JP6451240B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置を有する建設機械に関するものである。
従来から、エンジンの排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部とを有する排ガス後処理装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載の排ガス後処理装置は、第1の成分の一例である粒子状物質(Particulate Matter:以下PMという)を捕捉するためのフィルタ(Diesel Particulate Filter)を含む第1処理部と、第2の成分の一例である窒素酸化物(以下、NOxという)の選択的触媒還元(SCR:Selective Catalytic Reduction)の反応を促進するための触媒を含む第2処理部とを備えている。
また、特許文献1に記載の建設機械は、フレームと、フレーム上に設けられたエンジンとをさらに備えている。第1処理部及び第2処理部は、左右に並んでフレーム上に配置されている。
特開2009−79422号公報
ところで、近年では、より小型の建設機械に対しても排ガス後処理装置を搭載することが望まれているが、小型の建設機械ではフレーム上のスペースの制約が大きいため、特許文献1に記載の排ガス後処理装置のように第1処理部と第2処理部とを横に並んで配置するためのスペースをフレーム上に確保することが難しい。
そこで、第1処理部と第2処理部とを上下に並んで配置することが考えられるが、この場合、第1処理部と第2処理部とを横に並べる場合よりも排ガス後処理装置の重心が高くなる。そのため当該排ガス後処理装置をフレーム上に安定に支持することが難しい。
本発明の目的は、上下に並んで配置された第1処理部及び第2処理部を有する排ガス後処理装置を安定に支持することができる建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明者等は、排ガス後処理装置の下面に取り付けられた下部材及び下部材から上に延びる縦部材によって排ガス後処理装置を下方及び側方から支持する発明に想到した。
しかし、排ガス後処理装置のメンテナンスのために第1処理部及び第2処理部に対してその側方からアクセスすることが要求されるため、縦部材の配置によっては排ガス後処理装置のメンテナンス性が悪化するという問題がある。
そこで、本発明は、排ガス後処理装置を安定に支持しながら当該排ガス後処理装置のメンテナンス性を維持することができる建設機械を提供する。
すなわち、本発明は、建設機械であって、フレームと、前記フレーム上に設けられたエンジンと、前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置であって、前記排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と、前記第1処理部の上又は下に並んで配置されて前記排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部とを有する排ガス後処理装置と、前記排ガス後処理装置の下面に取り付けられ、側面視において前記排ガス後処理装置が前記エンジンと重なる位置に配置された状態で前記排ガス後処理装置を前記フレーム上で下から支持する下部材と、前記下部材の前記排ガス後処理装置と前記エンジンとの間の部分から上に延びて前記排ガス後処理装置の側面に取り付けられた縦部材と、前記縦部材と反対側から前記排ガス後処理装置の少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記下部材、及び、前記縦部材と反対側の前記排ガス後処理装置の側面に対して脱着可能に取り付けられている、建設機械を提供する。
本発明によれば、下部材及び縦部材によって排ガス後処理装置を下方及び側方から支持することができるため、下部材により排ガス後処理装置を下からのみ支持する場合と比較して排ガス後処理装置の横揺れを抑えて、当該排ガス後処理装置を安定に支持することができる。
ここで、縦部材は、側面視で互いに重なるように配置されたエンジンと排ガス後処理装置との間、つまり、元々排ガス後処理装置に対するアクセスが制約されるエンジン側に設けられている。そのため、排ガス後処理装置の縦部材の存在しない側(例えば、エンジンと反対側)から当該排ガス後処理装置へアクセスが許容される。
したがって、本発明によれば、排ガス後処理装置を安定に支持しながら当該排ガス後処理装置のメンテナンス性を維持することができる。
