JP6433443B2 - 食品生地の成形方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周縁に額縁部(コルニチョーネ)を備えたピザ生地やナン生地などの食品生地を形成する食品生地成形方法及び装置に関する。
例えば、コルニチョーネを備えたピザ生地を形成する場合、従来は、円盤状に形成したピザ生地を一方の手で回転しつつ他方の手で上記ピザ生地の中央部付近を載置部材に対して押圧し、中央部の生地を周縁に寄せるように引延して中央部を薄く形成している。したがって、コルニチョーネを備えたピザ生地をより多く生産するには問題がある。また、ナン生地を引延す場合においても手作業によって引延しを行っている。そこで、大量生産を図るために、前述のごときピザ生地やナン生地などの食品生地を機械的に成形する食品生地の成形装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−43247号公報
前記特許文献1に記載のピザ生地成形装置の構成は、円板状の中央台の周囲に、放射方向へ移動自在の複数の支持片を備えた構成である。そして、周縁にコルニチョーネを備えたピザ生地を形成する場合、前記中央台及び複数の支持片に亘って円板状のピザ生地を載置し、ピザ生地の外縁部を前記支持片の外側に垂らすものである。その後、前記各支持片を放射外方向へ移動することによって、当該ピザ生地の中央部を薄く引延す構成である。
上記構成によれば、前記支持片の外側に垂れ下がった周縁部を厚肉に保持して中央部を薄く引延すことができ、周縁にコルニチョーネを備えたピザ生地に形成することができる。しかし、前記ピザ生地に具材を載置するには、前記ピザ生地成形装置からピザ生地を取り出して上下を反転する必要がある。この場合、ピザ生地の中央部は薄く形成されており、かつ柔軟なものであるから、形成した状態を保持して上下反転することが難しいものである。
また、前述のごとき構成においては、円板状の中央台に対して各支持片を放射外方向へ移動して中央部を薄く引延すとき、前記各支持片が放射外方向に移動すると、中央台と各支持片との間に空間が生じるので、ピザ生地は前記中央台に接触した状態にある生地部分と前記空間部に対応した非接触状態の生地部分とを同時に薄く引延すことになる。したがって、ピザ生地の中央部をほぼ均等厚さに薄く形成することが難しいものである。
また、前記ピザ生地成形装置でもってナン生地を引延すことに適用することは難しいものである。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、食品生地を成形する食品生地の成形方法であって、(a)食品生地を載置部材上に載置する工程、(b)放射方向へ移動自在な複数の拡開部材における下方向突出部を、前記食品生地の外周より内側において前記食品生地内に突入する工程、(c)前記各拡開部材を放射外方向へ移動して、前記各拡開部材に囲まれた内側の食品生地を薄く引延すと共に、前記各拡開部材の外側の部分を周方向に引延す工程、の各工程を備えていることを特徴とするものである。
また、前記食品生地の成形方法において、前記食品生地の薄く引延された部分を、押圧部材によって前記載置部材へ押圧する工程を備えていることを特徴とするものである。
また、食品生地を成形するための食品生地成形装置であって、
適宜形状の食品生地を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送された前記食品生地を、周縁にコルニチョーネを備えた形態に形成するための生地拡張手段を、前記搬送ベルトの上方に上下動自在に備え、
前記生地拡張手段は、前記食品生地内に突入自在の下方向突出部を備えると共に、前記食品生地を薄く引延すために、前記食品生地内に前記下方向突出部を突入した状態において放射外方向へ移動自在な複数の拡開部材と、前記各拡開部材を放射方向に移動するための拡開部材作動手段、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記食品生地成形装置において、前記食品生地の薄く引延された部分を、前記載置部材に押圧するための押圧部材を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ピザ生地の周縁に、上側に盛上がった状態の額縁部(コルニチョーネ)を備えたピザ生地及びナン生地を生地成形装置によって形成することができる。
