JP6444342B2 - 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、複合プリンタ機器(マルチファンクションプリンタ、以下MFPと略す)などが製品化されている。これらの機器では、メモリーカードなどの保存媒体に保存されているデジタル画像データを、機器に組み込まれている画像表示装置で表示可能となっている。また、複数の画像データを同時に確認するために、1つの画像表示装置内に複数のサムネイル画像を同時に表示可能となっている。
本出願人は、画面の分割数を変えて表示画像の表示倍率を変更して表示する方法を提案している(特許文献1)。特許文献1では、複数のデジタル画像を表示するために、画像データのデコード処理を行って、特定のサイズに伸張する。
特開2011−180288号
しかしながら、画像を所定の倍率で表示させた後に、再度表示倍率を変更したい場合、画像データを展開して表示するまでに時間がかかるため、再表示まで時間がかかるという問題があった。なお、画像データを高速に展開・表示するためのハードウェア等を備えるものとするとコストがかかってしまう。また、複数の画像を表示するためには画像データの表示数に応じたデコード処理が必要であり、表示画像の表示倍率を変更する度に処理負荷が高くなってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑み、画像データに基づく画像の表示サイズを切り替える際の処理負荷を抑えた表示制御装置、表示制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の表示制御装置は、複数のオブジェクトを所定の領域に表示し、操作部及び、前記操作部が移動可能なバーを、前記所定の領域以外の領域に表示する制御手段と、前記操作部を前記バー上において移動させる第1の操作と、前記第1の操作による前記操作部の前記バー上の移動を停止させる第2の操作と、を受け付け可能である受付手段と、を備え、前記第1の操作が受け付けられた場合、前記制御手段は、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を視覚的に示し且前記複数のオブジェクトではない所定のオブジェクトを、表示部上に前記複数のオブジェクトが表示されている状態で、前記表示部に新たに表示させ、前記制御手段は、前記第1の操作が受け付けられる前から前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズを、第1サイズから、前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じた第2のサイズに、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に、変更することを特徴とする。
本発明によれば、画像データに基づく画像の表示サイズを切替える際に、画像自体の表示前に、画像の表示サイズを視覚的に示すことにより、処理負荷を抑え、ユーザに画像の表示サイズを容易に決定させることができる。
実施形態1に係る表示制御装置の概略図である。 実施形態1に係る表示制御装置の操作パネルの外観図及び構成を示す説明図である。 実施形態1に係る表示部の一画面表示モードの表示例を示す図である。 実施形態1に係る表示部の一覧表示モードの表示例を示す図である。 実施形態1に係る表示部のレイヤ構造を説明する図である。 実施形態1に係る表示部の一覧表示モードの表示例を示す図である。 実施形態1に係る表示部の一覧表示モードの表示例を示す図である。 実施形態1に係る表示部の一覧表示モードの表示例を示す図である。 実施形態1に係る画像表示切替え処理のフローチャートである。 実施形態1に係る表示枚数変更処理のフローチャートである。 実施形態1に係る画像リスト作成処理のフローチャートである。 実施形態1に係る画像リストの構造の一例を示す図である。
(実施形態1)
以下、図面を参照しながら、この発明の好適な実施形態を例に挙げて、本発明について詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、表示制御装置の一実施形態としての画像処理装置の回路構成を示すブロック図である。本実施形態に係る画像処理装置100は、スキャニング機能、プリンティング機能、及びカードダイレクト機能を併せ持つMFPである。
画像処理装置100は、CPU101、ROM102、DRAM103、プリンタエンジン104、カードスロット105、PC I/F107、イメージプロセッサ109、操作パネル111を備えており、それぞれがシステムバスにより接続されている。
CPU101は、画像処理装置100のシステム制御部であり、画像処理装置100全体を制御する。また、ROM102は、画像処理装置100のシステム制御プログラムを格納する。CPU101は、例えば、ROM102に格納されているシステム制御プログラムに基づいて、画像処理装置100に関する各種動作を実行する。本実施形態では、CPU101のシステム制御プログラムは、ROM102に格納されているものとしたが、これに限定されず、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等による外部の記憶媒体に記憶されていてもよい。
DRAM103は、主に、画像データを格納し、プリンタエンジン104は、入力された画像データに基づいて画像を被記録媒体(記録紙)に印刷する。
PC I/F107は、画像処理装置100とパーソナルコンピュータ108とを接続するインターフェースである。パーソナルコンピュータ108は、PC I/F107を介して画像処理装置100の各種設定データ変更や各種動作の起動要求を行うことのできるホストコンピュータである。
イメージセンサ110はいわゆるスキャナユニットである。すなわち、原稿台上の画像の読取りを行うための接触型読取りセンサ等の画像読取手段であって、読み取った画像を画像データに変換する。イメージプロセッサ109は、イメージセンサ110から入力された画像データに各種画像処理を施す。
