JP6434384B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の空気と室外の空気との入れ換えに用いられる換気装置に関する。
室内の空気と室外の空気との入れ換えに用いられる換気装置には、気流を発生させる送風機が設けられる。換気装置は、送風機を運転させることで、換気装置と室内とを結ぶ室内ダクトおよび換気装置と室外とを結ぶ室外ダクトの内部に気流を発生させて、室外の空気を室内に供給、または室内の空気を室外に排出する。換気装置には、送風機の停止中に装置内の風路を塞ぐシャッターが設けられる。送風機の停止中に、装置内の風路がシャッターで塞がれることで、送風機の停止中に風路を通して室外の空気が室内に流入すること、または室内の空気が室外に流出することを防ぐことができる。
特許文献1には、装置内の風路の一部を構成する筒体の内部に、シャッターが設けられた換気装置が開示されている。筒体は、装置内の風路の末端に設けられており、室外または室内に連通するダクトが接続される部材である。シャッターは、筒体の内部で、回転軸を中心に回転可能に設けられている。シャッターは、回転軸を中心に回転して姿勢を変化させることで、筒体の内側を塞いで風路を空気が通過できない状態と、筒体の内側を開放して風路を空気が通過できる状態とに切り替える。また、シャッターは、送風機の停止中は筒体の内側を塞ぐ姿勢となっており、送風機の運転中は風圧によって回転して、筒体の内側を開放する姿勢となる。
特開2013−185807号公報
特許文献1に開示されたシャッターの構成を実現するためには、筒体の内側に形成された軸部を、シャッターに形成された穴に嵌め込み、軸部の中心軸である回転軸を中心にシャッターを回転可能とする必要がある。筒体の内側にシャッターを取り付ける作業において、筒体の内側で穴に軸部を嵌め込むために、シャッターを撓ませる必要がある。ここで、ダクトが接続される筒体は、ダクトと筒体との間で気密を確保するために、ある程度の長さが必要とされる。このような筒体の内側では、シャッターを撓ませて軸部を穴に嵌め込む作業がしにくくなり、換気装置の組立作業性が低下する場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組立作業性の向上を図ることのできる換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる換気装置は、気流を発生させる送風部と、送風部に接続されて、内側が気流を通過させる風路となる第1の筒体と、第1の筒体よりも短く、第1の筒体の内側に配置された第2の筒体と、を備える。また、本発明にかかる換気装置は、第2の筒体の軸方向と直交する回転軸を中心に回転可能に第2の筒体に支持されて、回転軸を中心とする回転によって第1の筒体の内側に形成された風路を開閉するシャッターと、を備える。
本発明にかかる換気装置によれば、組立作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる換気装置の斜視図 実施の形態1にかかる換気装置の正面図 実施の形態1にかかる換気装置の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った矢視断面図 実施の形態1にかかる換気装置の分解斜視図 実施の形態1におけるファンケーシングの斜視図 実施の形態1におけるダクト接続部の分解斜視図 実施の形態1における第1の筒体の斜視図 実施の形態1における第1の筒体に第2の筒体を差し込む過程を説明する図であって、突起と溝との嵌め合い部分を拡大した部分拡大断面図 実施の形態1における第1の筒体に第2の筒体を差し込む過程を説明する図であって、突起と溝との嵌め合い部分を拡大した部分拡大断面図 実施の形態1における第2の筒体にシャッターが保持された状態を示す斜視図 実施の形態1における第2の筒体にシャッターが保持された状態を模式的に示す断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる換気装置の斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる換気装置の正面図である。図3は、実施の形態1にかかる換気装置の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った矢視断面図である。図4は、実施の形態1にかかる換気装置の分解斜視図である。換気装置1は、気流を発生させる送風部4と、送風部4に接続されて、送風部4によって発生された気流を通過させるダクト接続部8と、を備える。
