JP6440523B2 - 車両用ルームミラー - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両のフロントガラス内面等の固定面に取り付けられる車両用ルームミラーに関し、特にミラーの角度調整機構の構造の技術分野に属する。
従来より、車両のフロントガラス内面には、後方を視認するためのルームミラーが取り付けられている。ルームミラーは、ミラーが取り付けられるハウジングと、ハウジングを支持するステーとを備えており、ハウジングをステーに対して傾動させることによってミラーの角度調整を行うことができるように構成されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、ステーの先端部にピボット部が設けられており、このピボット部がハウジングの球状凹部に嵌合した状態で該球状凹部の内面を摺動し、このことでハウジングを傾動させてミラーの角度調整を行うことができる。そして、ハウジングには、ブレーキレバーをピボット部に圧接する方向に付勢するコイルバネを有するブレーキ装置と、ブレーキ装置のブレーキを解除する解除ボタンとが設けられている。通常時は、コイルバネの付勢力によってブレーキレバーをピボット部に圧接させてハウジングの傾動を抑制する一方、ミラーの角度調整を行う際には解除ボタンを操作してブレーキを解除し、ハウジングを傾動可能な状態にする。
また、特許文献2では、ステーの先端部に設けられたピボット部に対して、ハウジング内に配設されているブッシュをコイルバネによって圧接させるように構成されている。ハウジングには、コイルバネを縮めるための可動レバーが設けられており、この可動レバーによってコイルバネを縮めることでブッシュのピボット部への圧接力を低下させ、ミラーの角度調整が行えるようになっている。
特開2002−254987号公報 特開2003−146135号公報
ところで、例えばミラーに防眩装置等が搭載される場合と搭載されない場合とでは、ハウジングの重量が異なり、ハウジングが重い場合にはピボット部の摺動抵抗を大きくして走行振動等によって不用意に傾動しないようにし、反対に軽い場合にはピボット部の摺動抵抗が小さくても走行振動等によって傾動しないので摺動抵抗を小さくしたい。また、一般に、ピボット部やピボット部を受ける部品等には製造上の交差範囲内で部品毎に形状が相違していることがあり、部品の組み合わせによってはピボット部の摺動抵抗が小さくなり過ぎたり、大きくなり過ぎたりする場合もある。
そこで、特許文献1のブレーキ装置や特許文献2のコイルバネ圧縮機構を設けることが考えられる。こうすれば、ミラー角度調整時にピボット部の摺動抵抗を小さくして角度調整操作が容易に行えるようにしながら、走行時にはピボット部の摺動抵抗を大きくして走行振動等によってミラーが不用意に傾動するのを抑制することができる。
しかしながら、特許文献1では、ブレーキレバー、コイルバネ及び解除ボタンを有しているので解除ボタンの操作が必要になり、また、特許文献2では、ブッシュ、コイルバネ及び可動レバーを有しているので可動レバーの操作が必要になる。従って、乗員による操作が煩雑になるという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コイルバネやコイルバネの付勢力を調整するボタン等を設けることなく、ピボット部の摺動抵抗を調整することができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、
ミラーと、
上記ミラーが取り付けられるハウジングと、
車両に固定されるステーと、
上記ハウジングを上記ステーに対して傾動自在に取り付けるピボット部とを備えた車両用ルームミラーにおいて、
上記ハウジングは、上記ピボット部を受けるピボット受け部を有し、
上記ピボット部は、上記ステーに固定される固定部を有し、
上記ステー及び上記固定部の一方は係合部を有し、他方は係合部が係合する被係合部を有し、
上記係合部は、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力が互いに異なる第1の係合状態と第2の係合状態とをとるように上記被係合部に係合することを特徴とする。
この構成によれば、ハウジングのピボット受け部がステーに固定されたピボット部を受けているので、ハウジングはピボット部周りに傾動可能となり、これにより、ミラーの角度調整が行える。係合部が第1の係合状態となるように被係合部に係合した場合と、第2の係合状態となるように被係合部に係合した場合とでは、ピボット部とピボット受け部と圧接力が互いに異なっているので、ピボット部とピボット受け部との間で発生する摺動抵抗も異なることになる。例えば、ハウジングの重量が重い場合には、ピボット部とピボット受け部との摺動抵抗が大きくなる係合状態を選択し、反対にハウジングの重量が軽い場合には、ピボット部とピボット受け部との摺動抵抗が小さくなる係合状態を選択することで、ピボット部の摺動抵抗をハウジングの重量に対応するように調整することが可能になる。また、同様に、部品の形状ばらつき等による摺動抵抗の相違も係合状態を選択することで適切な摺動抵抗とすることが可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記係合部は凸部であり、
