JP6426950B2 - 物品載置用什器 - Google Patents

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Description

本発明は、工場や配送センター・販売店等で使用される作業台や商品陳列棚などの物品載置用什器に関する。
工場や配送センター・販売店等で使用される作業台や商品陳列棚などの物品載置用什器として、左右の支柱を利用して前後に棚板(物品載置板)を取付けたものがある。この左右の支柱は、前後面に複数の係止孔をそれぞれ有しており、左右の支柱の前後面の係止孔にブラケットのフックをそれぞれ取付け、左右のブラケットの上面に棚板をそれぞれ取付けている。このブラケットの取付け位置により棚板の高さ調整が可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、工場や配送センター・販売店等では、業務内容が異なり、必要な作業スペースや陳列スペースがそれぞれ異なるため、必要に応じて棚板を左右方向に追加して作業スペースや陳列スペースを増やすことがあった。従来の物品載置用什器にあっては、2つの物品載置用什器を用意して、その2つの物品載置用什器を左右に並列させることで棚板を増設するようになっている。
特開2012−223413号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、このような従来の物品載置用什器にあっては、2つの物品載置用什器を左右に並列させることで棚板を増設しているため、その棚板上で作業を行う場合に、2つの物品載置用什器の相対的なぐらつきが生じ、作業性が悪かった。そこで、左右の棚板を一体的に取付けて物品載置スペースを増やすことができるものが求められていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、既存の物品載置板に対して強固に且つ簡便に増設用の物品載置板を増設できる物品載置用什器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の物品載置用什器は、
床面に自立した複数の支柱が、少なくとも前後のいずれかに係止孔を備え、前記係止孔にはブラケットが係止され、前記複数の支柱に係止されたブラケットにより物品載置板が前記複数の支柱の少なくとも前後のいずれか延びて支持された物品載置用什器であって、
脚部を備えた水平杆が、前記係止孔に係止可能なフック状の係止部を用いて前記支柱の側方に延びて支持され、前記水平杆に増設用の物品載置板が取付けられるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、水平杆は、フック状の係止部により支柱に連結され、脚部及び支柱により支持されており、その水平杆に対して物品載置板が取付けられるため、増設用の物品載置板を既存の物品載置板の自立した支柱を用いて強固に増設できる。また、係止部を支柱の係止孔に係止して水平杆を支持するため、増設用の物品載置板の増設作業が簡便である。
前記係止部は、前記水平杆と別体であり前記係止孔に係止可能なフックを備えた係止具から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、水平杆とフックを備えた係止具とが別体で構成されているため、水平杆を支柱に取付ける作業を容易に行える。
前記支柱の前後面にそれぞれ係止孔が設けられており、前記支柱の前面側及び後面側の係止孔にそれぞれ係止される分割構造の前記係止具を有していること特徴としている。
この特徴によれば、支柱の前面側及び後面側の係止孔にそれぞれ係止される分割構造の係止具を利用しているため、係止具の係止強度が高まる。
前記分割構造の係止具は、前記水平杆の端部により被冠されることで接続固定されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、分割構造の係止具が水平杆の端部により係止具を挟み込むことで、簡単な構造で水平杆を支柱に対し極めて強固に且つ容易に取付けることができる。
前記支柱の前後の係止孔には、前記増設用の物品載置板の側縁を前記水平杆よりも高い位置で支持する前後一対のブラケットが係止されており、前記増設用の物品載置板は、前記水平杆の前記支柱側の下方から挿通される締着手段により前記水平杆に締着されることを特徴としている。
この特徴によれば、増設用の物品載置板の支柱側の側縁における前後側が一対のブラケットにより水平杆よりも高い位置で支持されるとともに、水平杆の下方から増設用の物品載置板を締着手段により締着度合を調整することで、支柱側の側縁における前後側よりも支柱側の側縁における中央部が低くなるように増設用の物品載置板を曲げ調整することが可能となり、当該物品載置板の前後縁から物品が落下することがないようにできる。
