JP6425848B1 - 橋梁の架け替え方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の合成パネル橋梁に比べて、施工性に優れ、現場でのさらなる急速施工が可能となり、構造的にも安定した合成パネル橋梁の架設構造および架設方法を提供する。【解決手段】パネルユニット1は、橋軸方向の主桁2と、主桁2の上面に固定された底鋼板3と、底鋼板3の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数のI形鋼4とを構成要素とし、底鋼板3の上面に床版コンクリート5が一体化されている。パネルユニット1を脚台と橋脚または橋脚間に架設し、橋軸直角方向に複数並列配置して連結する。パネルユニット1の主桁2の端部は上フランジ側の一部が突出部2aとして突出しており、この突出部2aを横桁15の上面に載置する。横桁15を挟んで橋軸方向に連続するパネルユニット1の主桁2の突出部2aどうしをスプライスプレート21、22を介してボルト接合により連結する。【選択図】図11

Description

本発明は、道路橋などの橋梁の架け替え方法における合成パネル橋梁の架設構造および架設方法に関するものである。
橋梁の施工においては、交通規制や施工コストの問題などから急速施工が可能な工法が期待されている。特に、既設橋梁の老朽化に対し床版の架け替えを行う場合には、既設橋梁の周辺も含め、交通規制が必要となることから急速施工の必要性が高い。
例えば、特許文献1には、所要の剛性を有し、かつ製作コストを低減した鋼・コンクリートの合成パネル構造と、その合成パネルを用いて現地工期短縮および施工の単純化を図った合成パネル橋梁の施工方法が記載されている。
特許文献1記載の合成パネルは、底鋼板の下面に間隔をおいて配置した主桁の役割を担う複数の縦桁が固定され、底鋼板の上面には縦桁と直交方向にI形鋼などの形鋼からなりジベルの機能を持たせた横リブが間隔をおいて固定配置され、横リブが埋没するように現場打ちの床版コンクリートが充填された構造のものである。
特開2004−137686号公報
上述のように、特許文献1記載の発明は、鋼・コンクリートの合成床版構造の橋梁の現地工期短縮および施工の単純化を図ったものであり、例えば以下のような効果が述べられている。
横リブで底鋼板を補剛し、かつコンクリートと一体化した高い剛性を有する合成パネル構造であり、合成パネルの縦桁が主桁の役割を担っているため別に主桁を架設する必要がなく架設工程を省略し、しかも桁下の作業足場が不要である、底鋼板は型枠を兼用しているため床版コンクリート打設時に型枠設置の必要がない、そのため、現地での合成パネルの設置作業の工期短縮やコスト削減に大きな効果を奏する。
輸送等の制約から合成パネルを分割する場合においても、縦桁直交方向に分割した分割パネルを中間パネルの底鋼板上面に固定した横リブを介して床版コンクリートの付着で結合しているので、分割パネルの結合作業が底鋼板上から極めて簡単にできると共に完成後に溶接部の疲労欠陥が生じる問題もない。
合成パネルの縦桁を主桁として用い、縦桁端部に横梁を固定したものを橋脚や橋台に設置するのみで極めて短工期、かつ容易にパネル橋梁を構築できる。
特に片側車線を供用しながら既設橋梁を架け替える工法において、分割パネルを用いると既設橋梁の一方の片側車線を供用しながら他方の片側車線分を解体撤去して、支点橋脚間に分割パネルと中間パネルを設置し床版コンクリートを打設して短工期で片側車線毎に橋梁の架け替えを行うことができる。
なお、この特許文献1記載の合成パネルにおいて、合成床版を構成するコンクリートは現場打ちである。
ところで、近年は既設橋梁の老朽化や大型車交通量の増加による床版の劣化が特に深刻である一方、合成桁のRC床版のはつりによる撤去が困難であること、道路橋示方書改訂による設計計算法が現在と異なる(疲労設計の有無など)ことや桁の劣化まで考慮すれば、桁ごと床版を撤去し、桁と床版が一体化となったパネルユニットを使用することで施工性も向上し、橋梁全体の性能を向上させることが可能となる。
