JP6431711B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メインバッグが膨張展開してから時限的に遅らせてサブチャンバを膨張展開させるようにしたエアバッグ装置に関する。
従来、袋状に膨張展開するメインバッグと、メインバッグの周辺で膨張展開するサブチャンバと、を備え、乗員の拘束領域及び膨張展開速度を確保するようにメインバッグを先に膨張展開させた後に、メインバッグで乗員を拘束したときにサブチャンバを膨張展開させることで乗員に対する衝撃を効率良く吸収するようにしたエアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のエアバッグ装置は、乗員をメインバッグで拘束したときにサブチャンバを膨張展開させるための構成として、サブチャンバの要部を縫製や面ファスナを用いて規制することでメインバッグと同時期にサブチャンバが膨張展開しないよう構成されている。
特開2000−153747号公報
上記従来技術に開示のエアバッグ装置においては、主として乗員を拘束するためのメインバッグと、乗員をメインバッグで拘束した際に乗員に与える衝撃を緩和するためにメインバッグの内部に導入した圧力流体を逃がしつつエアバッグ全体の容量を確保するようにサブチャンバを設けたエアバッグ装置の基本構成が開示されている。
このような構成であるエアバッグ装置の最適化を図る上では、メインバッグが膨張展開して乗員を拘束した際にメインバッグに発生する圧力(乗員からの外圧)の差に左右されずにサブチャンバが時限的に膨張展開を開始することが要求される。
しかしながら、メインバッグが膨張展開して乗員を拘束したときにメインバッグに発生する外圧は、例えば、車体が追突したときの衝撃度や乗員の体格によって異なる。
このため、上述した縫製や面ファスナ等の規制手段を用いた構成では、メインバッグに導入される圧力流体による内圧と、メインバッグで乗員を拘束した際の外圧と、縫製や面ファスナによる規制力と、の関係から、サブチャンバがメインバッグから遅れて確実に膨張展開するとは言い切れなかった。
本発明の目的は、メインバッグが膨張展開してからサブチャンバを時限的に遅らせて膨張展開させる際の展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保することができるエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明のエアバッグ装置は、拘束される乗員と対面する袋状のメインバッグと、前記メインバッグの外壁面に設けられた袋状のサブチャンバと、を備え、前記メインバッグが膨張展開してから時限的に遅れて前記サブチャンバを膨張展開させるようにしたエアバッグ装置であって、前記サブチャンバは、前記メインバッグが膨張展開したときの側壁面に配置され、前記メインバッグは、前記外壁面に形成されて常時開放状態にあるベントホールと、前記側壁面に形成されて前記メインバッグに導入された圧力流体を前記サブチャンバに流入させる通気孔と、前記通気孔を開閉する開閉部と、一端が前記メインバッグに接合されかつ他端が前記開閉部に接続された帯状のテザーと、を備え、前記テザーの前記一端は、前記メインバッグが膨張展開したときの左右中央で前記メインバッグに接合され、前記メインバッグを折り畳んだ収納状態からバッグ内部に圧力流体が導入された膨張展開初期においては前記テザーの緊張により前記開閉部が前記通気孔を閉塞して前記サブチャンバへの圧力流体の導入を阻止し、前記メインバッグにより乗員を拘束した乗員拘束時においては乗員からの圧力に伴う前記テザーの緩みにより前記開閉部が前記通気孔を開放して前記サブチャンバへの圧力流体の導入を許容することを特徴とする。
第1発明のエアバッグ装置は、拘束される乗員と対面する袋状のメインバッグと、このメインバッグの外壁面(例えば、側面・背面・底面)に設けられた袋状のサブチャンバと、を備える。また、メインバッグの外壁面には常時開放状態にあるベントホールが形成され、メインバッグの容量以上に圧力流体が導入されたときの余剰分がベントホールから放出される。また、メインバッグの外壁面には通気孔が形成されており、この通気孔からメインバッグに導入された圧力流体がサブチャンバに流入されるようになっている。さらに、この通気孔は開閉部によって開閉されるようになっている。また、メインバッグ内には、一端をメインバッグに接合しかつ他端を開閉部に接続した帯状のテザーを配置している。
