JP6436159B2 - ガラスアンテナ及びアンテナを備える窓ガラス - Google Patents

ガラスアンテナ及びアンテナを備える窓ガラス Download PDF

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Description

本発明は、ガラスアンテナ及びアンテナを備える窓ガラスに関し、より具体的には、自動車用ガラスアンテナ及び自動車用ガラスアンテナを備える自動車用窓ガラスに関する。
従来、AM及びFM(以後、「AM/FM」とも言う)用のガラスアンテナは、AM帯の受信利得がガラスアンテナのアンテナ導体が占める面積に比例する傾向があるため、AM帯の受信利得を確保するために、ある程度の長さ及び面積を必要とし、周波数の異なるFM帯の受信利得が低下する場合もある。そこで、周波数の異なるFM帯の受信利得の低下を抑え、AM/FM帯の双方で一定の受信利得を満足するAM/FM用のガラスアンテナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、AM(Amplitude Modulation)は振幅変調、FM(Frequency Modulation)は周波数変調を指す。
特開2010−136079号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、AM/FM帯の受信利得をそれぞれ独立して調整することができないため、AM/FM帯のように、帯域の異なる2つの放送波でそれぞれ高い受信利得を有するようにガラスアンテナを設計することは難しい。
また、ガラスアンテナを例えば車両のフロントガラスに設置する場合、リアガラスやサイドガラスに設置する場合と比べて、運転席からの視界の妨げとならないよう配慮する必要があるため、目立たない形状にすることが望まれる。そのため、ガラスアンテナの設置領域が限られてしまい、受信利得の高いアンテナを設計することは難しい。
そこで本発明では、AM/FM帯の受信利得を独立して調整でき、それぞれ高い受信利得を有するガラスアンテナ及びアンテナを備える窓ガラスを提供することを1つの目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一実施形態は、窓ガラスに設けられた給電部と、前記給電部に接続されたアンテナ導体とを備えた自動車用ガラスアンテナにおいて、
前記アンテナ導体は、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とはコイルを介して接続され、
前記第1のアンテナ素子は、第1の水平エレメントと分岐エレメントとを備え、
前記第1の水平エレメントは、一端が前記給電部に接続され、他端が前記コイルに接続され、前記窓ガラスの周縁に沿って延伸し、
前記分岐エレメントは、前記第1の水平エレメント上の分岐点より分岐して設けられ、
前記第2のアンテナ素子は、一端が前記コイルに接続され、前記窓ガラスの周縁に沿って延伸する第2の水平エレメントを備え
所定の第1の周波数帯と前記第1の周波数帯より周波数が高い所定の第2の周波数帯とがあり、前記第2の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλ 02 で表し、前記窓ガラスの波長短縮率をkで表し、前記窓ガラス上での波長をλ =λ 02 ・kで表すと、
前記分岐点から前記コイルまでのエレメント長は、0.25λ 以下または0.35λ 以上0.6λ 以下である自動車用ガラスアンテナを提供する。
上記の目的を達成するため、本発明の一実施形態は、上記の如き自動車用ガラスアンテナを備える自動車用窓ガラスを提供する。
本発明によれば、AM/FM帯の受信利得を独立して調整でき、それぞれ高い受信利得を有するガラスアンテナ及びアンテナを備える窓ガラスを提供できる。
本発明の第1実施形態である自動車用ガラスアンテナの構成図である。 本発明の第2実施形態である自動車用ガラスアンテナの構成図である。 本発明の第3実施形態である自動車用ガラスアンテナの構成図である。 給電部から第2の水平エレメントの先端までのエレメント長とAM帯の受信利得の関係の一例を示す図である。 アンテナ導体とボディフランジとの距離とAM受信利得が20dBμV得られるエレメント長との関係の一例を示す図である。 コイルのインダクタンスがFM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。 コイルのインダクタンスがAM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。 