JP6451659B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6451659B2
JP6451659B2 JP2016019879A JP2016019879A JP6451659B2 JP 6451659 B2 JP6451659 B2 JP 6451659B2 JP 2016019879 A JP2016019879 A JP 2016019879A JP 2016019879 A JP2016019879 A JP 2016019879A JP 6451659 B2 JP6451659 B2 JP 6451659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
fuel
energization time
fuel injection
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016019879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017137822A (ja
Inventor
福田 敦史
敦史 福田
井上 政広
政広 井上
将之 安永
将之 安永
舞名美 山本
舞名美 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016019879A priority Critical patent/JP6451659B2/ja
Publication of JP2017137822A publication Critical patent/JP2017137822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6451659B2 publication Critical patent/JP6451659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

本発明は、筒内噴射弁を備える内燃機関に適用される内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
特許文献1には、圧縮行程での筒内噴射弁による燃焼室への燃料噴射を複数回に分割することにより、成層燃焼を実現する内燃機関の一例が記載されている。このような成層燃焼を伴う機関運転時では、圧縮行程で分割して行われる各噴射での燃料噴射量の合計が要求噴射量と一致するように、同各噴射での筒内噴射弁への通電時間が算出される。
特開2009−185687号公報
一般的に、通電することによって開弁する電磁式の噴射弁にあっては、その構成の特性上、通電時間の領域として、燃料噴射量の制御性の低い不安定領域と、燃料噴射量の制御性の高い安定領域とが存在する。不安定領域は、安定領域よりも通電時間の短い領域である。そのため、1回の燃料噴射での筒内噴射弁への通電時間が安定領域の下限よりも短いと、通電時間が不安定領域に含まれることとなり、当該燃料噴射での燃料噴射量を高精度に制御することが困難となる。
そして、上記のように内燃機関で成層燃焼を行う場合には、圧縮行程で分割して行われる各噴射での燃料噴射量を高精度に制御する必要があるが、同各噴射のうち少なくとも1つの噴射での通電時間が不安定領域に含まれている場合、圧縮行程時に筒内噴射弁から噴射される燃料の総量と要求噴射量とにずれが生じ、機関運転の安定性が低下するおそれがある。
本発明の目的は、圧縮行程での筒内噴射弁による燃焼室への燃料噴射を複数回に分割する機関運転が行われる場合に、圧縮行程時に同筒内噴射弁から噴射される燃料の総量と要求噴射量とのずれを抑制し、機関運転の安定性の低下を抑制することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するための内燃機関の燃料噴射制御装置は、圧縮行程での筒内噴射弁による燃焼室への燃料噴射を複数回に分割する機関運転が行われる内燃機関に適用される装置であり、筒内噴射弁は、同筒内噴射弁への通電時間の領域として、安定領域と、同安定領域の下限よりも通電時間が短く、同安定領域よりも燃料噴射量の制御性の低い不安定領域と、が存在するものである。この内燃機関の燃料噴射制御装置は、圧縮行程での燃料噴射の分割回数を決定し、分割して行う各噴射での燃料噴射量の総和が要求噴射量と一致するように同各噴射での筒内噴射弁への通電時間を算出する算出部と、算出部による算出結果に基づき、筒内噴射弁を制御する制御部と、を備える。そして、算出部は、算出した上記各噴射での筒内噴射弁への通電時間のうち少なくとも1つが不安定領域に含まれているときには、同各噴射のうち、噴射タイミングが最も遅い噴射である最遅角噴射の実施を禁止して分割回数を減らし、同各噴射のうち、実施が禁止されていない残りの噴射での燃料噴射量の総和が要求噴射量と一致するように同残りの噴射での筒内噴射弁への通電時間を再計算する。