本発明は、上述のような背景のもと、特許文献1記載の発明の構造を改良し、施工性に優れ、現場でのさらなる急速施工が可能となり、構造的にも安定した合成パネル橋梁の架設構造および架設方法を提供することを目的としたものである。
本発明は、上下フランジとウェブまたは下フランジとウェブを備えた橋軸方向の主桁と、前記主桁の上面に固定された底鋼板と、前記底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼と、を構成要素とするパネルユニットが橋軸直角方向に複数並列配置されて連結され、前記底鋼板の上面に床版コンクリートが一体化されてなる合成パネル橋梁の架設構造において、前記パネルユニットを構成する主桁の少なくとも一端が、橋脚上に支承を介して設置された橋梁の中間支点部を構成する橋軸直角方向の横桁で支持されており、前記主桁の端部は該主桁の上フランジ側の一部が突出部として残された形で切欠かれた形状となっており、前記突出部が前記横桁の上面に載置された状態で、前記横桁を挟んで橋軸方向に連続するパネルユニットの主桁の突出部どうしがスプライスプレートを介してボルト接合により連結されていることを特徴とするものである。
本発明では中間支点部に横桁を設置し、パネルユニットを構成する主桁の突出部を横桁の上面に載置する構造であり、横桁に主桁を単純に載せるだけでパネルユニットが仮支持されるので、仮支持させた状態でずらすなどの調整も容易であり、またパネルユニットにわずかな製作誤差や施工誤差があった場合にも調整して接合することができる。
例えば特許文献1記載のパネル橋梁構造でも、図29に示されるように、中間支点部において、橋脚上に支承を介して設置された横桁15を利用して主桁2を支持しているが、横桁15の側面に主桁2の端部を添接板41やボルトで剛に接合する構造であるため、主桁2を支持した状態での横桁15と主桁2の仕口部の接合作業に手間がかかり、また製作誤差や施工誤差に対する調整が難しい。
また、本発明では、中間支点部を挟むパネルユニットの主桁の突出部どうしを横桁を跨ぐ形でスプライスプレートを介してボルト接合しており、合成パネル橋梁としての一体性も高い。
床版面の高さをできるだけ低く抑えるためには、横桁の高さとパネルユニットの主桁の突出部の高さとで調整することができる。
また、本発明において、横桁は橋脚上に支承を介して設置されるため、例えば桁ごと床版を撤去して架け替えを行う場合などにおいて、既存の支承を利用したり、あるいは取り外した支承位置に新たな支承を設置するなどして横桁を設置することができる。
また、架け替え時の交通規制を最小限にすることを目的に、架け替え前に現支承位置とは異なる位置に支承用のアンカーホールを事前に削孔し、新規位置に支承を設置して横桁を設置することもできる。
その場合、架け替えで主桁の位置や本数が変わる場合、例えば3主桁から4主桁に変わる場合などでも、支承位置を変えずに、横桁上面の任意の位置にパネルユニットの主桁を架設することができる。
なお、本発明の架設構造は既設橋梁の床版を架け替える場合に限らず、新設の橋梁の施工にも適用することができる。
上述の橋軸直角方向に複数並列配置されるパネルユニットは、全てのパネルユニットが一体化された主桁を有する場合に限らず、一部のパネルユニットについては主桁を有さないパネルユニット、すなわち底鋼板と底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼とを構成要素とするパネルユニットを用いることもできる。
本発明の合成パネル橋梁の架設構造において、中間支点部の構造としては、例えば前述の主桁端部の突出部の下側の切欠部位置に、橋軸と直交する型枠兼用の支圧プレートを設け、横桁を挟む両側の支圧プレート間にコンクリートが打設される構造とすることができる。
本発明の合成パネル橋梁の架設構造において、パネルユニットは底鋼板の上面にあらかじめ床版コンクリートが一体化されたプレキャスト合成床版パネルユニット(以下、「プレキャストパネルユニット」と呼ぶ)とすることができ、その場合、現場打ちコンクリートの作業がわずかとなり、大幅な施工性の向上、工期の短縮が図れる。
床版コンクリートがあらかじめ一体化されていることで、プレキャストパネルユニット自体の重量は大きくなるが、1径間分の主桁を一体化することも可能で、構造的な安定性は高い。
