JP6435170B2 - 一時貯留設備及び一時貯留施設 - Google Patents
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Description
そして、都市浸水災害を防止するために、雨水を一時的に貯留する技術が、特許文献1〜3に提案されている。
なお、上記の一時貯留部は、上面開放の箱型形状に形成され、その底面に設けられた開口が流出部になっており、開口の数或いは大きさで単位間当たりの水分量上限を調整している。
また、上記の一時貯留部には、外部へ排水する第2導水手段が設けられている。この第2導水手段は、一時貯留部の底面近傍に設けられた開口部に導水可能な導水部材を充填することにより、単位時間当たりの上限導水速度が調整できるようになっている。
具体的には、特許文献1及び2に記載の技術(緑化設備、緑化用構造体)は、いずれも、一時貯留部の底面近傍から排水する構成であるため、一時貯留部にゴミや土壌等が入った場合、排水がうまくいかなくなる虞があるという課題を有している。すなわち、特許文献1及び2に記載の技術は、ゴミや土壌等の影響により排水性能が悪化するため、長期に亘って一時貯留機能を維持することができない虞がある。更に、特許文献1及び2に記載の技術は、底面からの排水のため、水圧によって排水量が異なってしまい、排水制御がうまくいかなくなる虞がある。
また、特許文献3に記載の緑化容器の構成は、仮に緑化容器相互を接触させて並べた場合、或いは、何らかの理由(強風の影響等)で隙間をあけて並べられた緑化容器同士が接触してしまった場合、排水手段が潰れて排水性能が悪化して、最終的に一時貯留部としての機能を失う虞がある。
さらに、特許文献3に記載の緑化容器は、平面視で緑化容器の外周から排水手段が突出して露出しているため、美観を損ねているという課題を有している。
また、本発明の第1態様は、水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、前記貫通部の周囲が前記側壁と一体で貫通部壁に囲まれており、少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の第1態様は、水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、前記貫通部の周囲が貫通部壁で囲まれて該貫通部の内部が中空状態に形成されており、少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられていることを特徴とする。
尚、排水部材には、例えば、長帯状の不織布等が用いられる。
また、本発明の第1態様は、一時貯留部の側壁で囲まれた空間内に設けた貫通部の周囲を囲む貫通部壁に排水部材が設けられており、上述した従来技術(特許文献3)のように排水手段が容器の側壁を跨いで設置される構成(容器の外部に露出する構成)になっていない。したがって、本発明では、排水部材が外部の物に接触して潰れて排水性能が悪化することがなく、安定した排水性能が維持される。また、本発明では、複数の一時貯留設備を並べて使用する場合、隣接して設置する一時貯留設備に、排水部材が接触しないように注意して、一時貯留設備相互に隙間をあけて設置する必要がなく、容易に施工できる。
さらに、本発明の第1態様は、排水部材が一時貯留部の内部に設置されており、上述した従来技術(特許文献3)のように容器の外周から排水手段が突出して露出している構成ではないため、従来技術(特許文献3)のように美観を損ねることがない。
また、本発明の第2態様では、排水部材が側壁の凹部内に設けられるようになっている(一時貯留部の外側に設置される排水部材が凹部以外の側壁よりも内側に配置されるようになる)。また、第3態様は、排水部材が隣接する突出部の間に位置する側壁を跨いで配置されるようになる(一時貯留部の外側に設置される排水部材が突出部よりも内側に配置されるようになる)。そのため、本発明の第2、3態様によれば、一時貯留部の外側に設置される排水部材が外部の物等に接触して潰れて排水性能が悪化する可能性が低減され、安定した排水性能が維持される。また、本発明の第2、3態様は、上記構成により、複数の一時貯留設備を並べて使用する場合、排水部材が隣接して設置する一時貯留設備に接触しないように注意して、一時貯留設備相互に隙間をあけて設置する必要がない。
また、本発明の第2、3態様は、上記構成により、従来技術(特許文献3)のように容器の外周から排水手段が突出して露出することがないため、従来技術(特許文献3)のように美観を損ねることがない。
先ず、本発明の第1実施形態について、図1〜10を用いて説明する。
また、貯水部20は、植物栽培部10に植栽された植物Pに供給する水分を貯水するものであり、雨水等の水分が貯水されるようになっており、貯水された水が、後述する吸水棒19を介して植物Pに供給されるようになっている。
また、一時貯留部40は、集中豪雨等により、貯水部20の水分が一定量以上になった場合に、一定量をオーバーした水分を一時的に貯水すると共に、貯水した水分を徐々に敷設面GLに排水するものであり、一時的に降雨を貯めて都市型洪水等を防ぐ役割を果たしている。
以下、第1実施形態の一時貯留設備W1の各構成部を順次説明していく。
図示するように、植物栽培部10は、底面10aと側壁10bとを有する上面開口の矩形箱型(図示する例では、平面視略正方形の底面10aと、底面10aの各辺から上方に延設された側壁10bとを有する箱型)に形成されており、内部に育成材60を充填可能な構造となっている。この底面10aには余剰水を下方に排水するスリット状の排水孔10cが穿設されている。
また、底面10aには、上方に延びる平面視略十字形の柱状部材11aが複数立設している。また、底面10aには、側壁10bに沿って平面視略十字状の柱状部材11bと、略I字状の柱状部材11cとが複数立設している。これらの柱状部材11a、11b、11cにより、上部からの踏圧による育成材60の固化が防止される構造となっている。尚、図示する例では、柱状部材11a、11b、11cは、側壁10bよりも低い高さ寸法になっている。
また、隣り合う2側壁10b・10bの外面には2つの突部16と1つの突部(図示せず)が設けられている。尚、同じように後述する貯水部20及び一時貯留部40の隣り合う2側壁にも2つの突部と1つの突部が設けられている。各部(植物栽培部10、貯水部20、一時貯留部40)の側壁に設けた突部は、一時貯留設備Wを形成する際に位置決めの目印になる。具体的には、一時貯留設備Wを形成する際に、2つの突部が同じ側面に位置するように、1つの突部も同じ側面に位置するように施工すると、施工間違いなく施工することができるようになる。
図示するように、貯水部20は、底面20aと側壁20bとを有する上面開口の矩形箱型(図示する例では、平面視略正方形の底面20aと、底面20aの各辺から上方に延設された側壁20bとを有する箱型)に形成されており、内部に水分を貯めることが可能な構造となっている。
また、底面20aには、上方に延びる平面視略十字状の柱状部材21aが複数立設している。また、底面20aには、側壁20bに沿って平面視略I字状の柱状部材21bと、平面視E字状の柱状部材21cとが複数立設している。そして、植物栽培部10からの踏圧を一連の柱状部材21a、21b、21cで支持する構造となっている。尚、図示する例では、柱状部材21a、21b、21cは、側壁20bと同じ高さか僅かに低い高さ寸法になっている。
尚、筒状突出部22の周りには四つの補強のための補強用リブ24が形成されている。また、筒状突出部22の周りの底面20aは下方にへこんだへこみ部20a1が形成されており、敷設面GLに敷設した場合にへこみ部20aの底面が敷設面(或いは、下方に配置される一時貯留部40)に当接する構造となっている。
尚、貫通部壁28は側壁20bと同じ高さ寸法か僅かに低い高さ寸法になっている。
一時貯留部40は、上述した貯水部20と略同じ構造となっている。そのため、以下では簡略化して説明する(一時貯留部40は、上述したオーバーフロー部26以外、貯水部20と同じである)。
また、底面40aには、平面視略十字状の柱状部材41aと、平面視略I字状の柱状部材41bと、平面視E字状の柱状部材41cとが複数立設している。なお、柱状部材41a、41b、41cは、貯水部20の柱状部材21a、21b、21cと同じである。
また、底面40aの一部に平面視略円形の凹部43が形成されている。この凹部43は、貯水部20の凹部23と同じ形状である。
図示するように、一時貯留設備W1を敷設面GLに敷設する場合、敷設面GL上に一時貯留部40を敷設し、その上に平面視同一位置に貯水部20を載置し、その上に、平面視ずらした状態で植物栽培部10を載置する。
尚、一時貯留部40の底面40aは、脚部45により敷設面GLより浮いた状態で維持される。そのため、排水部材50の一端が他端よりも高い位置になるように設置することで、排水部材50の毛細管現象により一時貯留部40に貯まった水分の殆どを排水することが可能になる。
尚、一時貯留部40を敷設面GLに敷設する際には、底面40aのへこみ部40a1に接着剤又は粘着剤などを塗布し、敷設面GLに固定する。
