JP6432464B2 - 車載電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、書換装置から受信するデータにより記憶装置のデータを書換える技術に関する。
書換装置からデータを受信する受信処理と、受信するデータを記憶装置に書込む書込み処理とにより記憶装置のデータを書換える書換時間を短縮する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されている技術では、書換装置からデータを受信する受信処理と、受信したデータを記憶装置に書込む書込み処理とを並列処理することにより、記憶装置のデータを書換える書換時間を短縮しようとしている。
特開2000−20389号公報
データの受信処理時間とデータの書込み処理時間とを比較すると、受信処理時間の方が書込み処理時間よりも長くなる傾向にある。この場合、特許文献1のようにデータの受信処理と書込み処理とを並列処理しても書込み処理が受信処理よりも先に終了するので、受信処理だけが実行され書込み処理が実行されない時間が存在することになる。
受信処理と書込み処理とにより記憶装置のデータを書換える書換時間を短縮するためには、受信処理と書込み処理とのうち一方の処理だけが実行される時間を極力短縮する必要がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、記憶装置のデータを書換える書換時間を短縮する技術を提供することを目的とする。
本発明の車載電子制御装置は、通信部と、書込み部とを備えている。
通信部は、記憶装置のデータを書換えるための書換データを分割した複数の部分データを、複数の通信経路を介して書換装置から受信する。
書込み部は、複数の通信経路を介して通信部が書換装置から部分データを受信する今回の受信処理と並列して、今回の受信処理の直前の受信処理で通信部が書換装置から受信した部分データを記憶装置に書込む書込み処理を実行する。
この構成によれば、書換データを分割した複数の部分データを通信部が複数の通信経路を介して書換装置から受信するので、時間の長さが同じであれば、一つの通信経路から部分データを受信するよりも受信するデータ量は増加する。
これにより、一つの通信経路から部分データを受信するよりも、受信処理との並列処理において、書込み処理により多くのデータを記憶装置に書込むので、受信処理だけが実行され書込み処理が実行されない時間を極力短縮できる。その結果、受信処理と書込み処理とにより記憶装置のデータを書換データで書換えるために要する書換時間を短縮できる。
尚、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態による書換システムを示すブロック図。 車載電子制御装置の構成を示すブロック図。 DMA制御を説明する模式図。 書換装置のデータ送信処理を示すフローチャート。 中継装置の中継処理を示すフローチャート。 車載電子制御装置の書換処理を示すフローチャート。 書換処理を示すシーケンス図。 書換処理を示すタイムチャート。 第2実施形態による車載電子制御装置の書換処理を示すフローチャート。 書換装置のデータ送信処理を示すフローチャート。 書換処理を示すタイムチャート。 書換処理を示す他のタイムチャート。 第3実施形態による車載電子制御装置の書換処理を示すフローチャート。 第4実施形態による書換処理を示すタイムチャート。 第5実施形態による車載電子制御装置を示すブロック図。 第6実施形態による書換システムを示すブロック図。 第7実施形態による書換システムを示すブロック図。
以下、本発明が適用された実施形態を図に基づいて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す書換システム2は、車載の電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)30のプログラムまたはデータを書換えるシステムである。書換システム2は、書換装置10と、中継装置20と、書換対象のECU30とを備えている。符号100は、車載の他のECUを示している。
書換装置10は、ECU30のプログラムまたはデータを書換えるために、コネクタで車両のネットワークに接続される外部装置である。書換装置10は、ECU30のプログラムまたはデータを書換えるための書換データを分割した複数の部分データを、通信サイクル毎に中継装置20を介してECU30に送信する。
中継装置20は、書換装置10とECU30との通信を中継する。書換装置10と中継装置20とはイーサネット(登録商標)バス200で接続されている。中継装置20とECU30とはCAN(Control Area Network:登録商標)バス210、212で接続されている。中継装置20と他のECU100とは、CANバス210、212、214で接続されている。
CANバス210が中継装置20を介して書換装置10とECU30とを接続する第1の通信経路に相当し、CANバス212が中継装置20を介して書換装置10とECU30とを接続する第2の通信経路に相当する。