操作パネル111は、不図示であるパワースイッチや各種ハードキー112と、画像処理装置100の操作状況や状態等を表示するための表示部113と、表示部113上に配置されたタッチパネル115と、を有している。操作パネル111は、操作者が自身の指あるいはタッチペン等の器具をタッチパネル115に触れると、指や器具が触れた位置座標がタッチパネルコントローラ114によって検出され、タッチイベントが発生するように構成されている。タッチパネル115によるタッチイベント発生手順、位置座標の検出方法、操作方法については後述する。
カードスロット105は、メモリーカード106を接続するためのインターフェースである。画像処理装置100にメモリーカード106を接続した場合、ユーザはタッチパネル115及び表示部113を介してメモリーカード106内に保存されている画像から任意の画像を選択/閲覧することが可能となる。
ユーザに選択された画像は、各種印刷設定を経た後に印刷実行を指示されると、CPU101によって解析され、プリンタエンジン104より印刷される。このとき、DRAM103は印刷データ用のバッファとして使用する。なお、DRAM103には、メモリーカード106から選択した画像だけを取り込むようにしてもよいし、印刷スピードを向上させるために前記画像すべてを取り込むようにしてもよい。
本実施形態では、プリンタエンジン104と操作パネル111は独立して処理が可能であり、印刷を実行しながら操作パネル111を介してユーザ操作を受け付けるといったマルチタスク動作が可能な構成となっている。ただし、このような構成では、全ての処理はCPU101に集積されるため、負荷の重い複数処理の同時実行によりCPU101の処理能力を超える場合には、同時動作の処理に影響を及ぼすこととなる。
ここで、図2〜4を用いて、本実施形態に係る操作パネル111と、操作パネル111のタッチパネル115の操作方法について詳細に説明する。図2(a)は、本実施形態に係る操作パネル111の外観構成の一例を示す図である。操作パネル111は、ハードキー112として、ホームキー201、戻るキー202、スタートキー203を備えている。
ホームキー201は、すべての機能の起点であるホーム画面へ遷移するためのキーである。ホーム画面には、各種機能がいくつかのカテゴリに分類され、それぞれがアイコンで表示されており、ユーザがその中の一つをタッチすることにより機能を選択することができるように構成されている。
戻るキー202は、一つ前の画面へ遷移するためのキーである。ホーム画面より始まる画面の遷移は履歴に保存され、戻るキー202を押下することにより、履歴をたどって一つ前の画面に遷移することができる。従ってすべての起点であるホーム画面においては戻るキー202は無効である。
スタートキー203は、イメージセンサ110による原稿画像の読取り動作や、プリンタエンジン104によるプリント動作などを開始するキーである。
表示部113には、図示しないが、アイコン、画像イメージ、ソフトキーなどにより構成される表示オブジェクトが、定められたレイアウト情報に応じて配置されている。これら各々の表示オブジェクトには、タッチイベントを受け取るかどうかのフラグ情報が付加されている。タッチイベントを受け取るというフラグ情報が付加されている表示オブジェクトにタッチイベントが発行されると、CPU101に通知され、各表示オブジェクトに対してプログラムされた処理が実行される。また、表示部113に配置されている表示オブジェクトは、複数の階層(レイヤ)に分かれて表示が管理されており、各レイヤはそれぞれ独立して描画処理が可能となっている。レイヤ構造の詳細については後述するが、各レイヤに描画された表示オブジェクトは、定められた順番に重ねて表示部113に表示可能な構成となっている。レイヤ構造により重なっている表示オブジェクトにおいて、上方のレイヤに配置された表示オブジェクトに対してタッチイベントを受け取ると、タッチイベントが発行される。
図2(b)はタッチパネル115において位置情報がどのように扱われるかを示す模式図である。図2(b)に示すように、位置座標は、例えば、左上を原点とした二次元のXY座標面上の位置として定義される。本実施形態では表示部113は、X方向に640ピクセル、Y方向に480ピクセルで構成されており、タッチパネル115は、これと一致させるためにX方向に640の分解能、Y方向に480の分解能を持っている。以下、タッチパネル115上で接触を検出した位置座標が表示部113上に表示されているオブジェクトの表示位置と一致したとCPU101が判断した場合を「タッチする」、離されたとCPU101が判断した場合を「リリースする」とも表現する。さらに、その触れている状態が維持されると、図示しないタイマーにより一定周期毎に位置情報を含んだドラッグイベントが発行され、触れている状態が解除されるとリリースイベントが発行される。このようにして、ポインティングデバイスであるマウスによって表示部113上の位置を指定する代わりに、操作者の指やタッチペンなどが直接的なポインティングデバイスとなり表示部113上の位置を指定することができる。
以上の構成により、画像処理装置100の操作パネル111は、ユーザが表示部113を見ながらハードキー112又はタッチパネル115を操作することによって指示入力や各種設定操作を行うことが可能である。また、表示部113を通じて画像処理装置100の状態を確認することが可能である。
次に、図11を用いて、カードスロット105にメモリーカード106が接続された場合における画像リストの作成手順について説明する。図11は、カードスロット105にメモリーカード106が接続された場合にCPU101が実行する画像リストの作成手順のフロー図である。なお、本実施形態では、画像処理装置100は、FAT形式のファイルシステムに対応しており、また画像ファイルの拡張子が”.jpg”(JPEGフォーマットで圧縮された画像)のみを有効な画像ファイルとして認識する。
カードスロット105にメモリーカード106が接続されたことを検知すると(S1201)、メモリーカード106内に保存されているデジタルデータの1つのファイル情報を読み出す(S1102)。ファイル情報として読み出す情報には、拡張子を含むファイル名、タイムスタンプ(ファイルの更新日時)情報などが含まれる。
