JP6425026B2 - サーマル加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、印判等の加工対象物に印面を形成するサーマル加工機に関する。
サーマル加工機は、多孔質材などの加工対象物にサーマルヘッドを当接させ、それらを相対移動させながらサーマルヘッドの発熱素子を選択的に発熱駆動することで、加工対象物に所望の印面を形成する熱加工処理を行う装置である(例えば、特許文献1参照)。サーマル加工機により印面加工した多孔質材を、ホルダに取り付けられたインク含浸体に装着することで、印判が組み立てられる。近年では、顧客の注文に応じた様々な印面パターンやサイズの印判を加工できる汎用性や、誰もが店頭で加工ができる利便性などがサーマル加工機に求められている。そのため、例えば印判の種類(角型、丸型など)やそれらの加工サイズに適合した複数型式のアタッチメントを予め準備し、多孔質材を設置した専用のアタッチメントをサーマル加工機に装填して印面加工が行われている。
特開2014−43092号公報
上述した従来のサーマル加工機では、様々な種類及び加工サイズ(これらを加工対象物の「タイプ」という。)の加工対象物に印面加工ができる一方で、各タイプに専用のアタッチメントを準備する必要があった。また、ユーザ(印判の発注者や販売店員などを含む)は、複数のアタッチメントのなかから、印面を加工しようとする加工対象物に適合したアタッチメントをその都度選択する必要があり、作業が煩雑であるとともに、誤ったアタッチメントを加工装置に装填してしまう虞もあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、単一のアタッチメントのみを使用して、様々な加工サイズの印面加工に対応可能なサーマル加工機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、ライン状に配置された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印面が形成される加工対象物が設置されるアタッチメントと、前記アタッチメントを内部に搬入し、前記アタッチメントに設置された前記加工対象物と前記サーマルヘッドとを当接させた状態でこれらを相対移動させる搬送手段と、前記搬送手段による前記相対移動を制御しながら前記サーマルヘッドの各発熱素子を選択的に発熱駆動して、前記加工対象物に印面を形成する加工処理を行う制御手段と、を備え、前記アタッチメントの前記加工対象物が設置される側の面には、該面上の任意の位置で前記加工対象物を嵌合可能とし、且つ該加工対象物を検出可能とする複数の検出スイッチが、格子状に直交する各交点位置にそれぞれ配置されている、ことを特徴とするサーマル加工機である。
このようなサーマル加工機によれば、様々なタイプの加工対象物を単一のアタッチメントに設置することができ、汎用性が向上する。また、加工対象物をアタッチメントの任意の位置に設置でき、利便性も向上する。
また、前記加工対象物の前記アタッチメントに設置される側の対角に位置する少なくとも2箇所の隅部には、前記検出スイッチにそれぞれ嵌合する浅孔嵌合部が形成され、前記加工対象物が前記アタッチメントに設置された状態で前記浅孔嵌合部が前記検出スイッチに嵌合することにより該検出スイッチがオンし、オンした前記検出スイッチの位置に基づいて、少なくとも前記アタッチメントにおける前記加工対象物の設置位置を特定することができる。また、前記オンした検出スイッチの位置に基づいて、前記加工対象物の加工サイズを更に特定することもできる。
また、サーマル加工機は、前記加工対象物の前記アタッチメントに設置される側の、前記浅孔嵌合部が形成される少なくとも2箇所の隅部と異なる隅部には、前記浅孔嵌合部よりも深い孔を有して前記検出スイッチに嵌合する深孔嵌合部が形成され、前記加工対象物が前記アタッチメントに設置された状態では、前記深孔嵌合部が嵌合する前記検出スイッチのオフ状態が維持されることが好ましい。
本発明に係るサーマル加工機によれば、単一のアタッチメントのみを使用して、様々な加工サイズの加工対象物に印面を加工することができる。また、現在アタッチメントに設置されている加工対象物の設置状態や加工サイズなどを特定することができる。したがって、高い汎用性及び利便性を兼ね備えたサーマル加工機を提供することができる。
