JP6452513B2 - レーザマーキング装置、該レーザマーキング装置を用いた印字方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

レーザマーキング装置、該レーザマーキング装置を用いた印字方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ワークの表面に文字を印字するレーザマーキング装置、該レーザマーキング装置を用いた印字方法及びコンピュータプログラムに関する。
レーザマーキング装置は、ヘッド及びコントローラを有するレーザマーカと、ユーザの指示に応じて印字データを生成する印字データ生成装置とで構成される。印字データ生成装置で生成される印字データは、印字される文字列の内容、印字位置、印字サイズ等の情報を含む。
レーザマーカ及び印字データ生成装置には、文字の書体に関するフォントデータが事前に記憶されており、印字データ生成装置からレーザマーカへは、印字データのみが送信される。レーザマーカのコントローラは、受信した印字データと、事前に記憶されているフォントデータとに基づいて展開データを生成する。
特にレーザマーカでは、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォント(等幅フォント)を用いて印刷することが多い。固定幅フォントでは、あらゆる文字について文字幅が等しく、文字列の中で特定の文字とその文字と隣接する文字との間隔は等しくなる。固定幅フォントは、等間隔フォントとも呼ばれている。
図13は、従来の印字データの生成方法を使った場合の印字イメージを示す例示図である。図13(a)、(b)、(c)は、固定幅フォントを使用した場合の印字イメージを、図13(d)、(e)、(f)は、可変幅フォント(プロポーショナルフォント)を使用した場合の印字イメージを、それぞれ示している。ここで、「印字イメージ」とは、設定平面上における印字パターンを意味する。なお、「設定平面」とは、レーザマーカのX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された平面を意味しており、レーザマーカにより照射されるレーザ光の二次元状の走査領域に対応した平面である。設定平面における印字パターンが、ワークの表面に印字される。
図13(a)、(b)、(c)に示すように、固定幅フォントを使用した場合、文字の種類によらず文字の幅11が一定であり、文字間の間隔12も一定である。ここで、固定幅フォントを使用する場合、「文字の幅」とは、文字の左端から右端までの幅を意味するのではなく、文字が印字される領域(以下、「キャンバス」という)の幅を意味する。固定幅フォントを使用する場合、図13(a)、(c)に示す文字「1」のように、実際に印字された文字「1」の左右に若干のゆとりを持たせて定義されたキャンバスの幅を文字の幅としている。
固定幅フォントを使用する場合、文字列の長さは、文字の幅11と文字間の間隔12とで定まる。したがって、印字される文字が何であれ、文字数が同じである場合には文字列の長さが同じとなる。図13(a)、(b)、(c)の例では、4文字を印字しているので、文字列の長さはすべて同じになっている。ここで、「文字列の長さ」とは、文字列の左端のキャンバスの左端から、右端のキャンバスの右端までの長さを意味する。例えば特許文献1では、固定幅フォントを使用して印字しているので、一定の印刷領域に確実に一定の文字列を印刷することができる。
しかし、文字によっては、間延びした印象になったり、窮屈な印象になったりするため、見栄えが悪いという問題があった。そこで、図13(d)、(e)、(f)に示すように、可変幅フォントを使用することにより、印字された文字の見栄えの悪さを軽減する機会が多くなっている。
特開2008−044001号公報
見栄え等を調整するために、例えば印字する文字によって文字の幅が可変であるプロポーショナルフォントを使用する場合がある。「プロポーショナルフォント」とは、可変幅フォントとも呼ばれ、文字ごとに文字の幅が異なるフォントである。プロポーショナルフォントを使用する場合、文字の幅は各文字に応じて変動するのに対して、文字間の幅が一定となる。
つまり、図13(d)、(e)、(f)に示すように、文字「1」では文字自体の幅11cが小さくなり、文字「W」では文字自体の幅11aが大きくなり、文字「2」、文字「4」ではそれぞれの文字自体の幅11bとなる。文字と文字との間隔(文字間の間隔12)は、一定である。文字間の間隔12は、文字列内でも一定であり(図13(d)において、文字「1」と文字「W」との間隔と、文字「W」と文字「W」との間隔は同じであり)、文字を図13(d)、(e)、(f)に示すように変更した場合であっても、文字間の間隔12は変動しない。
しかし、プロポーショナルフォントを使用する場合、文字間の間隔12は、印字する文字の種類に依らず一定であるが、文字の種類によって文字の幅が幅11a、11b、11cのように変動するので、文字列の長さが文字の種類に応じて変動する。したがって、ワーク表面に印字する場合等、一定の長さの領域内に印字しなければならない場合には、プロポーショナルフォントを使用するためにはテスト印字が必要となり、作業が煩雑になるという問題点があった。
特に、ワーク上の所定の枠内に印字する必要がある場合、プロポーショナルフォントを使用するときには、文字列によっては所定の枠からはみ出して印字される、あるいは所定の枠内の一端側に偏って印字されるおそれがある。また、トレーサビリティや製造管理のため、ワークにシリアル番号を印字する場合、印字される文字の種類や並び方によって印字される文字の位置が変動する。そのため、印字後に光学文字読取装置で照合を行う必要がある場合には、文字の印字位置を固定することができないので、読み取ることが困難になるという問題点もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、プロポーショナルフォントを用いる場合であっても、ワーク表面の一定の領域内に確実に印字することができ、印字された文字を機械的に読み取ることが容易なレーザマーキング装置、該レーザマーキング装置を用いた印字方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るレーザマーキング装置は、レーザ光を発するレーザ光発生部と、載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部とを有するレーザマーキング装置であって、前記印字データ生成部は、前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける文字列設定受付手段と、前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付けるフォント選択受付手段と、選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する生成手段と、生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する印字データ送信手段とを備え、前記生成手段は、前記フォント選択受付手段において、可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成し、前記レーザ光制御部は、送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字することを特徴とする。
