JP6429443B2 - 流体供給システム - Google Patents

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Description

本発明は流体供給システムに関する。
以下において、流体供給システムとして、燃料供給システムを例に挙げて説明する。例えば、自動車等の車両に搭載された燃料タンク(被供給体)にガソリンまたは軽油などの燃料(流体)を供給する燃料供給システムでは、地下タンクに貯蔵された燃料を汲み上げて燃料タンクに供給する燃料供給機と、燃料供給機から供給される液種及び供給量を設定する設定機とが設けられている(例えば、特許文献1参照)。この燃料供給システムにおいては、設定機が燃料供給機の制御部と通信可能に接続されており、設定機に設けられた表示部のタッチパネルを操作して液種及び供給量を設定すると、当該設定データが燃料供給機に送信され、設定された液種及び供給量を燃料供給機から供給することが可能になる。
また、複数の燃料供給機が設置された燃料供給システムの場合、各燃料供給機によって併用供給可能な液種が決められており、車両に搭載されたエンジンの種別に応じた燃料(液種)を供給可能な一の燃料供給機(或いは燃料供給機が複数種類の燃料をそれぞれ供給する燃料の供給系統を有している場合には当該供給系統)を設定機により指定することで、当該燃料供給機(当該供給系統)による燃料供給が可能になる。
特開2008−308209号公報
しかしながら、液種に異なる複数のタンクを備えた車両の各タンクに複数の燃料供給機(或いは複数の供給系統)を使用して同時に流体の供給を行うことにより車両への燃料供給を迅速に行おうとすることが考えられる。この場合には、作業者は、使用する複数の各燃料供給機(或いは各供給系統)と車両の各燃料タンクとの相対的な位置関係(距離関係)を考慮して燃料供給に使用する燃料供給機(或いは供給系統)を指定することになる。しかしながら、作業者が各燃料供給機(或いは各供給系統)の位置関係を考慮せず、誤って最初に指定した燃料供給機(或いは供給系統)より離れた他の燃料供給機(或いは他の供給系統)を指定してしまった場合には、2回目の燃料供給を行う際に車両を動かして他の燃料供給機(或いは他の供給系統)を用いて燃料供給を行うこととなる。この結果、車両への迅速な燃料供給が行えないという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した流体供給システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、被供給体に流体を供給する複数の流体供給手段と、
供給液種の入力操作を受け付け、前記供給液種の流体を前記被供給体に供給する流体供給手段として、前記複数の流体供給手段のうち一の流体供給手段を指定するための指定手段と、
前記指定手段により指定された当該流体供給手段による流体供給を可能にする制御手段と、
を備えた流体供給システムであって、
被供給体に対して複数の流体供給手段から併用供給可能な組み合わせ、あるいは複数の流体供給手段から併用供給不可能な組み合わせを併用供給可否データとして予め記憶された記憶手段と、
前記指定手段により一の流体供給手段が指定された場合、前記記憶手段に記憶されている併用供給可否データに基づいて当該指定された流体供給手段と併用供給可能な流体供給手段による流体供給を可能にする併用供給制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、指定手段により一の流体供給手段が指定された場合、記憶手段に記憶されている併用供給可否データに基づいて当該指定された流体供給手段と併用供給可能な流体供給手段による流体供給を可能にするため、一の流体供給手段を指定すれば当該一の流体供給手段以外の流体供給手段のうち、車両を移動させることなく当該車両に流体供給を行える流体供給手段よりの流体供給が可能となるため、複数の流体供給手段を用いて車両への流体供給を行う際に車両を移動させることなく複数の流体を供給することが可能になり、効率良く流体供給が行える。
本発明による流体供給システムの一実施形態を示す斜視図である。 設定機を拡大して示す正面図である。 設定機の機能構成の一例を示す図である。 燃料供給機の複数の供給系統を模式的に示す図である。 第1併用供給可否データベースを模式的に示す図である。 第2併用供給可否データベースを模式的に示す図である。 設定機と複数の燃料供給機との接続関係を模式的に示す図である。 設定機と各燃料供給機との位置関係を模式的に示す図である。 設定機の液晶モニタにおける待機状態の表示例を示す図である。 一番目の液種と燃料供給機が選択された場合の表示例を示す図である。 二番目の液種と燃料供給機が選択された場合の表示例を示す図である。 設定機の設定操作に応じた制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。尚、以下の実施形態において、流体供給システムとして、燃料供給システムを例に挙げて説明する。
〔実施形態1〕