一実施形態によるサーマル加工機の外観図である。 図1のサーマル加工機の概略構成を示すブロック図である。 図1のサーマル加工機に備えられるサーマルヘッドのヘッド面及びその側面を示す二面図である。 加工対象物の例である、角型の多孔質印体の平面図、背面図及び断面図である。 一実施形態によるアタッチメントの平面図及び断面図である。 図5のアタッチメントに多孔質印体が設置された状態を示す平面図及び断面図である。 図5のアタッチメントに様々な多孔質印体が設置された例を示す平面図である。 図5のアタッチメントに様々な多孔質印体が設置された例を更に示す平面図である。 図5の検出スイッチのデータを読み取るための回路例を示すブロック図である。 版下データ、階調画像データ、駆動量データ及び多孔質材断面を例示する図である。 サーマル加工機における印面加工処理を例示するフローチャートである。 サーマル加工機による印面加工動作を説明するための図である。 多孔質印判の組み立てを説明するための平面図、側面図及び断面図である。
図1は、本発明の一実施形態によるサーマル加工機10を示す外観図である。また、図2は、サーマル加工機10の概略構成を示すブロック図である。サーマル加工機10は、様々なタイプの印判の多孔質印体101を加工対象物とし、アタッチメント50に設置された多孔質印体101の表面に印面を形成する装置である。より具体的には後述するが、サーマル加工機10は、サーマルヘッド12と多孔質印体101とを当接させた状態で、これらを相対移動させながらサーマルヘッド12の各発熱素子12aを選択的に発熱駆動して多孔質材を溶融固化することで、多孔質印体101の表面に1ラインずつ印面を熱加工する。ここで「当接」とは、サーマルヘッド12の高さ位置と加工対象物(多孔質印体101)の表面の高さ位置とが一致していることを意味する。サーマルヘッド12からの輻射熱で多孔質材が加熱溶融するのであれば、ミクロの間隙を有してサーマルヘッド12と多孔質材とが対向する状態も「当接」に含まれる。また、樹脂フィルム等を介在させてサーマルヘッド12からの熱が多孔質材に伝導する状態も、概念上「当接」に含まれる。また「相対移動」とは、サーマルヘッド12の位置を固定して多孔質印体101を移動させてもよいし、多孔質印体101の位置を固定してサーマルヘッド12を移動させてもよい。本明細書では、サーマルヘッド12の位置を固定して多孔質印体101を移動させる前者の態様のサーマル加工機10について説明する。
多孔質印判の印面部材である多孔質印体101は、例えば図5などに示されるアタッチメント50に設置される。詳細は後述するが、アタッチメント50の多孔質印体101が設置される側の面には、その任意の位置で多孔質印体101を嵌合可能とし、且つ、多孔質印体101の設置状態を検出可能とする複数の検出スイッチSW11〜SW98が、格子状に直交する各交点位置にそれぞれ配置されている。
図1に示すように、サーマル加工機10の前面部には、ユーザがサーマル加工機10を操作するためのタッチパネル21やテンキー22などが設けられている。タッチパネル21には、例えばサーマル加工機10への操作入力画面や、装置の動作状態(準備完了、アタッチメント装填、データ読取、印字加工、アタッチメント排出、エラーその他)又は現在設置されている多孔質印体101のタイプ(種類及び加工サイズ)などの情報を示す文字などが表示される。また、図示はしていないが、サーマル加工機10の背面部には、インターネットなどのネットワークに接続するための通信用コネクタや電源用コネクタなどが設けられている。
なお、サーマル加工機10は、図示しない外部のパーソナルコンピュータ(PC)や専用の端末装置などに、操作入力や表示などのヒューマンインタフェース機能や、内部の制御装置11の一部の処理機能を持たせて動作するものでもよい。