また、第2発明に係るレーザマーキング装置は、第1発明において、前記生成手段は、複数の文字で構成されたブロック単位で、文字ごとの前記基準位置からの距離が一定になるよう前記印字データを生成することが好ましい。
また、第発明に係るレーザマーキング装置は、第1又は第2発明において、特定の文字を識別する識別情報に対応付けて、前記基準位置からずれて表示するオフセット値の設定を受け付けることが好ましい。
また、第発明に係るレーザマーキング装置は、第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記文字列は、ワーク表面に上下2段に印字され、上段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置と、下段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置とが、文字列の配置方向に向かって同じ位置となるよう印字データが生成され、前記ワーク表面に印字されることが好ましい。
また、第発明に係るレーザマーキング装置は、第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、ユーザから、前記文字ピッチの設定を受け付けることが好ましい。
次に、上記目的を達成するために第発明に係る印字方法は、レーザ光を発するレーザ光発生部と、載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部とを有するレーザマーキング装置で実行することが可能な印字方法であって、前記レーザマーキング装置は、前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける工程と、前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付ける工程と、選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する工程と、生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する工程とを含み、可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成し、送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字することを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第発明に係るコンピュータプログラムは、レーザ光を発するレーザ光発生部と、載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部とを有するレーザマーキング装置で実行することが可能なコンピュータプログラムであって、前記印字データ生成部を、前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける文字列設定受付手段、前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付けるフォント選択受付手段、選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する生成手段、及び生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する印字データ送信手段として機能させ、前記生成手段を、前記フォント選択受付手段において、可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成する手段として機能させ、前記レーザ光制御部を、送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字する手段として機能させることを特徴とする。
第1発明、第発明及び第発明では、ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付け、ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付ける。選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた文字列を含む印字データを生成し、生成された印字データをレーザ光制御部へ送信する。可変幅フォントが選択されたときは、文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも文字列を、基準位置と文字ピッチとに従って、文字列内において文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の印字データを生成して、生成された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列をワーク表面に対してレーザ印字する。これにより、ワーク表面では基準位置からの距離の文字数倍の領域を確保しておけば確実に印字することができ、印字する文字の種類に依存することなく見栄え良くワーク表面に印字することが可能となる。また、印字される文字の種類や並び方によって印字される文字の位置が変動しないので、印字後に光学文字読取装置で照合を行う場合であっても正確に読み取ることが可能となる。
第2発明では、複数の文字で構成されたブロック単位で、文字ごとの基準位置からの距離が一定になるよう印字データを生成するので、文字の大きさや印字する位置によっては基準位置からの距離をブロック単位で変更することで、見栄え良くワーク表面に印字することが可能となる。
発明では、特定の文字を識別する識別情報に対応付けて、基準位置からずれて表示するオフセット値の設定を受け付けるので、印字する位置だけをオフセットすることができ、より見栄え良くワーク表面に印字することが可能となる。
発明では、文字列は、ワーク表面に上下2段に印字され、上段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置と、下段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置とが、文字列の配置方向に向かって同じ位置となるよう印字データが生成され、ワーク表面に印字されるので、上下2段に印字される場合であっても文字列の中心位置を揃えることができ、見栄え良く印字することが可能となる。
発明では、ユーザから、前記文字ピッチの設定を受け付けることにより、印字される文字の位置を微調整することが可能となる。
