JP6452460B2 - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ Download PDF

Info

Publication number
JP6452460B2
JP6452460B2 JP2015007032A JP2015007032A JP6452460B2 JP 6452460 B2 JP6452460 B2 JP 6452460B2 JP 2015007032 A JP2015007032 A JP 2015007032A JP 2015007032 A JP2015007032 A JP 2015007032A JP 6452460 B2 JP6452460 B2 JP 6452460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air passage
rib
passage
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015007032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016133014A (ja
Inventor
マイ カイン ファン
マイ カイン ファン
浩康 大澤
浩康 大澤
健介 本間
健介 本間
治 金子
治 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roki Co Ltd
Original Assignee
Roki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roki Co Ltd filed Critical Roki Co Ltd
Priority to JP2015007032A priority Critical patent/JP6452460B2/ja
Publication of JP2016133014A publication Critical patent/JP2016133014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6452460B2 publication Critical patent/JP6452460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナに関する。
自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナが従来から知られており、この種のエアクリーナは、不織布等の濾材によって大気中に含まれる粉塵等のダストを捕捉し、清浄な空気を内燃機関に供給する(特許文献1参照)。
しかしながら、濾材によって直接ダストを捕捉した場合、すぐに濾材の通気抵抗が大きくなり、エアクリーナの機能を維持することが困難となり、濾材の交換サイクルが早くなりやすい。
そこで、様々な方式によってダストを捕捉し、濾材の交換サイクルを伸ばす手法を備えたエアクリーナが知られている。
このようなエアクリーナとして、例えば、ケース自体をオイル溜りとしたオイルバス式や吸気の際にケース内で渦流を起こす構造を有するサイクロン式等が知られている。
オイルバス式のエアクリーナは、オイル溜りが形成されたケース内の吸気経路がトラップ状に形成され、吸気される空気の流れが急激に屈曲する際に、慣性によってダストがオイルの表面に落ち、その粘性によってダストが捕捉される。
一方、サイクロン式のエアクリーナは、円筒状のケース内において渦流を生じさせる整流器等が設けられ、このケース内に吸気される空気に含まれるダストが遠心分離されて底部に落下することでダストが捕捉される。
特開2004−251119号公報
このような従来のエアクリーナは、吸気経路の形成による構造の複雑化や整流器等の必要性による部品点数の増加、又は製品サイズの大型化等が生じ、例えば、バイク等の小型の製品に適用しにくい場合がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、製品サイズの大型化を図ることなく、簡易な構造でダストを捕捉可能なエアクリーナを提供することを目的とする。
本発明に係るエアクリーナは、空気中に含まれるダストを捕捉するフィルタ(40)が収容されるケース(5)内に、前記空気を前記フィルタへと導く空気通路(12)と、前記空気通路を通る空気の一部を取り込み、再度、前記空気通路に戻す還流路(7)と、を備え、前記空気通路から前記還流路に前記空気を取り込むための取込口(T1)は、第1のリブと第2のリブの間に形成されると共に前記空気通路の下端部に形成され、前記第1のリブの端部には、上流側に向かって斜め上方に傾斜して配置される突起が一体的に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記空気通路は屈曲して形成された屈曲部を有し、前記空気通路を通る空気に対して遠心力が加わる側の当該屈曲部に前記取込口が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記還流路に取り込まれた空気を前記空気通路に戻すための戻し口(T2)は、前記取込口よりも上方であって、前記空気通路を通る空気の流れ方向下流側に向かって形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記還流路は、前記取込口から内部に向かって広がって形成されていることを特徴とする。
簡易な構造ながら、製品サイズの大型化を図ることなく、外部の空気に含まれるダストを、フィルタエレメントに至る前に効率よく捕捉することができる。
