JP6427518B2 - ノズルヘッドモジュール、および電界紡糸装置 - Google Patents

ノズルヘッドモジュール、および電界紡糸装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ノズルヘッドモジュール、および電界紡糸装置に関する。
エレクトロスピニング法(電界紡糸法、電荷誘導紡糸法などとも称される)により、微細なファイバを部材の表面に堆積させる電界紡糸装置がある。
電界紡糸装置には、原料液を排出するノズルヘッドが設けられている。
原料液は、ノズルヘッドと収集部との間の電気力線に沿って作用する静電力(クーロン力)により吸引される。そして、原料液に含まれる溶媒が揮発することでファイバが形成され、形成されたファイバが収集部や部材の上に堆積することで堆積体が形成される。
この場合、ファイバは、静電力により空中を移動するので、ファイバの堆積状態の制御が困難となっていた。
特開2008−88600号公報
本発明が解決しようとする課題は、ファイバの堆積状態の制御が容易となるノズルヘッドモジュール、および電界紡糸装置を提供することである。
実施形態に係るノズルヘッドモジュールは、原料液を排出する孔を有し、所定の極性の電圧が印加されるように構成されたノズルヘッドと、前記ノズルヘッドに対して、三次元方向に相対的に移動可能に設けられ、前記ノズルヘッドに印加される電圧と同じ極性の電圧が印加されるように構成された電極と、を備えている。前記電極の先端は、前記ノズルヘッドの前記原料液を排出する孔が配列される方向とは交差する方向において、前記ノズルヘッドの周囲を回転方向に移動可能に構成されている、または、前記電極の先端は、前記原料液を排出する孔が配列される方向とは交差する方向を軸として回動し、前記原料液が排出される孔との間隔を変化させるように移動可能に構成されている。
本実施の形態に係る電界紡糸装置100を例示するための模式図である。 電極30の他の移動形態を例示するための模式図である。 電極30の他の移動形態を例示するための模式図である。 電極30がノズルヘッド2に近づく方向に移動した場合の等電位線220を例示するための模式図である。 電極30がノズルヘッド2から離れる方向に移動した場合の等電位線220を例示するための模式図である。 ファイバ200を堆積させる位置、および所定の領域における堆積量の制御を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、堆積させたファイバ200の配向状態の制御を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、堆積させたファイバ200の配向状態の制御を例示するための模式図である。 (a)〜(d)は、堆積体210の形態を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、対向電極37を例示するための模式斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
また、以下においては、一例として、いわゆるニードル型ノズルヘッドを例示するが、ノズルヘッドの形式はこれに限定されるわけではない。ノズルヘッドは、例えば、いわゆるブレード型ノズルヘッドなどであってもよい。
図1は、本実施の形態に係る電界紡糸装置100を例示するための模式図である。
図2および図3は、電極30の他の移動形態を例示するための模式図である。
図1に示すように、電界紡糸装置100には、ノズルヘッドモジュール1、原料液供給部4、電源5、収集部6、および制御部7が設けられている。
ノズルヘッドモジュール1は、ノズルヘッド2、および電界制御部3を有する。
ノズルヘッド2は、原料液を排出するための孔を有する。ニードル型ノズルヘッドであるノズルヘッド2の場合には、原料液を排出するための孔はノズル20の内部に設けられる。ブレード型ノズルヘッドの場合には、ノズル20および接続部21は設けられておらず、原料液を排出するための孔は本体部22の内部に設けられる。
ニードル型ノズルヘッドであるノズルヘッド2は、ノズル20、接続部21、および本体部22を有する。
ノズル20は、針状を呈している。ノズル20の内部には、原料液を排出するための孔が設けられている。原料液を排出するための孔は、ノズル20の接続部21側の端部と、ノズル20の収集部6側の端部(先端)との間を貫通している。原料液を排出するための孔の、収集部6側の開口が排出口20aとなる。
