JP6451067B2 - 収容容器および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収容容器および画像形成装置に関する。
特許文献1には、筐体の互いに対向する左右の側壁に、給紙方向と平行な長穴状の回動支持部が設けられ、この回動支持部に、蓋体が回転自在に支持された構成が開示されている。
特開2004−99281号公報
本発明の目的は、覆い部材の突出部の一部が容器本体部に固定されている場合よりも、収容容器に取り付けられた覆い部材の開閉を可能にするための機構に起因して生じる、収容容器のデザイン上の制約を減らすことにある。
請求項1に記載の発明は、収容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、を備え、上方への前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が引っ掛かる引掛部が設けられ、前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部の外側面よりも外側に当該覆い手段が突出し且つ当該外側の予め定められた配置箇所に当該覆い手段が位置し、前記突出部の前記一部が上方へ移動していく際に当該一部が通る経路の脇であって、当該経路を挟み前記配置箇所が位置する側とは反対側には、開かれた前記覆い手段の突出方向とは反対側に膨らみを持って湾曲しているリブが設けられている収容容器である。
請求項2に記載の発明は、一端部および他端部を有し、収容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部の前記一端部側に開閉可能に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、前記突出部に設けられ、前記覆い手段を回転可能に支持する支持部と、前記容器本体部の前記一端部側に設けられ、前記覆い手段の上方への移動に伴い上方へ移動する前記支持部が引っ掛かる引掛部と、上方へ移動する前記支持部の移動経路の脇に且つ当該移動経路よりも前記容器本体部の前記他端部側に位置し、当該容器本体部の当該他端部側に向かって膨らむ形状を有するリブと、を備える収容容器である。
請求項3に記載の発明は、開かれた前記覆い手段に対し、当該覆い手段に更に開く方向の荷重を加えると、前記突出部が撓み、当該突出部と前記容器本体部との引っ掛かりが解除される請求項1又は2に記載の収容容器である。
請求項4に記載の発明は、開かれた前記覆い手段の閉操作がなされた際に前記突出部に接触して当該突出部の案内を行い、当該覆い手段を、当該覆い手段の開操作がなされる前の元の位置へ配置する配置手段が、前記容器本体部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の収容容器である。
請求項5に記載の発明は、収容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、を備え、前記容器本体部から離れる方向へ前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が当該容器本体部に引っ掛かり、当該離れる方向へ当該覆い手段の移動を更に行うと、当該容器本体部に引っ掛かった当該一部を中心に当該覆い手段が回転して、当該覆い手段が開かれ、前記容器本体部には、溝が形成され、前記覆い手段が閉じた状態では、前記突出部の第1の箇所が前記溝内に位置し、当該覆い手段が開かれた状態では、当該突出部の第2の箇所が当該溝内に位置し、開かれた状態の前記覆い手段に対し、当該覆い手段を更に開こうとする荷重が加えられると、前記突出部の前記一部と前記容器本体部との引っ掛かりが解除され、前記突出部の前記第1の箇所の前記溝幅方向における厚さの方が、当該突出部の前記第2の箇所の当該溝幅方向における厚さよりも大きい収容容器である。
請求項6に記載の発明は、用紙への画像形成を行う画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体へ供給される用紙の収容を行う用紙収容容器と、を備え、前記用紙収容容器は、用紙を収容する容器本体部と、前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、を備え、上方への前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が引っ掛かる引掛部を備えるとともに、前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部の外側面よりも外側に当該覆い手段が突出し且つ当該外側の予め定められた配置箇所に当該覆い手段が位置する画像形成装置であり、前記突出部の前記一部が上方へ移動していく際に当該一部が通る経路の脇であって、当該経路を挟み前記配置箇所が位置する側とは反対側には、開かれた前記覆い手段の突出方向とは反対側に膨らみを持って湾曲しているリブが設けられている画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