図1は、本発明による流体供給システムの一実施形態を示す斜視図である。図1に示すように、燃料供給システム10は、例えば、多数のトラック20を所有する運送会社の敷地に設置されている。この燃料供給システム10は、地下等に埋設された地下タンク30と、地下タンク30からの燃料供給配管40が接続された燃料供給機(流体供給手段)50と、燃料供給機50の近傍に設置された設定機60とから構成されている。
トラック20は、被供給体としての燃料タンクが複数個搭載されている。例えば、トラック20のエンジン形式がディーゼルエンジンの場合、軽油用燃料タンクと尿素水用タンクとが搭載され、あるいは軽油用の燃料タンクが複数個搭載されている。
燃料供給機50は、ホース54を介して1又は複数のノズル52が給油配管に接続された供給系統(流体供給手段)を有しており、例えば、軽油用やレギュラーガソリン用等の各燃料ごとのノズルが設けられている。また、燃料供給機50は、設定機60の制御装置と接続されており、設定機60においてトラック20に供給するための設定操作が完了すると、設定された条件(選択された液種のノズル、供給量)に基づいて供給が許可される。
したがって、トラック20の運転者は、供給すべき液体(流体)の種類、供給量を各ノズル52に対応させて設定機60による設定操作を行ってからノズル52を用いた供給操作を行う。なお、図1においては、1台の燃料供給機50のみが示されているが、設定機60により複数の燃料供給機50に対する設定操作を行うことが可能である。また、燃料供給機50では、異なる液体(燃料、尿素水を含む)を供給する複数のノズル52を有する構成としてもよく、あるいは同じ液体を供給する複数のノズル52を有する構成としてもよい。
次に、設定機60について具体的に説明する。図2は、設定機を拡大して示す正面図である。図2に示されるように、設定機60は、筐体70の内部に制御装置(図2中、破線で示す)80が収納されており、筐体70の前面71にはタッチパネルからなる指定手段を有する液晶モニタ(表示手段)90と、カードリーダ100と、伝票発行機110と、スピーカ(音声出力装置)120とが設けられている。
液晶モニタ90は、タッチパネル方式の画面を有するため、運転手等の操作者(ユーザ)に対して操作手順をガイダンスしながら燃料供給機50により流体(ガソリン、軽油、尿素水など液体を含む)供給するための設定内容やシステム時刻等の設定(修正)内容を表示し、更に供給した結果や履歴情報を表示する表示手段と、操作者が表示画面に触れることにより燃料供給機50による燃料、尿素水の供給やシステム時刻に関する設定情報を入力する入力手段とを兼ねている。
カードリーダ100は、各運転者あるいは各車両毎に発行された磁気カードが挿入されるスリット101を有し、磁気カードがスリット101に通されると磁気カードに記録されたユーザ情報(運転者名、車両番号等)等の識別データを読み取る磁気ヘッドを有する。
伝票発行機110は、燃料供給機50による燃料(ガソリン、軽油等)、尿素水の供給が終了すると、供給された日時、油種、供給量、カード番号等を印字した伝票(レシート)を発行する。
スピーカ120は、運転者が供給するための設定内容やシステム時刻を設定(修正)するための設定内容等を入力させるためのガイダンス情報、供給終了を示す情報(メッセージ、警報(ブザー)等)、供給結果等を音声出力する。これにより、運転者等が供給作業をスムーズに行うことができる。
<設定機60の機能構成例>
ここで、設定機60に搭載された制御装置80の機能構成例について図を用いて説明する。図3は、設定機の制御装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示す設定機60の制御装置80は、入力部61と、出力部62と、記憶部63と、時刻管理部64と、時刻生成部65と、通信インタフェース部66と、制御部67とを有するよう構成されている。
入力部61は、運転者(顧客)等からの液晶モニタ90に設けられたタッチパネル(指定手段)による入力データ(流体の種類、供給量等)、及びカードリーダ100を用いたカード情報(運転者の氏名、登録番号等の顧客情報、車両の車種やエンジン形式などの車両情報を含む)の読み出し等、各指示等の入力を受け付ける。なお、入力部61は、タッチパネル方式に限定されず、例えば、専用の操作ボタン等を筐体70の前面71に設けてもよく、あるいはマイク等を設けて音声により入力を行ってもよい。
また、出力部62は、入力部61により入力された指示内容や、指示内容に基づいて修正された時刻情報、供給情報等の各種データを液晶モニタ90やスピーカ120等にて表示及び/又は音声にて出力する。また、出力部62は、用紙等の印刷媒体に所定の情報を印刷出力する印刷部としての機能を有し、例えば、伝票発行機110により供給情報等をレシートや伝票として出力することができる。ここで、出力部62は、液晶モニタ90やスピーカ120、伝票発行機110等からなる。なお、上述した液晶モニタ90は、入力部61及び出力部62の両機能を有する。