上記構成のように再計算を行えば、残りの噴射での通電時間を長くすることができ、同残りの噴射での通電時間が、不安定領域に含まれにくくなる。そして、再計算によって、残りの噴射での筒内噴射弁への通電時間が不安定領域に含まれなくなるようにし、その上で筒内噴射弁を制御すれば、実施される圧縮行程時における全ての噴射での筒内噴射弁の通電時間を安定領域に含ませることができるため、同全ての噴射での燃料噴射量を高精度に制御することができる。したがって、圧縮行程での筒内噴射弁による燃焼室への燃料噴射を複数回に分割する機関運転が行われる場合に、同筒内噴射弁から噴射される燃料の総量と要求噴射量とのずれを抑制し、機関運転の安定性の低下を抑制することができる。
なお、分割回数が多いほど、圧縮行程で行われる複数の噴射のうち最遅角噴射のタイミングが、ピストンが上死点に達するタイミングに近くなる。そして、最遅角噴射のタイミングが、ピストンが上死点に達するタイミングに近いほど、噴射された燃料が空気と混合される時間が短くなるため、圧縮行程時に筒内噴射弁から噴射された燃料のうち、空気と十分に混合されずに気筒の壁面やピストンの頂面に液体のまま付着する燃料の量が多くなる。その結果、実際に燃焼に寄与する燃料の量が少なくなるため、機関運転の安定性が低下しやすい。この点、上記構成では、圧縮行程で分割して行う各噴射のうち何れか1つの噴射での筒内噴射弁への通電時間が不安定領域に含まれている場合、最遅角噴射の実施を禁止するようにしている。これにより、最遅角噴射以外の他の噴射の実施を禁止する場合と比較し、気筒の壁面やピストンの頂面に液体のまま付着する燃料の量が少なくなるため、機関運転の安定性の低下を抑制することができる。
内燃機関の燃料噴射制御装置の一実施形態である制御装置を備える内燃機関の一部を示す概略構成図。 同内燃機関における筒内噴射弁への通電時間と燃料噴射量との関係を示すグラフ。 同制御装置において、圧縮行程時における燃料噴射の分割回数と分割された各噴射での筒内噴射弁への通電時間とを決定するために実行される処理ルーチンを説明するフローチャート。 同処理ルーチンを通じて決定される圧縮行程時における分割回数や各噴射での筒内噴射弁への通電時間が変化している様子を示すタイミングチャート。 分割回数が「3」であるときの各噴射の実施タイミングを示す模式図。 分割回数が「2」であるときの各噴射の実施タイミングを示す模式図。 燃料噴射を分割しないときの噴射の実施タイミングを示す模式図。
以下、内燃機関の燃料噴射制御装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1には、内燃機関の燃料噴射制御装置として機能する制御装置50を備える内燃機関10の一部が図示されている。図1に示すように、内燃機関10は複数(図1では1つのみを図示)の気筒11を有しており、気筒11内におけるピストン12よりも上方域は、燃料を含む混合気が燃焼される燃焼室13となっている。また、内燃機関10には、燃焼室13に燃料を直接噴射する筒内噴射弁14と、混合気に対して点火を行う点火プラグ15とが設けられている。燃焼室13には吸気通路16及び排気通路17が接続されており、吸気通路16の燃焼室13に対する開閉は吸気バルブ18によって行われ、排気通路17の燃焼室13に対する開閉は排気バルブ19によって行われるようになっている。
筒内噴射弁14は、通電することによって開弁する電磁式の噴射弁であり、フルリフト噴射(以下、「F/L噴射」という。)と、パーシャルリフト噴射(以下、「P/L噴射」という。)とを実行可能である。F/L噴射は、筒内噴射弁14の弁体が全開位置まで変位した後に通電を停止して燃料噴射を停止する噴射形態である一方、P/L噴射は、筒内噴射弁14の弁体が全開位置まで変位するよりも前に通電を停止して燃料噴射を停止する噴射形態である。
また、図2に示すように、筒内噴射弁14の燃料噴射量Qfは、筒内噴射弁14の電磁ソレノイドへの通電時間TMが長いほど多くなる。図2において、第1の通電時間TM1は、弁体の開弁時間を適切に制御可能な最小の通電時間TMのことであり、第2の通電時間TM2は、電磁ソレノイドへの通電を開始してから弁体が全開位置に達するまでの通電時間TMのことである。そして、P/L噴射は、通電時間TMを第2の通電時間TM2未満の時間に設定した場合の燃料噴射であり、F/L噴射は、通電時間TMを第2の通電時間TM2以上に設定した場合の燃料噴射であるということができる。
なお、内燃機関10では、筒内噴射弁14に供給する燃料の圧力であるデリバリ燃圧を適宜変更することができる。そのため、筒内噴射弁14への通電時間TMが一定であっても、デリバリ燃圧が高いほど、筒内噴射弁14の燃料噴射量Qfは多くなる。すなわち、図2に示す最小噴射量Qfminは、通電時間TMを第1の通電時間TM1と等しくした場合における燃料噴射量Qfのことであるが、デリバリ燃圧によって変わる値である。また、図2に示す線の傾きもまたデリバリ燃圧によって変わる。
ところで、筒内噴射弁14への通電時間TMを第1の通電時間TM1未満に設定しても、筒内噴射弁14から燃料を噴射することができることもある。しかし、この場合、開弁時間を適切に制御することができないため、筒内噴射弁14の燃料噴射量を適切に制御することが困難である。そのため、本明細書では、通電時間TMが第1の通電時間TM1未満となる通電時間の領域のことを、「極小通電領域R1」という。
