JP6440052B2 - リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム - Google Patents

リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6440052B2
JP6440052B2 JP2018119545A JP2018119545A JP6440052B2 JP 6440052 B2 JP6440052 B2 JP 6440052B2 JP 2018119545 A JP2018119545 A JP 2018119545A JP 2018119545 A JP2018119545 A JP 2018119545A JP 6440052 B2 JP6440052 B2 JP 6440052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
terminal
resource
server
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018119545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018195318A (ja
Inventor
静心 奥村
静心 奥村
Original Assignee
株式会社ドリコム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ドリコム filed Critical 株式会社ドリコム
Priority to JP2018119545A priority Critical patent/JP6440052B2/ja
Publication of JP2018195318A publication Critical patent/JP2018195318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6440052B2 publication Critical patent/JP6440052B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことが可能なリソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラムに関する。
近年、アプリケーションの使用が進むと、新たな機能を使用するため、あるいは、アプリケーションの更新を行うために、追加のリソースをダウンロードするよう求められることがよくある。例えば、スマートフォンで動作するゲームアプリでは、アプリケーションストアからゲームアプリ本体をダウンロードしてインストールした後、初回起動時等に、画像、音声、映像などのリソースを別途ダウンロードするものも多い。端末で動作する様々なアプリケーションからこのようなダウンロードを求められるので、端末の記憶装置の容量が足りなくなることがある。
記憶装置の容量が足りなくなることを防ぐために、端末の記憶装置の容量に合わせたリソースを提供する技術がある。例えば、特許文献1には、据置型ゲーム機用に制作されたゲームソフトを携帯型のゲーム機でも利用できるようにするために、据置型ゲーム機用に制作されたゲームソフトの画像データを、携帯型のゲーム機に装着される記憶媒体の空き容量にあわせて変換する技術が開示されている。
特表2007−528759号公報
しかしながら、リソース自体の変換には制約があるので、リソースの変換によらず、ダウンロード時の容量不足を防ぐ技術が求められる。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことが可能なリソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るリソース管理システムは、
アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムであって、
前記端末は、
第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去し、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信し、
第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信し、
前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与し、
前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させ、
前記サーバは、
前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定し、
前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する。
本発明によれば、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことが可能なリソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るリソース管理システムにおける、サーバと、端末と、の関係を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るリソース管理システムを構成する端末及びサーバが実現される典型的な情報処理装置の概要構成を説明するための図である。 実施形態1に係るリソース管理システムを構成するサーバ及び端末の概要構成を説明するための図である。 実施形態1において、サーバと、第1アプリケーションと、第2アプリケーションと、の間で行われる通信の例を説明するための図である。 リソーステーブルを説明するための図である。 特典テーブルを説明するための図である。 アイテムテーブルを説明するための図である。 付与された特典を提示する例を説明するための図である。 実施形態1に係る端末の処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態1に係るサーバの処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2に係るリソース管理システムを構成するサーバ及び端末の概要構成を説明するための図である。 実施形態2において、サーバと、第1アプリケーションと、第2アプリケーションと、の間で行われる通信の例を説明するための図である。 動作報告テーブルを説明するための図である。 動作報告が所定の期間なされていないアプリケーションのリストを説明するための図である。 実施形態2に係る端末の処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2に係るサーバの処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3に係るリソース管理システムを構成するサーバ及び端末の概要構成を説明するための図である。 実施形態3において、サーバと、第1アプリケーションと、第2アプリケーションと、の間で行われる通信の例を説明するための図である。 実施形態3に係る端末の処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3に係るサーバの処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係るリソース管理システムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の要旨を説明するためのものであり、本発明の技術的な範囲は、これに限られない。また、各実施形態にて説明する要素は、用途に応じて適宜省略することも可能である。当業者であれば、これらの各要素又は全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(1.全体構成)
本発明の実施形態に係るリソース管理システム1は、図1に示すように、サーバ100と、端末200と、から構成される。サーバ100及び端末200は、コンピュータ通信網300に接続される。
サーバ100は、端末200において動作するアプリケーションが利用可能なリソースを管理するものである。アプリケーションとは、ゲームアプリケーションや文書作成ソフト等、端末200で動作可能なコンピュータプログラムである。リソースとは、アプリケーションが動作するために必要なデータであり、アプリケーションの使用状況に応じて、追加でダウンロードが求められるものである。リソースは、例えば、ゲームアプリにおいて、プレイヤに新たなステージを提供するためのデータや、ゲームで使用されるアイテムに関するデータである。
サーバ100は、アプリケーションが動作する端末200から、リソースのダウンロードを求める要求を受け付けると、端末200で動作するアプリケーションが利用可能なリソースをダウンロードさせる。
端末200は、アプリケーションが動作する端末である。端末200には、複数のアプリケーション(例えば、第1アプリケーション、第2アプリケーション)がインストールされており、それぞれがユーザの指示に応じて動作する。端末200がアプリケーションを動作させると、アプリケーションは、使用状況に応じて、新たなリソースのダウンロードをサーバ100に求める。また、端末200において、ユーザの指示により、既にダウンロードしたリソースを消去することができる。
サーバ100は、端末200で動作していた第1アプリケーションのリソースを消去した旨の報告を受信すると、消去したリソースに基づき、端末200で動作する第2アプリケーションに付与する特典を決定する。そして、端末200において、第2アプリケーションが動作し、第2アプリケーションで利用するリソースのダウンロードが開始されると、第2アプリケーションに特典が付与される。
アプリケーションをインストールした後、アプリケーションからリソースのダウンロードが要求されることはよくある。しかし、大量のリソースをダウンロードする必要があると、端末の空き容量が足りなくなり、ユーザは、アプリケーションの使用をやめてしまうことがある。
本発明の実施形態に係るリソース管理システム1は、あるアプリケーションの新たなリソースを端末にダウンロードする際に、過去に端末から消去した他のアプリケーションのリソースに基づいて、新たなリソースをダウンロードするアプリケーションに特典が与えられるので、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことができ、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことを可能とするものである。
(2.情報処理装置の概要構成)
本発明の実施形態に係るリソース管理システム1を構成するサーバ100及び端末200が実現される典型的な情報処理装置600の概要構成について説明する。
情報処理装置600は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)601と、ROM(Read Only Memory)602と、RAM(Random Access Memory)603と、記憶装置604と、通信部605と、画像処理部606と、ディスプレイ607と、音声処理部608と、スピーカ609と、マイク610と、操作部611と、を備える。
CPU 601は、情報処理装置600全体の動作を制御し、各構成要素と接続され、制御信号やデータをやりとりする。
ROM 602には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、所定のプログラムをRAM 603に読み出してCPU 601による当該プログラムの実行が開始される。
RAM 603は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、記憶装置604から読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
