JP6433296B2 - 可撓性サッシェ状の染毛剤容器 - Google Patents

可撓性サッシェ状の染毛剤容器 Download PDF

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Description

第1の態様では、染毛剤成分を保存するための、積層構造を有する可撓性サッシェ状の染毛剤容器が提供される。
第2の態様では、このような染毛剤容器などと、同容器のリザーバの内部容積内に保存される染毛剤成分と、を含む、パッケージ化された染毛剤製品が提供される。
第3の態様では、毛髪染剤成分を収容する第1のパッケージとしての染毛剤容器と、酸化剤を含む顕色剤成分を収容する第2のパッケージ、好ましくは瓶又は染毛剤容器と、を含む、使用準備済み染毛剤製品を提供するためのパッケージキットが提供される。
毛髪などのケラチン繊維を酸化染色するための染色剤製品は、通常、毛髪染剤成分と、酸化剤を有する顕色剤成分とを含んだパッケージキットを用いて提供される。毛髪染剤成分、顕色剤成分、及び使用準備済み「直接染料」は、本明細書において「染毛剤成分」と総称する。典型的には粘性のクリームの形をとる毛髪染剤成分は、アルミニウムチューブ又は例えばPVCからなるプラスチック瓶内に保存され、顕色剤成分は通常、プラスチック瓶に容れて提供される。使用準備済み染毛剤製品を得るためには、毛髪染剤成分が顕色剤成分を収容する瓶内に分注される必要がある。毛髪染剤成分及び顕色剤成分は、毛髪への塗布に先立って瓶内で混合される。
染毛剤成分、すなわち、毛髪染剤成分、顕色剤成分、及び「直接染料」は比較的高い反応性を有することから、容器は、化学物質に耐性で、優れたバリア特性を呈するものでなければならない。
アルミニウムチューブは、厚い金属壁と保護用ラッカーとの組合せによってこれらの要求を満たすものの、アルミニウムチューブ又は例えばPVCなどのプラスチック材からなる瓶は、生態学的観点から望ましくないという不利益を有する。特に、製造プロセスはエネルギー及びコスト集約的であり、パッケージ重量が比較的大きいことから、輸送コストが高くつく。更に、機能的な観点からは、これらのパッケージは厚い壁及び剛性の首部分のために絞り出しにくく、また完全に出し切ることが難しいことから、残余の染毛剤成分がパッケージ内に残ってしまう。特に、プラスチック材からなる瓶は低粘度の流体にのみ使用可能である。
したがって、染毛剤成分、すなわち、毛髪染剤成分及び顕色剤成分を保存するための、改良された容器が必要とされる。特に、染毛剤容器は染毛剤成分を瓶のような第2の容器に安全に分注/吐出できるものでなければならない。このような容器は持ちやすく、また一般に使いやすいものでなければならず、また製造上、安価かつ容易に利用可能なものでなければならない。加えて、パッケージは持続可能性の要求を満たすものでなければならず、例えば、製造及び廃棄の観点から生態学的に望ましい特性を呈するものでなければならない。更に、染毛剤容器は、消費者によって開封された後で、再密閉可能なものである必要がある。
第1の態様では、本発明は、染毛剤成分を保存するとともに積層構造を有する可撓性サッシェ状の染毛剤容器に関する。この染毛剤容器は、
−染毛剤成分を保存するための内部容積を備えたリザーバと、
−内部容積と流体連通状態にあり、染毛剤成分を分注するための分注端を有する注ぎ口と、
−リザーバと一体的に形成されリザーバの上側から突出し、リザーバの幅より小さい幅を備える細長い形状を有する、前記の注ぎ口と、
−容器が開封されるまで容器を密閉するための、分注端にある除去可能な引裂きタブと、を含む。
注ぎ口は、引裂きタブがいったん除去された後に注ぎ口がリザーバの外面に向けて折られた状態で分注端を再密閉するための、少なくとも1つの再密閉要素を含む。積層構造の剛性より高い剛性を備える再密閉要素が注ぎ口とともに折られた状態を維持することで注ぎ口を折りたたまれた位置に保つ。
第2の態様では、本発明は、このような染毛剤容器と、そのリザーバの内部容積内に保存される染毛剤成分と、を含む、パッケージ化された染毛剤製品に関する。
第3の態様では、本発明は、使用準備済み染毛剤製品を提供するためのパッケージキットに関する。パッケージキットは第1及び第2のパッケージを含み、第1のパッケージが、毛髪染剤成分を収容する、本発明による染毛剤容器であり、第2の容器が、顕色剤成分を収容する、瓶又は本発明による染毛剤容器である。
本発明を、以下に例示的実施形態を参照しながらより詳細に説明する。
染毛剤容器の一実施形態の背面図を示す。 スナップ式密閉部を備えた染毛剤容器の正面図を示す。 再密閉要素としてワイヤータイを備えた染毛剤容器の別の実施形態の正面図を示す。 面ファスナーテープ密閉部を備えた別の染毛剤容器の正面図を示す。 流量制限器を備えた染毛剤容器の別の実施形態を示す。
本発明による染毛剤容器は、内部容積を備えるリザーバと、このリザーバの上側にある、リザーバ内に保存される染毛剤成分を分注、すなわち吐出するための注ぎ口と、を含む。注ぎ口は、リザーバと一体的に形成され、リザーバの上縁、すなわち上側から細長い形状に突出する。注ぎ口の幅がリザーバの幅より小さいことから、注ぎ口は第2のパッケージの瓶首内に挿入可能である。注ぎ口の内部流路はリザーバの内部容積と流体連通状態にある。
染毛剤成分の使用前においてしっかりとした密閉を提供するために、除去可能な引裂きタブが注ぎ口の分注端に設置される。