エアクリーナの外観を示す斜視図である。 エアクリーナの一部断面図である。 ケース本体の内部構成図である。 エアクリーナにおける空気の流れを説明するための模式図である。 図4のA部分の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態のエアクリーナは、図4に示す上下方向をエアクリーナの天地方向として取り付けられて使用されるものであり、以下の説明において、便宜的に、図4の上下左右方向をエアクリーナの上下左右方向として説明する。
図1はエアクリーナの外観を示す斜視図、図2はエアクリーナの一部断面図、図3はケース本体の内部構成図、図4はエアクリーナにおける空気の流れを説明するための模式図、図5(a)は図4におけるA部分の拡大図であり、図5(b)は図5(a)におけるX部分の拡大図、図5(c)は図5(a)におけるY部分の拡大図である。
図1乃至図3に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、内部が中空に形成されたケース本体5を有し、このケース本体5には空気中に含まれるダストを捕捉することで空気を清浄化するフィルタエレメント40が収容される。ケース本体5は、外部の空気を取込む外気取込口15が形成されたケース部材10と、コネクティングチューブ30が取り付けられたカバー部材20とが組み合わされて形成される。
ケース部材10及びカバー部材20は、夫々合成樹脂で形成されており、例えばポリプロピレン系樹脂やポリアミド系樹脂等の熱可塑性の合成樹脂が好適に用いられる。さらに、ケース部材10とカバー部材20の組み付けは、ビスなどの締結手段を用いて着脱自在に組み付けられている。
ケース部材10の上面には、空気をケース本体5の内部に導入するための開口11を有している。外気取込口15は、ケース部材10の上部に突出して形成された筐体17に形成されており、この筐体17は前記ケース本体5の上面に有する開口11を覆うようにその上部に設けられ、この外気取込口15と開口11は内部で連絡している。そして、外気取込口15から取り込まれた空気は開口11を介してケース本体5の内部に取り込まれる。
ケース部材10の内部には、外気取込口15から取り込まれた空気をフィルタエレメント40に導く空気通路12を備えている。この空気通路12は、空間を仕切るとともに空気の流れをガイドする複数のリブ12a〜12dをケース部材10の内壁に立設して形成され、一方は前記開口11と連絡し、他方はフィルタエレメント40に連絡可能な開口を有する。
また、ケース部材10の内部は、前記フィルタエレメント40が収容される第1の空間6と空気通路12及び仕切壁として機能するリブ12eを介して隔てられる第2の空間7を有している。この第2の空間7は、前記空気通路12に隣接してケース部材10の左側隅部に設けられており、空気通路12に導入される空気を取込み、その空気に含まれるダストを分離した後、再度、空気通路12に戻す還流路として機能する。
すなわち、この第2の空間7では、空気通路12内を通過する空気に含まれるダストを除去して空気を清浄化し、その清浄化された空気を空気通路12に再度戻すことで、フィルタエレメント40の負担を軽減し、交換サイクルの長期化を図る。
なお、本実施形態のエアクリーナ1は、図示しないが、カバー部材20にも、ケース部材10同様に、複数のリブがカバー部材20の内壁に立設されており、ケース部材10とカバー部材20を組み付けた状態において、互いのリブが当接することで空気通路12、及び第2の空間7が形成される。
また、本実施形態における空気通路12や第2の空間7は、上述したようにケース部材10とカバー部材20を組み付けた状態において、互いのリブの先端部を接触させて形成されているが、この形態に限定されるものではない。例えば、互いのリブが重ね合されるようにして配置されることで空気通路12や第2の空間7が形成されてもよいし、一方のリブの先端部に、他方のリブの先端を嵌合させる嵌合部を形成し、ケース部材10とカバー部材20とを組み付けた状態において、互いのリブが嵌合し、互いのリブとの間が隙間なく連結されるようにしても構わない。
空気通路12は、図3に示すように、例えば、湾曲形状に形成された内側リブ12aと、この内側リブ12aと対向して配置される外側リブ14と、を有し、外側リブ14は、2つの隙間を有するようにして3つのリブ12b〜12dを連続的に配置して形成されている。この外側リブ14には、上記隙間によって第2の空間7と連絡する2つの連絡口T1、T2が形成される。
一方の連絡口T1は、空気通路12の下流側に設けられ、第1のリブ12bと第2のリブ12cの間に形成される。この連絡口T1は、空気通路12内を通過する空気の一部を第2の空間7に取り込むための取込口として機能し、空気通路12の下端部に配置される。
一方、他方の連絡口T2は、空気通路12の上流側であって、取込口よりも上方に設けられ、第2のリブ12cと第3のリブ12dの間に形成される。この連絡口T2は、取込口から取り込んだ空気を、再度、空気通路12に戻すための戻し口として機能し、第2の空間7の上方隅部であって、空気通路12の上方に配置される。
このように、本実施形態のエアクリーナ1は、ダストが空気よりも自重が重いことに着目して、空気通路12と連絡する第2の空間7への取込口(連絡口T1)を空気通路12の重力が加わる方向側(下端部)の一部に設けることで、効率よくダストを当該取込口に導くものである。また、戻し口(連絡口T2)を上方に設けることで、取り込まれた空気は上方に導かれて、連絡口T2から空気通路12に戻されるようになっているので、第2の空間7に導入されるほとんどのダストは自重により上方に流れることなく落下し底部に溜まり、再度空気通路12に戻されることが防止され、第2の空間7において捕捉される。