記覆い手段に設けられた前記突出部は、当該突出部の根元を始点とした場合に当該覆い手段から離れる方向に向かって進行するように突出し、前記容器本体部は、開口縁を有し、前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部に引っ掛かった前記一部が当該容器本体部の前記開口縁よりも内側に位置し、前記突出部の前記根元が当該容器本体部の当該開口縁よりも外側に位置することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記一部を中心に回転した前記覆い手段が予め定められた箇所に達すると、当該覆い手段の予め定められた接触箇所が、前記容器本体部に接触して、当該覆い手段の当該回転が規制され、前記覆い手段の前記予め定められた接触箇所は、前記突出部の他の一部であることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置である。
請求項1および2の発明によれば、覆い部材の突出部の一部が容器本体部に固定されている場合よりも、収容容器に取り付けられた覆い部材の開閉を可能にするための機構に起因して生じる、収容容器のデザイン上の制約を減らすことができる。
請求項3の発明によれば、突出部の一部と容器本体部との引っ掛かりが解除されない構成に比べ、覆い部材や容器本体部の破損等を抑制できるようになる。
請求項4の発明によれば、覆い部材の開操作を行う前に覆い部材が位置していた箇所へ、覆い部材を配置できるようになる。
請求項5の発明によれば、第1の箇所の溝幅方向における厚さと突出部の第2の箇所の溝幅方向における厚さが等しい場合よりも、覆い部材が開いた状態では、突出部が撓む空間を確保でき、覆い部材が閉じた状態では、容器本体部に対する覆い部材の位置ずれが生じにくくなる。
請求項6の発明によれば、覆い部材の突出部の一部が容器本体部に固定されている場合よりも、収容容器に取り付けられた覆い部材の開閉を可能にするための機構に起因して生じる、収容容器のデザイン上の制約を減らすことができる。
請求項7の発明によれば、覆い部材が開かれた状態において、突出部の根元が開口縁の内側に位置する構成に比べ、容器本体部に設けられた開口をより多く露出させることができるようになる。
請求項8の発明によれば、覆い部材と接触する接触箇所が突出部の他の一部に設けられていない場合に比して、覆い部材と容器本体部との接触に起因して覆い部材の突出部の他の一部以外の位置に傷が生じるのを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 (A),(B),(C)は、用紙カセットを説明するための図である。 上部カバーを開いた状態および閉じた状態の用紙カセットを示した図である。 上部カバーを裏面側から示した図である。 第1突起の拡大図である。 第2用紙収容部材の構造を説明する図である。 側部カバーを説明する図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 上部カバーの開閉操作時の各部の動きを示した図である。 用紙カセットの比較例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の外観を示す斜視図である。
本実施形態の画像形成装置10には、記録材である用紙への画像形成を行う画像形成装置本体11が設けられている。また、画像形成装置本体11に対し着脱可能に設けられ、画像形成装置本体11へ供給される用紙が収容される用紙収容容器の一例としての用紙カセット20が設けられている。
なお、画像形成装置本体11では、例えば、電子写真方式を用いて画像が形成される。この電子写真方式では、例えば、感光体ドラムの周面を予め定めた電位に帯電し、次いで、この周面に光ビームを照射して、この周面に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。そして、このトナー像を用紙に転写する。これにより、用紙上に画像が形成される。なお、電子写真方式は一例であり、インクジェット方式などの他の方式を用いて画像を形成してもよい。
図2(A),(B),(C)は、用紙カセット20を説明するための図である。
本実施形態の用紙カセット20は、図2(A),(B),(C)に示すように、3段階の長さに伸縮可能となっている。図2(A)は、伸縮可能の長さの範囲で最も短い状態(短縮状態)を示す。図2(B)は、図2(A)に示した状態よりも長い状態を示す。図2(C)は、図2(B)に示した状態よりも長い状態を示す。
なお、図2(A)の状態は、用紙カセット20の内部に例えばA5サイズの用紙を収容するのに適した状態である。また、図2(B)の状態は、用紙カセット20の内部に例えばA4サイズの用紙を収容するのに適した状態である。また、図2(C)の状態は、用紙カセット20の内部に例えばリーガルサイズの用紙を収容するのに適した状態である。