ここで、第1発明のエアバッグ装置では、メインバッグが膨張展開してから時限的に遅れてサブチャンバを膨張展開させるために、メインバッグを折り畳んだ収納状態からバッグ内部に圧力流体が導入された膨張展開初期においてはテザーの緊張により開閉部が通気孔を閉塞することによってサブチャンバへの圧力流体の導入を阻止している。一方、メインバッグにより乗員を拘束した乗員拘束時において乗員からの圧力に伴ってテザーに緩みが発生すると、圧力流体の圧力によって開閉部が通気孔を開放し、サブチャンバへの圧力流体の導入を許容する。
このように、第1発明のエアバッグ装置においては、メインバッグが膨張展開してからサブチャンバを時限的に遅らせて膨張展開させる際の展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保することができる。すなわち、第1発明のエアバッグ装置においては、サブチャンバの膨張展開を単に遅らせるのではなく、所望のタイミングである乗員を拘束したことを契機として時限的に遅らせることができる。
これにより、膨張展開初期においてメインバッグの早期展開を確保し、乗員をメインバッグで拘束した際にはメインバッグの内圧の上昇を抑えるためにサブチャンバを膨張展開させ、その後は圧力流体の導入とベントホールからの圧力流体の放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用することができる。
第2発明のエアバッグ装置は、第1発明のエアバッグ装置において、前記メインバッグの前記側壁面に形成され、前記テザーの前記他端付近がバッグ内側から外側に向けて貫通するスリットを備え、前記開閉部は、前記スリットを貫通した前記テザーの前記他端に設けられていることを特徴とする。
これにより、メインバッグにより乗員を拘束してテザーに緩みが発生すると、通気孔を外側から覆う開閉部が外向きの圧力を受け、通気孔を閉塞状態から開放状態とすることができ、通気孔から導入された圧力流体によりサブチャンバを膨張展開させることができる。
第3発明のエアバッグ装置は、第1発明のエアバッグ装置において、前記テザーの前記他端付近が前記通気孔を貫通して前記サブチャンバに接続され、前記開閉部を前記サブチャンバの一部で共用したことを特徴とする。
これにより、メインバッグにより乗員を拘束してテザーに緩みが発生すると、テザーによるサブチャンバの膨張展開抑制力が緩和され、通気孔から導入された圧力流体によりサブチャンバを膨張展開することができる。
第4発明のエアバッグ装置は、第1乃至第3発明の何れかのエアバッグ装置において、前記テザーの前記一端が前記メインバッグの乗員と対面する表面側中心付近で接続されるとともに、前記テザーの他端が前記表面側中央付近から離れた圧力流体導入口寄りで接続されていることを特徴とする。
これにより、テザーの一端と他端との間の導線を乗員拘束方向に沿う方向に近づけることができ、メインバッグの膨張展開方向を乗員側に規制しつつ乗員を拘束した際の圧力によってテザーに緩みを確実に発生させることができる。
本発明によれば、メインバッグが膨張展開してからサブチャンバを時限的に遅らせて膨張展開させる際の展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保することができる。
本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示し、エアバッグの膨張展開状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示し、エアバッグの断面図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示し、エアバッグの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置に係るサイドチャンバの展開図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置に係るテザーの作用を説明するための説明図であり、(A)はメインバッグが膨張展開した状態の説明図、(B)は乗員を拘束した状態の説明図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示し、メインバッグにサブチャンバを取り付ける状態の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示し、サブチャンバの作用を示す説明図であり、(A)はメインバッグが膨張展開した状態の説明図