上記被係合部は開口部の周縁部に設けられた係合縁部であり、
上記凸部は上記開口部に入った状態で該開口部の係合縁部に係合し、
上記係合縁部は、上記凸部を、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力を低くする方向に移動させた状態で該凸部に係合する第1係合縁部と、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力を上記凸部が上記第1係合縁部に係合しているときに比べて高くする方向に上記凸部を移動させた状態で該凸部に係合する第2係合縁部とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、凸部を開口部に入れて係合縁部に係合させる際、第1係合縁部に係合するように凸部を移動させることで、ピボット部とピボット受け部との摺動抵抗が小さくなり、一方、第2係合縁部に係合するように凸部を移動させることで、ピボット部とピボット受け部との摺動抵抗が大きくなる。したがって、凸部を移動させるという簡単な操作でピボット部とピボット受け部との摺動抵抗を調整することが可能になる。
第3の発明は、第2の発明において、
上記固定部は軸状に構成され、
上記ステーは上記固定部が挿入される筒部を有し、
上記凸部は上記固定部の外面に設けられ、
上記開口部は上記筒部の周壁部に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ピボット部の固定部をステーの筒部に挿入すると、固定部の凸部が筒部の開口部に挿入されて該開口部の係合縁部に係合し、これにより、ピボット部がステーに固定されるので、ピボット部をステーに固定するための構造を別途設けずに済む。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、
上記ハウジングには、上記ピボット受け部から上記ピボット部の径方向に離れて摺動部が設けられ、
上記ステーには、上記摺動部が接触する摺動面が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ピボット部とピボット受け部だけでなく、摺動部と摺動面も摺動するので、摺動抵抗が十分に得られる
第1の発明によれば、ステーとピボット部の固定部との係合状態を変えることによってピボット部とピボット受け部との摺動抵抗を調整することができるので、コイルバネやコイルバネの付勢力を調整するボタン等を不要にしながらピボット部の摺動抵抗を簡単に調整することができる。
第2の発明によれば、係合部を凸部とし、被係合部を開口部の係合縁部とした場合に、凸部を移動させて第1係合縁部または第2係合縁部に係合させるという簡単な操作でピボット部とピボット受け部との摺動抵抗を調整することができる。
第3の発明によれば、軸状に形成されたピボット部の固定部に凸部を設け、ステーの筒部の周壁部に開口部を設けたので、ピボット部の固定部をステーの筒部に挿入することによって固定部の凸部を筒部の開口部の係合縁部に係合させることができる。これにより、ピボット部をステーに固定するための構造を別途設けなくても、ピボット部をステーに固定することができるので、固定構造をシンプルにすることができる。
第4の発明によれば、ハウジングの摺動部と摺動面も摺動するので、摺動抵抗を十分に得ることができ、走行振動等によってミラーが不用意に傾動するのを抑制することができる
実施形態1に係る車両用ルームミラーを後側から見た図である。 実施形態1に係る車両用ルームミラーを前側から見た図である。 実施形態1に係る車両用ルームミラーの分解斜視図である。 図1におけるIV−IV線断面図である。 図1におけるV−V線断面図である。 ステーの右側面図である。 ピボット部の凸部が第1係合縁部に係合した状態のステーの右側面図である。 ピボット部の凸部が第2係合縁部に係合した状態のステーの右側面図である。 実施形態2に係る車両用ルームミラーの分解斜視図である。 実施形態2に係る図5に相当する部分拡大図である。 バネ部材の斜視図である。 実施形態3に係るピボット部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る車両用ルームミラー1をそれぞれ車両後側及び前側から見た図である。車両用ルームミラー1は、図5に示すように車両のフロントガラスGの内面(固定面)G1に取り付けられ、運転席の乗員が後方を視認するのに使用される。車両用ルームミラー1は、フロントガラスGの固定面G1の上部において左右方向の中央部に位置している。
尚、この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」といい、車両左側を単に「左」といい、車両右側を単に「右」というものとする。
車両用ルームミラー1は、図3に示すように、フロントガラスGの固定面G1に固定される板状のベース2と、ミラー3と、ミラー3を保持するミラーホルダー10と、ミラーホルダー10が取り付けられるハウジング20と、ミラー3を、ミラーホルダー10及びハウジング20を介して支持するステー30と、ハウジング20をステー30に対して傾動自在に取り付けるピボット部23とを備えている。
ベース2は、例えば金属等の硬質材料からなるものであり、例えば接着材等を使用してフロントガラスGの固定面G1に強固に固定される。ベース2の固定面G1に対する固定強度は、後述する車両の急停車時や衝突時に所定の外力がミラー3やミラーホルダー10、ステー30等に作用してもベース2が固定面G1から脱落しないように設定されている。
ベース2は、左右方向(幅方向)の寸法よりも前後方向の寸法が長く設定されている。ベース2の前縁部は、左右方向に直線状に延び、かつ、図5に示すようにフロントガラスGの固定面G1に対して垂直に延びる前側垂直面2aで構成されている。ベース2の左右両縁部(幅方向両縁部)は、それぞれ前後方向に直線状に延びる平坦面で構成されている。左側の平坦面は、フロントガラスGの固定面G1に近づくほど右に位置するように傾斜し、また、右側の平坦面は、フロントガラスGの固定面G1に近づくほど左に位置するように傾斜している。つまり、左側の平坦面及び右側の平坦面は、フロントガラスGの固定面G1に近づくほど互いに接近するように傾斜しているので、ベース2の左右方向の寸法は、フロントガラスGの固定面G1に近づくほど短くなる。
図5に示すように、ベース2の後縁部は、フロントガラスGの固定面G1に対して垂直に延びる後側垂直面2dで構成されている。後側垂直面2dの左右両側は、前方へ湾曲しながら延び、左側の平坦面及び右側の平坦面に連なっている。後側垂直面2dの左右方向中間部は直線状に延びており、前側垂直面2aと略平行である。
図1や図3に示すように、ミラー3はガラス製で左右方向に長い形状であり、両面テープ4によってミラーホルダー10に貼り付けられている。ミラー3の鏡面は、従来周知の方法、例えばスパッタリング等によって形成することが可能である。
ミラーホルダー10は、全体としてミラー3の外形よりも大きな板状部材で構成されている。ミラーホルダー10は、ミラー3が両面テープ4によって貼り付けられて固定されるミラー固定板部11と、ミラー固定板部11の周縁部から後方へ突出して周方向に延びる外郭部12とを備えており、ミラー固定板部11及び外郭部12は無色透明な樹脂材によって射出成形法を用いて一体成形されている。尚、ミラーホルダー10の外郭部12のみを無色透明な樹脂材で構成してもよい。また、ミラー固定板部11の左右方向の寸法は、両面テープ4の左右方向の寸法よりも長く設定されている。ミラー固定板部11の後面の左右方向中央部に両面テープ4が貼り付けられる。
図3に示すように、ミラー固定板部11の左右両側には、それぞれ前方(ハウジング20内方)へ窪む上側凹部13と下側凹部14とが上下方向に間隔をあけて形成されている。上側凹部13及び下側凹部14の底部には、それぞれ前後方向に貫通する貫通孔(図示せず)が形成されている。また、ミラー固定板部11の左右両側には、それぞれ貫通孔15が形成されている。左側の貫通孔15は、左側の上側凹部13及び下側凹部14から左側へ離れて配置され、右側の貫通孔15は、右側の上側凹部13及び下側凹部14から右側へ離れて配置されている。
図4及び図5に示すように、ミラー固定板部11の前面には、ハウジング20の開放側の縁部が嵌合する溝16が形成されている。溝16は、ミラー固定板部11の周縁部に沿うように環状に延びている。ミラー固定板部11の前面において溝16よりも内側には、溝16に沿って延びる突条部17が形成されている。突条部17は、ハウジング20の開放側の内面に接触する。
ミラーホルダー10の外郭部12はミラー3の周縁部を囲むように延びている。外郭部12の内周面にミラー3の周縁部が接触してミラー3が外郭部12によって位置決めされる。また、外郭部12の突出方向先端面12aは、外郭部12の内周面側から外周面側へ向かって外郭部12の基端側に位置するように湾曲した湾曲面で構成されている。これにより、ミラーホルダー10の周縁部に角が無くなるので乗員の安全性が高まる。
また、ミラー3の周縁部を無色透明な樹脂材からなる外郭部12によって囲むことで、ミラー3の周縁部に黒色の縁がなくなってフレームレスのような意匠になるとともに、ミラー3の外形状をぼかすことができ、シンプルなインテリアにすることができる。尚、外郭部12は着色された透明な樹脂材で構成してもよい。
