JP6450820B1 - プレスブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した姿勢でワークWの曲げ加工を行って、曲げ加工の加工精度の安定的に維持すること。
【解決手段】ペダルケース45がスライド部材37に上下方向へ揺動可能に構成され、床面Fに接触可能なストッパ部55を有している。また、ペダルケース45の長さ方向の両側に上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられたキャスター67は、コイルスプリング71によってペダルケース45に対して下方向へ付勢されている。フットスイッチ装置29は、下降用フットペダル57又は上昇用フットペダル59が踏み込まれると、各キャスター67がコイルスプリング71の付勢力に抗しつつペダルケース45に対して相対的に上昇して、ペダルケース45のストッパ部55が床面Fに接触するように構成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、上部金型(パンチ金型)と下部金型(ダイ金型)との協働により板状のワーク(板金)に対して曲げ加工を行うプレスブレーキに関する。
近年、プレスブレーキにおける上部テーブルと下部テーブルの間に形成された複数の加工ステーションにおいて、ワークの曲げ順に基づいて順次曲げ加工を行うステップベンド加工が広く普及している。それに伴い、ペダルケースを長さ方向(プレスブレーキの長さ方向)へ移動できるようにした移動式のフットスイッチ装置が開発されている。そして、移動式のフットスイッチ装置の構成は、次の通りである(特許文献1から特許文献5等参照)。
下部テーブルの下部又はその正面側には、長さ方向に延びたガイド部材が設けられており、ガイド部材には、スライド部材が長さ方向へ移動可能に設けられている。また、スライド部材には、ペダルケースが設けられており、ペダルケース内には、足踏み操作可能なフットペダルが設けられている。ここで、ペダルケースは、電動モータの駆動によってスライド部材と共に長さ方向へ移動するモータ駆動タイプと、手動(人力)によってスライド部材と共に長さ方向へ移動する手動タイプ(人力タイプ)に分かれている。
特開2016−215230号公報 特開2016−68143号公報 特開2006−334600号公報 特開2004−249335号公報 特開2000−351018号公報
ところで、モータ駆動タイプのペダルケースを有したフットスイッチ装置(以下、適宜に、モータ駆動タイプのフットスイッチ装置という)においては、電動モータの他に、電動モータとスライド部材を連動連結(連動)させるためネジ機構又はベルト機構等の連動機構が構成要素として必要になり、フットスイッチ装置の構成が複雑化する。また、金型(上部金型及び下部金型)のレイアウトの変更等があると、その都度、電動モータを制御するプログラム等の修正を行わなければならず、作業が煩雑化する。
一方、手動タイプのペダルケースを有したフットスイッチ装置(以下、適宜に、手動タイプのフットスイッチ装置という)においては、電動モータ等を構成要素が用いていないため、フットスイッチ装置の構成の簡略化を図ることができる。また、金型のレイアウトの変更等があっても、手動(人力)によってペダルケースの位置を変更するだけで、プログラム等の修正を行う必要がなく、柔軟に対処することができる。
しかしながら、手動タイプのフットスイッチ装置においては、スライド部材の幅方向の移動が連動機構等によって拘束されていないため、作業者がフットペダルを踏み込む際に、不意に、ペダルケースがスライド部材と共に長さ方向へ僅かに移動することがある。この場合に、作業者がバランスを崩して、不安定な姿勢でワークの曲げ加工が行われ、曲げ加工の加工精度の低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は、前述の手動タイプのフットスイッチ装置の問題を解決することができる、新規な構成のプレスブレーキを提供することを目的とする。
本発明の実施態様は、上部金型(パンチ金型)と下部金型(ダイ金型)との協働により板状のワーク(板金)に対して曲げ加工を行うプレスブレーキにおいて、本体フレームの下部に設けられ、上側に前記下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、下側に前記上部金型を保持する上部テーブルと、足踏み操作によって前記上部テーブルの昇降動作(下降動作と上昇動作)を行うための移動式のフットスイッチ装置と、を具備し、前記フットスイッチ装置は、前記下部テーブルの下部又はその正面側に配置された別部材に設けられ、長さ方向に延びたガイド部材と、前記ガイド部材に長さ方向へ移動可能に設けられたスライド部材と、前記スライド部材に上下方向へ揺動可能に設けられ、床面に接触可能なストッパ部(接触部)を有し、手動(人力)によって前記スライド部材と共に長さ方向へ移動するペダルケースと、前記ペダルケース内に設けられ、足踏み操作可能なフットペダルと、前記ペダルケースの長さ方向の両側に上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられ、床面上を長さ方向に沿って転動(回転)する転動体(回転体)と、各転動体を前記ペダルケースに対して下方向へ付勢する付勢部材と、を有したことである。