本発明において『上又は下に並ぶ』には、上から見て第1処理部及び第2処理部の一方の一部が他方の一部に重なっている状態を意味し、第1処理部及び第2処理部の一方の全体が他方の上に配置されている状態だけでなく、側面視で第1処理部及び第2処理部の一部が互いに重なっている状態(第1処理部と第2処理部とが斜めに配置されている状態)も含まれる。
ここで、縦部材が設けられている側以外の方向に排ガス後処理装置が開放されていれば当該排ガス後処理装置のメンテナンス性は高くなるが、エンジンの周囲には燃料供給配管や油圧配管が設けられており、これらの配管が破損した場合には排気ガスによって熱せられた排ガス後処理装置と燃料又は作動油とが接触して出火するおそれがある。
そこで、本発明は、前記縦部材と反対側から前記排ガス後処理装置の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備え、前記カバーは、前記下部材に対して脱着可能に取り付けられている。
本発明によれば、カバーによって配管破損時における燃料又は作動油と排ガス後処理装置との接触頻度を低減することができる。
また、カバーは下部材に対して脱着可能であるため、排ガス後処理装置のメンテナンス性を維持することもできる。
ここで、カバーは、上述した燃料又は作動油と排ガス後処理装置との接触を抑制することのみを目的として設けることも考えられるが、本発明において、前記カバーは、前記縦部材と反対側の前記排ガス後処理装置の側面に脱着可能に取り付けられている。
本発明によれば、排ガス後処理装置を側方から支持するための支持部材としてカバーを兼用することができるため、排ガス後処理装置をより安定して支持することができる。
また、本発明は、建設機械であって、フレームと、前記フレーム上に設けられたエンジンと、前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置であって、前記排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と、前記第1処理部の上又は下に並んで配置されて前記排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部とを有する排ガス後処理装置と、前記排ガス後処理装置の下面に取り付けられ、側面視において前記排ガス後処理装置が前記エンジンと重なる位置に配置された状態で前記排ガス後処理装置を前記フレーム上で下から支持する下部材と、前記下部材の前記排ガス後処理装置と前記エンジンとの間の部分から上に延びて前記排ガス後処理装置の側面に取り付けられた縦部材と、を備え、前記排ガス後処理装置は、前記第1処理部及び前記第2処理部に取り付けられた取付部材をさらに有し、前記取付部材は、前記縦部材に取り付けられている、建設機械を提供する。
本発明によれば、下部材及び縦部材によって排ガス後処理装置を下方及び側方から支持することができるため、下部材により排ガス後処理装置を下からのみ支持する場合と比較して排ガス後処理装置の横揺れを抑えて、当該排ガス後処理装置を安定に支持することができる。
ここで、縦部材は、側面視で互いに重なるように配置されたエンジンと排ガス後処理装置との間、つまり、元々排ガス後処理装置に対するアクセスが制約されるエンジン側に設けられている。そのため、排ガス後処理装置の縦部材の存在しない側(例えば、エンジンと反対側)から当該排ガス後処理装置へアクセスが許容される。
したがって、本発明によれば、排ガス後処理装置を安定に支持しながら当該排ガス後処理装置のメンテナンス性を維持することができる。
本発明において『上又は下に並ぶ』には、上から見て第1処理部及び第2処理部の一方の一部が他方の一部に重なっている状態を意味し、第1処理部及び第2処理部の一方の全体が他方の上に配置されている状態だけでなく、側面視で第1処理部及び第2処理部の一部が互いに重なっている状態(第1処理部と第2処理部とが斜めに配置されている状態)も含まれる。
ここで、第1処理部及び第2処理部を個別に縦部材に取り付けることが考えられるが、この場合、第1処理部及び第2処理部をそれぞれ縦部材に取り付ける工程が必要となり、組み付けの作業性が悪い。
そこで、本発明において、前記排ガス後処理装置は、前記第1処理部及び前記第2処理部に取り付けられた取付部材をさらに有し、前記取付部材は、前記縦部材に取り付けられている。
本発明によれば、予め第1処理部及び第2処理部を取付部材により一体化した状態で、取付部材を縦部材に取り付けることにより、両処理部を縦部材に取り付けることができるため、排ガス後処理装置の組み付けの作業性が向上する。
ここで、縦部材が設けられている側以外の方向に排ガス後処理装置が開放されていれば当該排ガス後処理装置のメンテナンス性は高くなるが、エンジンの周囲には燃料供給配管や油圧配管が設けられており、これらの配管が破損した場合には排気ガスによって熱せられた排ガス後処理装置と燃料又は作動油とが接触して出火するおそれがある。
