JP6382669B2 - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents

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本発明は、合わせガラスを得るために用いられる合わせガラス用中間膜に関する。また、本発明は、上記合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスに関する。
合わせガラスは、外部衝撃を受けて破損してもガラスの破片の飛散量が少なく、安全性に優れている。このため、上記合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に広く使用されている。上記合わせガラスは、一対のガラス板の間に合わせガラス用中間膜を挟み込むことにより、製造されている。
上記中間膜の一例として、下記の特許文献1には、可塑化ポリビニルアセタール樹脂組成物を用いて得られる中間膜が開示されている。上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂組成物は、ポリビニルアセタール樹脂100重量部、可塑剤20〜60重量部、並びに、ジイモニウム系色素、アミニウム系色素、フタロシアニン系色素、アントラキノン系色素、ポリメチン系色素、ベンゼンジチオール型アンモニウム系化合物、チオ尿素誘導体及びチオール金属錯体からなる群より選択される少なくとも1種の化合物0.00001〜5重量部を含有する。
WO2003/018502A1
特許文献1に記載のような従来の中間膜では、色素の種類によっては、ヘイズ値が高くなることがある。特に、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素を用いた場合に、合わせガラスが赤く見えやすいという問題がある。
本発明の目的は、合わせガラスが赤く見えるのを抑制することができる合わせガラス用中間膜を提供することである。また、本発明は、上記の合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスを提供することも目的とする。
本発明の広い局面によれば、熱可塑性樹脂と、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素とを含み、前記色素の比表面積が75m/g以上である、合わせガラス用中間膜が提供される。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記熱可塑性樹脂100重量部に対して、前記色素の含有量が0.001重量部以上、0.04重量部以下である。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記色素が、フタロシアニン化合物である。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂である。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記中間膜は、可塑剤を含
む。
本発明の広い局面によれば、第1の合わせガラス部材と、第2の合わせガラス部材と、上述した合わせガラス用中間膜とを備え、前記第1の合わせガラス部材と前記第2の合わせガラス部材との間に、前記合わせガラス用中間膜が配置されている、合わせガラスが提供される。
本発明に係る合わせガラス用中間膜は、熱可塑性樹脂と、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素とを含み、上記色素の比表面積が75m/g以上であるので、合わせガラスが赤く見えるのを抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスを示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明に係る合わせガラス用中間膜(以下、中間膜と略記することがある)は、熱可塑性樹脂と、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素とを含む。本発明に係る中間膜では、上記色素の比表面積が75m/g以上である。
本発明では、上記の構成が備えられているので、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素を用いているにもかかわらず、合わせガラスが赤く見えるのを抑制することができる。なお、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素は、合わせガラスを青色にし、合わせガラスの意匠性を高めるために用いられる。一方で、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素を用いていても、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素の比表面積が75m/g未満であると、合わせガラスが赤く見えやすい。
上記中間膜は、可塑剤を含むことが好ましい。
以下、本発明に係る中間膜に用いることができる各材料を詳細に説明する。
(熱可塑性樹脂)
