JP6428484B2 - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のバルブリフト調整装置に適用され、電磁力により出力ピンを駆動する電磁アクチュエータに関する。
従来、コイルが発生する電磁力により、永久磁石と共に移動可能に設けられた出力ピンを駆動する電磁アクチュエータが知られている。
例えば特許文献1に開示された電磁アクチュエータは、内部に導入されたオイルによりステータ(5)内周とシャフト(2)外周との摺動面が張り付き、出力ピンの作動時間が遅くなることを防止するため、シャフト(2)の外周に通気用の溝が形成されている。
独国DE202011001412U1明細書
特許文献1の電磁アクチュエータにおいて、永久磁石(6)のステータ側に接合されたリアプレートとステータとの端面間のクリアランスが小さいと、毛細管現象により、間に残ったオイルが排出されにくい。すると、オイルの粘性により端面同士が張り付き、出力ピンの作動時間が遅くなったり、ばらついたりするという問題がある。
また、リアプレートとステータとの端面間のクリアランスを大きくすると、オイルが排出されやすくなる反面、磁気ギャップにより、リアプレートを後退限で保持する保持力が低下するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて創作されたものであり、その目的は、後退限での保持力を維持しつつ、リアプレートとステータとの端面間に残ったオイルの排出性を向上させる電磁アクチュエータを提供することにある。
本発明は、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用され、電磁力により出力ピンを駆動する電磁アクチュエータであって、出力ピンと、永久磁石と、リアプレートと、ステータと、コイルとを備える。
出力ピンは、バルブリフト調整装置のカムシャフトに対し前進可能に設けられ、且つ、カムシャフトに当接した先端部がカムシャフトのトルクにより後退方向に押し戻される。
板状の永久磁石は、出力ピンの基端部において軸方向の両端が互いに異なる極性となるように着磁され、出力ピンと共に移動する。
リアプレートは、軟磁性体で形成され、永久磁石に対し出力ピンの基端側で永久磁石に接合されている。
ステータは、軟磁性体で形成され、リアプレートに対し永久磁石とは反対側で対向する対向部の端面の一部に、「オイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能な一つ以上の凹部」が形成され、外周に沿って対向部の端面を構成する周縁部が設けられている。
コイルは、通電時、永久磁石の磁界と逆方向の磁界を生成しステータとリアプレートとの間に反発力を発生させる。
この構成によると、リアプレートの端面とステータの端面との間のクリアランスが比較的小さくても、リアプレートの端面と凹部の底面との間のクリアランスを比較的大きく確保することができる。したがって、凹部において毛細管現象の発生を回避し、凹部に進入したオイルの自重によってオイルを排出させることができる。また、凹部以外の部分では、クリアランスの小さい対向部端面の総面積を確保し、保持力を維持することができる。
凹部から一旦オイルが排出し始めると、凹部に空気が入り、オイルの排出が更に促進される。よって、本発明では、保持力を維持しつつ、オイルの粘性抵抗による出力ピンの作動の遅れやばらつきを防止することができる。
ステータの凹部は、出力ピンの基端側端面が当接する範囲を避けて形成されていることが好ましい。これにより、出力ピンの基端側端面の座面を適切に確保し、また、磁気力を有効に伝達することができる。ここで、「当接する範囲」とは、厳密に100%の範囲に限らず、例えば90%以上の範囲等、実質的に座面として機能する範囲であればよい。
また、出力ピンが水平方向に沿って配置されたとき、ステータの凹部は、少なくとも一部が重力方向に延びるように形成されている。具体的に本発明の第一の態様では、ステータの凹部は、中心軸を含み出力ピンが水平方向に沿って配置されたとき重力方向に延びる長形状に形成された島部と、周縁部との間に環状に形成されている。本発明の第二の態様では、ステータの凹部は、中心軸を含み出力ピンが水平方向に沿って配置されたとき重力方向に延びる長形状に形成され、上端及び下端が周縁部に接続された島部と、周縁部との間に、中心軸を通る鉛直線に対し線対称に二つ形成されている。これにより、凹部のオイルが下方に落ちやすくなる。ここで、水平方向とは厳密な水平に限らず、「水平方向に沿って配置された」とは、おおよそ横に向いた状態を意味する。