そこで、前記建設機械は、前記縦部材と反対側から前記排ガス後処理装置の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備え、前記カバーは、前記下部材に対して脱着可能に取り付けられていることが好ましい。
この態様によれば、カバーによって配管破損時における燃料又は作動油と排ガス後処理装置との接触頻度を低減することができる。
また、カバーは下部材に対して脱着可能であるため、排ガス後処理装置のメンテナンス性を維持することもできる。
ここで、カバーは、上述した燃料又は作動油と排ガス後処理装置との接触を抑制することのみを目的として設けられていてもよいが、前記カバーは、前記縦部材と反対側の前記排ガス後処理装置の側面に脱着可能に取り付けられていることが好ましい。
この態様によれば、排ガス後処理装置を側方から支持するための支持部材としてカバーを兼用することができるため、排ガス後処理装置をより安定して支持することができる。
さらに、前記縦部材と前記カバーとが連結されるように前記縦部材及び前記カバーに取り付けられた連結部材が設けられていれば、縦部材とカバーとを一体化してこれらによって排ガス後処理装置を両側から確実に支持することができる。
ここで、縦部材からエンジン側に延びるリブを設けることにより当該縦部材のエンジンに近接又は離間する方向の剛性を上げることができるものの、この場合、リブの高さに相当する距離だけ縦部材をエンジンから離間させる必要がある。
そこで、前記建設機械において、前記縦部材は、側面視で前記エンジンに重なる重なり部と側面視で前記エンジンの外側に設けられた外側部とを有する縦部材本体と、前記重なり部から前記エンジンと反対側に向けて延びる第1リブと、前記外側部からエンジン側に向けて延びる第2リブとを有することが好ましい。
この態様によれば、縦部材本体に第1リブ及び第2リブが設けられているため、エンジンに近づく方向及びエンジンから離れる方向の縦部材本体の剛性が向上する。
ここで、側面視でエンジンに重なる縦部材本体の重なり部にはエンジンと反対側に向けて延びる第1リブが設けられているため、第1リブの高さにかかわらず重なり部をエンジンに近づけることができる。
したがって、前記態様によれば、排ガス後処理装置の安定した支持と建設機械のコンパクト化との両立を図ることができる。
本発明によれば、上下に並んで配置された第1処理部及び第2処理部を有する排ガス後処理装置を安定に支持することができる。
本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。 図のII−II線断面図である。 図2の後処理ユニットの要部を示す左側面図である。 図2の後処理ユニットの要部を示す右側面図である。 図2の排ガス後処理装置の要部を示す図である。 図2の後処理ユニット及び保持機構を分解して示す図である。 図2の保持機構に組み付けられた後処理ユニットをその一部を省略して示す図である。 図2の後処理ユニットにおいて右側縦板を取り外した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルの図2に相当図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<第1実施形態(図1〜図8)>
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る建設機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に対して変位に取り付けられたアタッチメント4とを備えている。
アタッチメント4は、上部旋回体3に対して水平軸回りに上下に回転可能に取り付けられた基端部を有するブーム5と、ブーム5の先端部に対して水平軸回りに上下に回転可能に取り付けられた基端部を有するアーム6と、アーム6の先端部に対して水平軸回りに回転可能に取り付けられたバケット7とを備えている。
また、アタッチメント4は、上部旋回体3に対してブーム5を回転駆動するブームシリンダ8と、ブーム5に対してアーム6を回転駆動するアームシリンダ9と、アーム6に対してバケット7を回転駆動するバケットシリンダ10とを備えている。
図1及び図2を参照して、上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回可能に設けられた旋回フレーム(フレーム)11と、この旋回フレーム11上にそれぞれ設けられた、エンジン12、ラジエータ13、冷却ファン14、油圧ポンプ15、後処理ユニット16、及び保持機構17とを備えている。なお、上部旋回体3に設けられたキャブ(符号省略)の運転席に着座したオペレータから見た方向(図示の方向)を用いて以下説明する。