物品載置用什器を示す斜視図である。 物品載置用什器を示す分解斜視図である。 (a)は、補助台の天板の裏面側の構造を示す下面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。 係止具の分割構造を示す斜視図である。 第1係止具と第2係止具とを支柱に取付けた状態を示す斜視図である。 第1係止具と第2係止具とに水平杆を接続した状態を示す側断面図である。 水平杆上に補助台の天板を載置した状態を示す側断面図である。 水平杆上に補助台の天板を接続する態様を示す正面断面図である。 長尺ボルトにより天板の支柱近傍の側縁部側を撓曲させた状態を示す側断面図である。
本発明に係る物品載置用什器を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る物品載置用什器につき、図1から図9を参照して説明する。以下、図6及び図7の画面左側を物品載置用什器の正面側(前方側)とし、物品載置用什器を正面側から見て左右側を物品載置用什器の左右側として説明する。
図1に示されるように、工場や配送センター・販売店等には、物品の梱包作業等を行う物品載置用什器1が配置されている。物品載置用什器1は、作業台2に対して補助台11が並列して増設されることで、物品の梱包作業等を行う作業スペースを大きくしたものである。
図1及び図2に示されるように、作業台2は、左右に離間する支柱3,3’と、支柱3,3’の前後面にブラケット5,5,…を介して水平に支持された既設の物品載置板としての天板4,4と、支柱3,3’の前後面における天板4,4よりも上部にブラケット6,6,…を介して支持された棚板7,7と、を備えている。この作業台2は、天板4,4上で物品の梱包作業等を行えるようになっており、棚板7,7上には、梱包作業に用いる備品などを載置できるようになっている。
支柱3,3’は、各下端部に前後に張り出す脚部材8,8を備えており、支柱3,3’が安定的に自立するようになっている。また、支柱3,3’の上端部同士が連結部材9により連結されているとともに、支柱3,3’の下端部同士が正面視矩形状の枠体10により連結され、支柱3,3’同士のぐらつきが補強されている。
また、支柱3,3’の前後面には、左右2列の係止孔3a,3aが上下方向に複数設けられ、この係止孔3a,3a,…にブラケット5,5,…のフックを係止可能となっている。前方側の天板4は、支柱3の左側の係止孔3aに係止されたブラケット5と、支柱3’の右側の係止孔3aに係止されたブラケット5と、に渡って取付けられている(片側のみ図示)。また、後方側の天板4も同様に、支柱3の正面視左側の係止孔3aに係止されたブラケット5と、支柱3’の正面視右側の係止孔3aに係止されたブラケット5と、に渡って取付けられている。
また、このブラケット5,5のフックと反対側の端部は、上方に向けて若干傾斜しており、前後の天板4,4は、支柱3,3’側に低くなるように傾斜している。そのため、天板4,4の前後端から物品が落ちにくくなっている。また、前後の天板4,4の間には、天板4,4の隙間を塞ぐ閉塞部材30が取付けられており、天板4,4の隙間から物品が落下することが防止されている。
図1及び図2に示されるように、補助台11は、支柱3の前後の係止孔3a,3a,…に係止可能な係止部としての係止具12と、一端側が係止具12に接続されて支柱3の側方に水平に延びる水平杆13と、水平杆13の他端側に接続されて支持する脚部としての脚体14と、支柱3の前後の係止孔3a,3a,…に係止可能な前後に延びるブラケット15,15と、水平杆13,脚体14,及びブラケット15,15により支持される増設用の物品載置板としての天板16と、から主に構成されている。
図2に示されるように、水平杆13は、押出形成により形成された断面視矩形状を成す金属製の管材からなる。すなわち、水平杆13は、支柱3側の端部13aと脚体14側の端部13bとが左右方向に連通して開口している。また、この水平杆13は、支柱3側の端部13aに上下に貫通する連通孔13c,13dが形成されている(図8参照)。
また、脚体14は、水平杆13と直交して前後に延びる延設部14aと、延設部14aの前後両端に固定される支持脚部14b,14bと、延設部14aの中央部から支柱3側に突出する凸部14cと、から成る。また、延設部14aには、左右に突出する取付片17,17,…が前後に離間して複数設けられている。
また、補助台11のブラケット15は、支柱3側の端部にフック15aを備えており、係止孔3aに対して係止可能となっている。また、ブラケット15におけるフック15a側の上部には、切欠き15b(詳細には、図6参照)が形成されている。また、ブラケット15の上端には、水平杆13側に折れ曲がる屈曲片15cを有しており、天板16の支柱3側の側縁部31a(図3及び図8参照)の下面を支持できるようになっている。また、図6に示されるように、ブラケット15の上端には、屈曲片15cよりも上方に突起して前後に延びる鉤部15dが形成されている(図6参照)。