、(B)は乗員を拘束した状態の説明図、(C)はサブチャンバが膨張展開した状態の説明図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係るエアバッグ装置を示し、エアバッグ装置が膨張展開した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係るエアバッグ装置を示し、サブチャンバの作用を示す説明図であり、(A)はメインバッグが膨張展開した状態の説明図、(B)は乗員を拘束した状態の説明図、(C)はサブチャンバが膨張展開した状態の説明図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係るエアバッグ装置を示し、サブチャンバを車体前方に配置した説明図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係るエアバッグ装置を示し、サブチャンバを車体下方に配置した説明図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係るエアバッグ装置を示し、エアバッグが膨張展開した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係るエアバッグ装置を示し、サブチャンバの作用を示す説明図であり、(A)はメインバッグが膨張展開した状態の説明図、(B)は乗員を拘束した状態の説明図、(C)はサブチャンバが膨張展開した状態の説明図である。
以下、本発明のエアバッグ装置に係る実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、車体前後方向とは着座した乗員から見た車体の前後方向をいう。
図1及び図2において、エアバッグ装置10は、拘束される乗員Pと対面する袋状のメインバッグ11と、メインバッグ11の外壁面である側壁面11aに設けられた袋状のサブチャンバ12と、メインバッグ11の内部に配置される帯状のテザー13と、を備えている。なお、以下の説明においては、メインバッグ11とサブチャンバ12とを含めてエアバッグとも称する。
ところで、車体が他の物体(他の車体を含む)と衝突する場合の一形態として、車体の前面が衝突する前面衝突がある。また、前面衝突には、車体の前面幅の略全てが物体に衝突するフルラップ前面衝突と、車体の前面幅の一部(左右何れかの端部側に片寄った部分)が物体に衝突するオフセット前面衝突とが含まれる。
ここで、フルラップ前面衝突の場合、車体にはヨーレイト(上下方向の軸回りの車体の回転)がほとんど発生しないため、乗員Pは衝突時の衝撃によりそのまま前方へと移動させられ、メインバッグ11の膨張展開により正面から拘束することができる。
これに対して、オフセット前面衝突の場合は、車体のヨー方向への回転運動に伴ってヨーレイトが発生するため、乗員Pは衝突時の衝撃により前方へ移動させられるとともに、発生したヨーレイトにより側方へも移動させられる。
このため、乗員Pの頭部等が膨張展開したメインバッグ11から側方へズレてしまうことが懸念される。つまり、メインバッグ11だけでは乗員Pを適切に拘束し難い状況となる。
さらに、車体の前面左右の端部に片寄った衝突範囲の狭いオフセット前面衝突(以下、「ナローオフセット前面衝突」と称する。)の場合には、車体のヨー方向への回転運動に伴って発生するヨーレイトがオフセット前面衝突よりもさらに大きくなる。
したがって、このようなナローオフセット前面衝突の場合には、メインバッグ11だけでは乗員Pはさらに適切に拘束し難い状況となる。
そこで、このような事態に対処するためには、メインバッグ11を所望の大きさ・形状となるように瞬時に膨張展開させる必要がある。
この際、例えば、助手席用のエアバッグ装置の場合には、メインバッグ11の大きさを車幅方向に広げる必要があるが、車体前後方向の奥行きに関しては乗員Pを拘束する目的を確保するためには奥行きを浅くすることは好ましくない。
したがって、必然的にメインバッグ11の容量は広くなるため、図示しないインフレータから噴射される圧力流体の出力を上げる必要がある。
しかしながら、インフレータから噴射される圧力流体の出力を単にあげるだけでは、今度は、メインバッグ11によって乗員Pを拘束した際に、圧力流体がベントホール15aから抜け難くなってしまい、初期拘束時の乗員Pに反作用が高く発生し易くなってしまう。
これらを勘案したうえで、膨張展開初期においてはメインバッグ11の早期展開を確保し、乗員Pを拘束した際にはメインバッグ11の内圧の上昇を抑え、その後は圧力流体の導入と放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用する構成が望ましい。また、メインバッグ11の早期展開を確保したうえで、乗員の拘束エリアを車体左右に広げ、ナローオフセット前面衝突の場合においても乗員Pを拘束し易くするのが望ましい。
そこで、本願発明は、通常のメインバッグ11に加え、メインバッグ11が膨張展開してから拘束エリアを車体左右に広げる機能も具備するサブチャンバを時限的に遅らせて膨張展開させる際の展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保するよう構成したものである。
(メインバッグ11の構成)
具体的には、メインバッグ11は、サイド基布15と、膨張展開したときの一部が乗員Pと対面するメイン基布14と、車体左右に位置する側壁面としての一対のサイド基布15と、を備えている。
メイン基布14は、例えば、図示を略するエアバッグ装置のインフレータの作動によって噴射される圧力流体の導入口14aの一方の対向する開口縁部(図2において図示上下)を両端として周回状とされている。
サイド基布15は、所定形状とされた周縁部をメイン基布14の長手方向に沿う縁部と縫製等によって接合しており、これによってエアバッグ装置10が袋状とされている。また、サイド基布15には、例えば、その周縁部の一部をメイン基布14の周縁部と接合しないことによって導入口14aの他方の対向する開口縁部を形成している。さらに、各サイド基布15には、常時開放状態にあるベントホール15aと、メインバッグ11に導入された圧力流体をサブチャンバ12に流入させる通気孔15bと、通気孔15bの近傍に形成されたテザー貫通スリット15cと、が形成されている。
ベントホール15aは、メインバッグ11を膨張展開させて乗員Pを拘束しているときにメインバッグ11に導入された圧力流体を所定の速度(容量)で放出する位置及び大きさに構成されている。本実施の形態では、ベントホール15aは、図1に示すように、メインバッグ11が膨張展開したときに、その全体形状の車体高さ方向の中央付近から下方(図示下方)寄りでかつ車体前方寄り(図示左方)に形成されている。また、ベントホール15aは、図3に鎖線で示す五角形形状のように、サブチャンバ12を縫製する縫製部分の外側に形成されている。
通気孔15bは、メインバッグ11を膨張展開させて乗員Pを拘束したときにメインバッグ11に導入された圧力流体を所定の速度(容量)で放出する位置及び大きさに構成されている。本実施の形態では、通気孔15bは、図1に示すように、ベントホール15aから離れた位置であって、メインバッグ11が膨張展開したときに、その全体形状の車体上方寄りでかつ車体前方寄りに形成されている。また、通気孔15bは、図3に鎖線で示す五角形形状のように、サブチャンバ12を縫製する縫製部分の内側に形成されている。
テザー貫通スリット15cは、テザー13中途部をバッグ内部からバッグ外部へと貫通させるとともに、そのバッグ外部側をバッグ内部側と重ならないように折返すためのものである。したがって、テザー貫通スリット15cの形成位置や長さ等は、テザー13の長さ、帯幅、折返し方向等によって適宜設定されている。また、テザー貫通スリット15cは、図3に鎖線で示す五角形形状のように、サブチャンバ12を縫製する縫製部分の内側に形成するのが望ましい。
(サブチャンバ12の構成)
サブチャンバ12は、図4に示す展開形状に形成された基布を所定形状に折った状態で鎖線で示す縫製部分を図3に示す五角形の縫製部分に合わせて縫製することで袋状とされるとともに通気孔15bから圧力流体の流入が可能となっている。なお、サブチャンバ12の大きさ(容量)や形状等はメインバッグ11が膨張展開したときの形状や全体容量及びインフレータから噴射される圧力流体の噴射圧力等を考慮して決定されている。
(テザー13の構成)
テザー13は、図3に示すように、一端13aをメインバッグ11の乗員側内壁面に縫製によって接合する接合部とし、他端13bにベントカバー13cを一体に設けた基布から構成されている。
接合部としての一端13aは、テザー13の中途部分よりも幅広とされており、その一端13aをメインバッグ11の乗員側内壁面の車幅方向中央付近で縫製によって接合している。
ベントカバー13cは、図3に示すように、通気孔15bよりも大きい略円形状とされており、他端13bとは反対側の一部(鎖線参照)を通気孔15bの外側の円弧状の鎖線で示す位置において縫製等によってメインバッグ11に接合されている。