また、筒内噴射弁14にあっては、弁体が全開位置まで達した直後では弁体が振動しており、燃料噴射量が不安定になりやすい。そして、F/L噴射によって燃料噴射量Qfを高精度に制御することのできる通電時間TMの下限を第3の通電時間TM3とした場合、通電時間TMが第2の通電時間TM2以上且つ第3の通電時間TM3未満の通電時間の領域のことを、「バウンス領域R2」という。なお、筒内噴射弁14への通電時間TMがバウンス領域R2に含まれている場合、筒内噴射弁14の燃料噴射量Qfが要求噴射量から乖離するおそれがある。
これに対し、筒内噴射弁14への通電時間TMが第1の通電時間TM1以上であって且つ第2の通電時間TM2未満となるP/L噴射領域Rpl、及び、通電時間TMが第3の通電時間TM3以上となるF/L噴射領域Rflの双方は、上記の極小通電領域R1やバウンス領域R2よりも燃料噴射量Qfの制御性の高い領域であるということができる。
したがって、本実施形態では、P/L噴射領域Rpl及びF/L噴射領域Rflが、安定領域に相当する一方、極小通電領域R1が、安定領域であるP/L噴射領域Rplの下限よりも通電時間TMが少なく、P/L噴射領域Rplよりも燃料噴射量Qfの制御性の低い不安定領域に相当する。また、バウンス領域R2が、安定領域であるF/L噴射領域Rflの下限よりも通電時間TMが短く、F/L噴射領域Rflよりも燃料噴射量Qfの制御性の低い不安定領域に相当する。
図1に示すように、制御装置50には、クランク軸の回転速度NEを検出するクランクセンサ101、吸気通路16から燃焼室13に導入される吸入吸気の量である吸入空気量を検出するエアフローメータ102、外気温を検出する外気温センサ103、及び上記デリバリ燃圧を検出する燃圧センサ104などの各種の検出系が電気的に接続されている。そして、これら各種検出系によって検出された情報に基づき、制御装置50によって各種の制御が実施されるようになっている。
なお、本実施形態では、機関始動時に燃焼室13で成層燃焼を行わせることがある。この成層燃焼は、燃焼室13における点火プラグ15の近傍に燃料の濃度の高い層を形成することで、極めてリーンな状態での燃焼を実現するものである。そして、本内燃機関10では、圧縮行程中の気筒11内、すなわち燃焼室13に対し、燃料噴射を複数回に分割して行うことで成層燃焼を行わせることもある。
なお、本明細書では、圧縮行程時に分割して燃料噴射を行うことを「分割噴射」ということもある。また、ここでいう「機関始動時」とは、クランキング動作の開始時点から内燃機関10が完爆する時点までの期間のことである。
図1に示すように、本実施形態において、制御装置50は、機関始動時に成層燃焼を行わせるための機能部として、算出部51及び制御部52を有している。算出部51は、圧縮行程での燃料噴射の分割回数Nの決定、及び、各噴射での筒内噴射弁14への通電時間TM(N)の算出を行う。そして、制御部52は、算出部51による算出結果に基づいて筒内噴射弁14を制御する。
次に、図3に示すフローチャートを参照し、機関始動時に成層燃焼を行わせるために算出部51が実行する処理ルーチンについて説明する。この処理ルーチンは、予め設定された制御サイクル毎に実行されるルーチンである。
図3に示すように、本処理ルーチンにおいて、算出部51は、機関始動時であるか否かを判定する(ステップS11)。クランク軸における完爆時点の回転速度の予測値を完爆判定回転速度とした場合、クランクセンサ101によって検出された回転速度NEが完爆判定回転速度未満であるときには未だ機関始動時であると判断し、回転速度NEが完爆判定回転速度以上であるときには機関始動が完了した、すなわち機関始動時ではないと判断することができる。そして、機関始動時ではない場合(ステップS11:NO)、算出部51は、本処理ルーチンを一旦終了する。一方、機関始動時である場合(ステップS11:YES)、算出部51は、成層燃焼を行わせるために、圧縮行程で分割噴射を行うか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、冷間始動を行う場合、及び、アイドリングストップ中の内燃機関10を自動再始動させる場合には、機関始動時における燃料消費量の増大を抑えるために成層燃焼を行う。一方、成層燃焼では、すすなどが生成されやすく、燃焼室13から排出される排気の性状が悪化しやすい。そのため、イグニッションスイッチがオンになったことに起因する機関始動のうち、温間始動が行われるときには、成層燃焼を行わない。したがって、成層燃焼を行わせない場合、ステップS12の判定が「NO」となる。また、成層燃焼を行わせる場合であっても、圧縮行程時での燃料噴射を分割しないとき、すなわちこの処理ルーチンを繰り返して燃料噴射回数(すなわち、分割回数N)が1回になっているときも、ステップS12の判定が「NO」となる。なお、アイドリングストップ中の内燃機関10の自動再始動時や冷間始動時において、最初にこの処理ルーチンを実行する場合、圧縮行程では燃料噴射が複数回(例えば「3回」)に分割される。そのため、こうした場合には、ステップS12の判定が「YES」となる。
