機構による変換ロスや摩擦損失が根本的に存在しないというメリットがあり、小型化や高効率化を期待することができる。
<熱音響冷却機の構成>
図8を参照し、本願発明の第3実施形態に係る熱音響機関1Bの構成について、第2実施形態と異なる点を説明する(適宜図7参照)。
図8に示すように、熱音響機関1Bは、図7の発電機30の代わりに、冷却ループ(出力部)40を備える熱音響冷却機である点が、第2実施形態と異なる。
冷凍用ループ管41は、作動気体が封入される環状の管であり、その管路は角丸の四角形に形成され、四辺に該当する直線部を形成する直管部41a〜41dからなる。すなわち、冷凍用ループ管41は、四辺に該当する直線部を形成する縦方向に略平行に並んだ2つの直管部41a,41bと、横方向に略平行に並んだ2つの直管部41c,41dと、を有している。そして、冷凍用ループ管41は、直管部41aの一端と直管部41cの一端、直管部41bの一端と直管部41cの他端、直管部41bの他端と直管部41dの一端が接続され、この部位で湾曲している。また、冷凍用ループ管41は、直管部41aの他端と直管部41dの他端が接続されるとともに、この分岐部位において、原動機102の共鳴管11bに接続する。この分岐部位は、上側が湾曲しているが、直角に形成しているものであってもよい。
冷凍用蓄熱器42は、冷凍用ループ管41の管路に設けられ、作動気体を冷却するものである。すなわち、冷凍用蓄熱器42は、原動機102から、共鳴管11b、冷凍用ループ管41の直管部41d,41b,41c,41aの順にこれらの管を通じて冷凍用蓄熱器42の一端部(以下、適宜、常温部42aと称する)に伝達された音響パワーを、冷凍用蓄熱器42の一端部(常温部42a)と冷凍用蓄熱器42の他端部(以下、適宜、低温部42bと称する)との間における温度差に変換する機能を有している。冷凍用蓄熱器42の常温部42aは、冷凍用冷却器43によって冷却されているため、伝達された音響パワーによって、冷凍用蓄熱器42の低温部42bは、常温部42aよりも低い温度まで冷却されて冷気が発生する。この冷気は、冷気放出器44によって外部に取り出される。冷凍用蓄熱器42は、熱容量の大きい蓄冷材からなる。蓄冷材としては、例えば、ステンレス鋼、銅、鉛等を用いることができ、また、冷凍用蓄熱器42の形状は多様な形状を適用することが可能である。
冷凍用冷却器43は、冷凍用蓄熱器42の一端側に隣接して冷凍用ループ管41の管路に設けられ、冷凍用蓄熱器42の一端部(常温部42a)の熱を外部に放出するものである。すなわち、冷凍用冷却器43は、冷却水や空気等を用いて冷凍用蓄熱器42の一端の熱を外部に放出して冷却する機能を有している。冷凍用冷却器43は、例えば、冷却用の熱交換器から構成される。具体的には、冷凍用冷却器43は、例えば、メッシュ板等の多数枚の金属板が微小ピッチで積層された構成とされている。この冷凍用冷却器43は、その周囲に冷却ブラケット43aが配設されている。この冷却ブラケット43aには図示しない冷却水路が接続されており、冷却水路を流れる冷却水により、冷凍用冷却器43は冷却ブラケット43aを介して一定の冷却温度を維持しうる構成とされている。なお、図面では便宜上、冷凍用蓄熱器42と冷凍用冷却器43の間に冷却ブラケット43aの下壁が示されているが、冷凍用冷却器43は、この下壁を通して冷凍用蓄熱器42の一端側と隣接、すなわち密着している。
冷気放出器44は、冷凍用蓄熱器42の他端側に隣接して冷凍用ループ管41の管路に設けられ、冷凍用蓄熱器42の他端部(低温部42b)に発生する冷気を外部に放出するものである。すなわち、冷気放出器44は、冷凍用蓄熱器42の他端において発生する冷気を外部に取り出す冷気出力部として機能する。冷気放出器44は、例えば、冷凍用の熱交換器から構成される。冷気放出器44としては、基本的には冷凍用冷却器43と同一構成とされており、例えば、メッシュ板等の多数枚の金属板が微小ピッチで積層された構成とされている。この冷気放出器44の外周位置には、冷気(冷熱)を取り出す高熱伝導率材料(例えば、銅)よりなる環状部材44aが配設されている。なお、図面では便宜上、冷凍用蓄熱器42と冷気放出器44の間に環状部材44aの上壁が示されているが、冷気放出器44は、この上壁を通して冷凍用蓄熱器42の他端側と隣接、すなわち密着している。
熱音響機関1Bでは、熱音響機関1Aと同様、原動機ループ20(具体的には、蓄熱器22)に、主として作動気体の音響パワーが生じる。そして、原動機ループ20において発生した作動気体の音響パワーは、入力音波としてループ管21の直管部21a,21c,21b,21dを順に通過して、原動機101,102に伝達される。
以上のように、熱音響機関1Bは、第2実施形態と同様、変換機構による変換ロスや摩擦損失が根本的に存在しないというメリットがあり、小型化や高効率化を期待することができる。