ところで、テザー13は、メインバッグ11が膨張展開したときに、緊張状態となることでメインバッグ11の膨張展開形状を規制する機能を有している。したがって、例えば、図5(A)に示すように、テザー13は、サイド基布15の乗員Pに近い位置で折り返してしまうと、図5(B)に示すように、乗員Pをメインバッグ11で拘束した際、その緊張状態が維持されたままとなり易い。
そこで、本実施の形態においては、図5の鎖線で示すテザー13のように、テザー13の折返し位置、すなわち、テザー貫通スリット15cの形成位置(図5の鎖線に対してはでは図示せず)を乗員Pから離れた車体前方寄りに形成している。
これによって、図5(A)に示すように、メインバッグ11が膨張展開したときには、その緊張により適正に膨張展開方向及び膨張展開形状を規制し、図5(B)に示すように、乗員Pをメインバッグ11で拘束した際には、適度な緩みを発生させることができる。
したがって、このテザー13の緩みと、乗員Pからの外圧とによって、メインバッグ11に導入された圧力流体をベントホール15aからだけでは放出できず、内圧が高くなることでベントカバー13cが通気孔15bを開放し、圧力流体をサブチャンバ12に効率よく流入させることができる。
上記の構成において、予めテザー13の一端13aをメイン基布14に接合し、テザー13をテザー貫通スリット15cに貫通させた状態でベントカバー13cをサイド基布15に接合するとともに、図6に示すように、サブチャンバ12をサイド基布15に接合した後、メイン基布14とサイド基布15とを接合し(順不同可)メインバッグ11を袋状に構成する。
このように構成したエアバッグ装置10は、常時は所定の状態に折り畳み又はロール状に巻き取られて図示しないインストルメントパネルに収納される。
次に、エアバッグ装置10の膨張展開時の作用を説明する。
<メインバッグ11の膨張展開初期(乗員Pの拘束前)>
インフレータが作動して導入口14aからメインバッグ11に圧力流体が導入されると、メインバッグ11が大きく膨張展開を開始する。そして、ある程度に膨張展開すると、図7(A)に示すように、テザー13の緊張により、ベントカバー13cが通気孔15bを閉塞していることから、圧力流体はベントホール15aからのみ外部へと放出され、サブチャンバ12は折り畳まれた状態を維持している。これにより、膨張展開初期においてはメインバッグ11の早期展開を確保している。
<乗員Pの拘束時(初期)>
そして、図7(B)に示すように、乗員Pがメインバッグ11に突入することでメインバッグ11により乗員Pを拘束するとともにテザー13に緩みが発生し、ベントカバー13cが通気孔15bを開放する。これにより、メインバッグ11に導入された圧力流体がサブチャンバ12へ流入し、サブチャンバ12が膨張展開する。
これにより、乗員Pをメインバッグ11で拘束した際にはメインバッグ11の内圧の上昇を抑えるためにサブチャンバ12を膨張展開させることができる。
<乗員Pの拘束後(後期)>
さらに、乗員Pの拘束が継続していると、乗員Pの体重等の外圧によってベントホール15aから圧力流体が徐々に放出され、メインバッグ11が萎んでいくが、サブチャンバ12に流入した圧力流体の残圧で膨張状態を維持することができる。
これにより、乗員Pを拘束した後は、インフレータからの圧力流体の導入とベントホール15aからの圧力流体の放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用して内圧の低下を緩やかにすることができる。
このように、本実施形態のエアバッグ装置10は、メインバッグ11と導通したサブチャンバ12を有している。
インフレータから噴射された圧力流体がメインバッグ11に導入されると、その初期においては、テザー13の緊張によりベントカバー13cが通気孔15bを外側から塞いでいるため、メインバッグ11からサブチャンバ12への圧力流体の流入が規制されている。
そして、メインバッグ11による乗員Pの拘束開始に合わせて、メインバッグ11に導入された圧力流体の一部が通気孔15bからサブチャンバ12に流入される。また、サブチャンバ12に流入した圧力流体は、外部に放出されることなく、そのままサブチャンバ12の内部に保持させる。
この動作により、メインバッグ11が膨張展開した初期における乗員Pの拘束力は、メインバッグ11の大きさを大きくしたことに伴ってインフレータの噴射力を強くすることで改善することができる。