エンジン12は、出力軸(符号省略)を有し、この出力軸が左右方向に沿うように配置された状態で旋回フレーム11上に設けられている。
冷却ファン14は、エンジン12の出力軸(符号省略)の左端部に接続され、当該出力軸の回転に伴い回転する。
ラジエータ13は、冷却ファン14の左側に設けられ、当該冷却ファン14により導入される外気によって冷却される。
油圧ポンプ15は、エンジン12の出力軸(符号省略)の右端部に接続され、当該出力軸の回転に伴い作動油を吐出する。
後処理ユニット16は、保持機構17を介してエンジン12に取り付けられている。図6及び図7を参照して、まず、保持機構17及びこれが取り付けられるエンジン12の構成について説明する。
エンジン12は、油圧ポンプ15が取り付けられた下部右側面12cと、下部右側面12cの上端から略水平に左側に延びる取付面12aと、取付面12aの左端から上に延びる上部右側面12bとを備えている。
保持機構17は、取付面12a上に載置された載置板部31と、載置板部31から下向きに延びる取付板部32とを備えている。載置板部31は、エンジン12の取付面12aに上から重なる部分と、取付面12aの側方に配置される部分とを有する。載置板部31の取付面12aに上から重なる部分は、図7に示すように、ボルトB10によって取付面12a(エンジン12)に上から取り付けられている。なお、ボルトB10の頭部は、載置板部31に形成されたざぐり31a内に配置されている。一方、取付板部32は、図6に示すように、ボルトB11によって下部右側面12c(エンジン12)に右側から取り付けられている。
図2を参照して、後処理ユニット16は、エンジン12の排気ガスを浄化するための排ガス後処理装置18と、排ガス後処理装置18を保持機構17上で支持するための支持機構19とを備えている。排ガス後処理装置18及び保持機構19の一部(右側の部分)は、油圧ポンプ15に上から重なる位置に設けられている。
図2〜図5を参照して、排ガス後処理装置18は、排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部20と、排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部21と、第1処理部20と第2処理部21とを接続する接続部22と、消音器23と、第1処理部20及び第2処理部21に取り付けられた右側取付板25及び左側取付板24と、第1処理部20の下部に取り付けられたブラケット26とを備えている。なお、図5は、第1処理部20及び第2処理部21と両取付板24、25との取付状態が明らかとなるように、排ガス後処理装置18の一部を断面で示すものである。
第1処理部20は、排ガス中の未燃焼ガス(第1の成分の一例:炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物等)を酸化することにより除去する。本実施形態の第1処理部20は、排ガス中の未燃焼ガスを酸化除去する機能を有する酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:以下、DOCという)を有する。なお、第1処理部20は、DOCに代えて、又は、DOCに加えて排ガス中の粒子状物質(第1の成分の一例:Particulate Matter:以下、PMという)を補足するためのフィルタ(Diesel Particulate Filter)を有していてもよい。
具体的に、第1処理部20は、DOC及びこれを収容するハウジングを含む第1処理部本体20aと、第1処理部本体20a内に排気ガスを導入するために第1処理部本体20aの前端部に設けられた導入管20b(図3参照)とを備えている。
第2処理部21は、選択的触媒還元(Selective Catalytic Reduction:以下、SCRという)の反応により窒素酸化物(第2の成分の一例:以下、NOxという)を除去する。具体的に、第2処理部21は、NOxのSCR反応を促進するための触媒及びこれを収容するハウジングを含む第2処理部本体21aを備えている。
接続部22は、第1処理部本体20aの後端部に設けられた図略の排気口と、第2処理部本体21aの前端部に設けられた図略の導入口とを接続する管状の部分である。
消音器23は、第2処理部本体21aの後端部に設けられた図略の排気口に接続された消音器本体23aと、消音器本体23aから上に延びるテールパイプ23bとを有する。