ノズル20の外径寸法(ノズル20が円筒状の場合には直径寸法)には特に限定はないが、外径寸法は小さい方が好ましい。外径寸法を小さくすれば、ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じ易くなる。ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じれば、ノズル20と収集部6の間に形成される電界の強度を高めることができる。そのため、電源5により印加される電圧を低くすることができる。すなわち、駆動電圧を低減することができる。この場合、ノズル20の外径寸法は、例えば、0.3mm〜1.3mm程度とすることができる。
排出口20aの寸法(排出口20aが円形の場合には直径寸法)には特に限定はない。排出口20aの寸法は、形成したいファイバ200の断面寸法に応じて適宜変更することができる。排出口20aの寸法(ノズル20の内径寸法)は、例えば、0.1mm〜1mm程度とすることができる。
ノズル20は、導電性材料から形成されている。ノズル20の材料は、導電性と、後述する原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。ノズル20は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
ノズル20の数には特に限定がなく、収集部6の大きさなどに応じて適宜変更することができる。ノズル20は、少なくとも1つ設けられていればよい。
複数のノズル20を設ける場合には、複数のノズル20は、所定の間隔を空けて並べて設けられる。なお、複数のノズル20の配設形態は例示をしたものに限定されるわけではない。例えば、本実施形態においては、複数のノズル20は、一列に並べて設けることもできるし、円周上あるいは同心円上に並べて設けることもできるし、千鳥状あるいはマトリクス状に並べて設けることもできる。
接続部21は、ノズル20と本体部22の間に設けられている。接続部21は、必ずしも必要ではなく、ノズル20が本体部22に直接設けられるようにしてもよい。接続部21の内部には、原料液を本体部22からノズル20に供給するための孔が設けられている。接続部21の内部に設けられた孔は、ノズル20の内部に設けられた孔、および、本体部22の内部に設けられた空間と繋がっている。
接続部21は、導電性材料から形成されている。接続部21の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。接続部21は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
本体部22は、板状を呈している。本体部22の内部には、原料液が収納される空間が設けられている。
また、本体部22には、供給口22aが設けられている。原料液供給部4から供給された原料液は、供給口22aを介して本体部22の内部に導入される。供給口22aの配設位置と数には、特に限定はない。供給口22aは、例えば、本体部22の、ノズル20が設けられる側とは反対側に設けることができる。
本体部22は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。本体部22は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
電界制御部3は、ノズルヘッド2と収集部6との間に形成される電界を制御して、ファイバ200の堆積状態の制御を行う。
電界制御部3は、電極30、保持部31、案内部32、移動部33、伝導部34、駆動部35、および電源36を有する。
電極30は、ノズルヘッド2の側面側(本体部22の、ノズル20が接続される面と交差する面の側)に設けられている。電極30の数には特に限定はない。電極30は、少なくとも1つ設けられていればよい。
電極30は、ノズルヘッド2の少なくとも一方の側面側に設けられていればよい。
ただし、電極30の数や、電極30を設ける位置の数を増やせば、ファイバ200の堆積状態の制御に関するバリエーションを増やすことができる。
電極30の収集部6側の端部(先端)の位置には特に限定はない。ただし、電極30の先端の位置がノズル20の先端の位置と同じ、または、電極30の先端の位置がノズル20の先端の位置よりも本体部22側にあるようにすることができる。
すなわち、原料液を排出する孔が延びる方向において、電極30の先端は、ノズルヘッド2の先端よりも原料液を排出する側とは反対側(原料液を排出する方向からより遠ざかる方向)にあるようにすることができる。