また、図2及び図3に示されるように、補助台11の天板16は、作業台2の前後の天板4,4を合わせた形状と平面視で略同一の形状を成す。また、天板16は、周側縁が下方に折り曲げて形成された断面視コ字形状の表面部材31と、表面部材31の裏面側に複数設けられた左右方向に延びる断面視コ字状のリブ32,32,…と、表面部材31の裏面側に設けられ脚体14の延設部14aを固定するための接続部33,33と、を備えている。また、表面部材31における支柱3側の側縁部31aには、前後のブラケット15,15の鉤部15d,15d(図7参照)を係止可能な係止スリット34,34が形成されている。
図2及び図4に示されるように、係止具12は、支柱3の前面側の係止孔3aに係止される第1係止具18と、支柱3の前面側の係止孔3aに係止される第2係止具19と、から成る2分割構造である。以下、図4の左奥側を支柱3側として説明する。
図4に示されるように、第1係止具18は、左右方向に延び側面視L字形状の基部20を備えている。この基部20は、上下に延びる垂直片20aと、垂直片20aの下端から後方に向けて水平に延びる水平片20bと、から成る。この水平片20bには、上下に貫通する貫通孔20c,20dが左右に離間して形成されており、右側の貫通孔20dの上端部には、内周面に雌ネジが形成されたナット24が固着されている。また、基部20の支柱3側の端部には、前方に折れて支柱3の側面と平行に延びる折曲片21が形成されている。この折曲片21の先端部上端には、支柱3側に延び、且つ支柱3の前面側の係止孔3aに係止可能となるように屈曲したフック22を備えている。また、折曲片21の先端部におけるフック22の下方には、支柱3の前面と平行に延びる当接片23が形成されている。
また、図4に示されるように、第2係止具19は、左右方向に延び側面視コ字形状の基部25を備えている。この基部25は、上下に延びる垂直片25aと、垂直片25aの上下端から前方に向けて水平に延びる上部水平片25b及び下部水平片25cと、から成る。上部水平片25b及び下部水平片25cには、上下に貫通する貫通孔26a,26bが左右に離間してそれぞれ形成されている。また、基部25の支柱3側の端部には、後方に折れて支柱3の側面と平行に延びる折曲片27が形成されている。この折曲片27の先端部上端には、支柱3側に延び、且つ支柱3の後面側の係止孔3aに係止可能となるように屈曲したフック28を備えている。また、折曲片27の先端部におけるフック28の下方には、支柱3の後面と平行に延びる当接片29が形成されている。
これら第1係止具18及び第2係止具19は、第1係止具18の基部20が第2係止具19の基部25内に嵌合されることで前後に重なり合うようになっている。詳しくは、図5に示されるように、第1係止具18のフック22を支柱3の前面側の係止孔3aに係止させるとともに、第2係止具19のフック28を支柱3の後面側の係止孔3aに係止させ、第1係止具18及び第2係止具19同士を前後に重ねるようになっている。第1係止具18及び第2係止具19同士が重なった状態にあっては、第1係止具18の基部20と第2係止具19の基部25とが側面視で略矩形状に形成される。また、第1係止具18の貫通孔20c,20dと、第2係止具19の貫通孔26a,26bと、が上下に連通するようになる。
次に、作業台2に対して補助台11を増設する作業について説明する。図5に示されるように、先ず、支柱3の前後面の係止孔3aにおける正面視右側の係止孔3aにブラケット15,15をそれぞれ係止する。ブラケット15,15の屈曲片15c,15cは、その支柱側端部15f,15fよりも、該支柱側端部15f,15fの反対側に位置する先端端部15g,15gが上方に位置するように傾斜している(図6参照)。
次いで、図5に示されるように、ブラケット15,15と上下同列の係止孔3a,3aに対して第1係止具18及び第2係止具19を係止させ、前後に重ね合わせる。このとき、第1係止具18の当接片23と第2係止具19の当接片29とは、ブラケット15,15の切欠き15b,15bの位置にそれぞれ配されブラケット15,15の切欠き上端面15e,15eに当接するとともに、支柱3の前後面にそれぞれ当接するようになる。また、第1係止具18及び第2係止具19は、ブラケット15,15の屈曲片15c,15cよりも低い位置に配置される。また、第1係止具18の折曲片21と第2係止具19の折曲片27とは、支柱3の側面にそれぞれ当接する。
続いて、図2及び図6に示されるように、前後に重なった第1係止具18の基部20と第2係止具19の基部25とに対して、水平杆13の端部13aを外嵌させるように挿通する。これによれば、第1係止具18及び第2係止具19が水平杆13の端部13aにより被冠されることで前後に離間不能に接続される。また、水平杆13の端部13aは、側辺が連続した側面視矩形状を成しているため、水平杆13の端部13aの構造が強くなっており、第1係止具18及び第2係止具19の前後への離間が強固に規制される。また、第1係止具18の基部20及び第2係止具19の基部25と、水平杆13とは、側面視で略矩形状を成すため、水平杆13が第1係止具18及び第2係止具19に対して回転不能となる。また、水平杆13の上面13eは、ブラケット15,15の屈曲片15c,15cにおける先端端部15g,15g側よりも低い位置に配置されている(図6の一点鎖線B参照)。