注ぎ口の幅が比較的小さいことから、引裂き距離が比較的小さくて済む染毛剤容器が提供されるため、開封作業中、すなわち引裂きタブが除去される際に、利用者による指の制御が保たれる。引裂きタブを除去するには、片方の手の指を注ぎ口の分注端の下方に留め、他方の手の指で引裂きタブを除去する。
染毛剤容器が積層構造からなることで、サッシェの可撓性が得られる。積層構造は染毛剤成分に対して化学的に耐性である、すなわち、積層体はサッシェ内に供給される成分と両立可能である。サッシェは、保存が容易な扁平及びリクライニング式、すなわちピロータイプのパウチとして、又は、直立式パウチ、すなわち、サッシェを直立位置に支持する基部を含んだ直立構造を備えたものとして、設計されてよい。直立位置を備えたサッシェは取扱いに有利であり、特に、いったん引裂きタブが除去された後でも染毛剤成分を漏らすことなしに置いておくことが可能である。
サッシェは、1片の可撓性積層体を1つの長手方向縁部で折り、残りの開放縁部でともに接合、すなわち密閉することでいわゆる「三方シール」を提供することによって製造されてよい。
しかしながらまた、積層体を2つの対向する長手方向縁部で折り、容器の裏側で密閉することによって、いわゆる「フィンシール」を提供してもよい。少なくとも1つの長手方向外縁において折られる1片の積層体を用いることにより、サッシェ製造プロセス中における積層体材料の削減がもたらされる。
しかしながら、容器の容量が増大することから、「フィンシール」を備えた容器が好ましい。更にまた、充填プロセスにおいて、長手方向縁部がより膨らみやすいことから、染毛剤成分の容器への充填速度が増大し得る。
しかしながら、可撓性サッシェはまた、2片の可撓性積層体を相互に重ね、その外周において接合、すなわち密閉することによって製造されてもよい。
リザーバに関しては、注ぎ口は対称的に、すなわち中央に位置付けられてもよいし、又は非対称的に位置付けられてもよい。好ましくは、注ぎ口は、リザーバの、リザーバがそれに沿って折られる長手方向外縁と一列になるように合わせられる。
一般に、注ぎ口、すなわち注ぎ口の幅は、密閉部分と流路部分とを含む。対称的な、すなわち中央にある注ぎ口は、2つの密閉部分及び1つの流路部分を含むが、長手方向外縁と一列になるように合わせられた注ぎ口は、積層体の折られた縁部によって残りの辺における密閉機能が提供されることから、ただ1つの密閉部分及び1つの流路部分を含む。所定の注ぎ口の直径に対する流路を最大化するために、外縁と一列になるように合わせられた注ぎ口が好ましいが、これは、より広い流路が得られる結果、分注/吐出がより容易になるためである。
本発明の染毛剤容器は取扱いが容易であり、現況技術において言及した同等の剛性容器に比較して重量が小さくなる。とりわけ、本発明の染毛剤容器によれば、材料が少なくて済み、製造及び輸送のためのエネルギーも低減されることから、持続可能性及びコスト削減の要求を満たすこととなる。
注ぎ口は、引裂きタブがいったん除去された後に分注端を再密閉するための、少なくとも1つの再密閉要素を含む。
使用準備済み染毛剤製品を毛髪に塗布する24時間前にアレルギーテストを行う必要を考慮すれば、再密閉機能を備えることが有利である。アレルギーテストを行うために、消費者は一定量の染毛剤成分を容器から取り出し、皮膚に炎症が起こるか試すために、皮膚に塗布する。加えて、消費者によっては、染毛剤成分を単回投与で使用するのではなく、例えば髪の生え際を染めるために分割投与、すなわち複数回投与で使用することを好む。アレルギーテストを行った後、又は他の目的のために一定量の染毛剤成分を取り出した後で、消費者は容器を再密閉して内容物を安全に保存することができる。更に、染毛剤成分の空気、特に酸素への曝露が限られることから、サッシェの内容物が酸素から保護される。
分注端を再密閉するための再密閉要素は、積層構造の剛性より高い剛性を有する。この用語「剛性」は、再密閉要素の堅さ、すなわち加えられた力に対して注ぎ口が変形に抗する程度として定義される。換言すれば、剛性は、注ぎ口が変形に対して示す耐性の尺度である。再密閉要素が剛性であることにより、いったん注ぎ口が再密閉されれば、しっかりと確実に密閉される。
再密閉要素は、染毛剤容器と一体的に形成されてもよし、同容器に取り付けられてもよい。再密閉要素は、少なくとも部分的に注ぎ口の長さに沿って延在し、注ぎ口がそれに沿って折られリザーバに向けてたたまれることとなる折り線に交差する。更に、再密閉要素はまた、リザーバにまでわたっても、すなわち、少なくとも部分的にリザーバの長さに沿って延在してもよい。
好ましくは、注ぎ口は、注ぎ口をリザーバの外面に向けて折ることによって再密閉可能である。積層構造が可撓性であるのに対して再密閉要素の剛性/堅さが高くなっていることにより、注ぎ口はリザーバの外面に接触したまま保たれ、跳ね返ることはない。換言すれば、再密閉要素の堅さ/張力により、注ぎ口は折りたたまれた位置に保たれる。染毛剤容器がいったん再密閉されると、注ぎ口の内部流路は実質的に閉塞され、これによって染毛剤成分の漏出が防止される。