図2に示すように、制御装置11には、上述のタッチパネル21やテンキー22の他に、サーマルヘッド12を熱駆動する熱駆動手段13、サーマルヘッド12を昇降させる昇降機構14、トレイ15及びアタッチメント50を搬入・搬出させる搬送機構16並びにアタッチメント50に設けられる検出スイッチSW1m、SW2m、SW3m、・・・からデータを読み取る読取回路18などが接続されている。なお、図2には、第m列目(mは任意の整数)の検出スイッチが図示されている。ただし、本実施形態のアタッチメント50には、例えば図5に示される9行×8列の合計72個の検出スイッチSW11〜SW98が設けられており、後述するようにこの読取回路18によって全ての検出スイッチSW11〜SW98の状態(オン・オフデータ)が読み取られ、そのデータが制御装置11に出力されるように構成されている。
また、サーマル加工機10は、アタッチメント50を載置して搬送する手段であるトレイ15を備え、サーマル加工機10内部に設けた搬送機構16が、多孔質印体101及びアタッチメント50を着脱可能な排出位置と、内部の収容位置との間で往復搬送するように構成されている。また、搬送機構16は、多孔質印体101とサーマルヘッド12とを当接させた状態でこれらを相対移動させる手段でもある。
ここで、図3は、サーマルヘッド12のヘッド面及びその側面を示す二面図である。同図に示されるように、サーマルヘッド12のヘッド面(多孔質印体101に当接して印面加工する面)には、ライン状に等間隔に複数の発熱素子12a、12a、・・・が配列されている。発熱素子12a、12aの配列間隔、言い換えると1つの発熱素子12aのサイズは、印面加工の理論上の最小加工画素サイズに相当する。サーマルヘッド12における発熱素子12aのドット密度を、例えば300dpi(dot/inch)程度とすることができる。サーマルヘッド12は、制御装置11の制御の下で、1ラインの加工周期時間内に熱駆動手段13が各発熱素子12a、12a、・・・に対し選択的に電流を流すことで、多孔質印体101に1ラインの印面を形成する。また、サーマルヘッド12は、制御装置11の制御の下で、昇降機構14により加工対象物に接近及び離間する位置に移動制御される。
次に、図4(a)は、加工対象物の一例として角型の多孔質印体101の平面図であり、図4(b)はその多孔質印体101の背面図である。また、図4(c)は、図4(a)及び(b)のIVc−IVc線で切断した場合の多孔質印体101の断面図である。これらの図に示されるように、角型の多孔質印体101は、四角形の囲状の枠体103を備え、この枠体103の上面側の凹部103aにインク含浸体110が装着される。そして、インク含浸体110が装着された凹部103aを塞ぐように、多孔性膜102が、枠体103の上面に張られている。
ここで印体に関して「上面」又は「表面」とは印面が形成される側の面を指し、「下面」又は「裏面(背面)」とは印面が形成される面の反対側の面、つまりアタッチメントに設置される側の面を指す。かかる形状の枠体103は、熱変形が小さい例えば熱可塑性樹脂によりモールド成形される。なお、加工対象の多孔質印体101は、多孔性膜とインクを含浸できる多孔質材とが、枠体103の中に予め2層に充填されるものでもよい。
多孔性膜102の材料は、サーマルヘッド12により表面が加熱溶融し固化できる多孔質材であれば特に限定されない。この多孔質材の原材料として、例えばスチレン系、塩化ビニル系、オレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ウレタン系の熱可塑性エストラマーを用いることができる。多孔性を得るためには、加熱加圧ニーダー、加熱ロール等により、デンプン、食塩、硝酸ナトリウム、炭酸カルシウム等の充填材と原材料樹脂とを混練し、シート状にして冷却後、水又は希酸水にて前記充填材を溶出する。この方法により作製される多孔質材の溶融温度は原材料樹脂と同じである。また、顔料、染料、無機質等の副成分を樹脂に添加することで、多孔質材の溶融温度の調整が可能である。本実施形態による多孔質材の溶融温度は70℃〜120℃である。
多孔性膜102の気孔率及び気孔径は、混練される溶解物質の粒径やそれらの含有量により調整することができる。本実施形態による多孔性膜102の気孔率は50%〜80%であり、気孔径は1μm〜20μmである。多孔性膜102を2層構造にし、下層(後面側)の気孔率を50μm〜100μmとしてもよい。印面加工の対象物である多孔質印体101は、多孔性膜102が枠体103の前面開口の周縁部(前端面)に熱融着されて作成される。
