JP5928038B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの現在位置を表示する情報処理装置及びプログラムに関する。
情報通信技術の発展に伴い、近年、情報処理端末を携帯するユーザには、様々なサービスが提供されている。このようなサービスとしては、例えば、情報処理端末の位置を特定することで、ユーザの現在位置を特定するサービス(以下、「現在位置特定サービス」と呼ぶ)が知られている。
現在位置特定サービスでは、GPS(Global Positioning System)信号を代表とする無線信号を用いた三角測量により、ユーザの現在位置を特定している。ここで、GPS信号等の無線信号を用いた現在位置の特定では、現実の位置と測定された位置との間に誤差が生じてしまう場合がある。そのため、測位精度を高めるための工夫がこれまで多数行われており、例えば、特許文献1には、基準仰角以上のGPS衛星からのGPS信号のみを用いてユーザの現在位置を特定するGPS受信装置が開示されている。
特開2002−277527号公報
ところで、GPS信号等の無線信号は、地形や建物等の影響を受け反射・回折してしまうため、マルチパスが生じてしまう可能性があり、特許文献1のGPS受信装置のような工夫を行った場合であっても、測位精度が十分確保できない場合がある。
ここで、現在位置特定サービスは、様々な態様で用いられ、例えば、ユーザが設定した目的地とユーザの現在位置とを併せて表示し、ユーザを目的地まで案内するナビゲーションとして用いられることがある。このようなナビゲーションを行う場合に、現実の位置と測定された位置との間に誤差が生じてしまうと、利便性を損ないユーザに対してストレスを与えてしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、誤った測位結果をユーザに対して提供することのない情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、目的地を設定する目的地設定手段と、受信した複数の信号に基づき測定される自己の現時点の位置を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記目的地の位置情報とに基づいて設定される行動範囲を取得する行動範囲設定手段と、前記行動範囲設定手段が取得した前記行動範囲の設定後に前記位置情報取得手段により取得された現在位置の位置情報が、前記行動範囲設定手段により取得された行動範囲内であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に前記現在位置を所定の表示手段に表示し、前記現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に前記現在位置を前記表示手段に表示しない表示制御手段と、前記表示手段に表示された地図の移動を行う移動操作手段と、を備え、前記目的地設定手段は、前記表示手段により地図情報を表示している状態から、前記移動操作手段による操作後の拡大操作によって表示される地図情報の縮尺が所定以上の場合に、当該表示している地図情報の中心位置を目的地として設定し、前記目的地として設定した後に、前記移動操作手段による操作があった場合には、この操作後に表示している地図情報の中心位置を目的地として変更する、ことを特徴とする。
本発明によれば、行動範囲外に測定された位置情報を表示することがないため、誤った測位結果をユーザに対して提供することがなく、ユーザのストレスを軽減することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理装置の機能的構成のうち、ナビゲーション処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2の機能的構成の目的地設定部の機能を説明するための図である。 図2の機能的構成の行動範囲設定部の機能を説明するための図である。 図2の機能的構成の行動範囲設定部により取得される行動範囲の形状の一例を示す図である。 図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置のナビゲーション処理の流れを説明するフローチャートである。 図2の機能的構成を有する図1の情報処理装置の目的地設定処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、ユーザの移動に伴い移動する端末装置であり、例えば、デジタルカメラ、カーナビ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の任意の端末装置を採用することができる。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、表示部16と、記憶部17と、入力部18と、通信部19と、センサ部20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部17からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。CPU11が実行する処理には、後述する図6のナビゲーション処理等が含まれる。ナビゲーション処理については後述するが、この処理では、CPU11は、ユーザが設定した目的地とユーザの現在位置とを併せて表示することで、ユーザを目的地まで案内する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、表示部16、記憶部17、入力部18、通信部19及びセンサ部20が接続されている。