上記中間膜に含まれている熱可塑性樹脂は特に限定されない。上記熱可塑性樹脂として、従来公知の熱可塑性樹脂を用いることが可能である。上記熱可塑性樹脂は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記熱可塑性樹脂としては、ポリビニルアセタール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂及びポリビニルアルコール樹脂等が挙げられる。これら以外の熱可塑性樹脂を用いてもよい。
上記熱可塑性樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂であることが好ましい。ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤との併用により、合わせガラス部材又は他の中間膜に対する本発明に係る中間膜の接着力がより一層高くなる。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、例えば、ポリビニルアルコールをアルデヒドによりアセタール化することにより製造できる。上記ポリビニルアルコールは、例えば、ポリ酢酸ビニルをけん化することにより製造できる。上記ポリビニルアルコールのけん化度は、一般に70〜99.9モル%の範囲内である。
上記ポリビニルアルコールの平均重合度は、好ましくは200以上、より好ましくは500以上、好ましくは3500以下、より好ましくは3000以下、更に好ましくは2500以下である。上記平均重合度が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記平均重合度が上記上限以下であると、中間膜の成形が容易になる。
上記ポリビニルアルコールの平均重合度は、JIS K6726「ポリビニルアルコール試験方法」に準拠した方法により求められる。
上記ポリビニルアセタール樹脂に含まれているアセタール基の炭素数は特に限定されない。上記ポリビニルアセタール樹脂を製造する際に用いるアルデヒドは特に限定されない。上記ポリビニルアセタール樹脂におけるアセタール基の炭素数は3又は4であることが好ましい。上記ポリビニルアセタール樹脂におけるアセタール基の炭素数が3以上であると、中間膜のガラス転移温度が充分に低くなる。
上記アルデヒドは特に限定されない。上記アルデヒドとして、一般には、炭素数が1〜10のアルデヒドが好適に用いられる。上記炭素数が1〜10のアルデヒドとしては、例えば、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バレルアルデヒド、2−エチルブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、n−デシルアルデヒド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及びベンズアルデヒド等が挙げられる。なかでも、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド又はn−バレルアルデヒドが好ましく、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド又はイソブチルアルデヒドがより好ましく、n−ブチルアルデヒドが更に好ましい。上記アルデヒドは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記ポリビニルアセタール樹脂の水酸基の含有率(水酸基量)は、好ましくは15モル%以上、より好ましくは18モル%以上、好ましくは40モル%以下、より好ましくは35モル%以下である。上記水酸基の含有率が上記下限以上であると、中間膜の接着力がより一層高くなる。また、上記水酸基の含有率が上記上限以下であると、中間膜の柔軟性が高くなり、中間膜の取扱いが容易になる。
上記ポリビニルアセタール樹脂の水酸基の含有率は、水酸基が結合しているエチレン基量を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。上記水酸基が結合しているエチレン基量は、例えば、JIS K6726「ポリビニルアルコール試験方法」に準拠して又はASTM D1396−92に準拠して、測定することにより求めることができる。
上記ポリビニルアセタール樹脂のアセチル化度(アセチル基量)は、好ましくは0.1モル%以上、より好ましくは0.3モル%以上、更に好ましくは0.5モル%以上、好ましくは30モル%以下、より好ましくは25モル%以下、更に好ましくは20モル%以下である。上記アセチル化度が上記下限以上であると、ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤との相溶性が高くなる。上記アセチル化度が上記上限以下であると、中間膜及び合わせガラスの耐湿性が高くなる。
上記アセチル化度は、主鎖の全エチレン基量から、アセタール基が結合しているエチレ
ン基量と、水酸基が結合しているエチレン基量とを差し引いた値を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。上記アセタール基が結合しているエチレン基量は、例えば、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠して又はASTM D1396−92に準拠して測定できる。
上記ポリビニルアセタール樹脂のアセタール化度(ポリビニルブチラール樹脂の場合にはブチラール化度)は、好ましくは60モル%以上、より好ましくは63モル%以上、好ましくは85モル%以下、より好ましくは75モル%以下、更に好ましくは70モル%以下である。上記アセタール化度が上記下限以上であると、ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤との相溶性が高くなる。上記アセタール化度が上記上限以下であると、ポリビニルアセタール樹脂を製造するために必要な反応時間が短くなる。