コイルの設置位置がFM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。 第1実施形態におけるAM帯の受信利得の一例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。なお、本発明を実施するための形態を説明するための図面において、方向について特に記載のない場合には図面上での方向をいうものとし、各図面の基準の方向は、記号、数字の方向に対応する。また、平行、直角などの方向は、本発明の効果を損なわない程度のズレを許容するものである。また、本発明が適用可能な窓ガラスとして、例えば、自動車などの車両の前部に取り付けられるフロントガラス、車両の後部に取り付けられるリアガラス、車両のサイド部に取り付けられるサイドガラス、車両の天井部に取り付けられるルーフガラスなどの車両用窓ガラスが挙げられるが、これらのガラスに限定されるものではない。
図1は、本発明の第1実施形態である自動車用ガラスアンテナの概要図である。図1に示す、車両用ガラスアンテナの一例である自動車用ガラスアンテナは、窓ガラス101に設けられた給電部103と、給電部103から延伸したアンテナ導体とを有する。
給電部103は、アンプ等の不図示の信号処理回路に不図示の所定の導電性部材を介してアンテナ導体を電気的に接続するための部位である。導電性部材として、例えば、AV(A:low-voltage wires for Automobiles, V:Vinyl)線や同軸ケーブルなどの給電線が用いられる。同軸ケーブルを用いる場合には、同軸ケーブルの内部導体を給電部103に電気的に接続し、同軸ケーブルの外部導体を車体にアース接続してもよい。また、アンプ等の信号処理回路を給電部103に電気的に接続するためのコネクタを、給電部103に実装する構成を採用してもよい。このようなコネクタによって、AV線や同軸ケーブルの内部導体を容易に給電部103に取り付けることができる。また、給電部103に突起状の導電性部材を設置し、窓ガラス101が取り付けられるボディフランジに設けられた接続部にその突起状の導電性部材が接触、嵌合するような構成としてもよい。
アンテナ導体は、第1のアンテナ素子110と第2のアンテナ素子120とを有し、第1のアンテナ素子110と第2のアンテナ素子120はコイル105を介して接続されている。
第1のアンテナ素子110は、第1の水平エレメント111と分岐エレメント113とを備える。
第1の水平エレメント111は、一端が給電部103に接続され、他端がコイル105に接続され、窓ガラス101の周縁に沿って延設されている。
ここで、図1で示す二点鎖線は、窓ガラス101が自動車の車体開口部に設置された場合に、車体開口部を形成するボディフランジの端部107を示しており、窓ガラス101は、ボディフランジに接着剤を介して固定される。したがって、ボディフランジの端部107より面外側の領域は、窓ガラス101とボディフランジとが重なる領域である。第1の水平エレメント111は、ボディフランジの端部107から例えば15mm以上離して設けられることが好ましい。
また、窓ガラス101の周縁から所定の幅の領域にかけて、窓ガラス101とボディフランジとの接合部分を隠すために、図1で示す二点鎖線よりも面内側の領域に黒色遮蔽膜が設けられている。図1で示す破線は、黒色遮蔽膜の端部109を示す。黒色遮蔽膜は接着剤の劣化や見栄えを改善する役割がある。給電部103及びアンテナ導体は、この黒色遮蔽膜が設けられた領域に形成することが、車外からの見栄えを良くする点で好ましい。
ところで、第1の水平エレメント111上には、分岐エレメント113の延伸の起点となる分岐点115が設けられている。第1の水平エレメント111のうち、給電部103から分岐点115までのエレメント長aは、所定の第1の周波数帯と第1の周波数帯より帯域が高い所定の第2の周波数帯とがあり、第2の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλ02で表し、窓ガラス101の波長短縮率をkで表し、窓ガラス101上での波長をλ=λ02・kで表すと、(3/16)・λ以下であることが好ましく、より好ましくは(1/8)・λ以下であり、さらに好ましくは(1/16)・λ以下である。
特に、本実施形態における自動車用ガラスアンテナが、第1の放送周波数帯をAM放送(520kHz〜1700kHz)とし、第2の放送周波数帯をFM放送(88MHz〜108MHz)として、これらの周波数帯を受信するためのものである場合、FM放送波の中心周波数は98HMzである。電波の速さを3.0×10m/sとし、波長短縮率kを0.64とすると、第1の水平エレメント111のうち、給電部103から分岐点115までのエレメント長aは、370mm以下であることが好ましい。
エレメント長aがこのような0より大きく370mm以下の範囲であれば、給電部103を窓ガラスの上側角部に設けた際に幅広い車種で後述する凸部(または、オーバーハンギング部)108の近傍に分岐点115を設けることができる。また、特に給電部103から分岐点115までのエレメント長aが245mm以下であれば、コイル105を設ける位置に関わらず、充分なFM帯の受信利得を得ることができるため好ましい。給電部103から分岐点115までのエレメント長aは、より好ましくは122mm以下であり、さらに好ましくは50mm以下である。
また、第1の水平エレメント111のうち分岐点115からコイル105までのエレメント長bは、0.25λ以下または0.35λ以上0.6λ以下であることが好ましい。特に、第2の放送周波数帯をFM放送とした場合、第1の水平エレメント111のうち分岐点115からコイル105までのエレメント長bは、490mm以下あるいは685mm以上1176mm以下に調整することが好ましい。分岐点115からコイル105までのエレメント長bをこのような範囲にすることで、高いFM帯の受信利得を得ることができる。
なお、第1の水平エレメント111は本実施形態の接続形態に限定されず、例えば給電部103より窓ガラス101の垂直方向等に延伸する付設エレメントを介して給電部103と接続されていてもよい。
分岐エレメント113は、第1の水平エレメント111上に存在する分岐点115より、黒色遮蔽膜の窓ガラス101上辺に沿った領域に設けられた面内方向に台形状に突出した凸部108の周縁に沿って、延伸されている。具体的には、分岐エレメント113は、分岐点115より、凸部108の側辺に沿って窓ガラス101の面内方向に延伸する斜めエレメント116と、斜めエレメント116の終端から第1の水平エレメント111と平行に並走する第3の水平エレメント117から構成されている。このような分岐エレメント113を設けることで、FM帯の高い受信利得を得ることができ、さらに黒色遮蔽膜の端部109よりも面内側に分岐エレメント113を配置する場合でも、アンテナ導体を介した窓ガラス101からの視認性が低く、運転手の視界の妨げとなることを防止できる。
本実施形態では、分岐エレメント113は分岐点115から見て第1の水平エレメント111よりも面内側に設けられているが、分岐エレメント113の配置はこれに限定されない。第1の水平エレメント111と及びボディフランジの端部107との間の距離が十分大きければ、分岐エレメント113は分岐点115より第1の水平エレメント111よりも面外側に設けられていてもよい。
なお、分岐エレメント113の形状は、本実施形態の形状に限定されない。給電部103から、分岐エレメント113の分岐点115とは反対側の端部(以後、「分岐エレメント113の先端」とも言う)までのエレメント長(a+d)が、FM帯の電波の受信に充分な長さを有していれば、分岐エレメント113はいかなる形状であってもよい。
例えば、黒色遮蔽膜及び凸部108が窓ガラス101に設けられていない場合、分岐エレメント113は、運転手の視界の妨げとならないように、第3の水平エレメント117と第1の水平エレメント111及び第2の水平エレメント121との間隔eを小さくして、第1の水平エレメント111及び第2の水平エレメント121と並走させることが好ましい。
第3の水平エレメント117と第1の水平エレメント111及び第2の水平エレメント111との間隔eは、15mm以上であると高いFM帯の受信利得が得られ、好ましい。
また、本実施形態のように、黒色遮蔽膜が窓ガラス101に設けられている場合には、分岐エレメント113は、黒色遮蔽膜の端部109及び凸部108に沿って設けることで、運転手の視界の妨げとならないようにしてもよい。特に、分岐エレメント113を凸部108に沿うように配置することで、第3の水平エレメント117と第1の水平エレメント111及び第2の水平エレメント121との間隔eを広げても、運転手の視界の妨げとなりにくいため、好ましい。凸部108の形状によっては、分岐エレメント113は円弧状等であってもよい。
また、黒色遮蔽膜の端部109は、黒色遮蔽膜が一様に施されていてもよく、複数のドットで形成されていてもよい。
ところで、給電部103から分岐点115を介して分岐エレメント113の先端までのエレメント長(a+d)が、(1/8)・λ以上(3/8)・λ以下であることが好ましい。特に、第2の放送周波数帯をFM放送とした場合、エレメント長(a+d)は、244mm以上735mm以下とすることが望好ましい。このようにエレメント長(a+d)を調整することで、大きなFM帯の受信利得を得ることができる。
第2のアンテナ素子120は、一端がコイル105に接続され、窓ガラス101の周縁に沿って延設される第2の水平エレメント121を備える。
第2の水平エレメント121は、第1の水平エレメント111と同様に、ボディフランジの端部107から15mm以上離して設けられることが好ましい。
第2の水平エレメント121は、コイル105とは反対側の端部(以後、「第2の水平エレメント121の先端」とも言う)で折り返して並走する折返し部を有してもよい。また、第2の水平エレメント121は、ボディフランジの端部107に沿うように折曲させてもよい。
第2の水平エレメント121をこのように折曲させることで、給電部103から第2の水平エレメント121の先端までのエレメント長cを長くすることができ、AM帯の受信利得が増大する。ここで、給電部103から第2の水平エレメント121の先端までのエレメント長cは、コイル105が占めるスペース分の長さも含む。コイル105が占めるスペースは、十分に小さいため無視できるものとする。ただし、コイル105をほどいたときの導線の長さは含めないものとする。
ところで、エレメント長cが100mm以上であれば、AM帯において高い受信利得が得られる。さらに(3/8)・λ以上(6/8)・λ以下であることが好ましく、特に第2の放送周波数帯をFM放送とした場合、734mm以上1470mm以下であることが好ましい。エレメント長cをこのような範囲にすることで、第2のアンテナ素子120ではよりFM帯の電波を受信しにくくなり、第1のアンテナ素子110によるFM帯の電波の受信に影響を与えずに、第1及び第2のアンテナ素子110,120の組み合わせがAM帯の電波を受信をするアンテナとして機能する。また、エレメント長cをこのような範囲にすることで、理想的にはコイルを設けなくともよい場合がある。
コイル105のインダクタンスは、0.75μH以上700μH以下であれば、コイル105のFM帯におけるインピーダンスが高くなるため、第2のアンテナ素子120はFMアンテナとして機能しなくなる。
したがって、コイル105をこのようなインダクタンスに設定することで、コイル105よりも給電部103側に設けられている第1のアンテナ素子110は、FM帯の電波を受信するFMアンテナとして機能し、第1のアンテナ素子110及び第2のアンテナ素子120は、AM帯の電波を受信するAMアンテナとして機能することになる。すなわち、FM帯の受信利得は第1のアンテナ素子110及び分岐エレメント113をチューニングすることで調整でき、AM帯の受信利得は主に第2のアンテナ素子120をチューニングすることで調整できる。
なお、給電部103及びアンテナ導体は、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストを、例えば窓ガラス101の車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、給電部103及びアンテナ導体は、このような形成方法に限定されず、銅等の導電性物質で形成された線状体または箔状体を、窓ガラス101の車内側表面に形成してもよく、窓ガラス101に接着剤等により貼付してもよく、窓ガラス101が合わせガラスの場合、窓ガラス101自体の内部に設けてもよい。
給電部103の形状は、導電性部材またはコネクタの実装面の形状に応じて決めても良い。給電部103の形状は、例えば、正方形、略正方形、長方形、略長方形などの方形状や多角形状が実装上好ましい。なお、給電部103の形状は、円、略円、楕円、略楕円などの円状であってもよい。
また、アンテナ導体を含む導体層を合成樹脂製フィルムの内部またはその合成樹脂製フィルムの表面に設け、導体層付き合成樹脂製フィルムをフロントガラスの車内側表面または車外側表面に形成してガラスアンテナを形成してもよい。さらに、アンテナ導体を有するフレキシブル回路基板をフロントガラスの車内側表面に形成してガラスアンテナを形成してもよい。
(第2実施形態)
図2は第2実施形態に係る構成を示した概略図である。図2において、前述した図1に示した第1実施形態と同様の構成を有する部材については、図1の参照符号と同様の参照符号が使用されており、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2実施形態においては、給電部103に近い位置に分岐点215が設けられている。このように給電部103から分岐点215までのエレメント長aを小さくすることで、コイル105を設ける位置に関わらず、充分なFM帯の受信利得を得ることができるため好ましい。
また本実施形態では、分岐エレメント213は、凸部108に沿わない形状を有する。具体的には、分岐エレメント213は、分岐点215より、凸部108の側辺に沿わずに窓ガラス101の面内方向に延伸する斜めエレメント216と、斜めエレメント216の終端から第1の水平エレメント111と平行に並走する第3の水平エレメント217から構成されている。本実施形態において、斜めエレメント216は、斜め方向だけではなく、垂直方向も含む。この場合、分岐エレメント213は、見栄えを良くする点からは、黒色遮蔽膜の端部109よりも面内側には突出しないことが好ましいが、第3の水平エレメント217と第1の水平エレメント111及び第2の水平エレメント121との間隔eを15mm以上とすることで、高いFM帯の受信利得が得られる。
(第3実施形態)
図3は第3実施形態に係る構成を示した概略図である。図3において、前述した図1に示した第1実施形態と同様の構成を有する部材については、図1の参照符号と同様の参照符号が使用されており、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第3実施形態においては、給電部303は、凸部108の近傍に設けられている。このような構成にすることで、より給電部303に近い位置に分岐点115を設けることができ、かつ、分岐エレメント113を黒色遮蔽膜の凸部108に沿わせることができる。ここで、「凸部108の近傍」とは、本発明の効果または本実施例の効果を逸脱しない範囲を指すが、具体的には、凸部108の側辺の付け根を中心として例えば半径50mm以内の円形領域に設けられることが好ましい。
このように給電部303を凸部108の近傍に設ける場合、第2のアンテナ素子320は、高いAM帯の受信利得を得るために、第2の水平エレメント121をボディフランジの端部107に沿わせるように折曲させる等して、充分なAM帯の受信利得が得られる長さを確保することが好ましい。
ガラスアンテナが設けられた自動車用窓ガラスを自動車に取り付けて、ガラスアンテナの受信電圧及び受信利得を実測した結果について説明する。
AM帯及びFM帯の受信電圧及び受信利得は、ガラスアンテナ付き自動車用窓ガラスを、自動車の窓枠に水平面に対して約25°傾けた状態で組みつけて実測した。給電部にはコネクタが取り付けられていて、給電線を介して、AM帯の測定の場合はスペクトラムアナライザ、FM帯の測定の場合はネットワークアナライザに接続される。
AM帯の受信電圧及び受信利得の測定は、屋外で行われる。まず基準となるアンテナで放送波の電界を測定した後、同地点で測定対象のガラスアンテナで受信した電圧を測定した。測定した値は、基準となるアンテナで測定した電界を元に、60dBμV/mの電界中に測定対象のガラスアンテナを置いたときに受信できる電圧に換算した。
FM帯の受信電圧及び受信利得の測定は、ターンテーブルの中心に、ガラスアンテナ付き自動車用窓ガラスを組みつけた自動車の車両中心をセットして行われる。水平方向から窓ガラスに対して全方向から電波が照射されるように、自動車がセットされたターンテーブルが回転する。FM帯の受信電圧及び受信利得のデータは、FMの周波数範囲(88MHz〜108MHz)において回転角度1°毎に360°回転させて測定した値を平均した。電波の発信位置とアンテナ導体との仰角は略水平方向で測定した。
<実施例1>
(AM放送波を受信対象とするアンテナの特性)
以下の図4及び図5では、給電部103を窓ガラスの上側角部に設け、コイル105及び分岐エレメント113を設けずに、給電部103から横方向に直線的にアンテナ導体を伸ばした構成での測定結果について以下に述べる。
図4は、ボディフランジの端部107とアンテナ導体との距離と、AMの受信利得の関係の一例を示す。図4において、横軸はボディフランジの端部107とアンテナ導体との距離(単位:mm)、縦軸はAMの受信電圧(単位:dBμV)を示す。なお、アンテナ導体の長さは1000mmとした。
図4より明らかなように、アンテナ導体のAM帯の受信能力は、アンテナ導体がボディフランジの端部107と離れるほど増大することが分かる。また、このとき、AM帯で実用上問題ない受信利得を得るためには、受信電圧が20dBμVあることが好ましい。したがって、図4よりボディフランジの端部107とアンテナ導体との距離は、15mm以上離すことが好ましい。
図5は、ボディフランジの端部107とアンテナ導体との距離と20dBμVの受信電圧が得られるアンテナ導体のエレメント長の一例を示す。本実施例を測定した構成のエレメント長とは、横方向に直線的に伸ばしたアンテナ導体の長さであり、すなわち第1、第2及び第3の実施形態のエレメント長cの長さに対応する。図5において、横軸はボディフランジの端部107とアンテナ導体との距離(単位:mm)、縦軸は20dBμVの受信電圧が得られるアンテナ導体の長さ(単位:mm)を示す。
図5より明らかなように、20dBμV以上の受信電圧を得るためには、アンテナ導体がボディフランジの端部107に近いほどアンテナ導体の長さを長くする必要があることが分かる。ボディフランジの端部107から100mm以内の位置にアンテナ導体を設ける場合には、アンテナ導体は約100mm以上の長さがあれば良いことが確認された。
<実施例2>
(コイル105の特性)
図1で示した第1実施形態のガラスアンテナが設けられた自動車用窓ガラスを実際の自動車に取り付けて、ガラスアンテナの受信利得を実測した結果について説明する。
図1で示した第1実施形態において、インダクタンスの異なるコイルを用意し、第2の水平エレメントの途中部にスイッチを設けて、途中部を断線させた場合と、連結させた場合とで得られる受信電圧を、コイル毎に測定した。測定の際の図1に示した各部の寸法は、
第1の水平エレメント111の給電部103から分岐点115までのエレメント長a:330mm
第1の水平エレメント111の分岐点115からコイル105までのエレメント長b:20mm
分岐エレメント113の斜めエレメント116のエレメント長:130mm
分岐エレメント113の第3の水平エレメント117のエレメント長:90mm
第2の水平エレメント121のコイル105からスイッチまでのエレメント長:400mm
第2の水平エレメント121のスイッチから先端までのエレメント長:270mm
第1の水平エレメント111とボディフランジの端部107との距離:20mm
第2の水平エレメント121とボディフランジの端部107との距離:20mm
第3の水平エレメント117と第2の水平エレメント121との距離:115mm
とした。
また、各エレメントの導体幅は0.8mmであった。給電部103は、縦12mm、横30mmの長方形であった。なお、各エレメントの導体幅、給電部の大きさは以下、実施例全てにおいて同様である。また、上記のエレメント長は、コイル及びスイッチを除いたアンテナ導体のみの長さを指す。
図6は、コイルのインダクタンスがFM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。図6において、横軸はコイルのインダクタンス(単位:μH)、縦軸は左軸がFMの受信利得、右軸が利得差(単位:dB)を示し、例1は途中部を連結させた場合、例2は途中部を断線させた場合、例3は例1と例2の差を示す。
図6より明らかなように、コイル105のインダクタンスが0.4μH以上であれば、途中部を断線させた場合と連結させた場合で利得差が3dB以下になることが分かる。すなわち、0.4μH以上のインダクタンスを持つコイル105を使用することで、FM帯におけるインピーダンスが高くなるため、第2のアンテナ素子120はFMアンテナとして機能しなくなる。したがって、コイル105は0.4μH以上のインダクタンスを有することが好ましい。
図7は、コイルのインダクタンスがAM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。図7において、横軸はコイルのインダクタンス(単位:μH)、縦軸はコイル装着部分を直結させた状態を基準としたときのAMの受信利得の相対値(単位:dB)を示し、凡例は測定した周波数の値を示す。
図7より明らかなように、コイル105のインダクタンスが700μH超で、AMの周波数帯において得られる利得に変化が生じ、安定してAMの利得が得られなくなる。これは、コイル105のインダクタンスが高すぎると、AM帯に対してもインピーダンスが高くなるためであると考えられ、コイルの105は700μH以下のインダクタンスを有することが好ましい。
以上より、0.4μH以上700μH以下のインダクタンスのコイルを用いることで、FMの信号は遮断し、AMの信号は通過させる効果が得られることが確認された。
<実施例3>
(コイル105及び分岐点115を設ける位置とFM利得)
図1で示した第1実施形態において、第1の水平エレメント111の給電部103から分岐点115までの長さa及び分岐点115からコイル105までの長さbを変化させたときのFMの受信利得を測定した。測定の際の図1に示した各部の寸法は、
第1の水平エレメント111とボディフランジの端部107との距離:20mm
第2の水平エレメント121とボディフランジの端部107との距離:20mm
第3の水平エレメント117と第2の水平エレメント121との距離:110mm
とした。
また、全ての測定条件の場合において、給電部103から分岐点115を経由した分岐エレメント113の先端までのエレメント長(a+d)は550mmとし、給電部103から第2の水平エレメント121の先端までのエレメント長cは1050mmとした。コイル105はインダクタンスが1.91μHのものを使用した。
図8は、コイルの設置位置がFM受信利得に及ぼす影響の一例を示す図である。図8において、横軸は分岐点115からコイル105までのエレメント長b(単位:mm)、縦軸はFMの受信利得(単位:dB)を示している。また、凡例は給電部103から分岐点115までのエレメント長aの値を示している。
図8より明らかなように、全ての凡例の場合において、分岐点115からコイル105までのエレメント長bの値、すなわちコイルを設ける位置が、分岐点115から490mm以下及び685mm以上の範囲で、実用上問題ないFM受信利得の値である40dB以上が得られることが確認された。
また、特に第1の水平エレメント111の給電部103から分岐点115までのエレメント長aが245mm以下であれば、コイル105を設ける位置に関わらず、充分なFM帯の受信利得を得ることができ、122mm以下、50mm以下であれば、さらに好ましいことが確認された。
<実施例4>
(AM利得)
図1で示した第1実施形態において、得られるAMの受信利得を測定した。測定の際の図1に示した各部の寸法は、
第1の水平エレメント111の給電部103から分岐点115までのエレメント長a:330mm
第1の水平エレメント111の分岐点115からコイル105までのエレメント長b:10mm
分岐エレメント113の斜め方向のエレメントのエレメント長:130mm
分岐エレメント113の水平方向のエレメントのエレメント長:90mm
給電部103から第2の水平エレメント121の先端までのエレメント長c:1050mm
第1の水平エレメント111とボディフランジの端部107との距離:20mm
第2の水平エレメント121とボディフランジの端部107との距離:20mm
分岐エレメンント113と第2の水平エレメント121との距離:110mm
とした。
図9は、第1実施形態におけるAM帯の受信利得の一例を示す図である。図9において、横軸は周波数(単位:kHz)、縦軸はAM受信電圧(単位:dBμV)を示す。図9より、全てのAM周波数帯で充分高いAM受信電圧が得られることが確認された。
以上、ガラスアンテナ及びアンテナを備えた窓ガラスを実施形態及び実施例により説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。他の実施形態及び実施例の一部または全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
本出願は、2014年3月4日に日本国特許庁に出願された特願2014−042045に基づくものであり、この出願を優先権主張するものであり、この出願の全ての内容を参照することにより包含するものである。
101 窓ガラス
103,303 給電部
105 コイル
107 ボディフランジの端部
108 凸部
109 黒色遮蔽膜の端部
110 第1のアンテナ素子
111 第1の水平エレメント
113,213 分岐エレメント
115,215 分岐点
116,216 斜めエレメント
117,217 第3の水平エレメント
120,320 第2のアンテナ素子
121 第2の水平エレメント
a 第1の水平エレメントのうち給電部から分岐点までの長さ
b 第1の水平エレメントのうち分岐点からコイルまでの長さ
c 給電部から第2の水平エレメント先端までの長さ
d 分岐点から分岐エレメントの先端までの長さ
e 第3の水平エレメントと第1の水平エレメント及び第2の水平エレメントとの距離

Claims (13)

  1. 窓ガラスに設けられた給電部と、前記給電部に接続されたアンテナ導体とを備えた自動車用ガラスアンテナにおいて、
    前記アンテナ導体は、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とはコイルを介して接続され、
    前記第1のアンテナ素子は、第1の水平エレメントと分岐エレメントとを備え、
