JP6428162B2 - 切断データ作成装置、切断装置、及び切断データ作成プログラム - Google Patents

切断データ作成装置、切断装置、及び切断データ作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、装飾部品が配置される複数個の穴をシート材から切断装置により切断するための切断データを作成する切断データ作成装置、切断装置、及び切断データ作成プログラムに関する。
従来、小さな粒状の装飾部品、例えばラインストーンと称される模造宝石を使用して、衣類や小物品を装飾することが行われている。ラインストーンは、衣類や小物品の表面に所望の模様形状に多数配置された状態で、接着によって固定される。複数個のラインストーンを配置するときに、ベジェ曲線に沿って配置する配置方法が提案されている(例えば、特許文献1)。前記配置方法は、ベジェ曲線のアンカーポイント及びアンカーポイントに基づいて決定される点を特定点とし、当該特定点をラインストーンを配置する配置点とする方法である。
また、特許文献1には、前記配置点を決定した後、加工機により厚紙の型を加工して、ラインストーンを配置する穴を型に形成する構成についても記載されている。
特開2011−165028号公報
ここで例えば、ユーザが、所望する図形をベジェ曲線で作成し、前記配置方法を用いてラインストーンを配置する配置点を決定することが考えられる。しかし、図形の形状によっては、ラインストーンを配置する配置点が、ユーザが所望する位置にならない場合がある。その理由は、ラインストーンを配置する配置点が、ベジェ曲線のアンカーポイントのみに基づいて決定されるからである。即ち、従来の配置方法を用いて型に穴を形成し、当該穴に複数個のラインストーンを配置して図形を表現したとしても、ユーザが所望する図形の特徴を十分に表現できない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラインストーンを配置するための複数個の穴をシート材から切断するための切断データであって、図形の特徴を十分に表現できるような穴の配置となる切断データを作成することができる切断データ作成装置、切断装置、及び切断データ作成プログラムを提供するにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る切断データ作成装置は、装飾部品が配置される複数個の穴をシート材から切断装置により切断するための切断データを作成するものであって、1本以上の有限長の線で表現される図形における、前記線のうち注目すべき線である注目線の両端の端点を、第1特徴点及び第2特徴点として抽出する抽出手段と、前記第1特徴点と前記第2特徴点との間の前記注目線上に、第3特徴点を設定する設定手段と、前記第1特徴点、第2特徴点、及び第3特徴点の位置に夫々穴を配置する配置手段と、前記配置手段により配置された穴を切断する切断データを作成する切断データ作成手段とを備えるところに特徴を有する。
尚、本発明で言う「線」とは、図形を構成する線であって、両端に端点を有する線を言い、直線、曲線、折曲り線を含む。別の言い方をすれば、本発明で言う「線」とは、いわゆる一筆書きで描くことのできる線をいう。そして、本発明で言う「図形」とは、1本又は複数本の線で表現される形を有するものをいう。
本発明の請求項8に係る切断装置は、上記切断データ作成装置を備えるところに特徴を有する。
本発明の請求項9に係る切断データ作成プログラムは、上記切断データ作成装置の各種処理手段として、コンピュータを機能させるところに特徴を有する。
本発明の請求項1に係る切断データ作成装置によれば、抽出手段により、注目線の両端の端点が、第1特徴点及び第2特徴点として抽出されると共に、設定手段により、それら第1特徴点と第2特徴点との間の注目線上に、第3特徴点が設定される。そして、配置手段により、第1特徴点、第2特徴点、及び第3特徴点の位置に、装飾部品が配置される穴が夫々配置され、切断データ作成手段により、配置手段により配置された穴を切断する切断データが作成される。従って、図形の特徴を表現することができる各特徴点に基づいて穴が配置される。この結果、図形の特徴を十分に表現できるような穴の配置となる切断データを作成することができるという優れた効果を奏する。
本発明の請求項8に係る切断装置によれば、前記切断データによって、図形の特徴を十分に表現できるような穴ひいては装飾部品の配置となるシート材を作製することができる。