上記アセタール化度は、アセタール基が結合しているエチレン基量を、主鎖の全エチレン基量で除算して求めたモル分率を百分率で示した値である。
上記アセタール化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法又はASTM D1396−92に準拠した方法により、アセチル化度と水酸基の含有率とを測定し、得られた測定結果からモル分率を算出し、次いで、100モル%からアセチル化度と水酸基の含有率とを差し引くことにより算出され得る。
なお、上記水酸基の含有率(水酸基量)、アセタール化度(ブチラール化度)及びアセチル化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法により測定された結果から算出することが好ましい。ポリビニルアセタール樹脂がポリビニルブチラール樹脂である場合は、上記水酸基の含有率(水酸基量)、アセタール化度(ブチラール化度)及びアセチル化度は、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」に準拠した方法により測定された結果から算出することが好ましい。
(可塑剤)
中間膜の接着力をより一層高める観点からは、上記中間膜は、可塑剤を含むことが好ましい。中間膜に含まれている熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂である場合に、中間膜は、可塑剤を含むことが特に好ましい。
上記可塑剤は特に限定されない。上記可塑剤として、従来公知の可塑剤を用いることができる。上記可塑剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記可塑剤としては、一塩基性有機酸エステル及び多塩基性有機酸エステル等の有機エステル可塑剤、並びに有機リン酸可塑剤及び有機亜リン酸可塑剤などの有機リン酸可塑剤等が挙げられる。なかでも、有機エステル可塑剤が好ましい。上記可塑剤は液状可塑剤であることが好ましい。
上記一塩基性有機酸エステルとしては、特に限定されず、例えば、グリコールと一塩基性有機酸との反応によって得られたグリコールエステル、並びにトリエチレングリコール又はトリプロピレングリコールと一塩基性有機酸とのエステル等が挙げられる。上記グリコールとしては、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びトリプロピレングリコール等が挙げられる。上記一塩基性有機酸としては、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプチル酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、n−ノニル酸及びデシル酸等が挙げられる。
上記多塩基性有機酸エステルとしては、特に限定されず、例えば、多塩基性有機酸と、炭素数4〜8の直鎖又は分岐構造を有するアルコールとのエステル化合物が挙げられる。
上記多塩基性有機酸としては、アジピン酸、セバシン酸及びアゼライン酸等が挙げられる。
上記有機エステル可塑剤としては、特に限定されず、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−オクタノエート、トリエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジペート、エチレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,3−プロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,4−ブチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、ジプロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルペンタノエート、テトラエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジカプリエート、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ヘキシルシクロヘキシル、アジピン酸ヘプチルとアジピン酸ノニルとの混合物、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ヘプチルノニル、セバシン酸ジブチル、油変性セバシン酸アルキド、及びリン酸エステルとアジピン酸エステルとの混合物等が挙げられる。これら以外の有機エステル可塑剤を用いてもよい。
上記有機リン酸可塑剤としては、特に限定されず、例えば、トリブトキシエチルホスフェート、イソデシルフェニルホスフェート及びトリイソプロピルホスフェート等が挙げられる。
上記可塑剤は、下記式(1)で表されるジエステル可塑剤であることが好ましい。
Figure 0006382669
上記式(1)中、R1及びR2はそれぞれ、炭素数5〜10の有機基を表し、R3は、エチレン基、イソプロピレン基又はn−プロピレン基を表し、pは3〜10の整数を表す。上記式(1)中のR1及びR2はそれぞれ、炭素数6〜10の有機基であることが好ましい。