本発明の第1実施形態による電磁アクチュエータの非通電時(出力ピン後退時)の断面図である。 図1の電磁アクチュエータの通電時(出力ピン前進時)の断面図である。 図1のIII部拡大図である。 図3のIV−IV線方向に視たステータの図である。 図4のステータの凹部深さのバリエーションを示す断面図である。 ステータとリアプレートとのクリアランスが(a)小、(b)大のときのオイル排出性を説明する図である。 本発明の第2実施形態によるステータの図である。 本発明の第3、第4実施形態によるステータの図である。 本発明の第5、第6実施形態によるステータの図である。 本発明の第7、第8実施形態によるステータの図である。 本発明の第9、第10実施形態によるステータの図である。 本発明の第11、第12実施形態によるステータの図である。
以下、本発明の実施形態による電磁アクチュエータを図面に基づいて説明する。この電磁アクチュエータは、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用される。
(第1実施形態)
第1実施形態の電磁アクチュエータの構成について、図1〜図6を参照して説明する。図1、図2に示すように、電磁アクチュエータ10は、エンジンヘッド90の取付穴92に取り付けられ、バルブリフト調整装置のカムシャフト94に対して出力ピン60を作動させる。また、図中に重力方向を示すように、電磁アクチュエータ10は、出力ピン60がおおよそ水平方向に沿って設置されているものとする。
以下、出力ピン60がカムシャフト94に近づく方向に作動することを「前進する」といい、出力ピン60がカムシャフト94から離れる方向に作動することを「後退する」という。
図1は、出力ピン60が後退限にある状態を示し、図2は、出力ピン60が前進限にある状態を示している。また、出力ピン60のカムシャフト94側の端部を先端部64といい、先端部64とは反対側の端部を基端部61という。
バルブリフト調整装置の全体構成は周知であるため、図示及び詳しい説明を省略する。電磁アクチュエータ10は、回転軸をCとするカムシャフト94の回転に伴って出力ピン60が短径Ra側に対向しているとき、コイル51に通電して発生する電磁力により出力ピン60を前進させる。
一方、出力ピン60の先端部64がカムシャフト94に当接した状態で長径Rb側が出力ピン60に向くようにカムシャフト94が回転すると、出力ピン60は、カムシャフト94のトルクにより後退方向に押し戻される。このとき、引込みストロークLuの位置までは押し戻され、引込みストロークLuの位置から後退限までは、電磁アクチュエータ10自体の永久磁石40の磁力によって後退する。
続いて、電磁アクチュエータ10の詳細な構成について説明する。電磁アクチュエータ10は、大きく分けて、エンジンヘッド90に固定される静止部13と、軸方向に往復移動する可動部14とに分けられる。静止部13及び可動部14は、中心軸O(図3、図4参照)に対して同軸に設けられている。
静止部13は、コイル51、ステータ521、ヨーク55等を含む。
コイル51は、ステータ521に外挿されたボビン50の外周に巻線が巻回されることで構成される。ボビン50は樹脂で形成され、コイル51の巻線とステータ521とを絶縁する。コイル51に対し可動部14と反対側には、コネクタ部17と一体に樹脂モールド部16が設けられている。図示しない外部の電源からコネクタ部17のターミナル18を経由して通電されることにより、コイル51は磁界を生成する。この磁界により発生する電磁力の作用については後述する。
ステータ521は、軟磁性体で形成され、永久磁石40に対し出力ピン60の基端側に設けられる。ステータ521の大部分はコイル51の径内側に位置し、コイルコアとして機能する。ステータ521の可動部14側の端部には、外径が比較的大きく、可動部14のリアプレート44と広い面積で対向する対向部54を有している。
図4において、破線ハッチングは対向部端面540を示す。図4に示すように、対向部54の端面540には凹部211が形成されている。特に第1実施形態の凹部211は、対向部端面540を構成する周縁部210と中央の島部219との間に環状に形成されている。周縁部210は、ステータ521の外周に沿って設けられている。島部219は、中心軸Oの周りの、出力ピン60の基端側端面62が当接する範囲(破線図示)を含むように設けられている。
ただし、図4に示すように、基端側端面62が当接する範囲の100%が島部219に含まれていなくてもよい。例えば、当接範囲の90%以上の範囲というように、実質的に座面として機能する範囲が島部219に含まれるようにすればよい。
また、凹部211について「環状」とは、単に中央部の周囲を取り囲む形状であることを意味し、幅が一定である等の「輪」の概念に限定解釈されるものではない。