ハウジング20は、例えば黒色等に着色された樹脂材を成形してなるものであり、ミラーホルダー10の形状に対応して左右方向に長い形状とされ、前方へ膨らむように形成されている。ハウジング20の後側は全体が開放している。ハウジング20の開放側の外形状は、ミラー3の外形状よりも小さく設定されており、ハウジング20にミラー3を取り付けた状態では、ミラー3の周縁部が、ハウジング20の開放側の端部からハウジング20の外方に突出するように位置している。したがって、車両用ルームミラー1を前方から見たときには、ミラー3が銀色であるため、銀色の部材を別途設けることなく、縁取りを設けることができ、ハウジング20の外方に銀色の細い枠が見える。また、ハウジング20の外形状をミラー3の外形状よりも小さくしたことで、ハウジング20を小型化することが可能になる。
図3に示すように、ハウジング20の内面の左右両側には、それぞれ上側係合爪部21及び下側係合爪部22が上下方向に間隔をあけて後方(ミラーホルダー10側)へ突出するように形成されている。上側係合爪部21及び下側係合爪部22の形成位置は、ミラーホルダー10の上側凹部13及び下側凹部14の形成位置と対応している。そして、上側係合爪部21の先端側はミラーホルダー10の上側凹部13の貫通孔に前側から挿入され、挿入後、上側凹部13内で貫通孔の周縁部に対して後側から係合するようになっている。また、下側係合爪部22の先端側はミラーホルダー10の下側凹部14の貫通孔に前側から挿入され、挿入後、下側凹部14内で貫通孔の周縁部に対して後側から係合するようになっている。このようにミラーホルダー10を上側係合爪部21及び下側係合爪部22によってハウジング20に取り付けるようにしたので、ハウジング20に特別な接着面等を設けずに済み、これにより、ハウジングのデザイン自由度を向上させることが可能になる。
ピボット部23は、略前後方向に延びる固定軸部(固定部)23aと、固定軸部23aに設けられた大径部23bとを備えており、固定軸部23aと大径部23bとは樹脂材により一体成形されている。図4及び図5に示すように、固定軸部23aはその前端から後端に亘って中空状であり、ステー30に固定される部分である。固定軸部23aの周壁部には、軸方向の中間部に、2つの係合凸部(係合部)23c、23cが該固定軸部23aの径方向に変位可能に形成されている。これら係合凸部23c、23cは固定軸部23aの周方向に離れており、この実施形態では、一方の係合凸部23cは固定軸部23aの外面の左部分から左へ突出し、他方の係合凸部23cは固定軸部23aの外面の右部分から右へ突出している。また、大径部23bは固定軸部23aの後端部から突出するように設けられている。大径部23bの外面は、球面で構成されており、ハウジング20の傾動部材24に対してピボット結合される部分である。
ハウジング20は、傾動部材24と、レバー25とを備えている。図3に示すように、ハウジング20の内面の下部には、レバー25の回動軸25aを回動可能に支持する支持凹部26が形成されている。また、ハウジング20の下部において左右方向中央部には、レバー25の操作部25bが挿通するレバー挿通孔20aが形成されている。さらに、ハウジング20の左右方向中央部には、レバー挿通孔20aの上方に円形開口部20bが形成されている。
傾動部材24は、ハウジング20の内部に収容されており、ハウジング20に対して傾動可能に取り付けられている。傾動部材24も樹脂製である。傾動部材24の中央部には、前後方向に延びる内筒部24aが形成されている。大径部23bは、前後両端が開放されている。図5に示すように、内筒部24aの後部の内径はピボット部23の大径部23bの最大外径よりも若干大きめに設定されており、大径部23bを大径部23bの後側から挿入可能となっている。内筒部24aの内周面における前部は、ピボット部23の大径部23bの球面に沿う湾曲面24bで構成されている。この湾曲面24bは、前端へ行くほど内径が小さくなるように湾曲し、その最小内径はピボット部23の大径部23bの最大外径よりも小さく設定されている。湾曲面24bは、ピボット部23の大径部23bを前方から受けるピボット受け部であり、湾曲面24bと大径部23bとは摺動するようになっている。
傾動部材24には、内筒部24aを囲む外筒部24cが形成されており、外筒部24cは前端が開放されている。外筒部24cと内筒部24aとは同心上に位置している。外筒部24cの前端部は、内筒部24aの前端部よりも前方まで延びている。外筒部24cの前端部には、ステー30の湾曲板部33の内面に形成された摺動面33aを摺動する摺動部24dが設けられている。摺動部24dは、内筒部24aの湾曲面24bから大径部23bの径方向に離れ、かつ、湾曲面24bから前方に離れて配置されている。摺動部24dは、外筒部24の周方向全周に亘って延びている。摺動部24dは、湾曲面24bが設けられた傾動部材24と一体成形されているので、摺動部24dと湾曲面24bとは一体化されている。