本発明の実施形態に係る食品生地成形装置の全体的構成を示す正面説明図である。 同上の平面説明図である。 食品生地成形装置の主要な部分の構成を示す正断面説明図である。 複数の拡開部材を放射方向へ移動する構成の平面説明図である。 ピザ生地を、コルニチョーネを備えたピザ生地に形成する工程の説明図である。 ピザ生地を、コルニチョーネを備えたピザ生地に形成する工程の説明図である。 ピザ生地の内側部分を押圧する押圧部材の第2の実施形態を示す説明図である。 食品生地を非円形状に引延す場合の作用説明図である。 押圧部材の第3の実施形態を示す説明図である。 生地拡張手段の第2実施形態に係る構成を示す構成説明図である。 拡張形成された食品生地の説明図である。 より多くの食品生地を同時に拡開する構成の説明図である。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係る食品生地成形装置1は下部フレーム3を備えており、この下部フレーム3には扁平な円板形状の食品生地(ピザ生地)5を載置自在なテーブル7が備えられている。そして、このテーブル7には、前記食品生地5を左右方向(X軸方向)へ搬送する搬送手段の一例として、サーボモータ(図示省略)によって走行駆動されるエンドレス状の搬送ベルト9がX軸方向へ移動自在に備えられている。なお、前記搬送ベルト9は、載置部材を構成するものである。
前記テーブル7における左右方向のほぼ中央部には、前記下部フレーム3と一体的な上部フレーム11が備えられている。この上部フレーム11は、前記搬送ベルト9を前後方向(Y軸方向)に跨いだ形態の門型に構成してあり、この上部フレーム11には、前記搬送ベルト9によって搬送された食品生地5を、例えば、周縁にコルニチョーネ(額縁部)5Aを備えた形態の食品生地5P(図2参照)に拡開形成する食品生地拡開形成装置13が備えられている。
より詳細には、図3に示すように前記上部フレーム11において前記搬送ベルト9の上方に位置する支持フレーム15には、食品生地5の周縁にコルニチョーネを備えた形態に中央部を引延して薄く形成するための生地拡張手段17が備えられている。上記生地拡張手段17は、前記搬送ベルト9上の食品生地5の外周より内側位置において前記食品生地5に上方向から突入自在な薄板状の下方向突出部19を備えた複数の拡開部材21を放射方向へ往復動自在に備えている。なお、下方向突出部19は、薄板状に限ることなく、例えば、ピン状、楕円柱状や食品生地5との接触面を半球状に形成することも可能である。すなわち、下方向突出部19は所望の形状とすることができるものである。
複数の拡開部材21を放射方向に移動するために、前記支持フレーム15における下側プレート15Lには、例えば流体圧シリンダ等のごとき回転用アクチュエータ23によって往復回動される回転スリーブ25が回動自在に支持されている。そして、上記回転スリーブ25の下部には、回転円板27が一体的に取付けてある。この回転円板27の下側には、前記各拡開部材21に備えた各スライド部材29を放射方向(径方向)に移動自在に案内する放射方向の複数のスリット31S(図4参照)を備えた放射方向ガイド部材(ガイドプレート)31が複数の支柱33を介して前記下側プレート15Lの下面に水平に一体的に備えられている。前記各スライド部材29に立設したスライドピン35は、前記回転円板27に形成した放射方向の螺旋状のスリット37(図4参照)に移動自在に係合してある。
上記構成により、回転用アクチュエータ23によって回転スリーブ25、回転円板27を正回転すると、スライドピン35は回転円板27のスリット37の外端部方向へ相対的に移動することになる。この際、スライド部材29はガイドプレート31のスリット31Sに沿って放射外方向へ移動されることになる。すなわち、前記回転スリーブ25を正回転すると、複数の拡開部材21、下方向突出部19は放射外方向へ移動し、前記回転スリーブ25が逆回転すると、各拡開部材21、下方向突出部19は放射内方向の元の位置に復帰するものである。
前述のごとく、各下方向突出部19が放射外方向へ移動する際に、前記食品生地5を放射外方向に引延すものである。前述のように、前記各下方向突出部19が放射外方向に移動する前に、前記各下方向突出部19を、下側に予め位置決めされた食品生地5に対して相対的に上方向から差し込む(突入すること、又は下方向突出部19の下部が食品生地5内に没入すること、或は進入することと同義)ために、前記生地拡張手段17の下方であって前記搬送ベルト9の下側には、当該搬送ベルト9を押上げ自在な昇降部材39が上下動可能に備えられている。上記昇降部材39は、前記テーブル7の下側に備えた例えば流体圧シリンダなどのごとき上下動用アクチュエータ41の作動によって上下動されるものである。
上記構成により、搬送ベルト9によって搬送される食品生地5が所定位置に備えたセンサ(図示省略)によって検知され、食品生地5が前記生地拡張手段17に対応した下方位置に位置決めされると、上下動用アクチュエータ41が作動して昇降部材39が上昇される。昇降部材39が上昇すると、搬送ベルト9が上昇され、この搬送ベルト9上の円板形状の食品生地5が上昇される。