図2に示すように、ECU30は、CPU32とRAM34とROM36とフラッシュメモリ38とDMA部40と2個の通信部50、52とを備えている。ECU30は、車両に搭載され、フラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性の記憶装置を備えているのであれば、どのような用途に使用されるECUであってもよい。
CPU32は、ROM36に記憶されている書換プログラムを実行することにより、書換装置10から書換データを受信する受信処理と、書換え可能な不揮発性の記憶装置であるフラッシュメモリ38に受信した書換データを書込む書込み処理とを実行する。受信処理と書込み処理とにより、フラッシュメモリ38のデータを書換える書換処理が実行される。書換データは、数値データであってもよいし、書換後にCPU32が実行するプログラムであってもよい。
CPU32は、フラッシュメモリ38に記憶されている書換プログラムを実行してもよい。この場合、フラッシュメモリ38に記憶されている書換プログラムは書換対象とはならない。
RAM34の一部の領域は、フラッシュメモリ38に対するデータの書換時において、中継装置20を介して書換装置10から送信される書換データを一時的に記憶する受信バッファおよび書込みバッファとして使用される。
図3に示すように、DMA部40は、通信部50、52がそれぞれCANバス210、212から受信するデータを一時記憶する受信バッファから書込みバッファにデータを転送するDMA制御を実行する。さらに、DMA部40は、フラッシュメモリ38を構成するフラッシュマクロに書込みバッファからデータを読み出して受け渡すDMA制御を実行する。
受信バッファから書込みバッファへのデータの転送、ならびに書込みバッファからフラッシュマクロへのデータの受け渡しは、CPU32が実行するデータ転送命令により実行される。
フラッシュマクロは、フラッシュメモリ38の書込み領域を初期化してから、DMA部40が書込みバッファから転送するデータを書込み領域に書込む。
通信部50はCANバス210に接続し、通信部52はCANバス212に接続している。通信部50、52がそれぞれCANバス210、212からデータを受信すると、CPU32はデータをRAM34における受信バッファの領域に格納する受信処理の一部を実行する。したがって、CPU32は通信部としても機能する。
[1−2.処理]
書換装置10によるデータ送信処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。書換装置10は、起動されデータ送信を指令されると図4のフローチャートを実行する。
S400において書換装置10は、フラッシュメモリ38のデータを書換えるすべての書換データを、1回の通信サイクルで送信するデータ単位、例えば3KB(キロバイト)単位に分割した複数の部分データ毎に、中継装置20を介してECU30に送信する。通信サイクルは、例えば、部分データの受信をECU30が開始してから次の部分データの受信を開始するまでの期間を表わしている。
図7に示すように、書換装置10は、3KBの部分データを2KBと1KBとにさらに分割し、2KBの部分データを第1の通信経路であるCANバス210を介して通信部50宛に送信し、1KBの部分データを第2の通信経路であるCANバス212を介して通信部52宛に送信する。
書換データを分割した複数の部分データのそれぞれの大きさは、通信速度、フラッシュメモリ38の書込み時間等により適宜設定される。尚、書換装置10による部分データの送信は、短周期タスクと短周期タスクよりも実行周期の長い長周期タスクとのうち短周期タスクにより実行される。
通信経路であるCANバス210、212に今回の通信サイクルにおいてデータをそれぞれ送信すると(S402:Yes)、書換装置10は中継装置20からECU30が正常にデータを受信したことを表わす受信応答を受信するまで待機する。受信応答を受信すると(S404:Yes)、書換装置10は、すべての書換データの送信を終了(S406:Yes)するまで、S400〜S404の処理を繰り返す。
次に、中継装置20による中継処理を図5のフローチャートに基づいて説明する。中継装置20は、書換装置10から部分データを受信する毎に図5のフローチャートを実行する。
中継装置20は、イーサネットバス200から部分データを受信すると(S410:Yes)、図7に示すように、受信した部分データの宛先である通信部50、52に応じてCANバス210またはCANバス212に部分データを分配して送信する(S412)。
図7に示すように、CANバス210、212のそれぞれに部分データを送信したことに対し、CANバス210、212を介して通信部50、52の両方から受信応答を受信すると(S414:Yes)、中継装置20は、両方の受信応答の内容を判定し、両方の受信応答を一つにして書換装置10に受信応答を送信する(S416)。
