JP6435884B2 - 情報処理装置及び異常検出方法 - Google Patents
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Description
要するに、信号線の接続やCPUの動作設定といった、その後の動作に必要な設定の確認を、起動直後に実施できる限り行い、全てチェックした後に異常箇所をまとめて判定することで、複数エラーが発生した際に発生しうる想定外動作の影響を抑えることが特徴になっている。
上記特徴について、以下、図面を用いて詳細に解説する。
図示の装置は、全体として、複数のCPU、複数の基板を有する情報処理装置であって、一例として多機能複合機に代表される画像形成装置とするが、本発明の技術的思想は画像形成装置でなければ適用できないものではない。
図2(a)に示すとおり、デフォルトで正しいモード設定はMODE0がHigh(プルアップ)、MODE1がLow(プルダウン)とする。それらの端子状態によるモードの違いを示したのが、図2(b)(c)となる。
FROM111へ動作プログラムを書き込み待ちとなる『ModeI Bootモード』となる。
上記モードとなった場合、Maste ASIC110は内部のプログラムを動作させないためその後の起動を行えず、移行はフリーズしてしまう。
・MODE1 = 0 MODE0 = 1の場合
デフォルトモードである『ModeII 通常動作モード(内部FROM有効モード)』となり、想定通りの動作を行う。
内部FROM111ではなく、外部FROMで起動する動作モードとなる『ModeIII 通常動作モード(外部FROMモード)』となる。例えば内部FROMだけではプログラムが占める容量を確保できない場合に、外部に大容量のFROMを付けることでプログラムを格納させるモードとなる。
しかし、本実施形態においては、内部FROM111でプログラム動作をさせる前提で設計されており、外部にFROMを搭載していないため、プログラムを動作しないことでその後の起動を行えず、移行はフリーズしてしまう。
内部SRAMの容量を半分に対して通電を停止し、省エネで動作させる『ModeIV 通常動作モード(内部SRAM半減モード)』となる。
このモードは内部SRAMの半分以下でプログラムが充分起動する場合に、電力を多く消費するSRAMの半分に対して電気供給を停止するモードとなる。このモードとなった場合、起動に必要となるSRAM使用領域を半分までのエリアにしておけば、その後の動作は可能となる。しかし、そのまま動作を継続させた場合に半分以降の動作エリアを使用しようとした場合、ソフト暴走が発生したりフリーズしたりしてしまう危険性がある。
特許文献1には、起動時にBusLine 300に接続異常が発生していた場合、アドレス/データ含めどのbitでNGが発生しているかを認識する技術がある。その技術を適用した場合に、以降のレジスタ設定が読める場合と読めない場合を判断することができる。
・Master Mode ASICチェックフェイズ
まず、図2で示した、Master Mode ASICのモード設定チェックを行う(S101)。異常が発生していた場合(S102、No)、Master Mode ASIC異常フラグを立てた上で(S103)、その後の処理を行えるか判断し(S104)、継続できるようであれば次のチェックへ進む。継続できない場合は、そのまま異常箇所判断フェイズまで進む。
特許文献1に記載のあるバスチェックを行う(S105)。異常が発生していた場合(S106、No)、BusLine/BusCircuit異常フラグを立てた上で(S107)、その後の処理を行えるか判断し(S108)、継続できるようであれば次のチェックへ進む。継続できない場合は、そのまま異常箇所判断フェイズまで進む。
図2で示した、Slave Mode ASICのモード設定チェックを行う(S109)。異常が発生していた場合(S110、No)、Slave Mode ASIC異常フラグを立てた上で(S111)、次の異常箇所判断フェイズへ進む。
ここでまとめて、異常フラグが立った履歴があったかを判断する(S112)。もし、それ以前のチェックで処理を止めてしまった場合、以降の処理で重大な品質問題を起こすような異常が発生していた場合、検出することができなくなってしまう。ただし、使用するシステムによって異常フラグの重要度は異なり、仮に早い段階で確認したチェックですぐに処理を即断しないといけないようなケースの場合は、そのまま異常箇所判断フェイズへも飛ばしても良い。
一列目に示すように、Master Mode Circuit 120に異常があった場合、その後にプログラム起動が可能な動作モードにさえなっていれば、以降の処理は全て行える。
二列目に示すように、Bus Circuit 150/250、Bus Line 300に異常があった場合は、Slave1 Mode Circuit200の状態が読み出せる異常状態の場合に限り、その後のSlave1 Mode Circuit 220のチェックが行える。
三列目に示すように、Slave1 Mode Circuit220に異常があった場合は、Master ASIC 110から外部アクセスが可能な状態であれば、モードの状態を読み出せることができる。
以上に述べたところによると、本実施形態は従来技術と異なり、マスタCPU動作設定チェック⇒通信線チェック⇒スレーブCPU動作設定の順で検査を全て行った後に、最後にまとめて異常が発生したかを判断して異常デバイスに対してリセットをアサートするので、相手側のレジスタ設定を制御する通信線に異常があった第1のケースと、マスタ/スレーブのCPU動作設定に異常が発生した第2にケースとが同時に発生した場合でも、異常状態を検出の上で安全状態を維持し、異常個所をユーザー/サービスマンに通知するできる。
110 Master ASIC (主回路)
120 Master Mode Circuit (主回路モード決定回路)
210 Slave 1 ASIC (副回路)
220 Slave 1 Mode Circuit (副回路モード決定回路)
300 BusLine (通信線)
Claims (5)
- 主回路と、
該主回路の動作モードを決定する主回路モード決定回路と、
副回路と、
該副回路の動作モードを決定する副回路モード決定回路と、
前記主回路及び前記副回路をつなぐ通信線と、
を有し、
前記主回路は、
前記主回路モード決定回路の動作モードを検出する第1の検出、
前記通信線の接続状態を検出する第2の検出、
前記副回路モード決定回路の動作モードを検出する第3の検出の順で検出を行った上で、
各検出結果に基づいてまとめてエラー判定する
ことを特徴とする、情報処理装置。 - 前記主回路は、前記第1の検出で、検出した動作モードが前記第2の検出に必要な機能さえ動作可能な動作モードであれば、前記第2の検出を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記主回路は、前記第2の検出で、エラーがあっても前記第3の検出に必要な通信線さえ使用可能であれば、前記第3の検出を行うことを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記副回路モード決定回路は、動作モードを端子処理により決定し、
前記主回路は、前記第2の検出で、エラーがあっても前記第3の検出を行い、
前記第3の検出で、前記端子処理により決定される動作モードを検出する
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 主回路と、
該主回路の動作モードを決定する主回路モード決定回路と、
副回路と、
該副回路の動作モードを決定する副回路モード決定回路と、
前記主回路及び前記副回路をつなぐ通信線と、
を有する情報処理装置の前記主回路が実行する異常検出方法であって、
前記主回路モード決定回路の動作モードを検出する第1の検出、
前記通信線の接続状態を検出する第2の検出、
前記副回路モード決定回路の動作モードを検出する第3の検出の順で検出を行った上で、
各検出結果に基づいてまとめてエラー判定する
ことを特徴とする、異常検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015013952A JP6435884B2 (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 情報処理装置及び異常検出方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016139286A JP2016139286A (ja) | 2016-08-04 |
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JP (1) | JP6435884B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
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