JP6432815B2 - 表示装置、表示装置の表示方法及びプログラム - Google Patents

表示装置、表示装置の表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置、表示装置の表示方法及びプログラムに関する。
従来より、車両の変速機の現在選択されているギアポジション(シフトポジションとも言う)を表示するギアポジション表示装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるギアポジション表示装置は、車両にあらかじめ取り付けられるギアポジション検出部(センサ)からギアポジションの検出値を得てこれを表示するものである。したがって、かかるギアポジション表示装置は専用のギアポジションセンサを備えた車両での使用に限られる。これに対し、AT車ではドライブレンジにおいては「D」なる文字などドライブレンジであることのみが表示されるのが一般的であり、AT車でより詳細にギアポジションを確認したい、あるいは、MT車でもより大きな表示でギアポジションを確認したい、などのニーズにより後付け可能な汎用のギアポジション表示装置が望まれている。
特開2009−73217号公報
汎用のギアポジション表示装置はギアポジションセンサから信号を入力することができず、他の情報から現在選択されるギアポジションを推測する必要がある。これに関して、各ギアポジションにはそれぞれギア比が設定されており、各ギアポジションにおいては車速とエンジン回転数とはそれぞれ異なる比例関係となることから、車速とエンジン回転数とに基づいて現在選択されるギアポジションを推測することが可能である。しかしながら、車速やエンジン回転数の計測値は入力の遅延や誤差などを考慮する必要があり、精度の高いギアポジション表示を行うには改良の余地があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、汎用の表示装置であっても、精度の高いギアポジション表示が可能な表示装置、表示装置の表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の表示装置は、車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置であって、
複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶する記憶部と、
車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする。
上記の課題を解決するため、本発明の表示装置の表示方法は、車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置の表示方法であって、
複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶し、
車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させることを特徴とする。
上記の課題を解決するため、本発明のプログラムは、コンピュータを
車両の複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶部に記憶させ、
車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを表示部に表示させる制御部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、汎用の表示装置であっても、精度の高いギアポジション表示が可能となる。
本発明の実施形態である車載システムの構成を示すブロック図である。 同上車載システムの携帯電話の表示例を示す図である。 同上携帯電話の設定モードの制御を示すフローチャート図である。 車速とエンジン回転数とに基づくギアポジション特性の一例を示す図である。 同上携帯電話の表示モードの制御を示すフローチャート図である。 車速とエンジン回転数とに基づくギアポジション特性の許容範囲の一例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施形態(図面の内容も含む。)によって限定されるものではない。下記の実施形態に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る車載システムの構成を示す図である。
車載システムは、携帯電話(表示装置の一例)100と、車両に搭載される車載装置200と、から構成されている。携帯電話100と車載装置200とは相互通信が可能なように有線接続あるいは無線接続される。
携帯電話100は、制御部101と、外部接続部102と、記憶部103と、表示操作部(表示部の一例)104と、GPS(Global Positioning System)受信部105と、通信部106と、アンテナ部107と、を有する。
制御部101は、例えばマイクロコンピュータからなり、制御部101が実行する処理(携帯電話100全体の制御など)を実際に行うCPU(Central Processing Unit)と、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)と、制御部101に後述の処理などを実行させる各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)と、制御部101に入出力される情報(信号)をCPU用にデジタル変換したり出力用にアナログ変換したりする各種変換器と、を備える。制御部101は、CPUに加えて、制御部101が行う処理の一部をCPUに代わって実行するための各種専用回路(例えば、画像処理回路など)を備えても良い。