また、サーマルヘッド12を直接、多孔質印体101の表面に接して発熱素子12aを駆動させると、加熱溶融した多孔質材がサーマルヘッド12に溶着し、摩擦力の増大や製版不良を引き起こすという不都合がある。これらの問題を解決するために、多孔質印体101とサーマルヘッド12との間に樹脂フィルム(不図示)を介在させてもよい。このような樹脂フィルムは、多孔質印体101に用いられている多孔質材よりも融点が高い耐熱性や、印面にしわなどを生じさせない低摩擦性及び平滑性を有していることが要求される。この樹脂フィルムとして、例えば、セロハン、アセテート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリ四フッ化エチレン、ポリイミドなどのポリフィルムを用いることができる。このような樹脂フィルムを介在させることにより、多孔質材に発生するしわの防止の他にサーマルヘッド12に残留する余熱の影響も少なくすることができる。
特に図4(b)に示されるように、多孔質印体101の裏面側、つまりアタッチメント50に設置される面側には、四角形の対角線上にある2箇所の隅部に、浅孔嵌合部106a、106bが形成されている。また、同じく多孔質印体101の裏面側には、上記浅孔嵌合部106a、106bと異なる対角線上の2個所の隅部に、深孔嵌合部107a、107bが形成されている。浅孔嵌合部106a、106bは、アタッチメント50の検出スイッチSWnm(ここで、nは、第n行目の検出スイッチを示す例えば1〜9の整数であり、mは、第m列目の検出スイッチを示す例えば1〜8の整数である。)に嵌合した状態で、当該嵌合した検出スイッチSWnmをオンさせる程度の比較的浅い孔106ah、106bhを有している。一方、深孔嵌合部107a、107bは、検出スイッチSWnmに嵌合しても、当該嵌合した検出スイッチSWnmのオフ状態が維持される比較的深い孔107ah、107bhを有している。多孔質印体101の横幅方向における浅孔嵌合部106aの孔106ahと深孔嵌合部107bの孔107bhとの間隔、及び、縦幅方向における浅孔嵌合部106aの孔106ahと深孔嵌合部107aの孔107ahとの間隔は、それぞれ、次に説明する検出スイッチSW11〜S98(例えば図5参照)のピッチの整数倍となっている。
図5を参照して、アタッチメント50及びアタッチメント50に設けられる検出スイッチSW11〜SW98を更に詳細に説明する。なお、ここで、本実施形態のアタッチメント50の「搬送方向」とは、図5における上下方向を指す。特に図5の上方向を、アタッチメント50がサーマル加工機10の内部に向かう「搬入方向」ということがあり、図5の下方向を、アタッチメント50がサーマル加工機10から外部に向かう「搬出方向」ということがある。
図5(a)に示すように、アタッチメント50の本体には、上面50aに対して低く窪んだ位置に平坦な設置面を有する印体設置部51が形成されている。印体設置部51の設置面51aには、当該設置面51a上の任意の位置で多孔質印体101を嵌合可能とし、且つ、多孔質印体101を検出可能とする複数の検出スイッチSW11〜SW98が、格子状に直交する各交点位置にそれぞれ配置されている。図5(b)に示すように、例えば1つの検出スイッチSW91は、設置面51aから突出する円筒部61と、円筒部61内で上下する可動片62とを備える。可動片62は、スプリング63により常時上方に付勢されている。検出スイッチSW91は、通常時にはマイクロスイッチ64がオフであり、可動片62がスプリング63の付勢力に抗して下方に押されると、移動した可動片62の基端部がマイクロスイッチ64をオンするように構成されている。なお、他の検出スイッチも検出スイッチSW91と同一の構造である。
多孔質印体101の裏面の浅孔嵌合部106a、106bの各孔106ah、106bh、及び、深孔嵌合部107a、107bの各孔107ah、107bhは、検出スイッチSW11〜SW98の各円筒部61が挿入して嵌合可能な程度の直径を有している。すなわち、多孔質印体101は、浅孔嵌合部106a、106b及び深孔嵌合部107a、107bが、アタッチメント50の検出スイッチSW11〜SW98の何れかに嵌合し、これにより設置面51aの任意の位置に安定的に設置することができる。