ここで、重力方向に対応し、紙面の上下方向を、現実に配置された部材の上下方向又は縦方向として記載すると、島部219は、重力方向に延びる縦長形状に形成されている。したがって、島部219を取り囲む凹部211は、鉛直線Vに対し線対称となっている。
この凹部211には、スリーブ70のオイル通路76を経由して導入されたオイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能である。
凹部211の深さ方向の形状は、例えば図5(a)、(b)、(c)のいずれの形状を採用してもよい。図5(a)に示す形状では、凹部211の底面200までの深さDaは比較的浅く設定されており、開口の縁に面取205が形成されている。図5(b)に示す形状では、凹部211の底面200までの深さDbは比較的深く設定されており、開口の縁に面取205が形成されている。図5(c)に示す形状では、凹部211の底面200までの深さDcは比較的深く設定されており、面取は形成されていない。
凹部211が深い方が排出性が良くなる反面、磁気伝達力は低下する傾向にあるため、それらのバランスから、最適な仕様を決めることが好ましい。なお、面取は、製造上の理由等により、適宜設定すればよい。
次に、ヨーク55は、軟磁性体で、コイル51や可動部14とほぼ同軸の筒状に形成されている。ヨーク55の内側にはコイル51、ステータ521及び樹脂モールド部16等が収容されており、ステータ521と当接又は近接する部位において、相互に磁気が伝達される。
樹脂モールド部16の外周、及びステータ521の対向部54の外周には、それぞれ、ヨーク55の内周との間のシールを確保するシールリング81、82が設けられている。シールリング82を収容するスペースをボビン50側に形成するため、ステータ521の対向部54は、周縁部が比較的、肉薄に形成されている。
また、可動部14が移動する軸方向範囲では、ヨーク55の内周壁56は、フロントプレート45の外周壁46と対向している。したがって、ヨーク55は、ステータ521及びフロントプレート45を経由する磁気回路を形成する。フロントプレート45の外周壁46と対向する範囲では、ヨーク55は、ほぼ直筒状に、すなわち内周壁56の内径がほぼ一定となるように形成されている。
ヨーク55のスリーブ70側の開口部には、エンジンヘッド90への取り付けに用いられる鍔部59が形成されている。
スリーブ70は、基部71及び筒部73等を含む。基部71は、エンジンヘッド90の取付穴92に挿入される。基部71の外周には、取付穴92の内周との間のシールを確保するシールリング83が設けられる。基部71のコイル51側の端面72は、フロントプレート45の前端面457(図3参照)と対向する。端面72の周囲には、基部71を軸方向に貫通するオイル通路76が形成されている。エンジン内のオイルは、オイル通路76を経由して可動部14の周囲に導入される。
筒部73は、先端面74がカムシャフト94に対向するように基部71から突出している。また、筒部73の中心軸に沿って、出力ピン60が挿通される挿通穴75が形成されている。
次に可動部14の説明に移る。可動部14は、永久磁石40、リアプレート44、フロントプレート45、出力ピン60等を含み、共に移動する。
永久磁石40は、径方向の断面形状が円形の板状であり、出力ピン60の基端部61に固定されている。永久磁石40は、例えばリアプレート44側がN極、フロントプレート45側がS極(図3参照)というように軸方向に着磁されている。なお、N極及びS極の配置は逆であってもよい。
リアプレート44及びフロントプレート45は軟磁性体で形成され、それぞれ、永久磁石40に対し出力ピン60の基端側(コイル51側)、及び先端側(スリーブ70側)で永久磁石40に接合されている。図3に例示する磁極配置の場合、リアプレート44はN極、フロントプレート45はS極とみなされる。
以下、リアプレート44のコイル51側の端面を後端面443、フロントプレート45のスリーブ70側の端面を前端面457という。また、リアプレート44及びフロントプレート45の永久磁石40側の端面を、それぞれ接合面444、454という。
出力ピン60は、摺動部65の外径がスリーブ70の挿通穴75の内径を摺動可能に設けられる。本実施形態では、出力ピン60の基端部61が、永久磁石40、リアプレート44及びフロントプレート45の中心部に形成された穴に貫通し、各部材と固定される。出力ピン60の基端部端面62は、リアプレート44の後端面443から突出し、ステータ521の対向部端面540と対向する。
なお、この構成では、リアプレート44とフロントプレート45との磁気短絡を防止するため、出力ピン60は非磁性体で形成されている。
