JP6399308B2 - サーマル加工機 - Google Patents
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Description
なお、サーマル加工機10は、図示しない外部のパーソナルコンピュータ(PC)や専用の端末装置などに、操作入力や表示などのヒューマンインタフェース機能や、内部の制御装置11の一部の処理機能を持たせて動作するものでもよい。
また、本明細書において「幅方向」とは、搬送方向に直交する方向をいう。図5によれば、印体設置部51の基準壁面51aは、搬送方向に直交している(つまり、基準壁面51aの法線が搬送方向の直線に一致している。)。また、各側壁面51bと基準壁面51aとは、直交して形成されている。
また、アダプタ部材120が、アタッチメント50の幅方向中心に向けて互いに間隔が狭められるように傾斜する2つの当接面123l、123rを有している。対称形の2つの当接面123l、123rが、多孔質印体101の2つの角部に均等に当接することで、多孔質印体101を保持する安定性が向上する。また、アダプタ部材120をコンパクトに形成することができる。
また、外形寸法が定型化されている加工対象物のタイプ(種類及び加工サイズ)と、加工対象物を保持するアダプタ部材120の嵌合位置(被嵌合溝54、54、・・・)との関係は1対1となっており、アダプタ部材120の嵌合位置を検出することで、定型化された加工対象物の外形寸法の他に、その種類(角型か丸型かなど)、加工サイズ、加工開始位置、加熱高さ位置などを特定することもできる。
制御装置11にロードされる印面イメージデータは、2値(モノクロ)のビットマップ形式で記憶されている。例えば、印判の印字部分(捺印部)に相当する、いわゆる「黒」の画素値が「1」であり、非印字部分(非捺印部)に相当する、いわゆる「白」の画素値が「0」である。加工しようとする印面パターンを表すこの2値の版下データを「モノクロ画像データ」という。サーマル加工機10における印面加工の基本的な動作は、サーマルヘッド12の発熱素子12a、12a、・・・を選択的に発熱駆動させ、サーマルヘッド12に当接している多孔質印体101の表面を加熱溶融し固化することで、多孔質印体101の表面に多孔性を滅失させた非捺印部を形成することである。したがって、基本的には、制御装置11はモノクロ画像データに従ったオン・オフ制御を行うことで印面を加工することが可能である。
制御装置11に備えられる駆動量変換手段は、補正された1ラインごとの階調画像データを、サーマルヘッド12の各発熱素子の駆動量のデータに変換する。このとき、駆動量変換手段は、発熱素子の駆動量を算出するに際して、発熱素子の駆動量と多孔性(インクの浸透性)との間の非線形な相関特性を考慮してもよい。
なお、上述の階調補正手段が、発熱素子の駆動量とインクの浸透比率と間の上述の非線形な相関特性を考慮して、階調画像データを作成してもよい。
制御装置11に備えられる加工対象物特定手段は、アタッチメント50におけるアダプタ部材120の相対位置に基づいて、加工対象物のタイプを特定する。ここで、図11に例示するように、アタッチメント50の搬送方向における読取センサ18S、18Dと原点センサ19との距離D0は固定である。加工対象物特定手段は、アタッチメント50を原点方向に搬送する工程において、読取センサ18S、18Dがアダプタ部材120のフランジ部121を検出した位置から、原点センサ19がトレイ15又はアタッチメント50の端部を検出する位置までの搬送距離D1を測定し、これらの距離の差分D0−D1を演算することで、アタッチメント50におけるアダプタ部材120の相対位置Dpを得ることができる。
また、原点センサ19としては、トレイ15の端部が接触することによってオンする機械式のスイッチセンサや、その端部による光の遮断又は反射を感知する光センサを用いることができる。
次に、制御装置11に備えられる加工制御手段による印面加工処理を説明する。ここで、図13は、加工制御手段による印面加工処理を例示するフローチャートである。また、図14は、サーマル加工機10の印面加工動作を説明するための図である。なお、加工制御手段は、次に説明する搬送制御手段、昇降制御手段及び発熱駆動制御手段を含んでいる。
図16は、他の実施形態によるアタッチメント60の平面図である。アタッチメント60の本体には、上面60aに対して低く窪んだ位置に平坦な設置面61eを有する印体設置部61が形成されている。印体設置部61は、搬送方向に直交し、互いに平行な面を有する基準壁面61a及び対向壁面61cと、これら壁面61a、61cに直交する側壁面61b、61bとを有する、平面視四角形の溝部である。
12 サーマルヘッド
12a 発熱素子
13 熱駆動手段
14 昇降機構
15 トレイ
16 搬送機構
18S、18D 読取センサ
19 原点センサ
21 タッチパネル
22 テンキー
50 アタッチメント