この様にすれば、必要に応じて、ノズル20の周辺の電界への影響を抑制するように制御し、ノズル20から引き出された原料液が電極30に付着することなども抑制することができる。
電極30の形状には特に限定はないが、例えば、中実の針状を呈する電極とすることができる。針状を呈する電極30は、原料液を排出するための孔が延びる方向に延びている。
針状を呈する電極30の外径寸法には特に限定はないが、外径寸法は小さい方が好ましい。外径寸法を小さくすれば、電極30の先端において電界集中が生じ易くなる。電極30の先端において電界集中が生じれば、電極30と収集部6(または、対向電極37)の間に形成される電界の強度を高めることができる。そのため、後述するファイバ200の堆積状態の制御が容易となる。また、電源36により印加される電圧を低くすることができる。すなわち、駆動電圧を低減することができる。この場合、電極30の外径寸法は、例えば、0.3mm〜1.3mm程度とすることができる。
また、電極30は、尖った先端部を有するものとすることもできる。この場合、先端部の外径寸法は、例えば、0.3mm〜1.3mm程度とすることができる。
電極30は、導電性を有する。電極30は、例えば、銅合金やステンレスなどの金属から形成することができる。
保持部31は、電極30を保持する。例えば、電極30は、保持部31の一方の端部の近傍に設けることができる。電源36が設けられる場合には、保持部31は樹脂などの電気絶縁性を有する材料から形成することができる。電源36が設けられず、電源5がノズル20と電極30に電圧を印加する場合には、保持部31は金属などの導電性を有する材料から形成することができる。この場合、電極30は、ノズルヘッド2と電気的に接続される。
案内部32は、本体部22と保持部31との間に設けられている。案内部32は、電極30の移動方向を規定する。案内部32は、例えば、直線運動軸受などとすることができる。
移動部33は、保持部31を介して電極30を移動させる。移動部33は、例えば、ネジ機構を有するものとすることができる。この場合、移動部33は、棒状を呈し、一方の端部側に左ネジを有し、他方の端部側に右ネジを有したものとすることができる。この様にすれば、移動部33を一方の方向に回転させることで、対向して設けられた2つの電極30をノズルヘッド2に近づく方向に移動させることができる。また、移動部33を他方の方向に回転させることで、対向して設けられた2つの電極30をノズルヘッド2から離れる方向に移動させることができる。
伝導部34は、駆動部35と移動部33との間に設けられている。伝導部34は、駆動部35からの動力を移動部33に伝達する。伝導部34は、例えば、タイミングベルトとタイミングプーリなどとすることができる。伝導部34は、少なくとも一部が電気絶縁性を有し、電源5および電源36と、駆動部35との間が電気的に絶縁されるようにすることが好ましい。図1に例示をしたものの場合には、ゴムなどからなるタイミングベルトにより、電源5および電源36と、駆動部35との間が電気的に絶縁されている。この様にすれば、駆動部35の保護を図ることができる。
駆動部35は、例えば、サーボモータなどの制御モータとすることができる。
その他、電極30の位置を直接的または間接的に検出する検出器などを適宜設けることができる。
なお、電極30が、原料液を排出するための孔が延びる方向(原料液が排出される方向に相当する)と交差する方向(例えば、水平方向)に移動する場合を例示したが、電極30が、原料液を排出するための孔が延びる方向(例えば、鉛直方向)に移動するようにしたり、電極30が、原料液を排出するための孔が延びる方向、および、原料液を排出するための孔が延びる方向と交差する方向に移動したりすることもできる。
また、図2に示すように、電極30が、ノズルヘッド2の周囲を回転方向(θ方向)に移動するようにしてもよい。この場合、電極30は保持部31を介して、ノズルヘッド2に設けられている。保持部31は、ノズルヘッド2において、孔から原料液を排出する方向に略沿った方向を軸として回動するように構成されている。このようにすることで、ノズルヘッド2において、電極30の先端が、孔から原料液が排出される方向に略沿った方向の周りを円弧状に回動することが可能となる。即ち、図2に示すように、電極30は、ノズルヘッド2の周囲をθ方向において回転移動することが可能に構成されている。
