JP6428319B2 - 補剛部材 - Google Patents

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本発明は、アンカー部材に近接させてコンクリート内部に設けられる補剛部材に関する。
従来から、建築物等の基礎として設けられるコンクリート基礎にアンカー部材を埋め込み、建築物の構造部材とコンクリート基礎とをアンカー部材を介して接合させる接合構造が提案されている。ここで、アンカー部材は、軸方向の引抜力が作用したときに、コンクリートとアンカー部材との間に生じる付着力等により、コンクリート基礎に荷重伝達がなされるものとなる。
アンカー部材に高い引抜力が作用する場合には、アンカー部材の埋込深さを深くしてコンクリートとの付着面積を大きくすることで高い引抜力に抵抗させるものとすることもできるが、アンカー部材を埋め込む長さが増加することで、接合箇所で施工性低下等が生じるおそれがある。このため、従来の接合構造は、接合箇所での施工性低下等を防止するために、定着板又は穴あきジベルを設けることで、アンカー部材の埋込深さが浅い場合でも、接合箇所で所期の接合耐力を実現するものとしている。
これらの接合構造では、板状のアンカー部材として穴あきジベルを設ける構造とすること、又は、アンカー部材の端部に定着板を設ける構造とすることで、高い引抜力に対する所期の接合耐力を実現するものである。しかし、これらの接合構造では、コンクリート基礎へのアンカー部材の埋込深さが浅くなることで、アンカー部材の端部からコンクリートにコーン状破壊が生じるものとなり、構造部材と基礎梁との接合耐力が低下するおそれがあった。
アンカー部材が埋設されたコンクリート部材のコーン状破壊の抑制効果を向上させることを目的として、例えば、特許文献1に開示されるコンクリート部材補強構造が提案されている。特許文献1に開示されたコンクリート部材補強構造は、湾曲した部位を備える非直線部材が、コンクリート部材のコーン状破壊部と梁等の本体部とに跨って設けられることで、アンカー部材の端部周辺のコンクリートの拘束力を大きくするものとなる。
また、特許文献2に開示されたアンカーボルト保持具は、鉄筋が埋設されたコンクリートにアンカーボルトを容易かつ正確に設置することのできるアンカーボルト保持具を提供するものである。特許文献2に開示されたアンカーボルト保持具は、帯状の金属板を折り曲げた掛止め部材と支持部材とを用いて、掛止め部材の挿通孔と支持部材のセット孔とに挿通したアンカーボルトが、挿通孔の外縁に固着された線バネのバネ力により直立保持されるものとなる。
特開2011−21434号公報 特開2001−20295号公報
しかし、特許文献1に開示されるコンクリート部材補強構造は、コーン状破壊部と本体部とに跨って非直線部材の傾倒鉄筋が設けられて、コンクリートと傾倒鉄筋の周面との付着力によりコンクリートと傾倒鉄筋との間で力を伝達するものであるが、傾倒鉄筋の軸方向の両端部でコンクリートへの定着が行われていない。
このため、特許文献1に開示されるコンクリート部材補強構造は、コンクリート部材と傾倒鉄筋との定着を十分なものとするために、傾倒鉄筋の外径を増大させて周面の付着面積を増加させることもできるが、傾倒鉄筋の軸方向に伝達される引抜力の増大に伴い、傾倒鉄筋の外径を著しく増大させることが必要となるため、コンクリート部材に非直線部材が埋め込まれるという制約上、コンクリート部材と傾倒鉄筋との定着力の向上に限界があるという問題点があった。
また、特許文献1に開示されるコンクリート部材補強構造は、複数の環状鉄筋と傾倒鉄筋とを組み合わせることで非直線部材が形成されるため、非直線部材の部材数が多大となるとともに、複数の環状鉄筋と傾倒鉄筋との接合作業が多大となることで、非直線部材の加工性が低下するおそれがあり、傾倒鉄筋の外径を著しく増大させることで、非直線部材の材料コスト及び製作コストも増大するおそれがあるという問題点があった。
さらに、特許文献2に開示されたアンカーボルト保持具は、アンカーボルトの直立保持性を向上させるものであり、コンクリートのコーン状破壊を抑制させるものとなっていない。また、特許文献2に開示されたアンカーボルト保持具は、ハット形状の支持部材のフランジが平坦に形成されるため、支持部材のフランジとコンクリートとの間で荷重を伝達させる機構が確保されておらず、コンクリート部材と支持部材との定着が不十分なものとなるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、アンカー部材の定着箇所でのコンクリートのコーン破壊を抑制することで、アンカー部材とコンクリートとの定着強度を向上させることのできる補剛部材を提供することにある。
第1発明に係る補剛部材は、アンカー部材に近接させてコンクリート内部に設けられる補剛部材であって、コンクリート内部で上側に配置される上フランジ板と、コンクリート内部で下側に配置される下フランジ板と、前記上フランジ板及び前記下フランジ板に連設されるウェブ板とを備え、前記上フランジ板及び前記下フランジ板は、高さ方向に屈曲するリブ部が形成されて、又は、板厚方向に貫通する貫通孔が形成されることで、コンクリート内部での相対移動を抑制するためのずれ止め加工が施されて、コンクリートに定着させて設けられることを特徴とする。