図6(a)は、一例として、多孔質印体101がアタッチメント50の印体設置部51の搬出方向端部中央に設置された状態を示す平面図である。また、図6(b)は、図6(a)のVIb−VIb線で切断した場合の断面図である。多孔質印体101がアタッチメント50の図6(a)に示す位置に設置された状態では、浅孔嵌合部106a、106bが検出スイッチSW92、SW87に嵌合することにより、これら検出スイッチSW92、SW87がオンする。つまり、浅孔嵌合部106a、106bの孔106ah、106bhの底部が、検出スイッチSW92、SW87の各可動片62を下方に移動させ、これらのマイクロスイッチ64がオンする。一方、深孔嵌合部107a、107bの孔107ah、107bhは、浅孔嵌合部106a、106bの孔106ah、106bhよりも深く形成されている。そのため、深孔嵌合部107a、107bが検出スイッチSW82、SW97に嵌合しても、これら検出スイッチSW82、SW97の各可動片62は孔107ah、107bhの底部に接触せず、オフ状態が維持される。
多孔質印体101の対角に位置する浅孔嵌合部106a、106bが嵌合することによりオンした検出スイッチSW92、SW87の各位置に基づいて、アタッチメント50の設置面51a上における多孔質印体101の設置位置を特定することができる。また、オンしている検出スイッチSW92、SW87の各位置を結ぶ対角線Dに基づいて、定型化された多孔質印体101の加工サイズを特定することもできる。更に、オンした検出スイッチSW92、SW87の各位置から特定した多孔質印体101の設置位置と加工サイズとの情報に基づいて、当該多孔質印体101の印面の加工開始位置及び加工終了位置も特定することができる。
なお、アタッチメント50の設置面51aの面積と設置される加工対象物のサイズとの間には一定の制限はあるものの、それらが許容される範囲で、例えば図7(a)、(b)及び(c)に示すように様々な加工サイズの多孔質印体101、101’、101’’を縦横任意の位置に設置することができる。また、図8(a)に例示するようにアタッチメント50の設置面51aの任意の位置に1つの多孔質印体101を設置できるだけでなく、図8(b)に例示するように複数の多孔質印体101、101、101を設置面51aに同時に設置することができる。また、図8(c)に例示するように、サイズが異なる複数の多孔質印体101、101’’’を設置面51aに同時に設置することもできる。
次に、サーマル加工機10に備えられる各制御手段とともに、その動作を説明する。
(スイッチデータ読取手段)
サーマル加工機10の制御装置11は、各検出スイッチSW11〜S98からオン・オフのスイッチ信号を個別に読み取ってもよいし、例えば図9のブロック図に示すように、読取回路18が、検出スイッチSW11〜SW98のオン・オフデータを、スキャン方式で読み取る構成を採用してもよい。
例えば図9のスキャン方式の実施形態によれば、制御装置11が検出スイッチSW11〜SW98の状態を読み取るステップで、読取回路18が検出スイッチSW11〜SW98の行数nに相当する例えば9回の周期的なスキャン信号をスイッチング回路71に出力する。スイッチング回路71は、スキャン信号を受信する毎に(n=1、2、・・・、9)、順次、n行目の検出スイッチSWn1、SWn2、・・・、SWn8に電流を供給する。すなわち、第1回目(n=1)のスキャン信号が出力されると、スイッチング回路71は、第1行目の検出スイッチSW11〜SW18のみに電流を供給し、第2回目(n=2)のスキャン信号が出力されると、スイッチング回路71は、第2行目の検出スイッチSW21〜SW28のみに電流を供給するというように、行数(n=9)回、繰り返し出力先を切り換える。
同時にラッチ回路72には、スキャン信号に同期してセット/リセット信号が入力される。すなわち、第1回目(n=1)のスキャン信号が出力されると、ラッチ回路72は、第1行目の検出スイッチSW11〜SW18の情報を捕捉(ラッチ)し読取回路18に出力する。スキャン信号が立ち下がると、ラッチ回路72が捕捉した情報がリセットされ、次の第2回目(n=2)のスキャン信号が出力されると、同様に第2行目の検出スイッチSW21〜SW28の情報をラッチして読取回路18に出力する。このように読取回路18は、第1行目から第9行目までスキャンして、全ての検出スイッチSW11〜SW98の状態を示すオン・オフデータを読み取っている。