まず、送風部4について説明する。送風部4は、図3に示すように、送風部4の外殻を構成する筐体2と、筐体2の外部に一部を露出させて収容された送風機3とを有する。
送風機3は、回転することで気流を発生させる羽根車5と、羽根車5を回転させる電動機6と、羽根車5を内部に収容するファンケーシング7とを備える。図3に示すように、電動機6の一部は筐体2から露出する。
図5は、実施の形態1におけるファンケーシング7の斜視図である。ファンケーシング7は、樹脂および金属の少なくとも一方で形成される。ファンケーシング7には、開口である取込口7aと開口である吐出口7bとが形成される。電動機6によって羽根車5が回転されると、取込口7aからファンケーシング7の内部に空気が取り込まれ、取り込まれた空気が吐出口7bから吐き出される。
ファンケーシング7には、取込口7aの周囲を囲む第1のリブ7cが立設されている。また、取込口7aと第1のリブ7cとの間には第2のリブ7dが立設されている。第2のリブ7dは、第1のリブ7cから取込口7aに向けて延びるように形成される。ファンケーシング7は、内部に羽根車5を収容した状態で、筐体2の内部に収容される。
筐体2は、樹脂および金属の少なくとも一方で形成される。図4に示すように、筐体2の前面板21には、ファンケーシング7の取込口7aと連通される連通口2aが形成される。図3に示すように、筐体2の前面板21は、ファンケーシング7の第1のリブ7cと当接する。連通口2aは、前面板21のうち第1のリブ7cに囲まれる領域に形成される。これにより、筐体2に形成された連通口2aは、ファンケーシング7に形成された取込口7aに対して、第1のリブ7cに囲まれた領域を介して連通される。ファンケーシング7の第2のリブ7dは、筐体2の前面板21側から見た場合に、連通口2aの内側に位置する。
図1、図2および図4に示すように、筐体2の前面板21には、ファンケーシング7の吐出口7bを外部に露出させる切欠き2bが形成される。吐出口7bは、切欠き2bを通して筐体2の外部に露出する。
次に、ダクト接続部8について説明する。ダクト接続部8は、筐体2の連通口2aが形成された部分に取り付けられる。図6は、実施の形態1におけるダクト接続部8の分解斜視図である。ダクト接続部8は、筒状形状を呈する第1の筒体9と、第1の筒体9よりも短い筒状形状を呈する第2の筒体10と、第2の筒体10に回転可能に支持されるシャッター11と、を備える。第1の筒体9、第2の筒体10およびシャッター11は、樹脂および金属の少なくとも一方で形成される。
図7は、実施の形態1における第1の筒体9の斜視図である。第1の筒体9の一端部91には、外周方向に突出して円環形状を呈するフランジ部12が形成される。筐体2の前面板21に対してフランジ部12がねじ13で固定されることで、第1の筒体9が送風部4に接続される。なお、図4に示すように、フランジ部12および筐体2の前面板21には、ねじ13の軸を貫通させる穴22,93が形成される。また、図5に示すように、ファンケーシング7にはねじ13の軸部がねじ込まれるねじ穴71が形成される。ファンケーシング7を筐体2に収容した状態で、穴22とねじ穴71とが重なる。フランジ部12に形成された穴93を、穴22およびねじ穴71と重ね、ねじ13の軸部をねじ穴71にねじ込むことで、第1の筒体9が送風部4に接続される。
図2に示すように、フランジ部12には、第1の筒体9が送風部4に接続された状態で前面板21からはみ出す部分が切り欠かれた切欠き12aが形成される。切欠き12aは、フランジ部12の外周を直線状に切り欠いて形成される。換言すると、切欠き12aを形成しなければ、第1の筒体9が送風部4に接続された状態で前面板21からはみ出す大きさでフランジ部12が形成されている。
図6および図7に示すように、第1の筒体9の内側面には、2つの突起9aが形成される。2つの突起9aは、第1の筒体9の周方向に沿って並べて形成される。
図3および図6に示すように、第1の筒体9の端部のうち、フランジ部12が形成された一端部91の反対側である他端部92には、第1の筒体9の内側面から内側に向けて突出する突部9bが形成される。本実施の形態1では、第1の筒体9の他端部92の全周にわたって突部9bが形成されている。
第1の筒体9が送風部4に接続されることで、第1の筒体9の内側となる領域と、ファンケーシング7の第1のリブ7cに囲まれた領域と、ファンケーシング7の取込口7aから吐出口7bに至る領域とが連通されて、羽根車5の回転によって空気が通過する風路が構成される。