図3に示すように、エンジン12から排出された排気ガスは、導入管20bを通じて第1処理部本体20a内に導入され、当該第1処理部本体20a内で前から後ろに流れ、接続部22の後部に導入される。この排気ガスは、接続部22内で後ろから前に流れ、第2処理部本体21a内に導入され、当該第2処理部本体21a内で前から後ろに流れ、消音器本体23a内に導かれ、テールパイプ23bを通じて上部旋回体3の上部に排出される。
第1処理部20及び第2処理部21は、上下に並んで配置されている。具体的に、本実施形態では、両処理部本体20a、21a内の排気ガスの流れ方向が互いに逆向きでかつ互いに平行した状態で、第2処理部本体21aが第1処理部本体20aに上から重なるように第2処理部21の全体が第1処理部20の上に配置されている。
図5を参照して、左側取付板24及び右側取付板25は、それぞれ第1処理部本体20a及び第2処理部本体21aに取り付けられ、これにより、両処理部本体20a、21aは、互いに連結されている。
具体的に、左側取付板24は、第1処理部本体20aから左に突出する被取付部20cに対してボルトB1によって取り付けられているとともに、第2処理部本体21aから左に突出する被取付部21bに対してボルトB2によって取り付けられている。
右側取付板25は、第1処理部本体20aから右に突出する被取付部20cに対してボルトB1によって取り付けられているとともに、第2処理部本体21aから右に突出する被取付部21bに対してボルトB2によって取り付けられている。
ブラケット26は、後述する支持機構19に取り付けられる被取付部26aと、被取付部26aから上に延びて第1処理部20に接続された接続部26bと、被取付部26aの上面に固定された複数の固定ナット26cとを備えている。図6に示すように、被取付部26aには、固定ナット26cと同心の挿通穴(符号省略)が形成されている。
以下、図6〜図8を参照して、排ガス後処理装置18を保持機構17上に支持する支持機構19について説明する。図6は、排ガス後処理装置18と保持機構17との結合状態が明確となるように保持機構17の一部を断面で示したものである。図7は、支持機構19と保持機構17との結合状態が明確となるように支持機構19及び保持機構17の一部を断面で示したものである。図8は、排ガス後処理装置18から支持機構19の右側縦板29を取り外した状態を示すものである。
支持機構19は、ブラケット26の被取付部26aの下面に取り付けられた下板(下部材)27と、下板27の左端部から上に延びて排ガス後処理装置18の左側面(左側取付板24の左側面)に取り付けられた左側縦板(縦部材)28と、下板27の右端部から上に延びて排ガス後処理装置18の右側面(右側取付板25の右側面)に取り付けられた右側縦板(カバー)29と、左側縦板28と右側縦板29とが連結されるように左側縦板28及び右側縦板29に取り付けられた連結板(連結部材:図8参照)30とを備えている。
図4に示すように、下板27は、前記排ガス後処理装置18の下面に取り付けられ、側面視において排ガス後処理装置18がエンジン12と重なる位置に配置された状態で当該排ガス後処理装置18を下から支持する。
具体的に、下板27は、図6に示すように、ブラケット26の被取付部26aの下面に沿って配置される下板本体27aを備えている。下板本体27aには、複数の挿通穴(符号省略)が設けられ、この挿通穴に下から挿入されたボルトB4が被取付部26aの挿通穴を通じて固定ナット26cに螺合することにより、下板本体27aが被取付部26aに固定されている。なお、載置板部31には、ボルトB4の頭部が挿入されるざぐり31bが形成されているため、ボルトB4の頭部が載置板部31に接触することなく下板本体27aを載置板部31上に載置することができる。
また、下板27は、図7に示すように、下板本体27a上に固定された複数の固定ナット27bを備えている。下板本体27aには、固定ナット27bと同心の挿通穴(符号省略)が形成され、載置板部31の挿通穴に下から挿入されたボルトB3が下板本体27aの挿通穴を通じて固定ナット27bに螺合することにより、下板本体27aが載置板部31に対して固定されている。
左側縦板28は、下板27(下板本体27a)の排ガス後処理装置18とエンジン12との間の部分から上に延びて排ガス後処理装置18の左側面(左側取付板24の左側面)に取り付けられている。
具体的に、左側縦板28は、図8に示すように、下板本体27a上に立設された縦板本体(縦部材本体)28aと、縦板本体28aに設けられた第1リブ28c及び第2リブ28bとを備えている。縦板本体28aの下端部は、下板本体27aの左端部の上面に溶接されている。