記憶装置604は、SSD(Solid State Drive)やハードディスク等から構成され、情報処理装置600で処理する種々のデータを記憶する。例えば、記憶装置604は、情報処理装置600全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラム、各種のアプリケーション、及び付随するデータ等を記憶する。
通信部605は、情報処理装置600をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものである。通信部605を介して、移動体通信網や無線LAN等を利用して無線通信を行ったり、有線LAN等を利用して有線通信を行う。
画像処理部606は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ607に表示するための画像情報を記憶するVRAM(Video Random Access Memory)と、画像情報を処理するための画像演算プロセッサとを含んで構成される。画像処理部606は、CPU 601にて、記憶装置604から読み出されたデータやカメラで撮影されたデータが処理された後、当該データを加工処理し、これをVRAMに格納するなどして、画像情報を生成する。
音声処理部608は、記憶装置604等から読み出されたデータをアナログ信号に変換し、スピーカ609から出力させる。また、音声処理部608は、マイク610により集音したアナログ信号をデジタル音声データに変換し、CPU 601に入力する。マイク610により検出される音によって情報処理装置600に与える各種の指示とすることも可能である。
操作部611は、タッチスクリーンやタッチパッド、ボタンやキーボード、若しくは、マウス等であり、ユーザによる操作を受け付ける。
本実施形態に係るサーバ100及び端末200は、典型的には、プログラムを情報処理装置600が実行することによって実現される。ここで、情報処理装置600は、サーバコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ等のように、コンピュータとして製造、販売等されているもののほか、携帯電話、スマートフォン、タブレット型電話等のように、電話機として製造、販売等されているもの、携帯ゲーム機、家庭用エンターテインメント装置等のように、ゲーム機やマルチメディア端末として製造、販売等されているものも含まれる。典型的には、本実施形態に係るサーバ100は、高性能な据置型コンピュータやクラウド型コンピュータ等により実現され、端末200は、スマートフォンや携帯ゲーム機等により実現される。
情報処理装置600にて実行されるプログラムや、当該プログラムにより参照される各種のデータは、情報処理装置600が通信可能に接続されたサーバにより配布、販売することができるほか、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk ROM)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの非一時的(non-transitory)な情報記録媒体に記録した上で、当該情報記録媒体を配布、販売等することも可能である。
以下、情報処理装置600において実現されるサーバ100及び端末200から構成されるリソース管理システム1について、図1乃至図20を参照して説明する。各情報処理装置600に電源が投入されると、サーバ100及び端末200として機能させる各プログラムが実行され、実施形態に係るサーバ100及び端末200が実現される。
(3.実施形態1に係るリソース管理システムの概要構成)
本実施形態に係るリソース管理システム1は、図3に示すように、サーバ100と、端末200と、から構成される。
サーバ100は、決定部101と、特典回答部102と、を備える。
また、サーバ100は、端末200において動作するアプリケーションが利用可能なリソース110を管理する。リソース110は、サーバ100に格納されてもよいし、サーバ100と通信可能な別の装置に格納されてもよい。リソース110については、後述する実施形態2、3においても同様である。
端末200は、消去部211と、消去報告部212と、特典問合せ部221と、付与部222と、提示部223と、記憶部224と、を備える。
端末200は、第1アプリケーション210と、第2アプリケーション220と、を動作させる。第1アプリケーション210とは、リソースが端末200において消去されるアプリケーションである。第2アプリケーション220とは、リソースが端末200において新たにダウンロードされるアプリケーションである。例えば、第1アプリケーション210とは、あるゲームアプリの旧バージョン(ゲームアプリA)であり、第2アプリケーション220とは、同じゲームアプリの新バージョン(ゲームアプリB)である。
消去部211及び消去報告部212は、第1アプリケーション210が動作する端末200において機能する構成である。つまり、リソースを消去するアプリケーションにおいて機能する構成である。
また、特典問合せ部221、付与部222、提示部223及び記憶部224は、第2アプリケーション220が動作する端末200において機能する構成である。つまり、リソースが端末200において新たにダウンロードされるアプリケーションにおいて機能する構成である。
したがって、第1アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、消去部211及び消去報告部212が実現され、第2アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、特典問合せ部221、付与部222、提示部223及び記憶部224が実現される。
図4に、サーバ100と、端末200において動作する第1アプリケーション210及び第2アプリケーション220との間で行われる通信の例を示す。以下、図4の通信の例を参照しながら、サーバ100及び端末200の概要構成について説明する。
端末200において、消去部211は、第1アプリケーション210が利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、端末200の記憶装置604から第1リソースを消去する(1)。
本実施形態において、CPU 601及び操作部611が協働して、消去部211として機能する。
第1リソースとは、第1アプリケーション210が利用可能なリソースであって、端末200において、ユーザの指示により消去されるリソースである。端末200において、第1アプリケーション210の動作開始後にダウンロードされた全てのリソースが第1リソースの対象となる。また、後述する第2リソースとは、第2アプリケーション220が利用可能なリソースであって、端末200において、新たにダウンロードされるリソースである。例えば、第1リソースは、あるゲームアプリの旧バージョンに利用されていたリソースであり、第2リソースは、同じゲームアプリの新バージョンに利用されるリソースである。
例えば、端末200には、図5(a)に示すリソーステーブル500aが格納されている。リソーステーブル500aは、アプリケーションを特定するためのアプリケーションID 500a1と、当該アプリケーションで利用されるリソースであって、記憶装置604に記憶されているリソースを特定するためのリソースID 500a2と、が対応付けて登録されている。
例えば、図5(a)のリソーステーブル500aの1行目は、アプリケーションIDが“A”のアプリケーション(ゲームアプリA)のリソースとして、リソースIDが“A1〜A100”のリソースが端末200の記憶装置604に記憶されていることを示す。また、図5(a)のリソーステーブル500aの2行目は、アプリケーションIDが“B”のアプリケーション(ゲームアプリB)のリソースとして、リソースIDが“B1”のリソースが端末200の記憶装置604に記憶されていることを示す。
例えば、ユーザXが、端末200において、旧バージョンのゲームアプリAを立ち上げて、ゲームアプリAで利用されていたリソースの全て(リソースID“A1〜A100”)を指定し、消去の指示をしたとする。消去部211は、ユーザから消去の指示を受け付けると、端末200の記憶装置604から、指定されたリソースを消去し、図5(b)のリソーステーブル500aに示すように、アプリケーションID“A”に対応付けられたリソースIDを、アプリケーションが利用可能なリソースが無いことを示す“NULL”に更新する。
端末200において、消去報告部212は、消去された第1リソースに係る消去報告を、サーバ100へ送信する(2)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、消去報告部212として機能する。
消去報告とは、端末200において第1リソースが消去されたことをサーバ100に報告するためのものであり、消去された第1リソースの内容が含まれる。例えば、消去報告には、消去したバイト数、リソースを特定するためのリソースID、又は、リソースに対応付けられたアイテム等が含まれる。
例えば、端末200において、旧バージョンのゲームアプリAで利用されていたリソースの全てを消去したとすると、消去報告部212は、ゲームアプリAで利用されていたリソースの全てを示すリソースID“A1〜A100”を含む消去報告を、サーバ100に送信する。
サーバ100において、決定部101は、端末200から、消去報告を受信すると、受信した消去報告に係る第1リソースに基づいて、端末200において動作する第2アプリケーションに220与えるべき特典を決定する(3)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、決定部101として機能する。
特典とは、第1リソースを消去することにより、第2アプリケーション220に付与されるものであり、第2アプリケーションを使用するにあたり有益なものである。例えば、第2アプリケーションで使用できる機能やポイント等である。
ここで、決定部101は、特典を、消去報告に係る第1リソースの量又は種類に応じて決定する。
消去報告に係る第1リソースの量とは、消去されたリソースの量であり、例えば、消去したリソースのバイト数、ファイル数等である。また、消去報告に係る第1リソースの種類とは、消去されたリソースの内容を示すものであり、例えば、ゲームアプリをプレイする際に用いるアイテムや、機能等である。
例えば、決定部101は、消去されたリソースの量が多いほど、又は、消去されたリソースの種類がそのリソースを利用したアプリケーションにおいて価値が高いほど、特典が付与されるアプリケーションにおいて価値の高い特典を決定する。
例えば、消去されたリソースには、ゲームアプリAで獲得した価値の高い“アイテムQ−A”の画像、使用時の効果音又は動画等のリソースが含まれているとする。この場合、決定部101は、消去された“アイテムQ−A”に相当するアイテム(例えば、同じ種類のアイテム)が用いられるゲームアプリBを特典が付与されるアプリケーションに決定する。そして、決定部101は、ゲームアプリAのアイテム“アイテムQ−A”と同等の価値のあるアイテムで、ゲームアプリBで使用できる“アイテムQ−B”を、特典として決定する。
また、例えば、ゲームアプリAの“アイテムQ−A”に関するリソースが消去されたとすると、決定部101は、“アイテムQ−A”のゲームアプリにおける価値に基づいて、ゲームアプリBにおけるプレイヤキャラクターの体力パラメータや性能レベルを上昇させる量を決定し、これを特典としてもよい。
また、例えば、ゲームアプリAのリソースがすべて消去された場合、決定部101は、ゲームアプリAと異なるバージョンのゲームアプリBを特典が付与されるアプリケーションに決定し、消去されたバイト数に応じて、ゲームアプリBにおけるプレイヤキャラクターの体力パラメータやヒットポイントを上昇させる量を決定し、これを特典としてもよい。あるいは、ゲームアプリAのリソースがすべて消去された場合で、ゲームアプリAにおいて非常に価値の高いアイテム(スーパーレアアイテム)に関するリソースが消去された場合、決定部101は、体力パラメータ等の上昇に加え、消去されたアイテムの価値を少し下げたアイテム(レアアイテム)も特典として決定してもよい。