図示するように、植物Pの上方からの雨水が排水孔10cや植物栽培部10の側壁10bから貯水部20に落下し、貯水部20に水分が貯められるようになっている。この貯められた水は、晴天時には吸水棒19を介して植物Pに供給される。また、降雨が多い場合に、貯水部20の水分が一定量以上(貯水部20の水分がオーバーフロー部26の上端よりも高い水位)となると、オーバーフロー部26の孔26aから一時貯留部40に排水され、一時貯留部40に水分が導かれる。一時貯留部40の水は、排水部材50により徐々に敷設面GLに排水されることとなるが、集中豪雨等の影響により、オーバーフロー部26からの水分の排水量が排水部材50の排水量よりも多くなると、一時貯留部40に徐々に水分が貯まり、一時的に降雨を貯める機能を発揮することとなる。その後、雨がやんだ場合は、徐々に一時貯留部40の水分が排水部材50により排水され、最終的には一時貯留部40は空に近い状態となり、次の集中豪雨に備えることが可能となっている。
したがって、第1実施形態では、排水部材50が外部の物(例えば、隣接して設置する一時貯留設備W1)に接触して潰れて排水性能が悪化する虞がなく、安定した排水性能が維持される。また、上記構成によれば、複数の一時貯留設備W1を設置する場合に、排水部材50が接触しないように注意して、一時貯留設備W1相互に隙間をあけて設置する必要がなく、従来技術(特許文献3)と比べて、施工が容易になる。
さらに、第1実施形態では、排水部材50が容器の外周に露出している構成ではないため、従来技術(特許文献3)のように美観を損ねることがない。
次に、本発明の第2実施形態の一時貯留設備について図11を用いて説明する。
ここで、図11は、本発明の第2実施形態の一時貯留設備を構成する一時貯留部を説明するための図である。
なお、図中では、貫通部47及び貫通部壁48が設けられている例を示しているが、第2実施形態では貫通部47及び貫通部壁48が設けられていない構成でも良い。
また、第2実施形態は、図11(b)に示すように、排水部材50が凹部70内に収納されるようになるため、上述した従来技術(特許文献3)のように「排水手段が外部の物に接触して潰れて排水性能が悪化すること」がなく、安定した排水性能が維持される。
また、第2実施形態は、排水部材50が凹部70内に収納されるようになるため、複数の一時貯留設備W1を並べて使用する場合、隣接して設置する一時貯留設備W1に排水部材50が接触しないように注意して、一時貯留設備W1相互に隙間をあけて設置する必要がない。
さらに、第2実施形態は、排水部材50が凹部70内に収納されるようになるため、従来技術(特許文献3)のように美観を損ねることがない。
次に、本発明の第3実施形態の一時貯留設備について図12及び図13を用いて説明する。
ここで、図12は、本発明の第3実施形態の一時貯留設備を構成する一時貯留部を説明するための図である。また、図13は、本発明の第3実施形態の一時貯留設備を示した模式図である。
図12に示すように、第3実施形態の一時貯留部80は、底面80aと側壁80bを有する上面開口の矩形箱型(図示する例では、平面視略正方形の底面80aと、底面80aの各辺から上方に延設された側壁80bとを有する箱型)に形成されており、内部に水分を一時的に貯めることが可能な構造となっている。
底面80aには、平面視略十字形の柱状部材81aが側壁80bと同じ高さまで複数立設していると共に、側壁80bに沿って平面視略I字状の柱状部材81bが側壁80bと同じ高さまで複数立設し、後述する平板100或いは砂利110などを支持可能な構造となっている。
ここで、排水部材50は、その一端が一時貯留部80の底面80aに当接し、その他端が貫通部87の下端近傍に位置するように、貫通部壁88を跨いで貫通部87に挿通するように設けられる。
尚、図14(a)では、上述した第1実施形態において一時貯留部40を2段重ねた例を示しており、14(b)は一時貯留部40を3段重ねた例を示している。
また、一時貯留部40から排水される排水部材50の単位時間当たりの排水速度を各段で異ならせる(上から順次単位時間当たりの排水速度を遅くする、或いは早くする、ランダムに速度を設定する)と、よりユーザの要望にあった一時貯留設備W1及び一時貯留施設Zを提供することが可能となる。尚、単位時間当たりの排水速度を変える方法としては、排水部材50の断面積を変える、或いは排水部材50の材質を変える、排水部材50の数を変える等適宜である。