圧縮行程で分割噴射を行わない場合(ステップS12:NO)、算出部51は、本処理ルーチンを一旦終了する。一方、圧縮行程で分割噴射を行う場合(ステップS12:YES)、算出部51は、圧縮行程での燃料噴射の分割回数N、及び、各噴射での筒内噴射弁14への通電時間TM(N)を算出する(ステップS13)。
ここで、今回の機関始動で分割回数Nを初めて決定する場合、分割回数Nは、予め設定された所定回数(本実施形態では3)に決定される。一方、今回の機関始動での分割回数Nの決定が2回目以降である場合、分割回数Nは、本処理ルーチンの前回の実行時に決定された値と等しくされる。
また、本実施形態では、分割回数Nが「3」である場合、1回目の噴射及び2回目の噴射はF/L噴射とされ、3回目の噴射はP/L噴射とされる。機関始動時でクランキング動作の開始直後にあっては、クランク軸の回転速度NEが小さく、燃焼室13の気流、すなわちピストン12が上死点に向けて移動することで生じる気流が弱く、点火プラグ15の近傍での燃料濃度があまり高くならない。そのため、最後の噴射、すなわち3回目の噴射をP/L噴射とすることで、ピストン12がある程度上死点に近づいたときに少量の燃料を噴射し、点火プラグ15の近傍での燃料濃度を高めるようにしている。これにより、機関始動の初期に成層燃焼を行うことが可能となる。
そこで、分割回数Nが「3」である場合、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)は下記の関係式(式1)を用いて算出することができ、2回目の噴射での燃料噴射量QfP(2)は下記の関係式(式2)を用いて算出することができ、3回目の噴射での燃料噴射量QfP(3)は下記の関係式(式3)を用いて算出することができる。なお、これら関係式(式1)〜(式3)において、「QfAll」は、今回の成層燃焼で必要な燃料量の合計である総噴射量(=要求噴射量)であり、総噴射量QfAllは吸入空気量が多いほど多い。また、「K1q」は1回目の噴射への燃料の配分比率であり、「K2q」は2回目の噴射への燃料の配分比率であり、「K3q」は3回目の噴射への燃料の配分比率である。これら各分割比率K1q,K2q,K3qの各々は「0」よりも大きく且つ「1」よりも小さい値であり、各分割比率K1q,K2q,K3qの合計(=K1q+K2q+K3q)は「1」と等しい。また、上述したように、1回目の噴射及び2回目の噴射はH/L噴射であるのに対し、3回目の噴射はP/L噴射である。そのため、第3分割比率K3qは他の分割比率K1q,K2qよりも小さい値となっている。なお、本実施形態では、第1分割比率K1qは、第2分割比率K2qと等しい。
Figure 0006451659
そして、このように圧縮行程時における各噴射での燃料噴射量QfP(1),QfP(2),QfP(3)を算出すると、算出部51は、算出した燃料噴射量QfP(1),QfP(2),QfP(3)とデリバリ燃圧とに基づき、各噴射での筒内噴射弁14への通電時間TM(1),TM(2),TM(3)を算出する。すなわち、1回目の噴射での通電時間TM(1)は、燃料噴射量QfP(1)が多いほど長く、デリバリ燃圧が低いほど長くなるように算出される。同様に、2回目の噴射での通電時間TM(2)は、燃料噴射量QfP(2)が多いほど長く、デリバリ燃圧が低いほど長くなるように算出され、3回目の噴射での通電時間TM(3)は、燃料噴射量QfP(3)が多いほど長く、デリバリ燃圧が低いほど長くなるように算出される。
一方、分割回数Nが「2」であることもある。この場合、圧縮行程での全ての噴射はF/L噴射とされる。そして、この場合であっても、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)は上記の関係式(式1)を用いて算出することができ、2回目の噴射での燃料噴射量QfP(2)は上記の関係式(式2)を用いて算出することができる。ただし、第1分割比率K1q及び第2分割比率K2qは、分割回数Nが「3」である場合よりも大きい値に変更される。具体的には、第1分割比率K1qと第2分割比率K2qとの和が「1」となるように、各分割比率K1q,K2qが設定される。
そして、圧縮行程時における各噴射での燃料噴射量QfP(1),QfP(2)を算出すると、算出部51は、算出した燃料噴射量QfP(1),QfP(2)とデリバリ燃圧とに基づき、各噴射での筒内噴射弁14への通電時間TM(1),TM(2)を算出する。なお、分割回数Nが「2」である場合の通電時間TM(N)の算出方法は、分割回数Nが「3」であるときと同様であるため、ここではその詳細な説明を割愛する。
このように分割回数Nの決定及び圧縮行程時における各噴射での通電時間TM(N)の算出が行われると、算出部51は、その処理を次のステップS14に移行する。ステップS14において、各噴射での通電時間TM(N)のうち、少なくとも1つが不安定領域に含まれているか否かを判定する。分割回数Nが「2」の場合、1回目の噴射での通電時間TM(1)、及び2回目の噴射での通電時間TM(2)のうち何れか一方が、第3の通電時間TM3未満であるときには、ステップS14の判定が「YES」となる。一方、各通電時間TM(1),TM(2)の双方が第3の通電時間TM3以上であるときには、ステップS14の判定が「NO」となる。