なお、上記の例では、特典が付与される第2アプリケーション(ゲームアプリB)を、消去されたリソースの内容(アイテム)や、リソースが消去された第1アプリケーション(ゲームアプリA)に基づいて決定したが、これに限らない。例えば、決定部101は、決定した特典に基づいて、特典が付与される第2アプリケーションを決定するようにしてもよい。例えば、決定部101は、消去されたリソースの量や種類に基づいて、同じ製造元のゲームアプリにおいて共通して使用することができるポイント数を求め、これを特典として決定し、このポイントが使用できるアプリケーションを第2アプリケーションとするようにしてもよい。
例えば、決定部101は、消去されたリソース“A1〜A100”に基づいて、特典“アイテムQ−B”を決定したとすると、決定した特典を、図6(a)に示す特典テーブル500bに登録する。
例えば、サーバ100には、図6(a)に示す特典テーブル500bが格納されている。特典テーブル500bは、消去報告を送信したユーザを特定するためのユーザID 500b1と、消去されたリソースを利用するアプリケーション(第1アプリケーション)を特定するための第1アプリケーションID 500b2と、特典が付与されるアプリケーション(第2アプリケーション)を特定するための第2アプリケーションID 500b3と、付与される特典500b4と、実際に付与されたか否かを示す付与フラグ500b5と、が対応付けて登録されている。付与フラグ500b5は、“1”が、特典が付与されたことを示し、“0”が、特典がまだ付与されていないことを示す。
例えば、図6(a)の特典テーブル500bの1行目は、ユーザID“X”のユーザXが、第1アプリケーションID“A”のゲームアプリAのリソースを消去し、第2アプリケーションID“B”のゲームアプリBに付与する特典“アイテムQ−B”が決定され、特典はまだ付与されていない(付与フラグ“0”)ことを示す。また、図6(a)の特典テーブル500bの2行目は、ユーザID“Y”のユーザYが、第1アプリケーションID“D”のゲームアプリDのリソースを消去し、第2アプリケーションID“E”のゲームアプリEに付与する特典“アイテムV−E”が決定され、特典は付与された(付与フラグ“1”)ことを示す。
端末200において、特典問合せ部221は、第2アプリケーション220が利用可能な第2リソースをサーバ100からダウンロードする際に(4)、第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、サーバ100へ送信する(5)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、特典問合せ部221として機能する。
例えば、ユーザXが、端末200において、新バージョンのゲームアプリBを動作させると、ゲームアプリBが新たなリソース(例えば、リソースID“B2〜B100”のリソース)のダウンロードを要求したとする。ゲームアプリBは、ダウンロードを開始する前に、まず、ゲームアプリBに付与される特典があるか、サーバ100に問合せる。
サーバ100において、特典回答部102は、端末200から、特典に関する問合せを受信すると、特典を示す回答を、端末200へ送信する(6)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、特典回答部102として機能する。
例えば、特典回答部102は、ユーザXの端末200で動作するゲームアプリBから、ゲームアプリBに付与する特典の問合せを受信すると、図6(a)の特典テーブル500bを参照して、特典“アイテムQ−B”を特定し、特典“アイテムQ−B”を示す回答を、ゲームアプリBが動作するユーザXの端末200へ送信する。そして、特典回答部102は、図6(b)に示すように、ユーザID“X”、第1アプリケーションID“A”、第2アプリケーションID“B”及び特典“アイテムQ−B”の組み合わせに対応付けられた付与フラグを“0”から“1”に更新する。
端末200において、付与部222は、サーバ100から、特典を示す回答を受信すると、回答が示す特典を、第2アプリケーション220に付与する(7)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、付与部222として機能する。
例えば、ゲームアプリBが、特典“アイテムQ−B”を示す回答を受信すると、付与部222は、図7に示すアイテムテーブル500cに“アイテムQ−B”を登録する。
例えば、端末200には、図7のアイテムテーブル500cが格納されている。アイテムテーブル500cは、アイテム500c1が登録されている。アイテムテーブル500cは、ゲームアプリBにより参照されるテーブルであり、このテーブルに登録されているアイテムを、ゲームアプリBのプレイ中に使用できるものとする。
例えば、図7のアイテムテーブル500cは、既に登録されていた“アイテムP−B”と、リソースの消去により付与された“アイテムQ−B”が登録されていることを示す。
端末200において、提示部223は、付与された特典を端末200のユーザに提示する(8)。
本実施形態において、CPU 601、画像処理部606及びディスプレイ607が協働して、提示部223として機能する。
図8に、端末200においてゲームアプリBが動作している様子を示す。提示部223は、“アイテムQ−B”が付与されたことを示すメッセージ401を端末200の画面に表示する。
端末200において、記憶部224は、提示部223により特典が提示されると、第2リソースをサーバ100からダウンロードして(9)、端末200の記憶装置604に記憶させる(10)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、記憶部224として機能する。
例えば、図8に示すように付与されたアイテムのメッセージ401が画面に表示されると、記憶部224は、リソースID“B2〜B100”のリソースをサーバ100からダウンロードし、記憶装置604に記憶させる。そして、記憶部224は、図5(c)のリソーステーブル500aに示すように、アプリケーションID“B”に対応付けられたリソースIDを、“B1〜B100”に更新する。
なお、提示部223は、端末200において、省略することも可能である。その場合、記憶部224は、サーバ100から回答を受信し、特典が付与されると、ダウンロードを開始する。
本実施形態によれば、第2アプリケーションの新たなリソースを端末にダウンロードする際に、過去に端末から消去した第1アプリケーションのリソースに基づいて、新たなリソースをダウンロードする第2アプリケーションに特典が与えられるので、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことができ、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことができる。
(4.実施形態1に係る端末の処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1における端末200の動作について説明する。端末200は、例えば、電源が投入されると、図9に示す処理を開始する。
アプリケーションが動作する端末200は、アプリケーションが利用可能なリソースを消去すべき指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS101)。アプリケーションが動作する端末200が、リソースを消去すべき指示を受け付けたと判断すると(ステップS101;Yes)、消去部211は、端末200の記憶装置604からリソースを消去する(ステップS102)。一方、アプリケーションが動作する端末200が、リソースを消去すべき指示を受け付けていないと判断すると(ステップS101;No)、アプリケーションが動作する端末200は、アプリケーションがサーバ100からリソースをダウンロードするか否かを判断する(ステップS104)。
例えば、ユーザXが、端末200において、旧バージョンのゲームアプリAを立ち上げて、ゲームアプリAで利用されていたリソースの全て(リソースID“A1〜A100”)を指定し、消去の指示をしたとすると、消去部211は、端末200の記憶装置604から、指定されたリソースを消去し、図5(b)のリソーステーブル500aに示すように、アプリケーションID“A”に対応付けられたリソースIDを、“NULL”に更新する。一方、リソースを消去する指示を受け付けていない場合、端末200において、アプリケーションがリソースをダウンロードするか否かを判断する。
消去報告部212は、消去されたリソースに係る消去報告を、サーバ100へ送信する(ステップS103)。そして、ステップS101に戻る。
例えば、消去報告部212は、ゲームアプリAで利用されていたリソースの全てを示すリソースID“A1〜A100”を含む消去報告を、サーバ100に送信する。そして、ステップS101に戻る。
ステップS104に戻り、アプリケーションが、サーバ100からリソースをダウンロードすると判断すると(ステップS104;Yes)、特典問合せ部221は、特典に関する問合せを、サーバ100へ送信する(ステップS105)。一方、アプリケーションが、サーバ100からリソースをダウンロードしないと判断すると(ステップS104;No)、ステップS101に戻る。
例えば、ユーザXが、端末200において、新バージョンのゲームアプリBを動作させ、ゲームアプリBが、新たなリソース(リソースID“B2〜B100”のリソース)のダウンロードを要求したとする。特典問合せ部221は、ゲームアプリBがリソースのダウンロードを開始する前に、ゲームアプリBに付与される特典があるか、サーバ100に問合せる。一方、端末200において、リソースをダウンロードしない場合、ステップS101に戻る。
付与部222は、サーバ100から、特典を示す回答を受信したか否かを判断する(ステップS106)。付与部222が、特典を示す回答を受信したと判断すると(ステップS106;Yes)、付与部222は、回答が示す特典を、端末200おいて動作するアプリケーションに付与する(ステップS107)。一方、付与部222が、特典を示す回答を受信していないと判断すると(ステップS106;No)、そのまま待機する。
例えば、ゲームアプリBが、特典“アイテムQ−B”を示す回答を受信すると、付与部222は、図7に示すアイテムテーブル500cに“アイテムQ−B”を登録する。一方、ゲームアプリBがサーバ100から特典を示す回答を受信しない場合は、そのまま待機する。
提示部223は、付与された特典を端末200のユーザに提示する(ステップS108)。
例えば、提示部223は、図8に示すように、“アイテムQ−B”が付与されたことを示すメッセージ401を端末200の画面に表示する。
記憶部224は、リソースをサーバ100からダウンロードして、端末200の記憶装置604に記憶させる(ステップS109)。
例えば、記憶部224は、リソースID“B2〜B100”のリソースをサーバ100からダウンロードし、記憶装置604に記憶させる。そして、記憶部224は、図5(c)のリソーステーブル500aに示すように、アプリケーションID“B”に対応付けられたリソースIDを、“B1〜B100”に更新する。
(5.実施形態1に係るサーバの処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1におけるサーバ100の動作について説明する。サーバ100は、例えば、電源が投入されると、図10に示す処理を開始する。
決定部101は、端末200から、消去報告を受信したか否かを判断する(ステップS201)。決定部101が、消去報告を受信したと判断すると(ステップS201;Yes)、決定部101は、受信した消去報告に係るリソースに基づいて、端末200において動作するアプリケーションに与えるべき特典を決定する(ステップS202)。そして、ステップS201に戻る。一方、決定部101が、消去報告を受信していないと判断すると(ステップS201;No)、特典回答部102は、端末200から、特典に関する問合せを受信したか否かを判断する(ステップS203)。