外部接続部102は、車載装置200と接続されるものであり、有線あるいは無線通信インターフェースであり、例えば有線接続の場合にはUSB(Universal Serial Bus)などが用いられ、無線接続の場合にはBluetooth(登録商標)や無線LANなどの近距離無線通信が用いられる。
記憶部103は、制御部101が処理を実行する際に使用するデータなどを記憶する。記憶部103は、フラッシュメモリなどのデータを書き換え可能な不揮発性記憶媒体などを含んで構成される。記憶部103は、メモリーカードなどの着脱容易なものを含んでもよい。
表示操作部104は、タッチパネルを備えたディスプレイであり、画像表示を行うとともに後述のアプリケーションの実行等を行うための操作部としての機能を備える。
GPS受信部105は、GPSアンテナを有し、GPS衛星からの送信データ(電波)を受信して現在位置を示す位置情報を生成する受信機である。すなわち、GPS受信部105は、本実施形態における現在位置を取得する現在位置取得部として機能する。現在位置取得部は他の装置等を含んでもよい。GPSを用いて取得される現在位置は、公知の方法を適宜用いて取得すればよく、携帯電話の基地局の位置情報などのアシストデータを用いて適宜補正を行ってもよい。GPS受信部105は、生成した現在位置を示す位置情報を制御部101に送信する。
通信部106は、各種復調器及び変調器を含み、例えばアンテナ部107を介して、インターネットなどのネットワークに接続され、外部の他の装置(例えばネットワークサーバ)からネットワークを介して供給された情報(画像やプログラムを含む)を受信して、制御部101に供給したり、制御部101が送信する情報を、ネットワークを介して他の装置に供給したりする。
本実施形態における携帯電話100は、いわゆるスマートフォンと称される高機能携帯電話であり、制御部101内に複数種類のアプリケーション(プログラム)を格納しており、制御部101が各アプリケーションを実行することによって起動する通話機能、メール機能、ナビゲーション機能、音楽データ再生機能、写真データ再生機能、動画データ再生機能、地図表示機能あるいはウェブブラウジング機能などの多様な機能を備える。特に、本実施形態においては、携帯電話100は、車両情報を表示する車両情報表示機能を有し、制御部101には、この車両情報表示機能を実行する車両情報表示アプリケーションが格納されている。そして、携帯電話100は、実行中のアプリケーションに対応した画像が表示操作部104に表示される。なお、車両情報表示アプリケーションを含む各アプリケーションは、予めあるいは任意に外部サーバよりダウンロードして制御部101内に格納される。
車載装置200は、例えば、制御ユニット201と、通信ユニット202と、を有する。
制御ユニット201は、例えば、制御ユニット201が実行する処理(車両情報の算出など)を実際に行うCPUと、CPUのメインメモリとして機能するRAMと、制御ユニット201に後述の処理などを実行させる各種プログラムを記憶するROM、制御ユニット201に入出力される情報(信号)をCPU用にデジタル変換したり出力用にアナログ変換したりする各種変換器と、を樹脂材料等からなるケース体に収納してなる。制御ユニット201は、車両に搭載される各種センサやECU(Electronic Control Unit)から車両情報(車速、エンジン回転数、水温、油温、過給圧、油圧、燃圧などの車両に関する情報)を示す状態信号を受信し、車両情報の計測値を算出し、通信ユニット202に送信する。本実施形態においては、制御ユニット201は、車両情報を示す状態信号として少なくとも車速を示す車速信号とエンジン回転数を示すエンジン回転数信号を受信し、車速とエンジン回転数の計測値を算出する。
通信ユニット202は、制御ユニット201と携帯電話100とを接続するインターフェースであり、例えば制御ユニット201と接続されるコネクタと、携帯電話100と接続するための有線あるいは無線通信インターフェースと、を樹脂材料等からなるケース体に収納してなるものである。通信ユニット202は、例えばUART通信を用いて制御ユニット201から各種の車両情報を受信し、車両情報を携帯電話100に送信する。なお、制御ユニット201と通信ユニット202とは、単一のケース体に収納されてもよい。
本車載システムにおいて、携帯電話100と車載装置200とが接続されると、制御部101及び制御ユニット201は互いに外部接続部102及び通信ユニット202を介して接続されたことを相互に認識する。携帯電話100の制御部101は、車載装置200と接続されたことを認識すると通常のモードから車載モードに移行し、制御ユニット201から通信ユニット202を介して車両情報を受信する。なお、車載モードは少なくとも車両情報の受信を行う動作モードであるが、その他車両内での利用に合わせて文字等の表示設定の切り換えやアプリケーションの一部制限などを自動的に行うものであってもよい。