51 印体設置部
51a 基準壁面
51b 側壁面
51e 設置面
52 スリット孔
54 被嵌合溝
100 多孔質印判
101 多孔質印体
102 多孔性膜
103 枠体
120 アダプタ部材
121 フランジ部
122l、122r 保持部
123l、123r 当接面
Claims (10)
- ライン状に配置された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印面が形成される加工対象物がアダプタ部材を介して設置されるアタッチメントと、
前記アタッチメントを内部に搬入し、前記アタッチメントに設置された前記加工対象物と前記サーマルヘッドとを当接させた状態でこれらを相対移動させる搬送手段と、
前記搬送手段による前記相対移動を制御しながら前記サーマルヘッドの各発熱素子を選択的に発熱駆動して、前記加工対象物に印面を形成する加工処理を行う制御手段と、を備え、
前記加工対象物が、前記アタッチメントに形成された基準面と前記アダプタ部材に形成された傾斜面との間で挟持される、ことを特徴とするサーマル加工機。 - 前記アダプタ部材の前記傾斜面が、前記アタッチメントの幅方向中心に向けて互いに間隔が狭められるように傾斜する2つの当接面からなる、請求項1に記載のサーマル加工機。
- 前記制御手段が、前記アタッチメントにおける前記アダプタ部材の相対位置に基づいて、前記加工対象物のタイプを特定する、請求項1又は2に記載のサーマル加工機。
- 前記アタッチメントには、幅方向中央位置で搬送方向に延びるスリット孔が形成され、このスリット孔を介して前記アダプタ部材を検出する光センサにより、前記アタッチメントにおける前記アダプタ部材の相対位置が検出される、請求項3に記載のサーマル加工機。
- 前記アダプタ部材の両端部が前記アタッチメントの所定位置で嵌合する、請求項1〜4の何れか1項に記載のサーマル加工機。
- 前記アダプタ部材の両端部が嵌合する前記アタッチメントの前記所定位置に、対応する加工対象物のタイプを示すタイプコードが印刷されている、請求項5に記載のサーマル加工機。
- ライン状に配置された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印面が形成される加工対象物が設置されるアタッチメントと、
前記アタッチメントを内部に搬入し、前記アタッチメントに設置された前記加工対象物と前記サーマルヘッドとを当接させた状態でこれらを相対移動させる搬送手段と、
前記搬送手段による前記相対移動を制御しながら前記サーマルヘッドの各発熱素子を選択的に発熱駆動して、前記加工対象物に印面を形成する加工処理を行う制御手段と、を備え、
前記アタッチメントには、前記加工対象物が設置された状態で、該加工対象物の一の側面が当接する壁面を有する設置部が形成され、
前記設置部には、前記加工対象物の前記一の側面とは反対側の面に向けて弾性的に付勢され、該反対側の面に当接して該加工対象物を保持する、少なくとも1つの保持体が備えられている、ことを特徴とするサーマル加工機。 - 前記設置部には、前記加工対象物の前記反対側の面に直交する他の側面に向けて弾性的に付勢され、該他の側面に当接して該加工対象物を保持する第2の保持体が更に備えられている、請求項7に記載のサーマル加工機。
- ライン状に配置された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印面が形成される加工対象物が設置されるアタッチメントと、
前記アタッチメントを内部に搬入し、前記アタッチメントに設置された前記加工対象物と前記サーマルヘッドとを当接させた状態でこれらを相対移動させる搬送手段と、
前記搬送手段による前記相対移動を制御しながら前記サーマルヘッドの各発熱素子を選択的に発熱駆動して、前記加工対象物に印面を形成する加工処理を行う制御手段と、を備え、
前記アタッチメントには、寸法が異なる前記加工対象物の一の側面にそれぞれ適合する幅を有して階段状に広くなる、複数の段溝を有する設置部が形成され、
前記加工対象物が、該加工対象物に適合する何れかの前記段溝に嵌合し、前記一の側面が該段溝の基準壁面に当接した状態で前記アタッチメントに設置され、
前記設置部には、前記加工対象物の前記一の側面とは反対側の面に向けて弾性的に付勢される保持体が備えられている、ことを特徴とするサーマル加工機。 - 前記制御手段が、前記アタッチメントにおける前記保持体の位置に基づいて、前記加工対象物のタイプを特定する、請求項7又は9に記載のサーマル加工機。
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JP2015031763A JP6399308B2 (ja) | 2015-02-20 | 2015-02-20 | サーマル加工機 |
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