(加工対象物特定手段)
制御装置11に備えられる加工対象物特定手段は、多孔質印体101がアタッチメント50に設置されオンした検出スイッチSWnm、SWn’m’の各位置に基づいて、アタッチメント50の設置面51a上における多孔質印体101の設置位置を特定する。また、加工対象物特定手段は、オンしている検出スイッチSWnm、SWn’m’の各位置を結ぶ対角線Dに基づいて、定型化された多孔質印体101の種類や加工サイズを特定する。
(階調補正手段)
制御装置11にロードされる印面イメージデータは、2値(モノクロ)のビットマップ形式で記憶されている。例えば、印判の印字部分(捺印部)に相当する、いわゆる「黒」の画素値が「1」であり、非印字部分(非捺印部)に相当する、いわゆる「白」の画素値が「0」である。加工しようとする印面パターンを表すこの2値の版下データを「モノクロ画像データ」という。サーマル加工機10における印面加工の基本的な動作は、サーマルヘッド12の発熱素子12a、12a、・・・を選択的に発熱駆動させ、サーマルヘッド12に当接している多孔質印体101の表面を加熱溶融し固化することで、多孔質印体101の表面に多孔性を滅失させた非捺印部を形成することである。したがって、基本的には、制御装置11はモノクロ画像データに従ったオン・オフ制御を行うことで印面を加工することが可能である。
しかし、このような2値のモノクロ画像データに従った単純なオン・オフ制御では、非捺印部の縁の位置でサーマルヘッド12に蓄熱した残留熱が、近隣の捺印部の領域にまで伝導するという問題がある。その結果として、印字の輪郭部分の多孔性(インクの浸透性)が一部失われ、印字の輪郭が本来の画像データよりも狭くなる又は変形する等の不都合が生じる場合があった。そのような印字の変形を防ぐため、本実施形態においては、制御装置11が、モノクロ画像データを例えば8ビット(256階調)の階調を有する階調画像データに補正する階調補正手段を備えている。
階調補正手段は、例えば図10に示すようにモノクロ画像データの印字部分(捺印部)と非印字部分(非捺印部)との境界領域(白黒の値が反転する領域)で画素値が段階的に単調変化するように補正した階調画像データを作成する。なお、ここでいう「単調変化」には、モノクロ画像データに基づいて階調画像データが非線形に補正される場合も含まれる。
(駆動量変換手段)
制御装置11に備えられる駆動量変換手段は、補正された1ラインごとの階調画像データを、サーマルヘッド12の各発熱素子の駆動量のデータに変換する。このとき、駆動量変換手段は、発熱素子の駆動量を算出するに際して、発熱素子の駆動量と多孔性(インクの浸透性)との間の非線形な相関特性を考慮してもよい。
ここで、多孔性を定量的に示す指標であるインクの浸透比率を、熱加工する前の初期の多孔質材の気孔率を1(100%)とし、最大駆動量Dqmaxで発熱素子を駆動して熱加工した後の多孔質材の気孔率を0(0%)として標準化した場合の比率として定義することができる。多孔質材は、加熱溶融に伴い若干収縮し及び熱伝導率等が変化するため、発熱素子の駆動量とインクの浸透比率とは必ずしも比例しない。そのため、予め実験等で測定された発熱素子の駆動量とインクの浸透比率との非線形な相関特性データを、制御装置11の記憶手段に予め記憶しておくことが好ましい。
なお、上述の階調補正手段が、発熱素子の駆動量とインクの浸透比率と間の上述の非線形な相関特性を考慮して、階調画像データを作成してもよい。
(加工制御手段)
次に、制御装置11に備えられる加工制御手段による印面加工処理を説明する。ここで、図11は、加工制御手段による印面加工処理を例示するフローチャートである。また、図12は、サーマル加工機10の印面加工動作を説明するための図である。なお、加工制御手段は、次に説明する搬送制御手段、昇降制御手段及び発熱駆動制御手段を含んでいる。
