JP6447872B2 - エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置および測定方法 - Google Patents

エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置および測定方法 Download PDF

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本発明は、車両の内装パネルに、エアバッグドアが開裂する際の開口線となる脆弱線を形成するエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置およびエアバッグドアの脆弱線残厚測定方法に関するものである。
自動車などの車両には、緊急時に乗員を保護するための安全装置として、エアバッグ装置が設置されている。
図7に示すように、自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネル1などの内装パネル(車両用内装部材)が設置されている。そして、このインストルメントパネル1(内装パネル)の助手席側の部分には、緊急時に助手席乗員を保護するための安全装置として、助手席用のエアバッグ装置2が設置されている。
図8に示すように、助手席用のエアバッグ装置2は、袋状のエアバッグ本体3を折畳んで収納するエアバッグモジュール4と、このエアバッグモジュール4の上方に設置されたエアバッグドア部材5とを備えている。
そして、エアバッグドア部材5には、袋状のエアバッグ本体3が膨出する開口部6を形成するためのエアバッグドア7,8が設けられる。このエアバッグドア7,8は、エアバッグドア部材5の裏面側に形成された脆弱線9(ティアライン)によって画成される。この脆弱線9は、例えば、図7に示すように、横方向へ延びる横開裂線部11と、この横開裂線部11の両端部を通って縦方向の両側へ延びる一対の縦開裂線部12,12と、を有する底面視H字状のものとされている。そして、横開裂線部11と一対の縦開裂線部12,12との間に、上記した2枚のエアバッグドア7,8が形成される。
このような構成によれば、緊急時に、エアバッグ本体3は袋状に膨張する。そして、膨張したエアバッグ本体3の圧力で、エアバッグドア部材5が押されて脆弱線9が開裂され、エアバッグドア部材5に設けられたエアバッグドア7,8が開くことによって、エアバッグドア部材5に形成された開口部6から、袋状のエアバッグ本体3が車室内へ膨出する。このエアバッグ本体3の車室内への膨出によって、助手席の所定位置に着座している乗員を保護・拘束することができる。
このようなエアバッグ装置の脆弱線9(ティアライン)は、例えば、内装パネルの裏面側から、エンドミル,フライス等の切削工具によって形成される(例えば、特許文献1)。
特開2007−137088号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエアバッグドアの脆弱線形成装置にあっては、複雑な曲面形状を有する内装パネル(車両用内装部材)に対して、加工方向が固定された工具を1方向から(例えば真上から)接触させて、横に移動させながら脆弱線を形成していた。したがって、内装パネルが工具に対して斜めに傾いている部分では、切削工具によって表面から所定の深さで脆弱線を形成しても、脆弱線の、内装パネルの法線に沿う方向の深さは、正確に所定の深さにはならなかった。すなわち、切削工具に対する内装パネルの傾き角度に応じて、内装パネルの残存厚さである残厚が変動してしまっていた。特許文献1に記載されたエアバッグドアの脆弱線形成装置にあっては、水平方向を基準とした脆弱線の深さを計測しているため、内装パネルの法線方向に沿う脆弱線の深さは計測していなかった。そして、このように内装パネルの残厚が変動して不均一になると、エアバッグが作動してエアバッグドアが開裂した際に理想的な開裂状態が得られない虞があるため、内装パネルの法線方向に沿う残厚を正確に計測することが望まれていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもので、内装パネルが、脆弱線を形成する工具の加工方向に対して傾いている場合であっても、形成された脆弱線の位置における、内装パネルの法線方向に沿う残厚を正確に測定することが可能な、エアバッグドアの脆弱線形成装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置は、曲面形状を有する車両用内装部材の裏面側に、エアバッグドアが開裂した際の開口線となる脆弱線を1方向からの加工によって形成する脆弱線形成部と、前記脆弱線の位置における前記脆弱線の加工方向に沿う残厚を測定する残厚測定部と、前記脆弱線の加工方向と前記車両用内装部材の法線方向とのなす角度を測定する角度測定部と、前記残厚と前記角度とに基づいて、前記脆弱線の位置における前記車両用内装部材の法線方向に沿う残厚を算出する補正残厚算出部と、を有することを特徴とする。