なお、熱音響機関1Bが冷却ループを備えることとして説明したが、冷却ループ40の代わりに、昇温を行う昇温ループ(不図示)を備えてもよい。この昇温ループは、図7の原動機ループ20と同様のため、詳細な説明を省略する。
図9を参照し、本願発明の第4実施形態に係る熱音響機関1Cとして、その具体的な利用方法を例示する(適宜図1参照)。
さらに、熱音響機関1Cは、船舶のエンジンで発生した排熱により加熱し、エンジン冷却用海水による水冷又は空冷による冷却を行う熱音響機関として利用することもできる。
以上のように、熱音響機関1Cは、この熱音響機関1Cの周囲で発生した排熱を利用できるので、エネルギ回収効率を向上させることができ、地球温暖化やエネルギ問題の解決に寄与することができる。
本願発明に係る熱音響機関は、前記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で変形を加えることができる。
前記した各実施形態では、熱音響機関は、2つ又は3つの原動機を直列に接続したこととして説明したが、4つ以上、原動機を直列に接続してもよい。
実施例1において、共鳴管11a,11b、蓄熱器12、加熱器13及び冷却器14に関する諸元は、図10に示した。また、冷却器温度が300(K)、加熱器温度が600(K)、動作周波数が40(Hz)、作動気体が大気圧空気である。
図10では、共鳴管11aを共鳴管1と図示し、共鳴管11bを共鳴管2と図示した(図14,図18も同様)。
実施例2において、共鳴管11a,11b、蓄熱器12、加熱器13及び冷却器14に関する諸元は、図14に示した。また、冷却器温度が300(K)、加熱器温度が600(K)、動作周波数が40(Hz)、作動気体が10気圧のヘリウムである。そして、実施例1と同様の計算モデルを用いて、音響パワー増幅率Gを算出した。
実施例3において、共鳴管11a,11b、蓄熱器12、加熱器13及び冷却器14に関する諸元は、図18に示した。また、冷却器温度が300(K)、加熱器温度が600(K)、動作周波数が25(Hz)、作動気体が30気圧のヘリウムである。そして、実施例1と同様の計算モデルを用いて、音響パワー増幅率Gを算出した。
10,101,102,103 原動機
11,11a,11b 共鳴管
12 蓄熱器
13 加熱器
14 冷却器
20 原動機ループ(入力部)
30 発電機(出力部)
40 冷却ループ(出力部)
Claims (5)
- 原動機が直列に複数接続され、作動気体が満たされる熱音響機関の製造方法であって、
前記原動機は、蓄熱器と、前記蓄熱器の一端側に隣接する加熱器と、前記加熱器に接続する共鳴管と、前記蓄熱器の他端側に隣接する冷却器と、前記冷却器に接続する共鳴管を備え、
前記加熱器に接続された共鳴管は、他の前記原動機が備える冷却器に接続された共鳴管に接続され、
角周波数、前記共鳴管の断面積、前記作動気体の平均圧力、比熱比、動粘性係数、プラントル数、前記作動気体の平均温度、熱拡散係数、前記蓄熱器の温度勾配、前記共鳴管の半径、及び、前記作動気体の平均密度を含む熱音響微分方程式に基づいた計算モデルを用いて、前記熱音響機関の伝達マトリクスを求め、
複数接続された前記原動機の共鳴管の接続点における固有ベクトルの要素の比から決まる比音響インピーダンスが等しくなるときの前記熱音響機関の伝達マトリクスの固有値を求め、
音響パワー増幅率と前記伝達マトリクスの固有値との関係式が予め設定され、
前記関係式に前記伝達マトリクスの固有値を代入することで、前記音響パワー増幅率を求め、求めた前記音響パワー増幅率が最大になる前記共鳴管の長さを設定することを特徴とする熱音響機関の製造方法。 - 前記共鳴管の長さは、前記音響パワー増幅率が前記加熱器の温度と前記冷却器の温度との比に0.7以上1.0以下の値を乗じた値以上となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の熱音響機関の製造方法。
- 前記複数接続された原動機の一端に、前記作動気体の音響パワーを入力音波として入力する入力部と、
前記複数接続された原動機の他端から、増幅された増幅音波が出力される出力部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱音響機関の製造方法。 - 前記入力部は、前記入力音波を発生させる原動機ループであり、
前記出力部は、前記増幅音波に応動して発電を行う発電機であることを特徴とする請求項3に記載の熱音響機関の製造方法。 - 前記入力部は、前記入力音波を発生させる原動機ループであり、
前記出力部は、前記増幅音波に応動して冷却を行う冷却ループ又は昇温を行う昇温ループの何れか一方であることを特徴とする請求項3に記載の熱音響機関の製造方法。
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