まず、ユーザ(印判の発注者や販売店員などを含む)は、印面を加工しようとする多孔質印体101をアタッチメント50の任意の位置に設置する。そして、タッチパネル21などを介してトレイ15の排出操作が行われると(ステップS11)、搬送制御手段が搬送機構16を制御して、トレイ15を図12(a)に示される排出位置に搬送する(ステップS12)。そして、ユーザは、排出されたトレイ15に、多孔質印体101が設置されたアタッチメント50を装填する。なお、ユーザは、アタッチメント50をトレイ15に装填した後に、多孔質印体101をアタッチメント50に設置してもよいし、既にトレイ15に装填されているアタッチメント50に対して、多孔質印体101を設置してもよい。
そして、タッチパネル21などを介して搬入操作が行われると(ステップS13)、搬送制御手段が搬送機構16を制御して、アタッチメント50の搬入動作を開始させる。アタッチメント50を原点方向に搬送する搬入工程において、例えば図12(b)で示される搬入位置で、制御装置11のスイッチデータ読取手段が、読取回路18を介して、検出スイッチSW11〜98の状態を示すオン・オフデータを読み取る(ステップS15)。
次のステップS16では、上述したスイッチデータ読取手段で読み取られた検出スイッチSW11〜98からのオン・オフデータから、多孔質印体101のアタッチメント50への設置状態が検査される。制御装置11は、検出スイッチSW11〜98のうち、少なくとも2個の検出スイッチがオン状態であると認識すると、多孔質印体101がアタッチメント50に正しく設置されていると判断する(ステップS16:YES)。検出スイッチSW11〜98の何れもオフであるとき、又は、1個ないしは奇数個の検出スイッチがオンしている場合には、多孔質印体101がアタッチメント50に設置されていないか、又は正しく設置されていないと判断する(ステップS16:NO)。その場合には、タッチパネル21などにエラーが表示され(ステップS17)、トレイ15が排出位置に戻される(ステップS12)。これにより、ユーザに、多孔質印体101のアタッチメント50への設置を促すことができる。
次のステップS18では、上述した加工対象物特定手段が、オン状態の検出スイッチSWnm、SWn’m’の各位置に基づいて多孔質印体101の設置位置や種類を特定する。また、加工対象物特定手段は、オン状態の検出スイッチSWnm、SWn’m’の各位置を結ぶ対角線の長さに基づいて多孔質印体101の加工サイズを特定する。
ステップS18で特定された情報は、サーマル加工機10のタッチパネル21などに表示されてもよい。続くステップS19では、サーマル加工機10にロードされている印面イメージデータのタイプ情報と、検出スイッチSWnm、SWn’m’から特定されたタイプ情報との整合性が判断される。もし、これらの情報に整合性がなければ(ステップS19:NO)、タッチパネル21などにエラーが表示され(ステップS20)、トレイ15が排出位置に戻される(ステップS12)。これにより、ユーザに操作のやり直しを促すことができる。このように、加工を開始する前に、多孔質印体101と印面イメージデータのミスマッチなどを発見でき、間違った多孔質印体101の設置や加工操作ミスなどを事前に防止することができる。
搬送制御手段が更にトレイ15を搬入し、図12(c)で示される最奥の位置では、アタッチメント50の端部が原点センサ19をオンし、これにより搬送における原点が検出される(ステップS21)。そして、その原点位置で、搬送制御手段がアタッチメント50の搬入動作を一旦停止する(ステップS22)。
次に、加工制御手段は、特定した多孔質印体101の設置位置と整合性が得られたタイプ情報とに基づいて、印面の加工開始位置と、加熱高さ位置とを決定する(ステップS23)。そして、搬送制御手段が搬送機構16を制御して、多孔質印体101を加工開始位置に搬送する(ステップS24)。多孔質印体101が加工開始位置に搬送された後、昇降制御手段が昇降機構14を制御して、サーマルヘッド12を加熱高さ位置に下降させる(ステップS25)。図12(d)に示されるように、この段階で、サーマルヘッド12が多孔質印体101の加工開始位置表面に当接する。