本発明によれば、文字ごとに文字幅が異なるフォントである可変幅フォントが選択されたときは、文字列内の文字が、文字ごとに規定されている基準位置からの距離が一定になるよう配置された、可変幅フォントからなる文字列の印字データを生成して、生成された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列をワーク表面に対してレーザ印字するので、ワーク表面では基準位置からの距離の文字数倍の領域を確保しておけば確実に印字することができ、印字する文字の種類に依存することなく見栄え良くワーク表面に印字することが可能となる。また、印字される文字の種類や並び方によって印字される文字の位置が変動しないので、印字後に光学文字読取装置で照合を行う場合であっても正確に読み取ることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るレーザマーキング装置の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るレーザマーキング装置の、固体レーザマーカを用いる場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置の、CPU等の制御部を用いた場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置の機能ブロック図である。 プロポーショナルフォントの文字データ生成の例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置で生成された印字データの例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置の印字データ設定の比較例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置のブロック単位での印字データの例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置のブロック単位での印字データ設定画面の例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置のブロック単位での印字条件データ設定画面の例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置のブロック単位での印字状態の例示図である。 本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置のCPUの印字データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 従来のプロポーショナルフォントを使った場合の印字イメージを示す例示図である。
以下、本発明の実施の形態に係るレーザマーキング装置について、図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るレーザマーキング装置の構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るレーザマーキング装置10は、マーキングヘッド(レーザ光走査部)1と、マーキングヘッド1の動作を制御するコントローラ(レーザ光発生部及びレーザ光制御部)2と、コントローラ2とデータ通信することが可能に接続されている印字データ生成装置(印字データ生成部)3とで構成されている。印字データ生成装置3は、コントローラ2に対して印字データを送信する。印字データ生成装置3は、印字データを生成するプログラムをインストールしたコンピュータ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)等で構成されることが好ましい。
コントローラ2には、必要に応じて各種外部機器4が接続される。外部機器4としては、例えばライン上に搬送されるワークWの種別、位置等を確認するイメージセンサ等の画像認識装置401、ワークWとマーキングヘッド1との距離に関する情報を取得する変位計等の距離測定装置402、所定のシーケンスに従って機器の制御を行うPLC403、ワークWの通過を検出するPDセンサ、その他各種のセンサ等を例示的に挙げることができる。
レーザマーキング装置10は、ワークWの表面に印字する印字パターンを設定し、ワークWの表面に印字する。図2は、本発明の実施の形態に係るレーザマーキング装置10の、固体レーザマーカを用いる場合の構成を示すブロック図である。なお、印字とは、文字、記号、図形等のマーキングを意味しており、具体的には、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字、記号、絵文字、アイコン、ロゴ、バーコード、二次元コード等のグラフィックを含む。
レーザマーキング装置10は、コントローラ2(レーザ光発生部200及びレーザ光制御部201を含む)とマーキングヘッド1(レーザ出力部202)とを含み、レーザ出力部202に含まれるレーザ発振部204のレーザ媒質206で発振されたレーザビームLbをワークWの表面で二次元状に走査させることでワークWの表面に印字する。印字動作を制御する印字信号は、レーザビームLbのオンオフ信号であり、1パルスが発振されるレーザビームLbの1パルスに対応するPWM信号である。PWM信号は、周波数に応じたデューティ比に基づいてレーザ強度を規定することができる。変形例として、周波数に基づいた走査速度によってレーザ強度を規定しても良い。
レーザ光発生部200は、レーザ励起光源208と集光部210とを備え、レーザ励起光源208には電源から定圧電源が供給される。レーザ励起光源208は、半導体レーザ、ランプ等で構成される。具体的には、レーザ励起光源208は、複数の半導体レーザダイオード素子を直線状に並べたレーザダイオードアレイで構成され、各素子からのレーザ発振がライン状に出力され、集光部210の入射面に入射される。
レーザ光発生部200とレーザ出力部202とは、光ファイバケーブル212によって連結され、レーザ光発生部200が生成したレーザ励起光は、上述したレーザ媒質206に入射される。レーザ媒質206は、ロッド状の固体レーザ媒質(例えばNd:YVO4 )で構成され、一方の端面からレーザ励起光を入力して励起され、他方の端面からレーザビームLbを出射する、いわゆるエンドポンピングによる励起方式が採用されている。レーザ媒質206は、固体レーザ媒質に波長変換素子を組み合わせて、出射されるレーザビームLbの波長を任意の波長に変換できるようにしても良い。
レーザ媒質206は、上述した固体レーザ媒質の代わりに、レーザビームを発振させる共振器で構成することなく、波長変換のみを行う波長変換素子で構成しても良い。この場合、半導体レーザの出力光に対して波長変換を行えば良い。
波長変換素子としては、例えばKTP(KTiPO4 )、有機非線形光学材料や他の無機非線形光学材料、例えばKN(KNbO3 )、KAP(KAsPO4 )、BBO、LBOや、バルク型の分極反転素子(LiNbO3 (Periodically Poled Lithium Niobate:PPLN)、LiTaO3 等)が利用できる。また、Ho、Er、Tm、Sm、Nd等の希土類をドープしたフッ化物ファイバを用いたアップコンバージョンによるレーザの励起光源用半導体レーザを用いることもできる。
