JP6432158B2 - 信号処理装置、信号処理方法、ソーナー装置、および、プログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、ソーナー装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、信号処理装置、信号処理方法、ソーナー装置、および、プログラムに関する。
水中(水面を含む)に存在する潜水艦や機雷などの目標物の位置(方位)を検出するために、水中を伝搬する音響信号を受信するソーナー装置が一般的に用いられている。ソーナー装置の1つとして、水中の音源(目標物)から発せられた音響信号を受信するパッシブ型のソーナー装置がある。
上述したような目標物から発せられる音響信号には、エンジン音などの狭帯域信号(ナローバンド信号)や、フローノイズ、キャビテーションノイズなどの広帯域信号(ブロードバンド信号)がある。フローノイズとは、目標物の航行中に生じる流体の圧力変動に起因する音響信号である。また、キャビテーションノイズとは、目標物の航行中に生じる水泡に起因する音響信号である。
ソーナー装置の受信信号の聴音や、その受信信号に対する信号分析を行なうことで、受信信号に含まれる目標物からの音響信号を検出し、その音響信号が到来する方位を目標物の位置(方位)として検出することができる。上述した信号分析の方法としては、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を用いる方法がある。この方法は、ソーナー装置の受信信号を区切る時間窓をずらしながら、時間窓毎に信号をフーリエ変換する短時間FFTを行なう方法である。しかし、短時間FFTでは、ブロードバンド信号のような広帯域信号の検出は困難である。
特許文献1(特開2014−32082号公報)には、ソーナー装置の受信信号に含まれるブロードバンド信号を検出する方法が開示されている。
特許文献1に開示されている方法では、まず、ソーナー装置の受信信号を所定の時間窓で区切り、区切った時間窓毎の信号をフーリエ変換して周波数スペクトルが生成される。次に、生成された各周波数スペクトルが示す方位が算出され、算出された各周波数スペクトルが示す方位に基づいて、各方位の方位密度が算出される。なお、ある方位の方位密度は、その方位から信号が到来する確率密度を示すものであり、その方位から到来する、周波数の異なる信号を累計したような値である。上述したように、ブロードバンド信号は、広帯域な信号であり、ブロードバンド信号が到来する方位の方位密度は高くなる。
特許文献1に開示されている方法では、各方位の方位密度を示す方位密度分布と所定の閾値とを比較し、方位密度が閾値以上である方位からの信号をブロードバンド信号として検出する。
特開2014−32082号公報
図10は、方位密度分布をヒストグラム形式で示した図である。図10においては、横軸が方位を示し、縦軸が方位密度を示している。
特許文献1に開示されている方法では、図10に示すように、方位密度分布と所定の閾値THとを比較し、方位密度が閾値以上である方位からの信号がブロードバンド信号として検出される。しかし、特許文献1に開示されている方法では、方位密度分布との比較は、1つの閾値に対してしか行われない。そのため、方位密度が閾値より小さい領域に目標物からの音響信号が含まれていても、その音響信号を検出することができず、目標物の位置(方位)の検出精度が低下するという問題がある。
上述した問題は、ソーナー装置の受信信号の信号対雑音比(SN比:Signal to Noise Ratio)が低下した場合により顕著になる。水中には、目標物から発せられる音響信号以外に、波、風、雨、生物などに起因する雑音が存在する。これらの雑音の影響で、ソーナー装置の受信信号のSN比が低下する。ソーナー装置の受信信号のSN比が低下すると、方位密度分布のピークも小さくなることが多い。
ソーナー装置の受信信号のSN比が低下し、方位密度分布のピークが小さくなると、図11に示すように、方位密度分布全体が閾値TH以下になることがある。この場合、特許文献1に開示されている方法では、受信信号に目標物からの音響信号が含まれていても、音響信号を検出できず、目標物の位置(方位)の検出精度が低下する。
なお、方位密度分布をBTR(Bearing Time Records)と称される、時間・方位表示形式で示すことで、目標物の位置情報(方位)を検出する方法もある。
図12は、方位密度分布をBTR形式で示した図である。図12においては、横軸が方位を示し、縦軸が時刻を示している。上述したBTRを用いた方法では、図12に示すように、プロット点の分散が小さくなる方位が音源(目標物)からの音響信号の到来方位として検出される。しかし、ソーナー装置の受信信号のSN比が低下すると、図13に示すように、プロット点の分散が大きくなる。そのため、BTRを用いた方法でも、目標物の位置(方位)の検出精度が低下する。
ソーナー装置の受信信号のSN比を向上させるために、音響信号を受信する受波器をアレイ状に複数設けることが考えられる。しかし、受波器をアレイ状に複数設けることは、ソーナー装置の構成の複雑化を招き、サイズ、コストも増加してしまう。
本発明の目的は、ソーナー装置の構成の複雑化を招くことなく、目標物からの音響信号を検出する確度の向上を図ることができる信号処理装置、信号処理方法、ソーナー装置、および、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の信号処理装置は、