縦板本体28aは、図3に示すように、側面視でエンジン12に重なる重なり部分(符号省略)と、側面視でエンジン12の外側(上側)に設けられた外側部(符号省略)とを有し、第1リブ28cは、図8に示すように、重なり部分からエンジン12と反対側(右側)に向けて延び、第2リブ28bは、外側部からエンジン側(左側)に向けて延びている。これにより、左側縦板28をエンジン12に近づけながら、当該左側縦板28(縦板本体28a)の左右方向の剛性を向上することができる。第1リブ28cの下端部は、下板本体27aの上面に溶接されている。第2リブ28bは、図3に示すように、左側縦板28の前端部及び後端部の2か所にそれぞれ設けられ、第1リブ28cは、図示は省略するが、左側縦板28の第2リブ28bと前後方向の同位置(2か所)にそれぞれ設けられている。
また、縦板本体28aは、図6に示すように、当該縦板本体28aに形成された挿通穴(符号省略)に左側から挿入されたボルトB5が左側取付板24に形成された雌ねじ部(符号省略)に螺合することにより、左側取付板24に固定されている。図3に示すように、縦板本体28aは、4本のボルトB5によって左側取付板24に固定されている。これにより、排ガス後処理装置18は、左側縦板28によって左側から支持される。
一方、右側縦板29は、図6に示すように、左側縦板28と反対側(右側)から排ガス後処理装置18の一部を覆う縦板本体29aと、縦板本体29aの下端部から左側に延びる被取付部29bと、被取付部29b上に固定された固定ナット29dとを備えている。
縦板本体29aは、当該縦板本体29aに形成された挿通穴(符号省略)に右側から挿入されたボルトB6が右側取付板25に形成された雌ねじ部(符号省略)に螺合することにより、右側取付板25に固定されている。図4に示すように、縦板本体29aは、排ガス後処理装置18(特に、第1処理部20)の大部分を覆う大きさを有し、4本のボルトB6によって右側取付板25に固定されている。一方、被取付部29bには、図6に示すように、固定ナット29dと同心の挿通穴(符号省略)が形成されている。被取付部29bは、下板27に形成された挿通穴(符号省略)に下から挿入されたボルトB7が被取付部29bの挿通穴を通じて固定ナット29dに螺合することにより、下板27に固定されている。これらのボルトB6、B7によって、右側縦板29は、排ガス後処理装置18の側面(右側面)及び下板27に対して脱着可能に取り付けられている。
さらに、右側縦板29は、図8に示すように、縦板本体29aの後端部から左側に延びる連結板取付部29cを備えている。
連結板30は、排ガス後処理装置18の一部(第1処理部20の一部)を後ろ側から覆う連結板本体30aと、連結板本体30aの左端部から前側に延びる被取付部30bとを有する。
連結板本体30aの右端部には、図外の挿通穴が形成されている。この挿通穴に後ろ側から挿入されたボルトB8が右側縦板29の連結板取付部29cに形成された雌ねじ部(符号省略)に螺合することにより、連結板30は、右側縦板29に対して脱着可能に取り付けられている。
被取付部30bには、図外の挿通穴が形成されている。この挿通穴に左側から挿入されたボルトB9が左側の縦板本体28aに形成された図外の雌ねじ部に螺合することにより、連結板30は、左側縦板28に対して脱着可能に取り付けられている。
図8に示すように、ボルトB7を固定ナット29dから取り外し、ボルトB8を右側縦板29から取り外し、さらに、ボルトB6を右側取付板25から取り外すことにより、右側縦板29を排ガス後処理装置18から取り外すことができる。また、ボルトB8に代えてボルトB9を左側縦板28から取り外した場合には、右側縦板29及び連結板30を排ガス後処理装置18から取り外すことができる。このように右側縦板29又は右側縦板29及び連結板30を排ガス後処理装置18から取り外すことにより、当該排ガス後処理装置18を右側又は右側及び後側からメンテナンスすることができる。
以上説明したように、下板(下部材)27及び左側縦板(縦部材)28によって排ガス後処理装置18を下方及び左側方から支持することができるため、下板27により排ガス後処理装置18を下からのみ支持する場合と比較して排ガス後処理装置18の横揺れを抑えて、当該排ガス後処理装置18を安定に支持することができる。
ここで、左側縦板28は、側面視で互いに重なるように配置されたエンジン12と排ガス後処理装置18との間、つまり、元々排ガス後処理装置18に対するアクセスが規制されているエンジン12側(左側)に設けられている。そのため、排ガス後処理装置18の左側縦板28の存在しない側(例えば、エンジンと反対側[左側])から当該排ガス後処理装置18へアクセスが許容される。
したがって、排ガス後処理装置18を安定に支持しながら当該排ガス後処理装置18のメンテナンス性を維持することができる。
また、第1実施形態によれば、次の効果を奏することができる。
左側の縦板本体(縦部材本体)28aに第1リブ28c及び第2リブ28bが設けられているため、エンジン12に近づく方向及びエンジン12から離れる方向(左右方向)の縦板本体28aの剛性が向上する。