また、分割回数Nが「3」である場合、以下に示す(条件1)及び(条件2)の少なくとも一方が成立しているときには、ステップS14の判定が「YES」となる。
(条件1)1回目の噴射での通電時間TM(1)、及び2回目の噴射での通電時間TM(2)のうち少なくとも一方が、第3の通電時間TM3未満であること。
(条件2)3回目の噴射での通電時間TM(3)が第1の通電時間TM1未満であること。
その一方で、上記(条件1)及び(条件2)のいずれもが成立していないときには、ステップS14の判定が「NO」となる。すなわち、各噴射での通電時間TM(N)が不安定領域に含まれていない場合(ステップS14:NO)、後述する再計算処理の実行は不要であるため、算出部51は、本処理ルーチンを終了する。
一方、圧縮行程時における各噴射での通電時間TM(N)のうち、少なくとも1つが不安定領域に含まれている場合(ステップS14:YES)、算出部51は、再計算処理を行う(ステップS15)。すなわち、再計算処理において、算出部51は、圧縮行程での各噴射のうち、噴射タイミングが最も遅い噴射である最遅角噴射の実施を禁止して分割回数Nを「1つ」減らす。例えば、ステップS13で決定した分割回数Nが「3」であった場合、算出部51は、3回目の噴射の実施を禁止し、分割回数Nを「2」とする。また、ステップS13で決定した分割回数Nが「2」であった場合、算出部51は、2回目の噴射の実施を禁止し、分割回数Nを「1」とする。
続いて、算出部51は、圧縮行程での各噴射のうち、実施が禁止されていない残りの噴射、すなわち最遅角噴射以外の噴射での燃料噴射量の総和が総噴射量QfAllと一致するように残りの噴射での通電時間TM(N)を再計算する。例えば、ステップS13で決定した分割回数Nが「3」であり、3回目の噴射の実施を禁止した場合、算出部51は、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)及び2回目の噴射での燃料噴射量QfP(2)の総和が総噴射量QfAllと一致するように、各噴射での通電時間TM(1),TM(2)を再計算する。この場合、第1分割比率K1q及び第2分割比率K2qを、分割回数Nが「2」であるときの値とすることで、算出部51は、上記関係式(式1)及び(式2)を用いて各燃料噴射量QfP(1),QfP(2)を算出し、算出した各燃料噴射量QfP(1),QfP(2)とデリバリ燃圧とに基づいて各噴射での通電時間TM(1),TM(2)を算出することとなる。
また、ステップS13で決定した分割回数Nが「2」であり、2回目の噴射の実施を禁止した場合、圧縮行程での燃料噴射の回数は「1」となる。そのため、算出部51は、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)を総噴射量QfAllと等しくし、この燃料噴射量QfP(1)とデリバリ燃圧とに基づいて通電時間TM(1)を算出することとなる。そして、このような再計算処理を行った算出部51は、その処理を前述したステップS14に移行する。
すなわち、本実施形態では、各噴射での通電時間TM(N)が不安定領域に含まれないようになるまで再計算処理が行われる。ただし、再計算処理の実行によって、分割回数Nが「1」となったときには、ステップS14の判定を行うことなく、本処理ルーチンが終了される。このように分割回数Nが「1」となって本処理ルーチンが終了されたときには、分割回数Nが「1」であることに加え、1回目の噴射での通電時間TM(1)が算出部51の記憶部に記憶される。
そして、制御部52は、最後に実行された処理ルーチンでの算出結果に基づき、筒内噴射弁14を制御する。なお、図3に示す処理ルーチンによる算出結果(すなわち、分割回数N、及び、各噴射での通電時間TM(N))は、算出部51の記憶部に記憶されることとなる。このとき、最後に実行された処理ルーチンでの算出結果のみが当該記憶部に記憶され、それ以前の処理ルーチンでの算出結果は、当該記憶部に残らないようになっている。これにより、制御部52は、算出部51の記憶部に記憶されている情報を読み取ることで、最後に実行された処理ルーチンでの算出結果を基に筒内噴射弁14を制御することができる。
なお、ステップS15の再計算処理で分割回数Nが「1」となった場合、分割噴射の実行が必要なくなるため、次回の本処理ルーチンの実行時には、ステップS12の判定は「NO」となる。
次に、図4〜図7を参照し、機関始動時に、圧縮行程での燃料噴射を複数回に分割して行う際の作用について説明する。なお、図4において、「○」は1回目の噴射での通電時間TM(1)を表し、「×」は2回目の噴射での通電時間TM(2)を表し、「□」は3回目の噴射での通電時間TM(3)を表している。