図1、図3に示す非通電状態では、リアプレート44の後端面443とステータ521の対向部端面540との間に磁気吸引力が発生している。この磁気吸引力は、少なくとも引込みストロークLuの位置から後退限まで可動部14を吸引可能であり、後退限では、可動部14を保持する「保持力」として作用する。また、後退限では、出力ピン60の基端部端面62は、ステータ521の対向部端面540を構成する島部219に当接する。
永久磁石40の磁気吸引力によって可動部14が後退限に保持されたとき、破線矢印ΦMで示すように「永久磁石40のN極→リアプレート44→ステータ521→ヨーク55→フロントプレート45→永久磁石40のS極」というルートで磁気回路が生成される。
この磁気回路において、ヨーク55の内周壁56とフロントプレート45の外周壁46との隙間は磁気ギャップとなるため、できるだけ小さく設定されることが好ましい。
一方、ヨーク55の内周壁56とリアプレート44及び永久磁石40との間は、磁気が短絡することを防止するため、磁気ギャップを大きめに確保する必要がある。そのため、フロントプレート45の外径は、永久磁石40の外径よりも大きく形成されている。
コイル51は、通電時、永久磁石40の磁界と逆方向の磁界を生成する。例えば図3に示す磁極配置の場合、ステータ521のコネクタ部17側がS極、対向部54側がN極となる磁界を生成する。言い換えれば、そのような磁界が生成されるように、コイル51の巻線方向や電流の通電方向が設定される。
すると、リアプレート44とステータ521の対向部54とが同極となるため、リアプレート44の後端面443とステータ521の対向部端面540との間に電磁力としての反発力が発生する。この反発力によって、可動部14は、後退限から前進する。
フロントプレート45の前端面457がスリーブ70の端面72に近づくと、図2に示すように、前端面457とスリーブ端面72との間の磁気吸引力により、可動部14は前進限に保持される。
(作用効果)
(1)まず、リアプレート44とステータ521との間に残ったオイルLの排出性に関して図6を参照する。図6(a)に示すように、ステータ521とリアプレート44との間のクリアランスが比較的小さいと、毛細管現象により、端面間のオイルLは排出されにくい。すると、オイルLの粘性により端面同士が張り付き、出力ピン60の作動時間が遅くなったり、ばらついたりするという問題がある。
一方、ステータ521とリアプレート44との間のクリアランスが比較的大きいと、オイルLは自重で落下し排出される。しかしその反面、対向部端面540の全体をリアプレート44から遠ざけると、磁気ギャップにより保持力が低下するという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、ステータ521の対向部端面540の一部に、「クリアランスの大きい部分」として凹部211を形成する。この凹部211にはオイルLが進入可能であり、且つ進入したオイルLが自重によって排出可能である。
これにより、リアプレート44の端面443と凹部211の底面との間のクリアランスを比較的大きく確保することができる。したがって、凹部211において毛細管現象の発生を回避し、凹部211に進入したオイルの自重によってオイルを排出させることができる。また、凹部211以外の部分である周縁部210及び島部219では、クリアランスの小さい」対向部端面540の総面積を確保し、保持力を維持することができる。
凹部211から一旦オイルLが排出し始めると、凹部211に空気が入り、オイルLの排出が更に促進される。よって、本実施形態では、保持力を維持しつつ、オイルLの粘性抵抗による出力ピン60の作動の遅れやばらつきを防止することができる。
(2)ステータ521の対向部端面540において、出力ピン60の基端側端面62が当接する範囲には島部219が設けられている。つまり、凹部211は、出力ピン60の基端側端面62が当接する範囲を避けて形成されている。これにより、出力ピン60の基端側端面62の座面を適切に確保し、また、磁気力を有効に伝達することができる。
言い換えれば、基端側端面62の当接範囲のうち、少なくとも座面としての機能を確保し、磁気力を有効に伝達可能な面積を有する範囲が島部219に含まれればよい。
(3)電磁アクチュエータ10の出力ピン60が水平方向に沿って配置されたとき、ステータ521の凹部211は、縦長形状の島部219を取り囲んで重力方向に延びるように形成されている。これにより、凹部211に進入したオイルLの流れが凹部211の内壁に沿って重力方向に誘導されるため、オイルLが下方に落ちやすくなる。
