JP6425447B2 - 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 - Google Patents
建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6425447B2 JP6425447B2 JP2014155497A JP2014155497A JP6425447B2 JP 6425447 B2 JP6425447 B2 JP 6425447B2 JP 2014155497 A JP2014155497 A JP 2014155497A JP 2014155497 A JP2014155497 A JP 2014155497A JP 6425447 B2 JP6425447 B2 JP 6425447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fitting
- opening
- length adjustment
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
図1は、本実施形態に係る建具10を屋外側から視た図である。本実施形態における建具10は、建物100に既に取り付けられていた建具10を構成する既設の部材のうち、脱着が可能な部分を交換するとともに、建物100に固定されている既設の部材を建物100に取り付けたままで、新たな部材を新設して形成するリフォーム用の改装建具10である。
図1に示すように、建具10は、玄関ドア等のドアであり、建物100に形成された開口101に納められる。建具10は、枠としてのドア枠2と、ドア本体4と、建具用額縁1と、を備える。
梁部材111及び左右の柱部材112の内面側には、室内側額縁材114が配置されている。室内側額縁材114は、梁部材111に対してはスペーサ115を介して固定され、右方の柱部材112に対しては直接固定される。
梁部材111及び左右の柱部材112の屋外側には、外装パネル118が配置されている。この外装パネル118の端縁により、開口101の縁としての開口縁102が区画されている。
既設下枠32は、平板状の部材が屈曲して形成されている。既設下枠32は、既設上枠31に対向する位置で、モルタル117の上面に直接固定され、一部がモルタル117に埋め込まれている。
断面方形の部分331、341は、横断面視で方形に構成され、室内側額縁材114の屋外側に当接している。
屈曲部332、342は、断面方形の部分331、341から延びて横断面視でL字状に屈曲する。屈曲部332、342は、内側面部332a、342aと、正面部332b、342bと、を有する。内側面部332a、342aは、柱部材112の開口101における内側面側に沿って配置され、固定される。正面部332b、342bは、内側面部332a、342aから屈曲して柱部材112における建具10の正面側の面に当接する。
なお、既設縦枠33、34の正面部332b、342bは、後述する既設の建具用額縁30に接している。
平板状の部分221は、平坦な面を有し、水平方向に延びてドア本体4の下面に対向する。
立ち上がり部222は、平板状の部分221から上方に向かって起立する部分である。立ち上がり部222は、屋外側の面に下枠パッキン取り付け部22aを有し、上枠21の場合と同様に、シールパッキン91が下枠パッキン取り付け部22aに取り付けられている。
支持部223は、平板状の部分221及び立ち上がり部222と別体に形成されている。支持部223は、断面略L字状の形状を有する。支持部223は、平板状の部分221の下方に配置されている。支持部223は、L字の短辺が平板状の部分221の裏側に対向してボルトで固定され、L字の長辺が段差130における化粧材116にボルトで固定されている。
内額縁25は、内額縁内側面251と、室内側側面部252と、を有する。内額縁内側面251は、屋外側から室内側に向かって水平方向に延びる平板状の面である。室内側側面部252は、内額縁内側面251から垂直方向に屈曲する平板状の面である。内額縁25は、ボルトにより室内側額縁材114に固定されている。
図4に示すように、建具用額縁1は、断面視で略コの字状の形状を有し、建具10の開口101の開口縁102に沿ってドア枠2に取り付けられる直線的な縦長の部材である。上述の通り、開口縁102には、既設の建具用額縁30が取り付けられている。本実施形態における新設の建具用額縁1は、既設の建具用額縁30及び既設ドア枠3を覆うとともに、開口縁102とドア枠2との間の隙間Sを覆うように配置されている。
第1面61、化粧面本体部60及び第2面62は、一枚の板が屈曲して一体に形成されている。
長さ調整部5は、建具用額縁1の内側となる面に形成される複数の溝51を有する。長さ調整部5は、溝51の形成されていない外側の面は、平坦に形成されている。
第1突起811は、長さ調整部5の一方の端部に配置される。第1突起811は、長さ調整部5の延びる方向に沿って外側へ延びる分岐部813を有する。
第2突起812は、第1突起811に間隔を空けて隣接する。第2突起812は、断面視でくの字状に、第1突起811へ向かって屈曲する屈曲部814を有する。第2突起812は、弾性変形が可能である。
第1突起受け部821は、第1突起811を覆うように第1突起811と位置合わせして形成される。第1突起受け部821は、第1突起811の分岐部813を内部に収容する。