例えば、通信部50、52の両方から受信する受信応答が正常受信の場合、中継装置20は正常受信の受信応答を書換装置10の送信し、少なくとも一方の受信応答が異常受信の場合、中継装置20は異常受信の受信応答を書換装置10に送信する。
次に、ECU30による書換処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。ECU30は、書換装置10からフラッシュメモリ38の書換えが指令されると、図6のフローチャートを実行する。
第1の受信処理としてCANバス210を介して通信部50が中継装置20から部分データを受信し、第2の受信処理としてCANバス212を介して通信部52が中継装置20から部分データを受信すると(S420:Yes)、ECU30は通信部50、52毎に確保されたRAM34の受信バッファ領域に受信した部分データを一時的に格納する(S422)。CANによるデータ通信は最大8バイトであるから、通信部50、52は8バイト毎に中継装置20から部分データを受信する。
受信バッファに格納されたデータは、CPU32が転送命令を実行することにより、通信部50、52毎にRAM34に確保された書込みバッファ領域にDMA部40により転送される。
S424において、ECU30は、通信部50、52毎に確保された受信バッファから書込みバッファに部分データが転送されることにより、次の通信サイクルで書換装置10から受信する部分データを格納する容量が受信バッファに確保されているか否かを判定する。
次の通信サイクルで受信する部分データを格納する容量が確保されており(S424:Yes)、通信部50、52が今回の通信サイクルにおいて書換装置10から送信される部分データの受信を正常に終了すると(S426:Yes)、図7に示すように、ECU30は、CANバス210、212を介して通信部50、52から受信応答をそれぞれ中継装置20に送信する(S428)。
尚、ECU30による受信応答の送信は、短周期タスクと短周期タスクよりも実行周期の長い長周期タスクとのうち短周期タスクにより実行される。
受信応答を送信すると、ECU30は、次の通信サイクルで書換装置10から送信される部分データの受信処理と並列して、書込みバッファに格納されている部分データをフラッシュメモリ38に書込む(S430)。これにより、図7および図8に示すように、初回の通信サイクルを除き、各通信サイクルにおいて、受信処理と書込み処理とが並列して実行される。尚、図8の受信処理と書込み処理とにおけるデータ番号は対応している。
S430の書込み処理において、第1の受信処理で書込みバッファに格納されている部分データをフラッシュメモリ38に書込む処理が第1の書込み処理に相当し、第2の受信処理で書込みバッファに格納されている部分データをフラッシュメモリ38に書込む処理が第2の書込み処理に相当する。
書込みバッファに格納された部分データのフラッシュメモリ38への書込みが終了しても(S432:Yes)、すべての書換データの書換えが終了していない場合(S434:No)、ECU30は、S420〜S432の処理を繰り返す。
[1−3.効果]
以上説明した第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)書換装置10が送信する部分データを2個のCANバス210、212からECU30が並列して受信するので、同じ時間の長さであれば1個のCANバスだけから部分データを受信するよりも受信するデータ量は増加する。
そして、今回の通信サイクルでCANバス210、212から部分データを受信する受信処理と、今回の受信処理の直前の受信処理でCANバス210、212から受信した部分データをフラッシュメモリ38に書込む書込み処理とを並列して実行する。
これにより、一つの通信経路から部分データを受信するよりも、受信処理との並列処理において、書込み処理により多くのデータをフラッシュメモリ38に書込むので、受信処理だけが実行され書込み処理が実行されない時間を極力短縮できる。その結果、受信処理と書込み処理とによりフラッシュメモリ38のデータを書換えるために要する書換時間を短縮できる。
(2)ECU30が書換装置10から部分データを受信して受信応答を書換装置10宛に送信すると、ECU30が書換装置10から次の部分データを受信する前に、受信した部分データをフラッシュメモリ38に書込む。
これにより部分データを書込むまでの待ち時間を極力短縮できるので、受信処理と書込み処理とによりフラッシュメモリ38のデータを書換えるために要する書換時間を短縮できる。
(3)書換装置10による部分データの送信およびECU30による受信応答の送信は、書換装置10およびECU30において短周期タスクと長周期タスクとのうち短周期タスクで実行されるので、タスクの実行頻度が上昇する。これにより、書換時間を極力短縮できる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成および処理]
第2実施形態の書換システムの構成は第1実施形態の書換システム2と実質的に同一である。
