JP6426119B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms

Description

本発明は、シートクッションに対するシートバックの傾動を禁止/許可するリクライニング装置に関する。
図5は従来のリクライニング装置の分解斜視図である。尚、この図は、シートの2つの側部のうちの一方の側部のリクライニング装置を示している。
図において、リクライニング装置本体5は、シートクッション側の部材であるシート部材1とシートバック側の部材であるバックレスト3とに接続され、シートバックはシートクッションに対して、回転中心軸Oを中心に傾動可能となっている。
リクライニング装置本体5には、アダプタ7が設けられ、このアダプタ7を回転させることで、リクライニング装置本体5のシートクッション側に取り付けられた部材と、シートバック側に取り付けられた部材との相対回転が禁止/許可され、シートバックの傾動を禁止/許可するようになっている。
アダプタ7には、回転中心軸Oに沿って穴7aが形成され、リクライニング装置本体5と反対側の面には、穴7aの開口に沿って、リクライニング装置本体5と反対方向に延出する複数のつめ7bが形成されている。
アダプタ7のリクライニング装置本体5と反対側には、操作レバー9が配置される。この操作レバー9の中央部には、穴9aが設けられ、穴9aの周縁には、アダプタ7に形成されたつめ7bが係止される被係止部9bが形成されている。アダプタ7のつめ7bと、操作レバー9の被係止部9bとの係止により、アダプタ7と操作レバー9とは一体となって回転する。
尚、操作レバー9とアダプタ7との間には、一端部がアダプタ7に係止され、他端部がシートクッション側の部材であるシート部材1に係止されるスプリング(ねじりコイルばね)13が配置されている。このスプリング13の付勢力により、アダプタ7及び操作レバー9をシートバックの傾動を禁止する方向(初期位置方向)に付勢している。
また、リクライニング装置本体5とアダプタ7との間には、アダプタ7がどの位置(シートバックの傾動を禁止する位置または許可する位置)にあるかを電気的に検出するための指示器15が配置されている。
さらに、伝動ロッド11の一方の端部側は、図に示す一方の側のリクライニング装置の操作レバー9の穴9a、スプリング13,アダプタ7の穴7aを挿通し、リクライニング装置本体5に接続されている。伝動ロッド11の他方の端部側は、図示しない他方の側のリクライニング装置のリクライニング装置本体に接続されている。よって、一方の側部側のリクライニング装置の操作レバー9に加えられた操作力は、伝動ロッド11を介して他方の側部側のリクライニング装置本体へ伝達されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特表2015−500763号公報
しかし、図5に示す構成のリクライニング装置では、アダプタ7のつめ7bは、アダプタ7のリクライニング装置本体5と反対側の面で、穴7aの開口に沿って形成されている。
よって、複数のつめ7bの内側の面積が狭く、穴7aの内側の空間に部品を配置しようとしても、部品のレイアウトが困難であったり、制限されたりする問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、部品のレイアウト性が向上するリクライニング装置を提供することにある。
上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したリクライニング装置は、シートクッションに対するシートバックの傾動を禁止/許可するリクライニング装置本体と、該リクライニング装置本体に設けられ、回転することにより、前記リクライニング装置本体を駆動するシャフトと、前記シャフトと一体回転し、回転中心から径方向に延出する複数のアームを有するブラケットと、前記複数のアームと係合し、前記ブラケットと一体回転する操作ハンドルと、を有し、前記複数のアームのうち、少なくとも1つのアームは他のアームより回転中心からのアーム長が長いことを特徴とする。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明のリクライニング装置によれば、前記ブラケットの複数のアームのうち、少なくとも1つのアームは他のアームより回転中心からのアーム長が長いことにより、ブラケットと操作ハンドルとの間、特にブラケットの内側に配置する部品のレイアウト性が向上する。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
実施形態のリクライニング装置の分解斜視図である。 図1のリクライニング装置本体の分解斜視図である。 実施形態のリクライニング装置の正面図である。 図3の右側面図である。 従来のリクライニング装置の分解斜視図である。
最初に、図1を用いて、本実施形態のリクライニング装置の全体構成を説明する。図1は本実施形態のリクライニング装置の分解斜視図である。
図において、リクライニング装置16のリクライニング装置本体17は、シートクッション側の部材であるロアアームブラケット19と、図示しないシートバック側の部材とに接続され、シートバックはシートクッションに対して、回転中心軸Oを中心に傾動可能となっている。