図2(C)を参照して、用紙カセット20についてさらに説明すると、用紙カセット20は、直方体状(箱状)に形成されている。さらに、用紙カセット20には、容器本体部の一例としてのカセット本体20A、カセット本体20Aの上部を覆う覆い部材の一例としての上部カバー20Bが設けられている。
カセット本体20Aには、ユーザにより操作される側に位置する第1側面201、この第1側面201とは反対側に位置する第2側面202、第1側面201と第2側面202とを結ぶ第3側面203、第3側面203の反対側に位置する第4側面204が設けられている。
さらに、カセット本体20Aには、図2(C)に示すように、用紙の一方の端部側を収容する第1用紙収容部材21が設けられている。
さらに、第1用紙収容部材21に対し進退可能に設けられ、用紙の他方の端部側を収容する第2用紙収容部材22が設けられている。この第2用紙収容部材22が第1用紙収容部材21に対して進退することで、用紙カセット20の上記伸縮が行われる。本実施形態では、上部カバー20Bは、この第2用紙収容部材22に取り付けられている。
さらに、カセット本体20Aには、第2用紙収容部材22の側部を覆う側部カバー24が設けられている。この側部カバー24には、用紙カセット20が画像形成装置本体11から引き出される際に、操作者(ユーザ)の手が入れられる開口248が設けられている。
ここで、本実施形態では、図1にて矢印1Aに示す方向に用紙カセット20を引っ張ることで、用紙カセット20が画像形成装置本体11から引き出される。また、図1にて矢印1Bに示す方向に用紙カセット20を押し出すことで、用紙カセット20が画像形成装置本体11に装着される。
なお、本実施形態では、用紙カセット20が伸長状態(図2(C)の状態)とされたとしても、上部カバー20Bの奥側に位置する奥側端部233(図2(C)参照)が、画像形成装置本体11(図1参照)の内部に位置するようになっている。
図3は、上部カバー20Bを開いた状態および閉じた状態の用紙カセット20を示した図である。なお、同図(A)は上部カバー20Bを閉じた状態を示し、同図(B)は上部カバー20Bを開いた状態を示している。
同図(B)に示すように、上部カバー20Bは、一方の端部(図中下端部)が第2用紙収容部材22に取り付けられており、この一方の端部を中心に上部カバー20Bを回転させると、上部カバー20Bの開閉が行われる。上部カバー20Bを開くと、用紙カセット20内への用紙の補充を行えるようになり、上部カバー20Bを閉じると、用紙カセット20内の用紙が上部カバー20Bにより覆われるようになる。
なお、上記では説明を省略したが、図3(A)に示すように、側部カバー24には、カセット本体20Aの第1側面201に沿う基板241が設けられている。さらに、側部カバー24には、基板241と直交する関係で配置され、カセット本体20Aの第3側面203に沿う第1側板242が設けられている。また、側部カバー24には、基板241と直交する関係する関係で配置され、カセット本体20Aの第4側面204に沿う第2側板243が設けられている。
なお、第1側板242は、図3(B)に示すように、第2用紙収容部材22の一方の側面の対向位置に配置されている。さらに、この第1側板242は、この一方の側面との間に間隙G1を有した状態で配置されている。また、第2側板243は、第2用紙収容部材22の他方の側面の対向位置に配置されている。さらに、第2側板243は、この他方の側面との間に間隙G2を有した状態で配置されている。
図4は、上部カバー20Bを裏面側から示した図である。
同図に示すように、上部カバー20Bには、矩形状且つ板状のカバー本体231が設けられている。このカバー本体231は、表面231Aを備えている。さらに、カバー本体231は、カセット本体20A(図2(C)参照)側に面する裏面(内面)231Bを有している。さらに、カバー本体231の周縁には、この周縁に沿うように配置され且つカバー本体231の裏面231Bから突出する周縁突出部232が設けられている。
さらに、上部カバー20Bには、裏面231Bから突出する突出部の一例としての第1突起31、第2突起32が設けられている。ここで、第1突起31および第2突起32は同様に構成されている。また、本実施形態では、上部カバー20Bがカセット本体20Aに取り付けられると、第1突起31は、図3(B)にて示した間隙G2内に配置され、第2突起32は、図3(B)にて示した間隙G1内に配置されるようになる。
図5は、第1突起31の拡大図である。なお、第2突起32は、第1突起31と同様に構成されており、ここでは、第1突起31についての説明を主に行い、第2突起32についての説明は省略する。
第1突起31には、カバー本体231に接続されカバー本体231と直交する方向に向かって延びる基部311が設けられている。基部311は、四角柱状に形成されており、第2突起32(図4参照)が設けられている側に第1側面311Aを有し、この第1側面311Aとは反対側に第2側面311Bを有している。さらに、第1側面311Aと第2側面311Bとを結ぶ第3側面311C、第4側面311Dを有している。