第2実施形態では、各通信サイクルにおいて、CPU32が計測部として、受信処理時間の長さと書込み処理時間の長さとを計測している。そして、受信処理時間と書込み処理時間との差に基づいて、書換装置10が第2の通信経路であるCANバス212を介してECU30に送信するデータ量をECU30が書換装置10に通知する点が第1実施形態と異なっている。
尚、受信処理時間は、各通信サイクルにおいて、ECU30がCANバス210およびCANバス212から部分データの受信を開始してから終了するまでの受信処理に要する時間を表わしている。
書込み処理時間は、各通信サイクルにおいて、直前の通信サイクルでECU30がCANバス210およびCANバス212から受信した部分データによる書込みを開始してから終了するまでの書込み処理に要する時間を表わしている。
ECU30による書換処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。ECU30は、今回の通信サイクルにおいて受信処理および書込み処理が終了すると図9のフローチャートを実行する。尚、図9のフローチャートでは、各通信サイクルにおいて、受信処理と書込み処理とが同時に開始されるものとして処理を実行している。
今回の通信サイクルにおいて受信処理および書込み処理が終了すると、ECU30は、第1の通信経路であるCANバス210に受信応答を送信する(S440)。
次のS442において、ECU30は、図11に示すように、一つの通信サイクルにおいて、書込み処理が先に終了してから受信処理が終了するまでの受信処理だけが実行される受信処理の残り時間の長さ、つまり受信処理時間から書込み処理時間を減算した受信処理の残り時間の長さが所定時間よりも長いか否かを判定する。
所定時間は、例えば、フラッシュメモリ38に書込み単位のデータ量を書込むために必要な単位書込み時間に、受信処理時間と書込み処理時間との計測誤差による受信処理の残り時間の誤差を考慮してマージンを加算した時間を表わしている。
受信処理の残り時間の長さが所定時間よりも長い場合(S442:Yes)、ECU30は、第2の通信経路であるCANバス212に受信応答を送信するときに、次回の通信サイクルで書換装置10がCANバス212宛に送信するデータの増加量を通知する(S444)。
受信処理の残り時間の長さが所定時間以下の場合(S442:No)、ECU30は、図12に示すように、一つの通信サイクルにおいて、受信処理が先に終了してから書込み処理が終了するまでの書込み処理だけが実行される書込み処理の残り時間の長さ、つまり書込み処理時間から受信処理時間を減算した書込み処理の残り時間の長さが前述した所定時間よりも長いか否かを判定する。
所定時間は、例えば、フラッシュメモリ38に書込み単位のデータ量を書込むために必要な単位書込み時間に、受信処理時間と書込み処理時間との計測誤差による書込み処理の残り時間の誤差を考慮してマージンを加算した時間を表わしている。
書込み処理の残り時間の長さが所定時間よりも長い場合(S446:Yes)、ECU30は、第2の通信経路であるCANバス212に受信応答を送信するときに、次回の通信サイクルで書換装置10がCANバス212宛に送信するデータの減少量を通知する(S448)。
書込み処理の残り時間の長さが所定時間以下の場合(S446:No)、ECU30は、第2の通信経路であるCANバス212に受信応答だけを送信する(S450)。
次に、書換装置10によるデータ送信処理を図10のフローチャートに基づいて説明する。書換装置10は中継装置20から受信応答を受信すると、図10のフローチャートを実行する。
送信データ量の増減通知のない受信応答を受信すると(S460:No)、書換装置10は、S464に処理を移行する。
受信応答と一緒に送信データ量の増減通知を受信すると(S460:Yes)、書換装置10は、通知された送信データの増減量に基づいて、第2の通信経路であるCANバス212宛に送信するデータ量を設定する(S462)。
S464において、書換装置10は、第1の通信経路であるCANバス210宛に固定の2KBのデータを送信し、第2の通信経路であるCANバス212宛に、S462を実行した場合にはS462で設定したデータ量を送信し、S462を実行していない場合には固定の1KBのデータを送信する(S464)。
[2−2.効果]
以上説明した第2実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)に加え、以下の効果を得ることができる。
各通信サイクルにおいて計測する受信処理時間と書込み処理時間との差に基づいて、第2の通信経路であるCANバス212を介してECU30に送信するデータ量の増減をECU30が書換装置10に適切に通知できる。これにより、受信処理時間と書込み処理時間とのうち一方だけが実行される時間を極力低減し、書換時間を極力短縮できる。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成および処理]
第3実施形態の書換システムの構成は第1実施形態の書換システム2と実質的に同一である。