この際、乗員Pをメインバッグ11で拘束した際には、その乗員Pからメインバッグ11に加わる圧力によって、メインバッグ11の内部の圧力流体の一部が通気孔15bからサブチャンバ12へと流入する。これにより、例え、インフレータの噴射力を強くしたとしても、乗員Pに対する反力を適正な状態としつつ、圧力流体の導入と圧力流体の放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用して内圧の低下を緩やかにすることができる。
さらに、サブチャンバ12に流入した圧力流体は、外部に放出する構成を採用していないことから、ベントホール15aからのみの放出となる。このため、ベントホール15aの開口径等を適正にすることのみによって乗員Pをメインバッグ11で拘束した後のメインバッグ11の内圧はインフレータから圧力流体の噴射が継続する限りにおいて適正に維持することができる。
したがって、本実施の形態によれば、例えば、アクチュエータのような複雑な装置を用いることなく、メインバッグ11の膨張展開に対してとサブチャンバ12を時限的に送らせてエアバッグ装置10の内部のみで完結した構成とすることができる。
この際、本実施の形態では、ベントホール15aは常時開放となっているため、例えば、乗員Pを拘束するまではベントホール15aを閉塞し、乗員Pを拘束したときにベントホール15aを開放するといった開閉構成を採用することなく、最適なエアバッグ装置10の膨張展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保することができる。
このように、本発明のエアバッグ装置10にあっては、拘束される乗員Pと対面する袋状のメインバッグ11と、メインバッグ11の外壁面としてのサイド基布15に設けられた袋状のサブチャンバ12と、を備え、メインバッグ11が膨張展開してから時限的に遅れてサブチャンバ12を膨張展開させるようにしたエアバッグ装置10であって、サイド基布15に形成されて常時開放状態にあるベントホール15aと、サイド基布15に形成されてメインバッグ11に導入された圧力流体をサブチャンバ12に流入させる通気孔15bと、通気孔15bを開閉するベントカバー13cと、一端13aがメインバッグ11に接合されかつ他端13bがベントカバー13cに接続された帯状のテザー13と、を備え、メインバッグ11を折り畳んだ収納状態からバッグ内部に圧力流体が導入された膨張展開初期においてはメインバッグ11の早期展開を確保し、乗員Pを拘束した際にはメインバッグ11の内圧の上昇を抑え、その後は圧力流体の導入と圧力流体の放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用して内圧の低下を緩やかにする。
この際、袋状のサブチャンバ12は、外壁面としてメインバッグ11の側面を構成するサイド基布15に設けられている。また、サイド基布15には常時開放状態にあるベントホール15aが形成され、メインバッグ11の容量以上に圧力流体が供給されたときの余剰分がベントホール15aから放出される。また、サイド基布15には通気孔15bが形成されており、この通気孔15bからメインバッグ11に導入された圧力流体がサブチャンバ12に流入されるようになっている。さらに、この通気孔15bはベントカバー13cによって開閉されるようになっている。また、エアバッグ装置10内には、一端13aをメインバッグ11に接合しかつ他端13bをベントカバー13cに接続した帯状のテザー13を配置している。
ここで、第1発明のエアバッグ装置10では、メインバッグ11が膨張展開してから時限的に遅れてサブチャンバ12を膨張展開させるために、メインバッグ11の収納状態からバッグ内部に圧力流体が導入された膨張展開初期においてはテザー13の緊張によりベントカバー13cが通気孔15bを閉塞することによってサブチャンバ12への圧力流体の流入を阻止している。一方、メインバッグ11により乗員Pを拘束した乗員拘束時において乗員Pからの圧力に伴ってテザー13に緩みが発生すると、圧力流体の圧力によってベントカバー13cが通気孔15bを開放し、サブチャンバ12への圧力流体の流入を許容する。
このように、本実施形態のエアバッグ装置10においては、メインバッグ11が膨張展開してからサブチャンバ12を時限的に遅らせて膨張展開させる際の展開順序及び膨張展開の確実性を高く確保することができる。すなわち、本実施形態のエアバッグ装置10においては、サブチャンバ12の膨張展開を単に遅らせるのではなく、所望のタイミングである乗員Pを拘束したことを契機として時限的に遅らせることができる。