また、図3に示すように、電極30が、ノズルヘッド2に対して揺動するようにしてもよい。この場合、電極30は保持部31を介して、ノズルヘッド2に設けられており、保持部31は、原料液を排出する孔が配列される方向と交差する方向を軸として回動するように構成されている。このようにすることで、ノズルヘッド2は、電極30の先端が、原料液を排出する孔が配列される方向と交差する方向を軸として円弧状に回動し、前記原料液が排出される孔との距離間隔が変化するように移動可能に構成されている。
ここでは、電極30の移動の制御は、一軸制御であってもよいし、多軸制御であってもよい。
また、ノズルヘッド2に対して電極30が移動する場合を例示したが、電極30に対してノズルヘッド2が移動するようにしてもよい。すなわち、電極30は、ノズルヘッド2に対して相対的に移動可能となっていればよい。
なお、電極30に対してノズルヘッド2を移動させる場合には、電気絶縁性を有するブラケットなどを介して、電界紡糸装置100の図示しない筐体にノズルヘッド2を取り付け、電気絶縁性を有するブラケットなどを介して、筐体に電極30、保持部31、案内部32、移動部33、伝導部34、駆動部35、および電源36などを取り付ければよい。
電極30に対してノズルヘッド2が移動するようにすれば、プロセス条件(例えば、ノズルヘッド2と収集部6との間の距離)を調整することが容易となる。
一方、ノズルヘッド2に対して電極30が移動するようにすれば、プロセス条件を固定した状態でファイバ200の堆積状態を制御することができる。
電源36は、電極30に電圧を印加する。電極30が複数設けられる場合には、電源36は、複数の電極30に電圧を印加する。電極30に印加する電圧の極性は、ノズル20に印加する電圧の極性と同じである。なお、図1に例示をした電源36は、電極30にプラスの電圧を印加する。電極30に印加する電圧には特に限定はない。この場合、電極30に印加する電圧と、ノズル20に印加する電圧とが同程度であれば、電極30とノズル20との間に放電が生じるのを抑制することができる。
また、電源36は、電極30に印加する電圧を変化させることができるものとすることもできる。電極30に印加する電圧を変化させることができれば、ファイバ200の堆積状態の制御に関するバリエーションを増やすことができる。
電源36は、例えば、直流高圧電源とすることができる。電源36は、例えば、10kV以上100kV以下の直流電圧を出力するものとすることができる。
なお、電源36は、必ずしも必要ではなく省くこともできる。電源36が設けられない場合には、電源5が電極30に電圧を印加する。電源36を省けば、ノズルヘッドモジュール1の構成を簡略化することができ、製造コストも低減させることができる。また、電源36を設け、電極30に印加する電圧を変化させれば、ファイバ200の堆積状態の制御に関するバリエーションを増やすことができる。
原料液供給部4は、収納部41、供給部42、原料液制御部43、および配管44を有する。
収納部41は、原料液を収納する。収納部41は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。収納部41は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
原料液は、高分子物質を溶媒に溶解したものである。
高分子物質には特に限定がなく、形成したいファイバ200の材質に応じて適宜変更することができる。
溶媒は、高分子物質を溶解することができるものであればよい。溶媒は、溶解させる高分子物質に応じて適宜変更することができる。
後述するように、原料液は、表面張力により排出口20aの近傍に留まる様にされる。そのため、原料液の粘度は、排出口20aの寸法などに応じて適宜変更することができる。原料液の粘度は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。また、原料液の粘度は、溶媒と高分子物質の混合割合により制御することができる。
供給部42は、収納部41に収納されている原料液を本体部22に供給する。供給部42は、例えば、原料液に対する耐性を有するポンプなどとすることができる。また、供給部42は、例えば、収納部41にガスを供給し、収納部41に収納されている原料液を圧送するものとすることもできる。
原料液制御部43は、本体部22に供給される原料液の流量、圧力などを制御して、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにする。なお、原料液制御部43に対する制御量は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。原料液制御部43に対する制御量は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