第3実施形態では、CPU32は計測部として、通信サイクル毎に、受信処理時間と、書込み単位のデータ量をフラッシュメモリに38に書込むために要する単位書込み時間とを計測する。さらに、CPU32はデータ量算出部として、受信処理時間と単位書込み時間とに基づいて、受信処理時間においてフラッシュメモリ38に書込み可能な書込みデータ量を算出する。
ECU30は、各通信サイクルにおいて、書換装置10が第1の通信経路であるCANバス210に送信するデータ量は一定とし、前述した書込みデータ量からCANバス210への送信データ量を減算した結果を、次の通信サイクルにおいて書換装置10が第2の通信経路であるCANバス212に送信するデータ量として書換装置10に通知する。
以下、書換装置10がCANバス212に送信するデータ量をECU30が通知する書換処理について、図13のフローチャートに基づいて説明する。ECU30は、今回の通信サイクルにおいて受信処理の開始時に図13のフローチャートを実行する。
ECU30は、今回の通信サイクルにおいてCANバス210から受信する部分データに対する受信処理時間を計測する(S470)。さらに、ECU30は、今回の通信サイクルにおいて書込み単位のデータ量をフラッシュメモリに38に書込む毎に、書込みに要する単位書込み時間を計測する(S472)。
今回の通信サイクルにおいて、受信処理と書込み処理とが終了すると(S474:Yes)ECU30は、書込み単位のデータ量をフラッシュメモリに38に書込むために要する単位書込み時間の平均を算出する(S476)。
次に、ECU30は、受信処理時間でフラッシュメモリ38に書込み可能な書込みデータ量を次式(1)から算出する(S478)。
書込みデータ量=(受信処理時間/単位書込み時間の平均時間)×単位データ量
・・・(1)
ECU30は、書換装置10がCANバス212に送信するデータ量を次式(2)から算出する(S480)。
CANバス212への送信データ量
=書込みデータ量−CANバス210への送信データ量 ・・・(2)
式(2)から書換装置10がCANバス212に送信するデータ量を算出すると、ECU30は第1の通信経路であるCANバス210に受信応答を送信する(S482)。さらに、ECU30は第2の通信経路であるCANバス212に受信応答を送信するときに、次回の通信サイクルで書換装置10がCANバス212に送信するデータ量として、式(2)で算出した送信データ量を通知する(S482)。
[3−2.効果]
以上説明した第3実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)に加え、以下の効果を得ることができる。
各通信サイクルにおいて計測する受信処理時間と単位書込み時間とに基づいて、ECU30が書換装置10に第2の通信経路であるCANバス212を介してECU30に送信する適切なデータ量を通知できる。これにより、受信処理時間と書込み処理時間とのうち受信処理時間だけが実行される時間を極力低減し、書換時間を極力短縮できる。
[4.第4実施形態]
[4−1.構成および処理]
第4実施形態の書換システムの構成は第1実施形態の書換システム2と実質的に同一である。
第4実施形態では、フラッシュメモリ38はフラッシュマクロを2個備えている。そして、CANバス210から受信するデータとCANバス212から受信するデータとをフラッシュメモリ38に書込むときに、ECU30は、それぞれの書込み処理を2個のフラッシュマクロに割り当てる。これにより、図14に示すように、書込み処理が並列処理される。
[4−2.効果]
以上説明した第4実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)に加え、以下の効果を得ることができる。
CANバス210から受信するデータとCANバス212から受信するデータとをフラッシュメモリ38に書込む書込み処理を並列処理するので、書込み処理に要する時間を短縮できる。
[5.第5実施形態]
[5−1.構成および処理]
図15に第5実施形態のECU60の構成を示す。ECU60は、2個のCPU62、64を備えている。2個のCPU62、64の一方が受信処理を実行し、他方が書込み処理を実行する。
[5−2.効果]
以上説明した第5実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)に加え、以下の効果を得ることができる。
2個のCPU62、64がそれぞれ受信処理または書込み処理の専用の処理装置として機能するので、受信処理または書込み処理の一方の処理を実行するCPUが他方の処理の影響を受けずに自身の処理を効率的に実行できる。これにより、受信処理および書込み処理に要する処理時間を短縮できる。
[6.第6実施形態]
[6−1.構成]
図16に第6実施形態の書換システム4を示す。書換システム4では、書換装置10からCANバス210宛に送信したデータをECU30に中継する中継装置20と、書換装置10からCANバス212宛に送信したデータをECU30に中継する中継装置20とが別装置である。