音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する方位算出部と、
前記方位算出部の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する方位密度算出部と、
前記方位密度算出部が算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う比較部と、
前記複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると前記比較部が判定した方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する検出部とを有する。
上記目的を達成するために本発明の信号処理方法は、
音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出し、
前記方位の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出し、
前記算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、 前記複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると判定した方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する。
上記目的を達成するために本発明のソーナー装置は、
音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器と、
前記受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する方位算出部と、
前記方位算出部の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する方位密度算出部と、
前記方位密度算出部が算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う比較部と、
前記複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると前記比較部が判定した方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する検出部とを有する。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
コンピュータに、
音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する処理と、
前記方位の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する処理と、
前記算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う処理と、
前記複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると判定した方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する処理と、を実行させる。
本発明によれば、ソーナー装置の構成の複雑化を招くことなく、目標物からの音響信号を検出する確度の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態のソーナー装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の信号処理装置の構成を示すブロック図である。 特許文献1における信号の検出方法と図3に示す決定部における信号の検出方法とを説明するための図である。 図3に示す信号処理装置の動作の概要を説明するための図である。 図3に示す閾値判定部の動作を説明するための図である。 図3に示す特定部の動作を説明するための図である。 図3に示す決定部の動作を説明するための図である。 図3に示す無効化部の動作を説明するための図である。 方位密度分布をヒストグラム形式で示した図である。 方位密度分布をヒストグラム形式で示した図である。 方位密度分布をBTR形式で示した図である。 方位密度分布をBTR形式で示した図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のソーナー装置10の構成を示すブロック図である。
図1に示すソーナー装置10は、受波器11と、信号処理装置100とを備える。ソーナー装置10は、潜水艦や機雷などの水中の音源(目標物)から発せられた音響信号を受信し、受信信号に基づいて目標物の位置(方位)を検出する、いわゆる、パッシブ型のソーナー装置である。
受波器11は、水中の音源から発せられた音響信号を受信し、受信信号を信号処理装置100に出力する。
信号処理装置100は、受波器11の受信信号に含まれる音源(目標物)からの音響信号を検出し、その目標物の位置(方位)を検出する。
次に、信号処理装置100の構成について、図2に示すブロック図を参照して説明する。
図2に示す信号処理装置100は、方位算出部110と、方位密度算出部120と、比較部130と、検出部140とを有する。
