JP6437745B2 - ノズル - Google Patents

ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP6437745B2
JP6437745B2 JP2014127504A JP2014127504A JP6437745B2 JP 6437745 B2 JP6437745 B2 JP 6437745B2 JP 2014127504 A JP2014127504 A JP 2014127504A JP 2014127504 A JP2014127504 A JP 2014127504A JP 6437745 B2 JP6437745 B2 JP 6437745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
opening
air
tip
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014127504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016008504A (ja
Inventor
慎輔 中
慎輔 中
知伸 梨本
知伸 梨本
柴田 美徳
美徳 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2014127504A priority Critical patent/JP6437745B2/ja
Priority to US14/744,403 priority patent/US10220396B2/en
Publication of JP2016008504A publication Critical patent/JP2016008504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6437745B2 publication Critical patent/JP6437745B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G20/00Cultivation of turf, lawn or the like; Apparatus or methods therefor
    • A01G20/40Apparatus for cleaning the lawn or grass surface
    • A01G20/43Apparatus for cleaning the lawn or grass surface for sweeping, collecting or disintegrating lawn debris
    • A01G20/47Vacuum or blower devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/12Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means capable of producing different kinds of discharge, e.g. either jet or spray
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01HSTREET CLEANING; CLEANING OF PERMANENT WAYS; CLEANING BEACHES; DISPERSING OR PREVENTING FOG IN GENERAL CLEANING STREET OR RAILWAY FURNITURE OR TUNNEL WALLS
    • E01H1/00Removing undesirable matter from roads or like surfaces, with or without moistening of the surface
    • E01H1/08Pneumatically dislodging or taking-up undesirable matter or small objects; Drying by heat only or by streams of gas; Cleaning by projecting abrasive particles
    • E01H1/0809Loosening or dislodging by blowing ; Drying by means of gas streams

Description

本発明は、ブロワ装置における空気を噴出させる噴出管の先端部に設けたノズルに関する。
特許文献1には、噴出管の先端部から空気を噴出させるブロワ装置が開示されている。このブロワ装置は背負フレームにブロワユニットを搭載し、ブロワユニットの噴出ダクトに連通接続させた噴出管の先端開口から空気を噴出させるものである。
特開2013−245570号公報