また、原料液制御部43は、原料液の供給の開始と、供給の停止を切り替えるものとすることもできる。
なお、供給部42および原料液制御部43は、必ずしも必要ではない。例えば、本体部22の位置より高い位置に収納部41を設けるようにすれば、重力を利用して原料液を本体部22に供給することができる。そして、収納部41の高さ位置を適宜設定することで、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにすることができる。この場合、収納部41の高さ位置は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。収納部41の高さ位置は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
配管44は、収納部41と供給部42との間、供給部42と原料液制御部43との間、原料液制御部43と本体部22との間に設けられている。配管44は、原料液の流路となる。配管44は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。
電源5は、本体部22および接続部21を介してノズル20に電圧を印加する。すなわち、ノズルヘッド2には、所定の極性の電圧が印加される。なお、複数のノズル20と電気的に接続された図示しない端子を設けるようにしてもよい。この場合、電源5は、図示しない端子を介してノズル20に電圧を印加する。すなわち、電源5から複数のノズル20に電圧が印加できるようになっていればよい。
また、電源36が設けられない場合には、電源5は、電極30にも電圧を印加する。
ノズル20に印加する電圧の極性は、プラスとすることもできるし、マイナスとすることもできる。なお、図1に例示をした電源5は、ノズル20にプラスの電圧を印加する。 ノズル20に印加する電圧は、原料液に含まれる高分子物質の種類、ノズル20と収集部6との間の距離などに応じて適宜変更することができる。例えば、電源5は、ノズル20と収集部6との間の電位差が10kV以上となるように、ノズル20に電圧を印加するものとすることができる。
電源5は、例えば、直流高圧電源とすることができる。電源5は、例えば、10kV以上100kV以下の直流電圧を出力するものとすることができる。
収集部6は、複数のノズル20の原料液が排出される側に設けられている。収集部6は、接地されている。収集部6には、ノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加するようにしてもよい。収集部6は、導電性材料から形成することができる。収集部6の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。収集部6の材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
収集部6は、例えば、板状やシート状を呈するものとすることができる。シート状を呈する収集部6の場合には、ロール等に巻きつけられた収集部6にファイバ200を堆積させるようにしてもよい。
また、収集部6は、移動するものであってもよい。例えば、一対の回転ドラムと、回転ドラムを回転させる駆動部を設け、ベルトコンベアのベルトように一対の回転ドラムの間をシート状の収集部6が移動するようにしてもよい。この様にすれば、ファイバ200を堆積させる領域を移動させることができるので、連続的な堆積作業が可能となる。そのため、ファイバ200からなる堆積体210の生産効率を向上させることができる。
収集部6の上に形成された堆積体210は、収集部6から取り外される。堆積体210は、例えば、不織布やフィルタなどに用いられる。なお、堆積体210の用途は例示をしたものに限定されるわけではない。
また、収集部6は、省くこともできる。例えば、導電性を有する部材の表面に、ファイバ200からなる堆積体210を直接形成することもできる。この様な場合には、導電性を有する部材を接地したり、導電性を有する部材にノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加したりすればよい。
また、収集部6の上に基材を設け、基材の上にファイバ200を堆積させて堆積体210を形成することもできる。この様にすれば、電気絶縁性を有する基材の上であっても堆積体210を形成することができる。
