JP6441524B1 - 流木予防工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】流木発生を抑制するための工法であって、工費や工期を抑え、早期に多くの箇所で対策をすることが可能な流木予防工法の提供。
【解決手段】土砂崩落による倒木の流出を予防するための工法であって、立木Tを、他の複数の立木Tに対してワイヤロープRによって締結するステップと、当該立木の締結ステップを、土砂崩落の発生が生じるおそれがある崩落危険区域に存在する複数の立木Tに対して行うステップと、を有することを特徴とする流木予防工法。
【選択図】図1

Description

本発明は、土砂の崩落に伴う流木の発生を防止若しくは低減するための流木予防工法に関する。
近年の天候の変化に伴い、短時間に非常に多量の雨が降り、これによる土砂の崩落の発生が増加傾向にある。
土砂の崩落に伴う流木の発生は、橋等のインフラの破壊や、その復旧を遅延させる原因となっている。橋等のインフラの破壊やその復旧の遅延は、被災地の救済や復旧・復興に対する大きな障害となるものであるため、土砂崩落や流木の発生を予防することが喫緊の課題となっている。
このような、土石流と、土砂とともに流出する流木による土砂災害を防止するための土石流・流木対策施設に関し、その設計方法を取りまとめたものが、非特許文献1によって開示されている。
国総研資料 第905号 土石流・流木対策設計技術指針 解説(http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0905.htm)
非特許文献1の第2節には、2.1土石流・流木捕捉工として、透過型、部分透過型及び不透過型の砂防堰堤の設計に関する記載がある。これらの砂防堰堤は、流出した土砂や流木を受け止めるものであり、流木の発生自体を低減するためのものではない。また、砂防堰堤は工費と工期がかかるため、対策できる件数に限界がある。
これに対し、非特許文献1の第2節には、2.2土石流・流木発生抑制工として、2.2.1土石流・流木発生抑制山腹工と、2.2.2渓床堆積土砂移動防止工に関する記載がされている。しかしながら、流木の発生を抑制するための工法としての選択肢は極めて限定的であるのが現状である。
本発明は、上記の点に鑑み、流木発生を抑制するための工法であって、工費や工期を抑え、早期に多くの箇所で対策をすることが可能な流木予防工法を提供することを目的とする。
(構成1)
土砂崩落による倒木の流出を予防するための工法であって、立木を、他の複数の立木に対して索体によって締結する立木締結ステップと、当該立木締結ステップを、土砂崩落の発生が生じるおそれがある崩落危険区域に存在する複数の立木に対して行うステップと、を有することを特徴とする流木予防工法。
(構成2)
前記立木の締結において、少なくとも3本以上の立木が相互に締結されることを特徴とする構成1に記載の流木予防工法。
(構成3)
前記立木を締結する範囲が、100m以上であることを特徴とする構成1又は2に記載の流木予防工法。
(構成4)
前記立木の他の複数の立木への締結において、2方向以上で、他の立木と締結することを特徴とする構成1から3の何れかに記載の流木予防工法。
(構成5)
前記立木の他の複数の立木への締結において、4方向以上で他の立木と締結することを特徴とする構成4に記載の流木予防工法。
(構成6)
前記立木の他の複数の立木への締結において、8方向で他の立木と締結することを特徴とする構成5に記載の流木予防工法。
(構成7)
前記立木の前記索体による締結において、前記立木の外周の長さに対して余長を有して前記索体を巻きつけることを特徴とする構成1から6の何れかに記載の流木予防工法。
(構成8)
崩落危険区域に存在する前記立木を崩落危険区域外にある固定物と締結するステップを有することを特徴とする構成1から7の何れかに記載の流木予防工法。
(構成9)
前記立木を崩落危険区域の斜面上方側にある前記固定物と締結するステップを有することを特徴とする構成8に記載の流木予防工法。
(構成10)
前記固定物が立木又はアンカーであることを特徴とする構成8又は9に記載の流木予防工法。
(構成11)
前記崩落危険区域が、土石流区間における発生区間であることを特徴とする構成1から10の何れかに記載の流木予防工法。
本発明の流木予防工法によれば、工費や工期を抑え、早期に多くの箇所で流木発生の予防対策をすることができる。
本発明に係る実施形態の流木予防工法の適用状態を示す概略図 実施形態の流木予防工法における、立木の締結方法を説明するための図 実施形態の流木予防工法における、立木の締結方法を説明するための図 実施形態の流木予防工法における、立木の締結方法を説明するための図 立木への索体の締結方法を説明するための図 実施形態の流木予防工法における、立木の締結方法を説明するための図 倒木が発生した状況において、流木の発生が低減されている状態を示す概略図 国総研資料 第364号 砂防基本計画策定指針(土石流・流木対策編)解説の9頁の図−2を抜粋した図