発明に係る補剛部材は、第1発明において、前記ウェブ板は、コンクリートがアンカー部材から引抜力を受けたときのコンクリート内部のコーン破壊面を跨ぐように設けられて、前記上フランジ板が前記コーン破壊面の上側に配置されるとともに、前記下フランジ板が前記コーン破壊面の下側に配置されることを特徴とする。
発明に係る補剛部材は、第1発明又は第2発明において、前記ウェブ板は、22°以上、49°以下の傾斜角度で、アンカー部材の軸方向に対して傾斜させて設けられることを特徴とする。
発明に係る補剛部材は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記上フランジ板は、アンカー部材が埋め込まれるコンクリートの上端面から離間した離間距離duが、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして設けられることを特徴とする。ここで、L:コンクリートの上端面からアンカー部材の下端部までの延長(L≧56mm)とする。
[数1]
50mm≦du≦0.9×L ・・・(1)
第1発明〜第5発明によれば、ウェブ板の上側端部及び下側端部を固定した補剛部材が、コンクリート内部に設けられることで、コンクリートがコーン破壊する時点の引抜力が向上して、アンカー部材の定着箇所でのコンクリートのコーン破壊を抑制するため、アンカー部材とコンクリートとの定着強度を向上させることが可能となる。
特に、第発明によれば、ウェブ板の上側端部及び下側端部が固定されるとともに、コーン破壊面を跨ぐようにウェブ板がコンクリート内部に設けられて、コーン破壊面の上側から下側まで、コンクリートが連続して拘束されることで、主に、コンクリート内部にコーン破壊面が形成される前の段階で、コンクリートのコーン破壊を抑制することが可能となり、また、コンクリート内部にコーン破壊面が形成された後の段階でも、コンクリートのコーン破壊の促進を抑制することが可能となる。
特に、第発明によれば、22°以上、49°以下の傾斜角度で、アンカー部材の軸方向に対してウェブ板が傾斜させて設けられることで、コンクリートがコーン破壊する時点の引抜力を著しく向上させることが可能となる。
特に、第発明によれば、コンクリートの上端面から上フランジ板までの離間距離duが、上記(1)式により規定される関係を満足することで、建築物の基礎等となるコンクリートで所定のかぶり厚を確保しながら、コンクリートがコーン破壊する時点の引抜力を著しく向上させることが可能となる。
本発明を適用した補剛部材に挿通させたアンカー部材を示す斜視図である。 本発明を適用した補剛部材が設けられたコンクリート内部を示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材に隣接させたアンカー部材を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用した補剛部材でずれ止め加工として形成された貫通孔を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した補剛部材で上フランジ板及び下フランジ板の全部にずれ止め加工として形成されたリブ部を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した補剛部材で上フランジ板及び下フランジ板の一部にずれ止め加工として形成されたリブ部を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した補剛部材で相対移動を抑制することのできる貫通孔を示す正面図であり、(b)は、そのリブ部を示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材で上フランジ板及び下フランジ板に貫通孔が形成されてウェブ板がコーン破壊面を跨ぐように設けられた状態を示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材で上フランジ板及び下フランジ板にリブ部が形成されてウェブ板がコーン破壊面を跨ぐように設けられた状態を示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材がコンクリート内部に設けられるときの効果を検証するFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材がコンクリート内部に設けられた状態と設けられない状態との引抜力の比較を示すグラフである。 本発明を適用した補剛部材でコーン破壊面を跨ぐようにウェブ板が設けられるときの効果を検証するFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材でコーン破壊面を跨ぐようにウェブ板が設けられた状態と設けられない状態との最大引抜力比の比較を示すグラフである。 本発明を適用した補剛部材でウェブ板の最適な傾斜角度を検証するFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材でウェブ板の各々の傾斜角度における最大引抜力比を示すグラフである。 本発明を適用した補剛部材がコンクリート内部に設けられるときの最適な配置を検証するFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した補剛部材がコンクリート内部に設けられるときの各々の配置における最大引抜力比を示すグラフである。 本発明を適用した補剛部材でコンクリートのかぶり厚を示す正面図である。