また、本発明の請求項9に係る切断データ作成プログラムによれば、当該プログラムをコンピュータに実行させることで、請求項1に記載の効果と同様の優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すもので、切断装置及び切断データ作成装置の外観を概略的に示す斜視図 切断装置及び切断データ作成装置の電気的構成を示すブロック図 穴の配置位置の決定処理の全体的な処理手順を示すフローチャート 1つの注目線に対する穴の位置設定の処理手順を示すフローチャート 特徴点間の穴の位置設定の処理手順を示すフローチャート 図形の例を示す図 図形を2つの線に分けた様子(a)、(b)を示す図 各線に設定される特徴点を示す図 穴の配置の様子を示す図 第3特徴点を設定する方法を説明するための図 角部の角度を判断する方法を説明するための図 本発明の他の実施形態を示す図8相当図
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1から図11を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る切断データ作成装置1及び切断装置11の外観構成を示している。また、図2は、切断データ作成装置1及び切断装置11の電気構成を概略的に示している。本実施形態に係る切断データ作成装置1は、例えばパーソナルコンピュータからなり、通信ケーブル10により切断装置11に接続されている。切断データ作成装置1については後述する。切断装置11は、紙やシート等の切断対象物を切断データに従って自動で切断する装置である。
詳しく図示はしないが、本実施形態では、切断装置11により、例えば紙又はプラスチックのシート材W(図1参照)に、ラインストーンと称される装飾部品が配置される複数個の穴H(図6等参照)を切断することで、型紙シートを製作する場合を例に説明する。ラインストーンは、衣類や小物品の表面に、所望の模様形状に多数配置された状態で接着によって固定される。型紙シートは、ユーザが、複数個のラインストーンを所望の模様形状に配置する作業の際に用いられる。
まず、切断装置11について、図1及び図2を参照して説明する。図1に示すように、切断装置11は、本体カバー12と、本体カバー12内に配設されたプラテン13と、カッタカートリッジ14を有する切断ヘッド15とを備えている。切断装置11は、切断対象物としてのシート材Wを保持するための保持部材16を備える。保持部材16は、全体として矩形薄板状をなすベース部と、ベース部の上面に設けられた粘着層とを備えている。粘着層は、シート材Wを剥離可能に保持する。
本体カバー12は、前面がやや斜めに下降傾斜した横長な矩形箱状をなしており、前面部には横長に開口する前面開口部12aが形成されている。また、本体カバー12の前面の下辺部には、前面開口部12aを開閉するための前カバー17が回動可能に設けられている。保持部材16は、前カバー17が開放された状態で、切断装置11内に前方から挿入され、プラテン13の上面にセットされる。プラテン13の上面は水平面をなし、保持部材16が載置されて前後方向(Y方向)に移送される。
本体カバー12の上面の右側部位には、操作パネル18が設けられている。操作パネル18は、液晶ディスプレイ(LCD)19と、ユーザが各種の指示や選択又は入力の操作を行うための複数のスイッチ20とが設けられている。なお、複数のスイッチ20には、ディスプレイ19の表面に設けられるタッチパネルも含まれるものとする。
本体カバー12内には、保持部材16をプラテン13の上面で前後方向(Y方向)に移送する移送機構が設けられる。更に、切断ヘッド15(キャリッジ)を、左右方向(X方向)に移動させるカッタ移動機構が設けられる。ここで、本実施形態における方向について定義する。移送機構による保持部材16の移送方向を、前後方向(Y方向)とする。カッタ移動機構による切断ヘッド15の移動方向を、左右方向(X方向)とする。前後方向と左右方向とに直交する方向を、上下方向(Z方向)とする。
移送機構を説明する。本体カバー12内には、左右方向に夫々延びるピンチローラ21及び駆動ローラ22が上下に並ぶように設けられている。保持部材16は、その左右の縁部が、ピンチローラ21と、駆動ローラ22との間において夫々挟持されて前後方向に移送される。詳しく図示はしないが、本体カバー12内の右側部には、Y軸モータ23(図2にのみ図示)、及びY軸モータ23の回転を駆動ローラ22に伝達するギヤ機構が設けられている。これにて、移送機構は、Y軸モータ23により駆動ローラ22が回転して、保持部材16を前後方向に移送させる。
次に、カッタ移動機構を説明する。本体カバー12内には、ピンチローラ21の後部上方に位置して、左右方向に延びるガイドレール24が配設されている。切断ヘッド15は、ガイドレール24に、左右方向ヘの移動が可能に支持される。詳しく図示はしないが、本体カバー12内の左側部には、X軸モータ25(図2にのみ図示)、及びX軸モータ25により回転される駆動プーリが設けられている。