表示部16は、ディスプレイにより構成され所定の情報を表示する。表示部16に表示される所定の情報としては、例えば、CPU11により特定されたユーザの現在位置や設定された目的地等を表示する地図が含まれる。
記憶部17は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、CPU11が実行する処理を規定するプログラム等の各種プログラム等を記憶する。また、記憶部17は、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶する。
入力部18は、各種釦や表示部16に設けられたタッチパネル等により構成され、ユーザによる入力操作を受け付ける。入力部18が受け付けた入力操作は、CPU11に供給され、その後、CPU11において対応する処理が実行される。一例として、表示部16に表示された地図のスクロール操作を入力部18が受け付けた場合には、CPU11は、表示部16を制御し、地図をスクロールする。また、表示部16に表示された地図の拡大操作を入力部18が受け付けた場合には、CPU11は、表示部16を制御し、地図を拡大表示する。
通信部19は、例えばGPS信号に対応するGPSアンテナ191を備え、GPSアンテナを介して複数のGPS用衛星からのGPS信号を受信する。通信部19が受信したGPS信号は、CPU11(位置情報取得部111)に供給され、情報処理装置1の現在位置を示す位置情報(例えば、地図上の座標)の算出に用いられる。
なお、通信部19は、GPS信号に限らず他の無線信号を受信することとしてもよい。即ち、通信部19は、情報処理装置1の現在位置を算出可能な無線信号を受信すれば足り、例えば街中に設置されたアクセスポイントから送信される無線信号を受信することとしてもよく、GPS信号はその一例に過ぎない。
センサ部20は、情報処理装置1の傾きや加速度等の各種状態を検知するセンサ装置であり、磁気センサ201と加速度センサ202とを含んで構成される。
磁気センサ201は、例えば外部磁界の変動に応じてインピーダンスが変化するMI素子(磁気インピーダンス素子:Magneto−Impedance element)を備えており、当該MI素子を用いて、地磁気の3軸(X,Y,Z)成分を検出し、その検出結果を示すデータを出力する。ここで、磁気センサ201が検出した地磁気の3軸成分を用いることで、情報処理装置1の現在の向きを特定することができる。
加速度センサ202は、ピエゾ抵抗型もしくは静電容量型の検出機構を備えており、当該検出機構を用いて、加速度の3軸(X,Y,Z)成分を検出し、その検出結果を示すデータを出力する。ここで、加速度センサ202が検出するX成分の加速度は情報処理装置1の垂直方向の振動周期に、Y成分は情報処理装置1の水平方向の振動周期に、Z成分は情報処理装置1の進行方向の振動周期に、夫々対応するため、加速度センサ202が検出した加速度の3軸成分を積分し用いることで、情報処理装置1の移動距離を大まかに特定することができる。
センサ部20から出力されるデータ(以下、「センサ値」と呼ぶ)は、CPU11に供給され、GPS信号の代わりに位置情報を算出するための補助的な情報として用いられる。例えば、CPU11は、磁気センサ201のセンサ値に基づいて情報処理装置1の移動方向を算出し、加速度センサ202のセンサ値に基づいて情報処理装置1の移動距離を算出することで、GPS信号に基づく測位演算に代わり位置情報を算出することができる。
図2は、このような情報処理装置1の機能的構成のうち、現在位置から目的地までユーザを案内するナビゲーション処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
情報処理装置1がナビゲーション処理を実行する場合には、CPU11は、位置情報取得部111、目的地設定部112、行動範囲設定部113、判断部114及び表示制御部115として機能する。
ここで、ユーザに対して地図情報を提供するサービスでは、情報処理装置1単体で処理が完結するサービスの他に、情報処理装置1と他の装置(例えば、サーバ)とが所定の情報を通信することで処理が完結するサービスが存在する。例えば、カーナビのような情報処理装置1では、自己のハードディスク内に記憶した地図情報を用いることで、情報処理装置1単体でユーザに対して地図情報を提供することができる。一方、携帯電話のような情報処理装置1では、一般的にはサーバ上に地図情報を記憶しておき、ユーザから受け付けた要求に応じてサーバが情報処理装置1に対応する地図情報を送信することで、ユーザに対して地図情報を提供している。
この点、本実施形態では、ナビゲーション処理を情報処理装置1単体で実行することとしてもよく、ナビゲーション処理を図示しないサーバと情報処理装置1とが通信することにより実行することとしてもよい。なお、情報処理装置1がサーバと通信することでナビゲーション処理を実行する場合には、所定の演算をサーバに実行させることとしてもよい。一例として、GPS信号に基づいて測位演算を行う処理等は、情報処理装置1ではなくサーバに実行させることとしてもよい。サーバに実行させる処理については、情報処理装置1の処理能力や、情報処理装置1とサーバとの間のネットワーク性能等に応じて適宜設定することができる。