このように、係止具12を構成する第1係止具18及び第2係止具19が、水平杆13と別体であることから、先ず、第1係止具18及び第2係止具19を支柱3に取付けた後、比較的大きな部材である水平杆13を第1係止具18及び第2係止具19に取付けることができる。そのため、水平杆13を支柱3の側方に接続する作業を容易に行うことができる。
また、支柱3の前面側及び後面側の係止孔3aにそれぞれ係止される第1係止具18及び第2係止具19とから成る分割構造の係止具12を利用しているため、支柱3に対する係止具12の係止強度が高まる。
また、係止具12を構成する第1係止具18及び第2係止具19を前後から水平杆13の端部13aにより挟み込むことで、第1係止具18及び第2係止具19が支柱3を前後から挟持するようになるため、簡単な構造で水平杆13を支柱3に対し極めて強固に且つ容易に取付けることができる。
さらに、第1係止具18の当接片23と第2係止具19の当接片29とは、支柱3の前面または後面にそれぞれ当接するとともに、第1係止具18の折曲片21と第2係止具19の折曲片27とは、支柱3の側面にそれぞれ当接するため、例えば支柱3側を支点として前後に捻じれるような外力に対する水平杆13の強度が向上する。
また、図2に示されるように、水平杆13の端部13bには、延設部14aから支柱3側に突出した凸部14cが挿通されることにより脚体14が接続される。水平杆13の端部13bと凸部14cとは、図示しないボルト等により固定されて強固に接続される。このように、水平杆13は、水平状態に保たれたまま支柱3及び脚体14により支持される。
次に、図2及び図7に示されるように、水平杆13の上方に対して、補助台11の天板16を配置する。詳しくは、天板16の係止スリット34,34に対して、ブラケット15,15の鉤部15d,15dを挿入し、前後に移動しないように係止する。このときには、図7に示されるように、ブラケット15,15の屈曲片15c,15cにおける先端側端部15g,15g側よりも低い位置に配置された水平杆13の上面13eと、天板16の中央のリブ32の下面とが上下に離間した状態となっている。
次いで、図示しないが、天板16の接続部33,33と、脚体14の取付片17,17,…と、をボルト等により接続するとともに、ボルト等により天板16と屈曲片15c,15cとを下面側から固定する。これにより、天板16が水平杆13と脚体14とにより支持される。
前述のように、補助台11の天板16は、作業台2の前後の天板4,4を合わせた形状と平面視で略同一の形状を成すため、前後に隙間が形成されず、美観に優れているとともに、使い勝手もよい。
続いて、図8に示されるように、短尺ボルト36を、水平杆13の連通孔13dと、第2係止具19の下側の貫通孔26bと、該貫通孔26bに連通する第1係止具18の貫通孔20dと、に下方から挿通する。これにより、短尺ボルト36の先端が、第1係止具18の貫通孔20dの上部に設けられたナット24に螺合され、水平杆13,第1係止具18,及び第2係止具19が固定される。
また、図8に示されるように、長尺ボルト37(締着手段)を、水平杆13の下側の連通孔13cと、第2係止具19の下側の貫通孔26aと、該貫通孔26aに連通する第1係止具18の貫通孔20cと、の下方から挿通する。
図8及び図9に示されるように、この長尺ボルト37の先端は、第2係止具19の上側の貫通孔26a’と、水平杆13の上側の連通孔13cと、を貫通して天板16まで到達し、天板16の中央のリブ32に設けられた雌ネジ部35に螺合される。また、このときには、前述のように、第1係止具18の当接片23と第2係止具19の当接片29とが、ブラケット15,15の切欠き上端面15e,15eに当接し、ブラケット15,15が上方へ浮き上がりが防止されている。
これにより、天板16の支柱3近傍の側縁部31a側が水平杆13に引き寄せられて撓曲するようになる(図9参照)。そのため、ブラケット15,15の屈曲片15c,15cに支持された天板16の支柱3側の側縁部31aにおける前後側よりも、水平杆13に固定された天板16の支柱3側の側縁部31aにおける中央部が低くなるため、天板16の前後縁から物品が落下することがないようにできる。尚、この長尺ボルト37の締着度合を調整することで、天板16の撓曲度合を適宜調整できる。