例えば、ゲームアプリAからリソースID“A1〜A100”を含む消去報告を受信したとすると、決定部101は、消去されたリソース“A1〜A100”に基づいて、特典“アイテムQ−B”を決定し、図6(a)に示す特典テーブル500bに登録する。そして、ステップS201に戻る。一方、消去報告を受信していない場合、特典に関する問合せを受信したか否かを判断する。
ステップS203に戻り、特典回答部102が、特典に関する問合せを受信したと判断すると(ステップS203;Yes)、特典回答部102は、特典を示す回答を、特典に関する問合せを送信した端末200へ送信する(ステップS204)。一方、端末200から、特典に関する問合せを受信していないと判断すると(ステップS203;No)、ステップS201に戻る。
例えば、特典回答部102は、ユーザXの端末200で動作するゲームアプリBから、ゲームアプリBに付与する特典に関する問合せを受信すると、図6(a)の特典テーブル500bを参照して、特典“アイテムQ−B”を特定し、特典“アイテムQ−B”を示す回答を、ゲームアプリBが動作するユーザXの端末200へ送信する。そして、特典回答部102は、図6(b)に示すように特典テーブル500bにおいて、ユーザID“X”、第1アプリケーションID“A”、第2アプリケーションID“B”及び特典“アイテムQ−B”の組み合わせに対応付けられた付与フラグを“0”から“1”に更新する。一方、端末200から、特典に関する問合せを受信していない場合、ステップS201に戻る。
(6.実施形態2に係るリソース管理システム)
本実施形態に係るリソース管理システム1は、図11に示すように、サーバ100と、端末200と、から構成される。
サーバ100は、決定部101と、特典回答部102と、保存部103と、応答部104と、を備える。本実施形態において、決定部101及び特典回答部102の機能は、実施形態1のものと同様の機能を有するので、説明は省略する。
端末200は、消去部211と、消去報告部212と、動作報告部213と、遷移部214と、特典問合せ部221と、付与部222と、提示部223と、記憶部224と、要求部225と、消去推奨部226と、を備える。実施形態2の消去報告部212、特典問合せ部221、付与部222、提示部223及び記憶部224は、実施形態1のものと同様の機能を有するので、説明は省略する。
本実施形態において、第1アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、消去部211、消去報告部212、動作報告部213及び遷移部214が実現され、第2アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、特典問合せ部221、付与部222、提示部223、記憶部224、要求部225及び消去推奨部226が実現される。
本実施形態において、第1アプリケーションは、端末200に既にインストールされているアプリケーションであり、第2アプリケーションは、端末200に新たにインストールされるアプリケーションとする。
なお、本実施形態に係るリソース管理システム1において、サーバ100は、保存部103及び応答部104のみを備え、端末200は、消去部211、消去報告部212、動作報告部213、遷移部214、要求部225及び消去推奨部226のみを備えることも可能である。
図12に、サーバ100と、端末200において動作する第1アプリケーション210及び第2アプリケーション220との間で行われる通信の例を示す。以下、図12の通信の例を参照しながら、サーバ100及び端末200の概要構成について説明する。
端末200において、動作報告部213は、第1アプリケーション210が動作すると(1)、動作報告をサーバ100へ送信する(2)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、動作報告部213として機能する。
動作報告とは、端末200においてアプリケーションが動作したことをサーバ100に通知するための報告である。
例えば、端末200において、ゲームアプリAが動作を開始すると、ゲームアプリAは、サーバ100に動作報告を送信する。
サーバ100において、保存部103は、端末200から送信された動作報告を保存する(3)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、保存部103として機能する。
例えば、保存部103は、動作報告を受信すると、図13に示す動作報告テーブル500dに、動作報告を受信した日時等を登録する。
例えば、サーバ100には、図13に示す動作報告テーブル500dが格納されている。動作報告テーブル500dは、動作報告を送信したアプリケーションが動作する端末200のユーザを特定するためのユーザID 500d1と、端末200において動作したアプリケーションを特定するためのアプリケーションID 500d2と、動作報告を受信した日時を示す動作報告日時500d3と、が対応付けて登録されている。
例えば、図13の動作報告テーブル500dの1行目は、ユーザID“X”のユーザXの端末200において、アプリケーションID“A”のゲームアプリAから、動作報告日時“2018年1月1日0時”に動作報告を受信したことを示す。また、図13の動作報告テーブル500dの2行目は、ユーザID“X”のユーザXの端末200において、アプリケーションID“C”のゲームアプリCから、動作報告日時“2017年12月1日20時”に動作報告を受信したことを示す。
端末200において、要求部225は、第2アプリケーション220が初めて動作すると(4)、動作報告が所定の期間なされていない第1アプリケーション210のリストを求める要求を、サーバ100へ送信する(5)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、要求部225として機能する。
所定の期間は、動作報告がされていないアプリケーションをリストアップするための閾値となるものであり、端末200のユーザや、サーバの管理者が適宜指定することができる。動作報告は、アプリケーションが端末200で動作する度にサーバ100に送られるものなので、動作報告が所定の期間なされていないアプリケーションとは、端末200において、所定の期間、使用されていないアプリケーションとみなすことができる。
例えば、ゲームアプリBが、端末200に新たにインストールされ、インストール後、初めて動作したとすると、要求部225は、サーバ100に、ユーザXの端末200において、例えば、3か月間、動作報告がされていないアプリケーションのリストを求める要求を送信する。
サーバ100において、応答部104は、端末200から、要求を受信すると、保存された動作報告を参照してリストを生成し(6)、生成されたリストを含む応答を、端末200へ送信する(7)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、応答部103として機能する。
例えば、応答部104は、ユーザXの端末200で動作するゲームアプリBから、3か月間動作報告をしていないアプリケーションのリストを求める要求を受信すると、図13の動作報告テーブル500dを参照して、ユーザXについて要求を受信した時から遡って3か月間、動作報告されていないアプリケーションを特定する。そして、応答部104は、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”を特定したとすると、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”が記されたリストを生成し、リストを含む応答を、ユーザXのゲームアプリBが動作する端末200へ送信する。
端末200において、消去推奨部226は、サーバ100から、リストを含む応答を受信すると、端末200のユーザに、応答に含まれるリスト内の第1アプリケーション210が利用可能な第1リソースを消去するよう促し(8)、リスト内の第1アプリケーション210が利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、第1アプリケーション210に遷移させ、消去部211に、端末200の記憶装置604から第1リソースを消去させる(9)。
本実施形態において、CPU 601、通信部605、画像処理部606、ディスプレイ607及び操作部611が協働して、消去推奨部226として機能する。
例えば、ゲームアプリBが動作している端末200において、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”が記されたリストを含む応答を受信すると、消去推奨部226は、図14に示すように、ゲームアプリBが動作する端末200の画面に、応答に含まれるリスト402を表示させる。そして、リスト402内に記載されたゲームアプリAが、指でタップされると、消去推奨部226は、ゲームアプリBにおいて、ゲームアプリAのリソースの消去が指定されたURLスキームを開く。URLスキームが開かれると、ゲームアプリAが起動されて、ゲームアプリAが端末200の画面に表示され、ゲームアプリBはバックグラウンドでの動作に切り替わる。そして、消去部211は、ゲームアプリAで利用されるリソースIDが“A1〜A100”のリソースを記憶装置604から消去する。
なお、消去するリソースは、リスト内で指定されたアプリケーションが利用する全てのリソースに限らない。リスト402のアプリケーションを指定した後に、指定されたアプリケーションの消去可能なリソースをユーザに提示し、ユーザが消去するリソースを選択するようにしてもよい。
端末200において、遷移部214は、リスト内の第1アプリケーション210が利用可能な第1リソースが消去され(10)、第1リソースに係る消去報告が送信されると(11)、端末200において、第1アプリケーション210の動作を終了し(12)、第2アプリケーション220に遷移させる(13)。
本実施形態において、CPU 601が、遷移部214として機能する。
例えば、消去部211によりゲームアプリAのリソースが消去され、消去報告部212により消去報告がサーバ100へ送信されると、遷移部214は、ゲームアプリAの動作を終了させ、ゲームアプリBのURLスキームを開くことにより、ゲームアプリBが画面に表示されるアクティブな状態に戻す。
本実施形態によれば、初めてアプリケーションを動作させる前に、既にダウンロードされているリソースで、所定の期間使用していないアプリケーションのリソースの消去を促すことができる。これにより、端末の記憶装置の空き容量を増やすことができ、ダウンロード時に生じる容量不足を防ぐことができる。
(7.実施形態2に係る端末の処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1における端末200の動作について説明する。端末200は、例えば、電源が投入されると、図15に示す処理を開始する。
端末200は、アプリケーションが動作したか否かを判断する(ステップS301)。端末200が、アプリケーションが動作したと判断すると(ステップS301;Yes)、端末200は、そのアプリケーションが端末200において初めて動作したか否かを判断する(ステップS302)。一方、端末200が、アプリケーションが動作していないと判断すると(ステップS301;No)、ステップS101(図9)に進む。
例えば、端末200において、ユーザXによりゲームアプリBを動作する指示が受け付けられると、ゲームアプリBを動作させ、端末200は、ゲームアプリBの動作が初めてか否かを判断する。一方、端末200において、アプリケーションを動作させる指示を受け付けていない場合は、図9のステップS101に進み、それ以降の処理を行う。なお、図9のステップS103、ステップS104;No及びステップS109の後は、ステップS101に戻らず、図15のステップS301に戻る。
ステップS302に戻り、端末200が、動作したアプリケーションが端末200において初めて動作したものと判断すると(ステップS302;Yes)、要求部225は、動作報告が所定の期間なされていないアプリケーションのリストを求める要求を、サーバ100へ送信する(ステップS303)。一方、端末200が、動作したアプリケーションが端末200において初めて動作したものでないと判断すると(ステップS302;No)、動作報告部213は、動作報告をサーバ100へ送信する(ステップS311)。そして、ステップS301に戻る。
例えば、ゲームアプリBが、端末200に新たにインストールされ、インストール後、初めて動作すると、要求部225は、サーバ100に、ユーザXの端末200において、例えば、3か月間、動作報告がされていないアプリケーションのリストを求める要求を送信する。一方、端末200において、初めての動作でないゲームアプリAが動作すると、ゲームアプリAは、サーバ100に動作報告を送信する。そして、ステップ301に戻る。
消去推奨部226は、サーバ100から、リストを含む応答を受信したか否かを判断する(ステップS304)。消去推奨部226が、リストを含む応答を受信したと判断すると(ステップS304;Yes)、応答に含まれるリスト内のアプリケーションが利用可能なリソースを消去するよう促す(ステップS305)。一方、消去推奨部226が、リストを含む応答を受信していないと判断すると(ステップS304;No)、そのまま待機する。
例えば、ゲームアプリBが動作している端末200において、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”が記されたリストを含む応答を受信すると、消去推奨部226は、図14に示すように、ゲームアプリBが動作する端末200の画面にリスト402を表示させる。一方、サーバ100からリストを含む応答を受信していない場合は、そのまま待機する。
消去推奨部226は、リスト内のアプリケーションが利用可能なリソースを消去すべき指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS306)。消去推奨部226は、リスト内のアプリケーションが利用可能なリソースを消去すべき指示を受け付けたと判断すると(ステップS306;Yes)、消去推奨部226は、指示を受けたリソースのアプリケーションに遷移させる(ステップS307)。一方、消去推奨部226が、リスト内のアプリケーションが利用可能なリソースを消去すべき指示を受け付けていないと判断すると(ステップS306;No)、そのまま待機する。
例えば、リスト402内に記載されるゲームアプリAが、指でタップされると、消去推奨部226は、ゲームアプリBにおいて、ゲームアプリAが指定されたURLスキームを開いてゲームアプリAを起動する。一方、リスト402に記載されたアプリケーションの選択がされない場合、そのまま待機する。
消去部211は、端末200の記憶装置604から第1リソースを消去する(ステップS308)。
例えば、消去部211は、ゲームアプリAで利用されるリソースIDが“A1〜A100”のリソースを記憶装置604から消去する。
消去報告部212は、消去したリソースに係る消去報告をサーバ100に送信する(ステップS309)。
例えば、消去報告部212は、リソースを示すリソースID“A1〜A100”を含む消去報告を、サーバ100に送信する。
遷移部214は、端末200において、リソースが消去されたアプリケーションの動作を終了し、遷移元のアプリケーションに遷移させる(ステップS310)。
例えば、ゲームアプリAのリソースが消去され、消去報告部212により消去報告がサーバ100へ送信されると、遷移部214は、ゲームアプリAの動作を終了し、ゲームアプリBのURLスキームを開いてゲームアプリBが画面に表示されるアクティブな状態に戻す。
(8.実施形態2に係るサーバの処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1におけるサーバ100の動作について説明する。サーバ100は、例えば、電源が投入されると、図16に示す処理を開始する。
保存部103は、端末200から動作報告を受信したか否かを判断する(ステップS401)。保存部103が、動作報告を受信したと判断すると(ステップS401;Yes)、保存部103は、動作報告を保存する(ステップS402)。そして、ステップS401に戻る。一方、保存部103が、動作報告を受信していないと判断すると(ステップS401;No)、応答部104は、端末200から、動作報告が所定の期間なされていないアプリケーションのリストを求める要求を受信したか否かを判断する(ステップS403)。
例えば、ユーザXの端末200において動作するゲームアプリAから動作報告を受信すると、保存部103は、図13に示す動作報告テーブル500dに、ユーザXのユーザID“X”と、ゲームアプリAのアプリケーションID“A”と、動作報告を受信した動作報告日時“2018年1月1日0時”と、を対応付けて登録する。一方、動作報告を受信していない場合、サーバ100は、リストを求める要求を受信したか否かを判断する。
ステップS403に戻り、応答部104が、リストを求める要求を受信したと判断すると(ステップS403;Yes)、応答部104は、動作報告が所定の期間なされていないアプリケーションのリストを生成する(ステップS404)。一方、応答部104が、リストを求める要求を受信していないと判断すると(ステップS403;No)、ステップS201(図10)に進む。
例えば、応答部104は、ユーザXの端末200で動作するゲームアプリBから、3か月間動作報告をしていないアプリケーションのリストを求める要求を受信すると、図13の動作報告テーブル500dを参照して、ユーザXから要求を受信した時から遡って3か月間、動作報告されていないアプリケーション“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”を特定し、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”が記されたリストを生成する。一方、リストを求める要求を受信していない場合は、図10のステップS201に進み、それ以降の処理を行う。なお、図10のステップS202、ステップS203;No及びステップS204の後は、ステップS201に戻らず、図16のステップS401に戻る。
応答部104は、生成されたリストを含む応答を、第2アプリケーション220が動作する端末200へ送信する(ステップS405)。そして、ステップS401に戻る。
例えば、応答部104は、“ゲームアプリA”及び“ゲームアプリC”が記されたリストを含む応答を、ユーザXのゲームアプリBが動作する端末200へ送信する。そして、ステップS401に戻る。
(9.実施形態3に係るリソース管理システム)
本実施形態に係るリソース管理システム1は、図17に示すように、サーバ100と、端末200と、から構成される。
サーバ100は、決定部101と、特典回答部102と、アプリケーション回答部105と、を備える。本実施形態において、決定部101及び特典回答部102と機能は、実施形態1のものと同様の機能を有するので、説明は省略する。
端末200は、消去部211と、消去報告部212と、アプリケーション問合せ部215と、動作部216と、特典問合せ部221と、付与部222と、提示部223と、記憶部224と、を備える。本実施形態の消去部211、消去報告部212、特典問合せ部221、付与部222、提示部223及び記憶部224は、実施形態1のものと同様の機能を有するので、説明は省略する。
なお、本実施形態のサーバ100は、実施形態2の保存部103及び応答部104を備えることも可能である。また、本実施形態の端末200は、実施形態2の動作報告部213、遷移部214、要求部225及び消去推奨部226を備えることも可能である。
本実施形態において、第1アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、消去部211、消去報告部212、アプリケーション問合せ部215及び動作部216が実現され、第2アプリケーションのプログラムが端末200で実行されることによって、特典問合せ部221、付与部222、提示部223及び記憶部224が実現される。
図18に、サーバ100と、端末200において動作する第1アプリケーション210及び第2アプリケーション220との間で行われる通信の例を示す。以下、図18の通信の例を参照しながら、サーバ100及び端末200の概要構成について説明する。
端末200において、アプリケーション問合せ部215は、第1リソースが消去された後に、第1アプリケーション210を動作させる指示を受け付けると(1)、第1リソースの消去により特典が付与された第2アプリケーション220に関する問合せを、サーバ100へ送信する(2)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、アプリケーション問合せ部215として機能する。
例えば、ゲームアプリAのリソースが全て消去された後に、ユーザXが、端末200においてゲームアプリAを動作させる指示をしたとする。この場合、アプリケーション問合せ部215は、サーバ100に、ゲームアプリAのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションを問合せる。なお、ユーザXよりゲームアプリAを動作させる指示を受け付けているが、ゲームアプリAは、端末200の画面に表示されず、サーバ100からの回答を待機する状態となる。
サーバ100において、アプリケーション回答部105は、端末200から、第2アプリケーションに関する問合せを受信すると、特典が付与された第2アプリケーション220を示す回答を、端末200へ送信する(3)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、アプリケーション回答部105として機能する。
例えば、アプリケーション回答部105は、ユーザXから、ゲームアプリAのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションの問合せを受信すると、図6(b)の特典テーブル500bにおいて、ユーザXのユーザID“X”、ゲームアプリAの第1アプリケーションID“A”及び付与フラグ“1”の組み合わせに対応付けられた第2アプリケーションIDを検索し、第2アプリケーションID“B”のゲームアプリBを特定する。そして、アプリケーション回答部105は、ゲームアプリBを示す回答を、端末200に送信する。
端末200において、動作部216は、サーバ100から、特典が付与された第2アプリケーション220を示す回答を受信すると、第1アプリケーション210の動作を終了し(4)、回答が示す第2アプリケーション220を動作させる(5、6)。
本実施形態において、CPU 601及び通信部605が協働して、動作部216として機能する。
例えば、動作部216は、ゲームアプリAがゲームアプリBを示す回答を受信すると、ゲームアプリAの動作を終了させ、回答が示すゲームアプリBを指定したURLスキームを開くことによりゲームアプリBを起動させ、ゲームアプリBが端末200の画面に表示される。
なお、ゲームアプリBを示す回答をゲームアプリAがサーバ100から受信した後は、ゲームアプリAは、ゲームアプリBを示す回答を端末200内に保存する。そして、それ以降、ゲームアプリAの動作が求められることがあれば、サーバ100に問合せを行うことなしに、直ちにゲームアプリBに遷移するようにしてもよい。
ユーザが誤って、既にリソースを消去したアプリケーションを動作させようとした場合、リソースを消去したアプリケーションは、正常に動作しないことがある。本実施形態によれば、ユーザが誤って、既にリソースを消去したアプリケーションの動作を指示しても、そのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションを動作させることにより、指示したアプリケーションに関連する使用可能なアプリケーションをユーザに示すことができる。
(10.実施形態3に係る端末の処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1における端末200の動作について説明する。端末200は、例えば、電源が投入されると、図19に示す処理を開始する。
アプリケーション問合せ部215は、端末200において、リソースを消去したアプリケーションを動作させる指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS501)。アプリケーション問合せ部215が、リソースを消去したアプリケーションを動作させる指示を受け付けたと判断すると(ステップS501;Yes)、アプリケーション問合せ部215は、リソースの消去により特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを、サーバ100へ送信する(ステップS502)。一方、アプリケーション問合せ部215が、リソースを消去したアプリケーションを動作させる指示を受け付けていないと判断すると(ステップS501;No)、ステップS101(図9)に進む。
例えば、ゲームアプリAのリソースが全て消去された後に、ユーザXが、端末200においてゲームアプリAを動作させる指示をしたとすると、アプリケーション問合せ部215は、サーバ100に、ゲームアプリAのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションを問合せる。一方、リソースが消去されたゲームアプリを動作させる指示を受け付けていない場合、図9のステップS101に進み、それ以降の処理を行う。なお、図9のステップS103、ステップS104;No及びステップS109の後は、ステップS101に戻らず、図19のステップS501に戻る。
動作部216は、サーバ100から、アプリケーションを示す回答を受信したか否かを判断する(ステップS503)。動作部216が、アプリケーションを示す回答を受信したと判断すると(ステップS503;Yes)、動作部216は、リソースが消去されたアプリケーションの動作を終了する(ステップS504)。そして、動作部216は、回答が示す、特典が付与されたアプリケーションを動作させ(ステップS505)、ステップS501に戻る。一方、動作部216が、アプリケーションを示す回答を受信していないと判断すると(ステップS503;No)、そのまま待機する。
例えば、動作部216は、アプリケーションBを示す回答を受信すると、ゲームアプリAの動作を終了させ、回答が示すゲームアプリBを指定したURLスキームを開くことによりゲームアプリBの動作を開始させる。そして、ステップS501に戻る。一方、アプリケーションを示す回答を受信していない場合は、そのまま待機する。
(11.実施形態3に係るサーバの処理)
本実施形態に係るリソース管理システム1におけるサーバ100の動作について説明する。サーバ100は、例えば、電源が投入されると、図20に示す処理を開始する。
アプリケーション回答部105は、リソースが消去されたアプリケーションが動作する端末200から、特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを受信したか否かを判断する(ステップS601)。アプリケーション回答部105が、特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを受信したと判断すると(ステップS601;Yes)、アプリケーション回答部105は、特典が付与されたアプリケーションを示す回答を、リソースが消去されたアプリケーションが動作する端末200へ送信する(ステップS602)。そして、ステップS601に戻る。一方、アプリケーション回答部105が、特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを受信していないと判断すると(ステップS601;No)、ステップS201(図10)に進む。
例えば、アプリケーション回答部105は、ユーザXの端末200から、ゲームアプリAのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを受信すると、図6(b)の特典テーブル500bにおいて、ユーザXのユーザID“X”、ゲームアプリAの第1アプリケーションID“A”及び付与フラグ“1”の組み合わせに対応付けられた第2アプリケーションID“B”のゲームアプリBを特定する。そして、アプリケーション回答部105は、ゲームアプリBを示す回答を、端末200に送信する。そして、ステップS601に戻る。一方、特典が付与されたアプリケーションに関する問合せを受信していない場合は、図10のステップS201に進み、それ以降の処理を行う。なお、図10のステップS202、ステップS203;No及びステップS204の後は、ステップS201に戻らず、図20のステップS601に戻る。
(12.まとめ)
本発明の第1の観点に係るリソース管理システムは、
アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムであって、
前記端末は、
第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部と、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部と、
第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ部と、
前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与部と、
前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶部と、
を備え、
前記サーバは、
前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定部と、
前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答部と、
を備える
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、あるアプリケーションの新たなリソースを端末にダウンロードする際に、過去に端末から消去した他のアプリケーションのリソースに基づいて、新たなリソースをダウンロードするアプリケーションに特典が与えられるので、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことができる。
また、上記リソース管理システムにおいて、
前記端末は、
前記端末において前記第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部と、
前記端末において前記第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部と、
前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部と、
前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部と、
をさらに備え、
前記サーバは、
前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部と、
前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部と、
をさらに備える
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、初めてアプリケーションを動作させる前に、既にダウンロードされているリソースで、所定の期間使用していないアプリケーションのリソースの消去を促すことができる。これにより、端末の記憶装置の空き容量を増やすことができ、ダウンロード時に生じる容量不足を防ぐことができる。
また、上記リソース管理システムにおいて、
前記端末は、
前記端末において前記第1リソースが消去された後に、前記第1アプリケーションを動作させる指示を受け付けると、前記第1リソースの消去により前記特典が付与された前記第2アプリケーションに関する問合せを、前記サーバへ送信するアプリケーション問合せ部と、
前記サーバから、前記特典が付与された前記第2アプリケーションを示す回答を受信すると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記回答が示す前記第2アプリケーションを動作させる動作部と、
をさらに備え、
前記サーバは、
前記端末から、前記第2アプリケーションに関する問合せを受信すると、前記特典が付与された前記第2アプリケーションを示す回答を、前記端末へ送信するアプリケーション回答部
をさらに備える
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、ユーザが誤って、既にリソースを消去したアプリケーションの動作を指示しても、そのリソースを消去したことにより特典が付与されたアプリケーションを動作させることにより、指示したアプリケーションに関連する使用可能なアプリケーションをユーザに示すことができる。
また、上記リソース管理システムにおいて、
前記端末は、
前記付与された特典を前記端末のユーザに提示する提示部
をさらに備え、
前記記憶部は、前記提示部により前記特典が提示されると、前記第2リソースをダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、リソースがダウンロードされる前に、アプリケーションに付与された特典をユーザに知らせることができる。
また、上記リソース管理システムにおいて、
前記決定部は、前記特典を、前記消去報告に係る前記第1リソースの量又は種類に応じて決定する
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、消去されたリソースの量又は種類が特典に反映されるので、ユーザに積極的なリソースの消去を促すことができる。
本発明の第2の観点に係るリソース管理システムは、
アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムであって、
前記端末は、
前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部と、
前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部と、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部と、
前記端末において前記第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部と、
前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部と、
前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部と、
を備え、
前記サーバは、
前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部と、
前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部と、
を備える
ことを特徴とする。
上記リソース管理システムによれば、初めてアプリケーションを動作させる前に、既にダウンロードされているリソースで、所定の期間使用していないアプリケーションのリソースの消去を促すことができる。これにより、端末の記憶装置の空き容量を増やすことができ、ダウンロード時に生じる容量不足を防ぐことができる。
本発明の第3の観点に係るシステムの制御方法は、
アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムにおける制御方法であって、
前記端末が、
第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去工程と、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告工程と、
第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ工程と、
前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与工程と、
前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶工程と、
を備え、
前記サーバが、
前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定工程と、
前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答工程と、
を備える
ことを特徴とする。
上記システムの制御方法によれば、第1の観点に係るリソース管理システムと同様に、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことができる。
本発明の第4の観点に係るシステムの制御方法は、
アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムにおける制御方法であって、
前記端末が、
前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告工程と、
前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去工程と、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告工程と、
前記端末において前記第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求工程と、
前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記端末に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨工程と、
前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移工程と、
を備え、
前記サーバは、
前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存工程と、
前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答工程と、
を備える
ことを特徴とする。
上記システムの制御方法によれば、第2の観点に係るリソース管理システムと同様に、初めてアプリケーションを動作させる前に、既にダウンロードされているリソースで、所定の期間使用していないアプリケーションのリソースの消去を促すことができる。これにより、端末の記憶装置の空き容量を増やすことができ、ダウンロード時に生じる容量不足を防ぐことができる。
本発明の第5の観点に係るシステム用プログラムは、
端末用コンピュータを、アプリケーションが動作する端末として機能させる端末用プログラムと、サーバ用コンピュータを、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバとして機能させるサーバ用プログラムと、を備えるシステム用プログラムであって、
前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部、
第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ部、
前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与部、
前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶部、
として機能させ、
前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定部、
前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答部、
として機能させる
ことを特徴とする。
上記システム用プログラムによれば、第1の観点に係るリソース管理システムと同様に、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことができる。
本発明の第6の観点に係るシステム用プログラムは、
端末用コンピュータを、アプリケーションが動作する端末として機能させる端末用プログラムと、サーバ用コンピュータを、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバとして機能させるサーバ用プログラムと、を備えるシステム用プログラムであって、
前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部、
前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部、
前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部、
前記端末において前記第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部、
前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部、
前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部、
として機能させ
前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部、
前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部、
として機能させる
ことを特徴とする。
上記システム用プログラムによれば、第2の観点に係るリソース管理システムと同様に、第2の観点に係るリソース管理システムと同様に、初めてアプリケーションを動作させる前に、既にダウンロードされているリソースで、所定の期間使用していないアプリケーションのリソースの消去を促すことができる。これにより、端末の記憶装置の空き容量を増やすことができ、ダウンロード時に生じる容量不足を防ぐことができる。
本発明によれば、既にダウンロードされたリソースの消去を促すことにより、新たなリソースをダウンロードする際に起こる容量不足を防ぐことが可能なリソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラムを提供することができる。
1 リソース管理システム
100 サーバ
101 決定部
102 特典回答部
103 保存部
104 応答部
105 アプリケーション回答部
110 リソース
200 端末
210 第1アプリケーション
211 消去部
212 消去報告部
213 動作報告部
214 遷移部
215 アプリケーション問合せ部
216 動作部
220 第2アプリケーション
221 特典問合せ部
222 付与部
223 提示部
224 記憶部
225 要求部
226 消去推奨部
300 コンピュータ通信網
401 メッセージ
402 リスト
600 情報処理装置
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 記憶装置
605 通信部
606 画像処理部
607 ディスプレイ
608 音声処理部
609 スピーカ
610 マイク
611 操作部

Claims (10)

  1. アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムであって、
    前記端末は、
    第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部と、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部と、
    第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ部と、
    前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与部と、
    前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定部と、
    前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答部と、
    を備える
    ことを特徴とするリソース管理システム。
  2. 前記端末は、
    前記端末において前記第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部と、
    前記端末において前記第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部と、
    前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部と、
    前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部と、
    をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部と、
    前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理システム。
  3. 前記端末は、
    前記端末において前記第1リソースが消去された後に、前記第1アプリケーションを動作させる指示を受け付けると、前記第1リソースの消去により前記特典が付与された前記第2アプリケーションに関する問合せを、前記サーバへ送信するアプリケーション問合せ部と、
    前記サーバから、前記特典が付与された前記第2アプリケーションを示す回答を受信すると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記回答が示す前記第2アプリケーションを動作させる動作部と、
    をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記端末から、前記第2アプリケーションに関する問合せを受信すると、前記特典が付与された前記第2アプリケーションを示す回答を、前記端末へ送信するアプリケーション回答部
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のリソース管理システム。
  4. 前記端末は、
    前記付与された特典を前記端末のユーザに提示する提示部
    をさらに備え、
    前記記憶部は、前記提示部により前記特典が提示されると、前記第2リソースをダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリソース管理システム。
  5. 前記決定部は、前記特典を、前記消去報告に係る第1リソースの量又は種類に応じて決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリソース管理システム。
  6. アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムであって、
    前記端末は、
    前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部と、
    前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部と、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部と、
    前記端末において第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部と、
    前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部と、
    前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部と、
    前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部と、
    を備える
    ことを特徴とするリソース管理システム。
  7. アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムにおける制御方法であって、
    前記端末が、