そのため、以下において「取得する」とは、情報処理装置1が自ら演算した結果を取得することに加え、演算要求を受け付けたサーバの演算結果を情報処理装置1が取得することを含む。
位置情報取得部111は、通信部19から供給されたGPS信号に基づいて情報処理装置1の現時点の位置(現在位置)を示す地図上の位置情報(例えば、座標)を取得する。ここで、現在位置の取得は、既に公知のように少なくとも3つ以上のGPS信号を用いた所定の測位演算により取得することができる。なお、位置情報取得部111による位置情報の取得は、任意のタイミングで行うことができ、例えば、入力部18を介したユーザからの要求を受け付けたタイミングや、所定の時間間隔で位置情報の取得を行うことができる。
また、位置情報取得部111は、現在位置の位置情報の取得とともに、測位演算の精度を示す測位精度も併せて取得することとしてもよい。測位精度としては、GPS衛星の配置状態から算出されるDop値(Dilution of Precision)を採用することができる。
位置情報取得部111が取得した位置情報及び測位精度は、記憶部17に一時的に記憶される。
目的地設定部112は、入力部18を介してユーザから受け付けた入力操作に応じて、ユーザが所望する位置を目的地として設定する。目的地設定部112が設定した目的地を示す地図上の位置情報(例えば、座標)は、記憶部17に一時的に記憶される。
ここで、目的地の設定は、任意の方法で行うことができ、例えば、ユーザが入力した地図上の地名等を目的地として設定することとしてもよく、また、地名の一覧表等のメニュー画面を介してユーザから受け付けた地名等を目的地を設定することとしてもよい。この点、本実施形態の目的地設定部112は、これら任意の方法に加え、ユーザのスクロール操作や拡大操作に応じて目的地の設定を可能にしている。
図3は、ユーザのスクロール操作や拡大操作に応じた目的地設定部112による目的地の設定手順を示す図である。なお、図3において星印は目的地P1を示している。このとき、白抜きの星印(図3(A)(B))は、理解を容易にするために便宜上図示しているものであり、実際の情報処理装置1の表示部16には表示されていないものとする。
ユーザが地図上で目的地を検索する場合、表示中の地図をスクロールして目的地周辺の地図を表示させる傾向がある。図3(A)を参照して、表示部16に表示中の地図M1においてユーザが目的地P1を目的地として設定する場合、ユーザは、目的地P1が地図の中心に来るようにスクロール操作を行う。
このようなスクロール操作に応じて表示部16の地図がスクロールすると、図3(B)のように、表示部16には目的地P1が略中心に表示される地図M2が表示されることになる。ところで、地図のスクロールでは、煩雑な操作を避けるためユーザは縮尺の小さい地図を用いる傾向がある。他方、縮尺の小さい地図では地図上の詳細な情報が分からないため、目的地周辺まで地図をスクロールすると、その後、ユーザは目的地周辺の地図を拡大する傾向にある。
その結果、ユーザが、目的地P1が略中心付近に表示される地図M2に対し拡大操作を行うと、図3(C)のように、表示部16には目的地P1の周辺を拡大表示した地図M3が表示されることになる。
目的地設定部112は、このようなスクロールの後に拡大された地図M3の中心部分を目的地P1として設定する。これにより、ユーザが地図をスクロール及び拡大するだけで、自動的に目的地を設定することができ、利便性を高めることができる。なお、目的地設定部112が自動的に目的地を設定した場合には、図3(C)に黒色の星印で示すように設定した目的地P1を地図M3上に明示することが好ましい。これにより、ユーザには、自らが行ったスクロール操作や拡大操作に応じて目的地P1が設定されたことが通知されることになり、誤操作を防止することができる。このとき、拡大表示した地図M3に対して、ユーザがスクロール操作を行い表示の微調整が行われた場合には、微調整後の地図の中心部分を目的地P1と再設定することが好ましい。
以上のような目的地設定部112では、拡大表示した地図M3の中心部分を目的地P1として設定することとしているが、目的地P1は中心部分に限られず、ユーザの拡大操作の態様に応じて設定することとしてもよい。例えば、近年知られているタッチパネル形式の表示部16では、タッチパネル上の2点のタッチ部分を直線状に移動させることで(代表的には、第一指と第二指とを閉じた状態でタッチパネルに接触し、その後、閉じていた第一指と第二指とを開いた状態に移動させる)、地図等の情報を拡大する。拡大する際の2点のタッチ部分は、ユーザの目的地近傍の傾向があるため、目的地設定部112は、これら2点のタッチ部分の移動経路を夫々示す2直線の交点を目的地P1として設定することとしてもよい。具体的には、目的地設定部112は、入力部18(タッチパネル)が検知したタッチ部分の移動経路(軌跡)を受け付け、当該移動経路の交点を特定することで目的地P1を設定する。この場合についても、ユーザに通知するべく目的地P1を地図上に明示することが好ましく、また、その後の微調整により目的地P1を再設定することが好ましい。