プレキャストパネルユニットを用いた場合も中間支点部については、コンクリートが現場打ちとなるが、合成パネル橋梁の中間支点部配筋構造としては、例えば、横桁を挟む両側の支圧プレート間に打設される中間支点部のコンクリート内の配筋として、床版コンクリートの床版内配力筋を外部に突出させ、横桁の反対側面まで突出させた位置で下方に折り曲げたフック形状とし、このフック形状に折り曲げた部分を、横桁を取り巻く形で配筋された横桁巻立てコンクリート内鉄筋と重ね継手となるように配置するといった構造が考えられる。
このような配筋構造とすることにより、床版どうしの連続化と横桁の定着の効果が期待でき、床版のひび割れに対する抵抗性の向上や横桁巻立てコンクリート量の低減および形状の単純化による型枠設置の作業時間短縮が可能となる。
また、本発明では、鋼構造のパネルユニットを用い、床版コンクリートは場所打ちとしてもよい。その場合は、鋼構造のパネルユニットどうしを接合した後に、床版コンクリートを打設する。
本発明において、パネルユニットがあらかじめ床版コンクリートを一体化したプレキャストパネルユニットの場合の合成パネル橋梁の架設方法では、新設の橋脚または床版と橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に複数の支承を介して橋軸直角方向の横桁を設置する工程と、前記パネルユニットを、前記突出部を前記横桁の上面に載置する形で橋脚間または橋脚と橋台との間に順次橋軸直角方向に複数並列させて架設する工程と、橋軸直角方向に並列させて架設された前記複数のパネルユニットどうしを接続する工程と、前記横桁を挟んで隣接する径間の橋軸方向に連続するパネルユニットの主桁の突出部どうしをスプライスプレートを介してボルト接合により連結する工程とを有することを特徴とする。
この場合、橋軸直角方向に並列させて架設されたパネルユニットどうしの接続部(橋軸直角方向の継手部)には、間詰めコンクリートを打設することで並列するパネルユニットどうしを一体化することができる。なお、その場合、間詰めコンクリート打設部分は下側に主桁を有することで十分な剛性を備えた継手部となっており、上方の軸方向の鉄筋の定着方法は限定されない。
本発明において、床版コンクリートが現場打ちの場合の合成パネル橋梁の架設方法では、新設の橋脚または床版と橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に複数の支承を介して橋軸直角方向の横桁を設置する工程と、前記パネルユニットを、前記突出部を前記横桁の上面に載置する形で橋脚間または橋脚と橋台との間に順次橋軸直角方向に複数並列させて架設する工程と、橋軸直角方向に並列させて架設された前記複数のパネルユニットどうしを接続する工程と、前記横桁を挟んで隣接する径間の橋軸方向に連続するパネルユニットの主桁の突出部どうしをスプライスプレートを介してボルト接合により連結する工程と、前記連結された前記パネルユニットの前記底鋼板の上面に前記床版コンクリートを現場打ちする工程とを有することを特徴とする。
本発明の橋梁の架け替え方法における合成パネル橋梁の架設構造および架設方法は、従来の合成パネル橋梁に比べて、施工性に優れ、現場でのさらなる急速施工が可能となり、構造的にも安定している。
すなわち、本発明では中間支点部に横桁を設置し、パネルユニットを構成する主桁の突出部を横桁の上面に載置する構造としているため、横桁に主桁を単純に載せるだけでパネルユニットを仮支持させることができ、仮支持させた状態で橋軸直角方向、橋軸方向ともにわずかにずらすなどの調整も容易である。また、パネルユニットにわずかな製作誤差や施工誤差があった場合にも調整して接合することができる。
また、本発明では、中間支点部を挟むパネルユニットの主桁の突出部どうしを横桁を跨ぐ形で接合しており、合成パネル橋梁として連続桁構造に対応できる。
床版面の高さをできるだけ低く抑えるためには、横桁の高さとパネルユニットの主桁の突出部の下面の高さとで調整することができる。
本発明において、横桁は橋脚上に支承を介して設置されるため、例えば桁ごと床版を撤去して架け替えを行う場合などにおいて、既存の支承を利用したり、あるいは取り外した支承位置に新たな支承を設置するなどして横桁を設置することができる。