この場合、基材は、収集部6の上を移動するものであってもよい。例えば、シート状の基材が巻き付けられた回転ドラムと、堆積体210が形成されたシート状の基材を巻き取る回転ドラムとを設け、収集部6の上をシート状の基材が通過するようにすることができる。この様にすれば、連続的な堆積作業が可能となる。そのため、ファイバ200からなる堆積体210の生産効率を向上させることができる。
制御部7は、駆動部35、電源36、供給部42、原料液制御部43、および電源5の動作を制御する。
制御部7は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備えたコンピュータとすることができる。
またさらに、電界紡糸装置100は、CCDカメラなどの撮影装置8をさらに備えることができる。
撮影装置8は、後述するファイバ200の堆積状態を撮影し、撮影した画像データを制御部7に送信する。制御部7は、受信した画像データに基づいて、電極30の位置、移動方向、移動速度、印加電圧などを制御して、ファイバ200の堆積状態が所定のものとなるようにする。
電極30の位置、移動方向、移動速度、印加電圧などの電極30に関する制御量は、原料液の成分、ノズル20に印加される電圧、ノズル20と収集部6との間の距離などのプロセス条件の影響を受ける。そのため、電極30に関する制御量は、実験やシミュレーションを行うことで決定することが好ましい。
次に、電界紡糸装置100の作用について説明する。
原料液は、表面張力によりノズル20の排出口20aの近傍に留まっている。
電源5は、ノズル20に電圧を印加する。すると、排出口20aの近傍にある原料液が所定の極性に帯電する。図1に例示をしたものの場合には、排出口20aの近傍にある原料液がプラスに帯電する。
収集部6は、接地されているので、ノズル20と収集部6の間に電界が形成される。そして、電気力線に沿って作用する静電力が表面張力より大きくなると、排出口20aの近傍にある原料液が静電力により収集部6に向けて引き出される。引き出された原料液は、引き伸ばされ、原料液に含まれる溶媒が揮発することでファイバ200が形成される。形成されたファイバ200が収集部6の上に堆積することで、堆積体210が形成される。
ここで、引き伸ばされた原料液(ファイバ200)は、ノズル20と収集部6との間の電気力線に沿って作用する静電力により吸引され、収集部6に到達する。そのため、ファイバ200を堆積させる位置、所定の領域における堆積量、堆積させたファイバ200の配向状態などを制御することが難しい。すなわち、ファイバ200の堆積状態の制御が難しい。
そこで、本実施の形態に係る電界紡糸装置100においては、電界制御部3により、ノズルヘッド2と収集部6との間に形成される電界を制御して、ファイバ200の堆積状態を制御するようにしている。
図4は、電極30がノズルヘッド2に近づく方向に移動した場合の等電位線220を例示するための模式図である。
図5は、電極30がノズルヘッド2から離れる方向に移動した場合の等電位線220を例示するための模式図である。
ノズル20と収集部6の間に形成される電界は、電極30と収集部6の間に形成される電界の影響を受けて変化する。この場合、前述したように、電極30には、ノズル20に印加する電圧と同じ極性の電圧が印加されるので、ノズル20から出て収集部6に向かう電気力線と、電極30から出て収集部6に向かう電気力線は反発し合う。すなわち、電極30から出て収集部6に向かう電気力線により、ノズル20と収集部6の間に形成される電界が画される。
そのため、図4に示すように、電極30がノズルヘッド2に近づく方向に移動した場合には、ノズル20から出て収集部6に向かう電気力線が収集部6の中央側方向に曲げられ、ノズル20と収集部6の間に形成される電界が狭められる。この場合、引き伸ばされた原料液(ファイバ200)は、ノズル20と収集部6との間の電気力線に沿って作用する静電力により吸引されるので、収集部6における堆積位置が収集部6の中央側に移動する。
一方、図5に示すように、電極30がノズルヘッド2から離れる方向に移動した場合には、ノズル20から出て収集部6に向かう電気力線が収集部6の外側方向に曲げられ、ノズル20と収集部6の間に形成される電界が拡げられる。この場合、引き伸ばされた原料液(ファイバ200)は、ノズル20と収集部6との間の電気力線に沿って作用する静電力により吸引されるので、収集部6における堆積位置が収集部6の外側に移動する。