本発明に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置によれば、前記構成としたことにより、脆弱線(ティアライン)が形成される車両用内装部材の裏面が、脆弱線を形成する加工具(脆弱線形成部)の接触方向に対して傾斜している場合であっても、残厚測定部で測定された、脆弱線の位置における脆弱線の加工方向に沿う車両用内装部材の残厚を、角度測定部において測定された車両用内装部材の裏面の傾斜角度に基づいて、補正残厚算出部が脆弱線の位置における車両用内装部材の法線方向に沿う残厚に補正する。したがって、首振り機能を有する残厚測定部を用いることなく、曲面形状を有する車両用内装部材に形成されたエアバッグドアの脆弱線の残厚を正確に測定することができる。すなわち、エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置を安価に構成することができる。そして、所定の残厚を有する脆弱線を形成することによって、エアバッグドアを理想的な開裂状態とすることができる。
本発明の一実施形態であるエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置の構成図である。 レーザー変位計による変位計測の原理を説明する図である。 光切断法による高さ計測の原理を説明する第1の図であり、被測定物体にスリット光を投影した状態を示す図である。 光切断法による高さ計測の原理を説明する第2の図であり、図2Bの状態で観測されるスリット光の反射像を示す画像I(x,y)の例である。 載置台と内装パネルの同じ位置にスリット光が投影されたときに得られた反射像を、重ね合わせて表示した画像Ia(x,y)の例である。 内装パネルの裏面が斜めに載置された状態で脆弱線が形成された様子を示す図である。 図4Aの状態で計測した載置台と内装パネルのそれぞれの高さを、脆弱線を横切る方向について再構成した状態を示す図である。 内装パネルの法線方向に沿う補正残厚を測定する手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態であるエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置の構成図である。 インストルメントパネルの斜視図である。 図7に示したインストルメントパネルを車両前後方向に切断して車幅方向から見た断面図である。
以下、本発明のエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置の具体的な実施形態である実施例1について、図面を参照して説明する。
[実施例1の全体構成の説明]
図1は、本発明の具体的な一実施形態であるエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aの全体構成を示す機能ブロック図である。
エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aは、内装パネル1(車両用内装部材,インストルメントパネル)と、載置台25と、加工具20(脆弱線形成部)と、レーザー変位計30と、XYZテーブル40と、脆弱線位置データ記憶部42と、高さ測定部50(残厚測定部)と、載置台高さデータ記憶部44と、角度測定部52と、補正残厚算出部60と、を有する。
内装パネル1(車両用内装部材,インストルメントパネル)は、少なくとも脆弱線9が形成される部位においては厚さが均一であり、単層の硬質樹脂材料(芯材)からなるハードパネル(単層インストルメントパネル)、軟質の表皮材と芯材とからなる2層構造のパネル(2層インストルメントパネル)、または、軟質の表皮材と、弾性を有する発泡層と、硬質の芯材とを備えた多層インストルメントパネル(3層インストルメントパネル)のいずれの構造を有するものであってもよい。