その場合、架け替えで主桁の位置や本数が変わる場合、例えば3主桁から4主桁に変わる場合などでも、支承位置を変えずに、横桁上面の任意の位置にパネルユニットの主桁を架設することができる。
架け替え時の交通規制を最小限にすることを目的に、架け替え前に現支承位置とは異なる位置に支承用のアンカーホールを事前に削孔し、新規位置に支承を設置して横桁を設置することもできる。
パネルユニットを底鋼板の上面にあらかじめ床版コンクリートが一体化されたプレキャストパネルユニットとした場合は、現場打ちコンクリートの作業がわずかとなり、大幅な施工性の向上、工期の短縮が図れる。その場合、プレキャストパネルユニット自体の重量は大きくなるが、パネルユニット内の主桁と床版とが一体化されていることで、構造的な安定性は高い。
本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第1実施形態(床版コンクリートがプレキャストの場合)における施工手順を示した斜視図である。 図1に続く施工手順を示した斜視図である。 図2に続く施工手順を示した斜視図である。 図3に続く施工手順を示した斜視図である。 図4に続く施工手順を示した斜視図である。 図5に続く施工手順を示した斜視図である。 図6に続く施工手順を示した斜視図である。 図7に続く施工手順を示した斜視図である。 図8の状態を異なる方向から示した斜視図である。 第1実施形態の中間支点部における接合構造を示した斜視図である。 (a)は図10に対応する主桁の接合部を床版コンクリートの一部を切欠いて示した上からの斜視図、(b)は図10に対応する主桁の接合部の橋軸直角方向の床版を除いた断面図である。 第1実施形態における中間支点部における施工手順の詳細を示した斜視図である。 図12に続く施工手順を示した斜視図である。 図13に続く施工手順を示した斜視図である。 図14に続く施工手順を示した斜視図である。 図15に続く施工手順を示した斜視図である。 図16に続く施工手順を示した斜視図である。 図17に続く施工手順を示した斜視図である。 図18に続く施工手順を示した斜視図である。 本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第2実施形態(床版コンクリートがプレキャストの場合において、一部のパネルユニットは橋軸方向の主桁を有さない場合)における施工手順を示した斜視図である。 図20に続く施工手順を示した斜視図である。 図21に続く施工手順を示した斜視図である。 図22で用いられるパネルユニットを拡大して示した斜視図である。 図22に続く施工手順を示した斜視図である。 図24で用いられるパネルユニットを拡大して示した斜視図である。 本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第3実施形態(床版コンクリートが現場打ちの場合)の中間支点部における施工手順の詳細を示した斜視図である。 図26に続く施工手順を示した斜視図である。 図27に続く施工手順を示した斜視図である。 図28に続く施工手順を示した斜視図である。 図29に続く施工手順を示した斜視図である。 図30に続く施工手順を示した斜視図である。 図31に続く施工手順を示した斜視図である。 図32に続く施工手順を示した斜視図である。 図33に続く施工手順を示した斜視図である。 先行技術としての特許文献1記載の発明における主桁端部の接合部分の斜視図である。
以下、本発明の具体的な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図9は、本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第1実施形態(床版コンクリートがプレキャストの場合)における施工手順を示したものである。