第2の筒体10は、第1の筒体9の内径よりも小さい外径を有しており、図3に示すように、第1の筒体9の内側に配置される。第2の筒体10は、第1の筒体9の一端部91側から差し込まれる。第2の筒体10の外側面には、軸方向に沿って延びる溝14が形成される。第1の筒体9の内側に第2の筒体10を差し込む過程で突起9aと対向する部分に、溝14が形成される。
溝14は、第1の筒体9への第2の筒体10の差し込み方向における奥側に形成された第1の溝14aと、第1の溝14aよりも上述した差し込み方向における手前側に形成された第2の溝14bとで構成される。換言すれば、第1の溝14aは、第1の筒体9の内部に第2の筒体10が配置された状態における第1の筒体9の他端部92側となる部分に形成され、第2の溝14bは、第1の筒体9の内部に第2の筒体10が配置された状態における第1の筒体9の一端部91側となる部分に配置されている。
第2の溝14bは、第1の溝14aの深さよりも深く形成される。図8および図9は、実施の形態1における第1の筒体9に第2の筒体10を差し込む過程を説明する図であって、突起9aと溝14との嵌め合い部分を拡大した部分拡大断面図である。図8では、第2の筒体10が第1の筒体9に差し込まれている途中の状態を示しており、図9では、第2の筒体10が第1の筒体9に完全に差し込まれた状態を示している。
第2の筒体10に溝14が形成されていない場合には、第1の筒体9の内側に形成された突起9aに第2の筒体10が引っ掛かるため、それ以上第2の筒体10を差し込むことが困難となる。一方、本実施の形態1では、第2の筒体10を差し込む過程で突起9aと対向する部分に、溝14が形成されているため、突起9aと溝14とが対向する位置まで第2の筒体10を差し込むことが可能となっている。
第1の溝14aは、第2の筒体10を第1の筒体9に差し込む過程で、第2の溝14bよりも先に突起9aと対向する。第1の溝14aは、第1の溝14aの底と突起9aの先端とが接触する深さで形成されている。
第2の溝14bは、第2の筒体10を第1の筒体9に差し込む過程で、第1の溝14aよりも後に突起9aと対向する。第2の溝14bは、第1の溝14aよりも深い深さで形成されている。したがって、突起9aが第2の溝14bと対向する位置、すなわち突起9aが第2の溝14bに嵌る位置まで差し込まれれば、第1の溝14aと第2の溝14bとの段差部14cに突起9aが引っ掛かるため、第2の筒体10の一端部91側への移動が規制される。そのため、第2の筒体10が第1の筒体9の一端部91側から抜け落ちにくくなる。
また、突起9aが第2の溝14bに嵌る位置まで第2の筒体10が差し込まれることで、図9に示すように、第1の筒体9の他端部92に形成された突部9bと、第2の筒体10とが当接する。そのため、第2の筒体10が第1の筒体9の他端部92側から抜け落ちにくくなる。また、第2の筒体10は、突起9aが溝14に嵌ることで、周方向への位置決めがなされる。
第2の筒体10には、図3および図4に示すように、第1の筒体9に差し込まれた状態において、一端部91側に向けて延出する延出部10aが形成される。図3に示すように、ダクト接続部8が送風部4に接続された状態で、延出部10aはファンケーシング7に形成された第2のリブ7dと当接する。第2の筒体10は、ダクト接続部8が送風部4に接続された状態で、第2の筒体10と当接する当接部である第2のリブ7dと、第1の筒体9の他端部92に形成された突部9bとに挟み込まれる。換言すると、第2のリブ7dは、第2の筒体10を挟んで突部9bと対向する位置に形成されている。
図10は、実施の形態1における第2の筒体10にシャッター11が保持された状態を示す斜視図である。第2の筒体10には、軸方向と直交する回転軸15を中心に回転可能にシャッター11が支持される。第2の筒体10には、回転軸15を中心軸とし、互いに対向する2つの軸部16が形成される。シャッター11には、互いに対向する対向板11aが形成される。対向板11aには、第2の筒体10に形成された軸部16が嵌まる嵌合穴17が形成される。軸部16が嵌合穴17に嵌ることで、回転軸15を中心にシャッター11が回転可能とされる。軸部16を嵌合穴17に嵌める際には、対向板11a同士の間隔を軸部16の先端同士の間隔よりも狭くするために、シャッター11を撓ませる必要がある。