図2に戻り、行動範囲設定部113は、記憶部17から現在位置の位置情報と目的地の位置情報とを読み出し、これら位置情報に基づいて設定された行動範囲を取得する。行動範囲設定部113が取得した行動範囲は、記憶部17に一時的に記憶された上で、判断部114に供給される。
GPS信号等の無線信号を用いた測位演算では、現実の位置と測定された位置との間に誤差が生じてしまう場合がある。この点、本実施形態では、誤差が生じてしまってもユーザが許容可能な範囲を行動範囲として設定し、当該行動範囲を越えて測定された位置をマスキングすることとしている。即ち、行動範囲とは、誤差が生じた場合にユーザが許容可能な範囲を意味する。
これにより、位置情報取得部111が次回取得する位置情報が、行動範囲設定部113が現在位置の位置情報に基づき取得した行動範囲を越えた位置情報である場合(言い換えると、位置情報取得部111が取得した現在位置の位置情報が、当該現在位置の位置情報を取得する以前の位置情報に基づいて行動範囲設定部113が取得した行動範囲を越えた位置情報である場合)には、表示部16には当該行動範囲を越えた位置情報に基づく表示がされることがない。
ここで、現在位置から目的地までユーザを案内するナビゲーションサービスにおいてユーザが許容可能な誤差の範囲は、現在位置と目的地との距離に応じて異なる。一例として、現在位置から目的地までの距離が遠い場合には、目的地の大まかな方向が分かっていれば足りる一方で、現在位置から目的地までの距離が近い場合には、現在位置と目的地との詳細な位置関係が要求される。そこで、行動範囲の設定は、現在位置の位置情報と目的地の位置情報との距離に基づいて行うことが好適である。
図4は、行動範囲設定部113が現在位置の位置情報と目的地の位置情報との距離に基づいて取得する行動範囲の一例を示す図である。
図4(A)は、現在位置P2と目的地P1との距離L1が遠い場合に取得される行動範囲T1を示す。行動範囲T1は、目的地P1、現在位置P2及び目的地P1と現在位置P2とを結ぶ線分、の何れからも半径R1の距離を有するオーバル形状(角丸長方形)の領域である。また、図4(B)は、現在位置P2と目的地P1との距離L2が近い場合に取得される行動範囲T2を示す。行動範囲T1と同様に、行動範囲T2は、目的地P1、現在位置P2及び目的地P1と現在位置P2とを結ぶ線分、の何れからも半径R2の距離を有するオーバル形状(角丸長方形)の領域である。
ここで、図4(A)の半径R1と図4(B)の半径R2とは、半径R1>半径R2の関係を有する。即ち、距離L1が遠い場合の行動範囲T1と、距離L2が近い場合の行動範囲T2とでは、行動範囲T1>行動範囲T2の関係を有することになる。これにより、ユーザのニーズに併せて行動範囲の広さを設定できるため、ユーザのストレスを軽減することができる。例えば、目的地まで10kmある状態では500mまでの誤差を許容する一方で、目的地まで100mとなった状態では500mの誤差を許容することなく10mまでの誤差を許容するといった設定が可能になる。
なお、図4では、現在位置P2と目的地P1とが内在する行動範囲T1,T2を例にとって説明した。この点、目的地P1を設定したユーザは、現在位置P2から目的地P1の方向に移動し、現在位置P2から目的地P1の反対側には移動する可能性が低いため、現在位置P2から目的地P1の反対側には行動範囲を設定しないこととしてもよい。また、図4では、オーバル形状(角丸長方形)の行動範囲T1,T2を例にとって説明したが、行動範囲設定部113が取得する行動範囲の形状は図4に示すオーバル形状(角丸長方形)に限らず任意の形状とすることができる。
図5は、行動範囲設定部113により取得される行動範囲の他の例を示す図である。
図5(A)に示すように、ユーザの移動方向は、現在位置P2から目的地P1の方向となる。そこで、図5(B)に示すように、現在位置P2の移動方向とは逆の方向には、行動範囲T3を設定しないこととしてもよい。また、図5(C)に示すように、オーバル形状(角丸長方形)ではなく、現在位置P2から目的地P1の方向に広がる扇形状の行動範囲T4を設定することとしてもよい。
これにより、誤差が生じた場合にユーザが許容可能な範囲という意味合いに加え、現在位置と目的地との位置関係からユーザが移動すると推測される範囲という意味合いを、行動範囲に含めることができる。
また、図4及び図5(B)(C)では、現在位置P2及び目的地P1の周囲に行動範囲T1,T2,T3,T4を設定することとしているが、これに限られるものではなく、図5(D1)に示すように現在位置P2の周囲に行動範囲T5−1を設定することとしてもよい。この場合において、現在位置P2の周囲に設定する行動範囲は、現在位置P2と目的地P1とに基づいて設定されるものであり、図5(D1)、(D2)に示すように現在位置P2と目的地P1との距離が遠いほど広い行動範囲T5−1を設定し、現在位置P2と目的地P1との距離が近いほど狭い行動範囲T5−2を設定する。これにより、ユーザのニーズに併せて行動範囲の広さを設定できる。
なお、行動範囲T5−1、T5−2のように現在位置P2の周囲に設定する行動範囲の形状は、円形に限られず、ユーザの移動方向を考慮した形状(例えば、扇形)としてもよい。
また、行動範囲の設定は、現在位置の位置情報と目的地の位置情報との距離だけでなく、その他の情報を用いて行うこととしてもよい。行動範囲を設定するための設定条件の一例を表1に示す。
Figure 0005928038
設定条件2について、例えば、現在位置を示す位置情報の測位精度が低い場合、現在位置において誤差が生じている可能性がある。そのため、当該現在位置の位置情報と目的地の位置情報とに基づいて行動範囲を設定する場合には、行動範囲を広く設定し、次回取得する位置情報の許容範囲を広くすることが好ましい。
また、設定条件3について、例えば、車で移動する等のようにユーザの移動速度が速い場合、必ずしも現在位置と目的地とを結ぶ直線上のルートを通るとは限らず、ユーザが移動すると推測される範囲が広くなる。そのため、ユーザの移動速度が速い場合には、行動範囲を広く設定しておくことが好ましい。なお、ユーザの移動速度は、例えば、位置情報取得部111が所定の時間間隔で取得する位置情報の変化に基づいて取得することができる。
また、設定条件4について、表示部16に表示中の地図の縮尺が小さい場合(縮小地図)、ユーザは現在位置と目的地との大まかな位置関係を特定できれば足りる一方で、地図の縮尺が大きい場合(拡大地図)、ユーザは現在位置と目的地との詳細な位置関係を要求する。そのため、縮尺が小さい場合には行動範囲を広く設定し、縮尺が大きい場合には行動範囲を狭く設定することとしてもよい。
なお、設定条件1乃至4のうちの1つの設定条件のみを適用することとしてもよく、また、複数の設定条件を組み合わせて適用することとしてもよい。
また、行動範囲の設定は、位置情報取得部111が現在位置の位置情報を取得するたびに行うこととしてもよく、その他の任意のタイミングで行うこととしてもよい。行動範囲の設定タイミングの一例を表2に示す。
Figure 0005928038
タイミング1について、行動範囲の設定は、位置情報取得部111が現在位置の位置情報を取得したタイミングで一定間隔毎に行うこととしてもよい。このとき、一定間隔は、位置情報取得部111が現在位置の位置情報を取得する都度であってもよく、位置情報取得部111が現在位置の位置情報を所定回数分取得する都度であってもよい。
一方、タイミング2乃至5に示すように、行動範囲の設定を行う間隔を異ならせることとしてもよい。
タイミング2について、移動速度が速い場合には、所定の時間間隔で取得される位置情報の変化も大きくなる。そのため、移動速度が速い場合には、行動範囲の設定も頻繁に行うことが好ましい。そこで、タイミング2のように、移動速度に応じて行動範囲の設定を行う間隔を異ならせることとしてもよい。
また、タイミング3について、目的地までの距離が遠い場合には、目的地までの大まかな方向が把握できれば足り、また、行動範囲自体も広く設定されているため、頻繁に行動範囲の設定を行う必要がない。これに対して、目的地までの距離が近い場合には、現在位置と目的地との詳細な位置関係を把握する必要があり、また、行動範囲自体が狭いため、頻繁に行動範囲の設定を行うことが好ましい。そこで、タイミング3のように、現在位置と目的地との距離に応じて行動範囲の設定を行う間隔を異ならせることとしてもよい。
また、タイミング4に示すように、これらタイミング2,3を組み合わせて行動範囲の設定を行う間隔を異ならせることとしてもよい。
また、タイミング5に示すように、現在位置の位置情報の測位精度が一定以上の測位精度を満たす場合に、行動範囲の設定を行うこととしてもよい。
なお、タイミング1乃至5のうちの1つの設定条件のみを適用することとしてもよく、また、複数の設定条件を組み合わせて適用することとしてもよい。
図2に戻り、判断部114は、行動範囲設定部113が取得した行動範囲と位置情報取得部111が取得した現在位置の位置情報とを比較し、行動範囲が設定された後に取得された現在位置の位置情報が、行動範囲内に存在するか否かを判断する。判断部114は、行動範囲内に存在するか否かを判断すると、その判断結果を表示制御部115に供給する。
表示制御部115は、判断部114から供給された判断結果に応じて表示部16の表示制御を実行する。即ち、表示制御部115は、判断部114により現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に、当該現在位置を表示した地図を表示部16に表示する。
他方、表示制御部115は、判断部114により現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に、当該現在位置を表示することなく地図を表示部16に表示する。このような現在位置を表示しない場合において、表示制御部115は、表示しない現在位置の代わりに所定の情報を地図上に表示することが好ましい。一例としては、当該現在位置の直前に表示されていた位置(以下、「直前の現在位置」と呼ぶ)を地図上に表示することとしてもよく、また、当該現在位置の位置情報と直前の現在位置の位置情報とを結ぶ線分上の任意の位置を地図上に表示することとしてもよい。また、センサ部20が検知したセンサ値に基づいて、ユーザが移動した方向及び移動した距離を示す自律航法情報を取得し、この自律航法情報と直前の現在位置の位置情報とから取得される位置を地図上に表示することとしてもよい。