載置台25は、内装パネル1を隙間なく密着して載置する置台である。
加工具20(脆弱線形成部)は、内装パネル1に対して鉛直上方から下向きに接触し、上方から下方に向かう加工方向を有して、エアバッグドア7,8(図7)が開裂した際の開口線となる脆弱線9を形成する。この加工具20は、後述するXYZテーブル40によって移動可能に保持されて、直交する3軸方向に移動可能とされている。なお、加工具20は、エンドミル,フライス,超音波カッター等の切削手段でもよいし、または、レーザーを照射して、内装パネル1(車両用内装部材)を部分的に溶融させるものであってもよい。
レーザー変位計30は、加工具20と一体的に保持されて移動しながら、加工具20で形成された脆弱線9を含む領域、および載置台25の表面にレーザー光を照射してその反射像を撮像する。
XYZテーブル40は、加工具20とレーザー変位計30を、脆弱線9の形成部位に沿って、直交する3軸方向に一体的に移動させる。
脆弱線位置データ記憶部42は、形成する脆弱線9の位置データを予め記憶保持しておく。
高さ測定部50(残厚測定部)は、レーザー変位計30で撮像されたレーザー光の反射像に基づいて、載置台25と内装パネル1の高さをそれぞれ測定する。
載置台高さデータ記憶部44は、内装パネル1を載置しない状態で計測された載置台25の高さデータを記憶保持しておく。
角度測定部52は、レーザー変位計30の計測結果に基づいて、脆弱線9の深さ方向(加工方向)と内装パネル1の裏面の法線方向とのなす角度θを測定する。
補正残厚算出部60は、角度測定部52で算出された角度θと、載置台高さデータ記憶部44に記憶された載置台25の高さと、に基づいて、高さ測定部50(残厚測定部)で計測された脆弱線9の鉛直方向(加工具20による加工方向)に沿う残厚Iを補正して、脆弱線9の位置における内装パネル1の法線方向に沿う残厚である補正残厚Ioを算出する。
以下、エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aの各部の機能について、順を追って説明する。まず、加工具20で脆弱線9を形成する方法について説明する。
[脆弱線の形成方法の説明]
脆弱線9が形成される位置座標データは、予め脆弱線位置データ記憶部42に記憶されている。そして、この脆弱線位置データに基づいてXYZテーブル40を移動させながら、加工具20によって、内装パネル1(車両用内装部材)の裏面に脆弱線9を形成する。例えば、加工具20としてエンドミルを使用した場合、XYZテーブル40を移動して、切削開始位置まで加工具20を移動させた後、エンドミルを内装パネル1の裏面に上方から押し当てて、所定の溝深さDsを有する脆弱線9を形成しながら、加工具20の位置をXYZ方向に3次元的に移動させる。
次に、レーザー変位計30と高さ測定部50(残厚測定部)で行う、脆弱線9によって生じる残厚Iの測定方法について説明する。
[残厚の測定方法の説明]
レーザー変位計30は、内装パネル1(車両用内装部材)の裏面にレーザー光等の光を投影して、その反射光の位置を観測する。そして、高さ測定部50(残厚測定部)が、反射光の位置に基づいて、三角測量の原理を用いて内装パネル1の残厚Iを測定する。
このような非接触計測方法は、広く実用化されているが、図2Aから図2Cを用いて、具体的な計測原理を簡単に説明する。
図2Aから図2Cは、レーザー光を用いた非接触変位計の測定原理について説明する図である。
図2Aは、レーザー変位計30から平面状の被測定物体までの距離を、被測定物体を設置位置S1,設置位置S2,設置位置S3にそれぞれ置いた状態で計測した様子を示している。レーザー変位計30から設置位置S1までの距離D1、設置位置S2までの距離D2、設置位置S3までの距離D3は、D1<D2<D3になっているものとする。また、被測定物体の表面は拡散反射面になっており、投影されたレーザー光は、被測定物体の表面で拡散反射されるものとする。
レーザー変位計30は、ビーム状のレーザー光を投影するレーザー光源32aと、レーザー光の反射光を集光する光学系34aと、CCDセンサ,CMOSセンサ等からなる撮像素子36aを備えている。
図2Aからわかるように、レーザー光の反射光が撮像素子36aに結像した位置がわかれば、三角測量の原理によって、レーザー変位計30と被測定物体との距離が一意に定まる。例えば、レーザー光の反射光の結像位置が点V1であることがわかると、被測定物体の表面位置は、点R1であることがわかる。同様にして、レーザー光の反射光の結像位置が点V2,点V3であることがわかると、被測定物体の表面位置は、それぞれ、点R2,点R3であることがわかる。
