JP6436566B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子に関するものである。
例えば特許文献1には、収納する際に上下方向に積み重ねられる椅子に対して、テーブルユニットが取り付けられた構成が開示されている。この椅子は、上下に積み重ねることを可能とするために、脚体の側方に対してテーブル支持杆を設け、このテーブル支持杆に対してテーブル天板が回動可能に取り付けられている。このような椅子によれば、テーブルユニットを取り外すことなく収納時には積み重ねることによってコンパクトに収容が可能となり、また使用時にはテーブル天板を使用してメモへの書き込み等が可能となる。
特許第2738907号公報
しかしながら、特許文献1に示す椅子においては、テーブル支持杆が脚体及び背凭れに固定されているものの、脚体から大きく側方に張り出している。このため、テーブル支持杆が、脚体及び背凭れによって片持ち支持されている状態となる。このようなテーブル支持杆に支持されたテーブル天板において書き物を行おうとすると、着座者の手の重量や筆圧等によってテーブル支持杆が撓み、テーブル天板が不安定となる場合がある。なお、このような問題は、上下に積み重ねることが可能な椅子に限られたものではなく、脚体に対して接続されるテーブルユニットを有する椅子の全般に生じるものである。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、テーブルユニットが脚体に接続された椅子において、書き物等の際にもテーブル天板を安定させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、左右一対の脚体と、当該脚体に支持される座と、上記脚体に接続されるテーブルユニットとを備える椅子であって、上記テーブルユニットが、上記一方の脚体の下部から当該脚体の前方に向けて張り出す張出部と、上記張出部に設けられると共に床に対して接地する接地部と、上記張出部に固定されると共に上記座の上部まで延設されるテーブル支持部と、上記テーブル支持部によって上記座の上方にて支持されるテーブル天板とを備えるという構成を採用する。
本発明においては、テーブルユニットの張出部に対して、床と接地する接地部が設けられている。このような本発明によれば、着座者がテーブル天板において手を載置したり書き物を行ったりするときに、テーブル天板に作用する荷重が接地部を通じて床に伝達される。このため、テーブル天板を安定させることができる。
さらに、本発明においては、上記接地部が、脚体から前方に張り出した張出部に設けられている。よって、張出部を設けない場合と比較して床との接地箇所を前方に配置することができる。通常、テーブル天板で書き物等を行う場合には、上方から見て作業者の手が脚体よりも前方に位置することになるため、テーブル天板の前方に荷重が作用する。このとき、テーブル天板が脚体より前方の接地部によって支持されれば接地点がテーブル天板の前方に近づきテーブル天板は安定する。本発明では、脚体よりも前方に張り出した張出部に接地部が設けられているため、テーブル天板をより安定させることが可能となる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記張出部が、上記接地部が設けられると共に、上記接地部の設置位置を最下方として左右方向に延設される第1湾曲部と、上記第1湾曲部に対して屈曲することなく連続的に接続されると共に上記第1湾曲部と上記脚体とを接続する第2湾曲部とを備えるという構成を採用する。
このような本発明によれば、張出部が、第1湾曲部と第2湾曲部とから構成されている。このため、張出部において屈曲する部位を減少あるいは無くすことができ、張出部の一部に局所的に大きな応力が作用することを防止することができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記第1湾曲部が、椅子正面側から見て、上記テーブルユニットが接続される上記脚体よりも椅子内側に膨出されているという構成を採用する。
このような本発明によれば、椅子正面側から見た第1湾曲部の水平方向の幅を大きく確保することができ、第1湾曲部の曲率半径を大きく取ることが可能となる。このため、第1湾曲部のカーブが緩やかとなり、第1湾曲部に対して局所的に大きな応力が作用することをより防止することができる。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記テーブル支持部が、上記テーブル天板を支持するテーブル支持杆と、上記テーブル支持杆に設けられると共に上記テーブル天板を回動可能とするヒンジと、端部が上記テーブル支持杆に接続されかつ途中部位が上記テーブル支持杆に沿って設けられると共に、天板面が水平となる水平姿勢の上記テーブル天板を下方から支持する受フレームとを備えるという構成を採用する。