    前記第1の水平エレメントは、一端が前記給電部に接続され、他端が前記コイルに接続され、前記窓ガラスの周縁に沿って延伸し、
    前記分岐エレメントは、前記第1の水平エレメント上の分岐点より分岐して設けられ、
    前記第2のアンテナ素子は、一端が前記コイルに接続され、前記窓ガラスの周縁に沿って延伸する第2の水平エレメントを備え
    所定の第1の周波数帯と前記第1の周波数帯より周波数が高い所定の第2の周波数帯とがあり、前記第2の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλ 02 で表し、前記窓ガラスの波長短縮率をkで表し、前記窓ガラス上での波長をλ =λ 02 ・kで表すと、
    前記分岐点から前記コイルまでのエレメント長は、0.25λ 以下または0.35λ 以上0.6λ 以下であることを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。
  2. 前記分岐エレメントは、第3の水平エレメントを有し、
    前記第3の水平エレメントは、前記第1の水平エレメント及び前記第2の水平エレメントとの間隔が15mm以上である、請求項1に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  3. 前記コイルのインダクタンスは、0.75μH以上700μH以下である請求項1または2に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  4. 前記給電部から前記分岐点までのエレメント長は、前記窓ガラス上での波長をλで表すと、(3/16)・λ以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  5. 前記給電部から前記分岐点までのエレメント長は、前記窓ガラス上での波長をλで表すと、(1/8)・λ以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  6. 前記窓ガラスが自動車の車体開口部に設置されたとき、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とは、前記車体開口部を形成するボディフランジの端部と、前記第1の水平エレメント及び前記第2の水平エレメントとの距離がそれぞれ15mm以上となるように前記窓ガラスに配設されている請求項1から5のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  7. 前記給電部から前記第2の水平エレメントの前記コイルとは反対側の端部までのエレメント長は、前記窓ガラス上での波長をλで表すと、(3/8)・λ以上(6/8)・λ以下である請求項1から6のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  8. 前記給電部から前記分岐点を介して前記分岐エレメントの先端までのエレメント長は、前記窓ガラス上での波長をλで表すと、(1/8)・λ以上(3/8)・λ以下である請求項1から7のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  9. 前記分岐エレメントは、前記第1の水平エレメントよりも前記窓ガラスの面内側に設けられている請求項1から8のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  10. 前記窓ガラスの周縁領域に黒色遮蔽膜が設けられ、
    前記分岐エレメントは、前記分岐点より前記黒色遮蔽膜の端部に沿って延伸している請求項1から9のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  11. 前記黒色遮蔽膜は、前記周縁領域のうち前記窓ガラスの面内方向に台形状に突出して形成された凸部を有し、
    前記分岐エレメントは、前記分岐点より前記凸部の周縁に沿って延伸している請求項10に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  12. 前記第1の周波数帯は、520kHz以上1700kHz以下のAM放送帯である請求項から11のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の自動車用ガラスアンテナを備えることを特徴とする自動車用窓ガラス。
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