さらに、基部311よりも図中上方には、第1突起31の突出(進行)方向を約90°異ならせる湾曲部312が設けられている。この湾曲部312も、第2突起32(図4参照)が設けられている側に第1側面312Aを有し、この第1側面312Aとは反対側に第2側面312Bを有している。さらに、第1側面312Aと第2側面312Bとを結ぶ第3側面312C、第4側面312Dを有している。なお、本実施形態では、湾曲部312の径方向において、第4側面312Dの方が第3側面312Cよりも外側に位置する。
さらに、本実施形態では、湾曲部312の先端に、支持部314が設けられている。この支持部314は、上部カバー20Bの開閉操作がなされる際に、第2用紙収容部材22(図3(B)参照)により案内される(詳細は後述)。
ここで、本実施形態では、基部311の厚さL1(用紙カセット20の幅方向(用紙カセット20の着脱方向と直交する方向)における厚さL1)と、湾曲部312の厚さL2とを比較した場合に、厚さL1の方が厚さL2よりも大きくなっている。
さらに、本実施形態では、用紙カセット20の幅方向において、基部311に対し、湾曲部312がオフセットされており、湾曲部312は、基部311が有する第1側面311A側に寄せられた状態で配置されている。
さらに、本実施形態では、基部311の第2側面311Bと、湾曲部312の第2側面312Bとを結ぶ傾斜面313が設けられている。この傾斜面313は、基部311が設けられている側から湾曲部312が設けられている側に向かうに従い、湾曲部312に接近するように形成されている。
図6は、第2用紙収容部材22の構造を説明する図である。付言すると、図6は、第2用紙収容部材22のうち、図3(B)にて示した間隙G1内に位置する部分の構造を示した図である。
第2用紙収容部材22は、箱状に形成され、カセット本体20Aの第1側面201(図2(C)参照)が延びる方向に沿う第1側面221が設けられている。さらに、カセット本体20Aの第3側面203(図2(C)参照)が延びる方向に沿う第2側面222が設けられている。また、図示は省略するが、第2側面222が設けられている箇所とは反対側には、第3側面が設けられている。なお、第3側面は、第2側面222と同様の構造となっている。
第2側面222には、上部カバー20Bに設けられた上記第2突起32(図4参照)の案内を行う案内部223が設けられている。ここで、この案内部223は、図3(B)にて示した間隙G1内に設けられている。付言すると、案内部223は、第2用紙収容部材22の一方の側面と、側部カバー24に設けられた第1側板242(図3(B)参照)との間に設けられている。
案内部223には、第2突起32に設けられた支持部314(図5参照)の案内を行う第1案内部223Aと、第2突起32に設けられた基部311および湾曲部312(図5参照)の案内を行う第2案内部223Bが設けられている。
第1案内部223Aは、リブ状に形成され、また、第2側面222から突出した状態で設けられている。また、第1案内部223Aには、図中下端に位置し、図中上下方向に沿って配置された直線部51が設けられている。さらに、直線部51に接続され、直線部51との接続部を始点として、図中上方に向かって延びる第1湾曲部52が設けられている。この第1湾曲部52は、図中右方(第2案内部223Bが設けられている側)に向かって膨らむように湾曲している。
さらに、第1湾曲部52に接続され、第1湾曲部52との接続部を始点として、図中左方に向かって延びる第2湾曲部53(引掛部の一例)が設けられている。この第2湾曲部53は、図中上方に向かって膨らむように湾曲している。さらに、第2湾曲部53に接続され、第2湾曲部53との接続部を始点として、図中下方に向かって延びる第2直線部54が設けられている。
次に、第2案内部223Bについて説明する。
第2案内部223Bは、第1案内部223Aと同様、リブ状に形成され、また、第2側面222から突出した状態で設けられている。なお、本実施形態では、第2案内部223Bの第2側面222からの突出量の方が、第1案内部223Aの第2側面222からの突出量よりも大きくなっている。また、第2案内部223Bには、上下方向に沿って延びる第1壁部61が設けられている。さらに、第1壁部61の上端部に接続され、図中右方向且つ水平方向に沿って延びる第2壁部62が設けられている。
図7は、側部カバー24を説明する図である。
上記のとおり、また、図7に示すように、側部カバー24には、カセット本体20Aの第1側面201(図2(C)参照)に沿う基板241が設けられている。さらに、基板241と直交する関係する関係で配置され、カセット本体20Aの第3側面203(図2(C)参照)に沿う第1側板242が設けられている。また、図3(A)、(B)に示すように、基板241と直交する関係する関係で配置され、カセット本体20Aの第4側面204に沿う第2側板243が設けられている。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態の側部カバー24には、図7に示すように、基板241の上辺に接続され、この上辺との接続部を始点として、側部カバー24の裏面側に向かって突出する突出片245が設けられている。さらに、本実施形態では、この突出片245に、側部カバー24の表面側と裏面側とを結ぶ溝246が形成されている。また、本実施形態では、突出片245の根元部分と基板241の上辺との接合部分に、基板241の長手方向(基板241の幅方向、用紙カセット20の幅方向)に沿った溝300が形成されている。