以下、本発明の実施態様について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するものではない。
図1は、本発明に係る実施形態の流木予防工法の適用状態を示す概略図である。
本発明に係る流木予防工法は、土砂崩落による倒木の流出を予防するための工法であって、立木を、他の複数の立木に対して索体によって締結する工程と、当該立木の締結工程を、土砂崩落の発生が生じるおそれがある崩落危険区域に存在する複数の立木に対して行う工程と、を有するものである。
崩落危険区域とは、土砂崩落の発生が生じるおそれがある(即ち流木が発生するおそれがある)区域であり、その画定方法は個別具体的な現地の状況や評価の時期等に応じて適宜定められるものであってよく、例えば、「土石流危険渓流及び土石流危険区域調査要領」に基づき画定されるもの等である。
また、「国総研資料 第364号 砂防基本計画策定指針(土石流・流木対策編)解説(http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0364.htm)の、第2節、2.4計画基準点等」において、記載されている(同記載箇所の図−2を、図8に抜粋)、土石流区間における発生区間を、崩落危険区域として扱う等してもよい。
本実施形態では、立木Tを締結する索体として、ワイヤロープRを用いるものを例としている。
図5には、立木TへのワイヤロープRの締結方法の一例を示した。
図5(a)の例は、各立木Tに対して、リング状のリングロープRR(ワイヤをリング状にしてワイヤグリップ等で留めたもの)を取り付け、当該リングロープRRに対して、アイ加工等の端末加工をしたワイヤロープRを、カラビナCを介して連結することで、各立木Tを相互に締結するものである。ここでは、ワイヤをリング状にするものを例としているが、リング状の金具等を使用するものであってもよい。
図5(b)の例は、1本のワイヤロープRを各立木Tに巻き付けていくことで、各立木Tを相互に締結するものである。ワイヤロープRの端部となる立木Tに対しては、ワイヤグリップWG等を使用して、立木Tに巻き付けたワイヤロープRを止めている。
図5(c)の例は、図5(b)の例において、中間の各立木Tに対してもワイヤグリップWG等を使用して巻き付けたワイヤロープRを止めているものである。これにより、中間の立木Tが、ワイヤロープRによって締め付けられることを防止するものである。
ワイヤロープRを引き留めるための金具については、ワイヤグリップWGに限られるものではなく、各種の金具(例えば、巻付グリップや、特許第6009611号公報や特許第6185688号公報で開示されるくさびクランプ等)を使用することができる。
なお、ワイヤロープRを立木Tに対して巻き付ける際には、立木Tの外周の長さに対して余長を有してワイヤロープRを巻きつけることが好ましい。立木Tの成長に伴い、立木TがワイヤロープRによって締め付けられることを防止するものである。また、立木保護の観点から、リングロープRRを巻きつける位置の立木の外周(立木とリングロープRRの間)に緩衝部材を設けるようにしてもよい(例えば、布を巻きつけたり、こも巻きをする等)。
図2〜4は、立木Tの締結方法を説明するための図である。図2〜4は、現場(崩落危険区域)における、崩落の危険度に応じた締結方法を示している。なお図2〜4では、植林された(立木Tが整列して植えられている)箇所を例としているが、植林区域でない場合においても基本的な概念は同様である。
図2〜4では、危険度を3段階に分けており、それぞれに対応する締結方法を示している。
図2の「危険度:低」では、傾斜面に沿った方向に各立木Tを締結する。即ち、各立木Tが、縦方向のワイヤロープVRによって、斜面上方と下方の2方向で他の立木Tと締結されるものである。
図3の「危険度:中」では、傾斜面に沿った方向と、これに略直行する方向(横方向)に各立木Tを締結する。即ち、各立木Tが、縦方向のワイヤロープVR及び横方向のワイヤロープHRによって、斜面上方と下方、左方向と右方向の4方向で他の立木Tと締結されるものである。
図4の「危険度:高」では、傾斜面に沿った方向と横方向に加え、斜め方向でも各立木Tを締結する。即ち、各立木Tが、縦方向のワイヤロープVR、横方向のワイヤロープHR及び斜め方向のワイヤロープDRによって、斜面上方と下方、左方向と右方向、右斜め上方と左斜め下方、左斜め上方と右斜め下方の8方向で他の立木Tと締結されるものである。