上記可塑剤は、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)又はトリエチレングリコールジ−2−エチルブチレートを含むことが好ましく、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエートを含むことがより好ましい。
上記可塑剤の含有量は特に限定されない。上記熱可塑性樹脂100重量部に対して、上記可塑剤の含有量は、好ましくは25重量部以上、より好ましくは30重量部以上、好ましくは60重量部以下、より好ましくは50重量部以下である。上記可塑剤の含有量が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記可塑剤の含有量が上記上限以下であると、中間膜の透明性がより一層高くなる。
(色素)
上記色素の極大吸収波長は、580nm以上、680nm以下である。上記色素は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
赤色の着色を抑えるために、上記色素の比表面積は75m/g以上である。赤色の着色をより一層抑える観点からは、上記色素の比表面積は好ましくは78m/g以上、より好ましくは80m/g以上である。上記色素の比表面積は好ましくは120m/g以下である。
上記色素としては、フタロシアニン化合物、インダンスレン化合物及びアンスラキノン化合物が挙げられる。なかでも、赤色の着色を効果的に抑える観点からは、フタロシアニン化合物が好ましい。また、フタロシアニン化合物の使用により、遮熱性を高めることもできる。
上記フタロシアニン化合物としては、フタロシアニン及びフタロシアニンの誘導体が挙げられる。
上記フタロシアニン化合物は、バナジウム原子又は銅原子を含有することが好ましく、銅原子を含有することがより好ましい。上記フタロシアニン化合物は、バナジウム原子を含有していてもよい。上記フタロシアニン化合物は、バナジウム原子又は銅原子を含有するフタロシアニン及びバナジウム原子又は銅原子を含有するフタロシアニンの誘導体の内の少なくとも1種であることがより好ましく、銅原子を含有するフタロシアニン及び銅原子を含有するフタロシアニンの誘導体の内の少なくとも1種であることがより好ましい。中間膜及び合わせガラスの遮熱性を更に一層高くする観点からは、上記フタロシアニン化合物は、銅原子に酸素原子が結合した構造単位を有することが好ましい。
上記熱可塑性樹脂と上記色素とを含む中間膜において、上記熱可塑性樹脂100重量部に対して、上記色素の含有量が好ましくは0.001重量部以上、より好ましくは0.002重量部以上、更に好ましくは0.003重量部以上、好ましくは0.1重量部以下、より好ましくは0.05量部以下、更に好ましくは0.02重量部以下である。
(他の成分)
上記中間膜は、必要に応じて、紫外線遮蔽剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料、染料、耐湿剤、接着力調整剤、蛍光増白剤及び赤外線吸収剤等の添加剤を含んでいてもよい。これらの添加剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(合わせガラス用中間膜)
上記中間膜の厚みは特に限定されない。実用面の観点、並びに遮熱性を充分に高める観点からは、中間膜の厚みは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.25mm以上、好ましくは3mm以下、より好ましくは1.5mm以下である。中間膜の厚みが上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性が高くなる。
上記中間膜の製造方法は特に限定されない。該中間膜の製造方法として、従来公知の方法を用いることができる。例えば、配合成分を混練し、中間膜を成形する製造方法等が挙げられる。連続的な生産に適しているため、押出成形する製造方法が好ましい。
上記混練の方法は特に限定されない。この方法として、例えば、押出機、プラストグラフ、ニーダー、バンバリーミキサー又はカレンダーロール等を用いる方法が挙げられる。なかでも、連続的な生産に適しているため、押出機を用いる方法が好適であり、二軸押出機を用いる方法がより好適である。
本発明に係る中間膜は、単独で合わせガラスに用いられてもよく、他の中間膜とともに
合わせガラスに用いられてもよい。本発明に係る中間膜は、他の中間膜に積層された状態で、多層中間膜として用いることができる。
また、本発明に係る中間膜は、赤外線反射フィルム(赤外線反射層)とともに用いられてもよく、赤外線反射層に積層されて用いられてもよい。
上記赤外線反射層は赤外線を反射する。上記赤外線反射層は、赤外線を反射する性能を有していれば特に限定されない。赤外線を反射する性能に優れることから、上記赤外線反射層が、800〜2000nmの範囲内の少なくとも1つの波長において、赤外線透過率が40%以下である性質を有することが好ましい。なお、後述する実施例で用いた赤外線反射層の赤外線透過率は、上記の好ましい条件を満足する。800〜2000nmの範囲内の少なくとも1つの波長において、赤外線透過率はより好ましくは30%以下、更に好ましくは20%以下である。
上記赤外線反射層としては、金属箔付き樹脂フィルム、樹脂層上に金属層及び誘電層が形成された多層積層フィルム、グラファイトを含むフィルム、多層樹脂フィルム及び液晶フィルム等が挙げられる。これらのフィルムは、赤外線を反射する性能を有する。