特許文献1のブロワ装置においては、噴出管の先端開口から空気を噴出させて、地面の落葉等を吹き飛ばすようにしている。噴出管の先端開口から空気を勢いよく噴出させて地面の落葉等を吹き飛ばすようにしているが、噴出管の先端開口から地面の広範囲の落葉を吹き飛ばすことが求められる場合もある。この場合には、例えば噴出管の先端開口にこれより大径のノズル管を接続すれば、大径のノズル管の先端開口から半径方向に広く空気を噴出させることができる。この場合には、噴出管の先端部に連結した大径のノズル管によって見栄えが悪くなる問題があった。本発明は、ブロワ装置における空気を噴出させる噴出管の先端部に設けたノズルであって、ノズルの先端開口から噴出させる空気の方向性を調整することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ブロワ装置における空気を噴出させる噴出管の先端部に設けたノズルであり、空気が、ブロワ装置の作業時に地面に向けて噴出され、ノズルの内周には軸線方向に延びる複数の整流板を半径方向に突出して設け、整流板を、軸線方向に進むと、ノズルの周方向に傾斜させることで、ノズルの先端開口から直進性の高い空気と半径方向外向きに拡がる空気の両方を噴出させ、整流板の先端部を周方向10°〜30°の角度で傾斜させたことを特徴とするノズルである
上記のように構成したノズルにおいては、ノズルの内周には軸線方向に延びる複数の整流板を半径方向に突出して設け、整流板を、軸線方向に進むと、ノズルの周方向に傾斜させることで、ノズルの先端開口から直進性の高い空気と前記半径方向外向きに拡がる空気の両方を噴出させることができた。
上記のように構成したノズルにおいては、ノズルは、噴出管の先端部に連通接続され、周面に開口部を有する内管と、内管の外側を通風可能に覆う外管とからなり、噴出管の先端部から導出させた空気を内管の先端開口から噴出させるとともに、開口部から内管と外管との間を通して外管の先端開口から噴出させるものであり、内管の外周面または外管の内周面に整流板を設けるのが好ましい。このようにしたときにも、内管の先端開口から直進性の高い空気を噴出させることができるとともに、開口部から内管と外管の間に導出した空気を整流板によって半径方向外向きに拡がるように噴出させることができ、ノズル先端から直進性の高い空気と半径方向外向きに拡がる空気との両方を噴出させることができるようになった。
上記のように構成したノズルにおいては、整流板は、基端側より先端側をノズルの周方向に大きく傾斜させてもよいし、ノズルの周方向に一定角度で連続的に傾斜させてもよい。た、複数の整流板をノズルの周方向に等間隔に配置するのが好ましく、このようにしたときには、ノズルの先端開口から噴出する空気を周方向に均一に噴出させることができる。上記のように構成したノズルにおいては、複数の整流板の数を3〜8とするのが好ましい。
また、上記のように構成したノズルにおいては、ノズルは、噴出管の先端部に連通接続され、周面に開口部を有する内管と、内管の外側を通風可能に覆う外管とからなり、噴出管の先端部から導出させた空気を内管の先端開口から噴出させるとともに、開口部から内管と外管との間を通して外管の先端開口から噴出させるものであり、内管の外周面または外管の内周面に整流板を設けるようにしてもよい。このようにしたときには、内管の先端開口から直進性の高い空気を噴出させることができるとともに、開口部から内管と外管の間に導出した空気を整流板によって半径方向外向きに拡がるように噴出させることができ、ノズル先端から直進性の高い空気と半径方向外向きに拡がる空気との両方を噴出させることができるようになった。
本発明のノズルを噴出管の先端部に取り付けた背負式のブロワ装置の一実施形態の斜め後方から見た斜視図である。 内管の開口部を外管の閉塞部により閉塞した状態でのノズルの軸線方向に沿った断面図(a)と、ノズルの先端側からみた図(b)である。 内管の開口部を外管の閉塞部により閉塞せずに開放した状態でのノズルの軸線方向に沿った断面図(a)と、ノズルの先端側からみた図(b)である。 外管を軸線方向に沿った断面とすることで内管の外周を示す側面図であり、閉塞部が開口部を覆う位置での側面図(a)と閉塞部が開口部を閉塞せずに開放した位置での側面図(b)である。 整流板を軸線方向と平行に延出させた実施形態の図4(b)に相当する側面図である。 半径方向に1つの管体よりなるノズルの実施形態の軸線方向に沿った断面図(a)と、ノズルの先端側から見た図(b)である。
以下、本発明のノズルの一実施形態を、ノズルを用いた背負式のブロワ装置により添付図面を参照して説明する。図1に示したように、ブロワ装置10は、作業者が背負う背負フレーム11にブロワユニット20を搭載し、ブロワユニット20の空気を噴出する噴出ダクト21aに噴出管23を連通接続し、噴出管23の先端部に本発明のノズル30を設けたものである。
背負フレーム11は作業者がブロワユニット20を背負って運ぶためのものである。背負フレーム11は、作業者の背中に沿って配置される背板部12と、背板部12の下端から後方に延びる台座部13とからなり、側面から見た形状がL字形をしている。背板部12には作業者が背負う左右一対のショルダーストラップ14が取り付けられている。台座部13にはブロワユニット20が搭載されている。
図1に示したように、ブロワユニット20は、ボリュートケース21と、ボリュートケース21内に回転可能に支持したファン(図示省略)と、ボリュートケース21に一体的に組み付けてファンを回転駆動させるエンジン22とを備えている。図1に示したように、ボリュートケース21の右側部には前側の吸気開口から吸い込んだ外気を噴出する噴出ダクト21aが一体的に形成されており、この噴出ダクト21aには噴出管23が連通接続されている。噴出管23の軸線方向の略中間部には作業者が把持するグリップハンドル24が設けられている。
図1に示したように、噴出管23の先端部にはノズル30が設けられている。ノズル30は、先端開口から噴出させる空気の風速及び径方向の広がりを自在に切り替えることを目的としたものである。図2〜図4に示したように、ノズル30は、噴出管23の先端部に連通した状態で接続された内管31と、内管31の外側を外気が導入できない状態で通風可能に覆う外管34とを備えている。内管31は基端部から軸線方向の略中間部までに先端側に向けて径が小さくなるテーパ部31aと、噴出管23の径より小さな径(約2/3の径)とした小径部31bとを備えている。テーパ部31aには4つの開口部32が形成されており、これら開口部32はテーパ部31aの周方向に等間隔に形成されている。開口部32はテーパ部31aの傾斜に合わせて、先端側に向けて幅が狭くなる台形の形状となっている。各開口部32はテーパ部31aの周面の周方向に対して12.5%の割合で開口しており、全ての開口部32のテーパ部31aの周面に対する開口の割合は50%となっている。
図4に示したように、内管31の外周面には整流板33が設けられている。整流板33は内管31の外周面にて基端部から先端まで軸線方向に延び、半径方向外向きに突出して設けられている。整流板33は軸線方向に進むと、周方向に傾斜するように設けられている。整流板33は、基端部から中間部(テーパ部31aの部分)が軸線方向から周方向に5°傾斜し、中間部から徐々に傾斜角度が大きくなり、先端部が軸線方向から周方向に20°傾斜している。
図2〜図4に示したように、外管34は内管31の外側を外気が導入できない状態で通風可能に覆うものである。外管34は軸線方向に略同径の円筒形をし、内管31の基端部外周面に回動可能に隙間なく嵌合固定されている。外管34の内周には内管31の開口部32を塞ぐ閉塞部35が設けられている。閉塞部35は内管31の開口部32を形成した位置と対向する位置に内管31の周面まで突出するように設けられている。閉塞部35は外管34の内周面から開口部32の幅方向の両側にて内管31の外周面まで延びる一対の脚部35aと、一対の脚部35aの間にて開口部32と略同じ形状をして開口部32を覆う閉塞板35bとを備えている。閉塞部35は内管31の開口部32と同様に外管34の内周にて周方向に等間隔に設けられている。
このように構成したブロワ装置10の作動を説明する。作業者はエンジン22を起動させてから背負フレーム11を背負い、右手に噴出管23のグリップハンドル24を把持して、噴出管23の先端部に設けたノズル30の先端開口から空気を噴出させて落葉等を吹き飛ばすようにする。雨上がりの後のように、地面に張り付いた落葉を吹き飛ばしたいときには、ノズル30の先端開口から風速を速くさせた空気を噴出させるようにし、地面の落葉を広い範囲で吹き飛ばしたいときには、ノズル30の先端開口から径方向に広く風を噴出させるようにする。
具体的には、ノズル30の先端開口から風速を速くさせた空気を噴出させるには、図2及び図4(a)に示したように、外管34の閉塞部35が内管31の開口部32と対向する位置とし、閉塞部35が開口部32を覆うようにする。噴出管23から内管31に送られた空気の全ては内管31の先端開口から噴出される。内管31の先端開口の径は噴出管23の径より小さくなっているので、内管31の先端開口から噴出する空気は噴出管23から噴出させるよりも風速が速くなる。
これに対し、ノズル30の先端開口から径方向に広く風を噴出させるには、図3及び図4(b)に示したように、閉塞部35が開口部32を全て閉じた位置から40°、外管34を内管31に対して回動させる。外管34を内管31に対して回動させると、閉塞部35が開口部32に対して周方向に離間した位置に配置され、閉塞部35が開口部32を覆わないようになる。噴出管23から内管31に送られた空気は大部分が内管31の先端開口から噴出され、一部が開口部32から内管31と外管34との間に導かれ、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する。噴出管23から内管31に送られた空気は一部が開口部32から内管31と外管34との間に導かれているため、内管31の先端開口から噴出する空気は開口部32を閉塞させたときと比して風速が遅くなるが、開口部32から内管31と外管34との間に導かれた空気が内管31と外管34との間の先端開口から噴出するため、径方向に広く空気を噴出させることができる。内管31と外管34との間には軸線方向に進むと周方向に傾斜した整流板33が設けられているので、内管31と外管34との間に導かれた空気は軸線方向にて先端側に進むときに、整流板33によって半径方向外向きの成分が加えられ、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気は整流板33を設けないときと比して半径方向にさらに広く噴出することになった。
また、閉塞部35により開口部32の一部を閉塞させるようにして、開口部32の開度を調整した上で閉塞部35によって閉塞させたときには、ノズル30の先端開口から噴出させる空気の風速及び径方向の広さを適宜調整することができる。例えば、閉塞部35により開口部32の周方向の半分を閉塞させ、開口部32の周方向の半分を開口させたときには、内管31から開口部32を通って内管31と外管34との間に導かれる空気を開口部32を全開としたときと比べて半分程度に抑えることができる。内管31と外管34との間に導かれる空気を全開としたときと比べて半分程度に抑えたときには、内管31の先端開口から噴出する空気は開口部32を全閉としたときより遅くなるが(開口部32を全開としたときより速くなり)、内管31と外管34との間の先端開口から空気が噴出するため、ノズル30の径方向に広がりのある空気を噴出させることができる。また、外管34の周方向への回動させる角度を変えることで、開口部32の開度を周方向に適宜調整することができる。開口部32の開度を大きくすると、内管31の先端開口から噴出する空気は遅くなるが、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気が増加して、ノズル30の径方向に広がりのある空気を噴出させることができる。開口部32の開度を小さくすると、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気が減少して、ノズル30の径方向に広がりのある空気が噴出されるのが抑えられるが、内管31の先端開口から噴出する空気を速くすることができる。
上記のように構成したノズル30においては、ノズル30の内周には軸線方向に延びる4つ(複数)の整流板33を半径方向に突出して設けた。この実施形態では内管31の外周面に外管34の内周面まで延びる整流板33を設けることによって、実質的に外管34の内周面に整流板33を設けた。これにより、ノズル30の先端開口から噴出させる空気に整流板33による方向性を持たせることができるようになった。ノズル30は、内管31の外周面に外管34の内周面まで延びるように整流板33を設けたが、本発明はこれに限られるものでなく、外管34の内周面に軸線方向に延びる4つ(複数)の整流板33を半径方向に突出して設けるようにしてもよく、このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。
この実施形態のノズル30においては、図4に示したように、内管31の外周面に設けた整流板33は、軸線方向に進むと、周方向に傾斜している。整流板33を傾斜させたことで、内管31と外管34との間の先端開口(ノズル30の先端開口)から噴出する空気は整流板33によって半径方向外向きに拡がるようになり、ノズル30の先端開口から噴出させる空気を半径方向に広く噴出させることができるようになった。整流板33は、基端側より先端側をノズルの周方向に大きく傾斜させているが、これに限られるものでなく、基端側より先端側を周方向に一定角度で連続的に傾斜させてもよい。また、整流板33の先端部を周方向に20°の角度で傾斜させている。これにより、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気が適度に直進性を保った上で径方向に広がりのある空気を噴出させることができる。なお、本発明は、整流板33の先端部を周方向に20°に傾斜させたものに限られるものでなく、整流板33の先端部を周方向に10°〜30°の範囲で傾斜させたものであってもよく、このようにしたときには、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気を適度に直進性を保った上で径方向に広がりのある空気を噴出させることができる。このように、ノズル30の先端開口から噴出する空気を半径方向に広がりを持たせても、ノズル30の径を噴出管23の径より大きくしたものでないので、見栄えが悪くなることがない。なお、上記のように構成したノズル30においては、整流板33を軸線方向に進むと周方向に傾斜させたが、本発明はこれに限られるものでなく、図5に示したように、整流板33を軸線方向に平行に延出させ(軸線方向に進んでも周方向に傾斜しないように延出させ)てもよく、このようにしたときには、内管31と外管34との間の先端開口から噴出させる空気に軸線方向に沿った直進性の高い空気を噴出させることができる。
また、4つの整流板33を周方向に等間隔に配置したので、内管31と外管34との間の先端開口から噴出する空気を周方向に均一に拡がるように噴出させることができた。また、このノズル30においては、整流板33の数を4つとしたが、本発明はこれに限られるものでなく、整流板33の数を3〜8の範囲で適宜設定するようにしてもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記のように構成したノズル30は、噴出管23の先端部に連通した状態で接続された内管31と、内管31の外側を外気が導入できない状態で通風可能に覆う外管34とを備え、外管34は内管31に対して回動自在に支持されている。内管31の周面には開口部32を形成し、外管34の内周には開口部32を塞ぐ閉塞部35を設け、外管34を回動させることにより、閉塞部35が開口部32をその開度を調整可能に塞ぐようにした。 閉塞部35により開口部32の全てを閉塞させたときには、内管31内の空気が内管31と外管34との間に導出されないようになり、内管31の先端開口から風速の速い空気を噴出させることができた。
また、閉塞部35が開口部32の全てを閉塞した位置から外管34を内管31に対して40°回動させて、閉塞部35により開口部32を閉塞させないようにしたときには、内管31内の空気の一部が開口部32から内管31と外管34との間に導出され、内管31の先端開口及び内管31と外管34との間の先端開口から風速が遅くなるが、径方向に広く空気を噴出させることができた。
さらに、外管34を内管31に対して0〜40°の範囲で適宜角度調整して回動させたときには、開口部32の開度を調整したうえで開口部32の一部を閉塞部35によって閉塞させることができ、内管31の先端開口の風速を調整した上で、径方向にも広く空気を噴出させることができる。
このように、ノズル30の先端開口から風速及び径方向の広がりを切り替えた空気を噴出させるときに、外管34を周方向に回動させるだけであるので、噴出管23の先端部に先端開口の径の異なるノズルを付け替える必要がなく、ノズル30の先端開口から噴出させる空気の風速及び径方向の広がりを変える切り替え作業が面倒とならない。なお、外管34を内管31に対して回動させることによって、閉塞部35が開口部32の開度を調整可能に塞ぐようにしたが、外管34を内管31に軸線方向に移動可能に支持させ、外管34を軸線方向に前後に移動させることによって、閉塞部35が開口部32の開度を調整可能に塞ぐようにしてもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
また、内管31の周面に同じ大きさの4つの開口部32を周方向に等間隔に形成した。これにより、開口部32から内管31と外管34の間に空気を導出したときに、内管31と外管34との間の先端開口から噴出される空気を周方向に均等に噴出させることができた。なお、開口部32を内管31の周方向にて等間隔に4箇所形成したが、本発明はこれに限られるものでなく。開口部32を内管31の周方向にて等間隔に2箇所〜8箇所に形成し、閉塞部35を開口部32と対向する位置にて同じ数だけ設けるようにしてもよい。このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。
また、全ての開口部32による内管31の周面の周方向に対する開口割合を50%とした。このように、開口部32は内管31の周面の周方向に対して高い割合で開口しているで、開口部32を閉塞部35により閉塞しないときに、多くの空気を内管31と外管34との間に導くことができ、ノズル30の先端開口から噴出させる空気を径方向に広く噴出させることができた。なお、開口部32を内管31の周面の周方向に対して50%の割合で開口させたが、本発明はこれに限られるものでなく、開口部32の割合を40%〜50%の範囲であれば上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記の実施形態のノズル30は、内管31の基端部の内周面を噴出管23の先端部の外周面に着脱可能に嵌合固定したものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、噴出管23の先端部の内周面に内管31の基端部の外周面を着脱可能に嵌合固定したものであってもよい。また、同様に、外管34の基端部内周面に内管31の基端部外周面を回動可能に嵌合させたときに、外管34の基端部を噴出管23の先端部に着脱可能に嵌合固定してもよい。さらに、ノズル30を噴出管23の先端部に一体的に設けたものであってもよい。具体的には、噴出管23の先端部に内管31または外管34を一体的に設け、内管31または外管34に外管34または内管31を周方向に回動可能または軸線方向に移動可能に支持させたものであってもよい。
この実施形態のノズル30は、内管31と外管34とを径方向に2重に配置した構造としたが、本発明はこれに限られるものでなく、図6に示した他の実施形態のように、ノズル30Aは噴出管23の先端部にて径方向に2重とすることなく1つだけの管体とし、ノズル30Aの内周面に上述のように整流板33を設けたものであってもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。なお、この場合には、整流板33を軸線方向に進むと、周方向に傾斜させたものに限られるものでなく、整流板33を軸線方向に平行に延出させたものとしてもよく、このようにしたときにも、ノズル30Aの先端から噴出させる空気を軸線方向に沿った直進性の高い空気を噴出させることができる。さらに、ノズル30Aを噴出管23の先端部に着脱可能に接続したものであってもよく、ノズル30Aを噴出管23の先端部に一体的に設けたものであってもよい。
上記の実施形態においては、背負式のブロワ装置に本発明のノズルを用いたものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、手持ち式のブロワ装置にも同様に用いることが可能である。
10…ブロワ装置(背負式ブロワ)、23…噴出管、30,30A…ノズル、31…内管、32…開口部、33…整流板、34…外管。

Claims (6)

  1. ブロワ装置における空気を噴出させる噴出管の先端部に設けたノズルであり、
    前記空気が、前記ブロワ装置の作業時に地面に向けて噴出され、
    前記ノズルの内周には軸線方向に延びる複数の整流板を半径方向に突出して設け、
    前記整流板を、前記軸線方向に進むと、前記ノズルの周方向に傾斜させることで、前記ノズルの先端開口から直進性の高い空気と前記半径方向外向きに拡がる空気の両方を噴出させ
    前記整流板の先端部を前記周方向に10°〜30°の角度で傾斜させたことを特徴とするノズル。
  2. 請求項1に記載のノズルにおいて、
    前記ノズルは、前記噴出管の先端部に連通接続され、周面に開口部を有する内管と、前記内管の外側を通風可能に覆う外管とからなり、前記噴出管の先端部から導出させた空気を前記内管の先端開口から噴出させるとともに、前記開口部から前記内管と前記外管との間を通して前記外管の先端開口から噴出させるものであり、
    前記内管の外周面または前記外管の内周面に前記整流板を設けたことを特徴とするノズル。
  3. 請求項1または2に記載のノズルにおいて、
    前記整流板は、基端側より先端側を前記ノズルの周方向に大きく傾斜させたことを特徴とするノズル。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のノズルにおいて、
    前記整流板は、前記ノズルの周方向に一定角度で連続的に傾斜させたことを特徴とするノズル。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のノズルにおいて、
    前記複数の整流板を前記ノズルの周方向に等間隔に配置したことを特徴とするノズル。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のノズルにおいて、
    前記複数の整流板の数を3〜8としたことを特徴とするノズル。
JP2014127504A 2014-06-20 2014-06-20 ノズル Active JP6437745B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127504A JP6437745B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 ノズル
US14/744,403 US10220396B2 (en) 2014-06-20 2015-06-19 Nozzle pipe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127504A JP6437745B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016008504A JP2016008504A (ja) 2016-01-18
JP6437745B2 true JP6437745B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=54868529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014127504A Active JP6437745B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 ノズル

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10220396B2 (ja)
JP (1) JP6437745B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202015103911U1 (de) * 2014-08-01 2015-08-14 Chervon Intellectual Property Limited Bläser
CN108252250B (zh) * 2016-12-28 2021-08-27 南京德朔实业有限公司 吹风机及其风速调节装置
DE102017202258B3 (de) 2017-02-13 2018-07-26 Ford Global Technologies, Llc Düse zum Ausblasen von Druckluft
US20200305360A1 (en) * 2017-09-29 2020-10-01 Husqvarna Ab An Adjustable Nozzle For a Blower
US11185198B2 (en) * 2018-05-02 2021-11-30 Techtronic Cordless Gp Blowers with variable nozzles
US11523569B2 (en) * 2018-11-26 2022-12-13 Black & Decker, Inc. Concentrator attachment for blower air tube
CN109675902A (zh) * 2018-12-25 2019-04-26 欣辰卓锐(苏州)智能装备有限公司 视觉检测装置
CN110141915B (zh) * 2019-05-22 2021-09-07 江苏徐工工程机械研究院有限公司 风送装置及环境清洁设备
US20210370116A1 (en) * 2020-06-01 2021-12-02 University Of Washington Stream-wise vortex fire extinguisher
US11802573B2 (en) * 2020-12-23 2023-10-31 Makita Corporation Blower
US11668311B2 (en) * 2021-11-05 2023-06-06 Techtronic Cordless Gp Blowers with variable nozzles

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US550336A (en) * 1895-11-26 Hose-nozzle
US2122211A (en) * 1937-10-11 1938-06-28 Jr John Mills Exhaust nozzle
US3486700A (en) * 1967-12-14 1969-12-30 L N B Co Nozzle
JPS5335170Y2 (ja) 1974-09-19 1978-08-29