なお、図2Aは撮像素子36aに結像した点像の位置によって被測定物体の表面位置を計測する例を示したが、図2Bに示すように、レーザー光源32bから被測定物体の表面にスリット光38を投影して、その反射光を撮像素子36bで観測することによって、スリット光38が投影された位置の表面形状を測定してもよい。この計測方法は、一般に光切断法と呼ばれている。図2Aの方法によると、被測定物体の表面上の1点の高さしか計測することができないが、図2Bの方法によると、被測定物体の表面上の、スリット光38が投影された複数の点の高さを、1枚の画像から計測することができる。
図2Bは、スリット状のレーザー光を出射するレーザー光源32bから出射したスリット光38を、載置台25に載置された、溝底部9aを有する脆弱線9が形成された内装パネル1(車両用内装部材)に投影して、その反射像を、光学系34bを介して撮像素子36bで観測している様子を示している。なお、投影するスリット光38は、形成された脆弱線9と直交する方向に延びているものとする。図1に示した加工具20(脆弱線形成部)と、レーザー光源32b,撮像素子36bで構成されるレーザー変位計30と、は一体的に保持された状態となっており、加工具20で脆弱線9を形成しながら、脆弱線9が形成された位置にスリット光38を投影できる構成になっている。以下、実施例1のレーザー変位計30は、図2Bの構成を有しているものとして、残厚Iの測定方法について説明する。
図2Bに示す状態でスリット光38の反射像を観測すると、撮像素子36bには、図2Cに示す画像I(x,y)が観測される。
図2Cに示す画像I(x,y)には、載置台25と内装パネル1(車両用内装部材)に投影されたスリット光38(図2B)の反射像38aが撮像される。
図2Cにおいて、点P1から点P2に至る範囲、および点P8から点P9に至る範囲は、載置台25に投影されたスリット光38の反射像38bを示している。また、点P3から点P4に至る範囲、および点P6から点P7に至る範囲は、内装パネル1(車両用内装部材)に投影されたスリット光38の反射像38cを示している。さらに、点P4から点P5を経て点P6に至る範囲は、内装パネル1に形成された脆弱線9に直交する方向に投影されたスリット光38の反射像38dを示している。そして、点P5は、脆弱線9の溝底部9a(図2B)に対応する点である。なお、画像I(x,y)は左下を原点(0,0)として、右側をx軸の正方向、上側をy軸の正方向とするxy座標系を有するものとする。
ここで、説明を簡単にするため、載置台25は水平面に置かれて平面をなしており、平面状の内装パネル1(車両用内装部材)が、載置台25の上に密着して隙間なく載置されているものとする。そして、画像I(x,y)上で、スリット光38の反射像38aを形成する点のうち、点P1と点P2の間の任意の点の座標が(xp,yp)であったとする。また、点P3と点P4の間の任意の点の座標が(xi,yi)であったとする。さらに、脆弱線9の溝底部9a(図2B)に対応する点P5の座標が(xj,yj)であったとする。
このとき、載置台25の高さを基準にした内装パネル1(車両用内装部材)の表面の高さh0は、(式1)によって算出される。
h0=f(yi−yp) (式1)
ここで、関数f(a)は、画像I(x,y)で観測されたスリット光38の反射像38aの位置aを実際の高さに変換する関数である。関数f(a)の具体的な式は、レーザー光源32bの設置位置と、スリット光38の投影方向,撮像素子36bの設置位置,画素数,観測範囲によって定まる。
同様にして、載置台25の高さを基準にした脆弱線9の溝底部9a(図2B)の高さh1は、(式2)によって算出される。
h1=f(yj−yp) (式2)
この高さh1は、脆弱線9によって生じた、内装パネル1の残存厚さである残厚Iを表している。
ここで、撮像素子36bで観測されたスリット光38の反射像38aの位置は、高さ測定部50(残厚測定部)において、画像I(x,y)に対して所定の画像処理を行うことによって検出することができる。具体的な画像処理の方法としては様々なものが提案されているが、例えば、画像I(x,y)を縦方向にスキャンして(座標xを一定にしたまま座標yを変更して)最も明るい画素を探索し、探索された画素を座標xにおけるスリット光38の反射像の位置とする。
エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aにあって、内装パネル1(車両用内装部材,インストルメントパネル)は載置台25に載置された状態で脆弱線9が形成される。このとき、一般に、載置台25は内装パネル1に完全に隠れてしまうため、撮像素子36bで観測された画像I(x,y)の中には、内装パネル1に投影されたスリット光38の反射像38c,38d(図2C)のみが写って、載置台25に投影されたスリット光38の反射像38b(図2C)は写らない。そのため、本実施例の脆弱線残厚測定装置100aでは、まず最初に、内装パネル1が載置されない状態で載置台25の高さを測定して、その後で、内装パネル1を載置して、内装パネル1の高さの計測を行う。
以下、載置台25の高さと内装パネル1の高さを別々に測定して残厚Iを算出する方法について説明する。
[載置台と内装パネルの高さに基づく残厚の測定方法の説明]
図3は、脆弱線位置データ記憶部42(図1)に記憶されたデータに基づいてXYZテーブル40を移動させながら、載置台25の表面にレーザー変位計30からスリット光38を投影して撮像素子36bで観測したスリット光38の反射像38eと、載置台25に内装パネル1を載置した状態で、同様にXYZテーブル40を移動させながら、スリット光38を投影して撮像素子36bで観測したスリット光38の反射像38fと、を重ね合わせた状態を示す画像Ia(x,y)の例である。
図3に示すように、画像内の同じ水平位置に、載置台25の表面からの反射像と、内装パネル1の表面からの反射像がともに写っている。したがって、前記した測定方法を適用することによって、内装パネル1の任意の位置において、載置台25の表面からの高さを算出することができる。
なお、スリット光38が載置台25と内装パネル1の同じ位置に投影されたことは、レーザー変位計30を移動させるXYZテーブル40(図1)の移動位置をモニタすることによって判断することができる。
そのため、載置台25の高さを計測した際には、スリット光38を投影したときのXYZテーブル40の位置と、そのときに得られたスリット光38の反射像38eの位置と、を対応付けて載置台高さデータ記憶部44に記憶しておく。もしくは、スリット光38を投影したときのXYZテーブル40の位置と、そのときに算出された載置台25の高さと、を対応付けて載置台高さデータ記憶部44に記憶しておく。このようにすることによって、内装パネル1にスリット光38を投影してスリット光38の反射像38fを観測したときに、XYZテーブル40の位置がわかれば、同じ位置にスリット光38を投影したときの載置台25の高さ情報を、載置台高さデータ記憶部44から容易に読み出して参照することができる。
次に、内装パネル1(車両用内装部材)の裏面が傾いて載置されているときに、内装パネル1の残厚Iに誤差が生じる様子について説明する。
[内装パネルの傾きによって発生する残厚の誤差の説明]
図4Aは、載置台25の表面に斜めに載置された内装パネル1(車両用内装部材)に上方から脆弱線9を形成した状態を示す断面図である。なお、内装パネル1の法線方向は、水平面に対して角度θだけ傾いているものとする。内装パネル1は一般に多くの曲面を有しているため、脆弱線9を形成する際に、内装パネル1を載置台25に載置すると、一般に図4Aに示すように傾いた状態となる。
このとき、先に説明した光切断法をそのまま適用すると、残厚Iは、I=f−eとして計測される。ここで、eは脆弱線9の鉛直方向(加工具20による加工方向)に沿う段差である。fは載置台25の表面(点T1)から内装パネル1の裏面までの鉛直方向に沿う板厚である。すなわち、ここで算出される残厚Iは、脆弱線9の加工方向に沿う残厚である。
しかし、図4Aの状態にある場合、内装パネル1(車両用内装部材)は傾いて載置されているため、内装パネル1の法線方向に沿う残厚である補正残厚Ioは、(式3)のようになる。
Io=Icosθ (式3)
(式3)からわかるように、補正残厚Ioは残厚Iよりも小さくなる。すなわち、内装パネル1の法線方向が角度θだけ傾いているときは、脆弱線9によって生じる補正残厚Ioと、脆弱線9の溝深さ方向(加工具20による加工方向)に沿って測定した残厚Iの間には誤差が生じる。したがって、形成された脆弱線9によって生じる正確な残厚を計測するためには、脆弱線9の溝深さ方向に沿って測定した残厚Iを角度θによって補正して補正残厚Ioを求める必要がある。
次に、角度測定部52で行う内装パネル1(車両用内装部材)の裏面の角度θの算出方法について、図4Bを用いて説明する。