第1実施形態におけるパネルユニット1は、図8、図9および後述する図10、図11に示すように、1径間(橋台11と橋脚12間、または隣り合う橋脚12間の距離に相当)に相当する長さを有する橋軸方向の主桁2と、主桁2の上面に固定された底鋼板3と、底鋼板3の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼(本実施例ではI形鋼4)と、底鋼板3の上面に打設された床版コンクリート5とを構成要素とするプレキャスト合成パネルユニットである。
このパネルユニット1を橋台11と橋脚12または橋脚12間に架設し、橋軸直角方向に複数並列配置して連結し、橋軸方向にも複数径間架設して行くことで鋼コンクリート合成構造の合成パネル橋梁が構築される。
なお、図示した実施例は、既設橋梁の老朽化に対し橋梁の床版と橋桁の架け替え工事を行う場合を想定した例であり、橋脚12の既設の支承14上に橋軸直角方向の横桁15を設置し、パネルユニット1を構成する主桁2を橋台11上に設置した支承13と橋脚12の横桁15間に架設する構造としている。主桁2の横桁15への架設部分は、主桁2の上フランジ側の一部が突出部2aとして残された形で切欠かれた形状となっており、この突出部2aを横桁15の上面に載置している。
なお、ここでは詳細の説明は省略するが、パネルユニット1を構成する床版コンクリート5の橋軸直角方向の継手面は平面視で凹凸形状に形成されており、前述のI形鋼4が継手面の凹凸形状の凸部から突出しており、橋軸直角方向に隣り合うパネルユニット1どうしのうちの一方のパネルユニット1の継手位置では、凸部およびI形鋼4の端部が底鋼板3の端部より内側に位置しており、他方のパネルユニット1の継手位置では、凸部およびI形鋼4の端部が底鋼板3の端部より外側に張り出している。
そして、一方のパネルユニット1の底鋼板3上に、他方のパネルユニット1の凸部およびI形鋼4の端部の張出し部が載った状態で、双方のパネルユニット1の床版コンクリートの凸部およびI形鋼4の端部が橋軸方向に交互に位置し、橋軸方向にみて双方のI形鋼4の端部オーバーラップした状態で、継手部に間詰めコンクリートが打設される。
継手部で隣接する底鋼板3の端部どうしは、あらかじめ一方のパネルユニット1の底鋼板3の端部に取り付けておいた添接板とボルトなどを介して接合される。
次に、図1〜図9を参照して、本発明が適用される合成パネル橋梁の架設における施工手順を説明すると、以下の通りである。
(1) 横桁15の設置(図1〜図2参照)
既設の床版と橋桁を取り除いた橋台11上に主桁2の配置に応じた支承13を設置する。橋脚12側については、既設の支承14を使用し、支承14の上に、橋軸直角方向の横桁15を設置する。
(2) パネルユニット1aの架設(図3〜図4参照)
パネルユニット1aを構成する主桁2を橋台11上に設置した支承13と橋脚12の横桁15間に架設する。主桁2の横桁15への架設部分は、後に詳述する図10、図11に示すように、主桁2の上フランジ側の一部が突出部2aとして残された形で切欠かれた形状となっており、この突出部2aを横桁15の上面に架設する。
パネルユニット1aは、前述したように、橋軸直角方向の継手部の凹凸形状における凸部およびI形鋼4の端部が底鋼板3の端部より内側に位置している。
(3) パネルユニット1cの架設(図5〜図6参照)
同様に、凸部およびI形鋼4の端部が底鋼板3の端部より内側に位置しているパネルユニット1cを橋台11上に設置した支承13と橋脚12の横桁15間に架設する。
(4) パネルユニット1cの架設(図7〜図9参照)
凸部およびI形鋼4の端部が底鋼板3の端部より外側に張り出しているパネルユニット1cを橋台11上に設置した支承13と橋脚12の横桁15間に架設する。
パネルユニット1bの架設により、パネルユニット1bの両側の凸部およびI形鋼4の端部が両側のパネルユニット1a、1cの底鋼板3上に載る。隣接する底鋼板3どうしは前述のように、添接板とボルトを介して接合することができる。
以上の作業により、橋台11と橋脚12間の1径間の床版パネルの架設が行われる。続く径間についても基本的には同様の手順で架設を行うことができる。
図10〜図11は、第1実施形態の中間支点部における接合構造を示したものである。
主桁2の端部は主桁の上フランジ側の一部が突出部2aとして残された形で切欠かれた形状となっており、突出部2aが横桁15の上面に載置された状態で、横桁15を挟んで橋軸方向に連続するパネルユニット1の主桁2の突出部2aどうしがスプライスプレート21、22を介してボルト接合により連結されている。