(4)ステータ521は、外周に沿って対向部端面540を構成する周縁部210が設けられている。これにより、保持力を維持するための対向部端面540の総面積を有効に確保することができる。また、周縁部210を凹ませないことにより、対向部54の外周にシールリング82を収容するスペースを形成するための肉厚の確保に有利となる。
[第2〜第12実施形態]
以下、ステータの凹部形状のバリエーションに関する第2〜第12実施形態について、図7〜図12を参照して説明する。図7〜図12では、図4と同様に、対向部端面540を破線ハッチングで示す。第2〜第12実施形態の全てにおいて、凹部は、「オイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能」に形成されている。また、凹部は、出力ピン60の基端側端面62が当接する範囲を避けて形成されている。
さらに、第2〜第12実施形態では、凹部の平面形状以外の構成は第1実施形態と同様であり、図示を省略する。例えば凹部の深さに関しては、図5の各パターンを全ての実施形態に適用可能である。
また、図中に重力方向を記した第3、第4、第9、第10実施形態では、紙面の上下方向を、現実に配置された部材の上下方向又は縦方向として記載する。
各実施形態における部材の符号について、ステータは、第1実施形態の「521」に続けて「522」〜「532」を実施形態順に付す。凹部は、ステータの下2桁の後ろに、数に応じて「1、2・・・」を昇順で付す。対向部端面540を構成する周縁部は、ステータの下2桁の後ろに「0」を付す。また、対向部端面540を構成する島部は、ステータの下2桁の後ろに、数に応じて「9、8・・・」を降順で付す。
なお、特許請求の範囲における凹部及び周縁部の参照符号の記載は、煩雑になることを防ぐため、詳細を省略して記載する。
また、各実施形態を実現するためのステータの製造方法に関して、例えば凹部が円形に形成された形態は、回転工具による切削加工で凹部を形成することが容易であると推認される。一方、島部が円形に形成された形態は、鍛造型等を用いる製造方法に向いていると推認される。しかし、各実施形態についての具体的な製造方法は問わない。したがって、例えば円形で図示した凹部は、必ずしも刃物で切削されることを意図したものではない。
(第2実施形態)
図7に示す第2実施形態のステータ522は、第1実施形態と同様に、周縁部220と中央の島部229との間に環状の凹部221が形成されている。島部229は、中央部から放射状に複数(例えば4つ)の突起部がつながっている。
第2実施形態では、重力方向に対する指向性を明確に有しない回転対称系の形状が採用される。この明細書では、360°を3方向以上に均等分割した形状を回転対称系の形状という。以下の回転対称系の実施形態では、電磁アクチュエータ10の製造時において、少なくともオイル排出に関連する範囲でのステータの組付方向の管理が不要となる。
(第3、第4実施形態)
図8に示す第3、第4実施形態のステータ523、524は、重力方向に延びる縦長の凹部が鉛直線Vに対し線対称に2つ形成されている。
図8(a)に示す第3実施形態のステータ523は、第1実施形態に対し、中央縦長の島部239が上下に延長され周縁部230と一体に設けられている。2つの凹部231、232は三日月状を呈している。
図8(b)に示す第4実施形態のステータ524は、第3実施形態に対し、さらに中央縦長の島部249の横幅を一定としたものである。島部249は、上端及び下端が周縁部240と一体に設けられている。2つの凹部241、242は略半円状を呈している。
第3、第4実施形態では、凹部231、232又は凹部241、242に進入したオイルが下方に落ちやすくなる。
(第5、第6実施形態)
図9に示す第5、第6実施形態のステータ525、526は、回転対称系の4つの凹部が形成されている。
図9(a)に示す第5実施形態のステータ525は、4つの円形の凹部251〜254が出力ピン60の基端側端面62の当接部を避けて形成されている。図9(b)に示す第6実施形態のステータ526は、4つの略扇形の凹部261〜264が出力ピン60の基端側端面62の当接部を避けて形成されている。第5、第6実施形態のいずれも、凹部同士の間の部分は、周縁部250、260と一体につながっている。
(第7、第8実施形態)
図10に示す第7、第8実施形態のステータ527、528は、第1〜第6実施形態のように周縁部を有しておらず、回転対称系の島部のみで対向部端面540を構成する。
図10(a)に示す第7実施形態のステータ527は、中央の円形の島部279と、島部279の周囲に配置された複数(例えば4つ)の円形の島部275〜278とが一体につながった形に設けられている。図10(b)に示す第8実施形態のステータ528は、第2実施形態に類似する島部289と、島部289の周囲に離散して配置された複数(例えば4つ)の円形の島部285〜288とが設けられている。
