JP6435408B2 - 内燃機関用オイルジェット - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用オイルジェット及び内燃機関用ピストンの冷却装置の改良に関する。
内燃機関のオイルジェットは、周知のように、ピストンの裏面側へエンジンオイルを噴射することによりピストンの温度を低減し、ピストンの強度・信頼性の確保や、ノッキングの低減を図るものである。
近年の内燃機関の低燃費化に貢献すべく、エンジンオイルの油圧を発生させるオイルポンプの小型化・省エネルギー化や、オイルジェットへのエンジンオイル供給量の低減化等が望まれており、少ない油量で効率的な熱交換を行なう必要性がある。ここで、一般的な従来のオイルジェットは、噴射口側の先端が絞られており、流速を上げて直線状にオイルを噴射するようになっている。このため、オイルの噴流は直進性が高くノズル先端径程度の噴流径であり、局所的な冷却となることから、ピストン全体を効率的に冷却することができない。
そこで、特許文献1ではオイルジェットの先端部を様々な形状とし、噴射される噴流形状をコントロールする技術が開示されている。また特許文献2では、オイルジェットのパイプ内面に螺旋状の溝を持つ構造が提案されている。
実開平4−105935号公報 実開昭50−52341号公報
しかしながら特許文献1に示されるように、オイルジェットのノズル先端に様々な形状を付加することは、その分、製造工数や製造コストが上昇してしまう。また、特許文献2に示されるように、オイルジェットの曲面をなすパイプ内面に螺旋状の溝を形成することは技術的にも非常に困難であり、やはり製造工数や製造コストが上昇する。
そこで本発明は、製造や加工が容易でありながら、エンジンオイルを広範囲に噴射可能であり、冷却効果の高い新規な内燃機関用オイルジェット及び内燃機関用ピストンの冷却装置を提供することを目的としている。
本願発明は、内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてオイルを噴射する内燃機関用オイルジェットであって、
上記内燃機関のオイル供給通路からエンジンオイルが供給されるオイルジェット本体と、上記オイルジェット本体に設けられ、上記オイル供給通路と接続された筒状の第1管路と、筒状の第2管路であって、上記ピストンの裏面側に向かってエンジンオイルを噴射する噴射口を有し、上記噴射口と対向する位置に設けられた底部と、上記底部の外周から上記噴射口に向かって延び、上記第1管路が接続された筒部と、を有し、軸心が上記第1管路の軸心に対してオフセットしている上記第2管路と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、製造や加工が容易でありながら、オイルを広範囲に噴射可能であり、冷却効率を大幅に高めることができる。
本発明に係る内燃機関用オイルジェットが適用される内燃機関の一例を示す断面図。 図1のピストンを裏面側から見た下面図。 本発明の第1実施例に係る内燃機関用オイルジェットを示す斜視図。 上記第1実施例に係る内燃機関用オイルジェットを示す断面図。 上記第1実施例に係る噴射ノズル内のエンジンオイルの流れを時系列で模式的に示す説明図。 参考例(A)及び上記第1実施例(B)のエンジンオイルの噴射形態を模式的に示す説明図。 第2管路の直径、直径の比及び断面積の比に対する空洞の発生の有無の試験結果を示す特性図。 本発明の第2実施例に係る内燃機関用オイルジェットの要部を示す斜視図。 上記第2実施例に係る噴射ノズル内のエンジンオイルの流れを時系列で模式的に示す説明図。 上記第2実施例のエンジンオイルの噴射形態を模式的に示す説明図。 上記第2実施例のオイルジェットの試験内容を説明するための説明図。 上記第2実施例のオイルジェットの試験結果を示す説明図。 本発明の第3実施例に係る内燃機関用オイルジェットの要部を示す斜視図。 上記第3実施例に係る内燃機関用オイルジェットの要部を示す断面図。 本発明の第4実施例に係る内燃機関用オイルジェットの要部を示す斜視図。 本発明の第5実施例に係る内燃機関用オイルジェットを示す斜視図。 上記第5実施例に係る内燃機関用オイルジェットを示す断面図。 上記第5実施例の供給管の変形例を示す断面図。 本発明の第6実施例に係る内燃機関用オイルジェットを示す斜視図。
以下、図示実施例により本発明に係る内燃機関用オイルジェット及び内燃機関用ピストンの冷却装置について説明する。