[内装パネルの傾きの算出方法の説明]
図4Bは、図4Aに示す載置台25と内装パネル1(車両用内装部材)に、スリット光38(図2B)をそれぞれ投影して計測した、載置台25の高さH1(i)と、内装パネル1の裏面高さH2(i)を、脆弱線9を横切る方向に亘って再構成した状態を示す図である。なお、内装パネル1は、載置台25の上に密着して隙間なく載置されているものとする。
図4Bにおいて、内装パネル1の裏面高さH2(i)上に、脆弱線9の溝底部9a(図2B)に対応する点T3の位置座標i0を中心として、i軸の正負方向(左右方向)に距離Δiずつ(例えば1mmずつ)離れた2点である点T5,点T6を設定する。距離Δiは微小であるため、点T5と点T6の間は平面であると近似できる。同様に、点T5と点T6のそれぞれ真下の点である載置台25上の点T7と点T8の間も平面であると近似できる。
このとき、図4Bに示す、以下の各寸法を算出することができる。すなわち、左側板厚Aは、点T5の高さから点T7の高さを差し引いて算出する。右側板厚Bは、点T6の高さから点T8の高さを差し引いて算出する。左側段差Cは、点T5の高さから点T3の高さを差し引いて算出する。右側段差Dは、点T6の高さから点T3の高さを差し引いて算出する。段差Eは、左側段差Cと右側段差Dの平均値として算出する。板厚Fは、左側板厚Aと右側板厚Bの平均値として算出する。
このようにして算出された各寸法に基づいて、図4Bにおける内装パネル1の上下方向の残厚Iは、(式4)によって算出することができる。
I=F−E (式4)
ここで、図4Bにおいて、内装パネル1の裏面における脆弱線9の縁部の点をそれぞれ点T9,点T10として、点T9と点T10を結ぶ線分の中点を点T4とする。このとき、前述したように、点T5と点T6の間は平面であると近似できるため、点T4において内装パネル1の裏面に接する平面は、点T5,点T6、および点T4,点T9,点T10を通過する。すなわち、内装パネル1の裏面が水平面となす角度θは、(式5)から(式7)のいずれかによって算出することができる。
θ=atan{(D−E)/Δi} (式5)
θ=atan{(E−C)/Δi} (式6)
θ=atan{(D−C)/2Δi} (式7)
ここで、atan()は逆正接関数である。
前述したように点T5と点T6の間は平面で近似できるため、(式5),(式6),(式7)で算出された角度θは、いずれも等しい値になる。したがって、角度θはこのいずれの式で算出しても構わない。もちろん、正確性を増すために、(式5),(式6),(式7)で算出された角度θを平均して角度θとしてもよい。
次に、補正残厚算出部60で行う残厚Iの補正方法について説明する。
[残厚の補正方法の説明]
補正残厚算出部60では、角度測定部52で算出された内装パネル1(車両用内装部材)の裏面の角度θに基づいて残厚Iを補正して、補正残厚Ioを算出する。以下、図4Bを用いて、その補正方法について説明する。
脆弱線9の溝底部9a(図2B)を表す点T3における補正残厚Ioは、脆弱線9の鉛直方向(加工具20による加工方向)に沿う残厚Iを、内装パネル1の裏面の角度θを用いて補正することによって算出される。すなわち、(式8)によって算出される。
Io=Icosθ=(F−E)*cosθ (式8)
このようにして算出された補正残厚Ioは、図4Bにおいて、点T3から載置台25の高さを表すH1(i)に下ろした垂線の足を点T2としたとき、点T3と点T2の距離に相当する。そして、前述したように、この補正残厚Ioは、脆弱線9の鉛直方向(加工具20による加工方向)に沿う残厚Iと比べて小さくなる。
次に、脆弱線残厚測定装置100aで行われる内装パネル1の補正残厚Ioの測定手順について説明する。
[脆弱線の補正残厚測定手順の説明]
図5は、内装パネル1の法線方向に沿う残厚である補正残厚Ioを測定する手順を示すフローチャートである。以下、各ステップの内容について順を追って説明する。
(ステップS10)高さ測定部50(残厚測定部)において、レーザー変位計30で得たレーザー光の反射像の位置に基づいて載置台25の高さを計測する。
(ステップS20)ステップS10で計測した載置台25の高さを、載置台高さデータ記憶部44に記憶する。
(ステップS30)載置台25の上に、内装パネル1(車両用内装部材,インストルメントパネル)の表面を密着させて隙間なく載置する。