次に、読み出したファイル名が有効な拡張子であるかどうかを判断して、ファイル情報が有効であるか否かを判断する(S1103)。ファイル情報が無効である場合にはファイル情報は読み捨てる(S1105)。ファイル情報が有効である場合には、画像リストに新たに読み出したファイル情報を追加し、さらに各ファイル情報のタイムスタンプの古い順で並び変えて画像リストを更新する(S1104)。なお、ここでは、タイムスタンプの古い順に並べ替えたが、画像リストの並べ替えはこれに限定されるものではなく、例えば、タイムスタンプの新しい順に並べ替えてもよく、他のファイル情報に基づいて、画像リストを並べ替えてもよい。
画像リストはDRAM103上に保存されるため数に制限が設けられているため、ファイル情報の数がリスト数の上限であるか否かを判断する(S1106)。リスト数の上限である場合、例えば、2000枚がリストの上限のとき2000枚に達すると、画像リスト作成処理を終了する(S1108)。リスト数の上限ではない場合は、この画像リストの更新を全てのファイルに対して確認を繰り返して(S1107)、画像リストを完成させる(S1108)。
ここで、図12を用いて画像リストについて説明する。図12は、DRAM103に保存されている画像リストのデータ構成を示す図である。図12に示すように、画像リスト1201は、リスト番号1202と、ファイル名1203と、タイムスタンプ1204といった各種情報を含んでいる。リスト番号1202は、各画像データの画像リストにおける並び順を示している。ファイル名1203は、パス情報を含んだ各画像データのファイル名、タイムスタンプ1204は、各画像データの更新日情報である。ここでは、画像データが5つの場合を例示している。
図3〜図8を用いて、表示部113とタッチパネル115を操作してメモリーカード106の情報から作成された画像リスト1201に保存されている画像から任意の画像を選択/閲覧する操作方法について詳細に説明する。
図3(a)は、表示部113にメモリーカード106内の画像が表示される一画面表示モードにおける表示例である。表示部113は、一画面表示モードにおいて、画像表示部301と、画像送りキー302及び303と、印刷設定ボタン304と、一覧表示ボタン305と、を表示する。
一画面表示モードの場合、画像リスト1201において選択されている画像データに基づく画像(デフォルトでは最新更新日の画像)は、CPU101によるソフトウェアの処理によりデコード処理が行われて、図3(a)に示すように画像表示部301に表示される。この状態で操作パネル111上のスタートキー203が押下されると、CPU101を介して処理が行われ、表示されている画像がプリンタエンジン104により紙などの被記録媒体に印刷される構成となっている。画像表示部301に表示されている画像以外の画像を閲覧する場合には、左右に配置されている画像送りキー302又は画像送りキー303をタッチすればよい。これにより、画像リストに対して順送り又は逆送りが行われ、画像を順次呼び出されてデコード処理され、画像表示部301に表示される。また、画像表示部301を指306によりタッチしたまま動かす送り操作により、位置座標の検出に応じて画像表示部301に表示される画像3011のみが左右に動くように構成されている。図3(b)は、ユーザの指306により、画像表示部301に表示される画像を、元の画像3011から次の画像3012に切り替えている途中の状態を示している。このように、画像表示部301は、指306の操作により、元の画像の移動方向とは反対方向から新たな画像が現れることにより、画像リストの1つ前又は後の画像を表示することが可能な構成となっている。言い換えれば、仮想的には画像表示部301に表示される画像3011の左右には他の画像が隠れているという構成としている。
ユーザが印刷設定キー304をタッチすることにより、被記録媒体の種類(例えば、紙種)、サイズ、品位などの印刷に関する各種設定が可能な印刷設定画面が表示される。
また、ユーザが一覧表示キー305をタッチすることにより、一画面表示モードから一覧表示モードに画面が切り替わり、表示部113に複数の画像が同時に表示される。これにより、ユーザが複数の画像を同時に確認することが可能となる。
図4(a)は、表示部113の一覧表示モードの画面表示例を示している。図4(a)に示すように、本実施形態では、一覧表示モードでは、まず、1画面で最大20個の画像を表示する20面表示となる。この一覧表示モードは、20枚の画像を表示する画像表示部401と、印刷設定ボタン304と、画像枚数切替え部402と、を備えている。一覧表示モードが開始されると、メモリーカード106内に保存されている画像を、画像リストに従って、画像表示部401の所定枚数分(図では20枚)に分割されているコマの所定位置に複数の画像(401(a)、401(b)など)をそれぞれ表示する。このように画像の表示を行うためには、表示する画像の画像データをリストに従い1枚ずつメモリーカードから読み出し、表示するコマのサイズに合わせて画像のデコード処理を行う。画像処理装置100が、表示のためのデコード処理を実行する特別なハードウェアを持っていない場合には、これら一連の処理の流れを表示枚数分CPU101で実行するため、CPU101の負荷を要することになる。
一覧表示モードにおいて表示枚数よりも画像リストの数が多い場合、仮想的には画像表示部の左右に他の画像が隠れているという構成としている。画像表示部401にタッチしながら指306を左右に動かすことにより、画像表示部401内の画像のみが左右に移動し、画像リストの順で画像が現れ、表示される。
画像を選択する場合には、ユーザが特定の画像(例えば、401(a))をタッチして、リリースすることにより、一画面表示モード(図3(a)参照)に切替り、指定された画像が画像表示部301に表示される。
なお、印刷設定ボタン304は、図3(a)と同じなので説明を省略する。
画像枚数切替え部402に対してタッチ操作を行うことで一覧表示モードにおける表示枚数の切替えが可能となる。本実施形態では、画像枚数切替え部402は、複数段階の切替えが可能となっており、内部に配置されている枚数切替えスイッチ403の位置により各段階における画像表示枚数が決定される。すなわち、画像枚数切替え部402は、複数部分に分割され且つ各部分には画像の表示サイズが対応付けられている。画像枚数切替え部402の内部は、枚数切替えスイッチ403の移動可能な範囲(不図示)がタッチ可能な構成となっている。本実施形態では、ユーザが枚数切替えスイッチ403の移動可能な範囲に最初に触れた場合、枚数切替えスイッチ403を触れていなくても、その触れた位置に枚数切替えスイッチ403が移動し、表示枚数の切り替えを実行するものとした。また、枚数切替えスイッチ403は、画像枚数切替え部402の特定の領域内(不図示)をユーザのタッチ操作に応じ左右に追随して特定範囲内で動かすことが可能である。