一方、図示はしないが、本体カバー12内の右側部には、従動プーリが設けられている。駆動プーリと従動プーリとの間には、無端状のタイミングベルトが左右方向に延びて水平に掛け渡されている。タイミングベルトの途中部が、切断ヘッド15に連結されている。これにて、カッタ移動機構は、X軸モータ25の回転により、タイミングベルトを介して切断ヘッド15を左右方向に移動させる。
切断ヘッド15は、カートリッジホルダ26と、カートリッジホルダ26を上下方向に駆動させる上下駆動機構を備える。カートリッジホルダ26は、カッタカートリッジ14を着脱可能に保持する。図示はしないが、カッタカートリッジ14は、円筒状のケースの上下に延びる中心軸に沿ってカッタを備える。カッタの下端には、刃部が形成される。カッタカートリッジ14は、ケースの下端部から刃部が僅かに突出する位置にてカッタを保持する。
上下駆動機構は、Z軸モータ27(図2にのみ図示)等を備え、カッタカートリッジ14を、カッタの刃部により切断対象物の切断を行う下降位置と、カッタの刃部が切断対象物から上方に所定距離だけ離間する上昇位置との間で移動させるように構成されている。カッタカートリッジ14は、通常時即ち切断動作を行なわないときには、上昇位置に位置されており、切断動作時には、上下駆動機構により下降位置に移動される。
これにより、切断動作時には、カッタの刃部が、保持部材16に保持されている切断対象物としてのシート材Wを厚み方向に貫通する状態になる。その状態で、移送機構により、保持部材16に保持されたシート材Wを前後方向に移動させると共に、カッタ移動機構により、切断ヘッド15つまりカッタを左右方向に移動させることにより、シート材Wに対する切断動作が行われる。尚、切断装置11は、図1に示すように、保持部材16の粘着部の左側後方の角部を原点OとしたX−Y座標系が設定され、X−Y座標系で示される切断データに基づいて切断動作が制御される。
切断装置11は、図2に示すように、制御手段として制御回路28を備えている。制御回路28は、コンピュータ(CPU)を主体として構成され、切断装置11の全体の制御を司る。制御回路28には、ディスプレイ19、操作スイッチ20、RAM29.ROM30が接続されている。また、制御回路28には、X軸モータ25、Y軸モータ23、Z軸モータ27を夫々駆動するための駆動回路31が接続されている。更に、制御回路28には、外部との通信を行うための通信部32が接続されている。
ROM30には、切断動作を制御するための切断制御プログラム等の各種制御プログラムが記憶されている。RAM29には、切断動作に必要な切断データを含む各種データやプログラムが記憶されている。このとき、通信部32により、通信ケーブル10を介して切断データ作成装置1から切断データが取得され、RAM29に記憶される。切断データは、切断対象物(シート材W)を切断するための切断位置を示すデータであり、切断位置をXY座標系で示す座標値のデータの集合から構成される。
制御回路28は、切断制御プログラムの実行により、切断データに従って、駆動回路31を介してX軸モータ25、Y軸モータ23、Z軸モータ27を夫々制御し、保持部材16に保持されたシート材Wに対する切断動作を自動で実行させる。この場合、後述する切断データ作成装置1において作成された切断データを用いることにより、切断装置11により、シート材Wからラインストーンを配置するための複数の穴Hを切断して、型紙シートが製作される。
次に、本実施形態に係る切断データ作成装置1について説明する。上記したように、切断データ作成装置1は、切断データ作成プログラムを実行するパーソナルコンピュータから構成されている。図1に示すように、切断データ作成装置1は、コンピュータ本体1aに、表示部(液晶ディスプレイ)2、キーボード3、マウス4を備えて構成されている。コンピュータ本体1aには、図2に示すように、CPUを主体として構成された制御回路5、及び、その制御回路5に接続されたRAM6、ROM7、EEPROM8、通信部9等が設けられている。
表示部2は、制御回路5により制御され、ユーザに対するメッセージなど必要な情報を表示する。キーボード3やマウス4は、ユーザにより操作され、その操作信号が制御回路5に入力される。RAM6は、制御回路5が実行しているプログラムに応じて必要な情報を一時的に記憶する。ROM7は、切断データ作成プログラム等を記憶する。EEPROM8は、作成された切断データ等を記憶する。また本実施形態では、EEPROM8は、切断データの作成対象となる複数の異なる図形のデータを記憶した記憶手段として機能する。ユーザのキーボード3或いはマウス4の操作によって、ユーザが所望する図形のデータを入力し、制御回路5は、入力された図形のデータを取得する。従って、キーボード3及びマウス4が入力操作手段として機能し、制御回路5が取得手段として機能する。