図2は、携帯電話100の車両情報表示アプリケーションにおける表示例を示すものである。制御部101は、ユーザの選択操作等によって車両情報表示アプリケーションが起動すると、表示操作部104に、制御ユニット201から外部接続部102を介して受信した車両情報を表示させる。図2では、車両情報として、車速、エンジン回転数及びギアポジションがデジタル表示されている。なお、表示する車両情報は任意に選択可能とする。
次に、図3から図6を用いて車両情報表示アプリケーションにおけるギアポジションの表示制御について説明する。なお、以下のギアポジションの表示制御に係るプログラムは、車両情報表示アプリケーションに含まれるものとする。
図3は、複数のギアポジションに応じた複数のギアポジション特性の傾きを設定する設定モードにおける制御を示す。
ユーザの選択操作や初期起動等によって設定モードが実行されると、制御部101は、まずステップS1において、ユーザの手動の入力操作によって最大ギア数Gmを取得する。この際、制御部101は、例えば表示操作部104に最大ギア数Gmの入力を求める画像を表示する。最大ギア数Gmを取得すると、ステップS2に移行する。
次に、制御部101は、ステップS2において、ユーザの手動の入力操作によって1速から最大ギア数Gmまでの各ギアポジションにおいて、エンジン回転数が所定の設定値(例えば2000rpm)である時の車速の計測値を車速の設定値として取得する。この際、制御部101は、例えば1速から最大ギア数Gmまでの車速の計測値の入力を求める画像を表示する。この画像は1速から最大ギア数Gmまでの車速の計測値の入力を行う一覧画像であってもよいし、1速から最大ギア数Gmまでの各ギアポジション毎の入力を行う画像を順次表示してもよい。例えば最大ギア数Gmが「6」である場合は、1速から6速までのギアポジションについて車速の計測値を入力する。なお、この車速の設定値の設定は、ユーザの手動操作によるもののほか、設定モードを実行中に車両を走行させるとギアポジション毎にエンジン回転数が設定値に達した時の車速の計測値を車速の設定値として順次自動で記憶部103に記憶するものであってもよい。手動操作による車速の設定値の設定を行う場合は、表示操作部104が設定部として機能し、自動で車速の設定値の設定を行う場合は、制御部101が設定部として機能する。1速から最大ギア数Gmまでの車速の設定値を取得すると、ステップS3に移行する。
次に、制御部101は、ステップS3において、1速から最大ギア数Gmまでの各ギアポジションに対応するギアポジション特性の傾きを算出する。ここで、ギアポジション特性とは、本実施形態においては各ギアポジションにおける車速とエンジン回転数との比例関係を示すものであり、車速をx、エンジン回転数をy、傾きをSAn(nはギア番号)とすると例えば一次式である下記式1によって表されるものである。
(式1)y=SAn×x
図4は、最大ギア数Gmが「6」である場合の1速から6速までのギアポジションに対応する各ギアポジション特性の一例を示す特性図である。図4において、x軸は車速(Km/h)を示し、y軸はエンジン回転数(RPM)を示す。1速から6速のギアポジションに対応する6つのギアポジション特性は、それぞれ実線で示す特性図の原点(0,0)を通る傾きSA1〜SA6の6つの直線L1〜L6で表される。
そして、制御部101は、車速の設定値を原点(0,0)からの車速の変化量Δxとし、エンジン回転数の設定値を原点(0,0)からのエンジン回転数の変化量Δyとして、下記式2によって各ギアポジション特性の傾きSAnを算出する。
(式2)SAn=Δy/Δx
なお、上記式2において、Δy及びΔxに例えば傾きSAnをコンピュータで読み取りやすい桁数とするための補正値を乗算してもよい。制御部101は、各ギアポジション毎に算出した傾きSAnを設定値として記憶部103に記憶させ、その後ステップS4に移行する。
次に、制御部101は、ステップS4において、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲を設定する。具体的には、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲の上限値OAn及び下限値UAnを算出する。ここで、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲は、ギアポジションが上がる毎に狭くなるように設定される。
一例として、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲の上限値OAnを傾きSAnに対して+t/n%(tは正の数)とし、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲の下限値UAnを傾きSAnに対して−t/n%とする。すなわち、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲の上限値OAn及び下限値UAnは下記式(3)、式(4)で算出される。
(式3)OAn=SAn+SAn×t/100n
(式4)UAn=SAn−SAn×t/100n
これによれば、ギアポジションが上がる(ギア番号nが大きくなる)毎に傾きSAnの許容範囲の上限値OAn及び下限値UAnは小さくなり、許容範囲は狭くなる。なお、tは各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が隣り合う(1段上下の)ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲と極力重ならない範囲となるように設定される。なお、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲と重なる場合に、下段のギアポジションに対応する傾きSAnの許容範囲の下限値UAnに上段のギアポジションに対応する傾きSAnの許容範囲の上限値OAnを採用して重なる範囲を低減してもよい。