ここで、図8に示すように、側面視でエンジン12に重なる縦板本体28aの重なり部にはエンジン12と反対側(右側)に向けて延びる第1リブ28cが設けられているため、第1リブ28cの高さにかかわらず重なり部をエンジン12に近づけることができる。
したがって、排ガス後処理装置18の安定した支持と油圧ショベル1のコンパクト化との両立を図ることができる。
右側縦板(カバー)29によって燃料配管又は油圧配管の破損時における燃料又は作動油と排ガス後処理装置18との接触頻度を低減することができる。そのため、排気ガスによって熱せられた排ガス後処理装置18と燃料又は作動油とが接触して出火するのを抑制することができる。特に、第1処理部20においては、捕捉されたPMを焼却するために排気ガスをより高温化する措置が講じられる場合があり、この場合には、第1処理部20が通常時よりも高温となるため、右側縦板29により第1処理部20を被覆することが有効となる。
また、右側縦板29は、下板27に対して脱着可能であるため、排ガス後処理装置18のメンテナンス性を維持することもできる。
排ガス後処理装置18を側方から支持するための支持部材として右側縦板29を兼用することができるため、排ガス後処理装置18をより安定して支持することができる。
左側縦板28と右側縦板29とを連結板30によって一体化してこれらによって排ガス後処理装置18を両側からより確実に支持することができる。
予め第1処理部20及び第2処理部21を両取付板24、25により一体化した状態で、両取付板24、25を両縦板28、29に取り付けることにより、両処理部20、21を両縦板28、29に取り付けることができるため、排ガス後処理装置18の組み付けの作業性が向上する。
<第2実施形態>
第1実施形態では、下板27がエンジン12上に設けられているが、下板27は、側面視において排ガス後処理装置18がエンジンと重なる位置に配置された状態で排ガス後処理装置18を下から支持するように旋回フレーム11上に設けられていればよい。
例えば、図9に示す第2実施形態に係る下板27は、旋回フレーム11上に設けられた保持機構40上に設けられている。
保持機構40は、載置板部41と、載置板部41を旋回フレーム11上に支持する4本の脚部42(図9では2本のみ示す)とを備えている。
下板27は、載置板部41上に載置された状態で、当該載置板部41に固定されている。
2本の脚部42は、油圧ポンプ15の前側に設けられ、残りの2本の脚部42は、油圧ポンプ15の後側に設けられている。4本の脚部42の上端部に載置板部41が固定されていることにより、載置板部41が油圧ポンプ15に上から重なるように配置されている。
第2実施形態においても、排ガス後処理装置18を安定に支持しながら当該排ガス後処理装置18のメンテナンス性を維持することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の態様を採用することもできる。
前記実施形態では、エンジン12の出力軸が左右方向に向くようにエンジン12が旋回フレーム上に配置されているが、エンジン12の向きは特に限定されない。例えば、エンジン12の出力軸が前後方向に向くようにエンジン12を配置してもよい。
前記実施形態では、右及び左から見たときに排ガス後処理装置18がエンジン12と重なる位置に設けられた例について説明したが、排ガス後処理装置18の位置は、これに限定されない。排ガス後処理装置18は、エンジン12を側方(エンジン12の水平方向の周囲の位置)から見たときに排ガス後処理装置18がエンジン12と重なる位置に配置されていればよい。
前記実施形態では、右側縦板29が排ガス後処理装置18の一部を覆っている例について説明したが、右側縦板29が排ガス後処理装置18の全体を覆っていてもよい。
前記実施形態では、右側縦板29及び左側縦板28に取り付けられた連結板30が設けられているが、連結板30は、下板27に取り付けられていてもよい。
また、連結板30の代わりに、右側縦板29と下板27とを連結するように右側縦板29及び下板27に取り付けられた連結板を設けることもできる。
さらに、排ガス後処理装置18を前側から覆うカバーを設けることもでき、このカバーと連結板30と右側縦板29とを一体に構成することもできる。
前記実施形態では、右側縦板29と連結板30とがボルトB8によって固定されているが、右側縦板29及び連結板30がプレス加工等によって一部材として構成されていてもよい。
前記実施形態では、左側取付板24、右側取付板25、下板27、左側縦板28、右側縦板29、及び連結板30がそれぞれ板状の部材により構成されているが、これらの部材は、板状の部材により構成されることに限定されない。