ここで、前記食品生地5の径は、放射内方向へ移動して縮径した状態にある複数の下方向突出部19が形成する径よりも大径であるので、前述したように、昇降部材39によって食品生地5を上昇すると、各拡開部材21における各下方向突出部19は、食品生地5の外周より内側の位置において食品生地5に突入(入り込む)ことになる。この際、前記食品生地5において、前記下方向突出部19よりも外側の部分(この部分がコルニチョーネになる)に前記拡開部材21が軽く接触する程度、又は拡開部材21が接触しない程度に、前記下方向突出部19を食品生地5内に進入するものである。換言すれば、コルニチョーネになる部分を押し潰すことのないように、前記下方向突出部19を食品生地5内に入れるものである。そして、前記各下方向突出部19は前記搬送ベルト9に接触することなく、各下方向突出部19と搬送ベルト9の上面との間は、前記食品生地5の中央部を薄く引延すための間隙に保持されているものである。
上述のように、食品生地5の外周よりも内側の位置において複数の下方向突出部19の下部を食品生地5内に没入した状態において、前述したように、各拡開部材21を放射外方向へ移動することにより、前記各下方向突出部19に囲まれた内側の食品生地5を薄く引延すものである。この際、前記下方向突出部19の外側の部分、すなわちコルニチョーネになる部分は、周方向に引延されることとなり、切断するようなことはないものである。
この際、前記下方向突出部19は、複数の下方向突出部19が縮径状態時に形成する円形状の接線方向に幅広の板状に形成してあるので、下方向突出部19の外側部分の食品生地が、内方向へ移動する傾向を効果的に抑制することができるものである。なお、前記下方向突出部19の外側面は、円弧状又は凸曲面に形成することが望ましいものである。
既に理解されるように、前述したように、円板状の食品生地5の外周よりも内側の位置に複数の下方向突出部19を突入した状態に保持して、各下方向突出部19を放射外方向に移動することにより、前記下方向突出部19の外側の部分を円形状のコルニチョーネ5Aに形成し、内側を薄く引延した形態の食品生地5とすることができるものである。このように、食品生地5を形成した後、前記各下方向突出部19の元の位置に復帰すると、食品生地5の弾性により、食品生地5は縮径する傾向にある。
そこで、本実施形態においては、食品生地5が縮径することを抑制する手段が講じられている。すなわち、図3に示すように、前記支持フレーム15における上側プレート15Uには流体圧シリンダなどのごとき加圧用アクチュエータ43が備えられている。そして、この加圧用アクチュエータ43に上下動自在に備えたピストンロッド等のごとき上下作動桿45は、前記回転スリーブ25に対して相対的に回転自在かつ上下動自在に貫通してある。上記上下作動桿45の下端部には、押圧部材の一例として円板状の押圧プレート47が一体的に取付けてある。この押圧プレート47は、上昇時には、放射外方向へ移動自在な前記下方向突出部19の上方に位置している。
換言すれば、前記各下方向突出部19は、上昇した状態の前記押圧プレート47の下側において放射方向へ移動自在である。そして、前述したように、前記各拡開部材21が放射外方向に移動して、食品生地5の内側を薄く引延し、各下方向突出部材19が前記押圧プレート47よりも外側に位置するときに、前記押圧プレート47は下降される。したがって、食品生地5の薄く引延された内側部分は、押圧プレート47の下面に備えた扁平状の押圧面47Fによって載置部材の一例としての搬送ベルト9、昇降部材39に対して同時に全面的に押圧される。よって、食品生地5の内側部分は均一な状態に形成される。そして、薄く引延した内側部分を押圧し加圧することにより、食品生地5の縮径を抑制するものである。
以上のごとき構成において、予め円盤形状に形成した食品生地5を搬送ベルト9上に載置し、食品生地拡開形成装置13の下方位置に位置決めすると(図5(a)参照)、昇降部材39によって食品生地5が相対的に上昇される。食品生地拡開形成装置13に対して食品生地5が相対的に上昇されると、食品生地5の外周よりも内側の位置において、複数の拡開部材21における下方向突出部19は下端部が食品生地5内に没入するように突入(進入)される(図5(b)参照)。
前述のように、各拡開部材21における下方向突出部19を食品生地5に突入したとき、前記下方向突出部19の外側に位置する環状部分がコルニチョーネ5Aとなる部分である。前述のように、前記下方向突出部19が食品生地5内に突入された際、前記コルニチョーネ5Aの部分を押し潰すことなく保持されると共に、前記各下方向突出部19によって囲まれた内側部分5Bと前記コルニチョーネ5Aは接続した状態に保持されるものである。