方位算出部110には、図2においては不図示の受波器11から受信信号が入力される。
方位算出部110は、受波器11の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する。
方位密度算出部120は、方位算出部110の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する。
比較部130は、方位密度算出部120が算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う。
検出部140は、複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると比較部130が判定した方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出する。
このように、本実施形態の信号処理装置100は、各方位の方位密度を算出する方位密度算出部120と、各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う比較部130とを有する。また、信号処理装置100は、複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると比較部130が判定した方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出する検出部140とを有する。
そのため、ある方位の方位密度が閾値より小さく、その閾値に対する比較処理では検出されなかった音響信号を、閾値を複数設けることにより、その閾値より小さい閾値に対する比較処理を行なうことで検出することができるので、目標物からの音響信号を検出する確度を向上させることができる。また、ソーナー装置10に複数の受波器11を設ける必要が無いため、ソーナー装置の構成の複雑化を招くこともない。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態の信号処理装置200の構成を示すブロック図である。本実施形態の信号処理装置200は、第1の実施形態の信号処理装置100と同様に、ソーナー装置10に備えられ、受波器11の受信信号に含まれる音源(目標物)からの音響信号を検出し、目標物の位置(方位)を検出する。
図3に示す信号処理装置200は、周波数分析部210と、方位算出部220と、方位密度算出部230と、前処理部240と、比較部250と、検出部260と、表示処理部270とを有する。
周波数分析部210には、図3においては不図示の受波器11から受信信号が入力される。
周波数分析部210は、受波器11の受信信号を所定の時間窓で区切り、区切った時間窓毎の信号をフーリエ変換して周波数スペクトルを生成し、方位算出部220に出力する。なお、周波数分析部210は、例えば、所定の検出タイミングごとに、上述した処理を行う。
方位算出部220は、周波数分析部210から出力された各周波数スペクトルが示す方位を算出し、算出結果を方位密度算出部230に出力する。
方位密度算出部230は、方位算出部220から出力された、各周波数スペクトルが示す方位に基づいて、所定の方位毎の方位密度を算出し、算出結果を前処理部240に出力する。なお、上述したように、ある方位の方位密度は、その方位から信号が到来する確率密度を示すものであり、その方位から到来する、周波数の異なる信号を累計したような値である。
前処理部240は、方位密度算出部230から出力された各方位の方位密度を示す方位密度分布に対して、平滑化、あるいは、移動平均の算出といった前処理を行い、処理後の方位密度分布を比較部250に出力する。このような前処理を行なうことで、誤検出の可能性を低減することができる。
比較部250は、前処理部240から出力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、比較結果を検出部260に出力する。
検出部260は、複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると比較部250が判定した方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出し、その音響信号の到来方位を目標物の位置(方位)として検出する。検出部260は、検出結果を表示処理部270に出力する。
表示処理部270は、検出部260の検出結果を、オペレータが監視する監視装置の表示部(不図示)に表示させる表示処理を行なう。
次に、比較部250および検出部260の構成について説明する。
比較部250は、複数の閾値判定部251(251−1,251−2,251−3・・・)と、複数の無効化部252(252−2,252−3・・・)とを有する。検出部260は、複数の特定部261(261−1,261−2,261−3・・・)と、複数の決定部262(262−1,262−2,262−3・・・)とを有する。
閾値判定部251−1と、特定部261−1と、決定部262−1とは、対応して設けられており、水中の音源からの音響信号、および、その音響信号の到来方位を検出する1段目の処理ユニット280−1を構成する。
また、閾値判定部251−2と、無効化部252−2と、特定部261−2と、決定部262−2とは、対応して設けられており、2段目の処理ユニット280−2を構成する。