なお、図示した例では横桁15の上面に載置される主桁2の突出部2aの下面に架設用下フランジ24を設けて架設部分の応力を分散させている。
本発明では中間支点部に横桁15を設置し、パネルユニット1を構成する主桁2の突出部2aを横桁15の上面に載置する構造であり、横桁15に主桁2の突出部2aを単純に載せるだけでパネルユニット1が仮支持されるので、仮支持させた状態でずらすなどの調整も容易であり、パネルユニット1にわずかな製作誤差や施工誤差があった場合にも調整して接合することができる。
また、本発明では、中間支点部を挟むパネルユニット1の主桁2の突出部2aどうしを横桁15を跨ぐ形でスプライスプレート21、22を介してボルト接合しているため、合成パネル橋梁としての一体性も高い。
本発明の合成パネル橋梁の架設構造において、中間支点部の構造としては、例えば前述の主桁2の端部の突出部2aの下側の切欠部位置に、橋軸と直交する型枠兼用の支圧プレート23を設け、横桁15を挟む両側の支圧プレート23間にコンクリートを打設する。
プレキャストパネルユニット1を用いた場合も中間支点部については、コンクリートが現場打ちとなるが、合成パネル橋梁の中間支点部配筋構造として、図示した例では、横桁15を挟む両側の支圧プレート23間に打設される中間支点部のコンクリート内の配筋として、床版コンクリート5の床版内配力筋を外部に突出させ、それを横桁15の反対側面まで定着長以上突出させた位置で下方に折り曲げたフック状突出部32を、横桁15を取り巻く形で配筋された横桁巻立てコンクリート内鉄筋31と重ね継手となるように配置している(後述する図14〜17参照)。
このような配筋構造とすることにより,横桁15を挟むプレキャストパネルユニット1どうしの連続化と横桁15への定着の効果が期待でき、横桁巻立てコンクリート量の低減および形状の単純化による型枠設置の作業時間短縮が可能となる。
図中、符号25は主桁2のウェブ側面と支圧プレート23との間に複数段に設けた補剛プレート、26は支圧プレート23のコンクリート打設側面に配置したスタッドジベルである。
図12〜図19は、第1実施形態における中間支点部における施工手順の詳細を示したもので、以下の手順で作業を行う。なお、図12〜図19では作図上、横桁15を短く描いている。
(1) 横桁巻立てコンクリート内鉄筋31の配筋(図12〜図13参照)
横桁15の周りに横桁巻立てコンクリート内鉄筋31を配筋する。
(2) プレキャストパネルユニット1の架設(図14〜図15参照)
プレキャストパネルユニット1を構成する主桁2の突出部2aを橋脚の横桁15に架設する。このときプレキャストパネルユニット1を構成する床版コンクリート5の前述した床版内配力筋のフック状突出部32が横桁巻立てコンクリート内鉄筋31と重ね合わされ、後から打設される中間支点部のコンクリート内で重ね継手を形成する。
(3) 隣り合う径間のプレキャストパネルユニット1の架設(図16〜図17参照)
横梁15を挟んで隣り合う径間のプレキャストパネルユニット1を同様に架設する。
(4) 中間支点部のコンクリート33の打設(図18〜図19参照)
横桁15の下フランジおよび支圧プレート23を型枠の一部として中間支点部の型枠を組み、床版コンクリートの上面の高さまで中間支点部のコンクリート33を現場打ちする。
図20〜図25は、本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第2実施形態として、床版コンクリートがプレキャストの場合において、一部のパネルユニットは橋軸方向の主桁を有さない場合における施工手順とパネルユニットの構造を示したものである。
一部のパネルユニットについて、橋軸方向の主桁を有さないパネルユニット1´を用いる点以外は、基本的に第1実施形態と同様である。
(1) 横桁15の設置(図20、図21参照)
既設の床版と橋桁を取り除いた橋台11上に主桁2の配置に応じた支承13を設置する。橋脚12への橋軸直角方向の横桁15の設置については、第1実施形態と同様、既設の支承14を使用し、支承14の上に、橋軸直角方向の横桁15を設置する。