以上の構成により、画像枚数切替え部402のタッチ操作や枚数切替えスイッチ403を左右に動かすユーザ操作により、複数の段階の1画面において最大表示可能な枚数の中から所望の枚数の画像表示切替えの設定が可能となる。なお、本実施形態では、枚数切替えスイッチ403は、左に位置した場合は画像枚数が少ない(6枚)、中央に位置した場合は画像枚数が標準(20枚)、右に位置した場合は画像枚数が多い(80枚)の3段階で切替えが可能とした。この画像枚数に応じて、画像表示部401における1画像の表示サイズが異なる。
次に、図4(b)を用いて、一覧表示モードの切り替え時における画像表示について説明する。図4(a)に示す一覧表示モードの状態で枚数切替えスイッチ403を指でタッチすると、図4(b)の表示に切り替わる。図4(a)と図4(b)の相違点はマスクオブジェクト404と画像サイズオブジェクト405が重ねて表示されているか否かのみである。すなわち、図4(b)の表示に切り替わると、マスクオブジェクト404と画像サイズオブジェクト405が新たに表示される。
ここで、図5を用いて、図4(b)の表示部113に表示される画像やオブジェクトを説明する。図5は、表示部113の表示内容を各レイヤに分割して示した図である。すなわち、図5(a)〜図5(d)は、分割された各レイヤにおける表示内容を示している。図5(a)に示す画像表示部レイヤは、最下部のレイヤであり、複数の画像で構成された画像表示部401が表示される。図5(b)に示すツールバーレイヤは、図5(a)に示すレイヤの上のレイヤであり、各種指示オブジェクト、具体的には、画像枚数切替え部402及び印刷設定ボタン304のボタン操作部が含まれている。図5(c)に示すマスクオブジェクトレイヤは、透過性のあるマスクオブジェクト404が表示され、図5(d)に示す最上部の画像サイズオブジェクトレイヤは、画像サイズオブジェクト405が表示される。ここで、マスクオブジェクト404は、この下に配置されるオブジェクト等に対するユーザ操作を無効とするオブジェクトであり、画像サイズオブジェクト405は、命令された印刷枚数に変更した場合の画像のサイズを示すオブジェクトである。本実施形態では、画像データの表示数に応じて、画像のサイズを変更する。画像サイズオブジェクト405は、画像データの表示数及びその表示数に応じて変更される表示サイズを視覚的に示すものである。
最下方に5(a)、その上に図5(b)、さらにその上に図5(c)、最上方に5(d)と重ねることにより、表示部113において最終イメージ(図4(b))が生成される。図4(b)に示すように、マスクオブジェクトレイヤと画像サイズオブジェクトレイヤに含まれているオブジェクト類は、画像表示部レイヤに含まれているオブジェクトの上に配置されていて、ツールバーレイヤの上には配置されない。また、タッチ操作によるイベントは、上方のレイヤから配置されているオブジェクトに対して発行されるため、図5(b)のツールバーレイヤへのオブジェクトに対するタッチイベントは発行される。図5(a)の画像表示部レイヤの画像表示部401の上方には、これを覆う形でマスクオブジェクト404が配置される。このため、画像表示部401に対してタッチイベントは発行されない。なお、マスクオブジェクト404は透過性であり、ユーザは画像表示部レイヤの表示内容を確認することができる。本実施形態では、上方のレイヤに表示されている画像サイズオブジェクト405は単純な線や矩形などからなる簡易な構成とした。これにより、表示に関する処理負荷を比較的少なくすることができる。先に説明した通り各レイヤの表示は独立して表示の切替えが可能となっている。
図10は、図5(a)の画像表示部レイヤにおける画像枚数切替え命令がされた場合にCPU101が実行する処理のフローチャートである。
CPU101は、詳細は後述するが、枚数切替えの命令を受けることで処理が開始する(S1001)。現在表示されている全画像をクリアし、命令された表示枚数に応じて、画像を配置するコマ情報、表示画像サイズの決定などの初期化処理を行う(S1002)。
次に、画像リストから1枚ずつ画像データを読み出して、表示画像サイズに応じたデコード処理、コマ情報に従った配置処理を行い1つの画像データを定められた位置に表示する(S1003)。表示画像サイズの大きさによってはJPEGフォーマットで定められているサムネイル画像を用いてデコード処理を行うことも可能である。
これらの一連の処理を表示枚数分終了したか(全画像終了したか)否かを判断して(S1004)、全ての画像表示が終了すると処理を終了する(S1007)。
全画像終了していない場合は、S1005へ進む。S1005では、次の画像サイズへの切り替えの命令(次の画像枚数切り替え命令)があるかを判定する。一連の画像デコード処理(S1003)は処理負荷が重いため、全ての画像に対する表示処理が終わる前にユーザ操作により次の表示枚数切替え命令が発行される場合があるためである。次の画像枚数切り替え命令がない場合は、S1003へ戻る。
処理中に次の画像枚数切替え命令が発行されると(S1005)、一旦画像デコード表示処理を中断し(S1006)、処理を終了する(S1007)。この場合は、次の命令によって再び画像枚数切替え処理が開始される(S1001)。
上述したように、常に表示に必要な画像のデコードのみを行うことでCPU101の処理負荷だけでなく、DRAM103などの一時的な保存メモリが少ない構成で枚数切替え表示を実現するという効果が得られる。
図4,6及び図9を用いて、画像表示枚数切替え操作について詳細に説明する。図9は、画像処理装置100における一覧表示モードにおいて、枚数切替えスイッチ403をタッチ操作した場合のCPU101が実行する画像表示切替え処理のフローを示している。また、図は、一覧表示モードにおける画像表示例を示す図である。