記憶部(記憶手段)63は、燃料供給機50による燃料(ガソリン、軽油等)、尿素水の供給毎に生成される供給時刻情報を含む供給情報を記憶するハードディスク等のストレージ手段であり、その他にも、本発明における実行プログラム等を蓄積し、必要に応じて各種データの入出力を行うことができる。また、記憶部63は、各燃料供給機間の併用供給可否データが記憶された第1併用供給可否データベース63A(図5参照)と、各燃料供給機を識別するための識別データが記憶された第2併用供給可否データベース63B(図6参照)とを有する。
図4は燃料供給機の複数の供給系統を模式的に示す図である。図4に示されるように、燃料供給機50Aには、燃料を供給する複数のノズル及びホース、給油配管などからなる供給系統01〜04(流体供給手段)が設けられており、燃料供給機50AのA側及びB側の各面に対し2つずつ並んで位置している。つまり、供給系統01、02は燃料供給機50AのA側に向けて設けられており、供給系統03、04とは燃料供給機50AのB側に向けて設けられることになる。ここで、例えば、作業者は供給系統01付近で車を停車させた後に、供給系統01を指定した場合には、当該車に対して供給系統02からも供給可能となる。つまり、当該車に対しては供給系統01、02からの供給(併用供給)が可能である。また、供給系統01付近に停車した車に対して供給系統03、04は、離れた場所(反対側のB側)に位置しているので、当該供給系統03、04のホース長さが足りず、当該車に対し供給系統01と供給系統03、04とは併用供給ができない(併用供給不可)。
図5は第1併用供給可否データベース63Aを模式的に示す図である。図5に示す通り、第1併用供給可否データベース63Aには、供給系統間の位置関係(距離関係)から、併用供給が可能となる燃料供給機50Aの供給系統の組み合わせの可否(併用供給可否データ:可(○)または不可(×))が登録されている。また、指定された供給系統01から離れている供給系統03、04は指定された供給系統とは併用供給できない(併用供給不可(×))。尚、第1併用供給可否データベース63Aに示す可(○)または不可(×)は、説明の便宜上、分かりやすくした一例を示したものであり、各給油施設のレイアウトや燃料供給機50の機種によって異なるパターンになる。
図6は第2併用供給可否データベース63Bを模式的に示す図である。図4に示されるように、第2併用供給可否データベース63Bは、燃料供給機50Aの各供給系統01〜04の位置関係及び流体の種類(ガソリン、軽油、尿素水等)に基づいて燃料供給機50の各供給系統01〜04のうち一の供給系統と他の供給系統との供給の可否(可(○)または不可(×))が登録されている。具体的には、ガソリンを供給する供給系統04が指定された場合、位置関係では軽油を供給する供給系統03と併用供給可能ではあるが、液体の種類では、ガソリンと軽油とは併用供給は不可であるので、供給系統04と供給系統03とは併用供給はできないこととなる。尚、第2併用供給可否データベース63Bに示す可(○)または不可(×)は、説明の便宜上、分かりやすくした一例を示したものであり、各給油施設のレイアウトや燃料供給機50の機種によって異なるパターンになる。
図5は第2併用供給可否データベース63Bを模式的に示す図である。図5に示されるように、第2併用供給可否データベース63Bは、各燃料供給機50の供給系統01〜04により供給可能な液種が登録されている。そのため、カードリーダ100により運転者が所持するカードに記憶されたカードデータ(車両のエンジン形式または燃料の種類を含む流体の種別)が読み込まれると、第2併用供給可否データベース63Bにより当該流体に対応する燃料供給機の番号(又は供給系統01〜04)を検索し、カードデータ(流体の種別)に対応する燃料供給機の番号(又は供給系統01〜04)を抽出することが可能になる。
時刻管理部64は、設定機60内部で動作するシステム時刻を管理する。また、時刻管理部64は、システム時刻の設定や変更が行われると、その後のシステム時刻を所定のクロックにて経過させる。
時刻生成部65は、1又は複数のノズルから流体(ガソリン、軽油、尿素水等)を供給された際に、供給された流体(ガソリン、軽油、尿素水等)に関する情報(燃料供給データの情報)と共に、蓄積される時刻情報(燃料供給時刻、供給時刻)を時刻管理部64からのシステム時刻に基づいて生成する。
また、通信インタフェース部66は、各燃料供給機に搭載された制御部と各種データ(供給情報を含む)の送受信を行うものである。したがって、通信インタフェース部66は、例えば、記憶部63に記憶された供給情報(ガソリン、軽油、尿素水等の種別、供給量を含む)等を外部端末に出力したり、外部端末から時刻情報や各種設定情報、実行プログラム等を取得することができる。なお、通信インタフェース部66は、USB(Universal Serial Bus)や赤外線、非接触型のリーダライタ等により、外部端末との通信を行う。
また、通信インタフェース部66は、例えば、無線通信等により複数の設定機に記憶される各データを一元管理する管理装置等に伝送してもよい。これにより、例えば、POS(Point Of Sales)システムのような一箇所にデータを集めて在庫等を集中管理する場合等にも適用することができる。