また、より具体的に、本実施形態のエアクリーナ1の空気通路12は、図3に示すように、ケース本体5の上面から下方に至って略L字状に湾曲(屈曲)して形成されている。
取込口として機能する連絡口T1は、図3及び図5(c)に示すように、空気通路12の下方外側の屈曲部下流側に設けられ、第1のリブ12bは下流側に向かって空気通路12を狭めるように第2のリブ12cとの間で段差を有して配置されているとともに、第1のリブ12bの端部には、上流側に向かって斜め上方に傾斜して配置される突起16が一体的に設けられている。
これにより、空気通路12の外側リブ14沿いを流れる空気は、連絡口T1に形成された段差と突起16により分岐され、スムースに空間部へと導かれる。
このように、本実施形態のエアクリーナ1は、連絡口T1を遠心力が働く空気通路12の湾曲部に設けることで、遠心力とダストの自重により空気の流れ方向外側に多くのダストが移動するため、効率よく多くのダストを含む空気が連絡口T1から取り込まれる。
したがって、本実施形態のエアクリーナ1は、外から導入された空気が空気通路12を通ってフィルタエレメント40に至る前に、この第2の空間7において空気中に含まれる多くのダストを捕捉することが可能であり、フィルタエレメント40の目詰まりを軽減し、交換サイクルの長期化が図れる。
一方、戻し口として機能する連絡口T2は、図3及び図5(b)に示すように、第3のリブ12dとケース部材10(又はカバー部材20)の内壁とが接続する接続部分(第2の空間7の上方隅部)の近傍に設けられ、第3のリブ12dの下端部が外側に湾曲し、第2のリブ12cの上端部が内側に湾曲して各リブ12c、12dの端部が対峙するように配置され、連絡口T2が、図4中の矢印に示されるように、第2の空間7に取り込まれた空気が空気通路12の下流側に向かって斜め下方に排出されるように傾斜して形成されている。このように連絡口T2が形成されることによって、第2の空間7内の空気は、連絡口T2近傍に働く負圧力によってスムースに空気通路12に戻される。
また、第2の空間7の連絡口T1近傍は、連絡口T1から内部に向かって徐々にその断面積が広がるように形成されており、連絡口T1から導入される空気の流速が意図的に下げられている。これにより、空気とケース本体5の内壁やリブ等との強い流れ干渉による通気抵抗の増加が防止され、連絡口T1から取り込まれた空気がスムースに内部へと流されるようになっている。また、空気の流速が下げられることで、空気からダストが分離しやすくなる。
また、第2の空間7の内壁には、内側に突出するリブ18が複数設けられており、これらのリブ18に空気が直接接触することによりダストが分離されて捕捉されやすくなっている。
なお、第2の空間7に配置される複数のリブ18を互い違いに配置してラビリンス構造とすることでさらに多くのダストが捕捉されやすくなる。
また、本実施形態の構成において、空気通路12、連絡口T1及び連絡口T2近傍の流量や通気抵抗を検証した結果、空気通路12に0.3m3/minの流量の空気を流した場合、連絡口T1近傍の圧損が2.3Pa(1.35%)、連絡口T2近傍の空気の流量が0.06m3/min(17%)であった。また、第2の空間7により捕捉されたダストは、全体量の50%であった。本結果より、還流路を設けたことによる空気通路12の通気抵抗に影響はほとんど見られず、第2の空間7では効率よくダストが捕捉されていることがわかった。
すなわち、本実施形態のエアクリーナによれば、空気通路12の通気抵抗にほとんど影響を与えることなく、効率よくダストを除去可能である。また、還流路として機能する第2の空間7を形成する場合には、リブ等の仕切体を用いてケース本体5の内部を区分けするだけで良いため、部品点数を増加することなく製造することができる。
また、図1及び図2にに示すように、フィルタエレメント40は、円筒状に形成され、その一端側が第1の空間6の所定位置に位置決めされるとともに、フィルタエレメント40の他端側にはカバー部材20に形成された取付孔21からエアクリーナ1の外方へ延設するコネクティングチューブ30が取り付けられる。そして、カバー部材10が取り付けられた状態において、フィルタエレメント40は、ケース部材10とカバー部材20とにより挟持され、軸方向への移動が防止される。
また、図3に示すように、ケース部材10の内壁には、フィルタエレメント40の外縁に沿って突出する位置決めリブ19が形成されており、この位置決めリブ19によってフィルタエレメント40の径方向への移動が防止される。
なお、位置決めリブ19の先端は、例えば、テーパ状に形成され、カバー部材10を組み付ける際に、フィルタエレメント40がテーパ形状に倣って組み付けられるので、容易にフィルタエレメント40の径方向の位置決めを行うことができる。
フィルタエレメント40は、例えば、シート状の濾材を襞状に折り込み、折り方向と直交する方向の両端部を突き合わせて筒状に形成し、その軸方向の両端面に合成樹脂材としての端板を取り付けて形成されている。なお、この種のフィルタエレメントは既に公知であるため詳細な説明は省略する。
また、図1に示すように、コネクティングチューブ30は、ゴムやエラストマなどの弾力性を有する材料で構成された管状部材であり、一端にエアクリーナ1の外部に延出した流出口(図示しない)を備え、他端にエアクリーナ1の内部でフィルタエレメント40と気密に組み付けられる内シール部材35を備えている。
内シール部材35は、コネクティングチューブ30の外周壁から径方向に延びた概略カップ状に形成されており、この内シール部材35と概略同軸に図示しない円筒状の挿入部が形成されている。挿入部は、フィルタエレメント40の内部に挿入することで吸気音や内燃機関の出力特性を調整することができ、所望の吸気音の音量や内燃機関の出力特性に応じて適宜その長さを変更可能な部位である。