各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲をこのように設定する理由については後で詳述する。ステップS4が終了すると、制御部101は、設定モードを終了する。
図5は、ギアポジションを表示する表示モードにおける制御を示す。
ユーザの選択操作等によって表示モードが実行されると、制御部101は、まずステップS11において、車載装置200から現在の車速及びエンジン回転数の計測値(以下、車速の現在値及びエンジン回転数の現在値という)を取得する。車速の現在値及びエンジン回転数の現在値を取得すると、ステップS12に移行する。
次に、制御部101は、ステップS12において、車速の現在値及びエンジン回転数の現在値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きRAを算出する。具体的に、制御部101は、車速の現在値を原点(0,0)からの車速の変化量Δxとし、エンジン回転数の現在値を原点(0,0)からのエンジン回転数の変化量Δyとして、下記式5によって現在の傾きRAを算出する。
(式5)RA=Δy/Δx
なお、設定モードにおいて傾きSAnが補正して算出されている場合には、現在の傾きRAについても同様にして補正を行う。
現在の傾きRAを算出すると、ステップS13に移行する。
次に、制御部101は、ステップS13において、ギア番号nの値に最大ギア数Gmを入力し、ステップS14に移行する。
次に、制御部101は、ステップS14において、現在のギアポジション特性の傾きRAが、設定モードで設定されたギア番号nのギアポジションに対応するギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲内、すなわち、下限値UAn以上上限値OAn以下の範囲内(UAn≦RA≦OAn)であるか否かを判定する。なお、ステップS13により、ステップS14の最初の判定は、最大ギア数Gmのギアポジションに対応するギアポジション特性の傾きSAGmの許容範囲内であるか否かの判定が行われる。ステップS14において、現在の傾きRAが設定値である傾きSAnの許容範囲内であると判定される場合は(ステップS14;Yes)、ステップS15に移行し、現在の傾きRAが設定値である傾きSAnの許容範囲内でないと判定される場合は(ステップS14;No)、ステップS16に移行する。
ステップS15において、制御部101は、ステップS14において許容範囲内であると判定されたときのギアポジション特性の傾きSAnが対応するギア番号nを現在のギアポジション値GPに入力し、ステップS19に移行する。
ステップS16において、制御部101は、ギア番号nの値にn−1を入力し、ステップS17に移行する。
次に、制御部101は、ステップS17において、ギア番号nが「0」である(n=0)か否かを判定する。ギア番号nが「0」である場合(ステップS17;Yes)はステップS18に移行し、ギア番号nが「0」でない場合(ステップS17;No)はステップS14に移行して再度ステップS14の判定を行う。ステップS13からステップS16によって、最大ギア数Gmから1速までギアポジションが高い順に、ステップS14における現在の傾きRAが設定値である傾きSAnの許容範囲内であるか否かの判定が行われる。最大ギア数Gmが「6」である場合は、まず、6速に対応する傾きSA6に対して現在の傾きRAが許容範囲内であるか否かの判定が行われ、現在の傾きRAが許容範囲内であると判定されればステップS15で現在のギアポジション値GPに「6」を入力し、現在の傾きRAが許容範囲内でないと判定されれば、次に5速に対応する傾きSA5に対して現在の傾きRAが許容範囲内であるか否かの判定が行われる。さらに、現在の傾きRAが許容範囲内であると判定されるまで、4速→3速→2速→1速の順にステップS14の判定が繰り返される。そして、全ての傾きSA6〜SA1に対して現在の傾きRAが許容範囲内でないと判定されると、ステップS18に移行することとなる。
ステップS18において、制御部101は、現在のギアポジション値GPに「N」(ニュートラル)を入力し、ステップS19に移行する。
ステップS19において、制御部101は、ちらつき防止のための表示安定化処理を行う。具体的に、制御部101は、前回のギアポジション値GPと所定周期で算出される所定回数分のギアポジション値GPとを記憶部103に記憶し、新たに算出された現在のギアポジション値GPが前回のギアポジション値GPと異なる場合は、所定回数同じギアポジション値GPが算出される場合にのみ現在のギアポジション値GPとして決定する。それ以外の場合は、前回のギアポジション値GPを現在のギアポジション値GPとして決定する。なお、新たに算出されるギアポジション値GPが「N」である場合には、他の値である場合よりも多い回数連続して算出される場合に、現在のギアポジション値GPとして決定しても良い。ノイズによる誤表示を防止するためである。また、現在のギアポジション値GPの初期値は「N」とする。
現在のギアポジション値GPを決定すると、ステップS20に移行する。