これにより、膨張展開初期においてはメインバッグ11の早期展開を確保し、乗員Pを拘束した際にはメインバッグ11の内圧の上昇を抑え、その後は圧力流体の導入と圧力流体の放出とのバランスにより圧力ガスを有効利用して内圧の低下を緩やかにすることができる。
また、本実施の形態のエアバッグ装置10は、サイド基布15に形成され、テザー13の他端13bの付近がバッグ内側から外側に向けて貫通するテザー貫通スリット15cが形成されており、ベントカバー13cをテザー貫通スリット15cを貫通したテザー13の他端13bに設けている。
これにより、メインバッグ11により乗員Pを拘束してテザー13に緩みが発生すると、通気孔15bを外側から覆うベントカバー13cが外向きの圧力を受け、通気孔15bを閉塞状態から開放状態とすることができ、通気孔15bから流入された圧力流体によりサブチャンバ12を膨張展開させることができる。
さらに、本実施の形態のエアバッグ装置10は、テザー13の一端13aがメインバッグ11の乗員Pと対面する表面側中心付近で接続されるとともに、テザー13の他端13bが表面側中央付近から離れた圧力流体の導入口14aに寄った車体前方で接続されている。
これにより、テザー13の一端13aと他端13bとの間の導線を乗員Pの拘束方向である車体前後方向に沿う方向に近づけることができ、メインバッグ11の膨張展開方向を乗員P側に規制しつつ乗員Pを拘束した際の圧力によってテザー13に緩みを確実に発生させることができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、種々の変更が可能である。
(1)変形例1(二重パネルタイプ)
図8及び図9は、本発明のエアバッグ装置における変形例1を示す。なお、図8及び図9において、上記実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその構成及び作用の説明を省略する。
上記実施の形態では、サブチャンバ12をサイド基布15の一部に配置したものを開示したが、この変形例1では、サブチャンバ22をサイド基布15の略全面に設けたものである。
したがって、ベントホール15aは、サブチャンバ22の内部と隔絶する筒状のダクト16によってサブチャンバ22に形成したベントホール22aと連通してメインバッグ11の内部に導入された圧力流体を外部に放出するようになっている。
このような構成においても、図9に示すように、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。この際、変形例1のサブチャンバ22は、その全体で容積を確保するため、上記実施の形態に比べてエアバッグ装置10の折り畳み等を容易に行うことができる。
(2)変形例2(フロントチャンバータイプ)
図10は、本発明のエアバッグ装置における変形例2を示す。なお、図10において、上記実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその構成及び作用の説明を省略する。
上記実施の形態では、サブチャンバ12をサイド基布15の一部に配置したものを開示したが、この変形例2では、サブチャンバ32をメイン基布14の車体前方側(外壁面)に設けたものである。
このような構成においても、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。この際、変形例2のサブチャンバ32は、車体前方に向けて膨張展開することから、例えば、車体フロントウインドウガラス17とインストルメントパネル18との間に入り込むようにすることができ、乗員Pの拘束をメインバッグ11と協働して行うことができる
(3)変形例3(ボトムチャンバータイプ)
図11は、本発明のエアバッグ装置における変形例3を示す。なお、図11において、上記実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその構成及び作用の説明を省略する。
上記実施の形態では、サブチャンバ12をサイド基布15の一部に配置したものを開示したが、この変形例3では、サブチャンバ42をメイン基布14の車体下方側(外壁面)に設けたものである。
このような構成においても、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。この際、変形例3のサブチャンバ42は、車体下方に向けて膨張展開することから、例えば、乗員Pのニーパッドとしての機能を具備させることができる。