以上、情報処理装置1(CPU11)の機能的構成について説明した。続いて、このような機能的構成を有する情報処理装置1が実行するナビゲーション処理について説明する。図6は、ナビゲーション処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、ナビゲーション処理の目的地設定処理の流れを示すフローチャートである。
図6を参照して、ステップS1において、CPU11は、GPS測位を開始する。即ち、CPU11は、GPSアンテナ191を介してGPS信号の受信を開始する。続いて、ステップS2において、目的地設定部112は、ユーザの目的地を設定する目的地設定処理を実行する。なお、目的地設定処理の詳細は、図7で後述する。
続いて、ステップS3において、行動範囲設定部113は、地図上に表示されている位置と目的地とから行動範囲を取得する。続いて、ステップS4において、位置情報取得部111は、GPS信号に基づいて情報処理装置1の現在位置を示す位置情報を取得する。
続いて、ステップS5において、判断部114は、ステップS4で取得した位置情報が、ステップS3で取得した行動範囲内であるか否かを判断する。このとき、行動範囲内である場合には、表示制御部115は、ステップS4で取得した位置情報に対応する現在位置を表示部16の地図上に表示し(ステップS6)、ステップS7に処理を移す。他方、行動範囲外である場合には、表示制御部115は、当該現在位置を表示部16の地図上に表示することなく、ステップS7に処理を移す。
続いて、ステップS7において、CPU11は、目的地の変更があるか否かを判断する。この処理では、CPU11は、例えば入力部18を介してユーザの操作を受け付けることで、目的地の変更があるか否かを判断する。このとき、目的地の変更がある場合には、CPU11は、ステップS2に処理を移し、目的地の変更がない場合には、CPU11は、ステップS8に処理を移す。
ステップS8において、CPU11は、目的地に到達したか否かを判断する。この処理では、CPU11は、例えばステップS2で設定された目的地の位置情報とステップS4で取得された現在位置の位置情報(又はステップS6で表示された現在位置の位置情報)とが一致するか否かにより、目的地に到達したか否かを判断する。目的地に到達した場合(一致する場合)には、CPU11は、ナビゲーション処理を終了する。他方、目的地に到達していない場合(一致しない場合)には、CPU11は、ステップS3に処理を移し、ステップS3乃至ステップS8の処理を繰り返す。
続いて、図7を参照して、目的地設定処理では、ステップS11において、表示制御部115は、表示部16に地図を表示する。続いて、ステップS12において、表示制御部115は、入力部18を介して受け付けたスクロール操作又は拡大操作に応じて、表示部16に表示した地図をスクロール又は拡大表示する。
続いて、ステップS13において、目的地設定部112は、ステップS12において拡大操作によって表示している地図の縮尺が所定値以上になったか否かを判断する。このとき、地図の縮尺が所定値以上になった場合には、ステップS14において、目的地設定部112は、拡大表示後の中心位置を目的地と設定する。他方、地図の縮尺が所定値以上になっていない場合には、CPU11は、ステップS12の処理に移る。
続いて、ステップS15において、目的地設定部112は、拡大表示した地図に対してスクロール操作が行われたか否かを判断する。このとき、拡大表示した後の地図に対するスクロール操作は、目的地を微調整しているものと推測されるため、目的地設定部112は、目的地を微調整後の地図の中心位置に修正し(ステップS16)、目的地設定処理を終了する。他方、拡大表示した後にスクロール操作を受け付けていない場合には、CPU11は、目的地設定処理を終了する。
以上のように構成される情報処理装置1では、現在位置の位置情報が行動範囲外である場合には、当該位置情報に対応するユーザの位置情報を表示部16の地図上に表示しない。これにより、誤った測位結果をユーザに対して提供することがなく、ユーザのストレスを軽減することができる。
このとき、行動範囲設定部113は、現在位置の位置情報と目的地の位置情報との距離に応じて行動範囲の広さを取得するため、ユーザのニーズに応じた適切な案内を行うことができる。即ち、現在位置から目的地までの距離が遠い場合には目的地の大まかな方向を案内し、現在位置から目的地までの距離が近い場合には現在位置と目的地との詳細な位置関係を案内することができる。
また、行動範囲の広さは、現在位置の位置情報と目的地の位置情報との距離以外にも様々な条件に基づいて設定可能であり、また、様々なタイミングで行動範囲を設定することができるため、ユーザのニーズに応じた適切な案内を行うことができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布されるリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディアは、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部17に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
目的地を設定する目的地設定手段と、
受信した複数の信号に基づき測定される自己の現時点の位置を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記目的地の位置情報とに基づいて設定される行動範囲を取得する行動範囲設定手段と、