次のステップS26では、発熱駆動制御手段が1ラインの駆動量データに従って熱駆動手段13をPWM制御し、サーマルヘッド12の発熱素子12a、12a、・・・を選択的に発熱駆動する。これにより多孔質印体101が1ラインだけ熱加工される。そして、ステップS27において、搬送制御手段が搬送機構16を制御して、多孔質印体101を搬出方向(図12(d)の矢印方向)へ1ライン幅だけ移動させる。ステップS26とステップS27の処理が繰り返されることにより、多孔質印体101を1ラインずつ印面加工する。そして、ステップS28の判断で最終ラインの加工が終了したとき(図12(e))、昇降制御手段が昇降機構14を制御してサーマルヘッド12を待機位置まで上昇させ、搬送制御手段が搬送機構16を制御してトレイ15を排出位置に搬送する(ステップS29)。
ユーザは、排出されたトレイ15からアタッチメント50を取り出し、印面が加工形成された多孔質印体101を得ることができる。なお、ユーザは、アタッチメント50をトレイ15に装填した状態、つまり、アタッチメント50をトレイ15から取り出さずに、加工済みの多孔質印体101を得てもよい。そして、図13に示すように、多孔質印体101に装着されているインク含浸体110にインクを含浸させ、ホルダ112を取り付けることにより、ユーザは注文に応じた独自の印面パターンを有する多孔質印判100を組み立てることができる。
11 制御装置
12 サーマルヘッド
12a 発熱素子
13 熱駆動手段
14 昇降機構
15 トレイ
16 搬送機構
18 読取回路
19 原点センサ
21 タッチパネル
22 テンキー
50 アタッチメント
51 印体設置部
51a 設置面
61 円筒部
62 可動片
63 スプリング
64 マイクロスイッチ
71 スイッチング回路
72 ラッチ回路
100 多孔質印判
101 多孔質印体
102 多孔性膜
103 枠体
106a、106b 浅孔嵌合部
107a、107b 深孔嵌合部
110 インク含浸体
112 ホルダ
D 多孔質印体の対角線
SW11〜SW98 検出スイッチ

Claims (5)

  1. ライン状に配置された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
    印面が形成される加工対象物が設置されるアタッチメントと、
    前記アタッチメントを内部に搬入し、前記アタッチメントに設置された前記加工対象物と前記サーマルヘッドとを当接させた状態でこれらを相対移動させる搬送手段と、
    前記搬送手段による前記相対移動を制御しながら前記サーマルヘッドの各発熱素子を選択的に発熱駆動して、前記加工対象物に印面を形成する加工処理を行う制御手段と、を備え、
    前記アタッチメントの前記加工対象物が設置される側の面には、該面上の任意の位置で前記加工対象物を嵌合可能とし、且つ該加工対象物を検出可能とする複数の検出スイッチが、格子状に直交する各交点位置にそれぞれ配置されている、ことを特徴とするサーマル加工機。
  2. 前記加工対象物の前記アタッチメントに設置される側の対角に位置する少なくとも2箇所の隅部には、前記検出スイッチにそれぞれ嵌合する浅孔嵌合部が形成され、
    前記加工対象物が前記アタッチメントに設置された状態で前記浅孔嵌合部が前記検出スイッチに嵌合することにより該検出スイッチがオンし、オンした前記検出スイッチの位置に基づいて、少なくとも前記アタッチメントにおける前記加工対象物の設置位置が特定される、請求項1に記載のサーマル加工機。
  3. 前記オンした検出スイッチの位置に基づいて、前記加工対象物の加工サイズが更に特定される、請求項2に記載のサーマル加工機。
  4. 前記加工対象物の前記アタッチメントに設置される側の、前記浅孔嵌合部が形成される少なくとも2箇所の隅部と異なる隅部には、前記浅孔嵌合部よりも深い孔を有して前記検出スイッチに嵌合する深孔嵌合部が形成され、
    前記加工対象物が前記アタッチメントに設置された状態では、前記深孔嵌合部が嵌合する前記検出スイッチのオフ状態が維持される、請求項2又は3に記載のサーマル加工機。
  5. 前記アタッチメントには、同一又は異なる加工サイズの前記加工対象物が、同時に複数設置可能である、請求項1〜4の何れか1項に記載のサーマル加工機。
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