換言すれば、前記各下方向突出部19の下端部と前記搬送ベルト9との間に僅かな間隙を保持した状態に、前記下方向突出部19を食品生地5に対して上方から進入するものである。この際、前記コルニチョーネ5Aの部分は押し潰されることはないものである。したがって、コルニチョーネ5Aの部分は微細な気泡を排出することなく、発酵処理した初期状態の特性を保持しているものである。
前述したように、各拡開部材21の下方向突出部19を食品生地5に突入(進入)した後、各拡開部材21を放射外方向へ移動すると、前記内側部分5Bは薄く引延されることになる。この際、コルニチョーネ5Aの部分は、前記下方向突出部19が板状であることにより、内方向への移動を規制されて周方向に引延されるものの、内側部分5Bに比較して当初の厚さにほぼ等しい厚さに保持されるものである(図5(c)参照)。
ところで、図5(c)に示すように、食品生地5の内側部分5Bを薄く引延した状態において、コルニチョーネ5Aを備えた食品生地5Pとして、食品生地5の成形動作を終了することも可能である。しかし、この場合、食品生地5Pが元の形態に戻るべく縮径する縮径率は大きなものである。そこで、本実施形態においては、前記各拡開部材21によって食品生地5の内側部分5Bを薄く引延した状態に保持しているとき(図5(c)参照)、押圧部材としての押圧プレート47を下降して、前記内側部分5Bを載置部材の一例としての搬送ベルト9に押圧し、前記内側部分5Bをさらに薄くすると共に均一な厚さに形成するものである(図5(d)参照)。
その後、前記押圧プレート47を上昇した後に(図6(a)参照)、前記拡開部材21を放射内方向へ移動しながら前記搬送ベルト9を相対的に下降し(図6(b)参照)、押圧プレート47及び各拡開部材21は初期状態に復帰されるものである(図6(c)参照)。
上述のように、食品生地5の薄く形成された内側部分5Bを押圧プレート47と搬送ベルトとの間に挟み込んで加圧すると、内側部分5Bに内存した微細な気泡が排出されて、さらに薄く成形される。したがって、前記内側部分5Bは、加圧される前よりも硬化することとなり、元の状態に戻る傾向、すなわち縮径傾向が抑制されるものである。よって、コルニチョーネ5Aを備えた食品生地5Pとしての大きさをほぼ一定にすることができるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、コルニチョーネ5Aを備えた食品生地5Pを形成したとき、前記コルニチョーネ5Aの部分は押し潰すことなく微細気泡を含んだ初期状態(発酵した状態)に保持されるので、食品生地5Pの内側部分5Bに具材を載置し、石窯内で焼くと、前記コルニチョーネ5Aの部分はふっくらと焼きあがるものである。
また、食品生地5の中央部を押圧プレート47によって押圧し、前記押圧プレート47を上昇する際には、複数の拡開部材21によって食品生地5の中央部を拡開した状態に保持しているので、押圧プレート47がコルニチョーネ5Aの部分によって挟み込まれるようなことはないものである。したがって、食品生地5を一体的に持上げることなく、押圧プレート47を軽快に上昇することができるものである。
なお、食品生地5を前述のごとく形成加工した後に、押圧プレート47、各拡開部材21と食品生地5とを、離隔するには、搬送ベルト9を下降して、食品生地5を押圧プレート47、各拡開部材21に対して下降することも可能である。
図7は、本発明の実施形態に係る押圧部材の第2実施形態を概念的、概略的に示すものである。この実施形態においては、小径の押圧部材49Aの外周に環状の中径の押圧部材49Bを備え、かつ中径の外周に大径の押圧部材49Cを備えた構成である。すなわち、押圧部材を複重に構成し、かつ各押圧部材49A,49B,49Cを個別に上下動自在に構成した場合を例示するものである。
上記構成によれば、図7(A)に示すように、小径の押圧部材49Aによって食品生地5の内側部分5Bを加圧した後、次に中径の押圧部材49Bによって前記内側部分5Bを加圧する。そして、最後に大径の押圧部材49Cによって加圧することができる。すなわち、食品生地5において薄く引延された内側部分5Bの加圧(押圧)を、内側から外側へ順次行うことができるものである。この構成によっても前述した効果と同様の効果を奏し得るものである。
なお、上記構成においては、各拡開部材21を、小径の押圧部材49Aの径に対応した大きさの径に拡開した後、小径の押圧部材49Aによって食品生地5の内側部分5Bを加圧することも可能である。また、小径の押圧部材49Aと中径の押圧部材49Bとによって前記内側部分5Bを加圧することも可能である。すなわち、食品生地5の大きさに対応して押圧部材49A,49B,49Cの組合せを選択して内側部分5Bを加圧することができるものである。よって、複数種の食品生地5の大きさに対応可能なものである。