ステップS20において、制御部101は、現在のギアポジション値GPを表示操作部104に表示させる。
以上の処理によって現在選択されるギアポジションが表示操作部104に表示される。
図6は、上記の処理を実行することで定まる複数のギアポジションの許容範囲を示すものであり、最大ギア数Gmが「6」である場合の1速から6速までの各ギアポジションの許容範囲の一例を示す特性図である。図6において、図4と同様にx軸は車速を示し、y軸はエンジン回転数を示す。理論上は、車速の現在値及びエンジン回転数の現在値で定まる特性図上の座標点が、1速から6速のギアポジションに対応する6つのギアポジション特性を示す6つの直線L1〜L6のうちいずれの直線上に位置するかを判断すれば、現在のギアポジション値GPが算出できることとなる。しかしながら、実際には車速及びエンジン回転数の計測値には入力の遅延や誤差が生じる結果、ギアポジションが1速から6速のいずれかに選択されている状態であっても、前記座標点が直線L1〜L6上からずれた位置となる場合が多い。そのため、各ギアポジションについて前記座標点のズレを考慮した許容範囲を設定する必要がある。そこで、本実施形態では、各ギアポジション特性の傾きSAnに対して所定の許容範囲を設け、現在の傾きRAが前記許容範囲内であるか否かを判定して現在のギアポジション値GPを算出することとした。
これによって定まる1速から6速の各ギアポジションの許容範囲は、それぞれギアポジション特性を示す直線L1〜L6を基準線として、それぞれ点線で示す特性図の原点(0,0)を通り設定値である傾きSA1〜SA6の許容範囲の上限値OA1〜OA6を傾きとする6つの直線L11〜L16を上限境界線とし、かつ、それぞれ点線で示す特性図の原点(0,0)を通り傾きSA1〜SA6の許容範囲の下限値UA1〜UA6を傾きとする6つの直線L21〜L26を下限境界線とする各領域S1〜S6となる。そして、車速の現在値とエンジン回転数の現在値とで定まる前記座標点が各領域S1〜S6内に位置する場合に、その領域に対応するギアポジションが現在のギアポジション値GPとして算出される。なお、前記座標点が各領域S1〜S6の何れの領域内にも位置しない場合は現在のギアポジション値GPは「N」となる。
図6に示すように、各ギアポジションの許容範囲である領域S1〜S6は、速度及びエンジン回転数が増加するのにしたがって徐々に広くなっている。したがって、各ギアポジション特性の差が小さい車速及びエンジン回転数が小さい(車速が10Km/h以下で、エンジン回転数が1000rpm以下である)場合に各ギアポジションの許容範囲が重なってギアポジションの算出が困難となる領域が生じることを抑制することができ、精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
また、各ギアポジション特性は、ギアポジションが高いほど隣り合うギアポジション特性との差が小さくなる傾向がある(例えば図6における4速から6速の間)が、本実施形態においては、傾きSAnの許容範囲を対応するギアポジションが高いほど狭くする。その結果、図6に示すように、ギアポジションの許容範囲である領域S1〜S6もギアポジションが高いほど狭くなる。したがって、高いギアポジションにおける許容範囲の重なりを抑制でき、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。なお、高いギアポジションは低いギアポジョションよりも車速及びエンジン回転数の計測値のふらつきが小さいため、高いギアポジションに対してギアポジションの許容範囲を狭くしても、誤った表示が行われる可能性は低い。
また、本実施形態においては、対応するギアポジションが高い傾きSAnから順に、現在の傾きRAが許容範囲内であるか否かの判定を行い、最初に許容範囲内であると判定されたときの傾きSAnが対応するギア番号nを現在のギアポジション値GPとして算出することとしている。これは、クロスミッションを搭載した車両などで隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が重なり合う場合、許容範囲が重なる領域においては実際には高い側のギアポジションが選択されている傾向があることによる。これは、車速の現在値が平均化処理などによって実際の車速よりも低く算出されることによるものと思われる。例えば、実際にギアポジションが6速に選択される場合には、車速の現在値とエンジン回転数の現在値とで定まる前記座標点は、6速のギアポジション特性を示す直線L6と5速のギアポジション特性を示す直線L5との間に位置する傾向がある。したがって、対応するギアポジションが高い傾きSAnから順に、現在の傾きRAが許容範囲内であるか否かの判定を行うことで、隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が重なり合う場合が生じても実際に選択されている可能性が高いギアポジションが現在のギアポジション値GPとして算出され、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る携帯電話100は、車両のギアポジションを表示する表示操作部104を備える表示装置であって、複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きSAnを記憶する記憶部103と、車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きRAを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲内であるか否かを順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きSAnが対応するギアポジションを表示操作部104に表示させる制御部101と、を備えてなることを特徴とする。