[6−2.効果]
以上説明した第6実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)に加え、以下の効果を得ることができる。
第1実施形態の中継装置20のように、中継装置20がCANバス210宛とCANバス212宛とにデータを分配する必要がないので、中継装置20の中継負荷を低減できる。
[7.第7実施形態]
[7−1.構成]
図17の書換システムでは、車両から取り出された書換対象のECU30が、第1の通信経路230と第2の通信経路232とにより書換装置10と直接接続されている。
[7−2.効果]
以上説明した第7実施形態では、第1実施形態の効果(1)、(2)と同様の効果を得ることができる。
[8.他の実施形態]
(1)第1の通信経路および第2の通信経路はCANバス210、212に限るものではなく、フラッシュメモリ38に対する書換データを送信するのであれば、どのような仕様の通信経路であってもよい。また、第1の通信経路および第2の通信経路の仕様は同じである必要はなく、異なっていてもよい。
(2)ECU30のフラッシュメモリ38に対する書換データを送信する通信経路は3個以上であってもよい。
(3)上記第2実施形態および第3実施形態では、第1の通信経路であるCANバス210を介して書換装置10がECU30に送信するデータ量は一定であるとして、第2の通信経路であるCANバス212を介して書換装置10がECU30に送信するデータ量を調整した。
これに対し、受信処理時間と書込み処理時間または単位書込み時間との計測データに基づいて、CANバス210とCANバス212とを介して書換装置10がECU30に送信するデータ量の両方を調整し、1通信サイクルにおいて受信処理時間と書込み処理時間との差を極力低減してもよい。
例えば、CANバス210とCANバス212とを介して書換装置10がECU30に送信する1通信サイクル当たりのデータ量を両方のバスで同じにして低減し、1通信サイクルにおいて受信処理時間と書込み処理時間との差を極力低減してもよい。この場合、すべての書換データを書換えるために要する時間を、例えば第1実施形態とほぼ等しくできるデータ量が存在することがある。
このように、書換装置10がECU30に送信する1通信サイクル当たりのデータ量を両方のバスで同じにして低減できると、受信バッファと書込みバッファとのために確保するRAM容量を低減できる。
(4)上記実施形態では、書換え可能な不揮発性の記憶装置としてフラッシュメモリ38を例示した。これ以外にも、EEPROM、ハードディスク等、書換え可能で不揮発性であればどのような記憶装置を書換対象としてもよい。
(5)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(6)上述したECU30の他、当該ECU30を構成要素とする書換システム、当該ECU30としてコンピュータを機能させるための書換プログラム、この書換プログラムを記録した記録媒体、書換方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
2、4:書換システム、10:書換装置、30、60:ECU(車載電子制御装置)、32、62、64:CPU(書込み部、通信部、計測部、データ量算出部)、34:RAM(受信バッファ、書込みバッファ)、36:ROM、38:フラッシュメモリ(記憶装置)、40:DMA部、50、52:通信部、210:CANバス(第1の通信経路)、212:CANバス(第2の通信経路)、230:第1の通信経路、232:第2の通信経路

Claims (11)

  1. 書換え可能な不揮発性の記憶装置(38)と、
    前記記憶装置のデータを書換えるための書換データを分割した複数の部分データを、複数の通信経路(210、212、230、232)を介して書換装置(10)から受信する通信部(32、50、52、62、64、S420〜S428、S440、S444、S448、S450、S482、S484)と、
    複数の前記通信経路を介して前記通信部が前記書換装置から前記部分データを受信する今回の受信処理と並列して、今回の前記受信処理の直前の前記受信処理で前記通信部が前記書換装置から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む書込み処理を実行する書込み部(32、62、64、S430〜S434)と、
    前記受信処理と前記書込み処理との並列処理において、前記書込み処理が終了して前記受信処理だけが実行される前記受信処理の残り時間を計測する計測部と(32、62、64、S442)、
    を備え、
    複数の前記通信経路のうち第1の通信経路(210、230)から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第1の受信処理と、今回の前記第1の受信処理の直前の前記第1の受信処理で前記通信部が前記第1の通信経路から受信した前記部分データを前記書込み部が前記記憶装置に書込む今回の第1の書込み処理とを前記通信部と前記書込み部とが並列処理し、