制御部67は、設定機60における各機能構成全体の制御を行っており、併用供給制御手段67Aと、液種供給判定手段67Bと、供給系統選択手段67Cと、供給系統選択通知手段67Dとを有する。尚、各燃料供給機50A〜50Dには、複数の流体が供給できるように複数の供給系統を有するが、説明の便宜上、各燃料供給機50A〜50Dに単一の供給系統01〜04のみが設けられているものとする。
併用供給制御手段67Aは、タッチパネルの入力操作により一の燃料供給機が指定された場合、記憶部63に記憶されている併用供給可否データベース63Aの供給可否データに基づいて当該指定された燃料供給機(供給系統01〜04の何れか)と併用供給可能な燃料供給機(供給系統01〜04の何れか)による供給を可能にする。
液種判定手段67B(二液種判定手段)は、カードリーダ100に挿入されたカードに記憶されたカードデータ(供給情報)が読み込まれると、カードデータに含まれる流体データから今回供給される流体が軽油(一の液種)及び尿素水(他の液種)か否かを判定する。
供給系統選択手段67Cは、液晶モニタ90のタッチパネルからの入力情報(液種及び供給量)に基づいて複数の燃料供給機50A〜50D(供給系統01〜04)の中から使用していない一の燃料供給機を選択する。
供給系統選択通知手段67Dは、供給系統選択手段67Cにより選択された当該燃料供給機のアイコン(または識別番号)を点灯または点滅させて操作している運転者に通知する。
図7は設定機と複数の燃料供給機との接続関係を模式的に示す図である。図7に示されるように、設定機60は、第1〜第4の燃料供給機50A〜50Dと各信号線170を介して接続されている。また、設定機60は、前述したように記憶部63、制御部67、液晶モニタ90、カードリーダ100、伝票発行機110等を有する。
〔設定機と各燃料供給機との配置〕
図8は設定機と各燃料供給機との位置関係を模式的に示す図である。図8に示されるように、設定機60は、第1〜第4の燃料供給機50A〜50Dより車両が進入する入口側に設けられている。そのため、車両が入口に到着すると、先ず、設定機60の液晶モニタ90に表示された操作画面に応じて必要な入力操作を行うことで、液種、供給量を設定する。設定機60では、運転者が液晶モニタ90のタッチパネルを操作して液種(供給情報)を設定すると、設定された液種に基づいて供給系統選択手段67Cにより第1〜第4の燃料供給機50A〜50D(供給系統01〜04)の中から使用していない燃料供給機(供給系統)を選択し、供給系統選択通知手段67Dにより選択した燃料供給機(供給系統)のアイコンを点灯または点滅して運転者(操作者)に通知する。また、運転者が複数の液種(2つ以上の液種)を設定操作した場合、併用供給制御手段67Aにより複数の液種を供給可能な複数の燃料供給機を選択すると共に、液種判定手段67Bにより設定された複数の液種が供給可能な液種か否かを判定する。
また、各燃料供給機50A〜50Dは、車両の進入経路に沿って設けられ、出口側には燃料供給機50Cと燃料供給機50Dとが配置されている。尚、本実施形態においては、第1、第3、第4の燃料供給機50A、50C、50Dは、軽油及びガソリンを供給する一の燃料供給機である。
また、第2の燃料供給機50Bは、尿素水のみを供給する尿素水専用の燃料供給機である。さらに、第2の燃料供給機50Bは、第1の燃料供給機50Aと第3の燃料供給機50Cとの中間位置に設置されており、車両が第1の燃料供給機50Aまたは第3の燃料供給機50Cで供給を行う場合に第2の燃料供給機50Bでも併用して供給が行える位置関係にある。また、第4の燃料供給機50Dは、第3の燃料供給機50Cに隣接されているが、第1、第2の燃料供給機50A、50Bからは併用できない位置に離間している。そのため、本実施形態においては、第1の燃料供給機50Aまたは第3の燃料供給機50で軽油を供給する場合、第2の燃料供給機50Bによる尿素水を併用して供給することが可能になる。
〔液晶モニタの表示例〕
図9は設定機の液晶モニタにおける待機状態の表示例を示す図である。図9に示されるように、液晶モニタ90の画面には、待機画面200が表示される。待機画面200では、各燃料供給機50A〜50Dに相当するアイコン(擬似画像)201〜204には供給系統の番号01〜04が表示され、各燃料供給機50A〜50Dで供給可能な液種に相当するアイコン(擬似画像)211〜214には液種の文字(例えば、軽油、尿素水など)が表示される。また、待機画面200では、「カードを読み込ませて下さい」といった操作手順を知らせるメッセージが表示されると共に、各燃料供給機50A〜50Dに相当するアイコン201〜204が消灯表示されており、全て未設定状態であることを表示(通知)している。
また、各アイコン201〜204及びアイコン211〜214は、各燃料供給機50A〜50Dに対応して区画されており、それぞれ色分け表示されると共に、運転者によるタッチパネル入力操作が行われて油種選択、及び油種設定処理が行われると、消灯、点灯、点滅(点灯と消灯とを繰り返す)に切り替わる。尚、消灯状態は、未設定状態であることを表示(通知)し、点灯状態は選択及び設定状態であることを表示(通知)し、点滅状態が選択可能及び設定可能状態であることを表示(通知)している。