ここで、図2を用いてリクライニング装置本体17の説明を行う。図2は図1のリクライニング装置本体の分解斜視図である。
これらの図において、シートバック側に設けられるラチェット21は、板材を半抜加工し、一方の面が開放面となった有底円筒状となっている。このラチェット21の内筒面には、円周方向全域に沿って内歯23が形成されている。また、底部21aの中心には、貫通した穴21bが形成されている。
シートクッション側に設けられるベースプレート25も、円板状の板材をプレスにより半抜加工し、一方の面が開放面となった有底円筒状となっている。この有底円筒の底部25aの径は、ラチェット21の外径より若干大きく設定されている。そして、底部25aに、ラチェット21が嵌め込まれ、ベースプレート25とラチェット21とは、回転中心軸Oを中心に相対回転可能となっている。また、ベースプレート25の中心には、貫通した穴25bが形成されている。
そして、ラチェット21の外周部と、ベースプレート25の外周部とは、リング状の外周リング27により挟持され、ラチェット21とベースプレート25とは、回転中心軸O方向に分離されることなく、相対回転可能に保持されている。
ラチェット21の底部21aとベースプレート25の底部25aとが形成する空間には、回転カム31が配置される。回転カム31の中心には、非円形(小判形)の貫通穴31aが形成されている。
ベースプレート25には、回転カム31の径方向外側に位置するように、1つのポール33と2つのポール32とが配置される。ポール33には内歯23と噛合可能な外歯57を有し、ポール32にも内歯23と噛合可能な外歯58を有している。
そして、ベースプレート25の底部25aには、ラチェット21方向に突出し、ポール33、ポール32を相対回転の半径方向に案内するガイド25cが形成されている。よって、ポール33、ポール32は、相対回転の半径方向に移動可能となっている。
また、ポール33と回転カム31とガイド25cの間には、カム34が配置されている。
ポール33の外歯57が形成された面と反対側には、相対回転の半径方向と交差する方向に延出する凹部33cと、フック部33aとが形成されている。ポール32の外歯58が形成された面と反対側には、相対回転の半径方向と交差する方向に延出する凹部32cと、フック部32aとが形成されている。
一方、回転カム31の周部には、ポール33の凹部33c、ポール32の凹部32cに進入可能な3つのフック部31bが形成されている。
ポール33の外歯57が形成された面と反対側の面には、カム34が当接可能なロック面33bが形成されている。このロック面33bは、相対回転の半径方向と交差し、カム34により押されると、ポール33をガイド25cに押しつける力と、外歯57が内歯23に噛合する方向(相対回転の半径方向)にポール33を移動させる力とが発生する面に設定されている。ポール32の外歯58が形成された面と反対側の面には、回転カム31のフック部31bが当接可能なロック面32bが形成されている。
そして、回転カム31が一方の方向(図2において矢印CCW方向)に回転すると、回転カム31のフック部31bがカム34を押接し、カム34はガイド25cとポール33のロック面33bを押接し、ポール33を回転中心軸Oから離れる方向に移動させ、ポール33の外歯57がラチェット21の内歯23に噛合するロック位置となる。さらに、回転カム31のフック部31bがポール32のロック面32bを押接し、ポール32を回転中心軸Oから離れる方向に移動させ、ポール32の外歯58がラチェット21の内歯23に噛合するロック位置となる。
本実施形態例では、ラチェット21の内歯23より底部21a側の内筒面に形成された円周方向に沿った3つの円弧状の大ガイド71と、ポール33のラチェット21の底部21aとの対向面上に半抜き加工により形成された突部73,ポール32のラチェット21の底部21aとの対向面上に半抜き加工により形成された突部74とからなるロック解除保持機構が設けられている。
尚、本実施形態では、ラチェット21の底部21a上には、内筒面に沿って環状段部22が形成され、大ガイド71は環状段部22に連設して形成されている。
回転カム31の非円形の貫通穴31aには、断面形状が非円形(本実施形態では小判形)で、回転カム31と一体となって回転する操作部材77が嵌合している。操作部材77は両端面が開放面となった筒状で、外周面には、外周面の周方向全域に、操作部材77の半径方向に張り出し、ラチェット21の底部21aに当接して、操作部材77がラチェット21の底部21aに対してどの方向にも傾くのを禁止するつば部75が形成されている。また、操作部材77の穴(内筒部)77cの断面形状も非円形(本実施形態では小判形)となっている。本実施形態のつば部75は、操作部材77の外周面の周方向の全域にわたって形成された1つの連続したつばで構成した。