    今回の前記第1の書込み処理が終了してから今回の前記第1の受信処理が終了するまでに、前記書込み部は、複数の前記通信経路のうち前記第1の通信経路以外の第2の通信経路(212、232)から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第2の受信処理の直前の前記第2の受信処理で前記通信部が前記第2の通信経路から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む第2の書込み処理を実行し、
    前記計測部は、前記第1の受信処理と前記第2の受信処理とによる前記受信処理と前記第1の書込み処理と前記第2の書込み処理とによる前記書込み処理との並列処理において、前記書込み処理が終了して前記受信処理だけが実行される前記受信処理の前記残り時間を計測し、
    前記計測部が計測する前記受信処理の前記残り時間が所定時間よりも長い場合、前記通信部(S444)は、次回に前記第2の通信経路に送信する前記部分データのデータ量を今回よりも増加するように前記書換装置に通知する、
    ことを特徴とする車載電子制御装置(30、60)。
  2. 書換え可能な不揮発性の記憶装置(38)と、
    前記記憶装置のデータを書換えるための書換データを分割した複数の部分データを、複数の通信経路(210、212、230、232)を介して書換装置(10)から受信する通信部(32、50、52、62、64、S420〜S428、S440、S444、S448、S450、S482、S484)と、
    複数の前記通信経路を介して前記通信部が前記書換装置から前記部分データを受信する今回の受信処理と並列して、今回の前記受信処理の直前の前記受信処理で前記通信部が前記書換装置から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む書込み処理を実行する書込み部(32、62、64、S430〜S434)と、
    前記受信処理と前記書込み処理との並列処理において、前記受信処理が終了して前記書込み処理だけが実行される前記書込み処理の残り時間を計測する計測部(32、62、64、S446)と、
    を備え、
    複数の前記通信経路のうち第1の通信経路(210、230)から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第1の受信処理と、今回の前記第1の受信処理の直前の前記第1の受信処理で前記通信部が前記第1の通信経路から受信した前記部分データを前記書込み部が前記記憶装置に書込む今回の第1の書込み処理とを前記通信部と前記書込み部とが並列処理し、
    今回の前記第1の書込み処理が終了してから今回の前記第1の受信処理が終了するまでに、前記書込み部は、複数の前記通信経路のうち前記第1の通信経路以外の第2の通信経路(212、232)から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第2の受信処理の直前の前記第2の受信処理で前記通信部が前記第2の通信経路から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む第2の書込み処理を実行し、
    前記計測部は、前記第1の受信処理と前記第2の受信処理とによる前記受信処理と前記第1の書込み処理と前記第2の書込み処理とによる前記書込み処理との並列処理において、前記受信処理が終了して前記書込み処理だけが実行される前記書込み処理の前記残り時間を計測し、
    前記計測部が計測する前記書込み処理の前記残り時間が所定時間よりも長い場合、前記通信部(S448)は、次回に前記第2の通信経路に送信する前記部分データのデータ量を今回よりも減少するように前記書換装置に通知する、
    ことを特徴とする車載電子制御装置(30、60)。
  3. 書換え可能な不揮発性の記憶装置(38)と、
    前記記憶装置のデータを書換えるための書換データを分割した複数の部分データを、複数の通信経路(210、212、230、232)を介して書換装置(10)から受信する通信部(32、50、52、62、64、S420〜S428、S440、S444、S448、S450、S482、S484)と、
    複数の前記通信経路を介して前記通信部が前記書換装置から前記部分データを受信する今回の受信処理と並列して、今回の前記受信処理の直前の前記受信処理で前記通信部が前記書換装置から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む書込み処理を実行する書込み部(32、62、64、S430〜S434)と、
    今回の前記受信処理を開始してから終了するまでの受信処理時間を計測し、さらに、前記記憶装置に対して書込み単位のデータ量を書込むために要する今回の単位書込み時間を計測する計測部(32、62、64、S470、S472)と、