(4)変形例4(テザー直接接合タイプ)
図12及び図13は、本発明のエアバッグ装置における変形例4を示す。なお、図13において、上記実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその構成及び作用の説明を省略する。
上記実施の形態では、テザー13の他端13bにベントカバー13cを一体に設けたものを開示したが、この変形例4では、テザー23の一端23aをメイン基布14に接合するとともに、他端23bをサブチャンバ12に直接に接続したものである。
このような構成においても、図13に示すように、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。この際、変形例4のエアバッグ装置10は、テザー13の他端13bが通気孔15bを貫通してサブチャンバ12に接続し、上述したベントカバー13cを廃止し、通気孔15bを開閉する開閉部をサブチャンバ12の一部で共用した構成としている。
これにより、図13(A)に示すように、メインバッグ11が膨張展開したときには、テザー23の緊張状態によってサブチャンバ12が通気孔15bを閉塞することができる。
また、図13(B)に示すように、メインバッグ11により乗員Pを拘束してテザー23に緩みが発生すると、テザー23によるサブチャンバ12の膨張展開抑制力が緩和され、通気孔15bから流入された圧力流体によりサブチャンバ12を直接膨張展開することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 エアバッグ装置
11 メインバッグ
12 サブチャンバ
13 テザー
13a 一端
13b 他端
13c ベントカバー(開閉部)
14 メイン基布
15 サイド基布(外壁面)

Claims (4)

  1. 拘束される乗員と対面する袋状のメインバッグと、前記メインバッグの外壁面に設けられた袋状のサブチャンバと、を備え、前記メインバッグが膨張展開してから時限的に遅れて前記サブチャンバを膨張展開させるようにしたエアバッグ装置であって、
    前記サブチャンバは、
    前記メインバッグが膨張展開したときの側壁面に配置され、
    前記メインバッグは、
    前記外壁面に形成されて常時開放状態にあるベントホールと、
    前記側壁面に形成されて前記メインバッグに導入された圧力流体を前記サブチャンバに流入させる通気孔と、
    前記通気孔を開閉する開閉部と、
    一端が前記メインバッグに接合されかつ他端が前記開閉部に接続された帯状のテザーと、
    を備え、
    前記テザーの前記一端は、
    前記メインバッグが膨張展開したときの左右中央で前記メインバッグに接合され、
    前記メインバッグを折り畳んだ収納状態からバッグ内部に圧力流体が導入された膨張展開初期においては前記テザーの緊張により前記開閉部が前記通気孔を閉塞して前記サブチャンバへの圧力流体の導入を阻止し、
    前記メインバッグにより乗員を拘束した乗員拘束時においては乗員からの圧力に伴う前記テザーの緩みにより前記開閉部が前記通気孔を開放して前記サブチャンバへの圧力流体の導入を許容する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1記載のエアバッグ装置において、
    前記メインバッグの前記側壁面に形成され、前記テザーの前記他端付近がバッグ内側から外側に向けて貫通するスリットを備え、
    前記開閉部は、前記スリットを貫通した前記テザーの前記他端に設けられている
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1記載のエアバッグ装置において、
    前記テザーの前記他端付近が前記通気孔を貫通して前記サブチャンバに接続され、
    前記開閉部を前記サブチャンバの一部で共用した
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1の請求項に記載のエアバッグ装置において、
    前記テザーの前記一端が前記メインバッグの乗員と対面する表面側中心付近で接続されるとともに、前記テザーの他端が前記表面側中央付近から離れた圧力流体導入口寄りで接続されている
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
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