ステー30は、ベース2に取り付けられる基端部に設けられた取付部31と、取付部31から下方、かつ、後方へ湾曲しながら延びる本体部32と、本体部32の後端部に設けられた湾曲板部33とを備えており、取付部31、本体部32及び湾曲板部33は例えば黒色等に着色された樹脂材からなる。取付部31には、ベース2が収容されるベース収容凹部34が形成されている。ベース収容凹部34は上方及び前方に開放しており、ベース2がその後から前に向かう方向、即ち、ベース2の左右方向である幅方向と交差する方向に挿入される。
図2に示すように、ベース収容凹部34を形成する左側壁部34a及び右側壁部34bは前後方向に延びている。ベース収容凹部34を形成する後壁部34cは、左右方向に延びており、その左右両側は前方へ湾曲して左側壁部34a及び右側壁部34bと連続している。後壁部34cは、ベース2の後側垂直面2dに沿うように形成され、ベース2の挿入方向先端側である後側垂直面2dに当接して該ベース2の挿入を停止させるためのストッパーに相当する部位である。
左側壁部34aの上縁部には、ベース2の左側(幅方向一側)の縁部に係合して所定以上の外力が作用した場合に破損する左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36が互いに前後方向に間隔をあけて一体成形されている。左側前部係合爪35は左側壁部34aの前端部から後方に離れて配置されている。左側後部係合爪36は、左側壁部34aにおける後壁部34cとの境界部分近傍に配置されている。
左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36は、左側壁部34aの上縁部から右側へ突出している。左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36の左側壁部34aからの突出量は略同じに設定されている。
また、右側壁部34bの上縁部には、ベース2の右側(幅方向他側)の縁部に係合して所定以上の外力が作用した場合に破損する右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38が互いに前後方向に間隔をあけて一体成形されている。右側前部係合爪37は右側壁部34bの前端部から後方に離れて配置されている。右側後部係合爪38は、右側壁部34bにおける後壁部34cとの境界部分近傍に配置されている。
右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38は、右側壁部34bの上縁部から左側へ突出しており、左側前部係合爪35と右側前部係合爪37とが対向し、左側後部係合爪36と右側後部係合爪38とが対向している。左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36の
左側壁部34aからの突出量と、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38の右側壁部34bからの突出量は全て略同じに設定されている。
また、左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36の間隔と、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38の間隔とは略等しく設定されている。また、左側前部係合爪35及び右側前部係合爪37の間隔と、左側後部係合爪36及び右側後部係合爪38は略等しく設定されている。
ベース収容凹部34の左右方向中央部には、ベース2の前側(挿入方向基端側)に嵌合して該ベース2がベース収容凹部34の前側から抜けるのを阻止するための嵌合部44が設けられている。嵌合部44は、弾性変形部44aと嵌合爪部44bとを備えている。弾性変形部44aは、ベース収容凹部34の内面から突出して前方へ延びる板状に形成されており、全体が可とう性を有し、上下方向に撓み変形可能となっている。嵌合爪部44bは、弾性変形部44aの先端側から上方へ突出するように該弾性変形部44aに一体成形されており、図4に示すように、ベース収容凹部34に収容されたベース2の前側垂直面2aに対して前方から嵌合するように形成されている。
図3に示すように、湾曲板部33は、ステー30の本体部32から後方へ向かって徐々に拡径するように形成されており、外面が球面とされている。図4に示すように、湾曲板部33の基端側の外径は、ハウジング20の円形開口部20bの径よりも小さく、湾曲板部33の先端側の外径は、ハウジング20の円形開口部20bの径よりも大きく設定されている。湾曲板部33は、ハウジング20の円形開口部20bに挿入された状態で組み付けられている。また、湾曲板部33の内面は、摺動部24dが接触する摺動面33aである。この摺動面33aは、ピボット部23の大径部23bの外形と同様な湾曲面で構成されている。