なお、食品生地5の大きさに対応して食品生地5を押圧する構成としては、前記上下作動桿45に対して押圧部材47を着脱交換可能な構成とすることもできるものである。
ところで、前記説明においては、食品生地5を予め扁平な円盤形状に成形し、円形状に拡開する場合について説明した。しかし、食品生地5を例えば四角形状や六角形状などのように正多角形などの多角形状に形成することや、長円形状などの適宜形状に成形して拡開することも可能である。また、食品生地5の形状としては扁平状に限ることなく、中央部が適宜に盛り上がった形状とすることも可能である。さらに、前記押圧部材47の構成としては、食品生地5の内側部分5B内において周方向に転動するローラの構成とし、このローラによって前記内側部分5Bを加圧する構成とすることも可能である。
また、食品生地拡開形成装置13の下方位置に食品生地5を位置決めする方法としては、前記食品生地拡開形成装置13の下側へ手作業によって位置決めし、かつコルニチョーネ5Aを備えた食品生地5Pに形成した後に手作業によって取り出すことも可能である。
また、前記説明においては、食品生地拡開形成装置13に対して食品生地5を上昇する場合について説明した。しかし、どちらが上下動するかは相対的なものであるから、食品生地5に対して食品生地拡開形成装置13を上下動する構成としてもよいものである。
また、下方向突出部19を放射方向へ往復動させる機構は上記構成に限らず、適宜の変更を行うことにより、その他の形態でもって実施可能である。例えば各下方向突出部19を備えた各拡開部材21をそれぞれ個別のリニアアクチュエータでもって放射方向に移動する構成や、例えば開閉自在な複数のシャッタ片に下方向突出部19を備えて、各シャッタ片によって各下方向突出部19を放射方向に移動する構成とすることも可能である。
すなわち、下方向突出部19を放射方向に移動する構成としては種々の構成を採用することが可能なものである。
さらに、前記押圧プレート47によって食品生地5の内側部分5Bを押圧し加圧するときの加圧力や下降停止位置及び加圧時間は、食品生地5の粘性などの特性に対応して調節することが望ましいものである。
ところで、前述したように、食品生地5を扁平な四角形状、長円形状や角部を適宜の曲面に形成した大略三角形状などの非円形の食品生地105に予め形成することも可能である。非円形状の食品生地105(図8参照)を搬送ベルト9上に載置して前記生地拡張手段17の下方位置に位置決めする。そして、食品生地105を相対的に上昇して、放射内方向へ縮径した状態にある複数の下方向突出部19を前記食品生地105に突入すると、食品生地105の形状に起因して、食品生地105に対して全体又は一部が突入する下方向突出部19Aと、食品生地105に突入することのない下方向突出部19Bとが存在することになる(図8(A)参照)。
したがって、前述した実施形態と同様に、複数の下方向突出部19を放射外方向へ移動すると、前記食品生地105は、当該食品生地105に突入した下方向突出部19Aのみによって引延されることになる。この際、前記下方向突出部19Aの外側に位置する外側部分105Aは厚肉に保持され、内側部分105Bは前記下方向突出部19Aによって非円形状に引延されるものである。
前述のように、食品生地105に突入した下方向突出部19Aのみによって食品生地105の引延しを行うと、食品生地105は非円形状に引延されるものである。その後、前記各下方向突出部19を縮径するように戻すと共に上昇することにより、引延ばされた状態の食品生地105は、開放されることになる。したがって、食品生地105の引延された内側部分105Bは縮む傾向にあり、厚肉の外側部分105Aは、内側部分105Bにより引っ張られて薄くなる傾向にある。
既に理解されるように、食品生地105を適宜の形状に形成し、当該食品生地105に突入される(差し込まれる)下方向突出部19Aと、食品生地105に差し込まれることのない下方向突出部19Bとが存在する状態にして、食品生地105の引延しを行うと、例えば図8(B)に示すように、食品生地105を長方形状に引延すことや、図8(C)に示すように、大略台形状又は三角形状に引延すことができるものである。すなわち、食品生地105を予め所望形状に形成し、食品生地105に差し込まれた複数の下方向突出部19Aによって食品生地105の引延しを行うことにより、所望形状に引延すことができるものである。