これによれば、専用のギアポジションセンサを用いない汎用の表示装置であっても、精度の高いギアポジション表示が可能となる。
また、前記許容範囲は、対応するギアポジションが高くなる毎に狭くなるように定められることを特徴とする。
これによれば、高いギアポジションにおける許容範囲の重なりを抑制でき、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
また、制御部101は、前記複数のギアポジション特性の傾きSAnのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする。
これによれば、隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が重なり合う場合が生じても実際に選択されている可能性が高いギアポジションが現在のギアポジション値GPとして算出され、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
また、携帯電話100は、前記車速の設定値あるいは前記エンジン回転数の設定値の少なくとも一方を任意に設定する表示操作部104を備えてなる。
これによれば、ギアポジション特性が異なる多くの車種に対応して精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
本実施形態に係る携帯電話100の表示方法は、車両のギアポジションを表示する表示操作部104を備える表示装置の表示方法であって、複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きSAnを記憶し、車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きRAを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲内であるか否かを順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きSAnが対応するギアポジションを表示操作部104に表示させることを特徴とする。
これによれば、専用のギアポジションセンサを用いない汎用の表示装置であっても、精度の高いギアポジション表示が可能となる。
また、前記許容範囲は、対応するギアポジションが高くなる毎に狭くなるように定められることを特徴とする。
これによれば、高いギアポジションにおける許容範囲の重なりを抑制でき、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
前記複数のギアポジション特性の傾きSAnのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする。
これによれば、隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が重なり合う場合が生じても実際に選択されている可能性の高いギアポジションが現在のギアポジション値GPとして算出され、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
前記車速の設定値あるいは前記エンジン回転数の設定値の少なくとも一方を任意に設定することを特徴とする。
これによれば、ギアポジション特性が異なる多くの車種に対応して精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
本実施形態における車両情報表示アプリケーションは、制御部101を、車両の複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きSAnを記憶部103に記憶させ、車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きRAを算出し、現在のギアポジション特性の傾きRAが予め定められる複数のギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲内であるか否かを順に判定し、現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きSAnが対応するギアポジションを表示操作部104に表示させる制御部として機能させることを特徴とする。
これによれば、専用のギアポジションセンサを用いない汎用の表示装置であっても、精度の高いギアポジション表示が可能となる。
また、前記許容範囲は、対応するギアポジションが高くなる毎に狭くなるように定められることを特徴とする。
これによれば、高いギアポジションにおける許容範囲の重なりを抑制でき、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
また、制御部101を、前記複数のギアポジション特性の傾きSAnのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きRAが前記許容範囲内であるか否かを判定する前記制御部として機能させることを特徴とする。