図1に示すように、本実施形態のリクライニング装置は、操作部材77に操作ハンドル等で駆動されるシャフト91が取り付けられる。シャフト91の中間部91aの断面形状は円形状で、一方の端部91bの断面形状は操作部材77の穴77cに嵌合可能な非円形(本実施形態では小判形)で、他方の端部91cの断面形状も非円形(本実施形態では小判形)となっている。そして、シャフト91の一方の端部91bが操作部材77の穴77cに嵌合することにより、シャフト91と操作部材77と一体となって回転するように設定されている。
また、操作部材77は、ベースプレート25の貫通した穴25bから外部に露出するような高さに設定されている。
さらに、シャフト91の中間部91a、他方の端部91cは、ベースプレート25の貫通した穴25bから外部に突出し、外部に突出した中間部91aは後述する操作ハンドルが設けられる。尚、シャフト91の中間部91a、他方の端部91cのベースプレート25からの突出量は、操作部材77の突出量より多くなるように設定されている。
ベースプレート25の外部露出面上であって、取り付け用突部25eよりベースプレート25の中心側には、図示しないスプリング係止用突部が形成されている。
そして、図示しない取り付け用突部が形成されるベースプレート25の外部露出面上には、図2に示すように、長尺のバネ板材を渦巻き状に加工したスパイラルスプリング79が配置される。このスパイラルスプリング79の内端部79aは、操作部材77に外筒部に巻き付けられて係止され、外端部はベースプレート25の図示しないスプリング係止用突部に係止されている。そして、スパイラルスプリング79の付勢力により、回転カム31を介して、ポール33、32はロック位置方向に付勢されている。
更に、ベースプレート25の外部露出面には、スパイラルスプリング79を覆うスプリングカバー101が設けられる。
ここで、図2を用いて、リクライニング装置本体17の作動を説明する。
回転カム31(シャフト91)に操作力を加えていない場合は、スパイラルスプリング79の付勢力により、回転カム31は一方の方向(図においてCCW方向)に回転し、回転カムの31のフック部31bがポール32のロック面32bを押接している。また、回転カム31のフック部31bがカム34を介して、ポール33のロック面33bを押接している。ポール32のロック面32b、ポール33のロック面33bが押されると、外歯58,外歯57が内歯23に噛合する方向(相対回転の半径方向)にポール32、ポール33を移動させる力が発生し、ポール32、ポール33の外歯58、外歯57がラチェット21の内歯23に噛合するロック位置となる。よって、ラチェット21とベースプレート25との相対回転は禁止され、シートバックはシートクッションに対して傾動が禁止された状態(ロック状態)にある。
スパイラルスプリング79の付勢力に抗してシャフト91を回転させ、ポール33がロック位置にある状態から、回転カム31(操作部材77)が他方の方向(図において反CCW方向)に回転すると、回転カム31のフック部31bがポール32の凹部32c、ポール33の凹部33cに進入し、ポール32、ポール33のフック部32a、フック部33aに係合し(凹部32c、凹部33cの相対回転の回転中心側の内壁面を押接して)、ポール32、ポール33を回転中心軸Oに近づく方向へ引き上げ、ポール32、ポール33は外歯58、外歯57とラチェット21の内歯23との噛合が解除されたアンロック位置(アンロック状態)となる。よって、ラチェット21とベースプレート25との相対回転が可能となり、シートバックはシートクッションに対して傾動が許可された状態となる。
シートクッションに対する所望のシートバックの回転角を得た後、シャフト91への操作力を解除すると、回転カム31はスパイラルスプリング79の付勢力により、反時計方向に回転する。
次に、図1、図3、図4を用いてリクライニング装置の全体構成をさらに説明する。図3は本実施形態のリクライニング装置の正面図、図4は図3の右側面図である。
ベースプレート25の外部露出面には、スプリングブラケット111が取り付けられている。スプリングブラケット111には、回転中心軸O方向に突出するスプリング係止部111aが形成されている。スプリング係止部111aを有するスプリングブラケット111は、シートクッション側の部材であるベースプレート25に設けられているので、スプリング係止部111aはシートクッション側に固定されている。
内端部113aがシートクッション側のスプリング係止部111aに係止され、外端部が図示しないシートバックに係止されたスプリング(渦巻きばね)113の付勢力により、シートバックは前傾方向に付勢されている。
シャフト91のベースプレート25から外部に突出した中間部91aには、ブラケット121が固着されている。よって、シャフト91とブラケット121とは一体となって回転する。
ブラケット121は、回転中心軸Oから径方向に延出する第1アーム部121aと、第1アーム部121aと異なる径方向(非直線方向)に延出し、第1アーム部121aよりアーム長が短い第2アーム部121bとを有し、回転平面上で交差する略L字形となっている。さらに、中央部には、シャフト91が挿通する貫通した穴121cを有している。この穴121cの径は、シャフト91の中間部91aの径より若干大きく設定されている。そして、溶接により、シャフト91の中間部91aにブラケット121は固着されている。