通信部9は、外部の機器との間でデータ等の通信を行うように構成されている。本実施形態では、切断データ作成装置1により作成された切断データが、通信部9により、通信ケーブル10を介して切断装置11に送信される。尚、切断データ作成装置1の通信部9と切断装置11の通信部32とは、無線通信によって接続してもよい。また、切断データ作成装置1と切断装置11との間における切断データの受け渡しは、図示しないが、例えばUSBメモリなど着脱可能な外部記憶装置を介して、又はインターネットなどのネットワークを介して行っても良い。
さて、本実施形態では、後の作用説明(フローチャート説明)で述べるように、制御回路5は、そのソフトウエア構成(切断データ作成プログラムの実行)により、切断データを作成する切断データ作成装置としての各処理を実行する。尚、切断データ作成プログラムは、ROM7に予め記憶されているものでなく、例えば光ディスク等の外部の記録媒体に記録されており、当該記録媒体から読み込まれる構成としても良い。
この切断データの作成は、例えば、EEPROM8に記憶されている複数の図形の中からユーザが選択した図形のデータに基づき、図形を表現する1本以上の線を求め、その線データから、各線上に複数個の穴Hの位置(中心位置)を設定することにより行われる。尚、ここで言う「線」とは、図形を構成する線であって、両端に端点を有する線を言い、直線、曲線、折曲りを有するものを含む。別の言い方をすれば、ここで言う「線」とは、いわゆる一筆書きで描くことのできる線をいう。また、ここで言う「図形」とは、1本又は複数本の線で表現される形を有するものをいう。
このとき、本実施形態では、制御回路5が切断データを作成するにあたり、ユーザは、キーボード3或いはマウス4を操作することによって、穴Hの大きさ(例えば半径寸法R)、及び、2つの穴Hの間の距離(例えば、穴Hと穴Hとの間の隙間の長さA)を入力する。穴Hの大きさは、使用したいラインストーンの大きさに対応していることは勿論である。2つの穴Hの間の距離は、ユーザが希望するラインストーンの配置密度によって決めることができる。制御回路5は、入力された穴Hの大きさ及び隣り合う2つの穴Hの間の距離に基づいて、切断データを作成する。
具体的には、本実施形態では、制御回路5による切断データの作成は、次のようにして行われる。即ち、まず、図形を表現する1本以上の線のうち、注目すべき線である注目線の両端の端点を、第1特徴点及び第2特徴点として抽出する。そして、基本的には、第1特徴点と第2特徴点との間の注目線上に、入力された距離に基づいて、ほぼ均等な間隔で並ぶように第3特徴点を設定する。そして、第1特徴点、第2特徴点、及び第3特徴点の位置に夫々穴Hを配置し、入力された穴Hの大きさに基づいて、配置された穴Hを切断する切断データを作成する。従って、制御回路5が、抽出手段、設定手段、配置手段、切断データ作成手段として機能する。
また、本実施形態では、制御回路5は、第3特徴点を設定する前に、注目線に、所定角度(例えば70°)以下の角度で折曲がる角部が存在するか否かを判断する。所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在する場合には、角部の頂点を第4特徴点として抽出する。この場合には、第1特徴点と第4特徴点との間の注目線上、及び第2特徴点と第4特徴点との間の注目線上に、夫々第3特徴点をほぼ均等な間隔で並ぶように設定する。そして、全ての特徴点の位置に夫々穴を配置する。
更に本実施形態では、制御回路5は、注目線自身、或いは注目線と図形の他の線との間に、交差する点が存在するか否かを検出し、注目線の前記端点でない位置に交差点が検出された場合には、注目線上の交差点を第5特徴点として抽出する。この場合には、第1特徴点と第2特徴点との間の注目線上に、第3特徴点を、第5特徴点を含めてほぼ均等な間隔で並ぶように設定する。そして、全ての特徴点の位置に夫々穴を配置する。
また、本実施形態では、制御回路5は、所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在すると判断され、且つ、注目線に端点でない位置に交差点が検出された場合には、角部の頂点を第4特徴点として抽出すると共に、注目線上の交差点を第5特徴点として抽出する。第1特徴点と第2特徴点との間の注目線上に、第3特徴点を、第4特徴点及び第5特徴点を含めてほぼ均等な間隔で並ぶように設定する。そして、全ての特徴点の位置に夫々穴を配置する。
次に、上記構成の作用について、図3から図11も参照して述べる。尚、ここでは、図6等に示すように、例えば、文字「A」を示す図形Fについて、ラインストーンを配置する穴を切断するための切断データを作成する場合を具体例として説明する。この場合、図6に示す図形Fを表現する線は、図7(a)、(b)に示す2本の線L1、L2に分割することができる。以下、これら線L1、L2を区別する場合、第1の線L1、第2の線L2という。