なお、前述のごとく、食品生地105の引延しを行った後、食品生地105の引延された薄肉の内側部分105Bを、押圧プレート47によって押圧しても、押圧しなくてもよいものである。すなわち、食品生地105を、例えばナン生地のように大略扁平状に引延す場合には、前記押圧プレート47によって押圧するか否かは任意とすることができるものである。また、前記押圧プレート47の形状は扁平状に引延される食品生地105に対応した所望形状にすることが望ましい。そして、前記押圧プレート47の下面は適宜の凹凸面に形成することも可能である。
ところで、前述したように、所望の形状の食品生地105に対して差し込まれる下方向突出部19Aと、差し込まれることのない下方向突出部19Bとが存在する場合、前記下方向突出部19Bは不用であるので、予め取り外しておくことも可能である。さらには、食品生地105に差し込まれる下方向突出部19Aの形状としては、外側の面が適宜の曲面を呈するように、板材を湾曲した構成とすることも可能である。
図9は、押圧部材の第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態に係る押圧部材(押圧プレート)47Aは、図9(A),(B)に示すように、食品生地5の薄く引延された内側部分5Bを押圧する押圧面47Fに小径のピン等のごとき複数の突出部47Pを備えている。また、押圧部材47Aの外周面には、拡開した状態の隣接した各拡開部材21における各下方向突出部19の間の食品生地5を押圧する押圧突出部47PSが放射外方向へ突出して備えられている。
したがって、前記生地拡張手段17における各拡開部材21の各下方向突出部19によって食品生地5を拡開した状態にあるとき、薄く引延された状態の内側部分5Bを押圧部材47Aによって押圧すると、押圧面47Fに備えた複数の突出部47Pによって内側部分5Bに小孔47H(図11(A)参照)が形成されることになる。よって、コルニチョーネ5Aを形成した食品生地5Pの焼成時には、前記小孔47Hからガスが抜けることとなり、焼成後の食品生地5Pの膨らみを抑制できるものである。
また、前述のごとく、食品生地5Pの内側部分5Bを押圧するとき、押圧部材47Aの外周面に備えた放射外方向の押圧突出部47PSによって、各拡開部材21における各下方向突出部19間の食品生地が押圧されることになる。したがって、前記コルニチョーネ5Aにおける内周面の輪郭が明確に形成されるものである。よって、各下方向突出部19の間において、引延される作用が小さく、引延された部分よりも厚肉に残る傾向を防止でき、全体としての形状を整然とした形状とすることができ、美観が向上するものである。
図10は、食品生地拡開形成装置13における生地拡張手段17の第2の実施形態を示すもので、前述した構成要素と同一機能を奏する構成要素は同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。
この実施形態に係る生地拡張手段17においては、前記押圧部材47Aによって押圧された食品生地5の上面に、複数の放射方向の分割容易部分55(図11(A)参照)を形成するために、前記押圧部材47Aの下面には放射方向に延伸した複数の放射方向延伸部51が備えられている。そして、各拡開部材21を放射方向に案内する前記ガイドプレート31の下面には、前記食品生地5の外周縁に複数の切欠部5C(図11(A)参照)を形成するための複数の切欠形成部材53が周方向に等間隔に、かつ下方向へ突出して備えられている。
より詳細には、前記放射方向延伸部51は、前記押圧部材47Aによって食品生地5を押圧したときに、例えば放射方向の溝等の分割容易部分55を形成する機能を有していればよいものである。上記分割容易部分55は、食品生地5を複数に分割する際に、容易に分割することができればよいものであって、放射方向に長い溝に限ることなく、図11(B)に示すように、放射方向の破線形態に形成することも可能である。
なお、図11(A)に示すように、分割容易部分55を、放射方向に連続した溝状に形成した場合には、当該溝状部分の底部に薄い食品生地を残すことが望ましいものである。図11(B)に示すように、分割容易部分55を破線状に形成した場合には、この破線部分は上下に貫通した形態であってもよいものである。
前記切欠形成部材53は、前記各放射方向延伸部51の外端部と対向した位置であって、前記拡開部材21との干渉を回避し、前記押圧部材47Aより外側の位置において前記ガイドプレート31の下面に下方向へ突出して備えられている。換言すれば、前記切欠形成部材53は、前記拡開部材21と干渉を生じないように、各拡開部材21に対応して周方向に等間隔に備えられているものである。前記切欠形成部材53の断面形状は、放射方向の内側に頂部(角部)を備えた多角形状、すなわち三角形状に形成してある。しかし、断面形状は多角形状に限ることなく、例えば半円形状や半長円形状などの適宜の形状であってもよいものである。なお、前記各放射方向延伸部51によって食品生地5の外周面に亘って分割容易部分55を形成する構成の場合には、前記切欠形成部材53を省略することも可能なものである。