(ステップS40)内装パネル1の裏面に、加工具20(脆弱線形成部)で脆弱線9を形成しながら、高さ測定部50(残厚測定部)において、内装パネル1の、脆弱線9に直交する方向の高さを計測する。
(ステップS50)角度測定部52において、内装パネル1の裏面の角度θを算出する。
(ステップS60)補正残厚算出部60において、内装パネル1の法線方向に沿う脆弱線9の補正残厚Ioを算出する。
以下、本発明のエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置の第2の実施形態である実施例2について、図面を参照して説明する。
[実施例2の全体構成の説明]
図6は、本発明の具体的な一実施形態であるエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100bの全体構成を示す機能ブロック図である。
脆弱線残厚測定装置100bの基本構成は、実施例1で説明した脆弱線残厚測定装置100aの構成と同じであるが、計測された残厚Iに基づいて、その後に形成する脆弱線9の深さを制御する脆弱線深さ制御部70を有する点のみが異なっている。
[形成する溝深さの制御方法の説明]
本実施例2において、脆弱線深さ制御部70は、脆弱線9を形成しながら、計測された残厚Iから補正残厚Ioを求めて、この補正残厚Ioを所定残厚Icと比較する。そして、補正残厚Ioが所定残厚Icよりも小さいときは、加工具20(脆弱線形成部)の切削量がより大きくなるようにXYZテーブル40を制御する。そして、切削量がより大きくなるように変更された状態で、加工具20(脆弱線形成部)による脆弱線9の形成を続行する。
一方、補正残厚Ioが所定残厚Icよりも大きいときは、脆弱線深さ制御部70は、加工具20(脆弱線形成部)の切削量が少なくなるようにXYZテーブル40を制御する。そして、切削量がより小さくなるように変更された状態で、加工具20による脆弱線9の形成を続行する。
このような制御を行うことによって、内装パネル1(車両用内装部材)が曲面状である場合であっても、安定して所定の補正残厚Ioを有する脆弱線9を形成することができる。
以上説明したように、実施例1に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aによれば、加工具20(脆弱線形成部)が内装パネル1(車両用内装部材)の裏面側に、上方(1方向)からの加工によって脆弱線9を形成したとき、レーザー変位計30と高さ測定部50(残厚測定部)が、脆弱線9の溝底部9aにおける、加工具20の加工方向に沿った、内装パネル1の残厚Iを測定して、角度測定部52が、脆弱線9の加工方向と内装パネル1の法線方向のなす角度θを算出して、補正残厚算出部60が、角度θに基づいて、脆弱線9の位置における内装パネル1の法線方向に沿う補正残厚Ioを算出するため、首振り機能を有して、内装パネル1の法線方向に沿う残厚を測定可能なレーザー変位計を用いることなく、エアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aを安価に構成することができる。そして、所定の残厚を有する脆弱線9を形成することによって、エアバッグドア7,8を理想的な開裂状態とすることができる。また、補正残厚Ioを正確に計測することができるため、内装パネル1の製造工程,検査工程における工程保証度評価を向上させることができる。
また、実施例1に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aによれば、内装パネル1(車両用内装部材)として、芯材のみ、芯材と表皮材、または芯材と表皮材の間に発泡層を介在するいずれの構造を有する内装パネルであっても、内装パネル1の法線方向に沿う残厚である補正残厚Ioを測定することができるため、内装パネル1の種類によらずに、エアバッグドア7,8の脆弱線9を形成し、補正残厚Ioを測定することができる。
そして、実施例1に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100aによれば、加工具20(脆弱線形成部)は、切削工具による切削加工,レーザー加工,超音波加工のいずれかによって脆弱線9を形成するため、内装パネル1(車両用内装部材)の種類に応じて加工方法を使い分けて、加工の効率向上や加工費の低減を図ることができる。