このように構成された本実施形態に係るエアクリーナ1は、図4に示すように、外気取込口15から外部の空気が取り込まれ、開口11を介してケース本体5内に形成された空気通路12を通ってフィルタエレメント40に至り、フィルタエレメント40を外側から内側へ向かって通過する際に空気が濾過された後、コネクティングチューブ30を介して例えば内燃機関へ濾過された空気が排出される。
また、本実施形態のエアクリーナ1は、図4に示すように、空気通路12に還流路が設けられており、外気取込口15を介して外部から取り込まれた空気は、空気通路12を通ってフィルタエレメント40に至る前に、多くのダストを含む一部の空気が還流路として機能する第2の空間7内へ導入され、この第2の空間7においてダストが捕捉された後、再度、第2の空間7に導入された空気が清浄化されて空気通路12に戻される。
したがって、本実施形態のエアクリーナ1によれば、外部の空気が空気通路12を通ってフィルタエレメント40に至る前に、その空気中に含まれるダストの一部が第2の空間7で捕捉されるため、フィルタエレメント40の目詰まりが軽減され、濾材の交換サイクルの長期化が図れる。
以上に説明したように、本実施形態のエアクリーナ1は、空気中に含まれるダストを捕捉するフィルタが収容されるケース内に、前記空気を前記フィルタへと導く空気通路12と、前記空気通路12を通過する空気の一部を取り込み、再度、前記空気通路12に戻す還流路として機能する第2の空間7と、を備え、前記空気を取り込むための取込口として機能する連絡口T1は、前記空気通路12の下端部に形成されている。このように構成されたエアクリーナ1において、空気通路12内を通過する空気に含まれるダストは空気よりも重いため、空気通路の下側に形成された連絡口T1から効率よくダストを多く含む空気が第2の空間7に取り込まれる。
また、この空気通路12は屈曲して形成された屈曲部を有し、前記空気通路12内を通る空気に対して遠心力が加わる側の当該屈曲部に連絡口T1が形成されている。したがって、遠心力により空気の流れ方向外側に多くのダストが集まりやすくなるため、効率よくダストを多く含む空気が第2の空間7に取り込まれる。
また、第2の空間7に取り込まれた空気を空気通路12に戻すための戻し口として機能する他方の連絡口T2は、空気通路12を通る空気の流れ方向下流側に向かって形成されている。したがって、第2の空間7内の空気は、他方の連絡口T2に働く負圧力によって、スムースに吸気され空気通路12に戻される。
また、他方の連絡口T2は、一方の連絡口T1より上方に配置されており、第2の空間7において空気は上方へと流れる。したがって、ダストは自重により下方に堆積されるため、ダストが空気通路12に戻されることが防止される。
また、空気通路12を形成する壁体として機能するリブは、第2の空間を構成する壁体の一部を兼ねており、部品点数をより少なくでき、製造コストの低減化を図れる。
なお、本実施形態に係るエアクリーナ1において、ケース部材10とカバー部材20は、ビスなどの締結手段を用いて互いに組み付けられる場合について説明を行ったが、ケース部材10とカバー部材20を互いにヒンジなどで開閉可能に組み付けるように構成しても構わない。
また、所定の容積を有するチャンバーとの組み合わせや空気通路の形状変更、パネル式のエアフィルタへの変更等によって、更に、様々な製品に適用することが可能である。
この様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
T1、T2 連絡口
1 エアクリーナ
5 ケース本体
7 第2の空間
10 ケース部材
15 外気取込口
12 空気通路
12a 内側リブ
14 外側リブ
18 リブ
20 カバー部材
30 コネクティングチューブ
40 フィルタエレメント

Claims (4)

  1. 空気中に含まれるダストを捕捉するフィルタが収容されるケース内に、
    前記空気を前記フィルタへと導く空気通路と、
    前記空気通路を通る空気の一部を取り込み、再度、前記空気通路に戻す還流路と、
    を備え、
    前記空気通路から前記還流路に前記空気を取り込むための取込口は、第1のリブと第2のリブの間に形成されると共に前記空気通路の下端部に形成され
    前記第1のリブの端部には、上流側に向かって斜め上方に傾斜して配置される突起が一体的に設けられることを特徴とするエアクリーナ。
  2. 前記空気通路は屈曲して形成された屈曲部を有し、
    前記空気通路を通る空気に対して遠心力が加わる側の当該屈曲部に前記取込口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ。
  3. 前記還流路に取り込まれた空気を前記空気通路に戻すための戻し口は、前記取込口よりも上方であって、前記空気通路を通る空気の流れ方向下流側に向かって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のエアクリーナ。
  4. 前記還流路は、前記取込口から内部に向かって広がって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエアクリーナ。