機関停止時には、吸気通路16の内圧が大気圧とほぼ等しくなっている。そして、この状態で機関始動(例えば、冷間始動)が開始されると、クランキング動作の開始直後では、吸気通路16から燃焼室13に吸入空気を導入しやすいため、燃焼室13への吸入空気量が多い。したがって、吸入空気量に応じて算出される総噴射量QfAllは比較的多い。このように吸気通路16から燃焼室13に吸入空気が導入されるようになると、吸気通路16の内圧が徐々に低くなる。すると、吸気通路16から燃焼室13に吸入空気を導入しにくくなるため、燃焼室13への吸入空気量が徐々に少なくなる。そして、このように吸入空気量が徐々に少なくなるのに従い、総噴射量QfAllもまた徐々に少なくなる。
そのため、図4に示すように、内燃機関10が始動を開始してからの圧縮行程の回数が未だ少ない場合、総噴射量QfAllが多いため、1回目の噴射での通電時間TM(1)、2回目の噴射での通電時間TM(2)及び3回目の噴射での通電時間TM(3)は比較的長い。すなわち、通電時間TM(1),TM(2)は第3の通電時間TM3よりも長く、通電時間TM(3)は、第1の通電時間TM1以上であり、第2の通電時間TM2未満となる。そのため、図5に示すように、圧縮行程では、燃料噴射が「3回」行われる。なお、1回目の噴射は、ピストン12が下死点に位置するタイミングから少し遅れて行われ、2回目の噴射は、圧縮行程の中間タイミングよりも少し早いタイミングで行われる。そして、3回目の噴射は、ピストン12が上死点に達するタイミングよりも少し早いタイミングで行われる。なお、ここでいう始動開始後の圧縮行程の回数とは、始動を開始してからの全ての気筒11における圧縮行程の回数の合計値である。
図4に示すように、燃焼室13への吸入空気量が少なくなり、総噴射量QfAllが少なくなり始めると、各通電時間TM(1),TM(2),TM(3)が徐々に短くなる。そして、各通電時間TM(1),TM(2)が第3の通電時間TM3未満になったり、通電時間TM(3)が第1の通電時間TM1未満になったりすると、最遅角噴射である3回目の噴射の実施が禁止され、分割回数Nが「2」となる。すると、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)及び2回目の噴射での燃料噴射量QfP(2)が多くなるため、1回目の噴射での通電時間TM(1)及び2回目の噴射での通電時間TM(2)が長くなって第3の通電時間TM3以上となる。そして、図6に示すように、圧縮行程では、燃料噴射が「2回」行われる。
なお、この場合の1回目の噴射のタイミングは、分割回数Nが「3」である場合の1回目の噴射のタイミングと同じであり、2回目の噴射のタイミングは、分割回数Nが「3」である場合の2回目の噴射のタイミングと同じである。この場合、分割回数Nが「3」であった場合よりもクランク軸の回転速度NEが大きくなっている。そのため、燃焼室13内で発生する上記の気流が強くなってきており、点火プラグ15による点火時には、1回目の噴射や2回目の噴射によって燃焼室13に供された燃料によって、点火プラグ15の近傍での燃料の濃度を十分に高くすることができる。すなわち、3回目の噴射を禁止しても、成層燃焼は可能となる。
図4に示すように、その後も燃焼室13への吸入空気量の減少が継続する場合、総噴射量QfAllの減少も継続されるため、各通電時間TM(1),TM(2)の短縮も継続される。そして、各通電時間TM(1),TM(2)が第3の通電時間TM3未満になると、現時点の最遅角噴射である2回目の噴射の実施が禁止され、分割回数Nが「1」となる。すると、1回目の噴射での燃料噴射量QfP(1)が多くなるため、1回目の噴射での通電時間TM(1)が長くなって第3の通電時間TM3以上となる。そして、図7に示すように、圧縮行程では、燃料噴射が「1回」行われる、すなわち圧縮行程での分割噴射が終了される。
なお、この場合の燃料噴射のタイミングは、分割回数Nが「3」や「2」である場合の1回目の噴射のタイミングと同じである。この場合、分割回数Nが「2」であった場合よりもクランク軸の回転速度NEが大きくなっている。そのため、燃焼室13内で発生する上記の気流がさらに強くなってきており、点火プラグ15による点火時には、1回目の噴射によって燃焼室13に供された燃料によって、点火プラグ15の近傍での燃料の濃度を十分に高くすることができる。すなわち、2回目の噴射を禁止しても、成層燃焼は可能となる。
以上、上記構成及び作用によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)圧縮行程で分割噴射を行うに際し、算出した各噴射での通電時間TM(N)が不安定領域に含まれる場合には、圧縮行程での各噴射のうち最遅角噴射の実施を禁止し、残りの噴射での通電時間TM(N)を再計算する再計算処理を実行して、圧縮行程時に実施される全ての噴射での通電時間TM(N)を安定領域に含ませるようにしている。そのため、全ての噴射を高精度に行うことができる。したがって、圧縮行程で分割噴射を行う機関運転が行われる場合に、筒内噴射弁14から噴射される燃料の総量と要求噴射量(すなわち、総噴射量QfAll)とのずれを抑制し、機関運転の安定性の低下を抑制することができる。