図11は、実施の形態1における第2の筒体10にシャッター11が保持された状態を模式的に示す断面図である。シャッター11は、第2の筒体10の内側を閉塞することで、第1の筒体9の内側に形成された風路を閉塞する。図3および図11に示すように、第2の筒体10のうち第1の筒体9の一端部91側となる端部、すなわち風路を通過する気流の下流側となる端部は、第1の筒体9の軸Cを水平にした設置姿勢における下方に向かうにしたがって、第1の筒体9の一端部91側に近づくように傾斜している。したがって、風路を閉塞した状態においてシャッター11の下端11bは、回転軸15よりも第1の筒体9の一端部91側に位置している。
シャッター11は、送風機3が運転していない状態、すなわち羽根車5が回転しておらず、シャッター11に風圧が加わっていない状態では、自重によって第2の筒体10の端部に当接した姿勢となり風路を閉塞する。シャッター11は、送風機3が運転している状態、すなわち羽根車5が回転しており、シャッター11に対して図3の矢印Xで示す風圧が加わっている状態では、回転軸15を中心に回転して、第2の筒体10の端部から離れた姿勢となり風路を開放する。なお、風路を開放した姿勢のシャッター11は、図3において破線で示されている。このように、シャッター11は、回転軸15を中心に回転して風路を開閉する。
次に、ダクト接続部8の組立手順について説明する。まず、第2の筒体10の軸部16をシャッター11の嵌合穴17に嵌めて、シャッター11を第2の筒体10に保持させる。次に、シャッター11が保持された第2の筒体10を、第1の筒体9の一端部91側から差し込む。第1の筒体9の内側面に形成された突起9aが、第1の溝14aを越えて第2の溝14bに嵌るまで第2の筒体10を差し込むことで、ダクト接続部8の組立てが完了する。組み立てられたダクト接続部8を、送風部4に取り付けることで、図1に示す換気装置1が得られる。
ダクト接続部8の第1の筒体9には、室外に連通されるダクトが接続される。送風部4の筐体2から露出する吐出口7bには、室内に連通されるダクトが接続される。なお、室外に連通されるダクトおよび室内に連通されるダクトの図示は省略している。換気装置1に対して上述したようにダクトを接続することで、送風機3の運転時には、換気装置1の風路を通して、室外の空気を室内に供給することができる。
また、本実施の形態1にかかる換気装置1では、風路を閉塞するシャッター11を、第1の筒体9よりも短い第2の筒体10に保持させるので、シャッター11を撓ませて嵌合穴17に軸部16を嵌める作業の容易化を図ることができる。
また、シャッター11を保持させた第2の筒体10を第1の筒体9に差し込めば、第1の筒体9の内側にシャッター11を設けることができるので、第1の筒体9の内側でシャッター11を撓ませて嵌合穴17に軸部16を嵌めることで第1の筒体9の内側にシャッター11を設けるよりも、第1の筒体9の内側にシャッター11を設ける作業の容易化を図ることができる。これにより、換気装置1の組立作業の容易化を図ることができる。
また、第1の筒体9の内側面に形成された突起9aと、第2の筒体10に形成された溝14の位置を合わせなければ、第2の筒体10を第1の筒体9に対して適切な位置まで差し込めないため、第2の筒体10が誤った姿勢で取り付けられることを防ぐことができる。
また、ダクト接続部8を送風部4に取り付ける前の状態において、第1の溝14aと第2の溝14bとの段差部14cに突起9aが引っ掛かることで、第1の筒体9の一端部91側から第2の筒体10が抜け落ちることを防ぐことができる。
また、ダクト接続部8が送風部4に取り付けられた状態では、第1の筒体9の他端部92に形成された突部9bと、ファンケーシング7に形成された第2のリブ7dとに第2の筒体10が挟み込まれるため、第1の筒体9の長さ方向における第2の筒体10の位置決めが、より一層確実なものとなる。また、第2の筒体10の第1の筒体9への差し込み量が不足している場合には、第1の筒体9の一端部91に形成されたフランジ部12が筐体2に当接する前に、第2の筒体10に形成された延出部10aと第2のリブ7dとが当接する。そのため、フランジ部12と筐体2との間に隙間が生じて、第2の筒体10の差し込み量の不足を容易に把握することができる。