以下、本発明を適用した補剛部材1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した補剛部材1は、図1に示すように、主に、木造住宅やスチールハウス等の建築物において、建築物の柱材や土台等の構造部材に連結されたアンカー部材5と、建築物の基礎等として設けられたコンクリート6とを接合させる定着箇所7に設けられるものである。
コンクリート6は、図2に示すように、建築物の基礎等として地盤面8の上方に設けられるものであり、建築物の下方に形成される上端面6aから、地盤面8の上方に形成される下端面6bまで、所定の厚さ寸法Tを有するものとして設けられる。
コンクリート6は、例えば、略平坦状等に形成された上端面6aから下端面6bまで、厚さ寸法Tを200mm〜1000mm程度とする。コンクリート6は、所定の厚さ寸法Tで形成されたコンクリート内部60に、アンカーボルト等のアンカー部材5が埋め込まれる。
アンカー部材5は、建築物の構造部材からコンクリート内部60まで延びて設けられるものであり、コンクリート6の上端面6aからアンカー部材5の下端部5aまで、所定の埋込深さとなるように、コンクリート内部60に埋め込まれる。
アンカー部材5は、コンクリート内部60に所定の埋込深さで埋め込まれることで、例えば、コンクリート6の上端面6aからアンカー部材5の下端部5aまでの延長Lが、150mm〜950mm程度となる。アンカー部材5は、必要に応じて、軸直交方向Xに突出する鋼材等の定着板50が、軸方向Yの下端部5aに、ネジ止め等により取り付けられる。
アンカー部材5は、建築物の構造部材に作用した地震又は風等の外力が伝達されることで、コンクリート内部60で軸方向Yの上方に向けて所定の引抜力Pが作用する。アンカー部材5は、軸方向Yの上方に向けた引抜力Pが作用することで、アンカー部材5の外周面5bや定着板50から、コンクリート6に引抜力Pが伝達されるものとなる。
アンカー部材5は、軸方向Yの引抜力Pをコンクリート6に伝達させるため、アンカー部材5からコンクリート6が引抜力Pを受けるものとなる。アンカー部材5は、コンクリート6が受ける引抜力Pが所定の大きさとなったとき、コンクリート内部60に略円錐台形状のコーン破壊面Sを形成して、コンクリート6にコーン破壊を引き起こすものとなる。
コーン破壊面Sは、コンクリート内部60に亀裂が生じるようにして形成されて、アンカー部材5の軸方向Yに対して、45°程度の角度φで傾斜して形成される、コーン破壊面Sは、定着板50の軸直交方向Xの縁部を始点Vとして、アンカー部材5の下端部5aからコンクリート6の上端面6aに向けて略円形放射状に延びることで、下方から上方に向けて外径の大きくなる略円錐台形状に形成されるものとなる。
本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート内部60まで延びて設けられたアンカー部材5に近接させて、コンクリート内部60に埋め込まれて設けられるものであり、例えば、板厚tを0.4mm〜20mm程度とした鋼板を屈曲加工等することで、略ハット形状に形成される。
本発明を適用した補剛部材1は、略ハット形状に形成されて、コンクリート内部60で上側に配置される上フランジ板2と、コンクリート内部60で下側に配置される一対の下フランジ板3と、上フランジ板2及び下フランジ板3に連設される一対のウェブ板4とを備える。
本発明を適用した補剛部材1は、図1に示すように、上フランジ板2を板厚方向に貫通する挿通孔20が形成される。本発明を適用した補剛部材1は、アンカー部材5の外径より挿通孔20の内径を大きくすることで、上フランジ板2の挿通孔20にアンカー部材5が挿通されて、アンカー部材5に近接させて設けられるものとなる。
本発明を適用した補剛部材1は、必要に応じて、アンカー部材5が挿通された挿通孔20の上方及び下方から、アンカー部材5に螺合されたナット等により、上フランジ板2等が挟み込まれて固定されてもよい。また、本発明を適用した補剛部材1は、必要に応じて、アンカー部材5が挿通された挿通孔20の上方及び下方から、溶接により、上フランジ板2等がアンカー部材5に固定されてもよい。
本発明を適用した補剛部材1は、アンカー部材5が挿通孔20に挿通されるものに限らず、図3に示すように、アンカー部材5の側方でアンカー部材5に離間又は当接させて、アンカー部材5に近接させて設けられてもよい。また、本発明を適用した補剛部材1は、アンカー部材5の片側方のみに設けられるものに限らず、アンカー部材5の両側方に設けられてもよい。
本発明を適用した補剛部材1は、図4〜図6に示すように、上フランジ板2、下フランジ板3及びウェブ板4の各々が、奥行方向に延びる板状に形成されて、例えば、奥行寸法Bを3cm〜20cm程度とする。また、本発明を適用した補剛部材1は、例えば、上フランジ板2から下フランジ板3まで、高さ寸法Hを3cm〜50cm程度とする。
本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2と下フランジ板3とが、高さ方向で互いに離間させて配置されるとともに、上フランジ板2の幅方向の両方の端部2aと、下フランジ板3の幅方向の片方の端部3aとが、幅方向で互いに離間させて配置される。