JP2015007032A 2015-01-16 2015-01-16 エアクリーナ Active JP6452460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007032A JP6452460B2 (ja) 2015-01-16 2015-01-16 エアクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007032A JP6452460B2 (ja) 2015-01-16 2015-01-16 エアクリーナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016133014A JP2016133014A (ja) 2016-07-25
JP6452460B2 true JP6452460B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=56437499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015007032A Active JP6452460B2 (ja) 2015-01-16 2015-01-16 エアクリーナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6452460B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7140644B2 (ja) * 2018-11-16 2022-09-21 タイガースポリマー株式会社 整流構造体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847246Y2 (ja) * 1977-08-26 1983-10-28 川崎重工業株式会社 エアクリ−ナの塵「あい」排出装置
JPS5941322Y2 (ja) * 1979-10-29 1984-11-28 スズキ株式会社 オ−トバイ等のエンジンのエアクリ−ナ−
US4928480A (en) * 1988-03-04 1990-05-29 General Electric Company Separator having multiple particle extraction passageways
KR19980058744A (ko) * 1996-12-30 1998-10-07 배순훈 자동 청소기능을 갖는 자동차 공기청정기 및 그 동작 제어방법
JP2005040257A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Sanyo Electric Co Ltd 集塵装置およびその集塵装置を備えた電気掃除機
JP4651425B2 (ja) * 2005-03-22 2011-03-16 シャープ株式会社 空気清浄機
JP2009150240A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fuji Heavy Ind Ltd エアクリーナおよびそれを備えたエンジン
JP2011245442A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Toyota Boshoku Corp 濾過装置
JP5688341B2 (ja) * 2011-07-23 2015-03-25 本田技研工業株式会社 船外機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016133014A (ja) 2016-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2314010C2 (ru) Пылесборное устройство пылесоса (варианты)
JP2006334391A (ja) サイクロン集塵装置
JP6175560B2 (ja) 掃除機
JP2006297051A (ja) 真空掃除機用のサイクロン集塵装置及びそれを備えた真空掃除機
JP2004321777A (ja) 真空掃除機用サイクロン集塵装置
US20090260179A1 (en) Vacuum Cleaner
CN103961029B (zh) 用于真空吸尘器的脏物分离器
US20150250369A1 (en) Vacuum cleaner
EP3537943B1 (en) Vacuum cleaner
EP2540206A1 (en) Dust separating/dust collecting container and electric cleaner
JP2009268564A (ja) 電気掃除機
TWI554238B (zh) 電吸塵器
JP4169735B2 (ja) 電気掃除機
JP6452460B2 (ja) エアクリーナ
KR101664865B1 (ko) 집진기
JP5405351B2 (ja) 塵埃分離集塵容器および電気掃除機
EP1952742A2 (en) Motor assembly and vacuum cleaner having the same
JP4393287B2 (ja) 電気掃除機
KR101480306B1 (ko) 사이클론 집진장치 및 이를 구비하는 청소기
CN102908105A (zh) 集尘装置以及使用了该集尘装置的电动吸尘器
CN108514376B (zh) 旋风分离装置
JP2004215760A (ja) 電気掃除機
JP2006346140A (ja) 電気掃除機
JP6123696B2 (ja) 電気掃除機
JP2011050620A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6452460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250