また、風路を閉塞した状態においてシャッター11の下端11bが、回転軸15よりも第1の筒体9の一端部91側に位置しているため、図3に示した状態よりも矢印Yに示す方向に傾けて換気装置1を設置した場合であっても、シャッター11の下端が回転軸15の鉛直下方に位置しない範囲であれば、シャッター11が自重によって第2の筒体10の端部に当接して風路を閉塞する。したがって、本実施の形態1にかかる換気装置1では、換気装置1を多少傾けて設置しても、送風機3の停止時にシャッター11によって風路を閉塞することができる。一方、本実施の形態1とは異なり、図3に示す状態で回転軸15の鉛直下方にシャッター11の下端11bが位置する場合には、矢印Yに示す方向に少しでも傾ければ、第2の筒体10とシャッター11との間に隙間ができるため、換気装置1の設置姿勢が限定される。したがって、本実施の形態1にかかる換気装置1では、設置姿勢の自由度の向上を図ることができる。
また、誤った姿勢でダクト接続部8を筐体2に取り付けた場合には、フランジ部12のうち切欠き12aが形成されていない部分が筐体2からはみ出すため、ダクト接続部8を誤った姿勢で取り付けたことが視覚的に把握しやすくなる。
なお、本実施の形態1では、突起9aと溝14とがそれぞれ2つ形成された例を示したが、突起9aと溝14とがそれぞれ3つ以上形成されてもよいし、それぞれ1つだけ形成されてもよい。
また、本実施の形態1では、第2の筒体10に軸部16が形成され、シャッター11に嵌合穴17が形成された例を示したが、第2の筒体10に嵌合穴17が形成され、シャッター11に軸部16が形成されていてもよい。
また、第2の筒体10に当接する第2のリブ7dは、ファンケーシング7ではなく筐体2に形成されていてもよい。また、第2の筒体10に当接する突部9bは、第1の筒体9の他端部92に形成されているが、他端部92よりも一端部91側に入り込んだ位置に形成されていてもよい。
また、本実施の形態1では、送風機3の運転時に室外の空気が室内に供給されるダクトの接続例を示したが、これに限られない。すなわち、室内に連通されるダクトをダクト接続部8に接続し、室外に連通されるダクトを吐出口7bに接続して、送風機3の運転時に室内の空気が室外に排出されるように構成してもよい。また、ダクト接続部8に接続されるダクトおよび吐出口7bに接続されるダクトの両方を室内に連通させて、送風機3の運転時に室内の空気が換気装置1の風路を通って循環するように構成してもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 換気装置、2 筐体、2a 連通口、3 送風機、4 送風部、7 ファンケーシング、7a 取込口、7b 吐出口、7c 第1のリブ、7d 第2のリブ、8 ダクト接続部、9 第1の筒体、9a 突起、9b 突部、10 第2の筒体、10a 延出部、11 シャッター、14 溝、14a 第1の溝、14b 第2の溝、15 回転軸、16 軸部、17 嵌合穴。

Claims (4)

  1. 気流を発生させる送風部と、
    前記送風部に接続されて、内側が前記気流を通過させる風路となる第1の筒体と、
    前記第1の筒体よりも短く、前記第1の筒体の内側に配置された第2の筒体と、
    前記第2の筒体の軸方向と直交する回転軸を中心に回転可能に前記第2の筒体に支持されて、前記回転軸を中心とする回転によって前記風路を開閉するシャッターと、
    前記第1の筒体の内側面から突出された突起と、
    前記第2の筒体の外側面に形成されて、前記軸方向に沿って延びる溝と、を備え
    前記溝は、第1の溝と、前記第1の溝よりも深く形成された第2の溝とで構成され、
    前記第2の溝は、前記第1の溝に対して前記軸方向に沿って並べて形成され、
    前記突起は、前記第2の溝に嵌ることを特徴とする換気装置。
  2. 前記第2の筒体に形成されて前記回転軸を中心軸とする軸部と、
    前記シャッターに形成されて前記軸部が嵌まる嵌合穴と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記第1の筒体の内側面から突出し、前記第2の筒体に対して前記送風部の反対側から当接する突部、をさらに備え、
    前記第2の溝は、前記第1の溝よりも前記送風部側に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 前記送風部に設けられて、前記第2の筒体を挟んで前記突部と対向する位置に形成されて前記第2の筒体に当接する当接部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の換気装置。
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