このとき、各線L1、L2のデータは、各線L1、L2を構成する複数の構成点の位置座標の集合からなる。構成点は、各線L1、L2を連続した直線線分に近似した場合の、両端点、及び一方の端点から他方の端点まで各直線同士を順につなぐ接続点からなる。図6、図7に示したように、第1の線L1の構成点は、点P0、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14である。第2の線L2の構成点は、点Q0、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8である。
さて、上記のように、制御回路5は、図形Fを表現する各線L1、L2のデータから、各線L1、L2上に複数の特徴点を抽出、設定し、特徴点に穴Hを配置して切断データを作成する。図3〜図5のフローチャートは、その際に制御回路5が実行する処理の手順を示している。そのうち図3のフローチャートは、穴Hの配置位置を決定するメインルーチンを示している。図4のフローチャートは、図3のうちの、注目線(K番目の線)上に穴Hを配置する位置を決定する処理(ステップS19)の詳細な手順を示している。また、図5のフローチャートは、図4のうちの、穴Hの中心位置を決定する処理(ステップS35)の詳細な手順を示している。
即ち、図3に示すように、まずステップS11では、ユーザによる、ラインストーンを配置するための穴Hの半径R(例えば1〜2mm)、及び、穴Hと穴Hとの間の隙間の長さ寸法A(例えば1〜3mm)の入力が行われる。これより、制御回路5は、入力された穴Hの半径Rと隙間の長さ寸法Aとを取得する。次のステップS12では、各線L1、L2のデータの入力が行われる。これより、制御回路5は、入力された各線L1、L2のデータを取得する。線のデータの入力は、EEPROM8に記憶されている複数の図形の中からユーザが選択しても良いし、ユーザが、表示部2の画面上で図形Fの各線L1、L2を設定(構成点の指定)したりすることもできる。
ステップS13からステップS16では、各線L1、L2から第1、第2、第4、第5特徴点を抽出する処理が行われる。詳しく図示しないが、この抽出の処理は、1つの線を注目線として、注目線ごとに行われる。即ち、全ての線L1、L2に対して抽出処理が実行される。ステップS13では、各線L1、L2における両端点が、第1特徴点及び第2特徴点として抽出される。図6、図7の例では、第1の線L1に関しては、点P0及び点P14が、第1特徴点S0及び第2特徴点S6(図8参照)とされる。第2の線L2に関しては、点Q0及び点Q8が、第1特徴点S4及び第2特徴点S7(図8参照)とされる。
ステップS14では、各線L1、L2において、所定角度(例えば70°)以下の角度で折曲がる尖った角部が存在するか否かが判断され、尖った角部が存在する場合には、その角部の頂点が第4特徴点として抽出される。この尖った角部の判断は、図11に示すように、連続する3個の構成点を取出し、中央の構成点を頂点とした角部の小さい方(180°以下の方)の角度θを計算し、70°以下か否かを求めることにより行われる。図6、図7の例では、第1の線L1のうち、点P10が尖った角部の頂点として抽出され、第4特徴点S3(図8参照)とされる。第2の線L2には、所定角度以下の尖った角部が存在すると判断されない。
ステップS15では、各線L1、L2において、注目線自身、或いは注目線と他の線との間に、交差する点が存在するか否かが検出され、交差点が存在する場合には、その交差点が第5特徴点として抽出される。なお、交差する点の検出は、公知の手法を用いればよく、詳細な説明は省略する。図6、図7の例では、第1の線L1のうち点P8と点P9とを結ぶ直線と第2の線のうち点Q5と点Q6とを結ぶ直線とが交差し、第1の線L1のうち点P8と点P9とを結ぶ直線と第2の線のうち点Q2と点Q3とを結ぶ直線とが交差する。また、第1の線L1のうち点P12と点P13とを結ぶ直線と第2の線のうち点Q0とが交差(点Q0が第1の線L1上に存在)し、第1の線L1のうち点P12と点P13とを結ぶ直線と第2の線のうち点Q7と点Q8とを結ぶ直線とが交差する。それら交差点が、順に、第5特徴点S1、S2、S4、S5(図8参照)とされる。
ステップS16では、各線L1、L2において、第1、第2、第4、第5特徴点について重複する特徴点があれば、それを1つにするように削除される。なお、重複する点の検出は、公知の手法を用いればよく、詳細な説明は省略する。図8の例では、第2の線L2において、端点である第1特徴点S4と、交差点の一つである第5特徴点S4とが重複するので、一方が削除される。