前記構成において、載置部材の1例としての搬送ベルト9上に食品生地5を載置し、前記食品生地拡開形成装置13における生地拡張手段17の下方に位置決めする。そして、生地拡張手段17を相対的に下降し、各拡開部材21における下方向突出部19を前記食品生地5に突入すると、ガイドプレート31に備えた切欠形成部材53の下面が搬送ベルト9の上面に当接して下降が規制(停止)される。
下方向突出部19を食品生地5に突入した状態にあるときに、各拡開部材21を放射外方向へ移動すると、食品生地5は放射外方向に拡開される。そして、前記食品生地5の外周縁が前記切欠形成部材53に当接すると、この当接部分は放射外方向への移動が阻害される。したがって、食品生地5の外周縁には前記切欠形成部材53の形状が転写されることとなり、切欠部5Cが形成されるものである。
前述のように、各拡開部材21の作用によって食品生地5が拡開された状態にあるときに、押圧部材47Aによって食品生地5の薄く引延された部分を押圧すると、押圧部材47Aに備えた押圧突出部47Pによって小孔47Hが形成されると共に、放射方向延伸部51によって分割容易部55が形成されるものである。すなわち、図11に示したごとき食品生地5が成形されるものである。
ところで、前述したごとく、食品生地拡開形成装置13によってより多くの食品生地5を同時に拡開する構成としては、次のごとき構成とすることが望ましいものである。
すなわち、図12に概念的、概略的に示すように、搬送ベルト201によって矢印方向に搬送される帯状の食品生地203に対して、例えば六角形などの多角形状又は円形などの適宜形状の複数の抜型部205を、外周面に複数列、複数行に隣接して備えた多角形状又は円形状の回転ドラムなどの抜型部材207を押圧し回転する構成とする。この構成によれば、帯状の前記食品生地203から抜型部205によって切り抜かれた小片の食品生地、すなわち小片生地(小片食品生地)209が複数列、複数行に分離される。
なお、回転自在な抜型部材207によって、搬送される帯状の食品生地203から小片生地209を複数列、複数行に切断分離する構成は、例えば特許第3538049号公報や米国特許明細書第3427910号に記載されているような、既に公知の構成であってもよいものであるから、前記抜型部材207等についてのより詳細な説明は省略する。
ところで、一方向に搬送される帯状の食品生地203から小片生地209を複数列、複数行に切抜く構成としては、次のごとき構成とすることも可能である。すなわち、上下動自在かつ食品生地203の搬送方向に往復動自在に備えたスタンパーの下面に、抜型部205を複数列、複数行備える。そして、前記スタンパーを、食品生地203の搬送方向と同方向へ同期して移動しつつ下降し、下面に備えた複数の抜型部205によって複数の小片生地209を食品生地203から切抜き分離する。
その後、前記スタンパーを上昇し、元の位置に高速復帰する。そして、小片生地209を切抜き分離した前回の切抜き分離領域に隣接した次の切抜き分離領域に前記スタンパーを対応位置決めして、前述した動作を繰り返すことにより、帯状の食品生地203から複数の小片生地209を連続的に切断分離することができるものである。
前述のように、帯状の食品生地203から複数列、複数行に小片生地209が分離切断されると、矢印方向である下流側へ搬送するとき、複数の小片生地209は、搬送方向及び搬送方向に対して直交する水平方向にそれぞれ離隔されるものである。すなわち、搬送ベルト211の上方位置には、各小片生地209を搬送方向に離隔する搬送方向離隔手段213と、各小片生地209を搬送方向に対して直交する水平方向へ離隔する水平方向離隔手段215が備えられている。
なお、帯状の食品生地203から複数の小片生地209を複数列、複数行に切断分離した後、各小片生地209を、搬送方向に離隔するための前記搬送方向離隔手段213の構成及び搬送方向に対して直交する水平方向に離隔するための水平方向離隔手段215の構成は、例えば特許第5073952号公報に記載されているような、既に公知の構成であってもよいものであるから、前記搬送方向離隔手段213及び水平方向離隔手段215の詳細についての説明は省略する。
前述したように、複数の小片生地209が搬送方向及び水平方向にそれぞれ離隔されると、前記搬送ベルト211による搬送時に、前記各小片生地209は、生地拡張手段17によって放射外方向へ拡張されるものである。すなわち、前記搬送ベルト211の下流側であって搬送方向の両側には、搬送方向に平行な一対のガイド部材217が備えられている。そして、上記一対のガイド部材217は、例えば楔機構、カム機構、流体圧シリンダ機構などのごとき適宜の昇降手段219によって上下動可能に備えられている。