これによれば、隣り合うギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲が重なり合う場合が生じても実際に選択されている可能性の高いギアポジションが現在のギアポジション値GPとして算出され、より精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
また、前記車速の設定値あるいは前記エンジン回転数の設定値の少なくとも一方は任意に設定されることを特徴とする。
これによれば、ギアポジション特性が異なる多くの車種に対応して精度の高いギアポジションの表示を行うことができる。
以上のように、本発明の実施形態を説明したが、本発明は携帯電話以外の携帯端末についても利用できる。携帯端末の例としては、携帯電話に近似のタブレット型デバイスやポータブルインターネットデバイス、PDA(Personal Digital Assistant)などが挙げられる。
また、前述の実施形態においては、車両内に持ち込まれる携帯電話100を例に挙げて説明したが、本発明を車両内に搭載される表示装置に適用してもよい。
また、前述の実施形態においては、設定モードにおいて、各ギアポジション特性の傾きSAnの許容範囲を設定するものであったが、傾きSAnの許容範囲の設定を表示モードにおいて行っても良い。
本発明は、車両のギアポジションを表示する表示装置、表示装置の表示方法及びプログラムに好適である。
100 携帯電話
101 制御部
102 外部接続部
103 記憶部
104 表示操作部
105 GPS受信部
106 通信部
107 アンテナ部
200 車載装置
201 制御ユニット
202 通信ユニット

Claims (7)

  1. 車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置であって、
    複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶する記憶部と、
    車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
    前記許容範囲は、対応するギアポジションが高くなる毎に狭くなるように定められ
    前記制御部は、前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする表示装置。
  2. 車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置であって、
    複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶する記憶部と、
    車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする表示装置。
  3. 前記車速の設定値あるいは前記エンジン回転数の設定値の少なくとも一方を任意に設定する設定部を備えてなることを特徴とする請求項1または請求項に記載の表示装置。
  4. 車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置の表示方法であって、
    複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶し、
    車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予め対応するギアポジションが高くなる毎に狭くなるように定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させることを特徴とする表示装置の表示方法。
  5. 車両のギアポジションを表示する表示部を備える表示装置の表示方法であって、
    複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶し、
    車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予め定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを前記表示部に表示させることを特徴とする表示装置の表示方法。
  6. 前記車速の設定値あるいは前記エンジン回転数の設定値の少なくとも一方を任意に設定することを特徴とする請求項4または請求項に記載の表示装置の表示方法。
  7. コンピュータを
    車両の複数のギアポジションの各々に対応する、車速の設定値とエンジン回転数の設定値とに基づく複数のギアポジション特性の傾きを記憶部に記憶させ、
    車両情報として少なくとも車速の計測値とエンジン回転数の計測値とを取得し、現在の車速の計測値と現在のエンジン回転数の計測値とに基づいて現在のギアポジション特性の傾きを算出し、前記現在のギアポジション特性の傾きが予定められる前記複数のギアポジション特性の傾きの許容範囲内であるか否かを前記複数のギアポジション特性の傾きのうち対応するギアポジションが高い順に判定し、前記現在のギアポジション特性の傾きが前記許容範囲内であると判定されるギアポジション特性の傾きが対応するギアポジションを表示部に表示させる制御部として機能させることを特徴とするプログラム。
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