    前記計測部が計測した前記単位書込み時間に基づいて前記受信処理時間の範囲内で前記書込み部が前記記憶装置に書込み可能な書込み可能データ量を算出し、複数の前記通信経路のうち第1の通信経路(210、230)から前記通信部が受信する前記部分データのデータ量を前記書込み可能データ量から減算したデータ量を、前記書換装置が複数の前記通信経路のうち前記第1の通信経路以外の第2の通信経路(212、232)に送信する送信データ量として算出するデータ量算出部(32、62、64、S476〜S480)と、
    を備え、
    前記第1の通信経路から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第1の受信処理と、今回の前記第1の受信処理の直前の前記第1の受信処理で前記通信部が前記第1の通信経路から受信した前記部分データを前記書込み部が前記記憶装置に書込む今回の第1の書込み処理とを前記通信部と前記書込み部とが並列処理し、
    今回の前記第1の書込み処理が終了してから今回の前記第1の受信処理が終了するまでに、前記書込み部は、前記第2の通信経路から前記通信部が前記部分データを受信する今回の第2の受信処理の直前の前記第2の受信処理で前記通信部が前記第2の通信経路から受信した前記部分データを前記記憶装置に書込む第2の書込み処理を実行し、
    前記計測部は、前記受信処理時間として、今回の前記第1の受信処理と前記第2の受信処理とによる前記受信処理を開始してから終了するまでの時間を計測し、
    前記通信部(S484)は、前記データ量算出部が算出する前記送信データ量を、次回に前記第2の通信経路に送信するように前記書換装置に通知する、
    ことを特徴とする車載電子制御装置(30、60)。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記通信部は、前記第1の受信処理と前記第2の受信処理とを並列処理し、
    前記第2の通信経路から前記通信部が受信するデータ量は、前記第1の書込み処理が終了してから前記第1の受信処理が終了するまでに前記書込み部が前記記憶装置に書込み可能なデータ量である、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  5. 請求項2を引用する請求項4に記載の車載電子制御装置において、
    前記計測部は、前記第1の受信処理と前記第2の受信処理とによる前記受信処理と前記第1の書込み処理と前記第2の書込み処理とによる前記書込み処理との並列処理において、前記書込み処理が終了して前記受信処理だけが実行される前記受信処理の残り時間を計測し、
    前記計測部が計測する前記受信処理の前記残り時間が所定時間よりも長い場合、前記通信部(S444)は、次回に前記第2の通信経路に送信する前記部分データのデータ量を今回よりも増加するように前記書換装置に通知する、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記通信部が次回の前記受信処理で受信する前記部分データを格納する受信バッファの容量を確保できると、前記書込み部は、今回受信した前記部分データの正常受信を前記通信部が前記書換装置に送信後に前記通信部が今回受信した前記部分データの書込みを開始する、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記通信部が受信する前記部分データを格納する受信バッファから書込みバッファに前部分データを転送するDMA(Direct Memory Access)部(40)を備える、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記通信部が受信して書込みバッファに格納された前記部分データを前記記憶装置に書込むときに、前記書込みバッファから前記部分データを読み出すDMA(Direct Memory Access)部(40)を備える、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記受信処理を実行する1個以上のCPU、ならびに前記書込み処理を実行する1個以上のCPU(62、64)を備える、
    ことを特徴とする車載電子制御装置(60)。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載の車載電子制御装置において、
    前記記憶装置は、複数の前記通信経路のそれぞれから前記通信部が受信する前記部分データの前記書込み処理を並列して実行する複数のフラッシュマクロを備えている、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の車載電子制御装置(30、60)と、
    複数の前記通信経路を介して前記車載電子制御装置に前記部分データを送信する書換装置(10)と、
    を備えることを特徴とする書換システム(2、4)。
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