また、閾値判定部251−3と、無効化部252−3と、特定部261−3と、決定部262−3とは、対応して設けられており、3段目の処理ユニット280−3を構成する。
以下、同様にして、複数の処理ユニットが構成されている。
前処理部240から出力された方位密度分布は、閾値判定部251−1,251−2,251−3・・・に入力される。
閾値判定部251は、前処理部240から入力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と所定の閾値THとを比較する比較処理を行なう。
具体的には、閾値判定部251−1は、入力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と所定の閾値TH1とを比較し、比較結果を方位密度分布とともに、特定部261−1に出力する。また、閾値判定部251−1は、比較結果を後段の処理ユニット280−2に含まれる無効化部252−2に出力する。
閾値判定部251−2は、入力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と、閾値TH1より小さい所定の閾値TH2とを比較し、比較結果を方位密度分布とともに、無効化部252−2に出力する。また、閾値判定部251−2は、比較結果を、後段の処理ユニット280−3に含まれる無効化部252−3に出力する。
閾値判定部251−3は、前処理部240から入力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と、閾値TH2より小さい所定の閾値TH3とを比較し、比較結果を方位密度分布とともに無効化部252−3に出力する。また、閾値判定部251−2は、比較結果を、図3においては不図示の後段の処理ユニット280に含まれる無効化部252に出力する。
このように、後段の処理ユニット280に含まれる閾値判定部251程、比較処理を行なう閾値は小さい。
無効化部252は、対応する閾値判定部251から比較結果が入力されると、その比較結果に示される、所定の閾値以上であると判定された方位密度のうち、前段の処理ユニット280に含まれる閾値判定部251が所定の閾値以上であると判定した方位密度を無効とする無効化処理を行なう。
具体的には、無効化部252−2は、閾値判定部251−2が閾値TH2以上であると判定した方位密度のうち、閾値判定部251−1が閾値TH1以上であると判定した方位密度を無効とする。
無効化部252−3は、閾値判定部251−3が閾値TH3以上であると判定した方位密度のうち、閾値判定部251−2が閾値TH2以上であると判定した方位密度を無効とする。
無効化部252は、無効化処理後の比較結果を対応する特定部261に出力する。
特定部261は、対応する閾値判定部251あるいは無効化部252から入力された比較結果に示される、方位密度が閾値以上である領域における、方位密度が最大となる方位αmax(第1の方位)を特定する。また、特定部261は、方位密度が閾値以上である領域おける中央の方位αcenter(第2の方位)を特定する。
具体的には、特定部261−1は、閾値判定部251−1から入力された比較結果に示される、方位密度が閾値TH1以上である領域において、方位αmaxおよび方位αcenterを特定する。
特定部261−2は、無効化部252−2から入力された比較結果に示される、方位密度が閾値TH2以上である領域において、方位αmaxおよび方位αcenterを特定する。上述したように、無効化部252−2が無効化処理を行なうことで、閾値TH2以上である方位密度のうち、閾値TH1以上である方位密度は無効とされている。そのため、特定部261−2は、特定部261−1と重複する方位を特定することはない。
特定部261−3は、閾値判定部251−3から入力された比較結果に示される、方位密度が閾値TH3以上である領域において、方位αmaxおよび方位αcenterを特定する。上述したように、無効化部252−3が無効化処理を行なうことで、閾値TH3以上である方位密度のうち、閾値TH2以上である方位密度は無効とされている。そのため、特定部261−2は、特定部261−1,261−2と重複する方位を特定することはない。
特定部261は、特定した方位αmaxおよび方位αcenterを、対応する決定部262に出力する。
決定部262は、対応する特定部261から入力された方位αmaxおよび方位αcenterのうち、前回の検出タイミングで検出した到来方位に近い方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出し、その方位を今回の検出タイミングにおける到来方位として検出する。決定部262は、検出結果を表示処理部270に出力する。
図4(a)は、特許文献1における音響信号の到来方位の検出方法を示す図である。また、図4(b)は、本実施形態における音響信号の到来方位の検出方法を示す図である。
図4(a)に示すように、特許文献1においては、前回の検出タイミングで検出された音響信号の到来方位(方位αlast)に関わりなく、方位密度が閾値TH以上である領域のうち、方位密度が最大となる方位αmaxが今回の検出タイミングでの音響信号の到来方位として検出される。この場合、検出タイミング毎に検出される音響信号の到来方位に大きな分散が生じることがある。