消費者の毛髪に塗布するのに好適な使用準備済み染毛剤製品を得るためには、毛髪染剤成分を顕色剤成分と混合する必要がある。好ましくは、染毛剤製品は、染剤成分が酸化剤、すなわち過酸化物質、通常はペルオキシ酸化剤を含む顕色剤成分との組み合わせで用いられる、酸化的染毛剤製品であってよい。したがって、それぞれ毛髪染剤成分及び顕色剤成分を収容した第1及び第2のパッケージを含むパッケージキットが提供される。第1のパッケージは本発明による染毛剤容器であり、第2のパッケージは染毛剤容器又は瓶であってよい。好ましくは、第2のパッケージは開孔部を備えた瓶首を含む瓶である。
利用者は、毛髪染剤成分を収容した可撓性のサッシェを、サッシェの注ぎ口領域を挟みつけ、引裂きタブを除去することによって、容易に開けることができる。サッシェを開けた後、注ぎ口を瓶首の開口内に挿入することによって、毛髪染剤を瓶内に分注することができる。
再密閉要素の剛性が増したことで、染毛剤容器の取扱性が向上する。染毛剤容器が真っすぐな状態にある時には、注ぎ口はその真っすぐな状態を維持する。したがって、注ぎ口は瓶の瓶首内に容易に、好ましくは片手だけを使って、挿入することが可能である。容器のリザーバは、可撓性の特性を備えることから容易に絞ることが可能である。したがって、現況技術の容器に比較して染毛剤製品をより容易に吐出し切ることが可能である。
好ましくは、サッシェを瓶にドッキングさせるために、注ぎ口は、少なくとも所定の部分にわたって、瓶の開口の内周に嵌合する外周を有する。これはつまり、注ぎ口の外周を瓶の開口の内周に適合させることにより、注ぎ口の外壁の少なくとも所定の部分を瓶首の内壁に当接させるということである。これにより、容易で安全な分注/吐出作業が促進される。より好ましくは、注ぎ口外壁と瓶首内壁との間に摩擦嵌合をもたらすことで、分注作業の最中にサッシェが瓶によって支持されるようにする。
好ましくは、注ぎ口の外周は楕円形状に拡大可能な輪郭を有する。これにより、注ぎ口外壁の所定の周辺部は瓶首の内壁に当接せず、毛髪染剤成分の分注/吐出最中にそれを通して瓶内部から空気を放出することが可能な通路が残される。したがって、迅速で完全な分注が整然とした形で行われる。
より好ましくは、染毛剤容器は、注ぎ口の分注端と引裂きタブとの間に斜め引裂きノッチカットを含む。注ぎ口が基本的に扁平な状態で瓶首内に挿入される際、この斜め引裂きノッチカットがあることによって、注ぎ口の上端の幅が瓶首内径より確実に狭くなる。角度があることによって注ぎ口の挿入が容易となる。ドッキング作業を通じて注ぎ口が瓶首の内壁に押し当てられ、注ぎ口の輪郭が開くのを促す。
好ましくは、リザーバの幅はその高さの約40%〜約60%、より好ましくは約50%であり、更に好ましくは、注ぎ口の細長い形状の幅はその高さの約40%〜約100%、より好ましくは約75%である。
具体的には、リザーバは約5cm〜約9cmの幅及び約11cm〜約16cmの高さを有してよく、注ぎ口は約1.5cm〜約2.5cmの幅及び約1.5cm〜約3cmの高さを有してよい。より好ましくは、注ぎ口の外幅は約1.6cmであり、注ぎ口の内幅、すなわち流路の幅は約1.4cmである。
したがって、一方で、注ぎ口の内部流路は容易で迅速な分注を可能にするためにできるだけ広くするが、他方で注ぎ口の幅は、染毛剤成分を分注するために注ぎ口がそれに挿入される必要がある、約1.7cmという所定の標準首内径を有する瓶の開口直径に合ったものである。このような寸法により、取扱いが容易な、例えば開けやすくて瓶に挿入しやすい、染毛剤容器が得られる。これと対照的に、現況技術によるアルミニウムチューブは、典型的にはより小さい約1cmの注ぎ口直径を有する。加えて、チューブの注ぎ口は比較的短い距離しか挿入できない。このため、分注作業中にアルミニウムチューブの注ぎ口の動きが制御できなくなり、そのために染毛剤成分を瓶首の内壁に堆積させるか、あるいは更に、首から外れて染毛剤成分を瓶首の外側に堆積させてしまう恐れがある。
上述した染毛剤容器の寸法によれば、複数の容器をコンパクトに保存できる利点がある。具体的には、染毛剤容器を瓶のような第2のパッケージとともに省スペースで梱包することが可能である。
好ましくは、染毛剤容器は予め折られた状態、すなわち注ぎ口がリザーバの外面に向けて折られた状態で提供され/販売に供される。これにより、染毛剤容器がよりコンパクトな方法/省スペースな方法で供される。更に、再密閉要素の使用、すなわちサッシェの再密閉をどのように行うかに関した指示/理解が消費者に与えられる。この染毛剤容器は、直感的な注ぎ口の開封及び再密閉を提供する。
一実施形態によれば、再密閉要素は、金属ストリップ、プラスチックストリップ、バンド、粘着式クランプ、ワイヤータイ、剛性非恒久的接着剤結合タブ、及び/又は積層構造に取り付けられるか若しくは挿入される追加的な剛性層であってよい。
好ましくは、粘着式クランプは、テープの一方の面に接着性物質が塗布されたテープと、このテープの粘着面に取り付けられた折り曲げ可能な非弾性材の締め付けストリップと、を含む。テープの他方の面を注ぎ口の外面に取り付ける。好ましくは、このテープは、締め付けストリップの縁部によって積層構造に生じる刺し傷を密閉するように、締め付けストリップより幅が広く長いものとする。好ましくは、注ぎ口の外面上の印刷が見えるように、テープ及び/又は接着性物質を透明としてよい。好ましくは、粘着式クランプは、テープ上の締め付けストリップの領域に印刷領域を含んでよい。好ましくは、印刷は、それに沿って注ぎ口が折られるべき折り線を示す、少なくとも1つの折りたたみ用マークを含む。好ましくは、印刷領域は非透明であり、更に好ましくは、粘着式クランプの側面から見た時に締め付けストリップが覆い隠されるように、締め付けストリップよりわずかに大きい。
