JP6450128B2 - ロール体 - Google Patents

ロール体 Download PDF

Info

Publication number
JP6450128B2
JP6450128B2 JP2014202619A JP2014202619A JP6450128B2 JP 6450128 B2 JP6450128 B2 JP 6450128B2 JP 2014202619 A JP2014202619 A JP 2014202619A JP 2014202619 A JP2014202619 A JP 2014202619A JP 6450128 B2 JP6450128 B2 JP 6450128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated glass
layer
film
resin
interlayer film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014202619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016069168A (ja
Inventor
山口 宏平
宏平 山口
中島 大輔
大輔 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2014202619A priority Critical patent/JP6450128B2/ja
Publication of JP2016069168A publication Critical patent/JP2016069168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6450128B2 publication Critical patent/JP6450128B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、合わせガラスを得るために用いられる合わせガラス用中間膜を有し、該合わせガラス用中間膜がロール状に巻かれているロール体に関する。
合わせガラスは、外部衝撃を受けて破損してもガラスの破片の飛散量が少なく、安全性に優れている。このため、上記合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に広く使用されている。上記合わせガラスは、一対のガラス板の間に合わせガラス用中間膜を挟み込むことにより、製造されている。
上記中間膜の製造時に、仮保管及び輸送等を目的として、上記中間膜がロール状に巻かれることがある。
上記中間膜がロール状に巻かれたロール体は、例えば下記の特許文献1に開示されている。
WO1999/46213
上記中間膜がロール状に巻かれたロール体において、意図せずに、巻き芯の抜けが生じることがある。ロール体は、軸心が鉛直方向になるように、縦置きされることがある。縦置きされた状態においては、巻き芯の抜けが特に生じやすい。また、合わせガラス用中間膜が比較的硬質な層を含む場合に、巻き芯の抜けが特に生じやすい。
本発明の目的は、意図しない巻き芯の抜けが生じにくいロール体を提供することである。
本発明の広い局面によれば、巻き芯と、前記巻き芯の外周に巻かれている合わせガラス用中間膜とを備え、前記巻き芯の5〜50℃での線膨張係数が6×10−5/℃以下であり、前記合わせガラス用中間膜を140℃で20分間加熱したときの収縮率が3%以下である、ロール体が提供される。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、前記合わせガラス用中間膜が、ポリエステル樹脂を含む。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、前記合わせガラス用中間膜は、第1の層と、前記第1の層の一方の表面側に配置された第2の層とを備え、前記第1の層がポリエステル樹脂を含み、前記第2の層がポリビニルアセタール樹脂を含む。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、前記合わせガラス用中間膜は、前記第1の層の前記一方の表面とは反対の第2の表面側に配置された第3の層を備え、前記第3の層がポリビニルアセタール樹脂を含む。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、前記巻き芯は、前記合わせガラス用中間膜が巻かれている表面に凹凸を有する。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、ロール体の外径が0.4m以上である。
本発明に係るロール体のある特定の局面では、前記合わせガラス用中間膜は、前記巻き芯から巻き出された後に、第1の合わせガラス部材と第2の合わせガラス部材との間に配置され、合わせガラスを得るために用いられる。
本発明に係るロール体は、巻き芯と、上記巻き芯の外周に巻かれている合わせガラス用中間膜とを備え、上記巻き芯の5〜50℃での線膨張係数が6×10−5/℃以下であり、上記合わせガラス用中間膜を140℃で20分間加熱したときの収縮率が3%以下であるので、意図しない巻き芯の抜けが生じにくい。
図1は、本発明の一実施形態に係るロール体を模式的に示す斜視図である。 図2は、合わせガラス用中間膜の第1の例を模式的に示す断面図である。 図3は、合わせガラス用中間膜の第2の例を模式的に示す断面図である。 図4は、図2に示す合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの一例を模式的に示す断面図である。 図5は、図3に示す合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの一例を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るロール体を模式的に示す斜視図である。