(2)分割回数Nが多いほど、圧縮行程での各噴射のうち最遅角噴射のタイミングが、ピストン12が上死点に達するタイミングに近くなる。そして、最遅角噴射のタイミングが、ピストン12が上死点に達するタイミングに近いほど、噴射された燃料が空気と混合される時間が短くなるため、圧縮行程時に筒内噴射弁14から噴射された燃料のうち、空気と十分に混合されずに気筒11の壁面やピストン12の頂面に液体のまま付着する燃料の量が多くなる。その結果、実際に燃焼に寄与する燃料の量が少なくなるため、機関運転の安定性が低下しやすい。この点、本実施形態では、圧縮行程での各噴射のうち何れか1つの噴射での通電時間TM(N)が不安定領域に含まれている場合、最遅角噴射の実施を禁止するようにしている。これにより、最遅角噴射以外の他の噴射の実施を禁止する場合と比較し、気筒11の壁面やピストン12の頂面に液体のまま付着する燃料の量が少なくなるため、機関運転の安定性の低下を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態では、第1分割比率K1qと第2分割比率K2qとを互いに等しい値としているが、第1分割比率K1qを第2分割比率K2qとは異なる値としてもよい。
・機関始動時に最初に設定される分割回数Nは、「2」以上の値であれば「3」以外の任意の値(例えば、4)であってもよい。
・上記実施形態では、分割回数Nが「3」である場合の最遅角噴射をP/L噴射としているが、圧縮行程での他の噴射と同様に、当該最遅角噴射もF/L噴射とするようにしてもよい。この場合、安定領域はF/L噴射領域Rflのみとなり、第3の通電時間TM3未満の通電時間の領域の全てが不安定領域に該当することとなる。
・圧縮行程での各噴射のうち少なくとも1つの噴射での通電時間TM(N)が不安定領域に含まれるため、最遅角噴射を禁止し、分割回数Nを減らした場合、最遅角噴射での燃料噴射量を、残りの噴射に振り分けるようにしてもよい。この場合であっても、残りの噴射での燃料噴射量が増大されることで、同残りの噴射での通電時間TM(N)を長くすることができる。そのため、上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
・内燃機関10は、デリバリ燃圧を変更しない燃料供給系を備えたものであってもよい。
10…内燃機関、13…燃焼室、14…筒内噴射弁、50…制御装置、51…算出部、52…制御部。

Claims (1)

  1. 圧縮行程での筒内噴射弁による燃焼室への燃料噴射を複数回に分割する機関運転が行われる内燃機関に適用され、
    前記筒内噴射弁は、同筒内噴射弁への通電時間の領域として、安定領域と、同安定領域の下限よりも通電時間が短く、同安定領域よりも燃料噴射量の制御性の低い不安定領域と、が存在するものであり、
    前記圧縮行程での燃料噴射の分割回数を決定し、分割して行う各噴射での燃料噴射量の総和が要求噴射量と一致するように同各噴射での前記筒内噴射弁への通電時間を算出する算出部と、
    前記算出部による算出結果に基づき、前記筒内噴射弁を制御する制御部と、を備え、
    前記算出部は、算出した前記各噴射での前記筒内噴射弁への通電時間のうち少なくとも1つが前記不安定領域に含まれているときには、同各噴射のうち、噴射タイミングが最も遅い噴射である最遅角噴射の実施を禁止して分割回数を減らし、同各噴射のうち、実施が禁止されていない残りの噴射での燃料噴射量の総和が前記要求噴射量と一致するように同残りの噴射での前記筒内噴射弁への通電時間を再計算する
    内燃機関の燃料噴射制御装置。
JP2016019879A 2016-02-04 2016-02-04 内燃機関の燃料噴射制御装置 Expired - Fee Related JP6451659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019879A JP6451659B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 内燃機関の燃料噴射制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019879A JP6451659B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 内燃機関の燃料噴射制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017137822A JP2017137822A (ja) 2017-08-10