図4(a)の一覧表示モードにおける表示状態で画像枚数切替え部402内を指306によりタッチすることで処理が開始する(S901)。
処理の開始により、表示部113は、図4(b)の枚数切替えモードの表示となる。具体的には、画像選択が無効であることを示すために、表示画像が認識可能なレベルの透過処理が施されたマスクオブジェクト404を画像表示部401の全てを覆うように配置する。すなわち、マスクオブジェクト404をマスクオブジェクトレイヤに表示する(S902)。また、これと同時に画像枚数と表示サイズを簡易的に表す線により構成された格子型の画像サイズオブジェクト405を画像サイズオブジェクトレイヤに表示する(S903)。上述したように、本実施形態では、画像枚数切替え部402内はタッチされる位置により複数段階の画像サイズのうち特定の画像サイズに変更することが可能な構成になっている。最初にタッチされた位置に応じて、枚数切替えスイッチ403を移動して表示を切替え、また位置に応じた画像サイズを示す画像サイズオブジェクト405を表示する。
その後、継続してタッチパネル115における操作を確認する。具体的には、画像枚数切り替え部402のタッチ操作の変化を判定する(S904)。
画像枚数切り替え部402のタッチ操作が移動した場合、画像サイズオブジェクト405の表示を変更する。具体的には、枚数切替えスイッチ403から指306を離さずに画像枚数が少ない方向(現在の中央位置から図では左方向)に動かされたことが検出されると、図6(a)に示すように、指306に追随する形で枚数切替えスイッチ403の表示が移動する。これと同時に、画像枚数切替え部402内の段階に応じた画像サイズオブジェクト405に切替えて表示する(S905)。本実施形態では、画像枚数(6枚)のときの各画像のサイズを視覚的に表す画像サイズオブジェクト405に切り替える。画像処理装置100は、その後も継続してタッチ操作の変化を確認する(S904)。
S904において、ユーザがタッチパネルから指306を離したことが確認されると、表示サイズの変更が確定(決定)し、表示画面から画像サイズオブジェクト405を取り除き(S906)、また、マスクオブジェクト404も取り除く(S907)。
次に、新たに設定された画像サイズがこれまで設定されていた画像サイズと同じかどうか判定する(S908)。画像サイズの変更があった場合には、変更後の表示枚数に応じた画像枚数切替え命令を発行する(S909)。変更が無かった場合には、画像枚数切替え命令を発行せずに処理を終了する(S910)。
ここで、画像枚数を増加させるように画像表示を変更する場合について、具体例を挙げて説明する。例えば、図6(a)の20枚画像表示中の状態でスイッチを左の6枚に移動した表示状態から指306をリリースすると、画像サイズオブジェクト405、マスクオブジェクト404が消える。その後、画像枚数切替え命令により画像表示部レイヤが更新され、現在の20枚の画像を消去し、新たに設定された6枚に応じた画像サイズでの表示に切り替わる。全ての画像が表示されると最終的に図6(b)の6枚表示に切替わる。
本実施形態では、画像サイズを変更する前に、予め簡易な構成からなる画像サイズオブジェクト405により、切り替わった後の画像サイズをユーザが確認することができる。これにより、ユーザは所望の画像サイズの選択の操作性が向上する。また、本実施形態では、画像の表示サイズが決定してから画像デコードが行われる構成となるので、不用意な画像デコード処理が実行されず、CPU101の負荷が軽減される。
ここで、図4、図6及び図7を用いて、画像の表示例について具体例を挙げて説明する。例えば、図4(a)の20枚表示状態から、画像枚数切替え部402の枚数切替えスイッチ403をタッチすると枚数切替えモードに入り、図4(b)に表示が切替わる。現在表示されている枚数切替えスイッチ403(中央)よりも右側や左側をユーザが直接触れることにより、表示部113では触れた位置に追随して枚数切替えスイッチ403の表示を移動させる。これと同時に、画像サイズオブジェクト405もタッチ位置に応じた画像枚数を示す表示となる。図4(b)の表示状態から枚数切替えスイッチ403にタッチしたまま指306を移動することにより、図11のS904及びS905の処理が繰り返され、表示変更負荷の少ない枚数切替えスイッチ403と画像サイズオブジェクト405の表示のみが切替わる。
例えば、図4(b)の表示状態から枚数切替えスイッチ403にタッチしたまま指306を枚数が少ない方向(図では左)に動かすと、図6(a)の6枚表示に、元に戻す(図では中央)と図4(b)の20枚表示に、枚数が多い方向(図では右)に動かすと図7(a)の80枚表示に順次切替わる。
図4(a)の状態から直接、画像枚数切替え部402の左側に触れると、図6(a)に示すような画像サイズオブジェクト405の表示に切り替わる。すなわち、枚数切替えスイッチ403を中央から左に動かすとツールバーレイヤの枚数切替えスイッチ403と画像サイズオブジェクトレイヤのオブジェクトのみ6枚表示の画像サイズに表示が切替わる(図6(a)参照)。
その後、指を触れたまま離さずに枚数切替えスイッチ403を元の中央位置に戻すと、枚数切替えスイッチ403の表示と画像サイズオブジェクト405の表示のみを切り替えて表示する。すなわち、スイッチを離さずに元の中央位置に戻すと、枚数切替えスイッチ403及び画像サイズオブジェクト405のみが再描画され、図4(b)の表示に切替わる。その状態で枚数切替えスイッチ403を離すと、上方レイヤのオブジェクトのみが消え、図4(a)に示す20枚表示に切替わる(図4(a)に戻る)。このケースにおいては、表示切替え中は、比較的処理速度の速い上方のレイヤの描画の変更のみが実行され、比較的処理速度の遅い画像デコードが実行されないのでCPU101の負荷が軽減される。
一方、図6(a)の状態で枚数切替えスイッチ403を離すと画像枚数切替え命令により新たな画像サイズによってデコードされた複数のサムネイル画像が表示され、最終的に図6(b)の表示に切替わる。図7(a)の状態で枚数切替えスイッチ403を離すと画像枚数切替え命令により新たな画像サイズによってデコードされた複数のサムネイル画像(401(d)など)が表示され、最終的に図7(b)の表示に切替わる。