再密閉要素がワイヤータイである場合には、ワイヤータイは好ましくは注ぎ口の外面に取り付けられ、リザーバに向けて下方に、リザーバの外面上の特定距離に沿って延在する。いったん引裂きタブが除去されてから容器を再密閉しなければならない場合には、注ぎ口を折り線に沿って折り、リザーバに向けてたたむことができる。ワイヤータイの張力によって、注ぎ口は折りたたまれた状態に保持される。
再密閉要素が積層構造内に挿入された追加的な剛性層である場合には、消費者には見えない再密閉要素が得られる。
加えて、使用準備済み染毛剤製品を提供するためのパッケージキットは、注ぎ口を折ってリザーバに当ててたたんだ後で染毛剤容器をその中に挿入し得るスリーブを、更に含んでよい。このスリーブによって、注ぎ口が開いてしまうことが更に防止される。
一実施形態では、染毛剤成分は毛髪染剤成分、顕色剤成分、又は直接染料である。
この染毛剤容器は、毛髪染剤成分、好ましくは酸化的毛髪染剤成分、又は、過酸化物質、通常はペルオキシ酸化剤を含む顕色剤成分を保存するために用いるのに好適である。しかしながら、染毛剤容器はまた、使用準備済みで毛髪に直接塗布できるいわゆる「直接染料」を保存するために用いることもできる。特に、積層構造は毛髪染剤成分及び顕色剤成分の化学物質に耐性がある。更に、この染毛剤容器は、あらゆる種類の染毛剤成分、すなわち、液体又はペースト、すなわちクリームのような、低及び高粘度の流体への使用に適している。このように、毛髪染剤成分を収容するアルミニウムチューブ及び顕色剤成分を収容するPVC瓶の双方を置き換える、すなわちこれらに取って代わる能力を有する染毛剤容器が提供される。
一実施形態によれば、引裂きタブは注ぎ口と一体的に形成される。
好ましくは、引裂きタブは注ぎ口の外縁と一列になるように合わせられ、注ぎ口の外縁と直交する方向に延在する。
この実施形態により、利用者が容器を容易に開けられるようにする人間工学的設計が得られる。このようなサッシェは非対称的な形状を呈し、好ましくは、1片の可撓性積層体を1つの長手方向縁部に沿って、その折り目がリザーバ、注ぎ口、及び引裂きタブと一列になるように折ることによって製造される。換言すれば、この配列を構成する長手方向縁部には、注ぎ口の所定幅に対して内部流路の幅を減少させるような接合部がない。したがって、内部流路の幅は、注ぎ口が挿入されなければならない第2のパッケージの所定の内部開口の幅に対して、最大化される。このように内部流路の幅が比較的大きいことにで、より容易で迅速な分注が行え、利用者に好印象をもたらす。
一実施形態によれば、染毛剤容器は、引裂きタブと注ぎ口の分注端との間に、容器が開封される際にそれに沿って引裂きタブが引裂かれることになる、所定の引裂き線を含む。
容器の開封を容易にするため、すなわち引裂きに必要な力を低減するために、分注端に引裂き補助部を、例えば、引裂きを誘導するための引裂きノッチ、穿孔、レーザースコアリング/カット、個々の材料層の配向、例えば誘導材としてのポリエチレン密閉層のような引裂き容易なフィルムの使用、又はアルミニウムの使用などの方法により、設けてもよい。これにより、開封に際して引裂きの開始が容易になるとともに引裂き方向をうまく制御できるようになる。引裂きノッチ、例えば単純なカット、三角カット、又は半円カットは、利用者により加えられる力に焦点を与え、引裂き手順の開始を容易にする。
しかしながら、開封のために例えばはさみ、ブレード、又はナイフのような付属品を使用し得る容器設計とすることも可能である。結果的に、サッシェの積層構造を切り開くことによって、縁部が画定される。
一実施形態によれば、染毛剤容器の注ぎ口は、注ぎ口の外面上の、細長い形状の幅の実質的に全体にわたって延在する把持区域であって、引裂きタブを除去する際に注ぎ口を挟みつけ/保持することで注ぎ口の対向する壁をともに圧迫する利用者の指に合わせた寸法を有する、把持区域を含むことによって、漏出/飛散に対する保護、すなわち漏出防止を提供する。
把持区域が、基本的に注ぎ口の細長い形状の幅全体にわたって延在し、また利用者の指に合った寸法を有していることから、利用者がいったんその指で注ぎ口を挟みつければ、注ぎ口の内部流路は閉塞され得る。注ぎ口を挟みつけることにより、注ぎ口の対向する壁がともに押し合わせられることで、引裂きタブの除去に際して染毛剤成分がリザーバから漏出することが実質的に防止される。このように、利用者の指が、一時的に弁要素としての働きをする。
指を上述したような方法で位置付けることにより、容積を急激に変化させて漏出の危険を増大させかねないリザーバにかかる圧力は、基本的になくなる。逆に、サッシェが直立位置に保持される場合には、利用者の指が注ぎ口の、染毛剤成分をあまり収容していない領域に導かれることにより、圧力によって生じる染毛剤成分の動きは防止される。引裂き線の下方でパッケージを保持している指は、注ぎ口をしっかりと保持することによって染毛剤成分の実質的な動きを防止する弁の働きをする。したがって、漏出が防止されるとともに開封容易なサッシェが提供される。
染毛剤容器を開封するためには、以下の方法を用い得る。すなわち、注ぎ口の把持区域を利用者の第1の手の指で挟みつけることにより、注ぎ口の対向壁をともに押し合わせ、漏出を防止する。次に、第2の手の指で引裂きタブを分注端から除去する。重要なのは、第1の手の指が、好ましくは注ぎ口の幅全体にわたる仮想的引裂き線の下方に置かれることで、仮想的引裂き線の上方におけるはさみなどの手段による引裂き動作と相互作用することである。