また、本発明の実施態様にあっては、好ましくは、前記フットスイッチ装置は、前記フットペダルが踏み込まれると、各転動体が前記付勢部材の付勢力に抗しつつ前記ペダルケースに対して相対的に上昇して、前記ペダルケースの前記ストッパ部が床面に接触するように構成されている。
本発明の実施態様の構成により、前記上部テーブルと前記下部テーブルの間に形成された複数の加工ステーションにおいて、ステップベンド曲げを行う場合には、次のように行う。
手動(人力)によって前記ペダルケースを前記スライド部材と共に長さ方向へ移動させて、最初の加工ステーション(最初に曲げ加工を行う加工ステーション)に対応する位置に位置させる。次に、最初の加工ステーションにおいて、ワークを前記下部金型に対して奥行方向(前記プレスブレーキの奥行方向)に位置決めする。そして、作業者による前記フットペダルの足踏み操作によって前記上部テーブルの昇降動作を行う。これにより、最初の加工ステーションにおいて、前記上部金型と前記下部金型の協働によりワークに対して最初の曲げ加工を行うことができる。
ワークに対して最初の曲げ加工を行った後に、ワークの曲げ順に基づいて、手動(人力)によって前記ペダルケースを前記スライド部材と共に長さ方向へ移動させて、次以降の加工ステーション(次以降に曲げ加工を行う加工ステーション)に対応する位置に位置させる。次に、次以降の加工ステーションにおいて、ワークを前記下部金型に対して奥行方向へ位置決めする。そして、作業者による前記フットペダルの足踏み操作によって前記上部テーブルの昇降動作を行う。これにより、次以降の加工ステーションにおいて、前記上部金型と前記下部金型の協働によりワークに対して次以降の曲げ加工を行うことができる。
前述のように、前記ペダルケースが前記スライド部材に上下方向へ揺動可能に構成され、床面に接触可能な前記ストッパ部を有している。また、前記ペダルケースの長さ方向の両側に上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられた前記転動体は、前記付勢部材によって前記ペダルケースに対して下方向へ付勢されている。そのため、作業者が前記フットペダルを踏み込むと、各転動体が前記付勢部材の付勢力に抗しつつ前記ペダルケースに対して相対的に上昇して、前記ペダルケースの前記ストッパ部が床面に接触する。これにより、作業者が前記フットペダルを踏み込む際に、前記ペダルケースが前記スライド部材と共に長さ方向へ僅かに移動することを防止することができる。
本発明によれば、作業者が前記フットペダルを踏み込む際にバランスを崩すことがなく、安定した姿勢でワークの曲げ加工を行うことができ、曲げ加工の加工精度の安定的に維持することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの模式的な正面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの模式的な部分側面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの模式的な部分拡大正面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るフットスイッチ装置の周辺の拡大正面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るフットスイッチ装置の周辺の拡大側面図である。 図6(a)(b)は、本発明の実施形態に係るフットスイッチ装置の特徴部分を説明する図である。図6(a)は、下降用フットペダル又は上昇用フットペダルを踏み込む前の様子を示しており、図6(b)は、降用フットペダル又は上昇用フットペダルを踏み込んだ様子を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられる」とは、直接的に設けられることの他に、別部材を介して間接的に設けられることを含む意である。「長さ方向」とは、水平方向の1つである、プレスブレーキの長さ方向のことをいい、本発明の実施形態にあっては、左右方向のことをいう。「奥行方向」とは、水平方向の1つである、プレスブレーキの奥行方向のことをいい、本発明の実施形態にあっては、前後方向のことである。図面中、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「L」は、左方向、「R」は、右方向、「U」は、上方向、「D」は、下方向をそれぞれ指している。
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係るプレスブレーキ1は、上部金型(パンチ金型)3と下部金型(ダイ金型)5の協働により板状のワーク(板金)Wに対して曲げ加工を行う加工機である。また、プレスブレーキ1は、本体フレーム7を具備しており、本体フレーム7は、長さ方向(左右方向)に離隔対向した一対のサイドプレート9と、一対のサイドプレート9を連結する複数(1つのみ図示)の連結部材11とを有している。なお、各サイドプレート9は、レベルボルト13によって床面Fに対して高さ調整可能に設置されている。
本体フレーム7の下部には、長さ方向(左右方向)に延びた下部テーブル15が設けられている。下部テーブル15の上側には、長さ方向に間隔を置いて並んだ複数の下部金型5を着脱可能に保持する下部金型ホルダ17が設けられている。下部テーブル15の上面の水平度、換言すれば、下部金型の上面の水平度は、各サイドプレート9の高さ調整によって確保されている。また、本体フレーム7の上部には、長さ方向に延びた上部テーブル19が昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられており、上部テーブル19は、下部テーブル15に上下に対向している。上部テーブル19の下側には、長さ方向に間隔を置いて並んだ複数の上部金型3を着脱可能に保持する上部金型ホルダ21が設けられている。そして、各サイドプレート9の上部には、上部テーブル19を昇降させるための昇降アクチュエータとして油圧シリンダ23が設けられている。なお、昇降アクチュエータとして油圧シリンダ23の代わりに、電動モータ(図示省略)を用いてもよい。
上部テーブル19と下部テーブル15の間には、複数の上部金型3及び複数の下部金型5によって、ステップベンド加工を行うための複数の加工ステーションSが形成されている。また、下部テーブル15の背面側には、各加工ステーションSにおいてワークWを下部金型5に対して奥行方向(前後方向)に位置決めするためのバックゲージ装置25が設けられている。バックゲージ装置25は、ワークWの端面を突き当て可能な突き当て部材27を有しており、突き当て部材27は、奥行方向へ位置調節可能になっている。
プレスブレーキ1は、作業者Mによる足踏み操作によって上部テーブル19の昇降動作を行うための移動式のフットスイッチ装置29を具備している。そして、本発明の実施形態に係るフットスイッチ装置29の具体的な構成は、次の通りである。
図3から図5に示すように、下部テーブル15の下部には、長さ方向(左右方向)に延びたガイド部材31が設けられている。ガイド部材31は、下部テーブル15の下部に設けられたガイド本体部33と、ガイド本体部33の正面(前面)に設けられかつ前側を開いたU字形状に形成されたレール部35とを有している。なお、ガイド部材31を下部テーブル15の下部に設ける代わりに、下部テーブル15の正面側に配置された固定フレーム等の別部材(図示省略)に設けてもよい。
ガイド部材31には、スライド部材37が長さ方向へ移動可能に設けられている。スライド部材37は、ガイド部材31のレール部35に長さ方向へ移動可能に案内される被案内部39と、被案内部39に設けられたスライド本体部41とを有している。スライド本体部41は、複数の調整ボルト43によって被案内部39に対して高さ調整可能に構成されている。
スライド部材37には、ペダルケース45がヒンジ部材としての複数の蝶番47を介して上下方向へ揺動可能に設けられている。ペダルケース45は、作業者Mの足Mfによる押し等の手動(人力)によってスライド部材37と共に長さ方向(左右方向)へ移動する。また、ペダルケース45は、スライド部材37に複数の蝶番47を介して上下方向へ揺動可能に設けられた支持台部49と、支持台部49の上面に一体的に立設されかつ長さ方向に対向した一対の支持壁部51と、支持台部49の上面における一対の支持壁部51の間に設けられかつ正面側(前側)を開口したケース本体部53とを有している。更に、ペダルケース45は、支持台部49の前側に形成されかつ床面Fに接触可能なストッパ部(接触部)55を有している。ここで、前述のように、スライド本体部41が被案内部39に対して高さ調整可能に構成されることにより、ペダルケース45は、ガイド部材31(下部テーブル15)に対して高さ調整可能に構成されている。
ペダルケース45のケース本体部53内には、足踏み操作可能な下降用フットペダル57と上昇用フットペダル59が設けられている。下降用フットペダル57の足踏み操作によって一対の油圧シリンダ23の駆動を制御することによって、上部テーブル19の下降動作が行われる。上昇用フットペダル59の足踏み操作によって一対の油圧シリンダ23の駆動を制御することによって、上部テーブル19の上昇動作が行われる。なお、上部テーブル19が下死点に達すると、上部テーブル19の上昇動作を自動的に行うようにしてもよい。
ペダルケース45の各支持壁部51には、可動ブラケット61が複数のガイドボルト63及び複数の長穴65を介して上下方向へ移動可能に設けられている。各可動ブラケット61には、床面F上を長さ方向に沿って転動(回転)する転動体(回転体)としてのキャスター67が設けられている。換言すれば、ペダルケース45の左右両側(長さ方向の両側)には、キャスター67が可動ブラケット61等を介して上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられている。各キャスター67は、ペダルケース45に働く重量(ペダルケース45の自重、下降用フットペダル57の自重、及び上昇用フットペダル59の自重を含む)を受ける。なお、転動体としてキャスター67を用いる代わりに、キャスター67以外のローラ(図示省略)又はフローボール(図示省略)を用いてもよい。
図4から図6(a)(b)に示すように、ペダルケース45の各支持壁部51には、可動ブラケット61及びキャスター67の上部を覆うカバー69が一体的に設けられている。また、各カバー69内には、可動ブラケット61、換言すれば、キャスター67を下方向へ付勢する付勢部材としてのコイルスプリング71が支持ボルト73を介して設けられている。そして、フットスイッチ装置29は、下降用フットペダル57又は上昇用フットペダル59が踏み込まれると、各キャスター67がコイルスプリング71の付勢力に抗しつつペダルケース45に対して相対的に上昇して、ペダルケース45のストッパ部(接触部)55が床面Fに接触するように構成されている。なお、付勢部材としてコイルスプリング71を用いる代わりに、コイルスプリング71以外のスプリング(図示省略)又はゴム部材等の弾性部材(図示省略)を用いてもよい。
ペダルケース45のケース本体部53の上面には、作業者Mによる把持可能なポスト75が立設されている。ポスト75は、手動(人力)によるペダルケース45の長さ方向(左右方向)の移動を補助するための部材である。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
複数の加工ステーションSにおいて、ステップベンド曲げを行う場合には、次のように行う。
作業者Mの足Mfによる押し等の手動(人力)によってペダルケース45をスライド部材37と共に長さ方向(左右方向)へ移動させて、最初の加工ステーション(最初に曲げ加工を行う加工ステーション)Sに対応する位置に位置させる。次に、最初の加工ステーションSにおいて、ワークWの端面を突き当て部材27に突き当てることにより、ワークWを下部金型5に対して奥行方向(前後方向)に位置決めする。そして、下降用フットペダル57と上昇用フットペダル59(又は下降用フットペダル57のみ)の足踏み操作によって一対の油圧シリンダ23の駆動を制御することにより、上部テーブル19の昇降動作を行う。これにより、最初の加工ステーションSにおいて、上部金型3と下部金型5の協働によりワークWに対して最初の曲げ加工を行うことができる。
ワークWに対して最初の曲げ加工を行った後に、ワークWの曲げ順に基づいて、手動(人力)によってペダルケース45をスライド部材37と共に長さ方向へ移動させて、次以降の加工ステーション(次以降に曲げ加工を行う加工ステーション)Sに対応する位置に位置させる。また、次以降の加工ステーションSにおいて、ワークWの端面を突き当て部材27に突き当てることにより、ワークWを下部金型5に対して奥行方向へ位置決めする。そして、下降用フットペダル57と上昇用フットペダル59(又は下降用フットペダル57のみ)の足踏み操作によって一対の油圧シリンダ23の駆動を制御することにより、上部テーブル19の昇降動作を行う。これにより、次以降の加工ステーションSにおいて、上部金型3と下部金型5の協働によりワークWに対して次以降の曲げ加工を行うことができる。
前述のように、ペダルケース45が複数の蝶番47を介してスライド部材37に上下方向へ揺動可能に構成され、床面Fに接触可能なストッパ部55を有している。また、ペダルケース45の長さ方向の両側(左右両側)に上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられたキャスター67は、コイルスプリング71によってペダルケース45に対して下方向へ付勢されている。そして、フットスイッチ装置29は、下降用フットペダル57又は上昇用フットペダル59が踏み込まれると、各キャスター67がコイルスプリング71の付勢力に抗しつつペダルケース45に対して相対的に上昇して、ペダルケース45のストッパ部55が床面Fに接触するように構成されている。そのため、作業者Mが下降用フットペダル57又は上昇用フットペダル59を踏み込むと、各キャスター67がコイルスプリング71の付勢力に抗しつつペダルケース45に対して相対的に上昇して、ペダルケース45のストッパ部55が床面Fに接触する。これにより、作業者Mが下降用フットペダル57等を踏み込む際に、ペダルケース45がスライド部材37と共に長さ方向へ僅かに移動することを防止することができる。
床面Fに対するガイド部材31の高さに応じて、ペダルケース45をガイド部材31に対して高さ調整することにより、各キャスター67を床面Fに十分に接地させて、ペダルケース45を長さ方向へ移動させる際に、各キャスター67の転動状態を安定させることができる。また、ペダルケース45が複数の蝶番47を介してスライド部材37に上下方向へ揺動可能に構成されているため、床面Fに不意な凹凸があったとしても、ペダルケース45を長さ方向へ移動させる際に、ペダルケース45の揺動によってその凹凸を吸収することができる。