一方、本実施形態においては、決定部262は、方位αmaxおよび方位αcenterのうち、方位αlastに近い方位が今回の検出タイミングでの音響信号の到来方位として検出される。図4(b)の例では、方位αlastに近い方位αcenterが今回の検出タイミングにおける到来方位として検出される。そのため、検出タイミング毎に検出される音響信号の到来方位の分散を小さくすることができる。
次に、信号処理装置200の動作について説明する。
まず、信号処理装置200の動作の概要について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、特許文献1における音響信号の検出方法の概要を示す図である。
特許文献1に開示されている方法では、図5(a)に示すように、方位密度分布と所定の閾値THとが比較される。そして、閾値TH以上である方位密度の領域401,402が抽出され、抽出された領域401,402において方位密度が最大となる方位から音響信号が到来すると検出される。
ここで、図5(a)に示す、ピーク値が閾値THより低い領域403に対応する方位からも、音源から音響信号が到来しているとする。特許文献1に開示されている方法では、1つの閾値THに対してしか比較処理が行われないため、領域403は抽出されない。そのため、領域403に対応する方位から音響信号が到来しているにも関わらず、特許文献1に開示されている方法では、この音響信号を検出することができない。
一方、本実施形態においては、図5(b)に示すように、複数の閾値TH1,TH2,・・・を用いて比較処理が行われる。そのため、閾値TH1より小さい領域403についても、閾値TH2を用いた比較処理を行なうことで抽出することができる。したがって、ソーナー装置の受信信号に含まれる音源(目標物)からの音響信号を検出する確度の向上を図ることができる。なお、閾値TH1,TH2・・・は、例えば、所定の間隔で設定される。
次に、信号処理装置200の動作の詳細について説明する。
受波器11から受信信号が入力されると、周波数分析部210は、受信信号を所定の時間窓で区切り、区切った時間窓毎の信号をフーリエ変換して周波数スペクトルを生成する。
方位算出部220は、周波数分析部210が算出した各周波数スペクトルが示す方位を算出する。
方位密度算出部230は、方位算出部220が算出した各周波数スペクトルが示す方位に基づいて、各方位の方位密度を算出する。
前処理部240は、方位密度算出部230が算出した各方位の方位密度を示す方位密度分布に対して、所定の前処理を行い、処理後の方位密度分布を閾値判定部251−1,251−2,251−3・・・に出力する。
閾値判定部251−1は、入力された方位密度分布に示される各方位の方位密度と閾値TH1とを比較する比較処理を行なう。閾値判定部251−1の動作について、図6を参照して説明する。
図6(a)は、方位密度分布を模式的に示した図である。図6(a)においては、方位α0〜α16の方位密度を示している。方位α0〜α16の方位密度はそれぞれ、3,5,20,50,20,15,10,18,15,1,3,1,6,7,8,7,3である。
閾値判定部251−1は、各方位の方位密度と閾値TH1とを比較し。方位α0〜α16それぞれの方位密度が閾値TH1以上であるか否かを判定する。なお、以下では、閾値TH1は10であるとする。また、以下では、閾値判定部251は、ある方位の方位密度が閾値TH以上である場合には、比較結果として“1”を出力し、ある方位の方位密度が閾値TH1より小さい場合には、比較結果として“0”を出力するものとする。
図6(b)は、閾値判定部251−1の比較処理の結果を示す図である。
方位α2〜α8の方位密度は閾値TH1以上であるため、閾値判定部251−1は、方位α2〜α8に対応する比較結果として“1”を出力する。また、方位α0,α1,α9〜α16の方位密度は閾値TH1より小さいため、閾値判定部251−1は、方位α9〜α16に対応する比較結果として“0”を出力する。
特定部261−1は、閾値判定部251−1の比較結果に示される、方位密度が閾値TH1以上である領域から、方位αmaxおよび方位αcenterを特定する。特定部261−1の動作について、図7を参照して説明する。
特定部261−1は、閾値判定部251−1の比較結果が“1”を示す方位α2〜α8の領域A1において、最も方位密度が大きい方位α3をαmaxとして特定する。また、特定部261−1は、領域A1の中心の方位である方位α5の方位密度を方位αcenterとして特定する。
決定部262−1は、特定部261−1が特定した方位αmaxおよび方位αcenterと、前回の検出タイミングで検出した到来方位とに基づいて、今回の検出タイミングにおける音響信号の到来方位、すなわち、音源(目標物)の方位を検出する。決定部262−1の動作を、図8を参照して説明する。
図8においては、前回の検出タイミングで検出された到来方位(以下、方位αlastと称する)が方位α7であるとする。
決定部262−1は、特定部261−1から入力された方位αmax(α3)および方位αcenter(α5)のうち、方位αlastに近い方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出し、その方位を今回の検出タイミングにおける到来方位として検出する。上述したように、方位αlastは方位α7であるため、決定部262−1は、方位α7に近い、方位α5からの信号を音源(目標物)からの音響信号として検出し、方位α5を今回の検出タイミングにおける到来方位として検出する。
2段目以降の処理ユニット280に含まれる閾値判定部251、特定部261および決定部262の動作はそれぞれ、閾値判定部251−1、特定部261−1、決定部262−1と同様であるため、説明を省略する。ただし、上述したように、各処理ユニット280に含まれる閾値判定部251が比較処理を行なう閾値はそれぞれ異なる。また、特定部261−2,261−3・・・は、特定部261−1と比較して、対応する無効化部252から出力された無効化処理後の比較結果に基づいて、方位αmaxおよび方位αcenterを特定する点が異なっている。以下では、2段目の処理ユニット280−2に含まれる無効化部252−2の動作について説明する。
無効化部252−2は、閾値判定部251−2が閾値TH2以上であると判定した方位密度のうち、閾値判定部251−1が閾値TH1以上であると判定した方位密度を無効とする無効化処理を行なう。無効化部252−2の動作を、図9を参照して説明する。
図9(a)は、閾値判定部251−2の比較結果を示す図である。なお、以下では、閾値TH2=6であるとする。図6(a)に示すように、方位α2〜α8,α12〜α15の方位密度は閾値TH2以上であるため、閾値判定部251−2は、方位α2〜α8,α12〜α15に対応する比較結果として“1”を出力する。また、方位α0,α1,α16の方位密度は閾値TH2より小さいため、閾値判定部251−2は、方位α0,α1,α16に対応する比較結果として“0”を出力する。
無効化部252−2は、閾値判定部251−1が閾値TH1以上であると判定した方位密度を無効とする無効化処理を行なう。上述したように、閾値判定部251−1は、方位α2〜α8の方位密度が閾値TH1以上であると判定している。そのため、無効化部252−2は、図9(b)に示すように、方位α2〜α8に対応する比較結果を無効化、すなわち、“1”から“0”に変更する。
無効化部252において、前段の処理ユニット280に含まれる閾値判定部251が閾値TH以上であると判定した方位密度を無効とする無効化処理を行なうことで、各処理ユニット280で重複して、音源(目標物)からの音響信号が検出されることを防ぐことができる。
なお、無効化処理としては、検出した信号の確率分布を推定し、方位密度分布から推定した信号の確率分布を取り除く処理を行なってもよい。要は、無効化処理が行われた領域が加味された状態で、方位密度分布が特定部260に入力されればよい。
このように、本実施形態の信号処理装置200は、各方位の方位密度を算出する方位密度算出部230と、各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行う比較部250とを有する。また、信号処理装置200は、複数の閾値それぞれに対する比較処理において方位密度が閾値以上であると比較部250が判定した方位からの信号を、音源(目標物)からの音響信号として検出する検出部260とを有する。
そのため、ある方位の方位密度が閾値より小さく、その閾値に対する比較処理では検出されなかった音響信号を、閾値を複数設けることにより、その閾値より小さい閾値に対する比較処理を行なうことで検出することができるので、目標物からの音響信号を検出する確度を向上させることができる。また、ソーナー装置10に複数の受波器11を設ける必要が無いため、ソーナー装置の構成の複雑化を招くこともない。
また、本実施形態における信号の検出方法では、データの溜め込みが不要であるため、遅延を最小限に抑えることができ、リアルタイム性を高めることができる。
なお、本実施形態においては、方位αmaxおよび方位αcenterと、前回の検出タイミングにおける到来方位とを比較して、今回の検出タイミングにおける到来方位を検出する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。変形例として、例えば、過去、複数回の検出タイミングにおいて検出された到来方位の平均値や最大値などと比較して、今回の検出タイミングにおける到来方位を検出するようにしてもよい。
また、無効化処理の方法は上述した方法に限られるものではない。例えば、方位密度分布のうち、閾値より大きく、山状になっている部分から特定の幅だけ拡張した範囲を無効化することとしてもよい。無効化処理を行なう範囲を拡張することで、誤検出が生じる可能性を低減することができる。
また、上述した実施形態においては、閾値TH1,TH2・・・は所定の間隔で設定される例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、閾値の設定方法としては、ソーナー装置が、音響信号を検出する状況に応じて、閾値を自動的に設定する方法がある。この方法では、ソーナー装置は、例えば、音響信号を検出する状況に応じて、閾値を設定するようにしてもよい。また、ソーナー装置は、音響信号を検出する状況に応じて設定される閾値を予め学習しておき、その学習の結果に基づいて、閾値を決定するようにしてもよい。
また、別の閾値の設定方法としては、複数の閾値は、例えば、オペレータが任意のタイミングで、手動で設定する方法もある。また、別の閾値の設定方法としては、良好な検出結果が得られる閾値を予めチューニングで求め、チューニングの結果から、閾値を設定する方法もある。また、上述した複数の方法を組み合わせて、閾値を設定してもよい。
10 ソーナー装置