前記行動範囲設定手段が取得した前記行動範囲の設定後に前記位置情報取得手段により取得された現在位置の位置情報が、前記行動範囲設定手段により取得された行動範囲内であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に前記現在位置を所定の表示手段に表示し、前記現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に前記現在位置を前記表示手段に表示しない表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記2]
前記表示手段に表示された地図の移動を行う移動操作手段と、
前記表示手段に表示された地図の拡大縮小を行う表示縮尺操作手段と、を備え、
前記目的地設定手段は、前記表示手段により地図情報を表示している状態から、前記移動操作手段による操作後の拡大操作によって表示される地図情報の縮尺が所定以上の場合に、当該表示している地図情報の中心位置を目的地として設定することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
[付記3] 前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記目的地の位置情報との距離に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
[付記4]
前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段により取得される前記位置情報の測位精度に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記5]
前記行動範囲設定手段は、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記6]
前記行動範囲設定手段は、特定の時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記7]
前記行動範囲設定手段は、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度に応じた時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記8]
前記行動範囲設定手段は、現在位置の位置情報と前記目的地の位置情報との距離に応じて、前記行動範囲の設定を行う、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記9]
前記行動範囲設定手段は、現在位置の位置情報及び前記目的地の位置情報の距離と、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度と、の関係性に応じた時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記10]
前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段が所定の精度以上の前記位置情報を取得することを条件に、前記行動範囲の広さを設定する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置。
[付記11]
コンピュータを、
目的地を設定する目的地設定手段、
受信した複数の信号に基づき測定される自己の現時点の位置を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する位置情報取得手段、
前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記目的地の位置情報とに基づいて設定される行動範囲を取得する行動範囲設定手段、
前記行動範囲設定手段が取得した前記行動範囲の設定後に前記位置情報取得手段により取得された現在位置の位置情報が、前記行動範囲設定手段により取得された行動範囲内であるか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により、前記現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に前記現在位置を所定の表示手段に表示し、前記現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に前記現在位置を前記表示手段に表示しない表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・情報処理装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・表示部、17・・・記憶部、18・・・入力部、19・・・通信部、191・・・GPSアンテナ、20・・・センサ部、201・・・磁気センサ、202・・・加速度センサ、111・・・位置情報取得部、112・・・目的地設定部、113・・・行動範囲設定部、114・・・判断部、115・・・表示制御部

Claims (11)

  1. 目的地を設定する目的地設定手段と、