    第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去工程と、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告工程と、
    第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ工程と、
    前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与工程と、
    前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶工程と、
    を備え、
    前記サーバが、
    前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定工程と、
    前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答工程と、
    を備える
    ことを特徴とするシステムの制御方法。
  8. アプリケーションが動作する端末と、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバと、を備えるリソース管理システムにおける制御方法であって、
    前記端末が、
    前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告工程と、
    前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去工程と、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告工程と、
    前記端末において第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求工程と、
    前記サーバから、前リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記端末に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨工程と、
    前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移工程と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存工程と、
    前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答工程と、
    を備える
    ことを特徴とするシステムの制御方法。
  9. 端末用コンピュータを、アプリケーションが動作する端末として機能させる端末用プログラムと、サーバ用コンピュータを、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバとして機能させるサーバ用プログラムと、を備えるシステム用プログラムであって、
    前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
    第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部、
    第2アプリケーションが利用可能な第2リソースを前記サーバからダウンロードする際に、前記第2アプリケーションに与えるべき特典に関する問合せを、前記サーバへ送信する特典問合せ部、
    前記サーバから、前記特典を示す回答を受信すると、前記回答が示す特典を、前記第2アプリケーションに付与する付与部、
    前記第2リソースを前記サーバからダウンロードして、前記端末の前記記憶装置に記憶させる記憶部、
    として機能させ、
    前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
    前記端末から、前記消去報告を受信すると、前記受信した消去報告に係る前記第1リソースに基づいて、前記端末において動作する前記第2アプリケーションに与えるべき特典を決定する決定部、
    前記端末から、前記特典に関する問合せを受信すると、前記特典を示す回答を、前記端末へ送信する特典回答部、
    として機能させる
    ことを特徴とするシステム用プログラム。
  10. 端末用コンピュータを、アプリケーションが動作する端末として機能させる端末用プログラムと、サーバ用コンピュータを、前記アプリケーションが利用可能なリソースを管理するサーバとして機能させるサーバ用プログラムと、を備えるシステム用プログラムであって、
    前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
    前記端末において第1アプリケーションが動作すると、動作報告を前記サーバへ送信する動作報告部、
    前記第1アプリケーションが利用可能な第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去する消去部、
    前記消去された前記第1リソースに係る消去報告を、前記サーバへ送信する消去報告部、
    前記端末において第2アプリケーションが初めて動作すると、前記動作報告が所定の期間なされていない前記第1アプリケーションのリストを求める要求を、前記サーバへ送信する要求部、
    前記サーバから、前記リストを含む応答を受信すると、前記端末のユーザに、前記応答に含まれるリスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去するよう促し、前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースを消去すべき指示を受け付けると、前記第1アプリケーションに遷移させ、前記消去部に、前記端末の記憶装置から前記第1リソースを消去させる消去推奨部、
    前記リスト内の前記第1アプリケーションが利用可能な前記第1リソースが消去され、前記第1リソースに係る消去報告が送信されると、前記端末において、前記第1アプリケーションの動作を終了し、前記第2アプリケーションに遷移させる遷移部、
    として機能させ
    前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
    前記端末から送信された前記動作報告を保存する保存部、
    前記端末から、前記要求を受信すると、前記保存された動作報告を参照して前記リストを生成し、前記生成されたリストを含む応答を、前記端末へ送信する応答部、
    として機能させる
    ことを特徴とするシステム用プログラム。
JP2018119545A 2018-06-25 2018-06-25 リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム Expired - Fee Related JP6440052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018119545A JP6440052B2 (ja) 2018-06-25 2018-06-25 リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018119545A JP6440052B2 (ja) 2018-06-25 2018-06-25 リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018195318A JP2018195318A (ja) 2018-12-06
JP6440052B2 true JP6440052B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=64570562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018119545A Expired - Fee Related JP6440052B2 (ja) 2018-06-25 2018-06-25 リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6440052B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5048683B2 (ja) * 2006-12-18 2012-10-17 株式会社Access アプリケーション更新管理端末、システム、方法およびプログラム
JP5522236B2 (ja) * 2012-11-15 2014-06-18 株式会社セガ サーバ装置およびサーバプログラム
JP5818957B1 (ja) * 2014-09-25 2015-11-18 グリー株式会社 プログラム、制御方法及び情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018195318A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102040754B1 (ko) 추천 콘텐츠에 기초한 상호작용 방법, 단말기 및 서버
JP5048683B2 (ja) アプリケーション更新管理端末、システム、方法およびプログラム
US20170359283A1 (en) Music creation app in messaging app
US20160275560A1 (en) Server apparatus and server program
JP5826753B2 (ja) モバイル通信装置のためのユーザーが選択可能な環境
JP6681421B2 (ja) ゲームプログラムおよびゲーム装置
KR20160014038A (ko) 컴퓨팅 디바이스 사이에서의 디바이스 연관 데이터의 동기화
JP6065097B1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US11957977B2 (en) Video game fusion content
JP2013250745A (ja) 投稿情報共有システム、情報処理システム、情報処理方法、プログラムおよびコンピュータプラットフォーム
JP6835893B2 (ja) ゲームリプレイ方法およびシステム
JP2013250858A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
JP2012503364A (ja) 無線機器に対する既定の応答方法及び装置
JP2023516801A (ja) 情報推奨方法、装置、電子機器及びプログラム
WO2024109786A1 (zh) 即时通信会话信息的处理方法、装置及电子设备
JP2015079340A (ja) サーバー装置、及び、ゲームシステム
JP6353879B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5994953B1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6440052B2 (ja) リソース管理システム、システムの制御方法及びシステム用プログラム
JP6428104B2 (ja) 情報処理システム、端末装置及びプログラム
JP2018020127A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP7057992B2 (ja) プログラム、制御方法および情報処理装置
JP5962874B1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6375235B2 (ja) 情報処理装置、プログラムに対するデータの引渡し方法及びプログラム
KR102660807B1 (ko) 어플리케이션을 업데이트하는 과정에서 추가 콘텐츠를 제공하는 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6440052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350