JP6439779B2 - 植物由来ポリエチレンを用いた包装材用シーラントフィルム、包装材用積層フィルム、および包装袋 - Google Patents
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Description
従って、この発明の目的は、再生可能資源である植物由来のポリエチレン系樹脂を原料に用いて、石油資源の節約を可能とするとともに、二酸化炭素の排出量削減による環境にやさしい包装材用シーラントフィルムおよび包装材用積層フィルム、ならびにこれらのフィルムを用いた加工適性に優れる包装袋を提供することにある。
。
させたポリエチレン系樹脂からなる包装袋を提供することができる。
インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド等のジクロル体および上記メタロセン化合物のジメチル体、ジエチル体、ジヒドロ体、ジフェニル体、ジベンジル体等を例示するメタロセン化合物を主成分として含むメタロセン触媒が用いられる。また、メタロセン触媒は、例えば、シクロペンタジエニル基、置換基を有するシクロペンタジエニル基(置換シクロペンタジエニル基)、インデニル基、置換インデニル基から選ばれる1種類の基と、フルオレニル基、置換フルオレニル基から選ばれる1種類の基が、架橋基により架橋された配位子を有する周期表第4族の遷移金属化合物を挙げることができ、その代表例としてジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(3−メチル−1−シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(2,7−ジメチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド等のジクロル体および上記メタロセン化合物のジメチル体、ジエチル体、ジヒドロ体、ジフェニル体、ジベンジル体などを例示するメタロセン化合物を主成分とするものである。
成(置換)することで、フィルム製造および廃棄時の二酸化炭素排出量を抑制することができる。
樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアリールフタレート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂等の各種樹脂フィルムまたはシートを使用することができる。
示すフィルムF1を製膜することができ、そのバイオマス度を測定すると、約88%であった。なお、サトウキビ由来直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂に含まれるコモノマー種のブテン−1(C4)は石油由来のものであり、その含有量は1〜15モル%(以下同様)である。
弾性率(引張)は、JIS−K7176参考にテンシロン万能試験機を用い、試験速度1mm/min. 1.5mm伸びた時の強度を測定したもので、N=3 JIS−K7127試験片タイプ2参考(短冊:巾15mm、チャック間距離150mm)で行った。
腰は、ループスティフネステスターを用い、ループ長さ60mm、サンプル巾15mm、N=3、押しつぶし距離17mm(目盛り3)で行った。
シール強度は、ヒートシールテスターTP−701Sを用い、片面加熱 1kgf/cm2×1.0s PET12μmを評価サンプルの上に載せてシールし、テンシロン万能試験機において試験速度300mm/min. 巾15mm N=3 140℃で行った。
2 石油由来ポリエチレン系樹脂
3 積層フィルム
4 シーラントフィルム
5 基材フィルム
6 包装袋
7,8 側面シート
9 底面シート
F1〜F4 フィルム
Claims (3)
- 少なくとも基材フィルムと、ヒートシール性フィルムからなる包装材用シーラントフィルムであって、
該ヒートシール性フィルムは、植物由来エチレンと石油由来α−オレフィンとをメタロセン触媒の存在下において気相重合法により共重合させることで得られた植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂による単層構成のフィルムからなり、
該植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂は、放射性炭素年代測定 14 Cの測定値から算定するバイオマス度が80〜100%未満のエチレン−α−オレフィン共重合体であることを特徴とする包装材用シーラントフィルム。 - 前記α−オレフィンが、ブテン−1またはヘキセン−1またはこれらの混合物であって、前記植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂は、密度が0.910〜0.925g/cm3、メルトフローレートが0.5〜4.0g/10分の物性を有することを特徴とする請求項1に記載の包装材用シーラントフィルム。
- 請求項1または2に記載の包装材用シーラントフィルムを用いてなることを特徴とする包装袋。
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