さらに、突出片245のうちの、溝246に面する箇所(縁部)には、溝246側に向かって下る傾斜面247が設けられている。付言すると、本実施形態では、突出片245のうちの溝246に面する端面245Bと、突出片245の上面245Aとが接続される箇所に、角部が形成されるようになるが、この角部に対し面取りが施され、この角部に、傾斜面247が設けられた構成となっている。
なお、この溝246および傾斜面247は、第2側板243(図3(A)、(B)参照)側にも設けられ、第2側板243側に設けられた溝246には、第1突起31が収容されるようになる(溝246内に第1突起31、第2突起32が収容される点については後述)。
次に、図8〜図14(上部カバー20Bの開閉操作時の各部の動きを示した図)を参照し、上部カバー20Bの開閉操作時の各部の動きを説明する。
図8は、上部カバー20Bが閉じられた状態における第2突起32等の状態を示したである。上部カバー20Bが閉じられた状態においては、同図に示すように、上部カバー20Bの周縁突出部232が、側部カバー24に形成された溝300に収容された状態となっている。これにより、上部カバー20Bの位置ずれが生じにくくなっている。
上部カバー20Bの開操作に際しては、図8に示す状態から、操作者によって、図中上方に上部カバー20Bが持ち上げられ(カセット本体20Aから離れる方向への上部カバー20Bの移動が行われ)、上部カバー20Bは、図9に示す状態となる。
この状態となると、上部カバー20Bの周縁突出部232が、側部カバー24の溝300から外れるようになる。さらに、この状態となると、第1案内部223Aに設けられた第1湾曲部52の対向位置に、第2突起32の支持部314が位置するようになる。なお、図9にて示す状態よりも、右方へ上部カバー20Bが移動しようとした場合には、第2突起32が第2案内部223Bに突き当たるようになり、右方への上部カバー20Bの移動は規制される。
図10は、図9にて示した状態よりも上部カバー20Bを更に持ち上げた状態を示した図である。図9にて示した状態から、上部カバー20Bを更に持ち上げると、上部カバー20Bの上方への移動に伴い、第2突起32も上方に向かう。そして、第2突起32が上方へ移動すると、図10に示すように、第1案内部223Aに設けられた第2湾曲部53の下方に、支持部314が達するようになる。
そして、図10に示す状態から上部カバー20Bが更に持ち上げられると、支持部314が、第2湾曲部53に対して突き当たるようになる。付言すると、第2突起32の一部が、カセット本体20A側に引っ掛かるようになる。
そして、支持部314が第2湾曲部53に突き当たった後(カセット本体20Aへの支持部314の引っ掛かりが開始された後)、上部カバー20Bが更に持ち上げられると、図11に示すように、支持部314を中心に上部カバー20Bが回転する。これにより、上部カバー20Bが大きく開かれるようになる。
図12は、上部カバー20Bを完全に開いた後の状態を示した図である。なお、本図では、側部カバー24の第1側板242の図示も行っている。
同図に示すように、上部カバー20Bを完全に開いた状態では、カセット本体20A側に引っ掛かっている支持部314(図12では不図示、図11参照)が、カセット本体20Aの開口縁350よりも内側に位置する。一方で、本実施形態では、第2突起32の根元部分32Aが、カセット本体20Aの開口縁350よりも外側に位置する。
付言すると、本実施形態の第2突起32は、上部カバー20Bの裏面231B側に接続された根元部分32Aを始点とした場合に、この裏面231Bから離れる方向に向かって進行するように突出している。そして、本実施形態では、上部カバー20Bを完全に開いた状態では、第2突起32の突出方向における先端に位置する支持部314が、カセット本体20Aの開口縁350よりも内側に位置し、第2突起32の根元部分32Aが開口縁350よりも外側に位置する。
本実施形態の構成の場合、第2突起32の根元部分32Aが開口縁350よりも内側に留まる構成に比べ、上部カバー20Bを開いた際に現れる、カセット本体20Aの開口がより大きなものとなる。
また、本実施形態では、上部カバー20Bを完全に開くと、図12に示すように、第2突起32の側部が、側部カバー24に設けられた基板241の上縁部に突き当たるようになる。詳細には、基部311と湾曲部312との接続部分が、基板241の上縁部に突き当たる。これにより、上部カバー20Bの回転が規制され、上部カバー20Bは、開いた状態で留まるようになる。
ここで、本実施形態では、上部カバー20Bを完全に開いた状態においては、図12に示すように、カバー本体231の図中下端部(符号231D参照)が、側部カバー24から離間しており、側部カバー24に傷などが生じることが抑制される。