尚、ステー30の取付部31はハウジング20の円形開口部20bよりも小さな外形を有しており、組み付け時には、ハウジング20の開放側からステー30の取付部31を円形開口部20bに挿通して外部に引き出すようにすればよい。
図3に示すように、ステー30の本体部32の下部には、筒部30aが設けられている。図5に示すように、この筒部30aは前後方向に延びており、前後両端部が開放されている。筒部30aには、ピボット部23の固定軸部23aが挿入される。図4に示すように、筒部30aの周壁部には、2つの開口部39、39が該周壁部を内外方向に貫通するように形成されている。これら開口部39、39は筒部30aの周方向に離れており、この実施形態では、一方の開口部39は筒部30aの左側に位置し、他方の開口部39は筒部30aの右側に位置している。ピボット部23の固定軸部23aをステー30の筒部30aに挿入した状態で、固定軸部23aの係合凸部23c、23cがそれぞれ筒部30aの開口部39、39に入るようになっている。
図6に示すように、各開口部39における後縁部は上下方向に延びており、開口部39に入った係合凸部23cが係合する係合縁部39aとされている。係合凸部23cが係合縁部39に係合すると、固定軸部23aが本体部32に固定されて、ステー30とピボット部23とが一体化される。この状態で、ピボット部23の大径部23bが傾動部材24の内筒部24aに挿入されて内筒部24aの前側から抜けなくなっているので、傾動部材24がピボット部23によって前側へ付勢される。ミラーホルダー10は、ハウジング20に対して上側係合爪部21及び下側係合爪部22によって取り付けられている。
係合縁部39aは、第1係合縁部39bと、第2係合縁部39cとからなる。第1係合縁部39bは、係合縁部39aの延びる方向について約半分の領域で構成され、第2係合縁部39cは残りの領域で構成されている。第1係合縁部39bは、第2係合縁部39cよりも後に位置しており、第1係合縁部39bと第2係合縁部39cとの間には段差が形成されている。
第1係合縁部39b及び第2係合縁部39cの各々の長さは、係合凸部23cの幅と同程度に設定されており、係合凸部23cは、第1係合縁部39b及び第2係合縁部39cから任意に選択した一方に係合させることができる。
係合凸部23cを第1係合縁部39bに係合させた場合(図7に示す)と第2係合縁部39cに係合させた場合(図8に示す)とでは、ピボット部23の前後方向の位置が異なる。すなわち、図7に示すように係合凸部23cを第1係合縁部39bに係合させると、第2係合縁部39cに係合させた場合(図8に示す)に比べてピボット部23が後方に位置することになるので、図5に基づくと、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの圧接力が低くなる。これにより、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの摺動抵抗が小さくなる。これが第1の係合状態である。
一方、図8に示すように係合凸部23cを第2係合縁部39cに係合させると、第1係合縁部39bに係合させた場合に比べてピボット部23が前方に位置することになるので、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの圧接力が高くなる。これにより、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの摺動抵抗が大きくなる。これが第2の係合状態である。
ピボット部23の係合凸部23cを第1係合縁部39bと第2係合縁部39cとのどちらに係合させるかは、ピボット部23を軸方向に移動させるとともに、軸周りに回動させるだけで選択することができる。したがって、ピボット部23の係合凸部23cは、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの圧接力が互いに異なる第1の係合状態と第2の係合状態とをとるように係合縁部39aに係合する。
この実施形態では、摺動部24dが湾曲面24bと一体化し、かつ、摺動面33aとピボット部23とが一体化している。したがって、係合凸部23cが第1係合縁部39bに係合した第1の係合状態では、摺動部24dと摺動面33aとの圧接力も低くなって摺動部24dと摺動面33aとの摺動抵抗が小さくなり、一方、係合凸部23cが第2係合縁部39cに係合した第2の係合状態では、摺動部24dと摺動面33aとの圧接力も高くなって摺動部24dと摺動面33aとの摺動抵抗が大きくなる。
ミラー3の角度調整をする場合には、乗員が例えばハウジング20を持って上下や左右方向に傾動させる。ハウジング20は、ピボット部23の大径部23bの外面周りに傾動し、このとき、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の内筒部24aの湾曲面24bとが摺動するとともに、摺動部24dと湾曲板部33の摺動面33aとが摺動する。このように複数箇所を摺動させているので、摺動抵抗が大きくなり、車両振動等によってミラー3の角度が不意に変化するのを抑制することができる。