このような本発明によれば、テーブル天板が水平姿勢である場合に、テーブル支持杆と受フレームの途中部位との左右方向に離間して配置される2つの箇所によって支持されることになる。したがって、テーブル天板をより安定させることが可能となる。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記脚体が、椅子正面側から見て、上記座よりも椅子外側に設けられる後脚及び当該後脚よりも椅子内側に設けられる前脚を有し、上記テーブルユニットが、椅子正面側から見て、上記脚体よりも椅子外側に設けられ、前後方向に向く軸芯を中心として上記テーブル天板が回動可能とされており、上方に他の椅子を積み重ね可能とされているという構成を採用する。
このような本発明によれば、テーブル天板を回動させて立ち上げると、脚体が座よりも椅子外側に設けられる後脚及び当該後脚よりも椅子内側に設けられる前脚を有し、さらにテーブルユニットが脚体よりも椅子外側に設けられているため、複数の椅子を上下に積み重ねることが可能となる。したがって、本発明の椅子によれば、複数の椅子を積み重ねることによってコンパクトに収容することが可能となる。
本発明によれば、テーブルユニットが脚体に接続された椅子において、書き物等の際にもテーブル天板を安定させることが可能となり、作業者がテーブル天板をより快適に使用することが可能となる。
本発明の一実施形態における椅子の構成を示す斜視図であり、(a)がテーブル天板を水平姿勢とした状態を示し、(b)がテーブル天板を起立姿勢とした状態を示す。 本発明の一実施形態における椅子の正面図である。 本発明の一実施形態における椅子の下面図である。 本発明の一実施形態における椅子が備える張出部を含む図2の拡大図である。 本発明の一実施形態における椅子が積み重ねられた状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る椅子の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。また、以下の説明における前後上下左右の方向は、着座者から見た方向を示している。
図1は、本実施形態の椅子1の構成を示す斜視図であり、(a)がテーブル天板5eを水平姿勢とした状態を示し、(b)がテーブル天板5eを起立姿勢とした状態を示している。また、図2は、本実施形態の椅子1の正面図である。また、図3は、本実施形態の椅子1の下面図である。これらの図に示すように、本実施形態の椅子1は、支持構造体2と、座3と、背凭れ4と、テーブルユニット5とを備えている。
支持構造体2は、左右一対の脚体2aと、前側連結杆2b(図3参照)と、後側連結杆2c(図3参照)とを備えている。脚体2aは、1本の金属製のパイプ材が側方視において略台形に成型されることによって形成されている。図1に示すように、このような脚体2aは、座3の下面側に前後方向に延在する上側杆2a1(図3参照)と、前方において略鉛直方向に立設される前脚2a2と、上側杆2a1の下方において前後に延設する共に床に接地される接地杆2a3と、前脚2a2の後方において立設される後脚2a4と、接地杆2a3に嵌合されるキャップ2a5とを備えている。脚体2aは、これらの上側杆2a1、前脚2a2、接地杆2a3及び後脚2a4が、この順に一体的に連結した形状を有している。
本実施形態の椅子1は、2つの脚体2aを有しているため、前脚2a2及び後脚2a4も2つずつ設けられている。これらの前脚2a2は、図2に示すように、座3の真下に鉛直に延設されている。また後脚2a4は、図2に示すように、前脚2a2よりも外側に配置され、座3から僅かに側方に離間した位置に鉛直に延設されている。すなわち、本実施形態の椅子1は、正面側から見て、座3よりも外側に設けられる後脚2a4及び当該後脚2a4よりも内側に設けられる前脚2a2を有している。
前側連結杆2bは、2つ脚体2aの上側杆2a1と前脚2a2との連結箇所同士を連結しており、水平に左右方向に延設されている。後側連結杆2cは、前側連結杆2bと略同一の高さにおいて、2つ脚体2aの後脚2a4同士を連結しており、水平に左右方向に延設されている。これらの前側連結杆2bと、後側連結杆2cと、2つの上側杆2a1とによって座3が下方から支持されている。
座3は、上述のように、前側連結杆2bと、後側連結杆2cと、2つの上側杆2a1とによって下方から支持され、座面が略水平となるように姿勢設定されている。このような座3は、前側連結杆2bと、後側連結杆2cと、2つの上側杆2a1とに固定される枠部3aと、当該枠部3aに囲まれる領域に設けられる可撓性を有すると共に主として着座者を下方から支えるメッシュ部3bとを備えている。
背凭れ4は、2つの後脚2a4の上端部に固定されることにより支持され、支持面が略前方を向くように姿勢設定されている。このような背凭れ4は、後脚2a4に固定される枠部4aと、当該枠部4aに囲まれる領域に設けられる可撓性を有すると共に主として着座者を背後から支えるメッシュ部4bとを備えている。
テーブルユニット5は、2つの脚体2aのうち右側の脚体2aに対して接続されており、接続される右側の脚体2aよりさらに椅子1の外側に設けられている。このようなテーブルユニット5は、張出部5aと、接地部5bと、テーブル支持杆5c(テーブル支持部)と、ヒンジ5dと、テーブル天板5eと、受フレーム5fとを備えている。
張出部5aは、右側の脚体2aの前脚2a2の下部(すなわち、右側の脚体2aの下部)から脚体2aの前方に張り出して設けられている。図4は、張出部5aを含む図2の拡大図である。この図に示すように、張出部5aは、第1湾曲部5a1と、第2湾曲部5a2とによって構成されている。第1湾曲部5a1は、接地部5bが設けられる部位であり、一端5a11側が第2湾曲部5a2と一体的に接続され、他端5a12側がテーブル支持杆5cの後述する前側起立部5c1の下端と一体的に接続されている。この第1湾曲部5a1は、図4に示すように、前脚2a2から右側(すなわち椅子1の外側)に向けて延設されている。また、この第1湾曲部5a1は、第2湾曲部5a2と接続される一端5a11側が第2湾曲部5a2に向けて椅子1の後方に湾曲され(図3参照)、前側起立部5c1に接続される他端5a12側が前側起立部5c1に向けて上方に湾曲され(図4参照)、接地部5bが設けられる中央部5a13が最も下方(最下方)にて左右方向に直線状に設けられている。すなわち、第1湾曲部5a1は、接地部5bが設けられると共に、接地部5bの設置位置を最下方として左右方向に湾曲して延設されている。また、第1湾曲部5a1は、図4に示すように、椅子1の正面側から見て、テーブルユニット5が接続される脚体2aよりも椅子1の内側に膨出されてから外側に戻って第2湾曲部5a2と接続されている。第2湾曲部5a2は、第1湾曲部5a1に対して屈曲することなく連続的に接続されると共に第1湾曲部5a1と脚体2aの前脚2a2とを接続している。
接地部5bは、張出部5aの中央部5a13に設けられており、脚体2aが床に接地されたときに、同様に下端が床に接地されるように、中央部5a13から下方に突出して設けられている。このような接地部5bは、例えば樹脂によって形成されており、不図示のボルト等によって中央部5a13に下方から締結されている。
テーブル支持杆5cは、下端が張出部5aの第1湾曲部5a1と接続されると共に略鉛直方向に延設される前側起立部5c1と、前側起立部5c1の上端と一体的に接続されると共に水平かつ後方に延設される前後杆5c2と、前後杆5c2の後端と一体的に接続されると共に下方に延設されて後側連結杆2cと接続される後側起立部5c3とを備えている。
前後杆5c2は、前方寄りに屈曲部5c4を有しており、屈曲部5c4よりも前方が前側起立部5c1から後方に向かうに連れて斜め外側に延設される前側傾斜部5c5とされ、屈曲部5c4よりも後方が屈曲部5c4よりも後方に向かうに連れて椅子1の斜め内側に延設される後側傾斜部5c6とされている。なお、図3に示すように、屈曲部5c4は、下方から見て脚体2aを避けるようにキャップ2a5の側方に設けられている。これによって、複数の椅子1を上下方向に重ねたときに、キャップ2a5と前後杆5c2とが干渉することを防止できる。なお、屈曲部5c4を設けずに、前後杆5c2を前側傾斜部5c5及び後側傾斜部5c6のいずれかと同一に傾斜された直線状とすることもできるが、このような場合には、前後杆5c2が側方に大きく張り出して椅子が大型化すると共にテーブル支持杆5cの強度が低下する。このため、上記屈曲部5c4を設ける構成を採用することが好ましい。
ヒンジ5dは、前後杆5c2の後側傾斜部5c6に対して設けられており、テーブル天板5eを略前後方向を向く軸芯を中心として回動可能に支持する。テーブル天板5eは、天板面5e1によって着座者が書き物等の作業を行う部位であり、テーブル支持杆5cによって座3の上方に支持されている。このテーブル天板5eは、ヒンジ5dによって、天板面5e1を上方に向けた水平姿勢(図1(a)に示す姿勢)と、天板面5e1を側方に向けた起立姿勢(図1(b)に示す姿勢)との間で姿勢変更可能とされている。また、テーブル天板5eは、図3に示すように、前端5e2が脚体2aの前脚2a2よりも前方となる長さを有している。また、テーブル天板5eの幅は、テーブル天板5eが水平姿勢であるときに、着座者の腹部前方まで至るように設定されている。
受フレーム5fは、端部がテーブル支持杆5cに接続されかつ途中部位がテーブル支持杆5cの前後杆5c2と略平行に設けられると共に、水平姿勢のテーブル天板5eを下方から支持する。このような受フレーム5fは、途中部位が前後杆5c2と同一の高さに設定されており、水平姿勢のテーブル天板5eを下方から前後杆5c2と共に支持する。
なお、本実施形態の椅子1においては、上述のテーブル支持杆5cと、ヒンジ5dと、受フレーム5fとによって、テーブル天板5eを回動可能に支持している。すなわち、本実施形態においては、本発明のテーブル支持部が、テーブル支持杆5cと、ヒンジ5dと、受フレーム5fとによって構成されている。
このように構成された本実施形態の椅子1は、座3の左右方向の幅よりも離間して配置される2つの後脚2a4を、先に載置された椅子1の背凭れ4の手前に座3を挟むように上方から載置することによって、図5に示すように先に載置された椅子1の上に積み重ねることができる。このとき、後から載置される椅子1の脚体2aと先に載置された椅子1のテーブル天板5eとが干渉しないように、テーブル天板5eは起立姿勢とされる。
以上のような本実施形態の椅子1においては、左右一対の脚体2aと、これらの脚体2aに支持される座3と、脚体2aに接続されるテーブルユニット5とを備える椅子1であって、テーブルユニット5が、右側の脚体2aの下部からこの脚体2aの前方に向けて張り出す張出部5aと、張出部5aに設けられると共に床に対して接地する接地部5bと、張出部5aに固定されると共に座3の上部まで延設されるテーブル支持杆5cと、テーブル支持杆5cによって座3の上方にて支持されるテーブル天板5eとを備えている。
このような本実施形態の椅子1においては、テーブルユニット5の張出部5aに対して、床と接地する接地部5bが設けられている。このようなこのような本実施形態の椅子1によれば、着座者がテーブル天板5eにおいて手を載置したり書き物を行ったりするときに、テーブル天板5eに作用する荷重が接地部5bを通じて床に伝達される。このため、テーブル天板5eを安定させることができる。
さらに、本実施形態の椅子1においては、上記接地部5bが、脚体2aから前方に張り出した張出部5aに設けられている。よって、張出部5aを設けない場合と比較して床との接地箇所を前方に配置することができる。このため、大きな荷重が作用するテーブル天板5eの前端5e2側に接地部5bが近づきテーブル天板5eが安定する。このような本実施形態の椅子1では、脚体2aよりも前方に張り出した張出部5aに接地部5bが設けられているため、テーブル天板5eをより安定させることが可能となる。
また、本実施形態の椅子1においては、張出部5aが、接地部5bが設けられると共に、接地部5bの設置位置を最下方として左右方向に延設される第1湾曲部5a1と、第1湾曲部5a1に対して屈曲することなく連続的に接続されると共に第1湾曲部5a1と脚体2aとを接続する第2湾曲部5a2とを備えている。このため、張出部5aにおいて屈曲する部位を減少あるいは無くすことができ、張出部5aの一部に局所的に大きな応力が作用することを防止することができる。
また、本実施形態の椅子1においては、第1湾曲部5a1が、椅子1の正面側から見て、テーブルユニット5が接続される脚体2aよりも椅子1の内側に膨出されている。このため、椅子1の正面側から見た第1湾曲部5a1の水平方向の幅を大きく確保することができ、第1湾曲部5a1における湾曲領域の曲率半径を大きく取ることが可能となる。このため、第1湾曲部5a1のカーブが緩やかとなり、第1湾曲部5a1に対して局所的に大きな応力が作用することをより防止することができる。
また、本実施形態の椅子1においては、テーブル天板5eを支持するテーブル支持杆5cと、テーブル支持杆5cに設けられると共にテーブル天板5eを回動可能とするヒンジ5dと、端部がテーブル支持杆5cに接続されかつ途中部位がテーブル支持杆5cに沿って前後方向に延設されると共に、天板面5e1が水平となる水平姿勢のテーブル天板5eを下方から支持する受フレーム5fを備えている。このため、テーブル天板5eが水平姿勢である場合に、テーブル支持杆5cと受フレーム5fの途中部位との左右方向に離間して配置される2つの箇所によって支持されることになる。したがって、テーブル天板5eをより安定させることが可能となる。
また、本実施形態の椅子1においては、脚体2aが、椅子1の正面側から見て、座3よりも椅子1の外側に設けられる一対の後脚2a4及びこれらの後脚2a4よりも椅子1の内側に設けられる一対の前脚2a2を有し、テーブルユニット5が、椅子1の正面側から見て、脚体2aよりも椅子1の外側に設けられ、前後方向に向く軸芯を中心としてテーブル天板5eが回動可能とされており、上方に他の椅子1を積み重ね可能とされている。このため、本実施形態の椅子1によれば、複数の椅子1を積み重ねることによってコンパクトに収容することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、椅子1が上下方向に複数積み重ねることが可能な構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上下方向に積み重ねることがない椅子に適用することも可能である。このような場合であっても、テーブルユニットが接地部を備えることによってテーブル天板を安定して支持することが可能となる。
また、上記実施形態においては、右利きの利用者を考慮して、テーブルユニット5が椅子1の右側に設けられた構成について説明した。しかしながら、左利きの利用者のために、テーブルユニット5を椅子1の左側に設ける構成を採用することも可能である。このような場合には、テーブルユニット5は、上記実施形態と左右対称な構成となる。
また、テーブル支持杆5cがテーブル天板5eの前縁5e2の近傍を支持する構成を採用することも可能である。例えば、前側起立部5c1を上端が下端よりも前方に位置するように傾斜させることでテーブル支持杆5cを前傾させ、この前傾されたテーブル支持杆5cによってテーブル天板5eの前縁5e2の近傍を支持するようにしても良い。このような場合には、大きな荷重の作用しやすいテーブル天板5eの前縁5e2側がテーブル支持杆5cによって支持されるため、よりテーブル天板5eを安定して支持することが可能となる。
1……椅子、2a……脚体、2a2……前脚、2a4……後脚、3……座、4……背凭れ、5……テーブルユニット、5a……張出部、5a1……第1湾曲部、5a2……第2湾曲部、5b……接地部、5c……テーブル支持杆、5d……ヒンジ、5e……テーブル天板、5f……受フレーム

Claims (4)

  1. 左右一対の脚体と、当該脚体に支持される座と、前記脚体に接続されるテーブルユニットとを備える椅子であって、
    前記テーブルユニットは、
    前記一方の脚体の下部から当該脚体の前方に向けて張り出す張出部と、
    前記張出部に設けられると共に床に対して接地する接地部と、
    前記張出部に固定されると共に前記座の上部まで延設されるテーブル支持部と、
    前記テーブル支持部によって前記座の上方にて支持されるテーブル天板と
    を備え
    前記張出部は、
    前記接地部が設けられると共に、前記接地部の設置位置を最下方として左右方向に延設される第1湾曲部と、
    前記第1湾曲部に対して屈曲することなく連続的に接続されると共に前記第1湾曲部と前記脚体とを接続する第2湾曲部と
    を備える
    ことを特徴とする椅子。
  2. 前記第1湾曲部は、椅子正面側から見て、前記テーブルユニットが接続される前記脚体よりも椅子内側に膨出されていることを特徴とする請求項記載の椅子。
  3. 前記テーブル支持部は、
    前記テーブル天板を支持するテーブル支持杆と、
    前記テーブル支持杆に設けられると共に前記テーブル天板を回動可能とするヒンジと、 端部が前記テーブル支持杆に接続されかつ途中部位が前記テーブル支持杆に沿って設けられると共に、天板面が水平となる水平姿勢の前記テーブル天板を下方から支持する受フレームと
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の椅子。
  4. 左右一対の脚体と、当該脚体に支持される座と、前記脚体に接続されるテーブルユニットとを備える椅子であって、
    前記テーブルユニットは、
    前記一方の脚体の下部から当該脚体の前方に向けて張り出す張出部と、
    前記張出部に設けられると共に床に対して接地する接地部と、
    前記張出部に固定されると共に前記座の上部まで延設されるテーブル支持部と、
    前記テーブル支持部によって前記座の上方にて支持されるテーブル天板と
    を備え
    前記脚体が、椅子正面側から見て、前記座よりも椅子外側に設けられる後脚及び当該後脚よりも椅子内側に設けられる前脚を有し、
    前記テーブルユニットが、椅子正面側から見て、前記脚体よりも椅子外側に設けられ、前後方向に向く軸芯を中心として前記テーブル天板が回動可能とされており、
    上方に他の椅子を積み重ね可能とされている
    ことを特徴とする椅子。
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