付言すると、本実施形態では、支持部314を中心に回転した上部カバー20B(開操作の行われた上部カバー20B)が予め定められた箇所に達すると、上部カバー20Bの予め定められた接触箇所が、カセット本体20Aに接触して、上部カバー20Bの回転が規制されるが、本実施形態では、この接触箇所が、第2突起32の側部となっている。
この場合、上部カバー20Bの裏側に位置する部分が、カセット本体20Aに接触することとなり、上部カバー20Bの表面側や周縁がカセット本体20Aに接触する構成に比べ、傷などに起因する上部カバー20Bの外観の低下が抑制される。
さらに説明すると、本実施形態では、開かれた後の上部カバー20Bに対し、上部カバー20Bを更に開こうとする荷重(予め定められた荷重を超える荷重)を加えると、第2突起32(第1突起31側も同様)が撓み、第2突起32の支持部314とカセット本体20Aとの引っ掛かりが解除される。
さらに説明すると、第2突起32の支持部314が、第1案内部223A(図6参照)により囲まれた領域の外側に出るようになり、上部カバー20Bが外れるようになる。これにより、上部カバー20B等の破損が生じにくくなる。付言すると、本実施形態では、上部カバー20Bが外れやすい構造を敢えて採用しており、これにより、上部カバー20B等の破損等を生じにくくしている。
なお、本実施形態では、上部カバー20Bが完全に開かれた状態では、図12に示すように、側部カバー24に形成された溝246(図7も参照)内に、第2突起32の湾曲部312が位置するようになる。なお、このとき、湾曲部312は、側部カバー24に設けられた傾斜面247(図7参照)に寄った状態で配置される。
さらに、本実施形態では、溝246の幅の方が、湾曲部312の幅(溝246の幅方向における幅)よりも大きくなっており、湾曲部312と溝246の内壁面との間には、間隙が形成されている。このため、本実施形態では、溝246の幅方向に第2突起32が撓むことができるようになり、この撓みにより、上部カバー20Bが外れるようになる。
なお、上部カバー20Bが閉じられた状態においては、図8に示すように、溝246内には、第2突起32の基部311が位置するようになる。ここで、この基部311は、図5にて示したように、湾曲部312よりも幅広になっている。これにより、上部カバー20Bが閉じられた状態においては、上部カバー20Bのガタつきが生じにくくなっている。付言すると、基部311の厚さが湾曲部312と同様に小さくなっている場合に比べ、溝246内における第2突起32のガタつきが減り、これに伴い、上部カバー20Bのガタつきも減るようになる。
次に、開かれた状態の上部カバー20Bが閉じられる際の各部の動きを説明する。
開かれた状態の上部カバー20Bが閉じられる際には、図12にて示す状態の上部カバー20Bの一部が操作者により把持され、さらに、図中時計回り方向に上部カバー20Bが回転する。これにより、図13に示す状態となる。具体的には、カセット本体20Aに対向するように、上部カバー20Bが配置された状態となる。
次いで、この状態から、下方に位置するカセット本体20Aに向けて、上部カバー20Bが移動する。ここで、このとき、例えば、カセット本体20Aの第2側面202(図2(C)参照)側に、上部カバー20Bがずれている場合には、第2突起32が、配置手段として機能する第2案内部223Bにより案内されるようになる。
これにより、カセット本体20Aの第1側面201(図2(C)参照)側に、上部カバー20Bが移動するようになり、本来の位置に上部カバー20Bが配置されるようになる。付言すると、上部カバー20Bの開操作がなされる前の元の位置に上部カバー20Bが配置されるようになる。
次に、外された状態の上部カバー20B(第1突起31、第2突起32が撓むことで外れた上部カバー20B)を取り付ける際の各部の動きを説明する。
外された状態の上部カバー20Bの取り付けが行われる際には、通常、図14(上部カバー20Bの取り付け時の各部の状態を示した図)に示すように、カセット本体20Aの上部に、且つ、カセット本体20Aに対向するように、上部カバー20Bが配置される。そして、操作者によって、この状態から、下方に位置するカセット本体20Aに対して上部カバー20Bが押し出される。
ここで、このとき、上部カバー20Bが、用紙カセット20の幅方向(用紙カセット20の着脱方向と直交する方向)にずれている場合には、第2突起32に設けられた傾斜面313(図5も参照)が、側部カバー24に設けられた第1側板242(図3(A)、(B)参照)により案内され、あるいは、第1突起31に設けられた傾斜面313(図5参照)が、側部カバー24に設けられた第2側板243(図3(A)、(B)参照)により案内される。これにより、用紙カセット20の幅方向におけるずれが修正された状態で、上部カバー20Bが下方に向かって移動するようになる。
また、上部カバー20Bの位置によっては、下方に位置するカセット本体20Aへの上部カバー20Bの押し出し時に、側部カバー24に設けられた傾斜面247(図7参照)によって、第1突起31や第2突起32の案内が行われる。具体的には、第1突起31および第2突起32の各々に設けられた支持部314(図5参照)が、傾斜面247に突き当たることで、第1突起31や第2突起32の案内が行われる。これにより、図3(B)にて示した間隙G1,G2のそれぞれに、第1突起31、第2突起32が向かうようになる。