前述のように、水平杆13が第1係止具18及び第2係止具19から構成される係止具12により、支柱3の側方に接続され、この支柱3と脚体14とで支持されている。すなわち、作業台2の天板4,4と補助台11の天板16とを自立した支柱3を兼用して接続することができるため、作業台2の天板4,4に対して補助台11の天板16を強固に増設することができる。そのため、作業台2の天板4,4と補助台11の天板16との相対的なぐらつきが防止され、作業台2及び補助台11での作業性を向上させることができる。また、係止具12を利用して支柱3の係止孔3aに係止することで天板16を支持するための水平杆13を支柱3に接続できるため、補助台11の天板16の増設作業が簡便である。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、支柱3の前後に係止孔3a,3a,…が形成され、支柱3の前後の係止孔3a,3a,…にそれぞれ係止する第1係止具18及び第2係止具19により、支柱3の側方に水平杆13が接続される態様について説明したが、これに限られず、例えば、支柱3の前後のいずれかに係止孔3a,3a,…を形成し、その係止孔3a,3a,…に係止される係止具を用いて、支柱3の側方に水平杆13を接続するようにしてもよい。
また、係止具12は、第1係止具18及び第2係止具19から成る2分割構造に限られず、3つ以上に分割されていてもよい。また、係止部を水平杆13と別部材である係止具12として説明したが、これに限られず、例えば係止部は水平杆13の端部13a側に一体に形成されていてもよいし、支柱3の前後いずれかの係止孔3aに係止するようになっていても構わない。
また、第1係止具18及び第2係止具19は、水平杆13の端部13aにより被冠することで接続固定されていたが、例えば、別部材の連結部材により第1係止具18及び第2係止具19を離間不能に接続した後、水平杆13を接続固定するようにしてもよい。
さらに、水平杆13の端部13aは、側辺が連続した側面視矩形状を成している態様について説明したが、これに限られず、例えば、水平杆が前後に分割され、分割構造の水平杆により、連結された第1係止具18及び第2係止具19を前後から挟み込むように接続してもよい。
また、補助台11の天板16の支柱3近傍の側縁部31a側が水平杆13に引き寄せられて撓曲した態様について説明したが、天板16の上面が水平となっていてもよい。さらに、補助台11の天板16を脚体14とブラケット15とに固定されていたが、これに限られず、ブラケット15の構成を省略してもよい。
また、水平杆13と脚体14とが別部材で構成されている態様について説明したが、水平杆13と脚体14とが一体に形成されていてもよい。
また、作業台2の右側方に補助台11を増設する態様について説明したが、作業台2の両側方に補助台11を増設しても構わない。また、作業台2は、左右に離間して配された支柱3,3’により天板4,4を支持していたが、例えば、1本の支柱3によりその側方に天板4,4を支持した作業台であってもよい。
1 物品載置用什器
2 作業台
3,3’ 支柱
3a 係止孔
4 作業台の天板(既存の物品載置板)
5,6 ブラケット
11 補助台
12 係止具(係止部)
13 水平杆
13a 支柱側の端部
13b 脚体側の端部
14 脚体(脚部)
15 ブラケット
15a フック
16 補助台の天板(増設用の物品載置板)
18 第1係止具
19 第2係止具
22 第1係止具のフック
23 第1係止具の当接片
28 第2係止具のフック
29 第2係止具の当接片
31 表面部材
31a 側縁部
37 長尺ボルト(締着手段)

Claims (5)

  1. 床面に自立した複数の支柱が、少なくとも前後のいずれかに係止孔を備え、前記係止孔にはブラケットが係止され、前記複数の支柱に係止されたブラケットにより物品載置板が前記複数の支柱の少なくとも前後のいずれか延びて支持された物品載置用什器であって、
    脚部を備えた水平杆が、前記係止孔に係止可能なフック状の係止部を用いて前記支柱の側方に延びて支持され、前記水平杆に増設用の物品載置板が取付けられるようになっていることを特徴とする物品載置用什器。
  2. 前記係止部は、前記水平杆と別体であり前記係止孔に係止可能なフックを備えた係止具から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の物品載置用什器。
  3. 前記支柱の前後面にそれぞれ係止孔が設けられており、前記支柱の前面側及び後面側の係止孔にそれぞれ係止される分割構造の前記係止具を有していることを特徴とする請求項2に記載の物品載置用什器。
  4. 前記分割構造の係止具は、前記水平杆の端部により被冠されることで接続固定されるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の物品載置用什器。
  5. 前記支柱の前後の係止孔には、前記増設用の物品載置板の側縁を前記水平杆よりも高い位置で支持する前後一対のブラケットが係止されており、前記増設用の物品載置板は、前記水平杆の前記支柱側の下方から挿通される締着手段により前記水平杆に締着されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の物品載置用什器。
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