前記一対のガイド部材217には、スライダ221の両側が前記搬送方向に往復動自在に支持されている。前記ガイド部材217に対して前記スライダ221を搬送方向に往復動する構成としては、例えばサーボモータによって正逆回転されるボールネジ機構、正逆回転されるタイミングベルトを利用した構成、リニアモータを利用した構成、リンク機構を利用した構成など、種々の構成が採用可能である。したがって、前記スライダ221を往復動するための駆動機構の構成についての説明は省略する。
前記スライダ221には、前記食品生地拡開形成装置13における生地拡張手段17が、互に離隔されて下流側へ搬送される各小片生地209に対応する位置にそれぞれ備えられている。したがって、スライダ221に備えた各生地拡張手段17を、搬送ベルト211によって搬送される各小片生地209の上方位置に位置決めし、搬送ベルト211の搬送速度に同期してスライダ221を同方向へ移動する。
そして、昇降手段219の作動によってガイド部材217を下降すると、スライダ221に備えた各生地拡張手段17の拡開部材21の下方向突出部19がそれぞれの小片生地209内に没入(突入)されて、搬送ベルト211上の各小片生地209に拡開作用を行うものである。したがって、搬送ベルト211上の各小片生地209は、下流方向へ搬送されつつ拡開されるものである。その後、前記昇降手段219の作動によってガイド部材217が昇降されると、各生地拡張手段17は搬送ベルト211上の各小片生地209から上方向に離反されるものである。
そして、前記各生地拡張手段17によって放射方向へ薄く引延されて拡張作用を受けた各小片生地209は、搬送コンベア223によって次工程へ搬出されるものである。前述のごとく、ガイド部材217が上昇されて各生地拡張手段17が各小片生地209から離れると、前記スライダ221は元の上流側へ復帰移動されて、次に続く各小片生地209に対応すべく位置決めされる。その後、前述のごとき動作を繰り返すことにより、搬送ベルト211によって搬送される各小片生地209を連続的に拡開することができるものである。
ところで、前記説明においては、搬送ベルト211によって各小片生地209を搬送しつつ拡開作用を行う旨説明した。しかし、場合によっては、搬送ベルト211の搬送動作を一時停止して、各小片生地209の拡開作用を行うことも可能である。この場合、各生地拡張手段17は、往復動することなく、定位置に位置決めしておくことが可能なものである。
1 食品生地成形装置
5,5P 食品生地
5A コルニチョーネ(額縁部)
5B 内側部分
7 テーブル
9 搬送ベルト
13 食品生地拡開形成装置
17 生地拡張手段
19 下方向突出部
21 拡開部材
27 回転円板
31 放射方向ガイド部材(ガイドプレート)
35 スライドピン
39 昇降部材
43 加圧用アクチュエータ
47,47A 押圧プレート(押圧部材)

Claims (4)

  1. 食品生地を成形する食品生地の成形方法であって、
    (a)食品生地を載置部材上に載置する工程、
    (b)放射方向へ移動自在な複数の拡開部材における下方向突出部を、前記食品生地の外周より内側において前記食品生地内に突入する工程、
    (c)前記各拡開部材を放射外方向へ移動して、前記各拡開部材に囲まれた内側の食品生地を薄く引延すと共に、前記各拡開部材の外側の部分を周方向に引延す工程、
    の各工程を備えていることを特徴とする食品生地の成形方法。
  2. 請求項1に記載の食品生地の成形方法において、前記食品生地の薄く引延された部分を、押圧部材によって前記載置部材へ押圧する工程を備えていることを特徴とする食品生地の成形方法。
  3. 食品生地を成形するための食品生地成形装置であって、
    適宜形状の食品生地を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトによって搬送された前記食品生地を、周縁にコルニチョーネを備えた形態に形成するための生地拡張手段を、前記搬送ベルトの上方に上下動自在に備え、
    前記生地拡張手段は、前記食品生地内に突入自在の下方向突出部を備えると共に、前記食品生地を薄く引延すために、前記食品生地内に前記下方向突出部を突入した状態において放射外方向へ移動自在な複数の拡開部材と、前記各拡開部材を放射方向に移動するための拡開部材作動手段、を備えていることを特徴とする食品生地成形装置。
  4. 請求項3に記載の食品生地成形装置において、前記食品生地の薄く引延された部分を、前記搬送ベルトに押圧するための押圧部材を備えていることを特徴とする食品生地成形装置。
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