JP6451659B2 true JP6451659B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=59564765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016019879A Expired - Fee Related JP6451659B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 内燃機関の燃料噴射制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6451659B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248482A (ja) * 2000-02-29 2001-09-14 Hitachi Ltd 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP2007132286A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Hitachi Ltd 直噴ガソリンエンジンの制御装置
JP2009185687A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Nissan Motor Co Ltd 直噴火花点火式内燃機関
JP2014190243A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toyota Motor Corp 燃料噴射制御装置
JP6252777B2 (ja) * 2014-06-25 2017-12-27 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017137822A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7082926B2 (en) Apparatus and method for controlling fuel injection in internal combustion engine
JP4470773B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006291877A (ja) 内燃機関の制御装置
RU2707445C2 (ru) Способ для настройки работы топливного инжектора (варианты)
JP4449706B2 (ja) 内燃機関の制御装置
WO2014057825A1 (ja) エンジンの制御装置及びエンジンの制御方法
US10975796B2 (en) Fuel injection apparatus
TWI221505B (en) Engine control device
US9784205B2 (en) Method and apparatus for controlling internal-combustion engine
JP2007332820A (ja) 内燃機関の燃料性状判定装置
JP2018071485A (ja) 内燃機関の制御装置
JPH1172032A (ja) 内燃機関の筒内噴射式燃料制御装置
JP6451659B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4281829B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4506595B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4742633B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006258019A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2018115639A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP6848465B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
US6571775B2 (en) Fuel injection control for start-up of internal combustion engine
JP2017066867A (ja) 燃料噴射制御装置
JP2000045840A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP7505390B2 (ja) 内燃機関の制御方法および制御装置
JP2005009357A (ja) 圧縮着火式内燃機関の制御装置
JP2019108824A (ja) 燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180222

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181126

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6451659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees