JP6435189B2 - スパイラル型リチウム電池 - Google Patents

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Description

本発明は負極にリチウム金属あるいはリチウム合金を用いたスパイラル型リチウム電池に関する。
リチウム金属やリチウム合金を負極活物質としたリチウム電池としては、二酸化マンガンや酸化銅などを正極活物質とした一次電池や、リチウム・コバルト複合酸化物(LiCoO)などを正極活物質とした二次電池がある。そしてリチウム電池は電池缶内に正極活物質を含む正極材料と負極活物質を含む負極材料とをセパレータを介して対向配置した電極体を非水系の有機電解液とともに外装体内に充填して密閉した構造を有している。なおリチウム電池には外装体や電極体の構造に応じて種々のタイプがあるが、本発明が対象とするリチウム電池は巻回された電極体を負極集電体でもある有底筒状の電池缶(以下、負極缶とも言う)に収納してなるスパイラル型リチウム電池である。
図1にスパイラル型リチウム電池1の概略構造を示した。この図1に示したスパイラル型リチウム電池1では有底円筒状の負極缶2を用いており、図中では負極缶2の円筒軸50の延長方向を上下(縦)方向として、負極缶2の底を下方としたときのスパイラル型リチウム電池1の縦断面図を示している。スパイラル型リチウム電池1は負極缶2内に、正極3、負極4、セパレータ5、および非水系有機電解液30が発電要素として収納されているとともに、負極缶2の開口が封口体20によって封止された基本構造を有する。
発電要素を構成する正極3は、スラリー状の正極材料を例えばステンレス製ラス板に塗布したものを所定の大きさに切断した後に乾燥させたものである。負極4は板状のリチウム金属やリチウム合金(以下、負極リチウム4とも言う)である。そしてこの負極リチウム4と正極3が、例えばポリオレフィン製微多孔膜からなるセパレータ5を介して対向配置されることで帯状の電極体10が構成され、その帯状の電極体10が巻回された状態で負極缶2内に挿入されている。
ここに示したスパイラル型リチウム電池1では、封口体20は、封口板6、正極端子7、金属製ワッシャ8、封口ガスケット9を含んで構成され、封口板6は中央に開口を有する円盤状で、その円盤の縁が上方に向かって屈曲している。封口板6の中央開口には金属製の正極端子7と金属製ワッシャ8とが樹脂製の封口ガスケット9を介してかしめられている。そして封口板6の縁端と負極缶2の上部縁端とが(図中、符号51の位置で)レーザー溶接されている。それによって負極缶2の開口が封口され、負極缶2内が密封されている。また正極集電体と正極端子7の下面、および負極リチウム4と負極缶2の内面が、それぞれ正極タブ11、および負極タブ12を介して接続されている。そして密封された負極缶2内には、リチウム塩を非水系溶媒に溶解させた非水系有機電解液30が充填されている。なお以下の特許文献1には本発明に関連する技術について記載されている。また以下の非特許文献1には各種リチウム一次電池についての構造などが記載されている。
特許第5252691号公報
FDK株式会社、"リチウム電池"、[online]、[平成25年9月7日検索]、インターネット<URL:http://www.fdk.co.jp/battery/lithium/index.html>
構造を問わずリチウム電池では、放電に伴って負極リチウムが溶解していく。そして負極缶を用いたスパイラル型リチウム電池では、放電末期になると負極リチウムに裂け目が入ったり、場合によっては切断されたりする「リチウム切れ」という問題がある。すなわち負極リチウムが物理的に「切れる」のである。負極リチウムに亀裂が入れば内部抵抗が上昇する。負極リチウムが切断されれば負極タブと電気的に接続されていない負極リチウムの領域は全く発電に寄与しないことになり、実質的に電池容量が減少することになる。
確かに上記特許文献1に開示された技術では巻回されている負極リチウムの一方の面に負極集電体が積層されており、「負極集電体の幅が金属リチウム箔またはリチウム合金箔の幅と同じかまたは広く、長さが長くなるため、負極集電体の周囲に沿って金属リチウム箔またはリチウム合金箔が切れて電気的接続が断たれることを防ぐことができる。」とある。しかしながら本発明者がこの特許文献1に記載の技術について検討したところ、当初の内部抵抗が大きかったり、放電末期で電圧が大きく降下したりするなどの問題があることが判明した。
そこで本発明はリチウムが切れることに伴う放電容量の減少などの問題を回避しつつ、内部抵抗が小さく放電末期まで十分な電圧を維持できるリチウム電池を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、リチウム金属またはリチウム合金を負極活物質として含む負極がセパレータを介して正極と対向配置されてなる帯状の電極体が長さ方向に巻回された状態で負極集電体を兼ねる有底筒状の電池缶内に非水有機電解液とともに密封されてなるスパイラル型リチウム電池であって、
前記電池缶の筒軸延長方向を上下方向として、
前記電極体は上下方向を巻軸とするとともに、当該巻軸を巻き始めとして最外周に前記負極が配置されるように巻回され、
前記負極の外周面に、導電体が、前記電極体の巻き終わりの端部から前記正極の巻き終わり側の内面と対面する領域まで、前記巻き始め側に向かって前記電極体の長さ方向に連続して貼着され、
前記導電体は、前記負極の外周面が前記正極の巻き終わり側の内面と対面する領域において、前記セパレータを介して前記正極の内面と対面している、
ことを特徴とするスパイラル型リチウム電池としている。
前記導電体の上下幅が前記電極体の上下幅の5%以上100%以下であるスパイラル型リチウム電池としてもよい。
本発明のリチウム電池によれば、リチウムの「切れ」に伴う放電容量の減少などの問題を回避しつつ、内部抵抗が小さく放電末期まで十分な電圧を維持できる。なおその他の効果については以下の記載で明らかにする。
スパイラル型リチウム電池の構造を示す縦断面図である。 スパイラル型リチウム電池におけるリチウム切れのメカニズムを説明するための図である。 本発明の実施例に係るスパイラル型リチウム電池の構造を示す縦断面図である。 上記実施例に係るスパイラル型リチウム電池の横断面図である。 特性を評価するための作製したスパイラル型リチウム電池の負極リチウムに貼着される導電体の形状や貼着位置を示す図である。 上記実施例に係るスパイラル型リチウム電池の放電特性を示す図である。 本発明のその他の実施例に係るスパイラル型リチウム電池における導電体の貼着領域を示す図である。
本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明に用いた図面において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。ある図面において符号を付した部分について、不要であれば他の図面ではその部分に符号を付さない場合もある。
===リチウム切れのメカニズムについて===
本発明者は、スパイラル型リチウム電池におけるリチウム切れのメカニズムを解明しない限り、リチウム切れによる種々の問題を回避しながら電池として十分な特性を維持することは難しいと判断した。そして以下に説明するメカニズムを推定してみた。
図2は図1におけるa−a矢視断面に対応する横断面図であり、以下にこの図2を用いてスパイラル型リチウム電池1におけるリチウム切れのメカニズムについて説明する。図2(A)はスパイラル型リチウム電池1の横断面の全体を示す図であり、図2(B)は(A)における円100内を拡大した図である。まずスパイラル型リチウム電池1では負極リチウム4が放電に伴って溶解していくとその厚さtnが徐々に薄くなっていく。その一方で正極3の厚さtpは徐々に膨張していく。そのため負極リチウム4において内周側と外周側の両面に正極3が配置されている領域では、負極リチウム4が厚さ方向に圧縮されるように圧迫される。また内周側と外周側の正極3に対してリチウムイオンが移動するため、内外の一方の側に正極3が対面している領域よりも溶解の速度が早くなる。すなわち早く薄くなる。
ここで巻回された電極体10の内周側の端部を巻き始め、外周側の端部を巻き終わりとすると、図2(A)に示したように電極体10巻き始め側は中空になっているため正極3の膨張に起因して負極リチウム4を圧迫する力は円筒軸50方向に逃げる。しかし図2(B)に示したように、電極体10の最外周は実質的に変形しない負極缶2の内面2iに接していることから、負極リチウム4において巻き終わり側における正極3の端部3aに対面する領域102では正極3の膨張による圧縮方向(図中、白抜き矢印)の力が逃げ難く強く圧迫される。加えてこの領域102では内周側と外周側に正極3が対面しているためその厚さtnの減少速度も速い。その結果負極リチウム4がこの領域102で切れるのである。
そこで本発明者は上述のように推定したメカニズムを前提としてリチウム切れに伴う各種問題を回避しつつ電池としての特性にも優れたスパイラル型リチウム電池を実現すべく鋭意研究を重ねた。そして本発明に想到した。
===実施例===
本発明の実施例に係るスパイラル型リチウム電池は上述したリチウム切れのメカニズムを考慮した構成を備えている。ここでは負極リチウムに金属リチウムを用いたリチウム一次電池を実施例として挙げる。図3は本実施例に係るスパイラル型リチウム電池(以下、リチウム電池1aとも言う)の縦断面図である。また図4は図3におけるb−b矢視断面に対応する横断面図である。そして図4(A)はリチウム電池1a全体の横断面を示す図であり、図4(B)は(A)における矩形内を拡大した図である。以下に図3および図4を参照しつつ本実施例に係るリチウム電池1aについて説明する。なお以下では、先に図1や図2にて示したスパイラル型リチウム電池1における各部位の符号、上下および内外の各方向、および電極体10における巻き始めと巻き終わりの位置関係を採用する。
リチウム電池1aの基本的な構造は図1に示した従来のスパイラル型リチウム電池1とほぼ同様であり、セパレータ5を介して負極リチウム4と正極3を対向配置してなる帯状の電極体10を最外周側が負極リチウム4となるように負極缶2の円筒軸50を巻軸として巻回したものである。しかし本実施例に係るリチウム電池1aでは負極リチウム4の最外周面側に導電体40が貼着されている。具体的には図4に示したように、巻回されている状態の負極リチウム4において、外方に向かう面(以下、外面4oとも言う)で、巻き終わりの端部から正極3の巻き終わり側の内面に対面する領域までの範囲(以下、巻き終わり領域104とも言う)に導電体40が貼着されている。すなわち負極リチウム4の外面4oにおいて先に図2に示したリチウム切れが発生しやすい領域102を跨ぐように導電体40が貼着されている。ここで本実施例のリチウム電池1aの特性を評価するために導電体40の有無、あるいは導電体40の貼着領域が異なる複数種類のスパイラル型リチウム一次電池をサンプルとして作製し、各サンプルにおける放電末期での各種特性を測定した。
===サンプル===
作製したサンプルは外径17mm、高さ45mmの外形サイズを有する負極缶2内に巻回された状態の電極体10が非水系有機電解液(以下、電解液30とも言う)とともに封入されたものである。電極体10を構成する正極3は、正極活物質となる電解二酸化マンガン(EMD)と導電材となるカーボンブラックをバインダー(フッ素系バインダーなど)とともに所定の割合(例えば、EMD:導電材:バインダー=93wt%:3wt%:4wt%)で混合したスラリー状の正極材料をステンレス製ラス板に塗布したものを所定の大きさに切断した後に乾燥させたものである。なお正極のサイズは上下幅38mm、長さ220mmである。
負極リチウム4は幅38mm、長さ230mmの板状の金属リチウムである。そしてこの負極リチウム4と正極3がポリオレフィン製微多孔膜からなるセパレータ5を介して対向配置された上で巻回された状態で負極缶2内に挿入されている。
電解液30は溶媒としてプロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、および1,2−ジメトキシエタン(DME)が、体積比でそれぞれ20vol%、20vol%、および60vol%の割合となる周知の3成分系の非水系溶媒を用い、この溶媒中に支持塩としてリチウムトリフルオロメタンスルホナート(LiCFSO)を0.8mol/lの濃度となるように溶解させたものを使用している。
またサンプルには図1に示したスパイラル型リチウム電池1と同様に負極リチウムの外面側に導電体40が貼着されていないスパイラル型リチウム一次電池と、負極リチウム4の外面側に厚さ銅箔からなる導電体40がサンプルに応じた領域に貼着されているスパイラル型リチウム一次電池とがある。図5にサンプルに応じた導電体40の有無や貼着領域を示した。ここでは巻回前の帯状の負極リチウム4における外面4oを示している。そして紙面左方を巻き始め側、すなわち巻回されたときの内周側としている。また図中では導電体40の貼着領域を認識し易くするために、負極リチウム4と導電体40を異なるハッチングで示している。
図5(A)は図1に示したスパイラル型リチウム電池1に対応するサンプル(以下、サンプルAとも言う)における負極リチウム4の外面4oを示している。当然のことながら導電体40が貼着されていないので負極リチウム4の外面4oの全面が露出している。なお負極リチウム4は上下幅Wa=38mmで長さLa=230mmの帯状の平面形状を有している。図5(B)は特許文献1に記載の技術に対応するサンプル(以下、サンプルB)であり、負極リチウム4と同じ上下幅Wa=38mmの導電体40が負極リチウム4の巻き始めから巻き終わりに至る長さLa=230mmにわたって貼着されている。図5(C)は図3、図4に示したリチウム電池1aに対応するサンプル(以下、サンプルC)であり負極リチウム4と同じ上下幅Wa=38mmの導電体40が巻き終わり側の一部領域104にのみ貼着されている。そしてこの領域104は上述した巻回状態にある負極リチウム4における巻き終わり領域104に対応している。図5(D)はサンプルCと同じ巻き終わり領域104に負極リチウム4が貼着されているものの、上下幅Wb=2mmで負極リチウム4の上下幅の約5%の幅となっているサンプル(以下、サンプルD)である。なお各サンプルA〜Dでは、巻回された電極体10において負極缶2の内面に接する最外周に負極タブ12が配置されるように、負極リチウム4あるいは導電体40の外面における巻き終わり領域104に負極タブ12が貼着されている。
===電池特性===
<放電末期での電池電圧特性と内部抵抗特性>
上述した各サンプルA〜Dを複数個ずつ作製し、同じ種類のサンプルについて、200Ωの負荷を掛けて放電深度が設計容量に対して90%、95%、および100%となるまで放電させた。そして各サンプルについて、放電前の初期状態および各深度での放電後の電池電圧と内部抵抗を測定し、初期状態に対する各深度での放電後の電池電圧の降下率と内部抵抗の上昇率を求めた。
表1に各サンプルにおける電圧降下率および内部抵抗上昇率を示した。
Figure 0006435189
表1における電圧降下率は放電前の電圧をV=100%、放電後の電圧をV%としたときに(V−V)/Vの式によって求めたものである。内部抵抗上昇率は放電前の内部抵抗R=100%、放電後の内部抵抗RとしたときにR/Rの式によって求めたものである。そしてこの表1に示したように、従来のスパイラル型リチウム電池に対応して負極リチウム4に導電体40が貼着されていないサンプルAでは90%の放電深度において、電圧降下率および内部抵抗上昇率がそれぞれ13%および180%であった。図3、図4に示した本発明の実施例に対応するサンプルC、およびこのサンプルCに対して導電体の上下幅Wbを細くしたサンプルDでは90%の放電深度において電圧降下率がともに11%でサンプルAに対して若干改善されていた。また内部抵抗上昇率についてもサンプルAに対して改善されていた。また内部抵抗上昇率はサンプルCよりもサンプルDの方が優れていた。しかし負極リチウム4の外面側全面に導電体40を貼着したサンプルBでは放電深度が90%のときの電圧降下率が21%で、サンプルC、Dの2倍程度電圧が降下していた。内部抵抗上昇率については1840%でありサンプルA、C、Dの10倍以上も上昇していた。
放電深度が95%では、サンプルAが90%の放電深度のときよりも電圧をさらに降下させて20%の電圧降下率となった。また内部抵抗については640%であり、90%の放電深度のときに対して3倍以上上昇した。これは95%の放電深度で負極リチウム4が切れ始めたためと思われる。なおサンプルB〜Dについては90%の放電深度のときに対して電圧降下率が大きく変化することがなかった。内部抵抗上昇率についてはサンプルBが若干大きくなった程度で、サンプルC、Dは90%の放電深度のときに対して40%程度上昇したが、サンプルAと比較すると内部抵抗の上昇率は極めて低い。
そして放電深度が100%になると、電圧降下率についてはどのサンプルも95%の放電深度のときに対して大きく変わることは無かった。サンプルA、Bが20%以上の電圧降下率であったのに対し、サンプルCおよびサンプルDは13%および15%であった。すなわちサンプルC、Dでは100%の放電深度でもある程度の電圧値を維持できることが確認できた。
内部抵抗についてはサンプルB以外のサンプルで大きく上昇した。これはサンプルBが負極リチウム4の全面に導電体40が貼着されているため、90%の放電深度において負極自体の内部抵抗が大きく上昇してからは導電体の抵抗成分のみが残存しており、それより深い放電深度では導電体40の内部抵抗の値のみが測定されたためと思われる。サンプルCおよびDは95%の放電深度のときに対して内部抵抗がそれぞれ約4倍および約2.5倍上昇した。しかし上昇率の絶対値は他のサンプルA、Bを大きく下回った。
<放電末期でのパルス特性>
つぎに各サンプルについて放電末期でのパルス特性を評価した。ここでは室温において0.29秒間に50Ωの負荷を与えたときの閉回路電圧と、−30℃の温度下で保存したサンプルに対して1秒間に150mAの電流を流したときの閉回路電圧とを測定することでパルス特性を評価した。なお放電深度は、室温においては90%、95%、および100%とした。低温においては90%および95%とした。
表2に各サンプルにおけるパルス特性を示した。
Figure 0006435189
表2における閉回路電圧は初期状態での閉回路電圧と放電後の閉回路電圧との差、すなわち閉回路電圧の落ち込み電圧値である。したがってこの落ち込み電圧値が大きいほどパルス特性が劣化していることになる。そしてこの表2に示したように90%の放電深度ではサンプルA、C、Dの閉回路電圧の落ち込みは、室温および低温のそれぞれにおいて0.02V、0.03V、0.03Vで落ち込みも小さくまた各サンプル間で大きな差が無かった。しかしサンプルBは室温で0.51V落ち込んだ。とくに低温度下では2.20Vも落ち込み実質的に電池として動作しないことがわかった。なおサンプルBは、室温で放電深度が95%および100%になっても90%の放電深度のときに対して閉回路電圧の落ち込みがほとんど変わらなかった。低温では95%の放電深度で90%のときに対してさらに15%程度落ち込んだ。いずれにしても低温では電池として動作しない。
一方サンプルA、C、Dについては、放電深度が95%になるとサンプルAでは負極リチウム4の「切れ」に起因して90%の放電深度での閉回路電圧に対し、室温と低温の双方でさらに0.1V前後落ち込んだ。サンプルC、Dでは負極リチウム4が切れてもその切れた領域を跨ぐように導電体40が貼着されているので負極リチウム4の全長にわたって導通が確保され、90%の放電深度のときに対してほとんど同じ閉回路電圧を示し、室温では0.01〜0.02V程度の落ち込みであり、特に低温では0.1V以下の落ち込みに抑えることができた。すなわち閉回路電圧の落ち込みをサンプルAに対して40%程度減少させることができた。したがって負極リチウム4の巻き終わり領域104にのみ導電体40が貼着されているサンプルC、Dは優れたパルス特性を有していると言える。なお室温で100%の放電深度では負極リチウム4がほとんど消費されている状態であるのでサンプルA、C、Dは同等の結果を示した。
<導電体の上下幅について>
サンプルCとDの特性を比較すると放電末期での電圧降下率についてはほぼ同等であったが、内部抵抗上昇率やパルス特性についてはサンプルDの方が優れていた。内部抵抗においては100%の放電深度においてサンプルCに対して50%程度の上昇率であった。これはサンプルDではサンプルCに対して導電体40の面積が小さく、相対的に負極リチウムの反応面積が大きくなったことによるものと思われる。しかしその一方で導電体40をさらに細くしていけば導電体40の抵抗が大きくなり、負極リチウム4が切れた場合には細い導電体40が却って内部抵抗を大きくしてしまう原因となる。したがって導電体40の上下幅Wbの下限はサンプルDの特性から負極リチウム4の上下幅Waに対して5%程度とすることが妥当である。
<放電時間>
上述したサンプルA〜Dにおける放電末期での電池電圧特性、内部抵抗特性、およびパルス特性について考察してみると、サンプルAでは95%程度の放電深度において負極リチウムの切れに伴う特性劣化が顕在化するものと思われる。サンプルBでは導電体40が負極リチウム4の全長にわたって貼着されているために反応面積が減少し、それによってそもそも初期状態から各種特性が劣っていたと考えることができる。また負極リチウム4の全面にわたって導電体40を貼着しているため、この負極リチウム4を含む電極体10を巻回して内径が規定されている負極缶2に収納しようとすれば、負極缶2内における電極体10の占有体積が大きくなる。そのため負極缶2内における電解液30の充填量も減少し、やはり電池容量の低下などの電池特性の劣化を招く。そして実質的に本発明の実施例に対応するサンプルC、Dでは、負極リチウム4が切れるメカニズムを考慮して巻き終わり領域104にのみ導電体40が貼着されているため、負極リチウム4の「切れ」に伴う特性劣化が抑制され、しかも放電末期においても優れた特性が維持されたものと思われる。
そこで以上の考察の正否を確かめるために、サンプルA〜Cに対し同じ負荷を掛けて連続的に放電させ、終末電圧に至るまでの時間を測定した。図6にその放電時間の測定結果を示した。図6では放電開始時点からの時間経過と初期状態の電池電圧に対する相対的な電池電圧値との関係を示している。サンプルBでは反応面積が当初から少ないために短時間で放電が完了してしまっている。またサンプルAでは負極リチウムの溶解が進行する放電末期で負極リチウムが切断され、全ての負極リチウムが消費される以前に放電が終了している。そしてサンプルCでは最後まで負極リチウムを使い切り、設計通りの放電容量が確保されていることがわかる。
このように上記のサンプルCあるいはDの構成を備えたリチウム電池1aでは初期状態における内部抵抗が小さく放電末期まで十分な電圧を維持することができる。もちろん放電に伴って負極リチウム4が切れても内部抵抗が上昇したり電池容量が減少したりするなどの問題も解決することができる。
===その他の実施例===
本発明の実施例に係るスパイラル型リチウム電池は負極リチウムにおいて、巻き終わりの端部から正極の巻き終わり側の内面と対面している領域までの範囲を巻き終わり領域として、その巻き終わり領域にのみ長さ方向に連続する導電体が貼着されている点に特徴を有している。したがって正極の巻き終わりの端部そのものについては、その内面側が負極リチウムの外周側に対面していない場合もある。このような場合であっても導電体を貼着すべき巻き終わり領域は正極の「巻き終わり側の内面」と対面している部位までとなる。図7は巻き終わり領域104が上記実施例とは異なるリチウム電池を示す図である。図7では図4における矩形領域103に相当する領域を拡大して示している。この図に示したように、正極3の巻き終わり側の端部には、その端部のエッジからセパレータ5を保護するなどの目的で保護テープ60などが貼着されている場合がある。このような場合には保護テープ60の貼着領域の巻き始め位置61を実質的な正極3の巻き終わりの端部とすればよい。すなわち負極リチウム4において、この保護テープ60の巻き始め位置61に対面する部位をリチウム切れの発生しやすい領域102とし、当該領域102を跨ぐように巻き終わりの端部42に向けて導電体40を貼着すればよい。
導電体には銅箔を用いていたが各種金属箔(銅合金、ニッケル、ステンレス、チタン及びそれらの合金など)、メタルラス、ワイヤーラス、織網、金属発泡体、パンチングメタルなど、リチウムと合金化しない箔状、あるいは薄板状の電気伝導体であればよい。負極缶の形状は例えば有底角筒状など円筒状に限らない、そして電極体は負極缶の横断面形状に沿って巻回されていればよい。なお上記実施例として示したスパイラル型リチウム電池は一次電池であったが二次電池でもよい。
1 スパイラル型リチウム電池、1a 実施例に係るスパイラル型リチウム一次電池、2 電池缶(負極缶)、3 正極、4 負極、5 セパレータ、10 電極体、20 封口体、30 非水系有機電解液、40 導電体、104 巻き終わり領域

Claims (2)

  1. リチウム金属またはリチウム合金を負極活物質として含む負極がセパレータを介して正極と対向配置されてなる帯状の電極体が長さ方向に巻回された状態で負極集電体を兼ねる有底筒状の電池缶内に非水有機電解液とともに密封されてなるスパイラル型リチウム電池であって、
    前記電池缶の筒軸延長方向を上下方向として、
    前記電極体は上下方向を巻軸とするとともに、当該巻軸を巻き始めとして最外周に前記負極が配置されるように巻回され、
    前記負極の外周面に、導電体が、前記電極体の巻き終わりの端部から前記正極の巻き終わり側の内面と対面する領域まで、前記巻き始め側に向かって前記電極体の長さ方向に連続して貼着され、
    前記導電体は、前記負極の外周面が前記正極の巻き終わり側の内面と対面する領域において、前記セパレータを介して前記正極の内面と対面している、
    ことを特徴とするスパイラル型リチウム電池。
  2. 請求項1において前記導電体の上下幅は前記電極体の上下幅の5%以上100%以下であることを特徴とするスパイラル型リチウム電池。
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