    受信した複数の信号に基づき測定される自己の現時点の位置を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記目的地の位置情報とに基づいて設定される行動範囲を取得する行動範囲設定手段と、
    前記行動範囲設定手段が取得した前記行動範囲の設定後に前記位置情報取得手段により取得された現在位置の位置情報が、前記行動範囲設定手段により取得された行動範囲内であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に前記現在位置を所定の表示手段に表示し、前記現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に前記現在位置を前記表示手段に表示しない表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された地図の移動を行う移動操作手段と、
    を備え
    前記目的地設定手段は、
    前記表示手段により地図情報を表示している状態から、前記移動操作手段による操作後の拡大操作によって表示される地図情報の縮尺が所定以上の場合に、当該表示している地図情報の中心位置を目的地として設定し、
    前記目的地として設定した後に、前記移動操作手段による操作があった場合には、この操作後に表示している地図情報の中心位置を目的地として変更する、
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段に表示された地図の拡大縮小を行う表示縮尺操作手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記目的地の位置情報との距離に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段により取得される前記位置情報の測位精度に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記行動範囲設定手段は、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度に基づいて、前記行動範囲の広さを設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記行動範囲設定手段は、特定の時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記行動範囲設定手段は、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度に応じた時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記行動範囲設定手段は、現在位置の位置情報と前記目的地の位置情報との距離に応じて、前記行動範囲の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記行動範囲設定手段は、現在位置の位置情報及び前記目的地の位置情報の距離と、前記所定の時間間隔で取得される前記位置情報の変化を示す移動速度と、の関係性に応じた時間間隔で、前記行動範囲の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記行動範囲設定手段は、前記位置情報取得手段が所定の精度以上の前記位置情報を取得することを条件に、前記行動範囲の広さを設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータを、
    目的地を設定する目的地設定手段、
    受信した複数の信号に基づき測定される自己の現時点の位置を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する位置情報取得手段、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記目的地の位置情報とに基づいて設定される行動範囲を取得する行動範囲設定手段、
    前記行動範囲設定手段が取得した前記行動範囲の設定後に前記位置情報取得手段により取得された現在位置の位置情報が、前記行動範囲設定手段により取得された行動範囲内であるか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段により、前記現在位置の位置情報が行動範囲内であると判断されることを条件に前記現在位置を所定の表示手段に表示し、前記現在位置の位置情報が行動範囲外であると判断されることを条件に前記現在位置を前記表示手段に表示しない表示制御手段、
    前記表示手段に表示された地図の移動を行う移動操作手段、
    として機能させ
    前記目的地設定手段は、
    前記表示手段により地図情報を表示している状態から、前記移動操作手段による操作後の拡大操作によって表示される地図情報の縮尺が所定以上の場合に、当該表示している地図情報の中心位置を目的地として設定し、
    前記目的地として設定した後に、前記移動操作手段による操作があった場合には、この操作後に表示している地図情報の中心位置を目的地として変更する、
    とを特徴とするプログラム。
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