前記実施形態では、第2処理部21が第1処理部20の上に配置されているが、両処理部20、21は、上下に並んで配置されていればよい。具体的に、上から見て第1処理部20及び第2処理部21の一方の一部が他方の一部に重なっていればよい。例えば、第2処理部21は、第1処理部20の下に配置されていてもよい。また、両処理部20、21の一方の全体が他方の上に配置されていることに限定されず、側面視で第1処理部20及び第2処理部21の一部が互いに重なっている状態で、第1処理部20と第2処理部21とが斜めに配置されていてもよい。
また、建設機械は、油圧ショベルに限定されず、クレーン及び解体機でもよく、油圧式に限定されずハイブリッド式のものでもよい。
1 油圧ショベル(建設機械の一例)
11 旋回フレーム(フレームの一例)
12 エンジン
18 排ガス後処理装置
20 第1処理部
21 第2処理部
24 左側取付板(取付部材の一例)
25 右側取付板(取付部材の一例)
27 下板(下部材の一例)
28 左側縦板(縦部材の一例)
28a 縦板本体(縦部材本体の一例)
28b 第2リブ
28c 第1リブ
29 右側縦板(カバーの一例)
30 連結板(連結部材の一例)

Claims (6)

  1. 建設機械であって、
    フレームと、
    前記フレーム上に設けられたエンジンと、
    前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置であって、前記排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と、前記第1処理部の上又は下に並んで配置されて前記排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部とを有する排ガス後処理装置と、
    前記排ガス後処理装置の下面に取り付けられ、側面視において前記排ガス後処理装置が前記エンジンと重なる位置に配置された状態で前記排ガス後処理装置を前記フレーム上で下から支持する下部材と、
    前記下部材の前記排ガス後処理装置と前記エンジンとの間の部分から上に延びて前記排ガス後処理装置の側面に取り付けられた縦部材と、
    前記縦部材と反対側から前記排ガス後処理装置の少なくとも一部を覆うカバーと、を備え
    前記カバーは、前記下部材、及び、前記縦部材と反対側の前記排ガス後処理装置の側面に対して脱着可能に取り付けられている、建設機械。
  2. 建設機械であって、
    フレームと、
    前記フレーム上に設けられたエンジンと、
    前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置であって、前記排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と、前記第1処理部の上又は下に並んで配置されて前記排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部とを有する排ガス後処理装置と、
    前記排ガス後処理装置の下面に取り付けられ、側面視において前記排ガス後処理装置が前記エンジンと重なる位置に配置された状態で前記排ガス後処理装置を前記フレーム上で下から支持する下部材と、
    前記下部材の前記排ガス後処理装置と前記エンジンとの間の部分から上に延びて前記排ガス後処理装置の側面に取り付けられた縦部材と、を備え、
    前記排ガス後処理装置は、前記第1処理部及び前記第2処理部に取り付けられた取付部材をさらに有し、
    前記取付部材は、前記縦部材に取り付けられている、建設機械。
  3. 前記建設機械は、前記縦部材と反対側から前記排ガス後処理装置の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記下部材に対して脱着可能に取り付けられている、請求項に記載の建設機械。
  4. 前記カバーは、前記縦部材と反対側の前記排ガス後処理装置の側面に脱着可能に取り付けられている、請求項3に記載の建設機械。
  5. 前記建設機械は、前記縦部材と前記カバーとが連結されるように前記縦部材及び前記カバーに取り付けられた連結部材をさらに備えている、請求項1又は4に記載の建設機械。
  6. 前記縦部材は、側面視で前記エンジンに重なる重なり部と側面視で前記エンジンの外側に設けられた外側部とを有する縦部材本体と、前記重なり部から前記エンジンと反対側に向けて延びる第1リブと、前記外側部からエンジン側に向けて延びる第2リブとを有する、請求項1〜5の何れか1項に記載の建設機械。
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