さらに、実施例1に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定方法によれば、曲面形状を有する内装パネル1(車両用内装部材)に形成されるエアバッグドア7,8の裏面側に、上方(1方向)からエアバッグドア7,8の開裂線となる脆弱線9を形成しながら、脆弱線9の位置における加工方向に沿う残厚、および脆弱線9の加工方向と内装パネル1の法線方向とのなす角度θを測定して、角度θに基づいて、残厚Iを法線方向に沿う補正残厚Ioに補正するため、曲面形状を有する内装パネル1であっても、補正残厚Ioを正確に計測することができる。
また、実施例2に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置100bによれば、脆弱線深さ制御部70が、補正残厚算出部60で算出された補正残厚Ioに応じて、加工具20(脆弱線形成部)で形成する脆弱線9の溝深さDsを、補正残厚Ioが所定残厚Icになるように変更するため、曲面形状を有する内装パネル1(車両用内装部材)であっても、安定して所定残厚Icを有する脆弱線9を形成することができる。
そして、実施例2に係るエアバッグドアの脆弱線残厚測定方法によれば、残厚Iを補正した結果に応じて、形成する脆弱線9の溝深さDsを、補正残厚Ioが所定残厚Icになるように変更するため、曲面形状を有する内装パネル1(車両用内装部材)であっても、安定して所定残厚Icを有する脆弱線9を形成することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
例えば、実施例1ではスリット光を投影して脆弱線9の残厚Iを計測したが、これは、レーザー光源からビーム光を出射して、このビーム光を、振動しているミラーで反射させることによってスリット光を生成しても構わない。
1・・・・・内装パネル(車両用内装部材,インストルメントパネル)
9・・・・・脆弱線
20・・・・加工具(脆弱線形成部)
25・・・・載置台
30・・・・レーザー変位計
40・・・・XYZテーブル
42・・・・脆弱線位置データ記憶部
44・・・・載置台高さデータ記憶部
50・・・・高さ測定部(残厚測定部)
52・・・・角度測定部
60・・・・補正残厚算出部
100a・・脆弱線残厚測定装置

Claims (6)

  1. 曲面形状を有する車両用内装部材の裏面側に、エアバッグドアが開裂した際の開口線となる脆弱線を1方向からの加工によって形成する脆弱線形成部と、
    前記脆弱線の位置における前記脆弱線の加工方向に沿う残厚を測定する残厚測定部と、
    前記脆弱線の加工方向と前記車両用内装部材の法線方向とのなす角度を測定する角度測定部と、
    前記残厚と前記角度とに基づいて、前記脆弱線の位置における前記車両用内装部材の法線方向に沿う残厚を算出する補正残厚算出部と、を有することを特徴とするエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置。
  2. 前記補正残厚算出部で算出された残厚に応じて、前記脆弱線形成部で形成する脆弱線の溝深さを、所定の深さになるように変更する脆弱線深さ制御部を有することを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置。
  3. 前記車両用内装部材は、芯材のみ、芯材と表皮材、または芯材と表皮材の間に発泡層を介在するいずれかの構造を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置。
  4. 前記脆弱線形成部は、切削工具による切削加工、レーザー加工、超音波加工のいずれかによって脆弱線を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエアバッグドアの脆弱線残厚測定装置。
  5. 曲面形状を有する車両用内装部材に形成されるエアバッグドアの裏面側に、1方向から接触して前記エアバッグドアが開裂した際の開口線となる脆弱線を形成しながら、前記脆弱線の溝底部と前記車両用内装部材の表面との残厚、および前記脆弱線の深さ方向と前記車両用内装部材の法線方向とのなす角度を測定して、前記角度に基づいて前記残厚を補正することを特徴とするエアバッグドアの脆弱線残厚測定方法。
  6. 前記残厚を補正した結果に応じて、形成する脆弱線の溝深さを、所定の深さになるように変更することを特徴とする請求項5に記載のエアバッグドアの脆弱線残厚測定方法。
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