そのため、電極30の移動方向、電極30とノズルヘッド2(ノズル20)との間の距離、電極30に印加する電圧などを制御することで、ファイバ200を堆積させる位置、所定の領域における堆積量などを制御することができる。
図6は、ファイバ200を堆積させる位置、および所定の領域における堆積量の制御を例示するための模式図である。
なお、図6は、ノズルヘッド2を上方から見た図である。
図6に示すように、電極30を移動すると、ファイバ200を堆積させる位置が逆方向に移動する。そのため、ファイバ200を堆積させる位置230を移動させることができる。この場合、ファイバ200を堆積させる位置230と堆積時間とにより、所定の領域における堆積量を制御することができる。すなわち、局所的な厚膜化や局所的な薄膜化が可能となる。
図7(a)、(b)は、堆積させたファイバ200の配向状態の制御を例示するための模式図である。
なお、図7(a)は、ノズルヘッド2を上方から見た図である。
前述したように、電極30を移動すると、ファイバ200を堆積させる位置が逆方向に移動する。そのため、図7(a)に示すように、電極30の往復移動を繰り返し行うことで、図7(b)に示すように、堆積させたファイバ200の延びる方向を揃えることができる。ここでは一例として、ノズルヘッド2においては、複数のノズル20が、接続部21を介して本体部22に設けられるようにして配列されているものとする。この場合は、各電極30は複数ノズル20が配列されている方向と交差する方向に往復運動させることができる。この場合、電極30の往復移動は、原料液の排出速度よりも速くする必要がある。
図8(a)、(b)は、堆積させたファイバ200の配向状態の制御を例示するための模式図である。
なお、図8(a)は、ノズルヘッド2を上方から見た図である。
図8(a)に示すように、一方の電極30を往復移動させる方向と、他方の電極30を往復移動させる方向とを変えれば、図8(b)に示すように、複数の方向において、堆積させたファイバ200の延びる方向を揃えることができる。また、両者が重なる領域においては、ファイバ200の編み込みを行うことができる。ここでは一例として、ノズルヘッド2においては、複数のノズル20が接続部21を介して本体部22に設けられるようにして配列されている。この場合は、各電極30は独立して、複数のノズル20が配列されている方向に沿った方向と、複数のノズル20が配列されている方向とは交差する方向に往復運動させることができる。
図9(a)〜(d)は、堆積体210の形態を例示するための模式図である。
なお、図9(a)〜(d)は、堆積体210を上方から見た図である。
前述したように、電界制御部3により、ノズルヘッド2と収集部6との間に形成される電界を制御すれば、ファイバ200の堆積状態を変化させることができる。
例えば、図9(a)に示すように、収集部6の平面形状に合わせて堆積体210を形成することができる。
また、図9(b)、(c)に示すように、収集部6の上に任意の平面形状を有する堆積体210を形成することができる。
また、図9(c)に示すように、収集部6の上に、互いに離隔した複数の堆積体210を形成することができる。
その他、収集部6の上の任意の位置にファイバ200を堆積させたり、ファイバ200を堆積させなかったりすることで、局所的な厚膜化や局所的な薄膜化などを行うこともできる。
また、前述したように、収集部6の上に基材を設けたり、収集部6の上をシート状の基材が移動する場合もある。この様な場合には、基材の形状や寸法に合わせて、任意の形状を有する堆積体210を基材の上に形成することができる。即ち、収集部6上の基材、例えばシート状の基材の上において、任意の位置にファイバ200を堆積させたり、ファイバ200を堆積させなかったりすることで、局所的な厚膜化や局所的な薄膜化などを行うこともできる。
この場合、電界紡糸装置100を停止することなく任意の形状を有する堆積体210を形成することができる。また、収集部6や基材からはみ出すことなく堆積体210を形成することができる。そのため、原料液の消費量の低減や生産性の向上を図ることができる。
図10(a)、(b)は、対向電極37を例示するための模式斜視図である。
図10(a)、(b)に示すように、対向電極37、38a、38bは、収集部6の側面側に設けられている。対向電極37、38a、38bは、電極30と対向している。対向電極37、38a、38bの形状、大きさ、数などには特に限定はない。対向電極37、38a、38bの形状、大きさ、数などは、電極30の数、移動範囲などに応じて適宜変更することができる。