11 受波器
100,200 信号処理装置
110,220 方位算出部
120,230 方位密度算出部
130,250 比較部
140,260 検出部
210 周波数分析部
240 前処理部
251 閾値判定部
252 無効化部
261 特定部
262 決定部
270 表示処理部

Claims (7)

  1. 音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する方位算出部と、
    前記方位算出部の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する方位密度算出部と、
    前記方位密度算出部が算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、各閾値を用いた比較処理において、該閾値より大きい閾値以上である方位密度を無効とする比較部と、
    前記各閾値毎に、該閾値以上の方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する検出部とを有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 請求項1記載の信号処理装置において、
    前記検出部は、前記音響信号の到来方位を検出し、
    前記各閾値毎に、前記比較処理が行われると、該比較処理により方位密度が閾値以上であると判定された領域における、方位密度が最大となる方位である第1の方位、および、前記領域の中央の方位である第2の方位を特定し、前記特定した第1の方位および第2の方位のうち、前回の検出タイミングにおいて検出した到来方位に近い方位を、今回の検出タイミングにおける到来方位として検出することを特徴とする信号処理装置。
  3. 音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出し、
    前記方位の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出し、
    前記算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、各閾値を用いた比較処理において、該閾値より大きい閾値以上である方位密度を無効とし、
    前記各閾値毎に、該閾値以上の方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出することを特徴とする信号処理方法。
  4. 請求項記載の信号処理方法において、
    前記音響信号の到来方位を検出し、
    前記各閾値毎に、前記比較処理が行われると、該比較処理により方位密度が閾値以上であると判定された領域における、方位密度が最大となる方位である第1の方位、および、前記領域の中央の方位である第2の方位を特定し、前記特定した第1の方位および第2の方位のうち、前回の検出タイミングにおいて検出した到来方位に近い方位を、今回の検出タイミングにおける到来方位として検出することを特徴とする信号処理方法。
  5. 音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器と、
    前記受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する方位算出部と、
    前記方位算出部の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する方位密度算出部と、
    前記方位密度算出部が算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、各閾値を用いた比較処理において、該閾値より大きい閾値以上である方位密度を無効とする比較部と、
    前記各閾値毎に、該閾値以上の方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する検出部とを有することを特徴とするソーナー装置。
  6. 請求項記載のソーナー装置において、
    前記検出部は、前記音響信号の到来方位を検出し、
    前記各閾値毎に、前記比較処理が行われると、該比較処理により方位密度が閾値以上であると判定された領域における、方位密度が最大となる方位である第1の方位、および、前記領域の中央の方位である第2の方位を特定し、前記特定した第1の方位および第2の方位のうち、前回の検出タイミングにおいて検出した到来方位に近い方位を、今回の検出タイミングにおける到来方位として検出することを特徴とするソーナー装置。
  7. コンピュータに、
    音源から発せられ、水中を伝搬する音響信号を受信する受波器の受信信号の周波数スペクトルが示す方位を算出する処理と、
    前記方位の算出結果に基づいて、所定の方位毎の、音響信号が到来する確率密度を示す方位密度を算出する処理と、
    前記算出した各方位の方位密度と所定の閾値とを比較する比較処理を、複数の閾値に対して行い、各閾値を用いた比較処理において、該閾値より大きい閾値以上である方位密度を無効とする処理と、
    前記各閾値毎に、該閾値以上の方位からの信号を、前記音源からの音響信号として検出する処理と、を実行させるプログラム。
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