一実施形態によれば、注ぎ口はその内周に、染毛剤成分が分注される際にその流れを制限するための少なくとも1つの流量制限器を含む。
好ましくは、リザーバに保存される染毛剤成分が例えば液体毛髪染剤成分のように低粘度を有する場合に、流量制限器が設けられてよい。流量制限器によって内部流路の幅が狭められることにより、開封作業中の漏出が防止されるとともに、染毛剤成分が分注される際の流速が制限される。注ぎ口は、流量制限を設けることによって汚れと無縁の分注を得る一方でまた、第2のパッケージの開口にも適合したものとされる。換言すれば、流量制限器を用いることによって、異なる粘度の染毛剤成分について同一の流速がもたらされ得る。
流量制限器は、例えば凹部、くぼみ、ノッチ、又はバルジの形状をとり得る。この流量制限器の形状、すなわち幾何学形状は、染毛剤成分の所望の流速に適合させてある。流量制限器は容易に注ぎ口に一体化される。好ましくは、流量制限器は、製造ツール内に組み込まれた取外し及び交換可能なシールバーを用いて提供されてよい。
一実施形態によれば、少なくとも1つの流量制限器が、注ぎ口内部に突出したバルジとして形成される。
このようなバルジは、内部流路内に突出することによって、注ぎ口内の通路を通る流れを制限する。
一実施形態によれば、少なくとも2つのバルジが、千鳥配列に形成される。
このような少なくとも2つのバルジの千鳥配列により、染毛剤成分の流速が更に制限される。バルジは、重なり合い、又は重なり合わない形で配列され得る。重なり合う配列では、流速が更に制限される。
一実施形態によれば、染毛剤容器の積層構造は少なくとも3層、好ましくは4層を含む。
染毛剤容器は、多層構造を含む積層材からなる。種々の層が多様な特性を有することで積層体全体としての特性をもたらし得る。例えば、積層材は3層、すなわち密閉層、バリア層、及び保護層を含んでよい。バリア層は、いずれも優れたバリア特性を有するプラスチック材又はアルミニウムからなってよい。
好ましくは、積層構造の少なくとも1層はプラスチック材、好ましくはポリエチレン又はポリプロピレンからなる。プラスチック材は典型的には高分子量のポリマーからなり、性能向上及び/又はコスト削減のために他の物質を含み得る。ポリマーは天然又は合成の有機化合物であり得るモノマーからなる。ポリエチレン又はポリプロピレンのようなプラスチック材は、例えば多様な温度及び湿度条件下における輸送、取扱い、及び保管によって生じる機械的ストレスに抗するのに十分な機械的強度を提供することから、有利な材料である。更に、プラスチック材、好ましくはポリエチレン又はポリプロピレンからなる染毛剤容器は、低純量を有することから、同等の剛性容器に比較して輸送コストが削減される。
また、プラスチック層の少なくとも1つは押出発泡プロセスによって製造されてよい。押出発泡プロセスにより、材料消費を増大させることなしにより厚いプラスチック層が得られることから、一方で重量及び材料使用量を削減し、他方で容器壁の厚さを向上させるという、矛盾した要求が解決される。
一実施形態によれば、染毛剤容器の積層構造は3層を含み、
−容器の内側に面する第1の層はポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はエチレンメタクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
−第1の層に続く第2の層はアルミニウムを含み、
−第2の層に続き容器の外側に面する第3の層はポリアミド又はポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート、又はこれらの組合せを含む。
好ましくは、第1の層は、ポリエチレン及び約5重量%〜約10重量%のエチレンメタクリル酸ポリマー又はポリエチレン及び約5重量%〜約10重量%のエチレンアクリル酸ポリマーを含む。このような材料組成物により、アルミニウム、すなわちバリア層との結合特性の向上がもたらされる。この複合層により、腐食、及び/又は例えば染料色素、界面活性剤、及びアンモニア水溶液のような染毛剤成分の粒子のマイグレーションが大幅に低減される。好ましくは、第1及び第2の層は押出積層によりともに接合される。これにより、化学的、すなわち酸化及び機械的ストレスの両方に対して十分な耐性を有する積層構造が得られる。
更に、第1の層は押出発泡プロセスによって製造されてよい。発泡プロセスにより、材料消費を増大させることなしに第1の層の厚さを増大させることができる。
一実施形態によれば、染毛剤容器の積層構造は4層を含み、
−容器の内側に面する第1の層はポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はエチレンメタクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
−第1の層に続く第2の層はポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
−第2の層に続く第3の層はアルミニウムを含み、
−第3の層に続き容器の外側に面する第4の層はポリアミド、ポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート、又はこれらの組合せを含む。