ステップS17では、何番目の線であるかを示す変数Kに、0がセットされる。次のステップS18では、変数Kの値が、線の総数(この場合2)よりも小さいかどうかが判断される。変数Kの値が線の総数よりも小さい場合には(ステップS18にてYes)、ステップS19にて、K番目の線に対する穴Hの位置(中心位置)の決定の処理が行われる。このステップS19の詳細な処理内容は、図4のフローチャート説明で述べる。K番目の線に対する穴Hの位置決定の処理が行われると、ステップS20にて、変数Kの値が1だけインクリメントされ、ステップS18に戻る。
ここで、図4のフローチャートに示される、1つの線(K番目の注目線)に対する穴Hの位置決定の処理について述べる。ステップS31では、注目線において既に抽出されている特徴点の個数を変数Mにセットすると共に、その注目線における何番目の特徴点かを表すための変数Iに0をセットする。図8の例では、第1の線L1については、特徴点の個数は、S0、S1、S2、S3、S4、S5、S6の6個となる。第2の線L2については、S4、S2、S1、S5、S7の5個となる。ステップS32では、(I+1)がMより小さいかどうかが判断され、(I+1)が未だMより小さい場合には(ステップS32にてYes)、ステップS33に進む。
ステップS33〜S35では、I番目の特徴点と、(I+1)番目の特徴点との間に、第3特徴点を設定する処理が行われる。ステップS33では、I番目の特徴点と(I+1)番目の特徴点との間の、注目線に沿った距離を求め、距離を示す変数Cにセットする。ステップS34では、floor{C/(2×R+A)}を計算して分割数を示す変数Nにセットすると共に、(C/N)−2×Rを計算して、穴Hと穴Hとの間の間隔の長さを示す変数D(調整寸法D)にセットする。このとき、Y=floor(X)の関数は、Xの小数点以下を切り下げて整数にした値をYに設定するという意味に定義される。
ステップS35では、I番目の特徴点と(I+1)番目の特徴点との間の、注目線に沿った穴Hの位置(中心位置)が決定される。この処理の詳細は、図5のフローチャートに示す通りである。即ち、まずステップS41では、変数Jに0がセットされる。ステップS42では、変数Jの値が、分割数Nよりも小さいかどうかが判断される。変数Jが分割数Nよりも小さい場合には(ステップS42にてYes)、ステップS43にて、I番目の特徴点を起点として、注目線に沿った距離が、(2×R+D)×Jとなる位置が、穴Hの中心位置となるように、第3特徴点が追加記憶される。
この後、ステップS44にて、変数Jの値が1だけインクリメントされ、ステップS42に戻る。変数Jが分割数Nに等しくなるまで、ステップS42〜S44の処理が繰返される。変数Jが分割数Nに等しくなった場合には(ステップS42にてNo)、図4のフローチャートに戻る。
図4に戻って、ステップS35の処理が終了すると、ステップS36にて、変数Iの値が1だけインクリメントされ、ステップS32に戻る。(I+1)の値がMに等しくなるまで、ステップS32〜S36の処理が繰返される。(I+1)の値がMに等しくなった場合には(ステップS32にてNo)、ステップS37にて、I番目の特徴点、つまり注目線における最後の特徴点が、穴Hの中心位置となるように追加記憶され、図3のフローチャートに戻る。
ここで、上記第3特徴点を設定する処理の具体例を、図10を参照しながら述べる。図10は、図8の例から第1の線L1のうち特徴点S0から特徴点S1までを取出したものを示している。上記したように、ラインストーンを配置するための穴Hの半径R、及び、穴Hと穴Hとの間の隙間の長さ寸法Aは、既に設定されている。図10(a)に示すように、I番目の特徴点S0から、(I+1)番目の特徴点S1までの、注目線に沿った距離Cは、特徴点S0から構成点P1の距離+構成点P1から構成点P2の距離+構成点P2から構成点P3の距離+構成点P3から構成点P4の距離+構成点P4から構成点P5の距離+構成点P5から構成点P6の距離+構成点P6から構成点P7の距離+構成点P7から構成点P8の距離+構成点P8から特徴点S1の距離となる。
変数Nは、特徴点S0から特徴点S1までの分割数(穴H同士間の隙間の個数)であり、N=floor{C/(2×R+A)}で計算される。図10の例では、例えば、分割数N=9となる。また、ほぼ穴Hと穴Hとの間隔となる調整寸法Dの値は、D=(C/N)−2×Rで求めることができる。図10(b)には、特徴点S0から特徴点S1までの注目線上に、第3特徴点を設定して半径寸法Rの穴Hを配置した様子を示している。複数個の穴Hの中心は、注目線に沿って均等な間隔(D+2×R)で並ぶように設定される。