本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2の幅方向の端部2aから、下フランジ板3の幅方向の端部3aまで、ウェブ板4が傾斜して設けられる。本発明を適用した補剛部材1は、例えば、上フランジ板2の幅寸法W1を5cm〜30cm程度、下フランジ板3の幅寸法W2を3cm〜20cm程度とする。
本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々に、所定のずれ止め加工が施されるものとなる。本発明を適用した補剛部材1は、これに限らず、上フランジ板2及び下フランジ板3だけでなく、ウェブ板4にも所定のずれ止め加工が施されてもよい。
本発明を適用した補剛部材1は、例えば、図4に示すように、上フランジ板2及び下フランジ板3を板厚方向に貫通して、1又は複数の略円形状等の貫通孔12が形成されることで、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々にずれ止め加工が施される。また、本発明を適用した補剛部材1は、図5、図6に示すように、高さ方向に連続して屈曲する略波状等のリブ部11が、上フランジ板2及び下フランジ板3の全部又は一部に形成されることで、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々にずれ止め加工が施されてもよい。
本発明を適用した補剛部材1は、これに限らず、上フランジ板2及び下フランジ板3に溶射又はショットブラスト等を実施して、上フランジ板2及び下フランジ板3の表面粗度を高めることで、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々にずれ止め加工が施されてもよい。また、本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2及び下フランジ板3に溶接ビードや鉄筋等を設けることで、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々にずれ止め加工が施されてもよい。なお、本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々に、互いに異なる種類のずれ止め加工が施されてもよい。
上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、幅方向及び奥行方向に延びて、略板状に形成されるものとなり、図7に示すように、コンクリート内部60でコンクリート6に係止されることで、コンクリート6に対する上下方向D1の相対移動が抑制されるものとなる。
上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、図7(a)に示すように、円形状等の貫通孔12が形成されることで、硬化したコンクリート6が貫通孔12に挿通されて当接されるものとなり、コンクリート内部60でコンクリート6が貫通孔12に係止されるため、コンクリート6に対する左右方向D2の相対移動が抑制されるものとなる。
上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、図7(b)に示すように、略波状等のリブ部11が形成されることで、硬化したコンクリート6にリブ部11が突出して当接されるものとなり、コンクリート内部60でリブ部11がコンクリート6に係止されるため、コンクリート6に対する左右方向D2の相対移動が抑制されるものとなる。
上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、幅方向及び奥行方向で板状に延びることで、コンクリート6に対する上下方向D1の相対移動が抑制されて、また、コンクリート内部60での左右方向D2の相対移動を抑制するためのずれ止め加工が施されて、コンクリート6に定着させて設けられるものとなる。
上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、図8に示すように、コンクリート6の上端面6aから高さ方向に離間して、上フランジ板2が所定の離間距離duで配置されるとともに、下フランジ板3が所定の離間距離dlで配置される。なお、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、図9に示すように、コンクリート6の上端面6aから上フランジ板2のリブ部11の頂点までが所定の離間距離duとなり、コンクリート6の上端面6aから下フランジ板3のリブ部11の底点までが所定の離間距離dlとなる。
また、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々は、コーン破壊面Sの始点Vよりアンカー部材5の外周面5bと略平行となるように延ばした仮想基準線Uから幅方向に離間して、上フランジ板2の端部2aまで所定の離間幅wuを有して、下フランジ板3の端部3aまで所定の離間幅wlを有する。