好ましくは、第1の層はポリエチレン層であり、約70μm〜約100μmの厚さを有してよい。第1の層は、押出発泡プロセスによって製造されてよい。発泡プロセスにより、同量のプラスチック材を用いながら層の厚さを増大させることができる。
第2の層は約18μm〜約25μmの厚さを有してよく、ポリエチレン及びエチレンメタクリル酸ポリマーを含む。アルミニウム層、すなわち第3の層は、バリア層として機能し、約9μmの厚さを有し得る。第2の層の特定の組成物により、アルミニウム層との結合特性の向上がもたらされる。このような複合層により、腐食、及び/又は例えば染料色素、界面活性剤、及びアンモニア水溶液のような染毛剤成分の粒子のマイグレーションが大幅に低減される。
好ましくは、第1、第2、及び第3の層は押出積層によりともに接合される。このような積層構造により、化学的及び機械的ストレスに対する十分な耐性が得られる。
第4の層は、厚さ約5μmのポリアミド又は厚さ約12μmのポリエチレンテレフタレートからなってよい。好ましくは、第4の層は接着積層により第3の層に接合される。好ましくは、積層材全体の厚みは約100μm〜約150μmである。
更に第4の層は、その印刷が摩耗から保護されるようにアルミニウム層に面する表面上に付与された、印刷を備えてよい。第4の層が透明な外観を有することから、なお外部から印刷を見ることが可能である。
図面の実施形態に示される発明を実施するための形態
図1は、染毛剤成分、すなわち毛髪染剤成分、顕色剤成分、又は「直接染料」を保存するための可撓性サッシェの形の染毛剤容器10を示す。容器10は、内部容積13を備えたリザーバ12と、内部容積13と流体連通状態にあり、分注端16及び除去可能な引裂きタブ18を有する注ぎ口14と、を含む。引裂きタブ18は、容器10が開封されるまで容器10を密閉しておくために分注端16に取り付けられている。
注ぎ口14及び引裂きタブ18は、リザーバ12と一体的に形成され、リザーバ12の1つの長手方向外縁30と一列になるように合わせられている。注ぎ口14はリザーバ10の上側20から突出し、リザーバ10の幅24より小さい幅22を備える細長い形状を有する。引裂きタブ18は分注端16に、注ぎ口14と垂直になるように配置される。
更に注ぎ口14は、実質的に注ぎ口14の幅22に沿って延在し利用者の指に合った寸法を有する把持区域26を含む。したがって利用者は、容器10の注ぎ口14の領域、すなわち把持区域26を挟みつけることによって、容易に容器10を開封することができることから、漏出が防止される。注ぎ口14を挟みつけることにより、利用者の指が一時的な弁要素として働く。注ぎ口14の対向する壁がともに押し合わせられることで、引裂きタブ18の除去に際して染毛剤成分がリザーバ12から漏出することが実質的に防止される。
容器10を開封した後、染毛剤成分を瓶のような第2のパッケージに分注することにより、準備済み混合染毛剤製品を得ることができる。
引裂きタブ18の除去を容易にするために、引裂きタブ18と注ぎ口14の分注端16との間に所定の引裂き線28が設けられている。所定の引裂き線28は、例えば、引裂きを誘導するための引裂きノッチ、穿孔、レーザースコアリング/カット、個々の材料層の特定の配向、例えば誘導材としてのポリエチレン層のような引裂き容易なフィルムの使用、又はアルミニウムの使用などの方法によって、設けることができる。これにより、引裂きの開始が容易になるとともに、引裂き方向をうまく制御できるようになる。図1による容器10は、利用者により加えられる力に焦点を与え、引裂き開始をより容易にする引裂きノッチ36を示している。
リザーバ12の幅24は約6.5cm、リザーバ12の高さ38は約11cmであり、注ぎ口14は約1.6cmの幅22及び約3cmの高さ40を有する。注ぎ口14、すなわち流路42の内幅は約1.4cmである。このように、一方で、注ぎ口14の内部流路42は容易で迅速な分注を可能にするためにできるだけ広くしてあるが、他方で注ぎ口の幅22は、染毛剤成分を分注するために注ぎ口14がそれに挿入される必要がある、約1.7cmという所定の標準首内径を有する瓶の開口直径に合ったものである。
注ぎ口14の外周は楕円形状に拡大する輪郭を有する。これにより、注ぎ口14の外壁の所定の部分は瓶首の内壁に当接せず、毛髪染剤成分の分注/吐出最中にそれを通して瓶の内部から空気を放出することが可能な通路が残される。したがって、迅速かつ完全で汚れと無縁の分注が行える。
注ぎ口14が非常に扁平な状態で瓶首内に挿入される際、斜め引裂きノッチカット36があることによって、注ぎ口14の上端の幅22が瓶首内径より確実に狭くなる。斜めノッチ36により、注ぎ口14の挿入が容易となる。ドッキング作業を通じて注ぎ口14が瓶首の内壁に押し当てられ、注ぎ口の輪郭が開くのを促す。
容器10は、少なくとも3層、好ましくは4層を含む可撓性の積層構造44からなる。本実施形態の積層体44は、約100μm〜約150μmの厚さを有し、4層を含む。
容器10の内部容積13に面する第1の層はポリエチレン層であり、約70μm〜約100μmの厚さを有する。この第1の層は、押出発泡プロセスによって製造される。
第1の層に続く第2の層は約18μm〜約25μmの厚さを有し、ポリエチレン及びエチレンメタクリル酸ポリマーを含む。
第3の層はアルミニウムからなり、バリア層として機能する。このアルミニウム層は約9μmの厚さを有する。