図3のフローチャートに戻って、ステップS19の処理が終了すると、ステップS20にて、変数Kの値が1だけインクリメントされ、ステップS18に戻る。変数Kの値が線の総数に等しくなるまで、ステップS18〜S20の処理が繰返される。全ての線に対する穴Hの配置が終了して変数Kの値が線の総数に等しくなると(ステップS18にてNo)、ステップS21にて、線間で重複している穴Hの位置(穴Hの一部が重なる場合を含む)を一つにするように削除する処理が行われる。ここで、穴Hの重複については、例えば各穴Hの中心位置と半径とに基づいて判断すればよい。ステップS21の処理を行った後、終了する。尚、図示はしないが、上記のように穴Hの配置が決定された後、シート材Wから穴Hを切断するための切断データが作成される。
図6の図形Fの例では、図9に示すように穴Hの位置が決定される。このように、図形Fを表現する各線L1、L2の端点に穴H(第1特徴点、第2特徴点)が配置される。また、各線L1、L2における鋭角的な角部の頂点に穴H(第4特徴点)が配置される。各線L1、L2のうちの交差点部分に穴H(第5特徴点)が配置される。そして、それら第1特徴点、第2特徴点、第4特徴点、第5特徴点同士間の線L1、L2上に、穴H(第3特徴点)がほぼ均等な間隔で並ぶように配置される。
これにより、線L1、L2のうち、図形Fを表現する際に特徴的な点となる第1特徴点、第2特徴点、第4特徴点、第5特徴点の位置に穴Hを配置することができる。これと共に、複数個の第3特徴点の位置に穴Hを配置することができる。これより、ラインストーンを各穴Hに夫々配置することにより、線L1、L2自体の形状を良好に表現することができる。即ち、図形Fの特徴を複数個のラインストーンによって十分に表現できるような穴Hの配置を得ることができる。
このように本実施形態によれば、少なくとも、図形Fを表現する各線L1、L2の端点を第1特徴点及び第2特徴点として穴Hを配置すると共に、それら特徴点の間の線L1、L2上に、第3特徴点を設定して穴Hを配置するように構成した。この結果、図形Fの特徴を十分に表現できるような穴Hの配置となる切断データを作成することができるという優れた効果を奏する。このとき、第3特徴点を設定するにあたっては、第1特徴点と第2特徴点との間の線L1、L2上にほぼ均等な間隔で並ぶように構成したので、線L1、L2自体の形状を良好に表現することができる。
特に本実施形態では、線L1、L2が鋭角的な角部を有する場合に、その角部の頂点に第4特徴点を設定して穴Hを配置するように構成した。また、線L1、L2に交差する点が存在する場合に、その交差点に第5特徴点を設定して穴Hを配置するように構成した。これらにより、図形Fの形状をより一層良好に表現することができる。
更に、実施形態では、ユーザが、穴Hの大きさ(半径R)及び隣り合う2つの穴H間の距離(2つの穴H間の隙間の長さ)を入力設定できるように構成したので、ユーザの好みに応じたバラエティに富んだラインストーンの配置が可能な切断データを作成することができる。本実施形態では、EEPROM8に複数の異なる図形を記憶し、その中からユーザが切断データを作成する図形Fを取得できるようにしたので、ユーザが所望の図形Fを選択でき、その図形Fを表現するに適切な切断データを作成することができる。
図12は、本発明の他の実施形態を示すものである。この図12の実施形態は、図形F´を構成する線L1、線L2´のうち、線L2´に、自身において交差する点が存在している場合を示している。即ち、線L2´は、構成点Q9、Q0、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8を有しており、構成点Q9、Q0を結ぶ線と、構成点Q7、Q8を結ぶ線とが交差している。この場合には、この交差点が第5特徴点S8となって、穴Hが配置されるようになる。また、端点である構成点Q9が第1特徴点S9となって、穴Hが配置される。
尚、上記実施形態では、切断データ作成装置1を、パーソナルコンピュータから構成するようにしたが、切断データの作成に専用の装置として構成してもよい。また、切断装置11自体が、切断データ作成装置の機能を備えるように構成してもよい。この場合、原図から図形のデータを読取るようなスキャナを備える構成としてもよい。その他、切断装置の具体的構成についても、様々な変更が可能である等、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
1 切断データ作成装置
3 キーボード(入力操作手段)
4 マウス(入力操作手段)
5 制御回路(抽出手段、設定手段、配置手段、切断データ作成手段、角部判断手段、交差点検出手段、取得手段)
8 EEPROM(記憶手段)
11 切断装置
H 穴
W シート材

Claims (9)

  1. 装飾部品が配置される複数個の穴をシート材から切断装置により切断するための切断データを作成する切断データ作成装置であって、