上フランジ板2は、アンカー部材5が埋め込まれるコンクリート6の上端面6aから、高さ方向に離間した離間距離duが、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして、コンクリート内部60に設けられる。ここで、コンクリート6の上端面6aからアンカー部材5の下端部5aまでの延長L≧56mmとする。
[数2]
50mm≦du≦0.9×L ・・・(1)
下フランジ板3は、アンカー部材5が埋め込まれるコンクリート6の上端面6aから、高さ方向に離間した離間距離dlが、下記(2)式により規定される関係を満足するものとして、コンクリート内部60に設けられる。
[数3]
dl≦L+50mm ・・・(2)
ウェブ板4は、コンクリート6がアンカー部材5から引抜力Pを受けたときのコンクリート内部60のコーン破壊面Sを跨ぐようにして、上フランジ板2の端部2aから下フランジ板3の端部3aまで、下方に向けて略直線状等に傾斜させて設けられる。ウェブ板4は、アンカー部材5の軸方向Yに対して、所定の傾斜角度θで傾斜させて形成されるものとなる。
ウェブ板4は、高さ方向でコーン破壊面Sの上側R1から下側R2まで連続して、コンクリート内部60のコーン破壊面Sを跨ぐように設けられることで、下記(3)式により規定される関係を満足するものとして、上フランジ板2がコーン破壊面Sの上側R1に配置されるとともに、下記(4)式により規定される関係を満足するものとして、下フランジ板3がコーン破壊面Sの下側R2に配置されるものとなる。
[数4]
du/L<1−wu/L ・・・(3)
[数5]
dl/L≧1−wl/L ・・・(4)
本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート内部60での相対移動を抑制するためのずれ止め加工が、上フランジ板2及び下フランジ板3の各々に施される。このとき、本発明を適用した補剛部材1は、上フランジ板2の端部2a及び下フランジ板3の端部3aの各々が、相対移動することなく、コンクリート内部60で固定されることで、上フランジ板2の端部2aと下フランジ板3の端部3aとで、ウェブ板4の上側端部4a及び下側端部4bが固定される。
ここでは、図10に示すように、本発明を適用した補剛部材1において、ウェブ板4の上側端部4aと下側端部4bとを固定した状態でモデル化し、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさについて、コンクリート内部60に補剛部材1が設けられる場合と、コンクリート内部60に補剛部材1が設けられない場合との比較検討を行う。
本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート6の上端面6aから、アンカー部材5の下端部5aまでの延長Lを600mm、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duを300mm、ウェブ板4の下側端部4bまでの離間距離dlを600mm、仮想基準線Uから、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間幅wuを25mm、ウェブ板4の下側端部4bまでの離間幅wlを325mmとして、アンカー部材5の軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを45°としたとき、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさを比較した解析結果が、図11のように示される。
図11では、コンクリート6に対するアンカー部材5の変位δが横軸に示されて、アンカー部材5の引抜力Pが縦軸に示される。ここでは、コンクリート内部60に補剛部材1が設けられる場合に、コンクリート6がコーン破壊する時点の最大の引抜力Pが21720kNとなるのに対して、コンクリート内部60に補剛部材1が設けられない場合に、コンクリート6がコーン破壊する時点の最大の引抜力Poが18582kNとなる。これにより、本発明を適用した補剛部材1は、ウェブ板4の上側端部4a及び下側端部4bを固定した補剛部材1が、コンクリート内部60に設けられることで、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pが向上して、アンカー部材5の定着箇所7でのコンクリート6のコーン破壊を抑制するため、アンカー部材5とコンクリート6との定着強度を向上させることが可能となる。
また、本発明を適用した補剛部材1は、図8に示すように、ウェブ板4の上側端部4a及び下側端部4bが固定されるとともに、コーン破壊面Sを跨ぐようにウェブ板4がコンクリート内部60に設けられるため、上フランジ板2及び下フランジ板3とコンクリート6との間で伝達した付着力が、ウェブ板4を介してコーン破壊面Sの上側R1から下側R2まで伝達されることで、コンクリート6を連続して結合することが可能となる。
これにより、本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート6のコーン破壊を抑制し、コンクリート6とアンカー部材5との接合耐力を向上させることが可能となる。また、本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート内部60にコーン破壊面Sが形成された後の段階でも、コーン破壊面Sの上側R1と下側R2とが互いに分離することのないように補剛部材1でコンクリート6が連結されており、コンクリート6のコーン破壊の促進を抑制することが可能となる。