例えば周縁部の肉厚を確保する等の理由が特に無い場合、周縁部が対向部端面540を構成しなくてもよい。ただし、保持力を維持するため、対向部端面540の総面積を確保する必要がある。そのため、第7、第8実施形態では、中央の島部279、289の周囲に複数の島部275〜278、285〜288をバランス良く配置し、対向部端面540の総面積を有効に確保している。
(第9、第10実施形態)
図11に示す第9、第10実施形態のステータ529、530は、周縁部の一部が欠落し、凹部がステータの外周に連通している。
図11(a)に示す第9実施形態のステータ529は、第4実施形態に対し、鉛直線Vの一方(例えば左側)の凹部291が下方の外周に連通し、他方(例えば右側)の凹部292が上方の外周に連通している。また、凹部291側の半周縁部297の上端、及び、凹部292側の半周縁部298の下端は、中央縦長の島部299に連続している。すなわち、鉛直線Vの一方側と他方側とが中心軸Oに対し点対称に形成されている。
図11(b)に示す第10実施形態のステータ530は、中央縦長の島部309の両側に、重力方向に延びる直線溝状の凹部301、302が鉛直線Vに対し線対称に形成されている。さらに凹部301、302の両側には対向部端面540を構成する壁部307、308が鉛直線Vに対し線対称に形成されている。
第9、第10実施形態では、第3、第4実施形態と同様に、凹部291、292又は凹部301、302に進入したオイルが下方に落ちやすくなる。
なお、実開平5−71563号公報には、可動部材を吸着するソレノイド装置の吸着面および可動部材の被吸着面のいずれか一方側に複数の溝を形成した流体制御用ソレノイド弁が開示されている。しかし、この文献の図2に開示されたV字形溝は、第10実施形態の凹部301、302と比べて明らかに幅が狭く、オイルが自重によって排出可能なものではない。すなわち、上記文献に開示された技術は、複数の溝により、吸着面と被吸着面との間に介在するオイルの「表面張力の低減」を図ったものに過ぎず、オイルの排出性の向上という目的を達成することはできない。
それに対し、第10実施形態の凹部301、302は、「オイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能」に形成されていることを特徴とする。要するに、第10実施形態の凹部301、302は、実開平5−71563号公報に開示された複数の溝とは、根本的に異なる技術思想に基づくものである。
(第11、第12実施形態)
図12に示す第11、第12実施形態のステータ531、532は、周縁部310、320と中央の島部319、329との間に環状の凹部が形成されているという点で、第1、第2実施形態と共通している。ただし、第11、第12実施形態では、複数の凹部の結合により環状の凹部が形成されている。
図12(a)に示す第11実施形態のステータ531は、複数(例えば4つ)の大径の円形凹部311〜314と小径の円形凹部315〜318とを円周上に少しずつ重ねて配置することで環状の凹部が形成されている。図12(b)に示す第12実施形態のステータ532は、複数(例えば5つ)の同一径の円形凹部321〜325を円周上に少しずつ重ねて配置することで環状の凹部が形成されている。
このように、第2〜第12実施形態のステータ522〜532は、いずれも、対向部端面540の一部に形成された一つ以上の凹部により、保持力を維持しつつ、リアプレート44とステータ522〜532との端面間に残ったオイルの排出性を向上させることができる。よって、電磁アクチュエータ10は、粘性抵抗による出力ピン60の作動の遅れやばらつきを防止することができる。
(その他の実施形態)
(ア)電磁アクチュエータ10の可動部14における部材同士の接合について、出力ピン60がフロントプレート45、永久磁石40及びリアプレート44の3部材を貫通する形態に限らない。例えば、リアプレート、永久磁石及びフロントプレートの3部材が予め接合され、その接合体のフロントプレート部分に出力ピンの基端部を接合するようにしてもよい。
この形態では、出力ピンが跨がって当接することによるリアプレート、フロントプレート間の磁気短絡は生じないため、出力ピンを軟磁性体で形成してもよい。また、出力ピンの基端部は、フロントプレートに機械的に固定されるのでなく、磁気吸引力で吸着されてもよい。つまり、可動部の各部材は一体に設けられる必要はなく、「共に移動可能」であればよい。
(イ)上記実施形態の通り、可動部14の後退限で出力ピン60の基端側端面62が対向部端面540に当接する構成では、中央部に島部を設け、座面を確保する必要がある。ただし、可動部14の後退限を規制する箇所を他に設ける場合には、中央部に凹部を形成してもよい。