このように崩落の危険度に応じて締結方法を変えることにより、適切なコスト及び工期で必要な安全度を得ることが可能となる。
なお、縦方向のワイヤロープVR、横方向のワイヤロープHR、斜め方向のワイヤロープDRについては、それぞれ別途のワイヤロープとしてもよいし、例えば1本のワイヤロープを引きまわすことによって縦方向のワイヤロープVR、横方向のワイヤロープHR、及び、斜め方向のワイヤロープDRを構成するようなものであっても構わない。
更に安全度を高めるために、立木T若しくはワイヤロープRを、アンカーAに対して締結してもよい。
図2〜4では、アンカーAとして、特許第4630851号公報で開示される法面用アンカーAを使用するものを例としているが、これに限らず各種のアンカーを利用することができる。
アンカーAの設置位置は、基本的には保持対象物(立木T)に対して斜面の上方側となるが、左右の側面側に設けるもの等であっても構わない。また、各立木T若しくは各ワイヤロープRに対応した、複数のアンカーを設けるものであっても構わない。
また、より安全度を高めるために、図6に示したごとく、立木T若しくはワイヤロープRを、崩落危険区域外にある固定物と締結するとよい。
図6の例では、固定物の例として立木を用いるものとしているが、立木に限るものではなく、固定物として他の自然物や、アンカーその他の人工物等を利用するものであってもよい。
固定物の位置は、基本的には保持対象物(立木T)に対して斜面の上方側となるが、左右の側面側にあるもの等であっても構わない。
なお、立木に対する索体の締結位置(高さ)については、任意のものであって構わないが、施工の作業性や、管理・メンテナンス性等を考慮した場合には、1.5m以下とすることが好ましい。索体の締結高さを地表付近(例えば10cm以下)とすると、立木を根元付近で固定することによって土塊の移動をより効率的に低減することができるため、土砂の崩壊の予防の面では有利である。また、経時に伴い地表部分と一体化するため、自然になじみ、景観を損なわないという効果も得られる。一方で、地表との一体化により、メンテナンスが困難となるデメリットがある。
また、管理者等の立ち入りに対する障害とならないようする必要がある箇所や、動物の生態に対する影響を考慮する必要がある場所等においては、所定以上の高さ(例えば2m)で索体を締結するとよい。
本実施形態の流木予防工法は、広範囲の面積の立木と立木を索体で結んでメッシュ状に張り巡らせることによる共もち効果によって、流木の発生の低減や、土砂崩壊の発生の低減をするものである。図7に示されるように、本実施形態の流木予防工法を施工した地域の一部において土砂崩落が生じたこと等により、相互に連結した立木の一部において倒木があったとしても、倒木をその場に留め置き、流木が発生することが低減されるものである。また、土砂崩落の発生自体の低減や、その最小化、若しくは、発生を遅延させる効果を得ることができ、防災、減災に資するものである。
一般的に、何かを固定等する場合において、“固定したいもの”を何かに係留すること等は良く行われている。しかしながら、この際の固定先は、“固定したいもの”を保持し得るだけの耐力を有するもの、即ち、“安定した固定物”とするのが通常の発想である。
これに対し、本実施形態の流木予防工法は、崩落危険区域に存在する複数の立木を相互に締結することを基本思想としており、従来の「“安定した固定物”に対して固定する」という思想からは容易には想到し得ない発想に基づいている。
土砂崩壊や倒木・流木の発生が危惧される地域において、実際に土砂崩落等が起こる範囲を正確に予測することは非常に困難であり、また、崩落危険区域とされている範囲において起こる土砂崩落は、崩落危険区域の全域において起こることはあまり無く、崩落危険区域の一部のみにおいて起こるということが良くあるのが実情である。
発明者らはこの点に着目し、崩落危険区域内に存在する複数の立木を相互に締結しておくことにより、この内の一部の範囲において土砂崩落が生じ得る状況になったとしても、土砂崩落を未然に防止したり、土砂崩落を最小限に食い止め、流木の発生を低減したりできることを見出したものである。土壌に根を張る立木は、土壌の安定化に優れた効果を発揮すると同時に、それ自体が強力な杭やアンカーとしても機能し得るものである。前述のごとく、崩落危険区域とされている範囲であっても実際には土砂崩落が起こらない箇所が存在するため、このような箇所の立木をアンカーとして機能させ、これと他の立木を相互に締結させることで、全体としての土砂崩落や流木の発生を最小限とするものである。
上記したような土砂崩壊やこれに基づく流木の発生の防止効果を得るためには、広範囲の面積の立木と立木を索体で結ぶことが望まれ、その範囲は100m以上であることが好ましい。