レーザ出力部202は、レーザビームLbを発振させる上述したレーザ発振部204を備えている。レーザ発振部204は、上述したレーザ媒質206が放出する誘導放出光の光路に沿って所定の距離を隔てて対向配置された出力ミラー及び全反射ミラーと、これらの間に配されたアパーチャ、Qスイッチ等を備えている。レーザ媒質206が放出する誘導放出光を、出力ミラーと全反射ミラーとの間における多重反射により増幅し、Qスイッチの動作により短周期にて通断しつつアパーチャによりモード選別して、出力ミラーを経てレーザビームLbを出射する。
レーザ発振部204として、CO2 やヘリウム−ネオン、アルゴン、窒素等の気体を媒質として用いる気体レーザ方式を採用しても良い。例えば炭酸ガスレーザを用いた場合、レーザ発振部204は、内蔵電極を含むレーザ発振部204の内部に炭酸ガス(CO2 )が充填され、コントローラ2から与えられる印字信号に基づいて内蔵電極により炭酸ガスを励起してレーザ発振させる。
レーザビーム走査系220は、レーザ発振部204と光路を一致させたZ軸スキャナを内蔵するビームエキスパンダ242と、X軸スキャナ224と、X軸スキャナ224と直交するよう配置されたY軸スキャナ226とを備える。レーザビーム走査系220は、レーザ発振部204から出射されるレーザビームLbを、X軸スキャナ224及びY軸スキャナ226でワークWの表面上の作業領域で二次元状に走査させる。
X軸スキャナ224及びY軸スキャナ226は、光を反射する反射面として全反射ミラーであるガルバノミラー224a、226a、ガルバノミラー224a、226aを回動軸に固定して回動するためのガルバノモータ224b、226bと、回動軸の回転位置を検出して位置信号として出力する位置検出部とを備える。また、X軸スキャナ224、Y軸スキャナ226は、スキャナ駆動回路228に接続されている。スキャナ駆動回路228はコントローラ2に接続されており、コントローラ2から供給される制御信号に基づいてX軸スキャナ224、Y軸スキャナ226を駆動する。
ビームエキスパンダ242は、レーザ媒質206から出射するレーザビームLbのスポット径を調整する。スポット径を調整することで、ワーキングディスタンス(焦点距離)を調整することができる。すなわち、ビームエキスパンダ242で入射レンズと出射レンズとの相対距離を変化させることで、レーザビームLbのビーム径を拡大/縮小し、焦点位置を変化させることができる。
ビームエキスパンダ242、X軸スキャナ224、Y軸スキャナ226の動作を制御することにより、ワーキングディスタンスを調整しながらレーザビームLbをワークWの表面で二次元状に走査することができる。したがって、ワークWの表面に対して焦点距離を合わせた状態で高精度に且つ最小スポットで印字することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3の、CPU等の制御部を用いた場合の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施の形態に係る印字データ生成装置3は、少なくとも動作を制御する制御プログラムを実行するCPU(制御部)31、メモリ32、記憶装置33、I/Oインタフェース34、ビデオインタフェース35、可搬型ディスクドライブ36、通信インタフェース37及び内部バス38を備えている。
CPU31は、内部バス38を介して印字データ生成装置3の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置33に記憶されているコンピュータプログラム100に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ32は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラム100の実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラム100の実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
記憶装置33は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置33に記憶されたコンピュータプログラム100は、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体90から、可搬型ディスクドライブ36によりダウンロードされ、実行時には記憶装置33からメモリ32へ展開して実行される。もちろん、通信インタフェース37を介して接続されている外部コンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムであっても良い。
記憶装置33は、フォントデータ記憶部331を備えている。フォントデータ記憶部331には、プロポーショナルフォントを含む複数のフォントデータを記憶する。ただし、同じプロポーショナルフォントのフォントデータであっても、仮名文字、カタカナ文字、数字、英文字等、文字の種類に応じてフォントデータを分類して記憶しておく。
通信インタフェース37は内部バス38に接続されており、接続線によりコントローラ2と接続されることにより、データ通信を行うことができる。具体的には、印字データ及びフォントデータの一部をコントローラ2へ送信する。もちろん、外部のコンピュータとインターネット等を介して接続しておき、例えばコンピュータプログラム等をダウンロードしても良い。
I/Oインタフェース34は、キーボード41、マウス42等の入力装置と接続されており、ワークWの表面に印字するデータ(印字データ)の入力を受け付ける。ビデオインタフェース35は、LCD等の表示装置43と接続され、データの入力を受け付ける画面、ワークWの表面に印字された文字列の状態等を表示する。
表示装置43は、レーザ光の走査領域に対応する設定平面を表示し、設定平面上に印字パターンを表示する。なお、「設定平面」とは、レーザマーキング装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された平面を意味しており、レーザマーキング装置により照射されるレーザ光の二次元状の走査領域に対応した平面である。印字データ生成装置3で、生成された印字データを設定平面で表したものを表示装置43で目視で確認することができ、印字データ生成装置3で生成された印字データは、コントローラ2を介してマーキングヘッド1に送信され、ワークWの表面に印字される。設定平面における印字データとワークWの表面における印字とが略同じになるよう、コントローラ2、マーキングヘッド1の動作を制御する。
図4は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3の機能ブロック図である。本実施の形態に係るレーザマーキング装置10の印字データ生成装置3の文字列設定受付手段301は、ワークW表面に印字する所定の文字列を含む文字列に関する情報の設定を受け付ける。
文字列設定受付手段301では、印字する文字列の設定を受け付けるだけでなく、印字する文字列のフォントデータの設定(本実施の形態ではプロポーショナルフォントの設定)、印字する文字列のサイズの設定等を受け付ける。また、ワークWの表面に正しく印字するために、印字面の形状の設定、印字する文字列の座標の設定、印字する文字の基準位置の設定、印字する文字列の角度の設定、印字条件の設定等を受け付ける。これらの設定を受け付けた内容が、印字データとしてコントローラ2へ送信される。