第2突起係合部822は、第2突起812の外側を覆うとともに、第2突起812の屈曲部814の下方に係合する凸部823を有する。
図3において、説明の便宜のために長さ調整部5の切断前の長さが破線で示されている。まず、建具用額縁1を、既設の建具用額縁30及び既設ドア枠3を覆うとともに、ドア枠2から開口縁102までの間に形成される隙間Sを覆うようにドア枠2及び開口縁102に当ててみる。開口縁102が形成される外装パネル118の位置は、新設の建具用額縁1を配置する個々の建物100によって様々である。そこで、建具用額縁1の見込み方向に延びる長さ調整部5において、建具用額縁1を設置するのにちょうどよい位置を確認する。
その後、長さ調整部5と化粧面部6とが連結された建具用額縁1を、ドア枠2に取り付ける。具体的には、化粧面部6における第1面61の突出部63を、ドア枠2に対してボルトにより固定し、長さ調整部5の遠位端と外装パネル118との間をシーリング材92で封止する。
第1実施形態では、建具用額縁1を、建物100の開口101に設けられた建具10のドア枠2に取り付け、開口101の開口縁102とドア枠2との隙間を覆うように配置した。また、建具用額縁1を、断面視で略コの字状に形成され、ドア枠2の見付け面の少なくとも一部を覆う化粧面部6と、見込み方向に延びる長さ調整部5と、を含んで構成した。また長さ調整部5を、建具用額縁の長手方向に延びて互いに間隔を空けて形成された複数の溝51を含んで構成し、且つ、化粧面部6に着脱可能に構成した。
次に、第2実施形態における建具用額縁1Aについて、図5を参照して説明する。第2実施形態以降の説明において、特に説明しない点は、第1実施形態における構成及び効果と同様である。また、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて説明する。
第2実施形態によれば、溝51Aが長さ調整部5の外側面に形成されていることにより、第1実施形態と同様の効果に加えて、長さ調整部5を切断する位置を容易に確認することができるという効果を奏する。
次に、第3実施形態における建具用額縁1Bについて、図6を参照して説明する。第3実施形態では、嵌合部8Bの構造が第1実施形態における嵌合部8の構造と異なる。
第3実施形態では、突起部81Bにおける第1突起811B及び第2突起812Bが、同じ形状をしており、両方とも弾性変形する。第3実施形態の第1突起811B及び第2突起812Bは、互いに近づくように屈曲する屈曲部814Bを有し、屈曲部814Bが向かい合うように配置される。
例えば、上記実施形態では、嵌合部8が化粧面部6の第2面側に配置され、化粧面部6と長さ調整部5とが化粧面部6における第2面側で着脱可能に配置されているが、これに限られない。長さ調整部を化粧面部から取り外して切断することができれば、化粧面部の化粧面本体部に嵌合部を配置し、化粧面本体部で化粧面部と長さ調整部とが着脱可能に配置されていてもよい。
2 ドア枠(枠、新設枠)
3 既設ドア枠(既設枠)
5 長さ調整部
6 化粧面部
8 嵌合部
10 建具、改装建具
51 溝
81 突起部
82 受け部
100 建物
101 開口
102 開口縁(縁)
811 第1突起(突起)
812 第2突起(突起)
S 隙間
Claims (3)
- 建物の開口に設けられた建具の枠に取り付けられ、前記開口の縁と前記枠との隙間を覆う建具用額縁であって、
断面視で略コの字状に形成され、
前記枠の見付け面の少なくとも一部を覆う化粧面部と、
見込み方向に延びる長さ調整部と、を備え、
前記長さ調整部は、前記建具用額縁の長手方向に延びて互いに間隔を空けて形成された複数の溝を有し、且つ、前記化粧面部のうち、前記開口の縁側に位置する外側の側面に着脱可能であり、
前記化粧面部及び前記長さ調整部には、互いを連結可能な嵌合部が形成されており、
前記嵌合部は、
前記長さ調整部に形成され、隣接して見付方向に突出する二つの突起を有する突起部と、
前記化粧面部における前記突起部に対向する位置に形成され、前記突起を受ける受け部と、を有し、
前記二つの突起のうち少なくとも一方の前記突起が、前記見込み方向に弾性変形して前記受け部の一部と係合可能な建具用額縁。 - 前記長さ調整部は、平板状である請求項1に記載の建具用額縁。
- 建物の開口に設けられた既設枠と、該既設枠の内周面を覆うように設けられた新設枠と、を備える改装建具であって、
前記新設枠に、前記開口の縁と前記新設枠との隙間を覆う建具用額縁が取り付けられ、
該建具用額縁は、
断面視で略コの字状に形成され、
前記新設枠の見付け面の少なくとも一部を覆う化粧面部と、
見込み方向に延びる長さ調整部と、を備え、
前記長さ調整部は、前記建具用額縁の長手方向に延びて互いに間隔を空けて形成された複数の溝を有し、且つ、前記化粧面部のうち、前記開口の縁側に位置する外側の側面に着脱可能である、改装建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014155497A JP6425447B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014155497A JP6425447B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016033282A JP2016033282A (ja) | 2016-03-10 |
JP6425447B2 true JP6425447B2 (ja) | 2018-11-21 |
Family