そして、上部カバー20Bがさらに下方に押し出されると、リブ状に形成された第1案内部223A(図14参照)を、第1突起31、第2突起32に設けられた支持部314が乗り越え、支持部314が、第1案内部223Aにより囲まれた領域内に収まるようになる。そして、上部カバー20Bが更に下方に押し出されると、図8にて示した通り、上部カバー20Bの周縁突出部232が、側部カバー24に形成された溝300に収容される。これにより、上部カバー20Bの閉操作が終了し、上部カバー20Bがカセット本体20Aを覆う状態となる。
なお、上記では説明を省略したが、カセット本体20Aの第2側面202(図2(C)参照)側に、上部カバー20Bがずれている状態で、上部カバー20Bの取り付けが行われる場合には、第1突起31、第2突起32が、第2案内部223Bに突き当たるようになる。付言すると、第2案内部223Bに設けられた、第1壁部61(図6参照)と第2壁部62との接続部に突き当たるようになる。これにより、第1突起31、第2突起32の案内が行われ、上部カバー20Bのずれが修正されるようになる。
(他の構成例)
上記では、支持部314として機能する突起を、上部カバー20B側に設けた構成を説明したが、このような態様は一例であり、この突起を、カセット本体20A側に設け、そして、この突起を、第1突起31、第2突起32に設けた溝内に収める構成としてもよい。
より具体的に説明すると、本実施形態の、第1突起31、第2突起32には、図4にて示す第2突起32のように、側面に溝が形成されているが、この溝内に、カセット本体20A側に設けた突起を収める構成としてもよい。この構成の場合も、上部カバー20Bが予め定められた箇所まで持ち上げられると、カセット本体20A側に設けられた突起に対して、第1突起31、第2突起32が突き当たるようになる。そして、上部カバー20Bをさらに持ち上げると、突起を中心に、上部カバー20Bが回転するようになる。
さらに、本実施形態では、図4にて示すように、第1突起31の支持部314は、第2突起32側に突出し、第2突起32の支持部314は、第1突起31側に突出する構成を説明したが、支持部314の突出方向を逆方向としてもよい。なお、この場合は、上記第1案内部223A、第2案内部223B(図6参照)等の設置位置も異ならせるようにする。具体的には、支持部314の対向位置に、第1案内部223A、第2案内部223B等を設けるようにする。
(比較例の説明)
図15は、用紙カセット20の比較例を示した図である。
比較例における用紙カセット20では、符号15Aで示す箇所にヒンジが設けられており、このヒンジを中心に、上部カバー20Bが回転する。この構成の場合、ヒンジを支持するための突出部28がカセット本体20A側に設けられ、さらに、上部カバー20B側には、突出部28が入り込む凹部29が形成される。
この比較例における用紙カセット20では、ユーザから見える箇所に、突出部28および凹部29が位置するようになる。また、この比較例における用紙カセット20では、突出部28および凹部29が設けられているために、上部カバー20Bの周縁に沿った稜線や、カセット本体20Aの周縁に沿った稜線が屈曲する。
一方で、本実施形態の構成では、比較例のようなヒンジが設けられていないため、ヒンジの設置のための、上記突出部28や凹部29が生じないようになる。そして、この場合、上部カバー20Bやカセット本体20Aが有する稜線に、屈曲が生じることを抑えられるようになる。この場合、用紙カセット20の美感が低下することを抑えられるようになる。さらに、このように稜線の屈曲を抑えられる場合、用紙カセット20のデザインを行う際の自由度が高まるようになる。
また、比較例の構成では、上部カバー20Bを開くと、上部カバー20Bの表面に、カセット本体20Aの上縁(開口縁)27が接触するようになる。かかる場合、図中点線で示す箇所に、傷などが生じるおそれがある。付言すると、比較例の構成では、見えやすい箇所に、傷などが生じるおそれがある。
一方で、本実施形態の構成では、図12に示したように、上部カバー20Bの裏側に位置する第2突起32が、カセット本体20Aに接触するようになっており、傷が上部カバー20Bに発生したとしても、この傷は、見えにくい箇所に生じるようになる。
10…画像形成装置、11…画像形成装置本体、20…用紙カセット、20A…カセット本体、20B…上部カバー、31…第1突起、32…第2突起、223B…第2案内部、246…溝、350…開口縁

Claims (8)

  1. 収容物を収容する容器本体部と、
    前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、
    を備え、
    上方への前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が引っ掛かる引掛部が設けられ、