印字する文字列の設定には、印字する文字列、印字時刻を示すタイムスタンプ(現在の日付を含む)、印字時刻を印字するか否か、番号を順次更新していく更新(カウンタ)文字を用いるか否か等の設定が含まれる。
フォントデータの設定には、使用されるフォントの種類、例えば固定幅フォント/可変幅フォント(プロポーショナルフォント)のいずれか、太字で印字するか否か、斜体で印字するか否か等の設定が含まれる。
文字列のサイズの設定には、文字高さ、文字幅、文字配置の設定が含まれる。例えば図7に示すように、本実施の形態では、文字幅は、文字高さに対する割合(%)で設定される。文字幅は、文字高さと同様に絶対値で指定しても良い。
フォント選択受付手段302は、記憶されている複数のフォントデータの中から印字対象となるフォントデータの選択を受け付ける。フォント選択受付手段302は、フォントデータ記憶部331に記憶されているフォントデータのうち、どのフォントデータを使用して印字するかの選択を受け付ける。選択を受け付けるフォントデータには、大別してプロポーショナルフォントと非プロポーショナルフォントとがあり、ユーザの選択により、いずれかのフォントデータが選択される。本実施の形態ではプロポーショナルフォントの選択を受け付ける。選択を受け付けたフォントデータが印字データとともに印字データ送信手段304を介してコントローラ2へ送信される。もちろん、コントローラ2で、フォントデータを記憶しておき、印字データ生成装置3からは、使用するフォントデータの指示のみを印字データとして送信しても良い。
生成手段303は、フォント選択受付手段302において選択を受け付けたフォントデータを抽出して、抽出したフォントデータと、文字列設定受付手段301において設定を受け付けた所定の文字列とを含む印字データを生成する。印字データ送信手段304は、生成された印字データをコントローラ(レーザ光制御部)2へ送信する。
生成手段303は、フォント選択受付手段302において選択を受け付けたフォントデータが、プロポーショナルフォントである場合、所定の文字列の文字ごとの基準位置からの距離が一定になるよう印字データを生成することができる。基準位置は、少なくとも文字ごとの中心位置、左右端、左右上下端、重心位置、原点位置のいずれかであることが好ましい。画面インタフェースにおいて設定が容易だからである。図5は、プロポーショナルフォントの文字データ生成の例示図である。図5では、文字「W」を印字する場合を例に挙げて説明する。図5は、設定平面上での印字データを示している。
文字列設定受付手段301により設定を受け付けた文字の高さH及び幅Bに応じて、ベクトルデータにより文字を変形させる。例えば設定を受け付けた文字の高さH及び幅Bに応じて、最小X座標x1〜最大X座標x2までの距離が幅Bに、文字の高さが高さHに、それぞれなるようベクトルデータを変形させる。
最小X座標x1、最大X座標x2が明らかになることで、中心X座標x3を算出することができる。図5では、基準位置を文字の左端の位置と右端の位置とから算出した中心位置としている。本実施の形態では、ある文字の中心X座標と、隣接する文字の中心X座標とを基準位置として、基準位置間の距離が一定になるように印字データを生成する。図5においては、基準位置を文字の中心としているが、1文字ごとに規定されている構成線分座標系の原点、例えば、中心位置、左右端、左右上下端、重心位置、原点位置であっても良い。図6は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3で生成された印字データの例示図である。
図6(a)〜(d)に示すように、プロポーショナルフォントでは、文字によって文字の幅が変動する。例えば文字「W」だと幅が大きくなるのに対して、文字「1」だと幅が小さくなり、文字「2」、文字「4」は文字自体の幅となる。本実施の形態では、文字列の長さを一定の長さの範囲内に収めるために、文字と文字との間隔である文字間のピッチを一定にしている。具体的には文字ごとの基準位置、例えば文字の中心X座標x3間の距離を一定にする。
ここで、プロポーショナルフォントを使用した場合の文字の幅とは、文字を囲む最小の矩形の幅を意味する。文字ごとに幅が定義されている場合、文字ごとに定義されている値を文字の幅とする。定義されている文字の幅は、フォントデータ記憶部331等に記憶させることができる。
したがって、幅が大きい文字を含む文字列「W124」(図6(a))、文字列「1WWW」(図6(b))であっても、幅が小さい文字を含む文字列「1WWW」(図6(b))、文字列「1111」(図6(d))であっても、幅が大きい文字、幅が小さい文字のいずれも含まない文字列「2424」(図6(c))であっても、印字データとして文字列の長さは一定の長さの範囲内、すなわち文字間のピッチt×n(nは文字数)の長さの範囲内に印字される印字データとして生成される。文字間のピッチtを小さくした場合、隣接する文字同士が重なる。特に、文字幅が大きい文字である場合には、文字ピッチを小さくすると重なりやすい。文字が重なるような場合を除き、文字列の長さは、文字間のピッチt×n(nは文字数)の長さの範囲内に収まる。
本実施の形態におけるプロポーショナルフォントでは、文字列内の文字ピッチを均等にすることができる。文字により文字幅が可変であるプロポーショナルフォントでは、文字ピッチを同一にすることにより、文字列の長さを一定の長さの範囲内に収めつつ、見栄えの良いプロポーショナルフォントで印字することができる。
特に、印字される文字列を一定の長さの範囲内に収める要求度が強い場合(図11にて後述)、又はプロポーショナルフォントを使用して二段以上で印字する場合(図7にて後述)であっても、見栄えが良い印字をすることが可能となる。
図7は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3の印字データ設定の比較例示図である。図7(a)、(c)、(e)は、いずれもプロポーショナルフォントを使用して、設定平面上に印字データを配置したものである。図7(b)、(d)、(f)の例では、「Agency FB」というフォントについて、プロポーショナルフォントを使用して印字データを設定している。
図7(a)、(b)は、文字間隔を指定する方法の例示図を、図7(c)、(d)は、文字の配置方法を指定する方法の例示図を、図7(e)、(f)は、本実施の形態に係る文字ピッチを指定し、設定平面上に文字列を配置する方法の例示図を、それぞれ示している。
本実施の形態では、プロポーショナルフォントを印字する場合において、文字ピッチを等間隔で文字を配置する(図7(e)、(f))、文字間隔を指定して文字ブロックの基準位置から指定した文字間隔を空けて文字を配置する(図7(a)、(b))、あるいは文字列の幅を指定し、指定された幅に均等に割り付けて文字を配置する(図7(c)、(d))のうち、いずれかの選択を受け付けて、用途に適したプロポーショナルフォントで印字することができる。