また、前述したような“立木と立木を索体で結ぶことによる共もち効果”をより有効なものとするためには、少なくとも3本以上の立木が相互に締結されることが好ましい。例えば土砂崩落等の前兆として、動き出そうとする初めの1本の立木があった場合において、立木が相互に2本締結されているだけであると、2本目の立木にすべての力が伝わってしまうことになるが、3本以上の立木が相互に締結されていることにより、複数本の立木によって“初めの1本の立木”を支えることができる(共もち効果を得ることができる)ものである。
植林間隔が3〜4mである場合(スギやヒノキ等の育林においては“坪1本植”が一般的である)に、3本以上の立木を直列状につないだ場合、その長さはおおむね10m以上となり、これを平面的に考えれば10m×10m=100mとなる。この観点からも、立木を締結する範囲は100m以上であることが好ましい。
以上のごとく、本実施形態の流木予防工法によれば、広範囲の面積の立木と立木を索体で結ぶことによる共もち効果により、局部的崩壊による倒木の発生を予防すること(即ち流木の発生を予防すること)ができる。また、仮に倒木が生じたとしても、これをその場に留め置くことが可能であり、流木の発生を予防することができる。加えて、土砂崩壊の予防、最小化、若しくは土砂崩壊の発生を遅延させる効果を得ることもできる。
砂防堰堤は工費と工期がかかるため、対策できる件数に限界があるが、本実施形態の流木予防工法によれば、広範囲の流木の発生の予防を、低コスト且つ短工期で行うことができる。
近年、豪雨災害が頻発しており、大災害の要因となる流木の発生を未然に防ぐ対策をすることが早急に求められているが、本実施形態の流木予防工法によれば、早期に多くの箇所で対策をすることが可能であり、非常に有用である。
なお、本実施形態では、索体の例としてワイヤロープを用いるものを例としたが、本発明をこれに限るものではなく、各種の索体(例えば繊維ロープ等)を利用することができる。
また、本実施形態では、立木を相互に締結する際に、幹を結ぶものを例としているが、枝を結ぶもの等であっても構わない。
T...立木
R...ワイヤロープ(索体)
A...アンカー

Claims (12)

  1. 土砂崩落による倒木の流出を予防するための工法であって、
    立木を、他の複数の立木に対して索体によって地表から1.5m以下の位置で締結する立木締結ステップと、当該立木締結ステップを、土砂崩落の発生が生じるおそれがある崩落危険区域に存在する複数の立木に対して行うステップと、を有することを特徴とする流木予防工法。
  2. 前記索体の締結位置が地表から10cm以下であることを特徴とする請求項に記載の流木予防工法。
  3. 前記立木の締結において、少なくとも3本以上の立木が相互に締結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の流木予防工法。
  4. 前記立木を締結する範囲が、100m以上であることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の流木予防工法。
  5. 前記立木の他の複数の立木への締結において、2方向以上で、他の立木と締結することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の流木予防工法。
  6. 前記立木の他の複数の立木への締結において、4方向以上で、他の立木と締結することを特徴とする請求項に記載の流木予防工法。
  7. 前記立木の他の複数の立木への締結において、8方向で他の立木と締結することを特徴とする請求項に記載の流木予防工法。
  8. 前記立木の前記索体による締結において、前記立木の外周の長さに対して余長を有して前記索体を巻きつけることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の流木予防工法。
  9. 崩落危険区域に存在する前記立木を崩落危険区域外にある固定物と締結するステップを有することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の流木予防工法。
  10. 前記立木を崩落危険区域の斜面上方側にある前記固定物と締結するステップを有することを特徴とする請求項に記載の流木予防工法。
  11. 前記固定物が立木又はアンカーであることを特徴とする請求項又は10に記載の流木予防工法。
  12. 前記崩落危険区域が、土石流区間における発生区間であることを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の流木予防工法。
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