ミラー3の角度調整を行う際に発生する各部の摺動抵抗の大きさは、上述したように、係合凸部23cを第1係合縁部39bと第2係合縁部39cのどちらに係合させるかによって変えることができる。例えば、ハウジング20が重い場合には、係合凸部23cを第2係合縁部39cに係合させて摺動抵抗を大きくすればよく、反対にハウジング20が軽い場合には、係合凸部23cを第1係合縁部39bに係合させて摺動抵抗を小さくすればよい。また、ピボット部23や傾動部材24の形状ばらつき等による摺動抵抗の相違も係合状態を選択することで適切な摺動抵抗とすることが可能になる。
次に、上記のように構成された車両用ルームミラー1を車両に取り付ける際の要領について説明する。はじめに、ベース2をフロントガラスGの固定面G1に固定しておく。また、ミラー3を貼り付けたミラーホルダー10をハウジング20に組み付けるとともに、ステー30も組み付けておく。
その後、ステー30のベース収容凹部34にベース2を収容することによってステー30の取付部31をベース2に取り付ける。すなわち、ベース2の後方にステー30のベース収容凹部34を配置し、ベース2をその後側からベース収容凹部34に収容していく。このとき、嵌合部44の嵌合爪部44bがベース2の下面によって下方へ押圧されて弾性変形部44aが下方へ撓み変形する。
また同時に、左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36と、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38の間にベース2が挿入されていく。左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36がベース2の左側の平坦面に係合し、また、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38が、ベース2の右側の平坦面に係合する。そして、ベース収容凹部34の後壁部34cにベース2の後側垂直面2dが当接してそれ以上深く挿入されるのが阻止されるとともに、嵌合部44の嵌合爪部44bがベース2の前側垂直面2aよりも前に位置して弾性変形部44aの形状が復元し、嵌合爪部44bがベース2の前側垂直面2aに係合する(図5に示す)。
例えば車両が急減速等して乗員がミラー3やミラーホルダー10に接触した場合には、所定以上の外力がステー30に作用することになる。ここで、所定未満の外力とは、例えば乗員がミラー3の角度調整を行う際に作用する外力や、車両が走行中に振動することによって作用する外力のことであり、所定以上の外力とは、上述した以外にも、例えば正面衝突によって乗員がミラー3やミラーホルダー10に接触したときにステー30に作用する外力である。所定以上の外力が作用すると、その外力が作用する方向にもよって異なるが、左側前部係合爪35、左側後部係合爪36、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38の少なくとも2つが破損するとともに、ステー30が外力の作用した方向へ押され、これにより、ベース2からステー30が脱落する。尚、左側前部係合爪35、左側後部係合爪36、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38が破損する際にベース2は破損しないように各部の強度が設定されている。
所定以上の外力は、例えば左側や右側からだけでなく、上側や下側、真後ろからも作用することがある。この実施形態では、左側前部係合爪35及び左側後部係合爪36の間隔と、右側前部係合爪37及び右側後部係合爪38の間隔とは略等しく設定されているので、どの方向の外力であっても、同じような力でステー30を脱落させることができる。
したがって、上記車両用ルームミラー1によれば、ステー30とピボット部23との係合状態を変えることによってピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの摺動抵抗を調整することができるので、従来例のようなコイルバネやコイルバネの付勢力を調整するボタン等を不要にし、摺動抵抗を簡単に調整することができる。
(実施形態2)
図9及び図10は、本発明の実施形態2に係る車両用ルームミラー1を示すものであり、この実施形態2では、図11に示すようなバネ部材60を傾動部材24の内筒部24aと外筒部24cとの間に配設している点で実施形態1のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分に同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明すする。