第1、第2、及び第3の層は押出積層によりともに接合される。このような積層構造44により、化学的及び機械的ストレスに対する十分な耐性が得られる。
第4の層は、厚さ約5μmのポリアミド又は厚さ約12μmのポリエチレンテレフタレートからなる。この第4の層は、アルミニウム層に面する表面上に付与された印刷を備え、接着積層により第3の層に接合される。
本実施形態の積層構造44では、腐食、及び/又は例えば染料色素、界面活性剤、及びアンモニア水溶液のような染毛剤成分の粒子のマイグレーションが実質的に生じない。
積層体44が容器10の2つの対向する長手方向縁部30、31で折られ、裏側で密閉されて、いわゆる「フィンシール」34が得られる。注ぎ口14は、リザーバ12の長手方向外縁30と一列になるように合わせられており、1つの密閉部分46及び1つの流路部分42を含み、残りの辺30では積層体44の折られた縁部によって密閉機能がもたらされる。このような設計により、所定の注ぎ口直径に対して流路42が最大化される。
図2〜4に示す染毛剤容器10は、いったん引裂きタブ18が除去された後で注ぎ口14の分注端16を再密閉するための再密閉要素48をそれぞれ含む。注ぎ口14を折り、再密閉要素48によってリザーバ12の外面に固定することにより、注ぎ口14を再密閉することができる。染毛剤容器10がいったん再密閉されると、注ぎ口14の内部流路42は実質的に閉塞され、これによって染毛剤成分の漏出が防止される。
図2に示す再密閉要素48はスナップ式密閉部50であるが、図3に示す再密閉要素48はワイヤータイ52、図4に示す再密閉要素48は面ファスナーテープ密閉部54である。
図2によれば、ワイヤータイ52は注ぎ口14の外面に取り付けられ、リザーバ12に向けて下方に、リザーバ12の外面上の特定距離に沿って延在する。いったん引裂きタブ18が除去されてから容器10を再密閉しなければならない場合には、注ぎ口14を折り線に沿って折り、リザーバ12に向けてたたむことができる。ワイヤータイ52の張力/堅さによって、注ぎ口14がたたまれた位置に保持される。
面ファスナーテープ密閉部54(図3参照)及びスナップ式密閉部50(図4参照)は2つの要素56、58、すなわち雄型要素56及び雌型要素58からなり、それぞれ要素56、58の一方が注ぎ口14の外面に取り付けられ、他方がリザーバ12の外面に取り付けられている。容器10を再密閉するためには、注ぎ口14を折り線に沿って折り、リザーバ12に固定する。雄型及び雌型要素56、58が係合し、注ぎ口14を折られた位置に保持する。
図5は、注ぎ口14の内周62に流路制限器60を含む染毛剤容器10を示す。リザーバ12に保存される染毛剤成分が例えば液体毛髪染剤成分のように低粘度である場合に、流量制限器60が設けられる。流量制限器60によって内部流路42の幅が狭められることにより、開封作業時の漏出が防止されるとともに、染毛剤成分が分注される際の流速が制限される。流路制限器60は注ぎ口14の内部に、互い違いに突出した2つのバルジ64の形をとる。
比較実験
図3による染毛剤容器並びに図2及び4による染毛剤容器を取扱性について比較した。
取扱性の評価(選好)は19名のパネリストにより以下の基準に従って行った。すなわち、再密閉性、注ぎ口の折りやすさ、注ぎ口の瓶の瓶首へのドッキング性能、及び染毛剤成分の分注性能。
上述の基準について、19名のパネリスト中の15名が図3による染毛剤容器を好んだ。この試験結果により、図3による染毛剤容器によって、図2及び4による染毛剤容器に比較して、注ぎ口の剛性による注ぎ口の瓶へのドッキング性能の向上、染毛剤成分の分注性能の改善、並びに折りやすさ及び密閉しやすさの向上がもたらされることが明確に示された。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
Figure 0006433296

Claims (15)

  1. 染毛剤成分を保存するとともに積層構造(44)を有する可撓性サッシェ状の染毛剤容器(10)であって、
    −前記染毛剤成分を保存するための内部容積(13)を備えたリザーバ(12)と、
    −前記内部容積(13)と流体連通状態にある、前記染毛剤成分を分注するための分注端(16)を有する注ぎ口(14)と、
    −前記リザーバ(12)と一体的に形成され前記リザーバ(12)の上側(20)から突出し、前記リザーバ(12)の幅(24)より小さい幅(22)を備える細長い形状を有する、前記注ぎ口(14)と、
    −前記容器(10)が開封されるまで前記容器(10)を密閉するための、前記分注端(16)にある除去可能な引裂きタブ(18)と、
    を含み、
    前記注ぎ口(14)が、いったん前記引裂きタブ(18)が除去されると前記注ぎ口が前記リザーバの外面に向けて折られた状態で前記分注端(16)を再密閉するための少なくとも1つの再密閉要素(48)を含み、前記積層構造の剛性よりも高い剛性を有する前記再密閉要素(48)が前記注ぎ口とともに折られた状態を維持することで前記注ぎ口を折りたたまれた位置に保ち、前記積層構造(44)を形成する積層体は、少なくとも1つの長手方向外縁(30)において折られており、前記注ぎ口(14)は、前記長手方向外縁(30)と一列になるように合わせられていることを特徴とする、染毛剤容器(10)。