図1に示すロール体51は、巻き芯61と、合わせガラス用中間膜1とを備える。合わせガラス用中間膜1は、巻き芯61の外周に巻かれている。
本発明に係るロール体は、上記のように、巻き芯と、該巻き芯の外周に巻かれている合わせガラス用中間膜(以下、中間膜と記載することがある)とを備える。本発明では、上記巻き芯の5〜50℃での線膨張係数が6×10−5/℃以下である。本発明では、上記合わせガラス用中間膜は、140℃で20分間加熱したときの収縮率が3%以下である。
本発明では、上記の構成が備えられているので、意図しない巻き芯の抜けが生じにくい。また、合わせガラス用中間膜がポリエステル樹脂を含む場合には、合わせガラス用中間膜が収縮しにくい。このため、巻き芯に、合わせガラス中間膜に強く巻きつけられなかったり、保管時に、合わせガラス用中間膜の巻き締まりが進行しにくかったりする傾向がある。これに対して、合わせガラス用中間膜がポリエステル樹脂を含んでいても、意図しない巻き芯の抜けを生じ難くすることができる。上記中間膜がポリエステル樹脂を含む場合に、本発明の効果が顕著に得られる。
巻き芯は、上記合わせガラス用中間膜が巻かれている表面に凹凸を有することが好ましい。例えば、巻き芯の外周面の全面に凹凸を有してもよく、部分的に凹凸を有してもよい。
巻き芯の外径は、好ましくは0.1m以上、好ましくは0.3m以下である。
ロール体の外径は、好ましくは0.4m以上、好ましくは1.5m以下である。本発明では、ロール体が大きくても、巻き芯の抜けが抑えられる。
上記ロール体は、例えば、合わせガラス用中間膜の溶融押出しした後、冷却し、巻き芯に巻き取ることにより得ることができる。
巻き芯の表面の凹凸は、ローレット加工により形成されていることが好ましい。
次に、合わせガラス用中間膜について説明する。
図2は、合わせガラス用中間膜の第1の例を模式的に示す断面図である。
図2に示す中間膜1は、2層以上の構造を有する多層の中間膜である。中間膜1は、合わせガラスを得るために用いられる。中間膜1は、合わせガラス用中間膜である。中間膜1は、第1の層2と、第2の層3と、第3の層4とを備える。第1の層2の第1の表面2a側に、第2の層3が配置されており、積層されている。第1の層2の第1の表面2aとは反対の第2の表面2b側に、第3の層4が配置されており、積層されている。第1の層2は、中間層である。第2の層3及び第3の層4は、例えば、保護層であり、本実施形態では表面層である。第1の層2は、第2の層3と第3の層4との間に配置されており、挟み込まれている。従って、中間膜1は、第2の層3と第1の層2と第3の層4とがこの順で積層された多層構造を有する。
なお、第2の層3と第1の層2との間、及び、第1の層2と第3の層4との間にはそれぞれ、他の層が配置されていてもよい。第2の層3と第1の層2、及び、第1の層2と第3の層4とはそれぞれ、直接積層されていることが好ましい。他の層として、ポリエチレンテレフタレート等を含む層が挙げられる。
図3は、合わせガラス用中間膜の第2の例を模式的に示す断面図である。
図3に示す中間膜31は、1層の構造を有する単層の中間膜である。中間膜31は、第1の層である。中間膜31は、合わせガラスを得るために用いられる。中間膜31は、合わせガラス用中間膜である。
以下、上記中間膜を構成する上記第1の層(単層の中間膜を含む)、上記第2の層及び上記第3の層の詳細、並びに上記第1の層、上記第2の層及び上記第3の層に含まれる各成分の詳細を説明する。
(熱可塑性樹脂)
上記中間膜は、熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。上記第1の層は、熱可塑性樹脂(以下、熱可塑性樹脂(1)と記載することがある)を含むことが好ましい。上記第2の層は、熱可塑性樹脂(以下、熱可塑性樹脂(2)と記載することがある)を含むことが好ましい。上記第3の層は、熱可塑性樹脂(以下、熱可塑性樹脂(3)と記載することがある)を含むことが好ましい。上記熱可塑性樹脂は特に限定されない。上記熱可塑性樹脂として、従来公知の熱可塑性樹脂を用いることが可能である。上記熱可塑性樹脂は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂及びポリビニルアルコール樹脂等が挙げられる。これら以外の熱可塑性樹脂を用いてもよい。
上記熱可塑性樹脂(1)は、ポリエステル樹脂であることが好ましい。上記熱可塑性樹脂(1)は、ポリビニルアセタール樹脂であってもよい。上記熱可塑性樹脂(2)は、ポリビニルアセタール樹脂であることが好ましい。上記熱可塑性樹脂(3)は、ポリビニルアセタール樹脂であることが好ましい。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、例えば、ポリビニルアルコールをアルデヒドによりアセタール化することにより製造できる。上記ポリビニルアルコールは、例えば、ポリ酢酸ビニルをけん化することにより製造できる。上記ポリビニルアルコールのけん化度は、一般に70〜99.8モル%の範囲内である。
上記ポリビニルアルコールの平均重合度は、好ましくは200以上、より好ましくは500以上、好ましくは3500以下、より好ましくは3000以下、更に好ましくは2500以下である。上記平均重合度が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記平均重合度が上記上限以下であると、中間膜の成形が容易になる。