ここで、画像表示切替え処理のうち、画像表示部レイヤの表示切替えと、ツールバーレイヤ及び画像サイズオブジェクトレイヤの表示切替えは双方を独立して処理が行うことが可能である。したがって、本実施形態では、サムネイル画像がまだ更新されていない状態で、枚数切替えスイッチにより再度サイズを変更できるように設定した。図8に、サムネイル画像がまだ更新されていない状態で再度、枚数切替えスイッチ403により変更を開始した例を示す。図8(a)は、図7(b)のサムネイル画像がまだ更新完了していない状態で再度、枚数切替えスイッチ403により変更を開始した表示例である。図8(a)では、画像表示部レイヤは、切替え後の80枚画像表示のために、画像401(e)の左上の画像から画像リストに従い順次画像デコード処理を行い、表示を切り替えている。このとき、枚数切替えスイッチ403の操作(図8(a)では右側から中央へ移動)により、ツールバーレイヤとサイズオブジェクトレイヤへの表示は独立して切り替えられる。この表示切り替え最中にも順次画像表示部レイヤへの画像デコードは継続し、1枚ずつ画像がデコードされ表示が更新される。枚数切替えスイッチ403の操作をさらに左(6枚)に切り替えると、図8(b)に示すように、画像デコードは継続した状態で、ツールバーレイヤとサイズオブジェクトレイヤの表示が切り替わる。なお、この時点で枚数切替えスイッチ403をリリースする操作を受け付けると、6枚表示に切り替えるために画像表示部レイヤへの画像デコードは中断し(図10のS1006で説明)、再度6枚表示のための画像デコード処理を開始し、図6(b)の表示に切り替わる。
本実施形態では、処理の重い画像デコードと、処理の比較的軽い表示部の切替え操作を独立して、表示枚数を変更した後の表示イメージ(画像の表示数及び表示サイズ)が確認できることにより、CPU101の負荷が軽減される。またタッチパネルにおける枚数切替えスイッチ403の指306を左右に動かす操作による枚数切替え指示、離すことによる表示サイズの決定が可能な構成とすることで、ユーザ操作手順がハードボタンによる操作よりも簡易になる。
すなわち、本実施形態では、タッチパネルでの画像一覧表示モードにおける表示枚数を切替え操作において、枚数切替え中は画像デコードを行わず、表示負荷の少ない切替え後の表示枚数(及び表示サイズ)を示すオブジェクトのみの表示を切替える。そして、表示枚数が決定した後に設定された表示サイズにより画像デコードを開始する。このように、画像データに基づく画像の表示数を切替える際に、画像自体の表示前に、画像の表示数及び表示サイズを視覚的に示すことにより、処理負荷を抑え、ユーザに画像の表示数や表示サイズを容易に決定させることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。
上述した実施形態では画像サイズオブジェクト405は格子型の形状で説明したが、これに限定されるものではなく、画像の表示サイズを示す形状であり且つ処理負荷が少なく高速に表示可能であれば、他の形状であってもよい。
上述した実施形態では、表示枚数の切替えは6枚、20枚、80枚の3段階を持つ構成で説明したが、これに限定されるものではない。画像表示、タッチイベント取得可能な表示枚数であれば枚数に制約はなく、また、複数の切替え段階を持っていればよい。
上述した実施形態では、画像データの表示数を切替え後の画像の表示数及び表示サイズを視覚的に示すものとしたが、これに限定されず、例えば、表示サイズのみを視覚的に示すものとしてもよい。
上述した実施形態では、操作パネル111がタッチパネル115を備え、タッチパネルセンサによってユーザ操作を検出するものとしたが、表示装置はこれに限定されるものではない。例えば、表示装置は、表示部の外に設けられたハードキー等によりユーザ操作を検出するものとしてもよいし、マウス等のポインティングデバイスによる表示部の各種ボタンの押下などのユーザ操作を検出するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、切替え指示に基づき表示サイズが決定した後、デコード処理を行って所定の表示サイズで画像の表示を行うようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、以前にデコードした際の画像データをキャッシュメモリに格納し、所定の表示サイズで画像の表示を行う場合はキャッシュメモリから読み出すようにしてもよい。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部又は全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
100 画像処理装置
101 CPU
113 表示装置
401 画像表示部(一覧表示モード)
402 画像枚数切替え部
403 枚数切替えスイッチ
404 マスクオブジェクト
405 画像サイズオブジェクト

Claims (29)

  1. 複数のオブジェクトを所定の領域に表示し、操作部及び、前記操作部が移動可能なバーを、前記所定の領域以外の領域に表示する制御手段と、
    前記操作部を前記バー上において移動させる第1の操作と、前記第1の操作による前記操作部の前記バー上の移動を停止させる第2の操作と、を受け付け可能である受付手段と、を備え、
    前記第1の操作が受け付けられた場合、前記制御手段は、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を視覚的に示し且前記複数のオブジェクトではない所定のオブジェクトを、表示部上に前記複数のオブジェクトが表示されている状態で、前記表示部に新たに表示させ、
    前記制御手段は、前記第1の操作が受け付けられる前から前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズを、第1サイズから、前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じた第2のサイズに、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に、変更することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数のオブジェクトが表示されている画面において、前記複数のオブジェクトの印刷に関する設定を行うための画面を表示するための領域を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し、且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズの前記複数のオブジェクトが前記表示部に表示された状態では、前記所定のオブジェクトは、前記表示部に表示されないことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数のオブジェクトが配置されたレイヤを含む複数のレイヤを前記表示部に表示させ、