図7(b)、(d)、(f)では、文字の幅を文字高さに対する割合として算出している。割合100%の選択を受け付けた場合、フォントデータ記憶部331に記憶されていて選択を受け付けたフォントデータの幅となる。例えば、「Agency FB」というフォントについて、プロポーショナルフォントを使用した場合、文字高さ6mm、文字幅100%を選択したときには、「Agency FB」というフォントについてはプロポーショナルフォントを使用したときの文字高さ6mmに対応した文字の幅となる。割合200%の選択を受け付けた場合、割合100%の2倍の文字幅となる幅広文字で印字され、割合50%の選択を受け付けた場合、割合100%の1/2倍の文字幅となる幅狭文字で印字される。文字幅の指定は、文字ブロックごとになされる。
図7(b)の設定では、文字間隔を文字幅に対する割合で指定し、プロポーショナルフォントからなる文字列を設定平面上に配置する場合について説明する。図7(b)に示すように、文字間隔の設定を受け付ける場合、図7(a)に示すように、文字列「11W341ER」と文字列「QWER1234」というように、文字列に含まれる文字数がどちらも‘8’であっても、文字の種類によっては文字の幅が大きく相違するので文字列の長さを揃えることができない。図7(b)の設定では、文字幅が文字により可変であるため、文字列の長さは、文字列「11W341ER」と文字列「QWER1234」とで相違する。上段は、文字「1」のように文字幅が狭い文字が多く印字してあるため、文字列の長さが短くなる。したがって、ワークW表面の所定の領域(枠)内に印字できるか否かを確定することができない。
図7(d)の設定では、文字列の長さを指定し、指定された文字列の長さ内で文字間の間隔が均等となるように、プロポーショナルフォントからなる文字列を設定平面上に配置する。図7(d)に示すように、文字の配置方法として均等割り付けの設定を受け付ける場合、図7(c)に示すように文字列の長さ(左端の文字(1、Q)の左端から右端の文字(R、4)の右端までの長さ)を揃えることができる。しかし、文字の位置は文字列の文字ごとに相違する。図7(c)に示すように、上段の2文字目である文字「1」の真下に、下段の二文字目である文字「W」が位置していない。これは、文字の中心を揃えているのではなく、文字間隔が等しくなるように、文字列の基準位置(例えば左端)から文字を並べているので、文字列中の文字により配置される位置が異なる。そのため、例えば複数段で印字する場合等に上下段で文字の位置が揃った状態で印字することができない。図7(c)では、1段の印字を2つ上下に並べているだけであるが、2段に並べた場合も同様となる。
それに対して、図7(f)では、文字ピッチの設定を受け付ける。これにより、図7(e)に示すように、どのような文字を印字しようと、文字列の長さが一定であるだけでなく、例えば複数段で印字させる場合等であっても上下段で文字の位置が揃った状態で印字することができる。
図7(f)に示す場合、文字列「11W341ER」、文字列「QWER1234」の指定を受け付け、文字高さと文字幅の設定を受け付け、文字配置の方法として、文字ピッチの選択を受け付けて文字ピッチの値を設定する。図7(f)では、文字ピッチが4.5mmと設定されているので、文字ピッチが4.5mmとなるように、設定平面上に配置される。ユーザは、設定平面上に表示された文字列を表示装置43で確認する。文字列を所定の枠内に印字しようとしている場合、印字が枠内に収まっているか否かを目視で確認することができる。
文字ピッチを基準にして、指定された文字高さ及び文字幅で、文字を配置していく。そのため、プロポーショナルフォントを使用した同一のフォントデータであり、文字高さ、文字幅及び文字ピッチが同じであれば、文字が異なっても、上下段に揃った印字が可能となる。
そのため、現在の時刻、日付、カウンタ等の自動で数字が更新される更新文字を印字する場合であっても、印字データとして文字列の長さは一定の長さの範囲内に収まり、文字間のピッチが等しいため、見栄えは悪くならない。
図7(e)では、文字列を2段上下に並べて印字しているが、2段に並べた場合も文字間のピッチが等しくなり、2段の文字列を1つの枠内に印字した場合でも、上段と下段とが同じ文字数であれば、上下段で文字が揃う。
本実施の形態では、図7(e)に示すように、文字幅が可変であるプロポーショナルフォントで印字し、かつ文字ピッチが一定となるよう設定して印字することもできるし(図7(f))、図7(a)に示すように、プロポーショナルフォントで印字し、文字ピッチが文字により変わるように印字することもできるし(図7(b))、図7(c)に示すように、プロポーショナルフォントで印字し、文字列の幅を指定することもできる(図7(d))。
図7(b)、(d)、(f)では、フォントデータとして可変幅フォントの選択を受け付けている。可変幅フォントを使用する場合、文字幅は文字ごとに定義されている。一方、固定幅フォントの選択を受け付け、固定幅フォントを使用する場合、文字幅は文字を囲む最小の矩形の幅となり、図6に示すような矩形の幅が文字幅となる。
このように、図7(a)〜(f)に示すように、プロポーショナルフォントを使用した場合であっても、ワークWの表面にどのように印字をしたいかというユーザの要望により、文字列の間隔をどのようにするかの選択を受け付けることによって、所望の印字をすることができる。
なお、複数の文字で構成されたブロックの指定を受け付けるブロック指定受付手段305を設け、生成手段303が、複数の文字で構成されたブロック単位で、文字ごとの基準位置からの距離が一定になるよう印字データを生成しても良い。図8は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3のブロック単位での印字データの例示図である。なお、図7の例では、文字列「11W341ER」、文字列「QWER1234」を、それぞれブロックとしている。
図8は、設定平面上の印字データを例示しており、ブロック81内にある文字列「W124」を1つのブロックとして印字しようとしている。ブロック81内では、文字の高さ、文字ピッチは一定となっている。図9は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3のブロック単位での印字データ設定画面の例示図である。ユーザは、図9に示すGUI画面を介して、設定平面上でどのように印字データを配置するかを設定する。
図9に示すように、基準位置座標設定領域91において、文字列を印字するブロックの基準位置の座標値を、基準位置設定領域92において、文字列を印字するブロックの基準位置の設定を受け付ける。図9の例では、ワークW表面に印字するので、図8に示すブロック81を形成する矩形の左下の点82の座標及び位置の設定を受け付けている。なお、プロポーショナルフォントにおける文字の基準位置は、少なくとも文字ごとの中心位置、左右端、左右上下端、重心位置、原点位置のいずれかであれば良いが、図9に示すブロック基準点の例では、基準位置設定領域92において、ブロック81の周囲を含む9か所の設定を受け付けることができる。また、角度設定領域93において、印字する文字の角度の設定を受け付けることもできる。図9に示すように、設定画面上で、基準位置設定領域92として、左下を指定すると、ブロック81の左下点がブロック基準点として指定される。