上記ポリビニルアルコールの平均重合度は、JIS K6726「ポリビニルアルコール試験方法」に準拠した方法により求められる。
上記ポリビニルアセタール樹脂に含まれているアセタール基の炭素数は特に限定されない。上記ポリビニルアセタール樹脂を製造する際に用いるアルデヒドは特に限定されない。上記ポリビニルアセタール樹脂におけるアセタール基の炭素数は3又は4であることが好ましい。上記ポリビニルアセタール樹脂におけるアセタール基の炭素数が3以上であると、中間膜のガラス転移温度が充分に低くなる。
上記アルデヒドは特に限定されない。上記アルデヒドとして、一般には、炭素数が1〜10のアルデヒドが好適に用いられる。上記炭素数が1〜10のアルデヒドとしては、例えば、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バレルアルデヒド、2−エチルブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、n−デシルアルデヒド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及びベンズアルデヒド等が挙げられる。なかでも、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド又はn−バレルアルデヒドが好ましく、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド又はイソブチルアルデヒドがより好ましく、n−ブチルアルデヒドが更に好ましい。上記アルデヒドは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記ポリビニルアセタール樹脂の水酸基の含有率(水酸基量)は、好ましくは15モル%以上、より好ましくは18モル%以上、好ましくは40モル%以下、より好ましくは35モル%以下である。上記水酸基の含有率が上記下限以上であると、中間膜の接着力がより一層高くなる。また、上記水酸基の含有率が上記上限以下であると、中間膜の柔軟性が高くなり、中間膜の取扱いが容易になる。
上記ポリビニルアセタール樹脂の水酸基の含有率は、水酸基が結合しているエチレン基量を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。上記水酸基が結合しているエチレン基量は、例えば、JIS K6726「ポリビニルアルコール試験方法」に準拠して又はASTM D1396−92に準拠して、測定することにより求めることができる。
上記ポリビニルアセタール樹脂のアセチル化度(アセチル基量)は、好ましくは0.1モル%以上、より好ましくは0.3モル%以上、更に好ましくは0.5モル%以上、好ましくは30モル%以下、より好ましくは25モル%以下、更に好ましくは20モル%以下である。上記アセチル化度が上記下限以上であると、ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤との相溶性が高くなる。上記アセチル化度が上記上限以下であると、中間膜及び合わせガラスの耐湿性が高くなる。
上記アセチル化度は、主鎖の全エチレン基量から、アセタール基が結合しているエチレン基量と、水酸基が結合しているエチレン基量とを差し引いた値を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。上記アセタール基が結合しているエチレン基量は、例えば、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠して又はASTM D1396−92に準拠して測定できる。
上記ポリビニルアセタール樹脂のアセタール化度(ポリビニルブチラール樹脂の場合にはブチラール化度)は、好ましくは60モル%以上、より好ましくは63モル%以上、好ましくは85モル%以下、より好ましくは75モル%以下、更に好ましくは70モル%以下である。上記アセタール化度が上記下限以上であると、ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤との相溶性が高くなる。上記アセタール化度が上記上限以下であると、ポリビニルアセタール樹脂を製造するために必要な反応時間が短くなる。
上記アセタール化度は、アセタール基が結合しているエチレン基量を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。
上記アセタール化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法又はASTM D1396−92に準拠した方法により、アセチル化度と水酸基の含有率とを測定し、得られた測定結果からモル分率を算出し、次いで、100モル%からアセチル化度と水酸基の含有率とを差し引くことにより算出され得る。
なお、上記水酸基の含有率(水酸基量)、アセタール化度(ブチラール化度)及びアセチル化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法により測定された結果から算出することが好ましい。ポリビニルアセタール樹脂がポリビニルブチラール樹脂である場合は、上記水酸基の含有率(水酸基量)、アセタール化度(ブチラール化度)及びアセチル化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法により測定された結果から算出することが好ましい。
(可塑剤)
中間膜の接着力をより一層高める観点からは、上記中間膜は可塑剤を含むことが好ましく、上記第2の層は可塑剤を含むことが好ましく、上記第3の層は可塑剤を含むことが好ましい。上記第1の層は可塑剤を含んでいてもよい。上記第2の層中及び上記第3の層中の熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂である場合に、上記第2の層及び上記第3の層はそれぞれ、可塑剤を含むことが特に好ましい。