図10は一番目の液種と燃料供給機が選択された場合の表示例を示す図である。例えば、上記待機画面200(図9参照)において、運転者が第1の燃料供給機50Aのアイコン201にタッチして一番目の供給液種として軽油を選択すると、図10に示されるように、アイコン201が消灯状態から点灯表示(占有モード)に切り替わり、第1の燃料供給機50Aが供給状態に設定される。
従って、図10に示す操作画面210においては、「ノズルを選択して下さい」といった操作手順のメッセージが表示されると共に、第1の燃料供給機50Aと併用供給可能な燃料供給機50B、50Cのアイコン202、203が消灯状態から点滅状態(占有モード)に切り替わり、運転者に併用供給可能な燃料供給機番号を通知する。また、第1の燃料供給機50Aと併用供給が行えない第4の燃料供給機50Dのアイコン204、214は消灯(占有モード解除)しており、併用供給できないことを運転者に通知する。
尚、第1の燃料供給機50Aから最も遠い位置にある第4の燃料供給機50Dは、消灯または非表示(ブランク)にしており、選択不可状態になっている。従って、運転者が第4の燃料供給機50Dを選択する操作をしても入力処理が行われず、画面上も変化しない。
図11は二番目の液種と燃料供給機が選択された場合の表示例を示す図である。例えば、図10に示す操作画面210において、運転者(操作者)が第1の燃料供給機50Aと併用供給可能な燃料供給機50B、50Cのアイコン202、203のうちアイコン202にタッチして二番目の供給液種として尿素水を選択すると、図11に示されるように、アイコン202が点滅表示から点灯表示に切り替わり、第2の燃料供給機50Bが供給状態に設定される。
従って、図11に示す操作画面220においては、上記併用供給の設定操作により燃料供給機50A、50Bが供給状態(占有モード)に設定され、且つ燃料供給機50C、50Dが非供給状態であることが表示されると共に、次の操作者に対する「カードを読み込ませて下さい」といった操作手順を知らせるメッセージが表示される。
〔設定機の制御処理〕
図12は設定機の設定操作に応じた制御処理を説明するためのフローチャートである。図12に示されるように、設定機60の制御部67は、S11において、カードリーダ100で読み込まれたカードデータ(運転者名、車両番号、車両のエンジン形式(液種:軽油、尿素を含む)等の識別データ)が有効カードのものか否かをチェックする。すなわち、カードリーダ100で読み込まれたカードデータの内容が予め登録された運転者名、車両番号、車両のエンジン形式(燃料の種別)等の識別データと一致した場合、当該カードデータが有効であると判定される。従って、S11において、カードリーダ100で読み込まれたカードデータ(運転者名、車両番号、車両のエンジン形式(燃料の種別)等の識別データ)が有効と判定された場合、S12に進み、当該カードデータに含まれた車両に関するデータ(エンジン形式、または燃料の種別)に基づいて供給可能な供給系統01〜04(又は燃料供給機の番号01〜04)を検索する。尚、本実施形態1では、車両に供給される燃料として軽油と尿素水が当該カードデータに含まれた車両に関するデータに登録されているものとする。
続いて、S13では、上記S12の検索処理により抽出された対象となる供給系統01〜04(又は燃料供給機の番号01〜04)を占有する。そして、S14では、流晶モニタ90に供給可能な供給系統の番号01〜04(又は燃料供給機の番号01〜04)を表示する(図9に示す待機画面200を参照)。尚、図9に示されるように、待機画面200の表示からアイコン201〜204が消灯表示で、アイコン211〜214が点灯表示の場合、各燃料供給機50A〜50Dの各供給系統が非供給状態で待機状態であることが分かる。
次にS15に進み、第一の供給系統(第1の液種を供給する供給系統または燃料供給機)が液晶モニタ90のタッチパネルの操作により指定されたか否かをチェックする。S15において、待機画面200に表示された各燃料供給機50A〜50D(供給系統01〜04)の何れかがタッチパネルにより指定された場合(YESの場合)、S16に進み、第一の供給系統(第1の液種を供給する供給系統01〜04または燃料供給機の液種の何れか)と異なる液種が供給されるか否かをチェックする。ここで、異なる液種が供給される場合とは、例えば、第一の供給系統が軽油の場合、軽油と異なる液種としては尿素水が供給される場合が想定される。この異なる液種が供給される場合、カードリーダ100により読み込まれたカードデータ(識別データ)に軽油と尿素水が含まれているものとする。
S16において、カードリーダ100により読み込まれたカードの識別データに軽油のみが記憶されている場合(NOの場合)、S17に進み、第1、第2併用供給可否データベース63A,63Bに基づいて記憶部63から選択された第一の供給系統と、併用可能な供給系統を検索する。例えば、第一の供給系統が軽油の場合、併用可能な供給系統としては軽油または尿素水となるが、カードリーダ100により読み込まれたカードデータ(識別データ)に軽油のみが含まれる場合、検索される供給系統は、軽油のものとなる。尚、第1、第2併用供給可否データベース63A,63Bは、何れか一方のみを用いても良いし、両方とも使用しても良い。