また、図12では、本発明を適用した補剛部材1において、ウェブ板4の上側端部4aと下側端部4bとをコンクリート6に固定した状態で、ウェブ板4の下側端部4bをコーン破壊面Sの上側R1に配置した場合と、ウェブ板4の下側端部4bをコーン破壊面Sの下側R2に配置した場合とでモデル化し、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさを比較する。
ここでは、本発明を適用した補剛部材1において、コンクリート6の上端面6aから、アンカー部材5の下端部5aまでの延長Lを600mm、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duを300mm、仮想基準線Uからウェブ板4の上側端部4aまでの離間幅wuを25mm、アンカー部材5の軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを45°として、コンクリート6の上端面6aからウェブ板4の下側端部4bまでの離間距離dlを340mm〜800mmまで変化させた場合に、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさを比較した解析結果を、図13に示す。
図13では、コンクリート内部60に補剛部材1を設けた接合構造について、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pを、補剛部材1が設けられない場合の引抜力Poで除した値と、ウェブ板4の下側端部4bまでの離間距離dlとの関係を示す。
ここでは、ウェブ板4の下側端部4bまでの離間距離dlを450mm以上としたとき、コーン破壊面Sの下側R2にウェブ板4の下側端部4bが配置されて、ウェブ板4がコーン破壊面Sを跨ぐように設けられるものとなり、このとき、最大引抜力の比が4%を超え、なお且つ離間距離dlが大きくなるにつれて最大引抜力の比も大きくなり、コンクリート6がコーン破壊する時点までの接合耐力を向上させることが、解析結果からも検証される。
また、図14では、本発明を適用した補剛部材1において、コーン破壊面Sの下側R2にウェブ板4の下側端部4bを配置して、ウェブ板4の上側端部4aと下側端部4bとを固定した状態でモデル化し、コンクリート6の上端面6aから、アンカー部材5の下端部5aまでの延長Lを600mm、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duを300mm、仮想基準線Uからウェブ板4の上側端部4aまでの離間幅wuを25mmとしたとき、アンカー部材5の軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを0°〜80°程度まで変化させて、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさを比較する。
図15では、コンクリート内部60に補剛部材1を設けた接合構造について、最大引抜力の比を縦軸に示し、アンカー部材5の軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを横軸に示す。本発明の補剛部材1を適用した接合構造では、アンカー部材5の軸方向Yに対して14.9°以上、61.9°以下の傾斜角度θでウェブ板4が設けられるとき、最大引抜力の比が5%を超えて、特に、アンカー部材5の軸方向Yに対して21.8°以上、49.1°以下の傾斜角度θでウェブ板4が設けられるとき、最大引抜力の比が10%を超えるものとなる。
これにより、本発明を適用した補剛部材1は、22°以上、49°以下の傾斜角度θで、アンカー部材5の軸方向Yに対してウェブ板4が傾斜させて設けられることで、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pが著しく向上するものとなり、アンカー部材5の定着箇所7でのコンクリート6のコーン破壊を抑制し、アンカー部材5とコンクリート6との定着強度を向上させることが可能となる。
なお、本発明を適用した補剛部材1は、コーン破壊面Sの上側R1と下側R2とでウェブ板4の長さが増減した場合であっても、コンクリート6がコーン破壊するときの破壊モードが変わらないため、図14において、軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを変化させるとき、ウェブ板4の長さを増減させた条件として解析の便宜を図るものとしている。
また、図16では、本発明を適用した補剛部材1において、コーン破壊面Sの下側R2にウェブ板4の下側端部4bを配置して、ウェブ板4の上側端部4aと下側端部4bとを固定した状態でモデル化し、コンクリート6の上端面6aからアンカー部材5の下端部5aまでの延長Lを600mm、仮想基準線Uから、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間幅wuを25mm、ウェブ板4の下側端部4bまでの離間幅wlを325mm、アンカー部材5の軸方向Yに対するウェブ板4の傾斜角度θを45°としたとき、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duを320mm〜680mmまで変化させて、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pの大きさを比較する。