バネ部材60は、例えば弾性を有する金属製の板材からなるものであり、円筒状に形成されている。バネ部材60の軸方向一側には、傾動部材24の外筒部24cの内面に圧接する大径部61が形成され、軸方向他側には、傾動部材24の内筒部24aの外面に圧接する小径部62が形成されている。また、バネ部材60には、軸方向に延びる複数のスリット63が周方向に互いに間隔をあけて形成されている。
バネ部材60を傾動部材24の内筒部24aと外筒部24cとの間に配設すると、バネ部材60が外筒部24cを拡径方向に押し、内筒部24aを縮径方向に押す。これにより、ピボット部23の大径部23bと、傾動部材24の湾曲面24bとの摺動抵抗を大きくできるとともに、摺動部24dと摺動面33aとの摺動抵抗も大きくなる。
実施形態2の場合も実施形態1と同様な作用効果を奏することができる。
尚、バネ部材60の形状は図示した形状に限られるものではなく、断面が例えばS字状やV字状、U字状、山型等の形状であってもよい。
(実施形態3)
図12は、本発明の実施形態3に係る車両用ルームミラーに使用されるピボット部23を示すものであり、この実施形態3では、ピボット部23の材質及び形状が実施形態1のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分に同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明すする。
ピボット部23の材質は例えばステンレス等の金属製である。ピボット部23の大径部23bには、固定軸部23aまで延びる複数のスリット23dが周方向に互いに間隔をあけて形成されている。スリット23dの形成により、大径部23dが径方向に撓み変形可能になる。
実施形態3の場合も実施形態1と同様な作用効果を奏することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用ルームミラーは、例えば自動車のフロントガラスの内面に取り付けて使用することができる。
1 車両用ルームミラー
2 ベース
3 ミラー
10 ミラーホルダー
20 ハウジング
23 ピボット部
23a 固定軸部(固定部)
23b 大径部
23c 係合凸部(係合部)
24b 湾曲面(ピボット受け部)
24d 摺動部
30 ステー
30a 筒部
33a 摺動面
39 開口部
39a 係合縁部
39b 第1係合縁部
39c 第2係合縁部
G フロントガラス
G1 固定面

Claims (4)

  1. ミラーと、
    上記ミラーが取り付けられるハウジングと、
    車両に固定されるステーと、
    上記ハウジングを上記ステーに対して傾動自在に取り付けるピボット部とを備えた車両用ルームミラーにおいて、
    上記ハウジングは、上記ピボット部を受けるピボット受け部を有し、
    上記ピボット部は、上記ステーに固定される固定部を有し、
    上記ステー及び上記固定部の一方は係合部を有し、他方は係合部が係合する被係合部を有し、
    上記係合部は、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力が互いに異なる第1の係合状態と第2の係合状態とをとるように上記被係合部に係合することを特徴とする車両用ルームミラー。
  2. 請求項1に記載の車両用ルームミラーにおいて、
    上記係合部は凸部であり、
    上記被係合部は開口部の周縁部に設けられた係合縁部であり、
    上記凸部は上記開口部に入った状態で該開口部の係合縁部に係合し、
    上記係合縁部は、上記凸部を、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力を低くする方向に移動させた状態で該凸部に係合する第1係合縁部と、上記ピボット部と上記ピボット受け部との圧接力を上記凸部が上記第1係合縁部に係合しているときに比べて高くする方向に上記凸部を移動させた状態で該凸部に係合する第2係合縁部とを有していることを特徴とする車両用ルームミラー。
  3. 請求項2に記載の車両用ルームミラーにおいて、
    上記固定部は軸状に構成され、
    上記ステーは上記固定部が挿入される筒部を有し、
    上記凸部は上記固定部の外面に設けられ、
    上記開口部は上記筒部の周壁部に設けられていることを特徴とする車両用ルームミラー。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の車両用ルームミラーにおいて、
    上記ハウジングには、上記ピボット受け部から上記ピボット部の径方向に離れて摺動部が設けられ、
    上記ステーには、上記摺動部が接触する摺動面が設けられていることを特徴とする車両用ルームミラー。
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