    1本以上の有限長の線で表現される図形における、前記線のうち注目すべき線である注目線の両端の端点を、第1特徴点及び第2特徴点として抽出する抽出手段と、
    前記第1特徴点と前記第2特徴点との間の前記注目線上に、第3特徴点を設定する設定手段と、
    前記第1特徴点、第2特徴点、及び第3特徴点の位置に夫々穴を配置する配置手段と、
    前記配置手段により配置された穴を切断する切断データを作成する切断データ作成手段とを備えることを特徴とする切断データ作成装置。
  2. 前記設定手段は、前記第1特徴点と前記第2特徴点との間の前記注目線上に、ほぼ均等な間隔で並ぶように前記第3特徴点を設定することを特徴とする請求項1記載の切断データ作成装置。
  3. 前記注目線に、所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在するか否かを判断する角部判断手段を備え、
    前記角部判断手段により所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在すると判断された場合には、
    前記抽出手段は、前記角部の頂点を第4特徴点として抽出し、
    前記設定手段は、前記第1特徴点と前記第4特徴点との間の前記注目線上、及び前記第2特徴点と前記第4特徴点との間の前記注目線上に、前記第3特徴点をほぼ均等な間隔で並ぶように設定し、
    前記配置手段は、前記第1特徴点、前記第2特徴点、前記第3特徴点、及び前記第4特徴点の位置に夫々穴を配置することを特徴とする請求項2記載の切断データ作成装置。
  4. 前記注目線自身、或いは前記注目線と前記図形の他の線との間に、交差する点が存在するか否かを検出する交差点検出手段を備え、
    前記交差点検出手段により、前記注目線の前記端点でない位置に交差点が検出された場合には、
    前記抽出手段は、前記注目線上の交差点を第5特徴点として抽出し、
    前記設定手段は、前記第1特徴点と前記第2特徴点との間の前記注目線上に、前記第3特徴点を、前記第5特徴点を含めてほぼ均等な間隔で並ぶように設定し、
    前記配置手段は、前記第1特徴点、前記第2特徴点、前記第3特徴点、及び前記第5特徴点の位置に夫々穴を配置することを特徴とする請求項2記載の切断データ作成装置。
  5. 前記注目線に、所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在するか否かを判断する角部判断手段と、前記注目線自身、或いは前記注目線と前記図形の他の線との間に交差する点が存在するか否かを検出する交差点検出手段とを備え、
    前記角部判断手段により所定角度以下の角度で折曲がる角部が存在すると判断され、且つ、前記交差点検出手段により、前記注目線に、前記端点でない位置に交差点が検出された場合には、
    前記抽出手段は、前記角部の頂点を第4特徴点として抽出すると共に、前記注目線上の交差点を第5特徴点として抽出し、
    前記設定手段は、前記第1特徴点と前記第2特徴点との間の前記注目線上に、前記第3特徴点を、前記第4特徴点及び前記第5特徴点を含めてほぼ均等な間隔で並ぶように設定し、
    前記配置手段は、前記第1特徴点、前記第2特徴点、前記第3特徴点、前記第4特徴点、及び前記第5特徴点の位置に夫々穴を配置することを特徴とする請求項2記載の切断データ作成装置。
  6. 前記穴の大きさ及び隣り合う2つの穴間の距離を入力するための入力操作手段を備え、
    前記設定手段は、前記入力操作手段により入力された前記穴の大きさ及び隣り合う2つの穴間の距離に基づいて、前記第3特徴点を設定することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の切断データ作成装置。
  7. 複数の異なる図形を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された図形の中から、ユーザが所望する図形を取得する取得手段とを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の切断データ作成装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の切断データ作成装置を備えることを特徴とする切断装置。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載の切断データ作成装置の各種処理手段として、コンピュータを機能させるための切断データ作成プログラム。
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