JPS6016422B2 (ja) 1976-07-05 1985-04-25 広栄化学工業株式会社 メチロ−ル化アルキルピリジン類反応液の処理方法
JPS5511961Y2 (ja) * 1976-08-30 1980-03-14
JPH0615747A (ja) 1991-07-31 1994-01-25 Asahi Chem Ind Co Ltd 合成樹脂板への保護膜貼り付け方法
JP2521503Y2 (ja) * 1992-06-11 1996-12-25 富士ロビン株式会社 動力噴霧機
JPH0735098A (ja) * 1993-07-16 1995-02-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 送風装置
US6158082A (en) * 1998-03-10 2000-12-12 The Toro Company Portable blower with blower tube noise reduction
JP3672828B2 (ja) * 2001-02-06 2005-07-20 株式会社丸山製作所 空気吐出型清掃機の送風管
JP4830836B2 (ja) * 2006-12-18 2011-12-07 株式会社Ihi ジェット噴流排気ノズル及びジェットエンジン
JP5286689B2 (ja) 2007-04-17 2013-09-11 日本電産株式会社 冷却ファンユニット
EP2160954A1 (en) 2008-09-08 2010-03-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hair dryer, an attachment for a hair dryer, and a hair dryer provided with such an attachment
JP5572060B2 (ja) * 2010-10-22 2014-08-13 株式会社やまびこ 送風作業機
JP5975732B2 (ja) 2012-05-23 2016-08-23 株式会社マキタ 背負式作業機
JP6065532B2 (ja) * 2012-11-13 2017-01-25 日立工機株式会社 ブロワの送風管
US9656282B2 (en) * 2013-04-26 2017-05-23 Fiskars Oyj Abp Fluid flow nozzle

Also Published As

Publication number Publication date
US10220396B2 (en) 2019-03-05
US20150366424A1 (en) 2015-12-24
JP2016008504A (ja) 2016-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6437745B2 (ja) ノズル
JP5778227B2 (ja) 送風機組立体
CN202612218U (zh) 风扇组件
US10492585B2 (en) Hair dryer
KR102031600B1 (ko) 노즐
EP2869726B1 (en) Hairdryer with an attachment
JP5958893B2 (ja) ヘアードライヤ用のマルチノズル
GB2486749A (en) A fan assembly comprising an adjustable surface for control of air flow
JP2012523253A (ja) ウォータージェット手術器具
JP6065532B2 (ja) ブロワの送風管
JP2009504366A (ja) 着色液を噴霧するための装置
ES2924647T3 (es) Dispositivo de pulverización por ventilador
JP2021530643A (ja) ファン組立体用ノズル
JP2013091023A (ja) ミストブロワ
GB2575064A (en) A nozzle for a fan assembly
JP2011502728A5 (ja)
JP2006314787A (ja) 軸方向及び半径方向の流れを持つヘアドライヤー
JP2021529908A (ja) ファン組立体用ノズル
CN108348797A (zh) 消防喷嘴
JP3158301U (ja) 平吹きノズル
JP3197968U (ja) ノズル装置
KR20160147605A (ko) 소방 노즐
JP2012140737A5 (ja)
JP2010240388A (ja) ヘアドライヤーノズル
WO2016155836A1 (en) Water outlet device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171109

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180221

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180409

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6437745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250