図1に示すように、シリンダブロック10の内部には円筒形のシリンダライナー11が設けられ、このシリンダライナー11の内部に、ピストン12が往復可能に配置されている。シリンダライナー11には、冷却水が通流するウォータジャケット13が設けられている。ピストン12は、アルミニウム合金や鋳鉄等の金属材料により有底筒状に鋳造されるもので、ピストン12の上方に形成される燃焼室14に面したピストン冠面15を有するピストン上部16には、複数のリング溝17が周方向の全周にわたって凹設されている。各リング溝17にはピストンリング(図示省略)が装着され、このピストンリングによって、シリンダライナー11の内面との隙間がシールされるとともにシリンダライナー11の内面に付着するエンジンオイルが掻き落とされる。ピストン12の下部には、ピストンピン21と直交するスラスト−反スラスト方向に、下方へ延びる円筒形状のスカート部18が設けられ、このスカート部18によりピストンの傾倒を抑制するようになっている。
図1及び図2に示すように、ピストン12のピンボス部19とコネクティングロッド20の上端とは、両者を挿通するピストンピン21により相対回転可能に連結され、コネクティングロッド20の下端は、クランクシャフトのクランクピン22に回転可能に取り付けられている。従って、ピストン冠面15が面した燃焼室14で発火した燃焼ガスの圧力(荷重)は、ピストンピン21及びコネクティングロッド20を介してクランクシャフトのクランクピン21へ伝達される。
またシリンダブロック10には、内燃機関用ピストンの冷却装置としてのオイルジェット23が取り付けられる。このオイルジェット23は、ピストン12の裏面側へ向けてエンジンオイルを噴射・供給することにより、ピストン12を冷却する機能を有するものであり、コネクティングロッド20やクランクシャフト等との干渉を避けるように、シリンダライナー11の下端の取付面24に固定ボルト25を用いて締結・固定される。
シリンダブロック10には、オイルジェット23を含めたオイル供給部位へエンジンオイルを供給するオイル供給通路26が設けられている。図示していないが、内燃機関の下方に設けられたオイルパンに貯留されているエンジンオイルは、オイルポンプにより加圧され、上記のオイル供給通路26を介して、オイルジェット23の他、潤滑部位や油圧作動機器等へと供給される。
オイルジェット23の代表的な構造としては、図18に示すようなダイキャスト型,図16及び図17に示すようなろう付け2ピース型、及び図3及び図4に示すようなろう付け一体型が挙げられる。ダイキャスト型とろう付け2ピース型の場合、典型的には、チェックボールを内蔵した固定ボルトによりシリンダブロック10へ締結・固定される。ろう付け一体型で、バルブ機構を内蔵している場合には、チェックボールを内蔵していない一般的な固定ボルトによりシリンダブロック側へ固定することもできる。
ここでは図示していないが、チェックボールは、周知のように、スプリングによりオイル供給通路26を塞ぐ方向に付勢されており、オイル供給通路26(メインギャラリー)内のエンジンオイルの油圧がスプリングのセット荷重を上回ることによりエンジンオイルがオイルジェット23へ供給される。つまり、内燃機関のオイル供給通路26へ供給されるエンジンオイルの油圧が所定値以上となると自発的にエンジンオイルが噴射するように構成されている。オイルジェット23に流れ込んだエンジンオイルは、後述するように、オイルジェット23の内部の管路を通って、ピストン冠面15の裏面側へ噴射・供給される。
図3及び図4は、本発明をろう付け一体型のオイルジェット23Aに適用した第1実施例を示している。オイルジェット本体30には、チェックボールを内蔵した固定ボルト25が緩く貫通する円柱状のボルト貫通孔31が形成されているとともに、管状の噴射ノズル32が一体的に形成されている。エンジンオイルは、シリンダブロック10内のオイル供給通路26から固定ボルト25の軸心に沿って形成されたボルト内通路33へ流入し、固定ボルト25の外周とボルト貫通孔31の内周との間に形成された空間である筒状の通路34と、上記の噴射ノズル32内の管路と、を通ってピストン12へ噴射・供給される。
噴射ノズル32は、筒状の通路34(オイル供給通路26)側へ連通する供給口35を有する第1管路36と、オイルを噴射する出口側の噴射口37を有する第2管路38と、を有し、これら第1管路36と第2管路38とは軸心が所定角度(この実施例では、約90度)をもって接続・連結されている。
第1管路36は、噴射口37を含めて同じ径方向断面積(通路断面積)の直線状に形成されている。第2管路38は、供給口35を含めて同じ径方向断面積の直線状に形成され、噴射口37や第1管路36の最小の径方向断面積よりも十分に大きく形成されている。具体的には、第2管路38の最小の径方向断面積は、第1管路36の最小の径方向断面積に対して4倍以上に形成されている。
図5は、噴射ノズル32内のエンジンオイルの流れを時系列(A)〜(D)に示す説明図である。エンジンオイルは、先ず(A)に示すように通路断面積が小さく細い第1管路36から通路断面積が大きい第2管路38へ流入し、(B)に示すように、その慣性により第1管路36と反対側(図5の左側)の第2管路38の内周面に衝突する。
衝突したエンジンオイルは、(C)に示すように、第2管路38の内周面に沿うように衝突位置から両側へ折り返されて流れる。従って、最終的には(D)に示すように、第2管路38の内部には、双極の渦が発生し、第1管路36の軸心を挟んで両側に2つの空洞40が形成される形となる。このように空洞40が発生することで、噴射口37より噴射されるエンジンオイルの流れが不安定となり、エンジンオイルが空気と混ざり合いながら噴出することとなる。
図6(A)は第2管路38の最小断面積を第1管路36の最小断面積よりも小さくした参考例を示している。この参考例では、流速が高くなり、ほぼ直線状にエンジンオイルが噴射されるために、エンジンオイルの噴流は直進性が高く、噴射口の口径程度の噴流径となることから、局所的な冷却となり、ピストン全体を効率的に冷却することができない。
これに対して、図6(B)に示すように、第2管路38の最小の径方向断面積を第1管路36の最小の径方向断面積よりも大きくした本実施例では、上述したようにエンジンオイルが空気と混ざり合いながら噴射されることから、上記参考例のような連続的な流れ場から、断続的な液滴の流れ場となる。このような液滴の流れ場が生成されることによって、エンジンオイルの噴射範囲が拡大するとともに、液滴となったエンジンオイルがピストン冠面15の裏面側に接触した際に飛散し易くなり、実質的な噴射範囲が二次的に拡大される効果も得られることから、熱伝達量が増加し、冷却効率を格段に高めることができる。
図7は、第2管路38の最小の直径と、第1管路36の最小の直径に対する第2管路38の最小の直径の比と、第1管路36の最小の径方向断面積に対する第2管路の最小の径方向断面積の比と、に対し、第2管路38内に空洞40が生成されたか否かを実験した結果を示している。同図の下側の2段の実験結果のように、第2管路38の直径が第1管路の直径の2倍以上、あるいは第2管路38の最小の径方向断面積が第1管路36の最小の径方向断面積の4倍以上の場合に、第2管路38の内部に上述したような空洞40が生成されることが確認された。
次に、図8〜図10を参照して、本発明の第2実施例のオイルジェット23Bについて説明する。なお、以下の説明では、既述した実施例と同様の構成には同じ参照符号を付して重複する説明を適宜省略する。この第2実施例では、第1管路36の軸心36Aを、第2管路38の軸心38Aに対して所定のオフセット量e(図9参照)だけオフセットさせている。
図9は、図5と同様、噴射ノズル32内のエンジンオイルの流れを時系列(A)〜(D)に示す説明図である。エンジンオイルは、(A)に示すように通路断面積が小さく細い第1管路36から通路断面積が大きい第2管路38へ流入し、(B)に示すように、その慣性により第1管路36と反対側(図5の左側)の第2管路38の内周面に衝突する。
この際、第2実施例では、第1管路36の軸心36Aが第2管路38の軸心38Aに対して図9の下側へオフセットしているために、衝突したエンジンオイルは、(C)に示すように、その大半がオフセット方向と反対側(図9の上側)、つまり時計回り方向へと流れ、時計回り方向の旋回流れY1が一つ発生する。なお、図9(E)に示すように、仮に第2管路38の通路断面積が大きくなくても、旋回流れY2は発生する。そして、最終的には(D)に示すように、第2管路38の内部には、反オフセット方向に一つの空洞41ができる場合がある。
このように第2実施例では、第2管路38の内部に旋回流れY1を保ったまま噴射が行なわれることから、図10に示すように、先ず噴射直後には半径方向へ広がる液膜が形成され、この液膜が進行して崩壊すると、液滴の流れとなる。従って、第1実施例と同様の効果が得られることに加え、オフセットによる旋回流れY1によって噴射範囲を更に拡大し、良好な冷却特性を得ることができる。
オフセット量eを大きくし過ぎると、旋回流れY1が強くなり過ぎて、噴霧の直進性が悪化することから、オフセット量eはある限定された範囲とすることが好ましい。そこで、図11に示すように、オフセット量に対する直進性を確認するために、噴射口から50mm先にある直径8mmの面を通過する流量で、液膜流れの変化を確認した。その結果を図12に示す。同図に示すように、噴射口37の直径である出口径に対するオフセット量eが15%を超えると、図11(b)にも示すように、直進性が失われ、液膜が拡大方向となるために、噴射特後に拡散してしまい、ピストン冠面15の裏面側まで届かないことが確認された。従って、噴射口37の直径(出口径)に対してオフセット量が15%以下、より好ましくは10%以下であることが望ましい。
図13及び図14は本発明の第3実施例を示している。この第3実施例では、第2管路38Cが、複数の穴あけ加工により長孔状に成形されている。また、図15に示す第4実施例では、第2管路38Dが、噴射口37へ向けて徐々に径方向の断面積が拡大する円錐形状に形成されている。これら第3,第4実施例のような第2管路38C,38Dの形状であっても、上記第1,第2実施例と同様の作用効果を得ることができる。
図16及び図17は、ろう付け2ピース型のオイルジェットに本発明を適用した第5実施例を示している。第1実施例と同様、オイルジェット本体30には、チェックボールを内蔵した固定ボルト25が緩く貫通する円柱状のボルト貫通孔31が形成されている。そして、この第5実施例では、オイルジェット本体30に対して別体の噴射管43を固定しており、この噴射管43が、噴射口37を有する噴射ノズル32の一部を構成している。噴射管43は径方向の断面積が一定であり、かつ、途中に適宜に湾曲する湾曲部44が設けられている。
そして、オイルジェット本体30には、噴射管43と接続する供給管45が一体的に設けられている。この供給管45は、噴射管43の内部の管路よりも径方向断面積が小さく設定されている。
従って、この第5実施例の構成の場合、噴射管43の湾曲部44よりも噴射口37側の部分が第2管路38を構成し、噴射管43の湾曲部44よりも反噴射口37側の部分と、供給口35が設けられた上記の供給管45とが第1管路36を構成し、第1管路36の最小断面積である供給管45の内部の径方向断面積に比して、噴射口37を含めた第2管路38(噴射管43)の径方向断面積が大きく設定されている。
このような第5実施例においても、上述した第1実施例と同様、第1管路36よりも第2管路38の通路断面積が大きく設定されているために、冷却効率を高めることができる。
上記第5実施例の変形例として、図18に示すように、供給管45の一部分46の径方向断面積をオリフィス状に絞るようにしても良い。この場合であっても、供給管45の一部分46における最小の径方向断面積を、噴射口37の断面積よりも小さくすることができる。
図19は、ダイキャスト型のオイルジェットに本発明を適用した第6実施例を示している。この例では、V型内燃機関の左右バンクの双方のピストンにエンジンオイルを供給するように、オイルジェット本体30に、先端に噴射口37を有する2本の噴射ノズル32が一体的に形成されている。このようなダイキャスト型の構造にも本発明を適用可能である。
次に、上述した実施例の特徴的な構成及びその作用効果について列記する。
[1]図4にも示すように、噴射ノズル32は、オイル供給通路側に連通する供給口35を有する第1管路36と、エンジンオイルを噴射する噴射口37を有する第2管路38と、を有し、両者の軸心が所定角度をもって連結している。そして、噴射口37の断面積が、第1管路36の最小の径方向断面積よりも大きく形成されている。
従って、噴射されるエンジンオイルに空気が混じり合い、粒状・液滴状の噴霧となる。この結果、噴射範囲が拡大し、ピストン冠面の裏面側に広がって付着することから、ピストン温度低減効果が飛躍的に向上する。ピストン温度の低減によって、高温時などにピストン自体の強度が低下するのを抑制することができ、よって信頼性が向上する。また、ピストン冠面の温度が下がるため、ノッキングも抑制される。
[2]更に言えば、第2管路38の最小の径方向断面積が、第1管路36の最小の径方向断面積よりも大きく形成されている。従って、図5にも示すように、細い第1管路36から太い第2管路38へエンジンオイルが流入し、第2管路の壁面に衝突する際に、旋回流が生じ、この旋回流により噴射範囲が更に拡大する。
[3]また、内燃機関用オイルジェット23は、内燃機関のオイル供給通路26へ供給されるエンジンオイルの油圧が所定値以上となると自発的にエンジンオイルが噴射するように構成されている。
このように油圧によって自動的に噴射するので、電磁弁などを用いる必要がなく、構造が簡素化される。更に言えば、このように油圧により作動するタイプのオイルジェットの場合、油圧が高いエンジン始動時にもオイルが噴射される。ここで、図6(A)の参考例に示すように、エンジンオイルが直線状に噴射される従来のオイルジェットの場合、オイルの付着地点からピストン冠面の裏面側へ広がるようにオイルが流れるのに対し、図6(B)に示すような本実施例のオイルジェットの場合、粒状にオイルを噴射するため、オイルが粒状に重なるようにピストン裏面側に付着することから、オイルの付着時間が長くなり、熱交換が促進される。従って、オイル自体がより温度吸収し易くなり、オイルの温度が上昇し易くなることから、始動時のオイル温度上昇を向上し、オイルの粘度を低下させることができる。したがって始動時の燃費を向上することができる。
[4]図4にも示すように、第2管路38が噴射口37まで直線状に形成されていると、エンジンオイルが第1管路36から第2管路38に流入して形成される粒状がそのまま噴射口37から噴射されるので、噴射オイルの粒状化が得られ易い。また、ドリルの孔開け加工により容易に第2管路38を形成することができる。
[5]同様に、第1管路36もまた直線状に形成されていると、第1管路36内を流れるエンジンオイルの軸心に沿う慣性力が強化され、第2管路38の内壁面にエンジンオイルが衝突する際の粒状化が促進される。また、例えばドリル加工により第1管路36を容易に形成することができる。
[6]好ましくは、第1管路36と第2管路38とは軸心が30度以上の角度をもって連結している。これによって、第1管路36内を流れるエンジンオイルが第2管路38の内壁面に衝突する際にエンジンオイルの粒状化・液滴化が促進される。
[7]図7に示すように、第2管路38の最小の径方向断面積が、第1管路36の最小の径方向断面積に対して4倍以上であると、図5に示すように第2管路38の内部に空洞40が形成され、噴射されるエンジンオイルの液滴化が促進される。
[8]また、図8に示す第2実施例では、第1管路36の軸心36Aを、第2管路38の軸心38Aに対してオフセットさせている。このようなオフセットにより、図9に示すように、旋回流れY1が強化され、噴射範囲を更に拡大することができる。
[9]第2管路38の軸心38Aに対する第1管路36の軸心36Aのオフセット量eがあまり大きすぎると、噴射されるエンジンオイルの旋回流れが強くなり過ぎて、直進性が弱くなり、ピストン冠面の裏面側に到達しなくなるおそれがある。そこで好ましくは図12に示すように、オフセット量eは第2管路38の直径(出口径)に対して15%以下に設定されていることが好ましい。
以上説明した実施例に基づく内燃機関用オイルジェットとしては、例えば、以下に述べる態様ものが考えられる。
内燃機関用オイルジェットは、その一つの態様において、内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてオイルを噴射する内燃機関用オイルジェットであって、上記内燃機関のオイル供給通路から供給されるエンジンオイルを上記ピストンへ向けて噴射する噴射ノズルを備え、この噴射ノズルは、上記オイル供給通路側に連通する第1管路と、エンジンオイルを噴射する噴射口を有する第2管路と、を有し、これら第1管路と第2管路とは軸心が所定角度をもって連結しており、上記噴射口の断面積が、上記第1管路の最小の径方向断面積よりも大きく形成されている。
上記内燃機関用オイルジェットの好ましい一つの態様では、上記第2管路の最小の径方向断面積が、上記第1管路の最小の径方向断面積よりも大きく形成されている。
更に別の好ましい態様では、上記内燃機関用オイルジェットは、上記内燃機関のオイル供給通路へ供給されるエンジンオイルの油圧が所定値以上となるとエンジンオイルが噴射するように形成されている。
上記第2管路は、好ましい一つの態様では、直線状に形成されている。
上記第1管路は、好ましい一つの態様では、直線状に形成されている。
上記第1管路と第2管路とは、例えば軸心が30度以上の角度をもって連結している。
好ましい一つの態様では、上記第2管路の最小の径方向断面積は、上記第1管路の最小の径方向断面積に対して4倍以上に形成されている。
別の好ましい態様では、上記第1管路の軸心を、上記第2管路の軸心に対してオフセットさせている。
別の好ましい態様では、上記第2管路の軸心に対する上記第1管路の軸心のオフセット量が、上記第2管路の直径に対して15%以下に設定されている。
別の好ましい態様では、上記第2管路は、複数の穴あけ加工により長孔状に成形されている。
更に別の好ましい態様では、上記第2管路は、噴射口へ向けて径方向断面積が拡がる円錐形状に形成されている。
また、別の観点から、内燃機関用オイルジェットの冷却装置としては、内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてエンジンオイルを噴射する内燃機関用ピストンの冷却装置であって、上記内燃機関からエンジンオイルが供給される供給管と、この供給管と連通し、上記ピストンへ向けてオイルを噴射する噴射口を有する噴射管と、を備え、上記噴射口の断面積が、上記供給管の最小の径方向断面積よりも大きく形成されている。
上記供給管は、好ましい一つの態様では、一部分の径方向断面積がオリフィス状に絞られている。
更に別の好ましい態様では、上記供給管は、上記噴射管と接続する部分の径方向断面積が小さくされている。
更に別の観点から、内燃機関用オイルジェットとしては、内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてオイルを噴射する内燃機関用オイルジェットであって、上記内燃機関のオイル供給通路から供給されるオイルを上記ピストンへ向けて噴射する噴射ノズルを備え、この噴射ノズルは、上記供給通路と連通する第1管路と、オイルを噴射する噴射口を有する第2管路と、を有し、これら第1管路と第2管路とは軸心が所定角度をもって連結しており、上記第2管路は、その軸心が上記第1管路の軸心に対してオフセットしている。

Claims (11)

  1. 内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてオイルを噴射する内燃機関用オイルジェットであって、
    上記内燃機関のオイル供給通路からエンジンオイルが供給されるオイルジェット本体と、
    上記オイルジェット本体に設けられ、上記オイル供給通路と接続された筒状の第1管路と、
    筒状の第2管路であって、上記ピストンの裏面側に向かってエンジンオイルを噴射する噴射口を有し、上記噴射口と対向する位置に設けられた底部と、上記底部の外周から上記噴射口に向かって延び、上記第1管路が接続された筒部と、を有し、軸心が上記第1管路の軸心に対してオフセットしている上記第2管路と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関用オイルジェット。
  2. 上記第2管路の最小の径方向断面積が、上記第1管路の最小の径方向断面積よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用オイルジェット。
  3. 上記内燃機関用オイルジェットは、上記内燃機関のオイル供給通路へ供給されるエンジンオイルの油圧が所定値以上となるとエンジンオイルが噴射するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用オイルジェット。
  4. 上記第2管路は、直線状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用オイルジェット。
  5. 上記第1管路は、直線状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関用オイルジェット。
  6. 上記第1管路と第2管路とは30度以上の角度をもって連結していることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用オイルジェット。
  7. 上記第2管路の最小の径方向断面積は、上記第1管路の最小の径方向断面積に対して4倍以上に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用オイルジェット。
  8. 上記第2管路の軸心に対する上記第1管路の軸心のオフセット量が、上記第2管路の直径に対して15%以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用オイルジェット。
  9. 上記第2管路は、複数の穴あけ加工により長孔状に成形されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用オイルジェット。
  10. 上記第2管路は、噴射口へ向けて径方向断面積が拡がる円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用オイルジェット。
  11. 内燃機関の内部に設けられ、ピストンの裏面側へ向けてオイルを噴射する内燃機関用オイルジェットであって、
    上記内燃機関のオイル供給通路から供給されるオイルを上記ピストンへ向けて噴射する噴射ノズルを備え、
    この噴射ノズルは、上記供給通路と連通する第1管路と、オイルを噴射する噴射口を有する第2管路と、を有し、これら第1管路と第2管路とは所定角度をもって連結しており、
    上記第2管路は、その軸心が上記第1管路の軸心に対してオフセットしていることを特徴とする内燃機関用オイルジェット
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