上記可塑剤は特に限定されない。上記可塑剤として、従来公知の可塑剤を用いることができる。上記可塑剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記可塑剤としては、一塩基性有機酸エステル及び多塩基性有機酸エステル等の有機エステル可塑剤、並びに有機リン酸可塑剤及び有機亜リン酸可塑剤などの有機リン酸可塑剤等が挙げられる。なかでも、有機エステル可塑剤が好ましい。上記可塑剤は液状可塑剤であることが好ましい。
上記一塩基性有機酸エステルとしては、特に限定されず、例えば、グリコールと一塩基性有機酸との反応によって得られたグリコールエステル、並びにトリエチレングリコール又はトリプロピレングリコールと一塩基性有機酸とのエステル等が挙げられる。上記グリコールとしては、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びトリプロピレングリコール等が挙げられる。上記一塩基性有機酸としては、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプチル酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、n−ノニル酸及びデシル酸等が挙げられる。
上記多塩基性有機酸エステルとしては、特に限定されず、例えば、多塩基性有機酸と、炭素数4〜8の直鎖又は分岐構造を有するアルコールとのエステル化合物が挙げられる。上記多塩基性有機酸としては、アジピン酸、セバシン酸及びアゼライン酸等が挙げられる。
上記有機エステル可塑剤としては、特に限定されず、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−オクタノエート、トリエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジペート、エチレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,3−プロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,4−ブチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、ジプロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルペンタノエート、テトラエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジカプリレート、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ヘキシルシクロヘキシル、アジピン酸ヘプチルとアジピン酸ノニルとの混合物、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ヘプチルノニル、セバシン酸ジブチル、油変性セバシン酸アルキド、及びリン酸エステルとアジピン酸エステルとの混合物等が挙げられる。これら以外の有機エステル可塑剤を用いてもよい。
上記有機リン酸可塑剤としては、特に限定されず、例えば、トリブトキシエチルホスフェート、イソデシルフェニルホスフェート及びトリイソプロピルホスフェート等が挙げられる。
上記可塑剤は、下記式(1)で表されるジエステル可塑剤であることが好ましい。
Figure 0006450128
上記式(1)中、R1及びR2はそれぞれ、炭素数2〜10の有機基を表し、R3は、エチレン基、イソプロピレン基又はn−プロピレン基を表し、pは3〜10の整数を表す。上記式(1)中のR1及びR2はそれぞれ、炭素数5〜10の有機基であることが好ましく、炭素数6〜10の有機基であることがより好ましい。
上記可塑剤は、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)又はトリエチレングリコールジ−2−エチルブチレートを含むことが好ましく、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエートを含むことがより好ましい。
上記可塑剤の含有量は特に限定されない。可塑剤を含む層において、上記熱可塑性樹脂100重量部に対して、上記可塑剤の各含有量は、好ましくは25重量部以上、より好ましくは30重量部以上、好ましくは60重量部以下、より好ましくは50重量部以下である。上記可塑剤の含有量が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記可塑剤の含有量が上記上限以下であると、中間膜の透明性がより一層高くなる。
(他の成分)
上記中間膜は、必要に応じて、紫外線遮蔽剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料、染料、耐湿剤、接着力調整剤、蛍光増白剤及び赤外線吸収剤等の添加剤を含んでいてもよい。これらの添加剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(合わせガラス用中間膜)
上記中間膜の厚みは特に限定されない。実用面の観点、並びに遮熱性を充分に高める観点からは、中間膜の厚みは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.25mm以上、好ましくは3mm以下、より好ましくは1.5mm以下である。中間膜の厚みが上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性が高くなる。
上記中間膜の製造方法は特に限定されない。該中間膜の製造方法として、従来公知の方法を用いることができる。例えば、配合成分を混練し、中間膜を成形する製造方法等が挙げられる。連続的な生産に適しているため、押出成形する製造方法が好ましい。
上記混練の方法は特に限定されない。この方法として、例えば、押出機、プラストグラフ、ニーダー、バンバリーミキサー又はカレンダーロール等を用いる方法が挙げられる。なかでも、連続的な生産に適しているため、押出機を用いる方法が好適であり、二軸押出機を用いる方法がより好適である。
また、上記中間膜は、赤外線反射層を備えていてもよい。上記中間膜が赤外線反射層を備える場合に、中間膜は比較的硬質である。しかし、本発明では、巻き芯の抜けを抑えることができる。
上記赤外線反射層は赤外線を反射する。上記赤外線反射層は、赤外線を反射する性能を有していれば特に限定されない。赤外線を反射する性能に優れることから、上記赤外線反射層が、800〜2000nmの範囲内の少なくとも1つの波長において、赤外線透過率が40%以下である性質を有することが好ましい。800〜2000nmの範囲内の少なくとも1つの波長において、赤外線透過率はより好ましくは30%以下、更に好ましくは20%以下である。
上記赤外線反射層としては、金属箔付き樹脂フィルム、樹脂層上に金属層及び誘電層が形成された多層積層フィルム、グラファイトを含むフィルム、多層樹脂フィルム及び液晶フィルム等が挙げられる。これらのフィルムは、赤外線を反射する性能を有する。
上記赤外線反射層は、金属箔付き樹脂フィルム、グラファイトを含むフィルム、多層樹脂フィルム又は液晶フィルムであることが特に好ましい。これらのフィルムは、赤外線の反射性能にかなり優れている。従って、これらのフィルムの使用により、遮熱性がより一層高く、高い可視光線透過率をより一層長期間に渡り維持できる合わせガラスが得られる。上記赤外線反射層は、金属箔付き樹脂フィルム、多層樹脂フィルム又は液晶フィルムであってもよい。
上記金属箔付き樹脂フィルムは、樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの外表面に積層された金属箔とを備える。上記樹脂フィルムの材料としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂及びポリイミド樹脂等が挙げられる。上記金属箔の材料としては、アルミニウム、銅、銀、金、パラジウム、及びこれらを含む合金等が挙げられる。
上記樹脂層上に金属層及び誘電層が形成された多層積層フィルムは、樹脂層(樹脂フィルム)に、金属層及び誘電層が交互に任意の層数で積層された多層積層フィルムである。
上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料としては、上記金属箔付き樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの材料と同様の材料が挙げられる。上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ乳酸、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポリフッ化ビニリデン、環状ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ナイロン6,11,12,66などのポリアミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリエーテルイミド等が挙げられる。上記多層積層フィルムにおける上記金属層の材料としては、上記金属箔付き樹脂フィルムにおける上記金属箔の材料と同様の材料が挙げられる。上記金属層の両面もしくは片面に、金属もしくは混合酸化物のコート層を付与することができる。上記コート層の材料としては、ZnO、Al、Ga、InO、MgO、Ti、NiCr及びCu等が挙げられる。
上記多層積層フィルムにおける上記誘電層の材料としては、例えば酸化インジウム等が挙げられる。
上記多層樹脂フィルムは、複数の樹脂フィルムが積層された積層フィルムである。上記多層樹脂フィルムの材料としては、上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料と同様の材料が挙げられる。上記多層樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの積層数は、2以上であり、3以上であってもよく、5以上であってもよい。上記多層樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの積層数は、1000以下であってもよく、100以下であってもよく、50以下であってもよい。
上記多層樹脂フィルムは、異なる光学的性質(屈折率)を有する2種類以上の熱可塑性樹脂層が交互に又はランダムに任意の層数で積層された多層樹脂フィルムであってもよい。このような多層樹脂フィルムは、所望の赤外線反射性能が得られるように構成される。
上記液晶フィルムとしては、任意の波長の光を反射するコレステリック液晶層を任意の層数で積層したフィルムが挙げられる。このような液晶フィルムは、所望の赤外線反射性能が得られるように構成される。
(合わせガラス)
図4は、図2に示す合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの一例を模式的に示す断面図である。
図4に示す合わせガラス11は、第1の合わせガラス部材21と、第2の合わせガラス部材22と、中間膜1とを備える。中間膜1は、第1の合わせガラス部材21と第2の合わせガラス部材22との間に配置されており、挟み込まれている。
中間膜1の第1の表面1aに、第1の合わせガラス部材21が積層されている。中間膜1の第1の表面1aとは反対の第2の表面1bに、第2の合わせガラス部材22が積層されている。中間膜1の第2の層3の外側の表面3aに第1の合わせガラス部材21が積層されている。中間膜1の第3の層4の外側の表面4aに第2の合わせガラス部材22が積層されている。
図5は、図3に示す合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの一例を模式的に示す断面図である。
図5に示す合わせガラス41は、第1の合わせガラス部材21と、第2の合わせガラス部材22と、中間膜31とを備える。中間膜31は、第1の合わせガラス部材21と第2の合わせガラス部材22との間に配置されており、挟み込まれている。中間膜31の第1の表面31aに、第1の合わせガラス部材21が積層されている。中間膜31の第1の表面31aとは反対の第2の表面31bに、第2の合わせガラス部材22が積層されている。
このように、本発明に係る合わせガラスは、第1の合わせガラス部材と、第2の合わせガラス部材と、上記第1の合わせガラス部材と第2の合わせガラス部材との間に配置された中間膜とを備えており、該中間膜が、本発明の合わせガラス用中間膜である。
上記合わせガラス部材としては、ガラス板及びPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等が挙げられる。合わせガラスには、2枚のガラス板の間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスだけでなく、ガラス板とPETフィルム等との間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスも含まれる。合わせガラスは、ガラス板を備えた積層体であり、少なくとも1枚のガラス板が用いられていることが好ましい。上記第1の合わせガラス部材及び上記第2の合わせガラス部材がそれぞれガラス板又はPETフィルムであり、上記第1の合わせガラス部材及び上記第2の合わせガラス部材の内の少なくとも一方が、ガラス板であることが好ましい。
上記ガラス板としては、無機ガラス及び有機ガラスが挙げられる。上記無機ガラスとしては、フロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、及び線入り板ガラス等が挙げられる。上記有機ガラスは、無機ガラスに代用される合成樹脂ガラスである。上記有機ガラスとしては、ポリカーボネート板及びポリ(メタ)アクリル樹脂板等が挙げられる。上記ポリ(メタ)アクリル樹脂板としては、ポリメチル(メタ)アクリレート板等が挙げられる。
上記合わせガラス部材の厚みは、好ましくは1mm以上、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下である。また、上記合わせガラス部材がガラス板である場合に、該ガラス板の厚みは、好ましくは1mm以上、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下である。上記合わせガラス部材がPETフィルムである場合に、該PETフィルムの厚みは、好ましくは0.03mm以上、好ましくは0.5mm以下である。
上記合わせガラスの製造方法は特に限定されない。例えば、上記第1の合わせガラス部材と上記第2の合わせガラス部材との間に、中間膜を挟んで、押圧ロールに通したり、又はゴムバッグに入れて減圧吸引したりして、第1の合わせガラス部材と中間膜との間及び授記第2の合わせガラス部材と中間膜との間に残留する空気を脱気する。その後、約70〜110℃で予備接着して積層体を得る。次に、積層体をオートクレーブに入れたり、又はプレスしたりして、約120〜150℃及び1〜1.5MPaの圧力で圧着する。このようにして、合わせガラスを得ることができる。
上記中間膜及び上記合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に使用できる。上記中間膜及び上記合わせガラスは、これらの用途以外にも使用できる。上記中間膜及び上記合わせガラスは、車両用又は建築用の中間膜及び合わせガラスであることが好ましく、車両用の中間膜及び合わせガラスであることがより好ましい。上記中間膜及び上記合わせガラスは、自動車のフロントガラス、サイドガラス、リアガラス又はルーフガラス等に使用できる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明する。本発明はこれら実施例のみに限定されない。
以下の実施例及び比較例で用いたポリビニルブチラール(PVB)樹脂に関しては、ブチラール化度(アセタール化度)、アセチル化度及び水酸基の含有率はJIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法により測定した。なお、ASTM D1396−92により測定した場合も、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法と同様の数値を示した。
(実施例1)
平均重合度が1700であるポリビニルアルコールをn−ブチルアルデヒドでブチラール化することで、水酸基の含有率が30.5モル%、アセチル化度が0.9モル%、ブチラール化度が68.6モル%のポリビニルブチラール樹脂を得た。得られたポリビニルブチラール樹脂100重量部と、可塑剤としてトリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート38重量部とを混合し、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を、押出機を用いて、厚さ380μmの樹脂膜を得た。2枚の樹脂膜の間に、ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製、型番「S10 ルミラー」)をラミネートし、3層構造を有する合わせガラス用中間膜を得た。甲賀高分子社製の巻き芯(材質タルク入りポリプロピレン)(外径15cm、高さ120cm)に巻取り張力200Nの条件で、2枚の樹脂膜の押出方向と、巻き芯の外周方向が一致するように、合わせガラス用中間膜125mを巻き取ることにより、ロール体を得た。
(実施例2〜3及び比較例1)
実施例1の巻き芯を、実施例2では甲賀高分子社製の巻き芯(材質タルク入りポリプロプレン)(外径15cm、高さ120cm)にローレット加工したこと以外は実施例1と同様にロール体を作製し、実施例3では甲賀高分子社製の巻き芯(材質繊維強化プラスチック)(外径15cm、高さ120cm)に変更したこと以外は実施例1と同様にロール体を作製し、比較例1では甲賀高分子社製の巻き芯(材質ポリプロプレン)(外径15cm、高さ120cm)に変更したこと以外は実施例1と同様にロール体を作製した。
(評価)
(1)巻き芯の線膨張係数
熱機械分析装置(リガク社製「Thermo plus EVO2」)を用いて、JIS K7197(1991)に準拠して、巻き芯の線膨張係数を測定した。5〜50℃における、実施例1及び2の巻き芯の線膨張係数は5×10−5/℃であり、実施例3の巻き芯の線膨張係数は4×10−5/℃であり、比較例1の巻き芯の線膨張係数10×10−5/℃であった。
(2)合わせガラス用中間膜の収縮率
3層構造を有する合わせガラス用中間膜の樹脂膜の押出方向の長さは15cmであり、かつ、押出方向とは垂直方向に合わせガラス用中間膜を切断した。切断された合わせガラス用中間膜(樹脂膜の押出方向の長さ15cm、押出方向とは垂直方向の長さ120cm)の押出方向とは垂直方向の一端を含むように、縦15cm×横15cmのサンプルを切断した。得られたサンプルをポリテトラフルオロエチレンシートの上に置き、140℃、湿度5%の環境下に20分間放置した。20分放置した後の押出方向のサンプルの長さを測定した。以下の式により、収縮率を算出した。
収縮率(%)=((15cm−(30分放置した後の押出方向のサンプルの長さ))/15cm)×100
合わせガラス用中間膜の収縮率は1.5%であった。
(3)巻き芯の抜けやすさ
ロール体の軸心が鉛直方向になるようにロール体を縦置きした。この状態で、巻き芯の外周に巻かれている合わせガラス用中間膜の上側の端部近傍に100kgの荷重をかけることにより、巻き芯の抜けやすさを評価した。巻き芯の抜けやすさを下記の基準で判定した。
[巻き芯の抜けやすさの判定基準]
○:荷重をかけた場合、合わせガラス用中間膜が動かなかった
△:合わせガラス用中間膜の重さでは巻き芯が抜けなかったが、荷重をかけたら、巻き芯が抜けてしまった
×:合わせガラス用中間膜の重さで巻き芯が抜けてしまった
巻き芯の抜けやすさの結果に関して、実施例1は「△」、実施例2は「○」、実施例3は「○」、比較例1は「×」であった。
1…中間膜
1a…第1の表面
1b…第2の表面
2…第1の層
2a…第1の表面
2b…第2の表面
3…第2の層
3a…外側の表面
4…第3の層
4a…外側の表面
11…合わせガラス
21…第1の合わせガラス部材
22…第2の合わせガラス部材
31…中間膜
31a…第1の表面
31b…第2の表面
41…合わせガラス
51…ロール体
61…巻き芯

Claims (6)

  1. 巻き芯と、
    前記巻き芯の外周に巻かれている合わせガラス用中間膜とを備え、
    前記合わせガラス用中間膜は、車両用又は建築物用の合わせガラスに用いられる中間膜であり、
    前記合わせガラス用中間膜は、第1の合わせガラス部材と第2の合わせガラス部材との間に配置されて、前記合わせガラスを得るために用いられる中間膜であり、
    前記巻き芯の5〜50℃での線膨張係数が6×10−5/℃以下であり、
    前記合わせガラス用中間膜を140℃で20分間加熱したときの収縮率が3%以下である、ロール体。
  2. 前記合わせガラス用中間膜が、ポリエステル樹脂を含む、請求項1に記載のロール体。
  3. 前記合わせガラス用中間膜は、第1の層と、前記第1の層の一方の表面側に配置された第2の層とを備え、
    前記第1の層がポリエステル樹脂を含み、
    前記第2の層がポリビニルアセタール樹脂を含む、請求項1又は2に記載のロール体。
  4. 前記合わせガラス用中間膜は、前記第1の層の前記一方の表面とは反対の第2の表面側に配置された第3の層を備え、
    前記第3の層がポリビニルアセタール樹脂を含む、請求項3に記載のロール体。
  5. 前記巻き芯は、前記合わせガラス用中間膜が巻かれている表面に凹凸を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロール体。
  6. ロール体の外径が0.4m以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロール体。
JP2014202619A 2014-09-30 2014-09-30 ロール体 Active JP6450128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202619A JP6450128B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ロール体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202619A JP6450128B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ロール体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016069168A JP2016069168A (ja) 2016-05-09
JP6450128B2 true JP6450128B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55865953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202619A Active JP6450128B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ロール体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6450128B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102302429B1 (ko) * 2017-03-28 2021-09-15 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 접합 유리용 중간막, 롤체 및 접합 유리
CN114761338A (zh) * 2020-03-05 2022-07-15 琳得科株式会社 卷体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005068006A (ja) * 1998-03-11 2005-03-17 Sekisui Chem Co Ltd 合わせガラス用中間膜ロール体及び合わせガラス用中間膜ロール体の製造方法
JP2004106225A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Shikoku Sekisui Kogyo Kk 巻芯、巻芯のエンボス形成方法及び巻芯のエンボス形成装置
JP2008168999A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Daika Polymer Kk プラスチックコア
JP2010222233A (ja) * 2009-02-27 2010-10-07 Central Glass Co Ltd 断熱合わせガラス
JP2014019056A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Konica Minolta Inc フィルムロール梱包体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016069168A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6630760B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP5812961B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2017104632A1 (ja) 合わせガラス用中間膜、ロール体及び合わせガラス
WO2013042771A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2013031884A1 (ja) 合わせガラス用中間膜、合わせガラス用中間膜の製造方法及び合わせガラス
KR102560885B1 (ko) 접합 유리용 중간막 및 접합 유리
JP5830197B1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2019194113A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP6411319B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2017170727A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2017170728A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
TWI745573B (zh) 層合玻璃用中間膜、輥體及層合玻璃
KR101935215B1 (ko) 접합 유리용 중간막 및 접합 유리
JP6450128B2 (ja) ロール体
WO2017171042A1 (ja) ポリビニルアセタールアイオノマー樹脂フィルム及び合わせガラス
WO2016159207A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2021200964A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP6382669B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
WO2015152274A1 (ja) 合わせガラス用中間膜、合わせガラス用中間膜の製造方法及び合わせガラス
JP6484351B2 (ja) 合わせガラス用中間膜、ロール体及び合わせガラス
WO2018168904A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6450128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151