(2) 主桁2を一体化したパネルユニット1の架設(図22、図23参照)
パネルユニット1を構成する主桁2を橋脚12上に設置した横桁15間に架設する。なお、パネルユニット1の片端が横桁15を介さず、直接、橋台または橋脚上の支承上に架設される場合もある。
(3) 主桁2を有さないパネルユニット1´の架設(図24、図25参照)
第2実施形態では、主桁2を有さないパネルユニット1´も用いており、先に架設したパネルユニット1´間に、主桁2を有さないパネルユニット1´に架設して行く。
その他の構成および施工手順は、基本的に第1実施形態と同様であるので、共通する事項の説明は省略する。
図26〜図34は、本発明の合成パネル橋梁の架設構造および架設方法の第3実施形態(床版コンクリートが現場打ちの場合)の中間支点部における施工手順の詳細を示したもので、以下の手順で作業を行う。なお、図26〜図34も作図上、横桁15を短く描いている。
(1) 横桁巻立てコンクリート内鉄筋31の配筋(図26〜図27参照)
横桁15の周りに横桁巻立てコンクリート内鉄筋31を配筋する。
(2) パネルユニット1の架設(図28〜図29参照)
パネルユニット1を構成する主桁2の突出部2aを橋脚の横桁15に架設する。第2実施形態では床版コンクリートは後から現場打ちされるため、パネルユニット1は鋼だけの構造となっている。
(3) 隣り合う径間のパネルユニット1の架設(図30〜図31参照)
横梁15を挟んで隣り合う径間のパネルユニット1を同様に架設する。
(4) 床版コンクリート部分の配筋(図32〜図33参照)
パネルユニット1の底鋼板3およびI形鋼の上に床版コンクリート部分の配筋を行う。
(5) 中間支点部のコンクリート33の打設(図34参照)
横桁15の下フランジおよび支圧プレート23を型枠の一部として中間支点部の型枠を組み、床版コンクリートの上面の高さまで中間支点部のコンクリート33および床版コンクリート34を現場打ちする。
なお、1径間ごとのパネルユニット1の架設は、第1実施形態についての図1〜図9に示したのと同様の施工手順で行うことができる。ただし、第2実施形態では底鋼板3上の床版コンクリートが後施工による現場打ちであるため、パネルユニット1の架設時は床版コンクリートがない状態である。
1…パネルユニット、2…主桁、2a…突出部、3…底鋼板、4…I形鋼、5…床版コンクリート、
11…橋台、12…橋脚、13…支承、14…支承、15…横桁、
21…スプライスプレート(ウェブ側面側)、22…スプライスプレート(フランジ側)
23…支圧プレート、24…架設用下フランジ、25…補剛リブ、26…スタッドジベル、
31…横桁巻立てコンクリート内鉄筋、32…床版内配力筋のフック状突出部、33…中間支点部のコンクリート、34…床版コンクリート、35…配筋

Claims (7)

  1. 既設橋梁の床版および橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に、プレキャスト合成床版パネルユニットを架設して合成パネル橋梁を形成する橋梁の架け替え方法であって、
    前記プレキャスト合成床版パネルユニットは、上下フランジとウェブまたは下フランジとウェブを備えた橋軸方向の主桁と、前記主桁の上面に固定された底鋼板と、前記底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼と、前記底鋼板の上面にあらかじめ一体化された床版コンクリートを構成要素とし、
    前記プレキャスト合成床版パネルユニットを構成する主桁の少なくとも一端は該主桁の上フランジ側の一部が突出部として残された形で切欠かれた形状となっており、
    前記既設橋梁の床版および橋桁を撤去する工程と、
    前記床版および橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に複数の支承を介して橋軸直角方向の横桁を設置する工程と、
    前記プレキャスト合成床版パネルユニットを、前記突出部を前記横桁の上面に載置する形で橋脚間または橋脚と橋台との間に順次橋軸直角方向に複数並列させて架設する工程と、