    前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部の外側面よりも外側に当該覆い手段が突出し且つ当該外側の予め定められた配置箇所に当該覆い手段が位置し、
    前記突出部の前記一部が上方へ移動していく際に当該一部が通る経路の脇であって、当該経路を挟み前記配置箇所が位置する側とは反対側には、開かれた前記覆い手段の突出方向とは反対側に膨らみを持って湾曲しているリブが設けられている収容容器。
  2. 一端部および他端部を有し、収容物を収容する容器本体部と、
    前記容器本体部の前記一端部側に開閉可能に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、
    前記突出部に設けられ、前記覆い手段を回転可能に支持する支持部と、
    前記容器本体部の前記一端部側に設けられ、前記覆い手段の上方への移動に伴い上方へ移動する前記支持部が引っ掛かる引掛部と、
    上方へ移動する前記支持部の移動経路の脇に且つ当該移動経路よりも前記容器本体部の前記他端部側に位置し、当該容器本体部の当該他端部側に向かって膨らむ形状を有するリブと、
    を備える収容容器。
  3. 開かれた前記覆い手段に対し、当該覆い手段に更に開く方向の荷重を加えると、前記突出部が撓み、当該突出部と前記容器本体部との引っ掛かりが解除される請求項1又は2に記載の収容容器。
  4. 開かれた前記覆い手段の閉操作がなされた際に前記突出部に接触して当該突出部の案内を行い、当該覆い手段を、当該覆い手段の開操作がなされる前の元の位置へ配置する配置手段が、前記容器本体部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の収容容器。
  5. 収容物を収容する容器本体部と、
    前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、
    を備え、
    前記容器本体部から離れる方向へ前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が当該容器本体部に引っ掛かり、当該離れる方向へ当該覆い手段の移動を更に行うと、当該容器本体部に引っ掛かった当該一部を中心に当該覆い手段が回転して、当該覆い手段が開かれ、
    前記容器本体部には、溝が形成され、
    前記覆い手段が閉じた状態では、前記突出部の第1の箇所が前記溝内に位置し、当該覆い手段が開かれた状態では、当該突出部の第2の箇所が当該溝内に位置し、
    開かれた状態の前記覆い手段に対し、当該覆い手段を更に開こうとする荷重が加えられると、前記突出部の前記一部と前記容器本体部との引っ掛かりが解除され、
    前記突出部の前記第1の箇所の前記溝幅方向における厚さの方が、当該突出部の前記第2の箇所の当該溝幅方向における厚さよりも大きい収容容器。
  6. 用紙への画像形成を行う画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体へ供給される用紙の収容を行う用紙収容容器と、
    を備え、
    前記用紙収容容器は、
    用紙を収容する容器本体部と、
    前記容器本体部に取り付けられ、当該容器本体部の少なくとも一部を覆うとともに、突出部を備えた覆い手段と、
    を備え、
    上方への前記覆い手段の移動を行うと前記突出部の一部が引っ掛かる引掛部を備えるとともに、前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部の外側面よりも外側に当該覆い手段が突出し且つ当該外側の予め定められた配置箇所に当該覆い手段が位置する画像形成装置であり、
    前記突出部の前記一部が上方へ移動していく際に当該一部が通る経路の脇であって、当該経路を挟み前記配置箇所が位置する側とは反対側には、開かれた前記覆い手段の突出方向とは反対側に膨らみを持って湾曲しているリブが設けられている画像形成装置。
  7. 前記覆い手段に設けられた前記突出部は、当該突出部の根元を始点とした場合に当該覆い手段から離れる方向に向かって進行するように突出し、
    前記容器本体部は、開口縁を有し、
    前記覆い手段が開かれた状態では、前記容器本体部に引っ掛かった前記一部が当該容器本体部の前記開口縁よりも内側に位置し、前記突出部の前記根元が当該容器本体部の当該開口縁よりも外側に位置することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記一部を中心に回転した前記覆い手段が予め定められた箇所に達すると、当該覆い手段の予め定められた接触箇所が、前記容器本体部に接触して、当該覆い手段の当該回転が規制され、
    前記覆い手段の前記予め定められた接触箇所は、前記突出部の他の一部であることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
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