ペダルケース45のケース本体部53の上面にポスト75が立設されているため、作業者Mの足Mfによる押しの他に、ポスト75を把持した状態での押し又は引っ張りによってペダルケース45を長さ方向へ移動させることができる。
従って、本発明の実施形態によれば、前述のように、作業者Mが下降用フットペダル57等を踏み込む際に、ペダルケース45がスライド部材37と共に長さ方向へ僅かに移動することを防止することができる。そのため、本発明の実施形態によれば、作業者Mが下降用フットペダル57等を踏み込む際にバランスを崩すことがなく、安定した姿勢でワークWの曲げ加工を行うことができ、曲げ加工の加工精度の安定的に維持することができる。
また、本発明の実施形態によれば、前述のように、床面Fに不意な凹凸があったとしても、ペダルケース45を長さ方向へ移動させる際に、各キャスター67の転動状態を安定させつつ、ペダルケース45の揺動によってその凹凸を吸収することができる。そのため、本発明の実施形態によれば、ペダルケース45を長さ方向へズムーズに移動させることができ、フットスイッチ装置29の操作性を向上させることができる。特に、ポスト75を把持した状態での押し又は引っ張りによってペダルケース45を長さ方向へ移動させることができるため、フットスイッチ装置29の操作性をより向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、種々の変更を行うことにより、その他、種々の態様で実施可能である。そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものでない。
1 プレスブレーキ
3 上部金型(パンチ金型)
5 下部金型(ダイ金型)
7 本体フレーム
9 サイドプレート
11 連結部材
13 レベルボルト
15 下部テーブル
17 下部金型ホルダ
19 上部テーブル
21 上部金型ホルダ
23 油圧シリンダ(昇降アクチュエータ)
25 バックゲージ装置
27 突き当て部材
29 移動式のフットスイッチ装置
31 ガイド部材
33 ガイド本体部
35 レール部
37 スライド部材
39 被案内部
41 スライド本体部
43 調整ボルト
45 ペダルケース
47 蝶番
49 支持台部
51 支持壁部
53 ケース本体部
55 ストッパ部(接触部)
57 下降用フットペダル(フットペダル)
59 上昇用フットペダル(フットペダル)
61 可動ブラケット
63 ガイドボルト
65 長穴
67 キャスター(転動体)
69 カバー
71 コイルスプリング(付勢部材)
73 支持ボルト
75 ポスト
F 床面
M 作業者
S 加工ステーション
W ワーク

Claims (4)

  1. 上部金型と下部金型との協働により板状のワークに対して曲げ加工を行うプレスブレーキにおいて、
    本体フレームの下部に設けられ、上側に前記下部金型を保持する下部テーブルと、
    前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に前記上部金型を保持する上部テーブルと、
    足踏み操作によって前記上部テーブルの昇降動作を行うための移動式のフットスイッチ装置と、を具備し、
    前記フットスイッチ装置は、
    前記下部テーブルの下部又はその正面側に配置された別部材に設けられ、長さ方向に延びたガイド部材と、
    前記ガイド部材に長さ方向へ移動可能に設けられたスライド部材と、
    前記スライド部材に上下方向へ揺動可能に設けられ、床面に接触可能なストッパ部を有し、手動によって前記スライド部材と共に長さ方向へ移動するペダルケースと、
    前記ペダルケース内に設けられ、足踏み操作可能なフットペダルと、
    前記ペダルケースの長さ方向の両側に上下方向へ移動可能にそれぞれ設けられ、床面上を長さ方向に沿って転動する転動体と、
    各転動体を前記ペダルケースに対して下方向へ付勢する付勢部材と、を有したことを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 前記フットスイッチ装置は、前記フットペダルが踏み込まれると、各転動体が前記付勢部材の付勢力に抗しつつ前記ペダルケースに対して相対的に上昇して、前記ペダルケースの前記ストッパ部が床面に接触するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  3. 前記ペダルケースは、前記ガイド部材に対して高さ調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレスブレーキ。
  4. 前記フットスイッチ装置は、前記ペダルケースに立設されかつ作業者が把持可能なポストを有したことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のプレスブレーキ。
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