上記赤外線反射層は、金属箔付き樹脂フィルム、グラファイトを含むフィルム、多層樹脂フィルム又は液晶フィルムであることが特に好ましい。これらのフィルムは、赤外線の反射性能にかなり優れている。従って、これらのフィルムの使用により、遮熱性がより一層高く、高い可視光線透過率をより一層長期間に渡り維持できる合わせガラスが得られる。上記赤外線反射層は、金属箔付き樹脂フィルム、多層樹脂フィルム又は液晶フィルムであってもよい。
上記金属箔付き樹脂フィルムは、樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの外表面に積層された金属箔とを備える。上記樹脂フィルムの材料としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂及びポリイミド樹脂等が挙げられる。上記金属箔の材料としては、アルミニウム、銅、銀、金、パラジウム、及びこれらを含む合金等が挙げられる。
上記樹脂層上に金属層及び誘電層が形成された多層積層フィルムは、樹脂層(樹脂フィルム)に、金属層及び誘電層が交互に任意の層数で積層された多層積層フィルムである。
上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料としては、上記金属箔付き樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの材料と同様の材料が挙げられる。上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ乳酸、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポリフッ化ビニリデン、環状ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ナイロン6,11,12,66などのポリアミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリエーテルイミド等が挙げられる。上記多層積層フィルムにおける上記金属層の材料としては、上記金属箔付き樹脂フィルムにおける上記金属箔の材料と同様の材料が挙げられる。上記金属層の両面もしくは片面に、金属もしくは混合酸化物のコート層を付与することができる。上記コート層の材料としては、ZnO、Al、Ga、InO、MgO、Ti、NiCr及びCu等が挙げられる。
上記多層積層フィルムにおける上記誘電層の材料としては、例えば酸化インジウム等が
挙げられる。
上記多層樹脂フィルムは、複数の樹脂フィルムが積層された積層フィルムである。上記多層樹脂フィルムの材料としては、上記多層積層フィルムにおける上記樹脂層(樹脂フィルム)の材料と同様の材料が挙げられる。上記多層樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの積層数は、2以上であり、3以上であってもよく、5以上であってもよい。上記多層樹脂フィルムにおける樹脂フィルムの積層数は、1000以下であってもよく、100以下であってもよく、50以下であってもよい。
上記多層樹脂フィルムは、異なる光学的性質(屈折率)を有する2種類以上の熱可塑性樹脂層が交互に又はランダムに任意の層数で積層された多層樹脂フィルムであってもよい。このような多層樹脂フィルムは、所望の赤外線反射性能が得られるように構成される。
上記液晶フィルムとしては、任意の波長の光を反射するコレステリック液晶層を任意の層数で積層したフィルムが挙げられる。このような液晶フィルムは、所望の赤外線反射性能が得られるように構成される。
(合わせガラス)
図1は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの一例を示す断面図である。
図1に示す合わせガラス1は、中間膜2と、第1の合わせガラス部材21と、第2の合わせガラス部材22とを備える。中間膜2は単層の中間膜である。中間膜2は、合わせガラスを得るために用いられる。中間膜2は、合わせガラス用中間膜である。
中間膜2は、第1の合わせガラス部材21と第2の合わせガラス部材22との間に配置されており、挟み込まれている。中間膜2の第1の表面2a(一方の表面)に、第1の合わせガラス部材21が積層されている。中間膜2の第1の表面2aとは反対の第2の表面2b(他方の表面)に、第2の合わせガラス部材22が積層されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスの変形例を示す断面図である。
図2に示す合わせガラス11は、中間膜12と、第1の合わせガラス部材21と、第2の合わせガラス部材22とを備える。中間膜12は、多層の中間膜である。中間膜12は、合わせガラスを得るために用いられる。中間膜12は、合わせガラス用中間膜である。
中間膜12は、第1の層13(中間膜)、第2の層14(中間膜)及び第3の層15(中間膜)の3つの中間膜がこの順で積層された構造を有する。本実施形態では、第2の層14は、遮音層である。第2の層14として、本発明の一実施形態に係る中間膜が用いられている。第1,第3の層13,15は、保護層である。第1,第3の層13,15も、本発明の実施形態に係る中間膜であってもよい。
中間膜12は、第1の合わせガラス部材21と第2の合わせガラス部材22との間に配置されており、挟み込まれている。第2の層14(中間膜)が、第1,第3の層13,15を介して、第1の合わせガラス部材21と第2の合わせガラス部材22との間に配置されている。第1の層13の外側の表面13aに第1の合わせガラス部材21が積層されている。第2の層15の外側の表面15aに第2の合わせガラス部材22が積層されている。
このように、本発明に係る合わせガラスは、第1の合わせガラス部材と、第2の合わせガラス部材と、本発明に係る合わせガラス用中間膜とを備えており、上記合わせガラス用中間膜が、上記第1の合わせガラス部材と上記第2の合わせガラス部材との間に配置されている。上記合わせガラスは、中間膜として、本発明に係る合わせガラス用中間膜のみを備えていてもよく、本発明に係る合わせガラス用中間膜と他の合わせガラス用中間膜とを備えていてもよい。上記合わせガラスは、本発明に係る合わせガラス用中間膜を少なくとも含む。
上記合わせガラス部材としては、ガラス板及びPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等が挙げられる。合わせガラスには、2枚のガラス板の間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスだけでなく、ガラス板とPETフィルム等との間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスも含まれる。合わせガラスは、ガラス板を備えた積層体であり、少なくとも1枚のガラス板が用いられていることが好ましい。上記第1の合わせガラス部材及び上記第2の合わせガラス部材がそれぞれガラス板又はPETフィルムであり、上記第1の合わせガラス部材及び上記第2の合わせガラス部材の内の少なくとも一方が、ガラス板であることが好ましい。
上記ガラス板としては、無機ガラス及び有機ガラスが挙げられる。上記無機ガラスとしては、フロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、及び線入り板ガラス等が挙げられる。上記有機ガラスは、無機ガラスに代用される合成樹脂ガラスである。上記有機ガラスとしては、ポリカーボネート板及びポリ(メタ)アクリル樹脂板等が挙げられる。上記ポリ(メタ)アクリル樹脂板としては、ポリメチル(メタ)アクリレート板等が挙げられる。
上記合わせガラス部材の厚みは、好ましくは1mm以上、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下である。また、上記合わせガラス部材がガラス板である場合に、該ガラス板の厚みは、好ましくは1mm以上、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下である。上記合わせガラス部材がPETフィルムである場合に、該PETフィルムの厚みは、好ましくは0.03mm以上、好ましくは0.5mm以下である。
上記合わせガラスの製造方法は特に限定されない。例えば、上記第1の合わせガラス部材と上記第2の合わせガラス部材との間に、中間膜を挟んで、押圧ロールに通したり、又はゴムバッグに入れて減圧吸引したりして、第1の合わせガラス部材と中間膜との間及び上記第2の合わせガラス部材と中間膜との間に残留する空気を脱気する。その後、約70〜110℃で予備接着して積層体を得る。次に、積層体をオートクレーブに入れたり、又はプレスしたりして、約120〜150℃及び1〜1.5MPaの圧力で圧着する。このようにして、合わせガラスを得ることができる。
上記中間膜及び上記合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に使用できる。上記中間膜及び上記合わせガラスは、これらの用途以外にも使用できる。上記中間膜及び上記合わせガラスは、車両用又は建築用の中間膜及び合わせガラスであることが好ましく、車両用の中間膜及び合わせガラスであることがより好ましい。上記中間膜及び上記合わせガラスは、自動車のフロントガラス、サイドガラス、リアガラス又はルーフガラス等に使用できる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明する。本発明はこれら実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例では、以下の材料を用いた。
熱可塑性樹脂(ポリビニルアセタール樹脂):
PVB1(n−ブチルアルデヒドによりアセタール化されているポリビニルブチラール樹脂、平均重合度1700、水酸基の含有率30.5モル%、アセチル化度0.9モル%、ブチラール化度68.6モル%)
なお、上記ポリビニルブチラールの水酸基の含有率、アセチル化度及びブチラール化度(アセタール化度)はASTM D1396−92に準拠した方法により測定した。なお、JIS K6728「ポリビニルブチラール試験方法」により測定した場合も、ASTM D1396−92に準拠した方法と同様の数値を示した。
可塑剤:
3GO(トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート)
色素:
色素1:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1257」、カラーインデックスP.B.15−3、極大吸収波長620nm、比表面積87.6m/g
色素2:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1257」、カラーインデックスP.B.15−3、極大吸収波長620nm、比表面積95.3m/g
色素3:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1257」、カラーインデックスP.B.15−3、極大吸収波長620nm、比表面積96.5m/g
色素4:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1257」、カラーインデックスP.B.15−3、極大吸収波長620nm、比表面積92.5m/g
色素A:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1257」、カラーインデックスP.B.15−3、極大吸収波長620nm、比表面積72.8m/g
色素B:住化カラー株式会社社製「BLUE SG−5A1251」、カラーインデックスP.B.15−1、極大吸収波長670nm、比表面積70.2m/g
なお、ビーズミルを用いて色素Bの粒子径を小さくすることでも、色素1〜4を調製できる。
(実施例1)
中間膜の作製:
ポリビニルブチラール樹脂(PVB1)100重量部に対して、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)40重量部と、色素(色素1)0.004重量部とを添加し、ミキシングロールで充分に混練し、組成物を得た。
得られた組成物を押出機により押出して、単層の中間膜(厚み0.76mm)を得た。
合わせガラスの作製:
2枚の透明フロート板ガラス(厚み2.5mm)の間に、得られた中間膜(厚み0.76mm)を配置して、耐熱性のテープを用いてずれることがないように固定して、積層体を得た。
得られた積層体を真空バッグに設置し、常温(23℃)で933.2hPaの減圧度にて真空バッグ内の脱気を行った。続いて、脱気状態を維持したままで、真空バッグを100℃まで昇温し、温度が100℃まで到達した後20分間保持した。その後、真空バッグを自然冷却により冷却し、温度が30℃まで低下したことを確認し、圧力を大気圧に開放した。
上記真空バッグ法により仮圧着された合わせガラスを、オートクレーブを用いて、135℃、圧力1.2MPaの条件で20分間圧着し、合わせガラスを得た。
なお、以下に示す評価試験を行うために、300mm×300mmの大きさの合わせガラスと、並びに50mm×50mmの大きさの合わせガラスとを作製した。
(実施例2〜4及び比較例1,2)
配合成分の種類及び含有量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、単層の中間膜を作製した。得られた中間膜を用いて、実施例1と同様にして、中間膜を備えた合わせガラスを作製した。
(評価)
(1)極大吸収波長の測定方法
クロロホルム100重量部に対して、第1の化合物0.002重量部を混合し、クロロホルム溶液を得た。得られたクロロホルム溶液を光路長1.0mmの分光光度計用石英セルへ入れた。自記分光光度計(日立製作所社製「U4100」)を用いて、300〜2500nm透過率を測定し、極大吸収波長を求めた。測定値は、上記の材料の欄に記載した。
(2)可視光線透過率(A光Y値、初期A−Y(380〜780nm))
分光光度計(日立ハイテク社製「U−4100」)を用いて、JIS R3211(1998)に準拠して、得られた合わせガラスの波長380〜780nmにおける上記可視光線透過率を測定した。次に、JIS Z8729に準拠して、L*a*b*表色系におけるa*を算出した。
(3)赤色の着色の有無(a*、拡散光透過率測定)
JIS R3106(1998)に準拠して、全光線透過率(TvD)を測定した。分光光度計(日立ハイテク社製「U−4100」)を用いて、透過した光線をすべて積分球に受光するよう積分球の開口部に、得られた合わせガラスを平行にかつ密着させた。入射光(380〜780nm)のうち、合わせガラスを透過した平行光以外の拡散光を測定し、a*値を求めた。なお、a*値が0に近いほど、赤色の着色が抑えられている。
結果を下記の表1に示す。
Figure 0006382669
1…合わせガラス
2…中間膜
2a…第1の表面
2b…第2の表面
11…合わせガラス
12…中間膜
13…第1の層(中間膜)
14…第2の層(中間膜)
15…第3の層(中間膜)
13a…外側の表面
15a…外側の表面
21…第1の合わせガラス部材
22…第2の合わせガラス部材

Claims (6)

  1. 熱可塑性樹脂と、極大吸収波長が580nm以上、680nm以下である色素とを含み、
    前記色素の比表面積が75m/g以上である、合わせガラス用中間膜。
  2. 前記熱可塑性樹脂100重量部に対して、前記色素の含有量が0.001重量部以上、0.04重量部以下である、請求項1に記載の合わせガラス用中間膜。
  3. 前記色素が、フタロシアニン化合物である、請求項1又は2に記載の合わせガラス用中間膜。
  4. 前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜。
  5. 可塑剤を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜。
  6. 第1の合わせガラス部材と、
    第2の合わせガラス部材と、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜とを備え、
    前記第1の合わせガラス部材と前記第2の合わせガラス部材との間に、前記合わせガラス用中間膜が配置されている、合わせガラス。
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