    前記制御手段は、前記第1の操作が受け付けられた場合に、前記複数のオブジェクトが配置されたレイヤの上方に、前記所定のオブジェクトが配置されたレイヤを表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記所定のオブジェクトが表示された状態では、前記複数のオブジェクトがマスクオブジェクトによって覆われるように、前記表示部の表示を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  6. 前記マスクオブジェクトは透過性があることを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記複数のオブジェクトに対応する画像データのデコード処理を実行する処理手段をさらに有し、
    前記処理手段は、前記デコード処理を、前記第1の操作が受け付けられた後であり、且つ前記第2の操作が受け付けられる前の状態では実行せず、前記デコード処理を、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に実行することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  8. 前記処理手段は、前記操作部を前記バー上において移動させる前記第1の操作が受け付けられた後に、当該第1の操作が受け付けられる前の位置に前記操作部が戻った場合、前記デコード処理を実行しないことを特徴とする請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 前記バーは、複数部分に分割され且つ各部分には前記第2の操作が受け付けられた後に表示される前記複数のオブジェクトに含まれるオブジェクトのサイズが対応付けられている指示オブジェクトであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  10. 前記所定のオブジェクトは、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を示す直線により構成されたオブジェクトであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  11. 前記操作部を前記バー上において前記第1方向に移動させる前記第1の操作が受け付けられた後に、当該第1の操作が受け付けられる前の位置に前記操作部が戻った場合、前記制御手段は、前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズを変更しないことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  12. 前記所定のオブジェクトが表示されていない状態では、前記複数のオブジェクトのいずれかに対して所定の操作が実行された場合に、前記複数のオブジェクトのうち前記所定の操作が実行されたオブジェクトの表示状態が変化し、
    前記所定のオブジェクトが表示された状態では、前記複数のオブジェクトに対する操作が無効化されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  13. 前記操作部が前記バーにおいて第1の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが大きくなり、前記操作部が前記バーにおいて前記第1の方向と反対の方向である第2の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが小さくなることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  14. 前記バーに対して前記第1の方向には、前記操作部が前記バーにおいて前記第1の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが大きくなることを示すアイコンが表示され、前記バーに対して前記第2の方向には、前記操作部が前記バーにおいて前記第2の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが小さくなることを示すアイコンが表示されることを特徴とする請求項13に記載の表示制御装置。
  15. 表示制御装置において実行される表示制御方法であって、
    複数のオブジェクトを所定の領域に表示し、操作部及び、前記操作部が移動可能なバーを、前記所定の領域以外の領域に表示する制御工程と、
    前記操作部を前記バー上において移動させる第1の操作を受け付ける第1受付工程と、
    前記第1の操作による前記操作部の前記バー上の移動を停止させる第2の操作を受け付ける第2受付工程と、
    を備え、
    前記第1の操作が受け付けられた場合、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を視覚的に示し且前記複数のオブジェクトではない所定のオブジェクトが、表示部上に前記複数のオブジェクトが表示されている状態で、前記表示部に新たに表示され、
    前記第1の操作が受け付けられる前から前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズが、第1サイズから、前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じた第2のサイズに、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に、変更されることを特徴とする表示制御方法。