ID=55452291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014155497A Active JP6425447B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6425447B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6433819B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2018-12-05 | Ykk Ap株式会社 | 改装用建具 |
JP6781018B2 (ja) * | 2016-11-18 | 2020-11-04 | 株式会社Lixil | カバー部材 |
JP7068208B2 (ja) * | 2019-02-08 | 2022-05-16 | Ykk Ap株式会社 | 額縁 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6212064Y2 (ja) * | 1981-04-17 | 1987-03-25 | ||
JP2587735B2 (ja) * | 1991-07-31 | 1997-03-05 | トステム株式会社 | 窓廻り外壁改装装置 |
JP3892721B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2007-03-14 | 勝広 上條 | 窓のリフォーム構造 |
JP4126410B2 (ja) * | 2002-12-24 | 2008-07-30 | 三和シヤッター工業株式会社 | リフォームドアの化粧額部材及びリフォームドア枠の構造 |
US20080271394A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-06 | Wayne-Dalton Corp. | Frame assembly for the opening of a structure |
-
2014
- 2014-07-30 JP JP2014155497A patent/JP6425447B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016033282A (ja) | 2016-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101816686B1 (ko) | 건축용 외장패널의 설치를 위한 브래킷유닛 및 이를 이용한 건축용 외장패널 조립체 | |
JP6425447B2 (ja) | 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 | |
KR20140022946A (ko) | 건물용 외장 패널 고정용 고정수단 및 그 고정수단을 이용한 외장 패널 시공 방법 | |
KR101751722B1 (ko) | 건축용 외장패널의 고정구조 | |
KR20170000587U (ko) | 판넬 고정시스템 | |
KR101571468B1 (ko) | 단열성과 강성이 우수한 커튼월 및 그 설치방법 | |
JP2015124487A (ja) | カーテンウォール | |
KR101965515B1 (ko) | 거푸집들간 간극 마감구조 | |
KR20130010620A (ko) | 조립식 문틀 커버 | |
JP6265778B2 (ja) | 改修用サッシ | |
KR101717737B1 (ko) | 갱폼용 줄눈틀 | |
KR20120124543A (ko) | 패널 조립구조 | |
KR101857233B1 (ko) | 패널 마감용 클립 브라켓 | |
BE1018283A3 (nl) | Ophoogkader voor inbouwdozen voor elektrisch materiaal. | |
JP6441766B2 (ja) | 側枠の取付構造および側枠の施工方法 | |
JP3171186U (ja) | ルーバー材の背面化粧材 | |
JP2011163095A (ja) | アルミ製改装フェンス | |
KR20090106200A (ko) | 콘크리트패널 정착구 및 이를 포함하는 콘크리트패널구조물 | |
JP7020908B2 (ja) | 改装建具 | |
JP2016033283A (ja) | 建具用額縁、改装建具及び建具用額縁の施工方法 | |
JP7020819B2 (ja) | 浴室窓用窓額縁部材の化粧カバー及び浴室窓の施工方法 | |
KR20180028283A (ko) | 리모델링용 외부 몰딩과 기존 창호 틀을 이용한 리모델링 방법 | |
JP7213706B2 (ja) | 改装建具の施工方法、及び改装建具キット | |
JP2011052499A (ja) | 浴室ユニットの床構造及び床施工方法 | |
KR20110058591A (ko) | 조립식 벽체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170926 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6425447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |