JP3234984B2 - 自動車用表皮への線状溝加工・残存肉厚測定記録方法及びその装置 - Google Patents
自動車用表皮への線状溝加工・残存肉厚測定記録方法及びその装置Info
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Description
おける搭乗者の安全性確保のために例えば自動車用イン
スツルメントパネルを形成する、塩化ビニール(PV
C)やポリオレフィン(TPO)、ポリウレタン(TP
U)等の樹脂製表皮のエアバック部分に、一定以上の破
壊力が加わったとき、その箇所での破断を許容するよう
にするための線状溝を加工するとともに、その加工後の
線状溝底部の残存部の肉厚を測定し記録する方法及びそ
の装置に関するものである。
加工される線状溝は搭乗者の安全性に密接に関与するも
のであることから、表皮素材の肉厚に多少のばらつきが
あっても、再現可能な一定の破壊抵抗を発揮するように
溝底部の全長に亘って均一な所定の肉厚を残存させる状
態で加工することが要求され、そのような要求に応え得
る適確な品質管理を行なうためには、加工された線状溝
底部の残存部の肉厚を精度よく測定して加工製品毎のデ
ータを記録し保存しておくことが重要である。
ッター等を用いて機械的に樹脂材料を切除したり、レー
ザビームの放射により樹脂材料を局部的に焼却除去した
りして幅の狭い線状溝を加工した後、表皮の一方の面、
すなわち、溝の開口部側から溝底部に向けて光を照射し
て表皮の他方の面側への透過光量を計測することにより
残存部の肉厚を測定する手段が採用されていた。
機械的な切除手段やレーザビームによる焼却除去手段で
加工される線状溝は、一般的に溝幅が狭くて加工直後に
樹脂材料の持つ弾性力で溝の両側面同士が密着する状態
になるために、光の照射位置の特定が難しいだけでな
く、表皮の材質変化によっても透過光量が大きく変動し
やすいため、残存部の肉厚測定に誤差を生じやすく、適
確な品質管理を行なうことができない。
光部とを表皮の表裏両側に各別に配置することが必要で
あるために、加工対象である表皮を定盤などの平坦面に
密着固定することが望ましい溝加工箇所には計測装置を
配置することができず、溝加工箇所とは離れた箇所で測
定するか、もしくは、溝加工工程とは別工程で残存部の
肉厚測定を行なうことが必要となり、装置的に複雑にな
りやすいとともに工程が多くなり、その分作業能率が悪
化するという問題があった。
で、加工された線状溝底部の残存部肉厚を溝加工と一連
の工程で非常に容易かつ能率よく、しかも、高精度に測
定し記録して適確な品質管理を実行することができる自
動車用表皮への線状溝加工・残存肉厚測定記録方法及び
その装置を提供することを目的としている。
に、本発明に係る自動車用表皮への線状溝加工・残存肉
厚測定記録方法は、自動車用樹脂製表皮のエアバック部
分に所定の肉厚を残存させる状態で線状溝を加工すると
ともに、その加工された線状溝底部の残存部の肉厚を測
定し記録する方法であって、一方の面が平坦面に密着す
るように固定保持された表皮の他方の面側に配置した超
音波加工装置を用いて表皮に超音波振動を付与すること
により表皮用樹脂を順次溶融除去して幅広で、かつ、底
部に所定の肉厚が残存される状態の線状溝を加工し、そ
の線状溝の加工直後の表皮部分に冷却エアを吹き付けて
溶融樹脂を冷却硬化した後、加工された線状溝の開口部
側からレーザー変位センサ及びCCDカメラを用いて線
状溝底部の残存部を撮影するとともに、その撮影された
画像の処理により残存部の肉厚を測定し、かつ、その測
定値を記録することを特徴とするものである。
溝加工・残存肉厚測定記録装置は、自動車用樹脂製表皮
のエアバック部分に所定の肉厚を残存させる状態で線状
溝を加工するとともに、その加工された線状溝底部の残
存部の肉厚を測定し記録する装置であって、表皮をその
一方の面が平坦面に密着するように固定保持する定盤
と、表皮の他方の面側に配置されて表皮に超音波振動を
付与することにより表皮用樹脂を順次溶融除去して該面
側に幅広で、かつ、底部に所定の肉厚が残存される状態
で線状溝を加工する超音波加工装置と、この超音波加工
装置と定盤とを加工すべき線状溝の方向に相対移動させ
る加工位置移動機構と、上記超音波加工装置の移動方向
下手側に配置されて超音波加工された直後の表皮部分に
冷却エアを吹き付けて溶融樹脂を冷却硬化させる冷却エ
ア噴出装置と、この冷却エア噴出装置の移動方向下手側
に配置されて加工された線状溝の開口部側から該線状溝
底部の残存部を撮影するレーザー変位センサ及びCCD
カメラと、撮影画像の処理により残存部の肉厚を測定
し、かつ、その測定値を記録する画像処理手段及び記録
手段とを具備していることを特徴とするものである。
れば、一方の面が平坦面に密着するように固定保持され
た表皮の他方の面側に超音波加工装置を用いて表皮に超
音波振動を付与して表皮用樹脂を順次溶融除去して底部
に所定の肉厚の残存部を有する線状溝を幅広に加工し、
かつ、その線状溝の加工直後の表皮部分に冷却エアを吹
き付けて溶融樹脂を冷却硬化することによって、高精度
な肉厚測定記録が可能な幅広の線状溝を少ない消費電力
のもとで非常に経済的に、かつ、一回のトレーシングに
より能率よく加工することができるとともに、加工され
た溝内への煤など異物の侵入もなく、加工後の溝底部の
残存部という必要特定箇所のみをレーザ変位センサ及び
CCDカメラを用いて幅広な溝開口部側の一方向から容
易正確にかつ溝加工と一連の工程で撮影することが可能
である。このように必要特定箇所のみが撮影された画像
を処理することによって、表皮の材質に関係なく、残存
部の肉厚を精度よく測定し記録することが可能であり、
さらに、その記録データを、一定の破壊抵抗が発揮され
るような全長に亘って均一な所定肉厚の残存部を有する
線状溝を再現性よく加工するためのフィードバック資料
に利用して、加工製品全体の品質管理を適確に行なうこ
とが可能となる。
・残存肉厚測定記録方法において、請求項2に記載した
ように、線状溝を表皮の裏面側に加工することによっ
て、実際の使用態様では意匠面となる表皮の表面側に溝
が露呈することがなくなり、特に、裏面側への溝加工装
置として超音波加工装置を用いれば、意匠面への加工跡
ダメージを確実に回避することができる。
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る自動車用表
皮のエアバック部分への線状溝加工・残存肉厚測定記録
方法の実施に際して用いられる装置全体の概略構成図、
図2はそれの要部の拡大側面図である。
平坦上面1aには多数の小孔1b…が形成されてあり、
空洞1c内の空気を真空ポンプ等の真空発生器2によっ
て吸引し減圧することにより上記平坦上面1aに載置し
た自動車用樹脂製表皮3のエアバック部分を小孔1b…
を介して吸着させてその表面3aが平坦上面1aに密着
するように固定保持するものである。表皮3の裏面3b
側となる定盤1の上方部には溝加工装置の一例として、
表皮用樹脂に超音波振動を付与する超音波加工装置4が
配置されている。この超音波加工装置4は、発振周波数
が20〜40KHzの超音波発振器4Aと超音波振動子
4Bと鉄合金及びチタン合金から一体加工されてカット
刃が削り出された振動ホーン4Cとで構成されており、
振動ホーン4Cとしては幅及び形態の異なる複数種のも
のが超音波振動子4Bに対して交換可能に取り付けられ
ている。
及び振動ホーン4Cは、振動ホーン4Cの先端と定盤1
の平坦上面1aとのクリアランスt1が表皮3の表面3
a側に残存させるべき所定の肉厚t(図3参照)に合致
するように振動ホーン4Cの先端位置を表皮3の肉厚方
向(矢印u−d方向)に移動可能とされた加工位置調整
機構5に装着されている。この加工位置調整機構5は、
既知あるいは加工時に検出される表皮3の肉厚Tを入力
することに伴い振動ホーン4Cの先端位置を、定盤平坦
面1aを基準面(零)として表皮3の肉厚Tから残存肉
厚tを減算した高さ位置に移動させるためのものであ
り、具体的にはシリンダ等の伸縮装置と必要移動量を演
算し出力する制御部とを組み合わせた周知の機構である
ため、その具体構造の説明及び図示は省略する。
調整機構5は、上記定盤1に対して表皮3のエアバック
部分の裏面3b側に加工すべき線状溝6(図3参照)の
方向(矢印X方向)に駆動移動自在とされた加工位置移
動機構7に装着されている。この加工位置移動機構7と
しては、例えばベルトコンベアやチェーンコンベア等の
周知のコンベアを用いることが可能であるため、その具
体構造の説明及び図示は省略する。
Xの上手側には、超音波振動を付与する直前の表皮3の
裏面3b部分に温風を吹き付けてその箇所を予熱する温
度コントローラ8a付きの温風発生器8が配設されてい
るとともに、超音波加工装置4の加工位置移動方向Xの
下手側には、超音波加工された直後の表皮3の裏面3b
部分に冷却エアを吹き付ける冷却エア噴出装置9が配設
され、かつ、この冷却エア噴出装置9の直後には表皮3
の裏面3bに加工された線状溝6の残存肉厚tを表皮裏
面3b側から測定し記録する装置が配設されている。
置は、溝開口部6a側から溝6底部の残存部6bに向け
て微小径の多数のレーザスポットを照射して多点の変位
を検出しながら、その残存部6bを撮影するレーザ変位
センサ及びCCDカメラ10と、CCDカメラ10によ
る撮影画像を処理して多点の変位のうち最大の変位点を
割り出して残存部6bの最小肉厚を検出(測定)する画
像処理装置11と、検出された最小肉厚値を製品(表
皮)毎に集計し記録保存するパソコン12と、現在の検
出状態を画面表示するモニター13とを備えている。な
お、図1中の14はアンプである。また、温風発生器
8、冷却エア噴出装置9及びレーザ変位センサ及びCC
Dカメラ10は加工位置移動機構7を介して超音波加工
装置4と加工位置移動方向Xに一体的に移動するように
構成されている。
皮3のエアバック部分に線状溝6を加工し、かつ、その
底部の残存部6bの肉厚を測定し記録する方法について
説明する。まず、樹脂製表皮3の被加工部分(エアバッ
グ部分)をその表面3aを下側にして定盤1の平坦上面
1a上に載置した上、空洞1c内の空気を真空発生器2
によって吸引し減圧することにより樹脂製表皮3の被加
工部分を小孔1b…を介して吸着させてその表面3aが
平坦上面1aに密着するように表皮3を定盤1に固定保
持させる。
超音波加工装置4の超音波振動子4B及び振動ホーン4
Cを位置調整機構5を介して振動ホーン4Cの先端と定
盤1の平坦上面1aとのクリアランスt1が表皮3の表
面3a側に残存されるべき所定の肉厚tに合致するよう
に定盤1の平坦上面1aを基準面(零)として表皮肉厚
方向(矢印u−d方向)に移動することにより、超音波
加工装置4による加工位置を初期調整する。
音波加工装置4が温風発生器8、冷却エア噴出装置9及
びレーザ変位センサ及びCCDカメラ10とともに加工
位置移動方向Xに一体的に移動され、この移動に伴い温
風発生器8で発生された温風が表皮3の裏面3bに吹き
付けられて超音波加工直前の表皮3の被加工部分が予熱
されて軟化し、この軟化部分に振動ホーン4Cを介して
超音波振動が付与されて表面3a側に所定の肉厚tが残
存された幅広の線状溝6が加工される。この時の応力は
分散されて表皮3の表面3a側の意匠面へのダメージが
回避される。
伴って順次溶融される樹脂部分3dは、図3に明示する
ように、加工された線状溝6の両側の表皮裏面3b上に
除去され、この位置で冷却エア噴出装置9から吹き付け
られる冷却エアにより即座に硬化されることになるた
め、溶融樹脂部分3dが加工された線状溝6内に入り込
むことがなく、幅広の溝6が確実に加工されることにな
る。
了した直後、レーザ変位センサ及びCCDカメラ10に
より溝開口部6a側から溝6底部の残存部6bに向けて
微小径の多数のレーザスポットが照射されて多点の変位
を検出しながら、その残存部6bが撮影され、その撮影
画像が画像処理装置11に送られて画像処理されること
により多点の変位のうち最大の変位点が割り出されて残
存部6bの最小肉厚が検出(測定)されるとともに、そ
の検出された残存肉厚tがパソコン12に製品(表皮)
毎に集計して記録保存されることになり、加工製品の品
質管理資料として有効に活用される。
から表皮3の裏面3b側に線状溝6を加工するものにつ
いて説明したが、表皮3の表面3a側に線状溝6を加工
する場合に上記と同様な方法を適用してもよいこともち
ろんである。
に密着するように固定保持された表皮の非密着面側に超
音波加工装置を使用して溝加工し、かつ、加工直後に冷
却することにより幅広の線状溝を少ない消費電力のもと
で非常に経済的に、かつ、一回 のトレーシングにより能
率よく加工することができるとともに、加工された溝内
への異物の侵入をなくすることができる。しかも、溝加
工に連続する一連の工程で表皮の加工面側の一方向から
レーザ変位センサ及びCCDカメラを利用して溝底部の
残存部という測定必要特定箇所のみを容易正確にかつ能
率よく撮影することができるとともに、その撮影された
画像処理によって、表皮の材質に関係なく、残存部の肉
厚を精度よく測定し記録することができる。このように
残存部肉厚を高精度に測定し記録することができるため
に、その記録データを一定の破壊抵抗が発揮されるよう
な全長に亘って均一な所定肉厚の残存部を有する線状溝
を再現性よく加工するためのフィードバック資料に有効
に活用して、加工製品全体の品質管理を適確に行なうこ
とができるという効果を奏する。
厚測定記録方法の実施に際して用いられる装置全体の概
略構成図である。
要部の拡大縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車用樹脂製表皮のエアバック部分に
所定の肉厚を残存させる状態で線状溝を加工するととも
に、その加工された線状溝底部の残存部の肉厚を測定し
記録する方法であって、 一方の面が平坦面に密着するように固定保持された表皮
の他方の面側に配置した超音波加工装置を用いて表皮に
超音波振動を付与することにより表皮用樹脂を順次溶融
除去して幅広で、かつ、底部に所定の肉厚が残存される
状態の線状溝を加工し、 その線状溝の加工直後の表皮部分に冷却エアを吹き付け
て溶融樹脂を冷却硬化した 後、 加工された線状溝の開口部側からレーザー変位センサ及
びCCDカメラを用いて線状溝底部の残存部を撮影する
とともに、その撮影された画像の処理により残存部の肉
厚を測定し、かつ、その測定値を記録することを特徴と
する自動車用表皮への線状溝加工・残存肉厚測定記録方
法。 - 【請求項2】 上記線状溝が、表皮の裏面側に加工され
るものである請求項1に記載の自動車用表皮への線状溝
加工・残存肉厚測定記録方法。 - 【請求項3】 自動車用樹脂製表皮のエアバック部分に
所定の肉厚を残存させる状態で線状溝を加工するととも
に、その加工された線状溝底部の残存部の肉厚を測定し
記録する装置であって、 表皮をその一方の面が平坦面に密着するように固定保持
する定盤と、 表皮の他方の面側に配置されて表皮に超音波振動を付与
することにより表皮用樹脂を順次溶融除去して該面側に
幅広で、かつ、底部に所定の肉厚が残存される状態で線
状溝を加工する超音波加工装置と、 この超音波加工装置と定盤とを加工すべき線状溝の方向
に相対移動させる加工位置移動機構と、上記超音波加工装置の移動方向下手側に配置されて超音
波加工された直後の表皮部分に冷却エアを吹き付けて溶
融樹脂を冷却硬化させる冷却エア噴出装置と、 この冷却エア噴出 装置の移動方向下手側に配置されて加
工された線状溝の開口部側から該線状溝底部の残存部を
撮影するレーザー変位センサ及びCCDカメラと、 撮影画像の処理により残存部の肉厚を測定し、かつ、そ
の測定値を記録する画像処理手段及び記録手段とを具備
していることを特徴とする自動車用表皮への線状溝加工
・残存肉厚記録装置。
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