  2. 請求項1に記載の染毛剤容器(10)であって、前記再密閉要素(48)が、金属ストリップ、プラスチックストリップ、バンド、粘着式クランプ、ワイヤータイ(52)、剛性非恒久的接着剤結合タブ、及び/又は前記積層構造に取り付けられるか若しくは挿入される追加的な堅固層である、染毛剤容器(10)。
  3. 請求項1又は2に記載の染毛剤容器(10)であって、前記再密閉要素(48)が、ワイヤータイ(52)である、染毛剤容器(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記染毛剤成分が、毛髪染剤成分、顕色剤成分、又は直接染料である、染毛剤容器(10)。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記引裂きタブ(18)が前記注ぎ口(14)と一体的に形成される、染毛剤容器(10)。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記引裂きタブ(18)と前記注ぎ口(14)の前記分注端(16)との間に、前記容器(10)が開封される際に前記引裂きタブ(18)がそれに沿って引裂かれる所定の引裂き線(28)を含む、染毛剤容器(10)。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記注ぎ口(14)が、前記細長い形状の幅(22)の実質的に全体にわたって延在する把持区域であって、前記引裂きタブ(18)を除去する際に前記注ぎ口(14)を挟みつけることで前記注ぎ口(14)の対向する壁をともに圧迫する利用者の指に合わせた寸法を有し、漏出防止を提供する、把持区域(26)を含む、染毛剤容器(10)。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記注ぎ口(14)がその内周(62)に、前記染毛剤成分が分注される際にその流れを制限する少なくとも1つの流量制限器(60)を含む、染毛剤容器(10)。
  9. 請求項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記少なくとも1つの流量制限器(60)が、前記注ぎ口(14)の内部に突出したバルジ(64)として形成される、染毛剤容器(10)。
  10. 請求項8又は9に記載の染毛剤容器(10)であって、少なくとも2つのバルジ(64)が千鳥配列に形成された、染毛剤容器(10)。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)であって、前記染毛剤容器(10)の前記積層構造(44)が少なくとも3層、好ましくは4層を含む、染毛剤容器(10)。
  12. 請求項11に記載の染毛剤容器(10)であって、前記染毛剤容器(10)の前記積層構造(44)が、3つの層であって、
    −前記容器(10)の内側に面する第1の層が、ポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はエチレンメタクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
    −前記第1の層に続く第2の層が、アルミニウムを含み、
    −前記第2の層に続き前記容器(10)の外側に面する第3の層が、ポリアミド、又はポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート、又はこれらの組合せを含む、
    3つの層を含む、染毛剤容器(10)。
  13. 請求項11に記載の染毛剤容器(10)であって、前記染毛剤容器(10)の前記積層構造(44)が4つの層であって、
    −前記容器(10)の内側に面する第1の層が、ポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はエチレンメタクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
    −前記第1の層に続く第2の層が、ポリエチレン、又はエチレンアクリル酸ポリマー、又はエチレンメタクリル酸ポリマー、又はこれらの組合せを含み、
    −前記第2の層に続く第3の層が、アルミニウムを含み、
    −前記第3の層に続き容器の外側に面する第4の層が、ポリアミド、ポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート、又はこれらの組合せを含む、
    4つの層を含む、染毛剤容器(10)。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)と、前記リザーバ(12)の前記内部容積(13)に保存された染毛剤成分と、を含む、パッケージ化された染毛剤製品。
  15. 直ちに使用できる染毛剤製品を提供するためのパッケージキットであって、毛髪染剤成分を収容する第1のパッケージとして請求項1〜13のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)と、顕色剤を収容する第2のパッケージとして好ましくは瓶又は請求項1〜12のいずれか一項に記載の染毛剤容器(10)と、を含む、使用準備済み染毛剤製品を提供するためのパッケージキット。
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