図17では、コンクリート内部60に補剛部材1を設けた接合構造について、最大引抜力の比を縦軸に示し、コンクリート6の上端面6aから、ウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duを、アンカー部材5の下端部5aまでの延長Lで除した値を横軸に示す。本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート6の上端面6aからウェブ板4の上側端部4aまでの離間距離duが、延長Lの0.53倍(0.53L)以上、0.9倍(0.9L)以下となるとき、最大引抜力の比が5%を超えて、特に、0.9Lとなるとき、最大引抜力の比が最大値となり、0.8L以上、0.9L以下となるとき、最大引抜力の比が10%を超えて、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pが著しく向上するものとなる。
さらに、本発明の補剛部材1を適用した建物等の基礎と構造部材との接合構造について、図18に示すように、コンクリート6の上端面6aから上フランジ板2まで、かぶり厚Cを50mm以上とすることが、コンクリート6の上端面6aの剥離を防止するために望ましいものとなり、コンクリート6の上端面6aから上フランジ板2までの離間距離duが、上記(1)式により規定される関係を満足するものとなる。
これにより、本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート6の上端面6aから上フランジ板2までの離間距離duが、上記(1)式により規定される関係を満足することで、建築物の基礎となるコンクリート6で所定のかぶり厚Cを確保しながら、コンクリート6がコーン破壊する時点の引抜力Pが著しく向上して、アンカー部材5とコンクリート6との定着強度を向上させることが可能となる。
本発明の補剛部材1を適用した建物等の基礎と構造部材との接合構造について、コンクリート6が建築物の基礎となるため、コンクリート6の下端面6bからアンカー部材5の下端部5aまで、かぶり厚Cを50mm以上とすることが望ましい。これにより、本発明を適用した補剛部材1は、コンクリート6の上端面6aから下フランジ板3までの離間距離dlが、上記(2)式により規定される関係を満足することで、コンクリート内部60に補剛部材1が収まるものとなり、建築物の基礎となるコンクリート6で所定のかぶり厚Cを確保しながら、アンカー部材5とコンクリート6との定着強度を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :補剛部材
11 :リブ部
12 :貫通孔
2 :上フランジ板
2a :端部(上フランジ板)
20 :挿通孔
3 :下フランジ板
3a :端部(下フランジ板)
4 :ウェブ板
4a :上側端部
4b :下側端部
5 :アンカー部材
5a :下端部
5b :外周面
50 :定着板
6 :コンクリート
6a :上端面
6b :下端面
60 :コンクリート内部
7 :定着箇所
8 :地盤面
S :コーン破壊面
X :軸直交方向
Y :軸方向

Claims (4)

  1. アンカー部材に近接させてコンクリート内部に設けられる補剛部材であって、
    コンクリート内部で上側に配置される上フランジ板と、コンクリート内部で下側に配置される下フランジ板と、前記上フランジ板及び前記下フランジ板に連設されるウェブ板とを備え、
    前記上フランジ板及び前記下フランジ板は、高さ方向に屈曲するリブ部が形成されて、又は、板厚方向に貫通する貫通孔が形成されることで、コンクリート内部での相対移動を抑制するためのずれ止め加工が施されて、コンクリートに定着させて設けられること
    を特徴とする補剛部材。
  2. 前記ウェブ板は、コンクリートがアンカー部材から引抜力を受けたときのコンクリート内部のコーン破壊面を跨ぐように設けられて、前記上フランジ板が前記コーン破壊面の上側に配置されるとともに、前記下フランジ板が前記コーン破壊面の下側に配置されること
    を特徴とする請求項1記載の補剛部材。
  3. 前記ウェブ板は、22°以上、49°以下の傾斜角度で、アンカー部材の軸方向に対して傾斜させて設けられること
    を特徴とする請求項1又は2記載の補剛部材。
  4. 前記上フランジ板は、アンカー部材が埋め込まれるコンクリートの上端面から離間した離間距離duが、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして設けられること
    を特徴とする請求項1〜の何れか1項記載の補剛部材。

    50mm≦du≦0.9×L ・・・(1)

    ここで、L:コンクリートの上端面からアンカー部材の下端部までの延長(L≧56mm)とする。
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