図示する例では、側壁40bに、2つの突出部90が所定間隔を開けて設けられている。この突出部90は、排水部材50の厚み寸法以上に、側壁40bから外方に
突出している。そして、排水部材50は、その一端が底面40aに当接し、且つ2つの突出部90(隣接する突出部90)の間に位置する側壁40を跨いて外部に到達するように設けられている。
W1、W2…一時貯留設備
10…植物栽培部
10a…底面
10b…側壁
10c…排水孔
11a、11b、11c…柱状部材
12…筒状部
12a…ビス固定孔
13…突出凹部
13a…取付孔
15…脚部
16…突部
19…吸水棒
20…貯水部
40…一時貯留部
20a、40a…底面
20a1、40a1…へこみ部
20b、40b…側壁
21a、21b、21c、41a、41b、41c…柱状部材
22、42…筒状突出部
22a、42a…孔
23、43…凹部
24、44…補強用リブ
25、45…脚部
26、460…オーバーフロー部
26a、461…孔
27、47…貫通部
28、48…貫通部壁
29、49…流水部
31、51…被係合用凹部
35、45…脚部嵌合凹部
46…筒状部
50…排水部材
70…凹部
80…一時貯留部
80a…底面
80a1…へこみ部
80b…側壁
81a、81b…柱状部材
84…リブ
85…脚部
87…貫通部
88…貫通部壁
100…平板
102…支持部材
110…砂利
Claims (7)
- 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有し、その上部に植栽部、平板又は砂利が設けられていると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部の周囲が貫通部壁で囲まれており、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられていることを特徴とする一時貯留設備。 - 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部の周囲が前記側壁と一体で貫通部壁に囲まれており、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられていることを特徴とする一時貯留設備。 - 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部の周囲が貫通部壁で囲まれて該貫通部の内部が中空状態に形成されており、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられていることを特徴とする一時貯留設備。 - 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁の一部に内側にへこんだ凹部が設けられ、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記側壁を跨いで外部に到達する排水部材が前記凹部内に設けられていることを特徴とする一時貯留設備。 - 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を備えた一時貯留設備において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁の一部に外側に突出した突出部が複数設けられ、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ隣接する前記突出部の間に位置する側壁を跨いで外部に到達する排水部材が設けられていることを特徴とする一時貯留設備。 - 前記一時貯留部を複数段積み重ねることにより、前記貫通部、前記凹部又は前記突出部相互間が平面視同一位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の一時貯留設備。
- 水分を受け入れ、一時的に水分を貯留可能な一時貯留部を敷設面に敷設してなる一時貯留施設において、
前記一時貯留部は、側壁と底面を有すると共に、前記側壁で囲まれた空間内に、前記底面を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部の周囲が貫通部壁で囲まれており、
少なくとも、前記底面に当接し、且つ前記貫通部壁を跨いで前記貫通部に挿通する排水部材が設けられ、
前記排水部材により、前記一時貯留部の水分が前記敷設面に排水されるようになっていることを特徴とする一時貯留施設。
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