続いて、S18に進み、選択された供給系統と同一液種で第一の供給系統と併用供給可能な供給系統を占有モードとし、占有モードとされた供給系統を液晶モニタ90に表示する(図10参照)。この占有モードとは、選択された液種の供給系統を供給可能状態に設定し、供給が終了するまでこの供給可能状態を継続させるモードである。
ここで、カードリーダ100により読み込まれたカードデータに軽油および尿素水が含まれていた場合(二液種判定)には、今回の供給は軽油および尿素水の両方を行なうものとして、当該指定された第一の供給系統と併用供給可能で且つ軽油または尿素水の一方あるいは両方の供給系統を検索し、表示させることもできる。そのため、軽油と尿素水の供給を行う操作者は、表示された供給系統を選択することにより、軽油と尿素水の供給を行うことができ、誤って他の供給系統(例:ガソリン)を選択することなく効率よく供給を行うことができる。
続いて、S19に進み、液晶モニタ90のタッチパネルの操作により指定された供給系統と同一液種で第一の供給系統と併用供給不可能な供給系統の占有モードを解除し、液晶モニタ90に表示する。すなわち、S19においては、例えば、第一の供給系統が軽油の場合、供給系統01、03、04が供給可能となるが、供給系統01が選択された場合、供給系統01から最も遠い供給系統04は供給不可なので、供給系統04の占有モードを解除し、液晶モニタ90に表示する。これにより、運転者は、第一の供給系統に軽油を指定した場合、第二の供給系統に尿素水を指定した場合、液晶モニタ90に点灯表示された供給系統01と、点滅表示された供給系統02、03の何れかで併用供給が行えることが分かる。また、運転者は、第一の供給系統及び第二の供給系統を共に軽油を指定した場合、供給系統01、03で併用供給が行えることが分かる。従って、運転者は、車両を供給系統01、03の何れかの位置、あるいは中間位置に停止させることで併用供給が行える。そのため、何れか一方の供給系統による液種を供給した後に、車両を移動させる必要がなく、複数の供給系統から各液種を効率良く供給することができる。
次のS20では、第一の供給系統による供給が終了したか否かをチェックする。尚、S20においては、軽油を供給する場合と、軽油と異なる液種(本実施形態1では、尿素水)を供給する場合があり、軽油または尿素水の何れかが終了したか否かをチェックする。
また、上記S16において、カードリーダ100により読み込まれたカードの識別データに軽油と尿素水が記憶されている場合(YESの場合)、S21に進み、記憶部63から選択された第一の供給系統(軽油)と異なる液種で併用供給可能な供給系統(尿素水)を検索する。尚、第一の供給系統が尿素水の場合、併用供給可能な供給系統は軽油となる。
次のS22では、併用供給可能な供給系統を占有モードとし、占有モードとされた供給系統を液晶モニタ90に表示する(図10参照)。これにより、運転者は、第一の供給系統に軽油を指定した場合、第二の供給系統に尿素水を指定した場合、液晶モニタ90に点灯表示された供給系統01と、点滅表示された供給系統02、03の何れかで併用供給が行えることが分かる。また、運転者は、第一の供給系統を軽油、第二の供給系統を尿素水に指定した場合、供給系統01、02または供給系統02、03で併用供給が行えることが分かる。従って、運転者は、車両を供給系統01、02の何れかの位置、あるいは中間位置に停止させることで併用供給が行える。そのため、何れか一方の液種を供給した後に、車両を移動させる必要がなく、異なる液種を効率良く供給することができる。
続いて、S23に進み、選択された供給系統と同一液種で第一の供給系統と異なる液種で併用供給不可能な供給系統の占有モードを解除し、液晶モニタ90に表示する。すなわち、S23においては、例えば、第一の供給系統が軽油の場合、第一の供給系統と異なる液種は尿素水となる。本実施形態1では、尿素水の供給系統が燃料供給機50Bの一つしかないが、第一の供給系統02から最も遠い供給系統04は供給不可なので、供給系統04の占有モードを解除する。
その後、S20に進み、第一の供給系統による供給が終了したか否かをチェックしており、この場合、尿素水の供給系統である燃料供給機50Bによる供給が終了したか否かをチェックする。S20において、第一の供給系統による供給が終了した場合(YESの場合)、S24に進み、第一の供給系統の占有モードを解除する。ここで、操作者以外の他の操作者がいた場合には、占有モードが解除されたことにより、他の操作者は占有されていた供給系統が設定されると、使用することが可能となるので、操作者により設定された全ての供給系統による供給が終了することを待つことなく供給を行うことができる。
続いて、S25に進み、第二の供給系統が液晶モニタ90のタッチパネルの操作により指定されたか否かをチェックする。この第二の供給系統は、第一の供給系統が軽油または尿素水とした場合、尿素水または軽油の何れかが指定される。また、当該車両のカードデータに尿素水が登録されていない場合、あるいは軽油用のタンクが複数の搭載された車両の場合、第一の供給系統及び第二の供給系統としては共に軽油を指定する場合もある。
S25において、第二の供給系統が液晶モニタ90のタッチパネルの操作により指定された場合(YESの場合)、S26に進み、液晶モニタ90のタッチパネルの操作により指定された供給系統と同一液種で第二の供給系統以外に占有された供給系統の占有モードを解除する。例えば、軽油の供給系統01が指定された場合、他の軽油の供給系統03、04の占有モードを解除し、供給系統01、02が供給可能に設定されたことを流晶モニタ90に表示する(図11参照)。これにより、供給系統01、02が供給中であることが分かり、次の設定操作を行う運転者は、供給系統03、04の何れかを指定することになる。
次のS27では、第二の供給系統による供給が終了したか否かをチェックする。S27において、第二の供給系統による供給が終了すると(YESの場合)、S28に進み、第二の供給系統の占有モードを解除し、液晶モニタ90に表示する(図9参照)。これで、次の供給を行う運転者は、液晶モニタ90に表示された待機画面200から第一、二の供給系統の燃料供給が終了したことが分かり、各燃料供給機50A〜50Dが供給可能な状態であることを確認できる。
また、上記S25において、液晶モニタ90のタッチパネルによる第二の供給系統の指定操作が行われなかった場合、上記S26〜S28の処理を行わずに今回の制御処理を終了する。
以上、本実施形態1においては、燃料供給機50において軽油と尿素水とを供給する場合の問題について具体的に説明する。例えば、同一の燃料を貯留する複数の燃料タンクを備えた車両に対して複数の燃料供給機50(又は複数の供給系統)より燃料を供給することにより当該車両への燃料供給を迅速に行おうとした際に、間違えて、最初に指定した一の燃料供給機(又は一の供給系統)より離れた他の燃料供給機(又は他の燃料供給系統)を設定機で指定してしまうことを防止できるので、従来技術で生じていた車両への迅速な燃料供給が行えなくなってしまうということを防止できる。
また、燃料の異なる複数の燃料タンクが搭載された1台の車両(例えば、複数の燃料により走行しうる車両など)の各燃料タンクに同時に燃料供給を行おうとした場合にも、設定機により設定された第1の液体を供給する第1の燃料供給機(又は一の供給系統)と第2の液体を供給する第2の燃料供給機(又は他の供給系統)とが離れている場合には、車両の停止位置と各燃料供給機(又は各供給系統)との位置関係(離間距離)により車両が停止した位置から2つの燃料タンクへの燃料供給を行うことが難しいため、例えば、第1の燃料供給機(又は一の供給系統)を用いて燃料供給を行った後、車両を第2の燃料供給機(又は他の供給系統)の近くまで移動させ第2の燃料供給機を用いて燃料供給を行うことがなく、供給時の手間と時間が余計にかからないようにできる。
また、例えば、軽油を燃料として走行すると共に排出される軽油の燃焼により生ずる排気ガスに尿素水を噴射することにより排気ガスを浄化する浄化装置が搭載され、軽油用のタンクと尿素水用のタンクとを備えた車両への軽油及び尿素水の供給にあたっては、車両の停止位置と各供給機との位置関係により2つのタンクへの液供給を同時に行うことが難しい場合があるが、このような位置関係を考慮して、一の液体を供給した後、他の液体を供給可能な供給機(又は他の供給系統)の場所へ移動しなくて済むように燃料供給機(又は供給系統)を選択することが可能になる。
〔変形例について〕
上記実施形態1において、タッチパネルの代わりに押し釦スイッチにより燃料供給機又は供給系統を指定しても良い。
上記実施形態1では、燃料供給システムを例に挙げて説明したが、これに限らず、ガソリン、軽油以外の燃料(例えば、液化ガスなど)、又は燃料以外の液体、ガスを供給する流体供給システムにも本発明が適用できるのは勿論である。
また、本発明の流体供給システムは、複数のタンクに供給する場合に限らず、一のタンクに対して複数の燃料供給機又は供給系統により供給する場合に適用しても良い。
また、供給系統又は燃料供給機に車両が停止したことを検知する車検知センサを設けた場合、当該車検知センサからの車両検知信号に基づいて供給系統又は燃料供給機を指定する方法を採用しても良い。
また、併用供給する場合、液晶モニタ90に複数の供給系統又は燃料供給機のうち併用供給可能な供給系統又は燃料供給機のみを表示させても良い。
また、液晶モニタ90に複数の供給系統又は燃料供給機の各アイコンを表示する場合、併用供給不可のアイコンを操作しても併用供給の指定を禁止する機能を有する構成としても良い。
また、液種供給としては、上記軽油と尿素水に限るものではなく、例えば、バイオマスエタノールとガソリンとを併用供給する場合も本発明を適用できるのは勿論である。
また、液種判定手段及び併用供給反映手段は、設定機に設けられた釦が押下されることにより検出する方法や、設定機のカードリーダに併用供給情報が記憶されたカードを挿入して検出する方法を用いても良い。
また、液種が軽油と尿素水とを併用供給する場合、通常、尿素水の供給量に対して軽油の供給量の方が多いので、第一の供給系統(又は燃料供給機)に軽油を設定した後、第二の供給系統(又は燃料供給機)に尿素水を設定することを前提としても良い。
また、尿素水を設定するタイミングとしては、軽油の設定がなされた後でも良いし、あるいは軽油の供給中でも良い。
また、本流体供給システムには、伝票発行機を有し、同一の液種を複数の供給系統又は燃料供給機で供給する場合、複数の供給系統又は燃料供給機による燃料供給が終了したことを待って伝票を発行させるようにすることにより操作者が第二の供給系統又は燃料供給機による供給を忘れることを防止させることが可能になる。
また、異なる液種を供給する場合にも、供給終了を待って伝票を発行させることにより、操作者が第二の供給系統(又は燃料供給機)による供給を忘れることを防止させることが可能になる。
また、複数の液種(供給系統又は燃料供給機)を設定し、何れか一方の液種の供給が行われたことを検知した場合、同一液種の他の供給系統又は燃料供給機は、占有解除することで他の操作者が使用可能になるので、併用供給の設定後は、通常の設定操作が行える。
また、本発明では、燃料供給機の供給系統の位置関係に限らず、複数の燃料供給機の位置関係により併用供給可否を判定しても良い。
10 燃料供給システム
20 トラック
30 地下タンク
40 燃料供給配管
50 燃料供給機
50A〜50D 第1〜第4の燃料供給機
52 ノズル
54 ホース
60 設定機
61 入力部
62 出力部
63 記憶部
63A 第1併用供給可否データベース
63B 第2併用供給可否データベース
66 通信インタフェース部
67 制御部
67A 併用供給制御手段
67B 液種供給判定手段
67C 供給系統選択手段
67D 供給系統選択通知手段
70 筐体
80 制御装置
90 液晶モニタ(表示手段)
100 カードリーダ
110 伝票発行機
120 スピーカ(音声出力装置)
200 待機画面
201〜204、211〜214 アイコン
210、220 操作画面

Claims (4)

  1. 被供給体に流体を供給する複数の流体供給手段と、
    供給液種の入力操作を受け付け、前記供給液種の流体を前記被供給体に供給する流体供給手段として、前記複数の流体供給手段のうち一の流体供給手段を指定するための指定手段と、
    前記指定手段により指定された当該流体供給手段による流体供給を可能にする制御手段と、
    を備えた流体供給システムであって、
    被供給体に対して複数の流体供給手段から併用供給可能な組み合わせ、あるいは複数の流体供給手段から併用供給不可能な組み合わせを併用供給可否データとして予め記憶された記憶手段と、
    前記指定手段により一の流体供給手段が指定された場合、前記記憶手段に記憶されている併用供給可否データに基づいて当該指定された流体供給手段と併用供給可能な流体供給手段による流体供給を可能にする併用供給制御手段と、
    を備えたことを特徴とする流体供給システム。
  2. 請求項1に記載の流体供給システムであって、
    前記複数の流体供給手段は、一の流体を供給する流体供給手段と、
    前記一の流体と異なる他の流体を供給する他の流体供給手段と、
    今回供給される流体が前記一の流体及び該一の流体と異なる他の流体か否かを判定する流体供給判定手段と、を有し、
    前記記憶手段には、異なる流体の併用供給可能な組み合わせ、あるいは併用供給不可能な組み合わせからなる併用供給可否データが記憶され、
    前記併用供給制御手段は、前記指定手段により前記複数の流体供給手段から前記一の流体供給手段が指定され、且つ前記流体供給判定手段により今回供給される流体が前記一の流体又は該一の流体と異なる他の流体の少なくとも何れか一方と判定された場合、前記記憶手段に記憶されている前記併用供給可否データに基づいて前記指定手段により指定された当該一の流体供給手段と併用供給可能な前記他の流体供給手段による複数の流体供給を可能にすることを特徴とする流体供給システム。
  3. 請求項1に記載の流体供給システムであって、
    前記複数の流体供給手段のうち軽油を供給する一の流体供給手段と、
    前記複数の流体供給手段のうち、尿素水を供給する他の流体供給手段と、
    今回供給される流体が軽油および尿素水であるか否かを判定する二液種判定手段と、
    を備えてなり、
    前記併用供給制御手段は、前記二液種判定手段により今回供給される流体が軽油及び尿素水であると判定した場合、前記指定手段により指定された当該流体供給手段と併用供給可能な一の流体供給手段による軽油または他の流体供給手段による尿素水の両方または何れか一方を供給可能とすることを特徴とする流体供給システム。
  4. 請求項3に記載の流体供給システムであって、
    前記併用供給制御手段は、前記指定手段により指定された一の流体供給手段の流体が軽油である場合、前記記憶手段に記憶されている前記併用供給可否データに基づいて前記指定手段により指定された当該流体供給手段と併用供給可能と判定され、且つ尿素水を供給する他の流体供給手段による流体供給を可能にすることを特徴とする流体供給システム。
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