対向電極37、38a、38bは、接地されている。また、図示しない電源により、対向電極37、38a、38bに電極30に印加する電圧と逆極性の電圧を印加するようにしてもよい。この場合、対向電極37、38a、38bに印加する電圧には特に限定はない。ただし、対向電極37、38a、38bに印加する電圧と、収集部6に印加する電圧とが同程度であれば、対向電極37、38a、38bと収集部6との間に放電が生じるのを抑制することができる。また、対向電極37、38a、38bに印加する電圧を変化させれば、ファイバ200の堆積状態の制御に関するバリエーションを増やすことができる。
対向電極37、38a、38bは、導電性材料から形成することができる。対向電極37、38a、38bの材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。対向電極37、38a、38bの材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
また、対向電極37、38a、38bは固定されたものとすることもできるし、所定の方向に移動できるものとすることもできる。例えば、図10(a)に示すように、対向電極37は、X方向およびY方向に移動できるものとすることができる。
また、図10(b)に示すように、収集部6の近傍に設けられた対向電極38aを固定し、より離隔した位置に設けられた対向電極38bを所定の方向に移動できるものとすることもできる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 ノズルヘッドモジュール、2 ノズルヘッド、3 電界制御部、4 原料液供給部、5 電源、6 収集部、7 制御部、8 撮影装置、20 ノズル、21 接続部、22 本体部、30 電極、31 保持部、32 案内部、33 移動部、34 伝導部、35 駆動部、36 電源、37、38a、38b 対向電極、41 収納部、42 供給部、43 原料液制御部、200 ファイバ、210 堆積体、220 等電位線、230 ファイバを堆積させる位置

Claims (9)

  1. 原料液を排出する孔を有し、所定の極性の電圧が印加されるように構成されたノズルヘッドと、
    前記ノズルヘッドに対して、三次元方向に相対的に移動可能に設けられ、前記ノズルヘッドに印加される電圧と同じ極性の電圧が印加されるように構成された電極と、
    を備え
    前記電極の先端は、前記ノズルヘッドの前記原料液を排出する孔が配列される方向とは交差する方向において、前記ノズルヘッドの周囲を回転方向に移動可能に構成されている、
    または、
    前記電極の先端は、前記原料液を排出する孔が配列される方向とは交差する方向を軸として回動し、前記原料液が排出される孔との間隔を変化させるように移動可能に構成されているノズルヘッドモジュール。
  2. 前記電極は、前記ノズルヘッドの側面側に設けられている請求項1記載のノズルヘッドモジュール。
  3. 前記電極は、前記ノズルヘッドと電気的に接続されている請求項1または2に記載のノズルヘッドモジュール。
  4. 前記原料液を排出する孔が延びる方向において、前記電極の先端は、前記ノズルヘッドの先端よりも前記原料液を排出する方向とは反対側の位置にある請求項1〜3のいずれか1つに記載のノズルヘッドモジュール。
  5. 前記電極の先端は、記ノズルヘッドの前記原料液を排出する孔が配列される方向に沿ってさらに移動可能に構成される請求項1〜のいずれか1つに記載のノズルヘッドモジュール。
  6. 前記電極の先端は、前記ノズルヘッドの前記原料液を排出する孔が配列される方向と交差する方向、及び前記ノズルヘッドの前記原料液を排出する孔が配列される方向の少なくとも何れか一方に沿って往復移動することが可能に構成される請求項1〜のいずれか1つに記載のノズルヘッドモジュール。
  7. 前記1〜のいずれか1つに記載のノズルヘッドモジュールと、
    前記ノズルヘッドに前記原料液を供給する原料液供給部と、
    前記ノズルヘッドに前記所定の極性の電圧を印加する電源と、を備えた電界紡糸装置。
  8. 前記電極と対向して設けられ、接地、または前記電極に印加される電圧と逆極性の電圧が印加される対向電極をさらに備えた請求項記載の電界紡糸装置。
  9. 前記対向電極は、移動可能に設けられている請求項記載の電界紡糸装置。
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