  16. コンピュータを、
    複数のオブジェクトを所定の領域に表示し、操作部及び、前記操作部が移動可能なバーを、前記所定の領域以外の領域に表示する制御手段と、
    前記操作部を前記バー上において移動させる第1の操作と、前記第1の操作による前記操作部の前記バー上の移動を停止させる第2の操作と、前記第1の操作及び前記第2の操作とを受け付け可能である受付手段として機能させ、
    前記第1の操作が受け付けられた場合、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を視覚的に示し且前記複数のオブジェクトではない所定のオブジェクトが、表示部上に前記複数のオブジェクトが表示されている状態で、前記表示部に新たに表示され、
    前記第1の操作が受け付けられる前から前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズが第1サイズから、前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じた第2のサイズに、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に、変更されることを特徴とするプログラム。
  17. 前記複数のオブジェクトが表示されている画面において、前記複数のオブジェクトの印刷に関する設定を行うための画面を表示するための領域が前記表示部に表示されることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記第2の操作が受け付けられた時に前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応し、且つ前記第2の操作が受け付けられた時の前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズの前記複数のオブジェクトが前記表示部に表示された状態では、前記所定のオブジェクトは、前記表示部に表示されないことを特徴とする請求項16又は17に記載のプログラム。
  19. 前記複数のオブジェクトが配置されたレイヤを含む複数のレイヤが前記表示部に表示され、
    前記第1の操作が受け付けられた場合に、前記複数のオブジェクトが配置されたレイヤの上方に、前記所定のオブジェクトが配置されたレイヤが表示されることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載のプログラム。
  20. 前記所定のオブジェクトが表示された状態では、前記複数のオブジェクトがマスクオブジェクトによって覆われるように、前記表示部の表示が制御されることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 前記マスクオブジェクトは透過性があることを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記複数のオブジェクトに対応する画像データのデコード処理を実行する処理工程をさらに実行させ、
    前記デコード処理が、前記第1の操作が受け付けられた後であり、且つ前記第2の操作が受け付けられる前の状態では実行されず、前記デコード処理が、前記第1の操作及び前記第2の操作が受け付けられた後に実行されることを特徴とする請求項16〜21のいずれか一項に記載のプログラム。
  23. 前記操作部を前記バー上において移動させる前記第1の操作が受け付けられた後に、当該第1の操作が受け付けられる前の位置に前記操作部が戻った場合、前記デコード処理が実行されないことを特徴とする請求項22に記載のプログラム。
  24. 前記バーは、複数部分に分割され且つ各部分には前記第2の操作が受け付けられた後に表示される前記複数のオブジェクトに含まれるオブジェクトのサイズが対応付けられている指示オブジェクトであることを特徴とする請求項16〜23のいずれか一項に記載のプログラム。
  25. 前記所定のオブジェクトは、前記バー上の前記操作部の位置に応じたサイズに関する情報を示す直線により構成されたオブジェクトであることを特徴とする請求項16〜24のいずれか一項に記載のプログラム。
  26. 前記操作部を前記バー上において前記第1方向に移動させる前記第1の操作が受け付けられた後に、当該第1の操作が受け付けられる前の位置に前記操作部が戻った場合、前記表示部に表示されている前記複数のオブジェクトのサイズが変更されないことを特徴とする請求項16〜25のいずれか一項に記載のプログラム。
  27. 前記所定のオブジェクトが表示されていない状態では、前記複数のオブジェクトのいずれかに対して所定の操作が実行された場合に、前記複数のオブジェクトのうち前記所定の操作が実行されたオブジェクトの表示状態が変化し、
    前記所定のオブジェクトが表示された状態では、前記複数のオブジェクトに対する操作が無効化されることを特徴とする請求項16〜26のいずれか一項に記載のプログラム。
  28. 前記操作部が前記バーにおいて第1の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが大きくなり、前記操作部が前記バーにおいて前記第1の方向と反対の方向である第2の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが小さくなることを特徴とする請求項16〜27のいずれか一項に記載のプログラム。
  29. 前記バーに対して前記第1の方向には、前記操作部が前記バーにおいて前記第1の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが大きくなることを示すアイコンが表示され、前記バーに対して前記第2の方向には、前記操作部が前記バーにおいて前記第2の方向に移動することに応じて、前記所定のオブジェクトによって視覚的に示される情報に対応するサイズが小さくなることを示すアイコンが表示されることを特徴とする請求項28に記載のプログラム。
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