    橋軸直角方向に並列させて架設された前記複数のプレキャスト合成床版パネルユニットどうしを接続する工程と、
    前記横桁を挟んで隣接する径間の橋軸方向に連続するプレキャスト合成床版パネルユニットの主桁の突出部どうしをスプライスプレートを介してボルト接合により連結する工程と、
    を有することを特徴とする橋梁の架け替え方法
  2. 請求項記載の橋梁の架け替え方法において、前記横桁を挟む両側の支圧プレート間に打設される中間支点部のコンクリート内の配筋として、プレキャストである前記床版コンクリートの床版内配力筋を外部に突出させ、前記横桁の反対側面まで定着長以上突出させた位置で下方に折り曲げたフック形状とし、このフック形状に折り曲げた部分を、前記横桁を取り巻く形で配筋された横桁巻立てコンクリート内鉄筋と重ね継手となるように配置して、コンクリートを打設することを特徴とする橋梁の架け替え方法
  3. 請求項1または2記載の橋梁の架け替え方法において、橋軸直角方向に並列させて架設された前記プレキャスト合成床版パネルユニットどうしの接続部には間詰めコンクリートを打設することを特徴とする橋梁の架け替え方法
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の橋梁の架け替え方法において、橋軸直角方向に複数並列配置されて連結される前記プレキャスト合成床版パネルユニットのうち、一部のプレキャスト合成床版パネルユニットは前記橋軸方向の主桁を有さず、底鋼板と、前記底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼とを構成要素とするプレキャスト合成床版パネルユニットであることを特徴とする橋梁の架け替え方法
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の橋梁の架け替え方法において、前記突出部の下側の切欠部には、橋軸と直交する型枠兼用の支圧プレートが設けられており、前記横桁を挟む両側の支圧プレート間に前記中間支点部を構成するコンクリート打設することを特徴とする橋梁の架け替え方法。
  6. 既設橋梁の床版および橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に、パネルユニットを架設して合成パネル橋梁を形成する橋梁の架け替え方法であって、
    前記パネルユニットは、上下フランジとウェブまたは下フランジとウェブを備えた橋軸方向の主桁と、前記主桁の上面に固定された底鋼板と、前記底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼とを構成要素とし、
    前記パネルユニットを構成する主桁の少なくとも一端は該主桁の上フランジ側の一部が突出部として残された形で切欠かれた形状となっており、
    前記既設橋梁の床版および橋桁を撤去する工程と、
    前記床版および橋桁が撤去された既設の橋脚の上面に複数の支承を介して橋軸直角方向の横桁を設置する工程と、
    前記パネルユニットを、前記突出部を前記横桁の上面に設置する形で橋脚間または橋脚と橋台との間に順次橋軸直角方向に複数並列させて架設する工程と、
    橋軸直角方向に並列させて架設された前記複数のパネルユニットどうしを接続する工程と、
    前記横桁を挟んで隣接する径間の橋軸方向に連続するパネルユニットの主桁の突出部どうしをスプライスプレートを介してボルト接合により連結する工程と、
    前記連結された前記パネルユニットの前記底鋼板の上面に前記床版コンクリートを現場打ちする工程と、
    を有することを特徴とする橋梁の架け替え方法
  7. 請求項6記載の橋梁の架け替え方法において、橋軸直角方向に複数並列配置されて連結される前記パネルユニットのうち、一部のパネルユニットは前記橋軸方向の主桁を有さず、底鋼板と、前記底鋼板の上面に橋軸方向に間隔をおいて配置された複数の形鋼とを構成要素とするパネルユニットであることを特徴とする橋梁の架け替え方法。
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