図10は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3のブロック単位での印字条件データ設定画面の例示図である。図10において、印字条件の「レーザパワー」では、レーザ光の強度の設定を、「スキャンスピード」では、印字時の走査速度の設定を、それぞれ受け付ける。
印字条件の「パルス周波数」では、レーザ光の周波数の設定を、「スポット可変」では、焦点位置でフォーカスする量の設定を、それぞれ受け付ける。印字条件の「印字回数」では、重ね書きする場合の回数の設定を、「塗り潰し」では、輪郭線や塗り潰しの印字方法の設定を、それぞれ受け付ける。
図11は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置(印字データ生成部)3のブロック単位での印字状態の例示図である。図11では、印字対象となるワークWに枠が設けられている。縦横の罫線で囲まれた区画がそれぞれ枠を示しており、それぞれの枠内に印字することができる。図11の例では、中段の左右端の枠内に「○」を印字し、内容が変動しない文字列を印字する枠内に、プロポーショナルフォントで、文字列「電磁弁」、文字列「JAPAN」、文字列「平成」を印字する。そして、ブロック112に文字列「AS8836」を、ブロック111に文字列「AWSQS−2015P」を、それぞれ印字する。
プロポーショナルフォントで印字する場合、従来の方法では、文字列における左端の文字の左端から、右端の文字の右端までの距離は、印字される文字によって変化する。特に、枠内に文字を印字する場合、印字する文字によって、枠内に文字が収まらず、枠から文字がはみ出るおそれがある。一方、印字する文字によっては、枠に対して、スペースが空き過ぎて枠の一端側に偏るというおそれも併存する。そのため、プロポーショナルフォントで印字した場合の見栄えが悪くなる。
これに対して本実施の形態では、プロポーショナルフォントで印字する場合であっても文字ピッチが等間隔となるよう、設定平面上で印字データを生成し、生成された印字データをワークWの表面に印字する。そのため、印字される文字によらず、見栄え良くワークW表面に印字することができる。
特に、ブロック112のようにシリアル番号を印字する場合には、従来のプロポーショナルフォントを使用した印字では、見栄えが悪くなっていた。シリアル番号の印字では、ユーザが開始文字列を設定した後、印字データ生成装置3で自動的に番号がインクリメントするような更新文字を用いる場合がある。ユーザは、設定平面上で、すべての印字データに対して、ワークW表面に見栄え良く印字されるかどうかを確認する必要はない。
また、ブロック111のように、トレーサビリティや製造管理のためワークにシリアル番号を印字する場合、印字する文字の種類や並び方によって印字される文字の位置が変動する。そのため、印字後に光学文字読取装置での照合を行う必要がある場合には、文字の印字位置を固定することができないので読取が困難になるという問題点もあった。文字の印字位置が固定されていると、出荷前検査、印字後の工程での照合の段階で、文字認識をしやすい。見栄えのみならず、機械的認識を行う場合にも、文字ピッチが同じであると、光学文字読取装置での照合を行ないやすい。
図11では、ブロック111、ブロック112で異なる設定を受け付けており、文字の高さ、文字ピッチが相違している。しかし、ブロック111、ブロック112内では、文字の種類に依存することなく文字列の長さが一定であるので、印字領域内に収まるように確実に印字することができる。また、たとえブロック内に複数段で印字する場合であっても上下段で文字の位置が揃った状態で印字することができる。
図12は、本発明の実施の形態に係る印字データ生成装置3のCPU31の印字データ生成処理の手順を示すフローチャートである。図12において、印字データ生成装置3のCPU31は、ワークW表面に印字する所定の文字列を含む文字列に関する情報の設定を受け付ける(ステップS1201)。ここでは、印字する文字列の設定だけでなく、文字ピッチ、印字条件等についても設定を受け付ける。ブロック単位に設定を受け付けても良い。
CPU31は、記憶されている複数のフォントデータの中から印字対象となるプロポーショナルフォントのフォントデータの選択を受け付ける(ステップS1202)。CPU31は、選択を受け付けたプロポーショナルフォントのフォントデータを抽出して(ステップS1203)、抽出したフォントデータと設定を受け付けた所定の文字列とを含む印字データを、文字ピッチが一定になるように生成する(ステップS1204)。CPU31は、生成された印字データをコントローラ(レーザ光制御部)2へ送信する(ステップS1205)。
生成された印字データを受信したコントローラ2は、印字するのに必要なフォントデータを含む印字データを記憶する。コントローラ2は、印字する場合には、印字データ及びフォントデータに基づいて展開データを生成して印字する。
以上のように本実施の形態によれば、すべてのフォントデータをコントローラ(レーザ光制御部)2に記憶させておく必要がなく、印字するのに必要なフォントデータを含む印字データとともに送信することができるので、異なる装置(コントローラ)で印字する場合であってもフォントを統一して印字させることができる。大容量となるすべてのフォントデータを印字データとともに送信する必要がないので、通信負荷を軽減させることができるとともに、コントローラ(レーザ光制御部)2にも大きな記憶容量を必要としない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変更、改良等が可能である。例えば特定の文字を識別する識別情報に対応付けて、基準位置からずれて表示するオフセット値の設定を受け付けても良い。一例として文字「J」等は、文字の中心位置で位置調整すると、文字として左に寄った状態で印字されるおそれがある。この場合、所定のオフセット値を設定しておき、文字「J」を認識した時点でオフセットした位置で印字するようにすることで、自然な状態の文字列として印字することができる。
ユーザは、プロポーショナルフォントを使用して印字し、図7(f)に示すように、文字ピッチを指定する場合には、設定平面を見ながら、印字状態を確認することができる。例えば、文字ピッチを小さくしすぎた場合、文字によっては文字同士が重なる場合もあり得る。このように、設定平面における文字列を確認して、印字データを生成することができる。設定平面上で、間隔が狭い、広いなどを確認することにより、実際にワークW表面に印字しなくても、プロポーショナルフォントでの印字の見栄えを目視で確認することができる。
プロポーショナルフォントを使用する場合、文字の幅として、文字を囲む最小の矩形の幅、あるいは文字ごとに定義されている幅のいずれかの指定を受け付けることができるようにしても良い。文字ごとに定義されている幅とは、フォントの作成者等により設計・定義された値で、フォントごとに定まった値であり、フォントデータ記憶部331等に記憶しておけば良い。
1 マーキングヘッド(レーザ光走査部)
2 コントローラ(レーザ光発生部及びレーザ光制御部)
3 印字データ生成装置(印字データ生成部)
4 外部機器
10 レーザマーキング装置
31 CPU
32 メモリ
33 記憶装置
90 可搬型記録媒体
100 コンピュータプログラム
331 フォントデータ記憶部

Claims (7)

  1. レーザ光を発するレーザ光発生部と、
    載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、
    ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、
    指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、
    前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部と
    を有するレーザマーキング装置であって、
    前記印字データ生成部は、
    前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける文字列設定受付手段と、
    前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付けるフォント選択受付手段と、
    選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する生成手段と、
    生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する印字データ送信手段と
    を備え、
    前記生成手段は、
    前記フォント選択受付手段において、可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成し、
    前記レーザ光制御部は、送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字することを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 前記生成手段は、複数の文字で構成されたブロック単位で、文字ごとの前記基準位置からの距離が一定になるよう前記印字データを生成することを特徴とする請求項1に記載のレーザマーキング装置。
  3. 特定の文字を識別する識別情報に対応付けて、前記基準位置からずれて表示するオフセット値の設定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザマーキング装置。
  4. 前記文字列は、ワーク表面に上下2段に印字され、
    上段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置と、下段の文字列内の各々の文字の文字幅方向の中心位置とが、文字列の配置方向に向かって同じ位置となるよう印字データが生成され、前記ワーク表面に印字されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレーザマーキング装置。
  5. ユーザから、前記文字ピッチの設定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレーザマーキング装置。
  6. レーザ光を発するレーザ光発生部と、
    載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、
    ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、
    指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、
    前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部と
    を有するレーザマーキング装置で実行することが可能な印字方法であって、
    前記レーザマーキング装置は、
    前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける工程と、
    前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付ける工程と、
    選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する工程と、
    生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する工程と
    を含み、
    可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成し、
    送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字することを特徴とする印字方法
  7. レーザ光を発するレーザ光発生部と、
    載置されたワーク表面をレーザ光にて二次元状に走査するレーザ光走査部と、
    ユーザから、装置のX軸方向及びY軸方向を座標軸とする直交座標として規定された設定平面上で、文字列を印字する領域となる印字領域の指定を受け付ける印字位置受付手段と、
    指定された印字領域に対して文字列を印字するための印字データを生成する印字データ生成部と、
    前記ワーク表面に文字列を印字するための印字データに基づいて、レーザ印字を行うレーザ光制御部と
    を有するレーザマーキング装置で実行することが可能なコンピュータプログラムであって、
    前記印字データ生成部を、
    前記ワーク表面に印字する文字列の設定を受け付ける文字列設定受付手段、
    前記ワーク表面に印字する文字列について、印字する文字によらず文字幅が等しい固定幅フォントと印字する文字ごとに文字幅が異なる可変幅フォントとのいずれの種類のフォントで印字するかの設定を受け付けるフォント選択受付手段、
    選択されたフォントに基づき、設定を受け付けた前記文字列を含む印字データを生成する生成手段、及び
    生成された印字データを前記レーザ光制御部へ送信する印字データ送信手段
    として機能させ、
    前記生成手段を、
    前記フォント選択受付手段において、可変幅フォントが選択されたときは、前記文字列内の各々の文字について、文字ごとに規定されている文字幅方向の中心位置を基準位置として、隣り合う文字の基準位置間の距離である文字ピッチが当該文字列内において一定になり、しかも前記文字列を、前記基準位置と前記文字ピッチとに従って、前記文字列内において前記文字ピッチが一定になるよう、ユーザから指定された印字領域に対して、割り付けられた可変幅フォントからなる文字列の前記印字データを生成する手段として機能させ、
    前記レーザ光制御部を、送信された印字データに基づいて、可変幅フォントからなる文字列を前記ワーク表面に対してレーザ印字する手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム
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