第1アーム部121a、第2アーム部121bの端部側には、回転中心軸O方向に沿って、ベースプレート25より離れる方向に折曲された第1折曲部121d、第2折曲部121eがそれぞれ形成されている。第1折曲部121d、第2折曲部121eには、それぞれ外側に突出する第1切り起こし突部121f、第2切り起こし突部121gが設けられている。
ブラケット121には、操作ハンドル123が取り付けられる。具体的には、第1切り起こし突部121f、第2切り起こし突部121gが操作ハンドル123の内部に形成された図示しない被係止部に係止することで取り付けられる。操作ハンドル123はシャフト91側の基部123aと、操作者が握る操作部123bが形成される回転端部を有している。よって、操作部123bによって操作ハンドル123が操作(回転)されると、ブラケット121、シャフト91が一体で回転し、リクライニング装置本体17がアンロック状態となる。尚、本実施形態では、ブラケット121のアーム長が長い第1アーム部121aは、操作ハンドル123の回転端部(操作部123b)に向かって延びている。
そして、第1アーム部121aと第2アーム部121bの内側の空間に、中間部131aがシャフト91の他方の端部91cを巻回し、一方の端部131bが断面形状が小判形のシャフト91の他方の端部91cに係止され、他方の端部131cがロアアームブラケット19のスプリング係止部19a(図1参照)に係止されたスプリング(コイルスプリング)131が配置されている。このスプリング131は、操作ハンドル131が操作者により操作されていない通常位置に戻すためと、シャフト91(ブラケット121、操作ハンドル123)と操作部材77とのガタを吸収するために必要な付勢力が発揮できる大きさとなっている。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) ブラケット121の2つのアームのうち、第1アーム部121aは他のアームである第2アーム部121bよりアーム長が長いことにより、ブラケット121の内側でブラケット121と操作ハンドル123との間に配置する部品のレイアウト性が向上する。
(2) ブラケット121のアーム長が長い第1アーム部121aは、操作ハンドル123の回転端部(操作部123b)に向かって延びているため、第1アーム部121aのアーム長を延ばすのが容易に行える。これは操作ハンドル123は、シャフト91を回転中心として回転する際に操作部123b回転軌跡内には他の部材が配置されることは少ないため 、アーム長を延ばすためのスペース確保が容易に行えるためである。
(3) ブラケット121の2つのアームである第1アーム部121a、第2アーム部121bは回転平面上で交差する略L字形をなしているので、2つのアームが直線形状である場合に比べて、操作ハンドル123に対して複数の方向で当接しているため、ブラケット121の第1切り起こし部121d、第2切り起こし部121eと、操作ハンドル123の被係止部とのガタが小さくなる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、ブラケット121のアームは、2つであってもよいし、3つ以上あってもよい。
また、ブラケット121の第1アーム部121aと第2アーム121bとは、回転平面上で交差する位置関係にあれば、第1アーム部121aと第2アーム121bとが同一直線上に位置する場合に比べて、操作ハンドル123の被係止部とのガタが小さくなる。
さらに、第1切り起こし部121fと第2切り起こし部121gは、一方だけ内側に突出させてもよいし、両方内側に突出させてもよい。
17 リクライニング装置本体
91 シャフト
121 ブラケット
121a 第1アーム部
121b 第2アーム部
123 操作ハンドル

Claims (3)

  1. シートクッションに対するシートバックの傾動を禁止/許可するリクライニング装置本体と、
    該リクライニング装置本体に設けられ、回転することにより、前記リクライニング装置本体を駆動するシャフトと、
    前記シャフトと一体回転し、回転中心から径方向に延出する複数のアームを有するブラケットと、
    前記複数のアームと係合し、前記ブラケットと一体回転する操作ハンドルと、
    を有し、
    前記複数のアームのうち、少なくとも1つのアームは他のアームより回転中心からのアーム長が長いことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記操作ハンドルは、
    前記シャフト側の基端部と、
    前記リクライニング装置本体を駆動するために操作者が操作する操作部が形成される回転端部とを有し、
    前記ブラケットのアーム長が長いアームは、前記回転端部に向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
  3. 前記ブラケットは2つのアームを有し、
    該2つのアームは、回転平面上で交差する位置関係にあることを特徴とする請求項1または2に記載のリクライニング装置。
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