(ウ)その他、ステータの対向部端面に凹部が形成されるという構成以外の電磁アクチュエータの各部の構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、ステータ、ヨーク等の磁気回路構成部材の形状や位置関係は適宜変更してよい。
(エ)本発明は、静止部及び可動部を2組以上備える電磁アクチュエータに適用されてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
10 ・・・電磁アクチュエータ、
211、221、231、232、241、242、251〜254他 ・・・凹部、
40 ・・・永久磁石、
44 ・・・リアプレート、
51 ・・・コイル、
521〜532・・・ステータ、
54 ・・・対向部、 540・・・対向部端面、
60 ・・・出力ピン、
61 ・・・基端部、 62 ・・・基端側端面、 64 ・・・先端部、
94 ・・・カムシャフト。

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用され、電磁力により出力ピンを駆動する電磁アクチュエータであって、
    前記バルブリフト調整装置のカムシャフト(94)に対し前進可能に設けられ、且つ、前記カムシャフトに当接した先端部(64)が前記カムシャフトのトルクにより後退方向に押し戻される出力ピン(60)と、
    前記出力ピンの基端部(61)において軸方向の両端が互いに異なる極性となるように着磁され、前記出力ピンと共に移動する板状の永久磁石(40)と、
    軟磁性体で形成され、前記永久磁石に対し前記出力ピンの基端側で前記永久磁石に接合されたリアプレート(44)と、
    軟磁性体で形成され、前記リアプレートに対し前記永久磁石とは反対側で対向する対向部(54)の端面(540)の一部に、オイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能な一つ以上の凹部(211)が形成され、外周に沿って前記対向部の端面を構成する周縁部(210)が設けられたステータ(521)と、
    通電時、前記永久磁石の磁界と逆方向の磁界を生成し前記ステータと前記リアプレートとの間に反発力を発生させるコイル(51)と、
    を備え
    前記ステータの前記凹部は、中心軸を含み前記出力ピンが水平方向に沿って配置されたとき重力方向に延びる長形状に形成された島部(219)と、前記周縁部との間に環状に形成されていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用され、電磁力により出力ピンを駆動する電磁アクチュエータであって、
    前記バルブリフト調整装置のカムシャフト(94)に対し前進可能に設けられ、且つ、前記カムシャフトに当接した先端部(64)が前記カムシャフトのトルクにより後退方向に押し戻される出力ピン(60)と、
    前記出力ピンの基端部(61)において軸方向の両端が互いに異なる極性となるように着磁され、前記出力ピンと共に移動する板状の永久磁石(40)と、
    軟磁性体で形成され、前記永久磁石に対し前記出力ピンの基端側で前記永久磁石に接合されたリアプレート(44)と、
    軟磁性体で形成され、前記リアプレートに対し前記永久磁石とは反対側で対向する対向部(54)の端面(540)の一部に、オイルが進入可能であり、且つ進入したオイルが自重によって排出可能な一つ以上の凹部(232、242)が形成され、外周に沿って前記対向部の端面を構成する周縁部(230、240)が設けられたステータ(523、524)と、
    通電時、前記永久磁石の磁界と逆方向の磁界を生成し前記ステータと前記リアプレートとの間に反発力を発生させるコイル(51)と、
    を備え
    前記ステータの前記凹部は、中心軸を含み前記出力ピンが水平方向に沿って配置されたとき重力方向に延びる長形状に形成され、上端及び下端が前記周縁部に接続された島部(239、249)と、前記周縁部との間に、前記中心軸を通る鉛直線に対し線対称に二つ形成されていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  3. 前記ステータの前記凹部は、前記出力ピンの基端側端面(62)が当接する範囲を避けて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
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